JP3382293B2 - 電話交換システムの端末装置の表示制御方法 - Google Patents

電話交換システムの端末装置の表示制御方法

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JP3382293B2
JP3382293B2 JP10356193A JP10356193A JP3382293B2 JP 3382293 B2 JP3382293 B2 JP 3382293B2 JP 10356193 A JP10356193 A JP 10356193A JP 10356193 A JP10356193 A JP 10356193A JP 3382293 B2 JP3382293 B2 JP 3382293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムに係
り、特にディーリングシステムに好適な端末装置の消費
電力の節減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話交換システムに収容される多
数の回線状態を表示する手段を有する端末装置、例えば
ディーリングシステムの端末装置は、電源の開閉を機械
的スイッチによって行う方式を採用しており、電源を断
にした状態では完全に電源が遮断され端末装置の制御機
能が完全に停止する方式である。このような従来の端末
装置では、電源が断状態のときには交換機から通知され
るの回線状態通知をも受信できなくなっており、電源の
再投入時に最新の回線状態を表示できない。また、電源
の再投入時に最新の回線状態を表示できるようにするた
めには、電源の再投入時に特別な手段や手順によって最
新の回線状態を通知することが必要であるが、電源再投
入時に交換装置から端末装置に全ての回線状態を通知す
るための時間が必要となるので、電源再投入と同時に直
ちに利用可能な状態とならず、このような端末装置は、
一刻を争うディーリングシステムには不適切な装置であ
る。
【0003】それ故、ディーリングシステムに用いられ
る端末装置では、ディーリングシステムの運用中は接続
された端末装置の電源を切れないように構成されてお
り、端末装置を使用していない時でも使用中と同等の電
力を消費するという問題を有していた。さらに、不使用
時に電源を遮断してしまう端末装置では、電源遮断時に
着信があった場合に対応することができないという欠点
を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記問題に鑑み、本発
明は、電話交換システムの端末装置において、端末装置
の不使用時にも交換装置から遂時最新の回線状態通知を
常に受信し記憶することができるとともに、通話中や着
信中もしくは自端末装置による保留などの端末装置を電
話交換動作から一時的に除外すると支障のある場合を除
き、一定時間操作されないときは、消費電力を削減する
ことができる省電力モードへ自動的に移行することがで
きる端末装置を提供することを目的とする。また、本発
明は、省電力モードにある端末装置を手動動作により、
通常の状態に復帰させるように構成するときに、特別な
復帰用のキーを設けることなしに手動復帰させることが
できる端末装置を提供することを目的とする。さらに、
本発明は、端末装置が省電力モードにあるときに、着信
があるなど端末装置を電話交換動作に復帰させる必要の
ある場合には、端末装置を自動的に通常状態に戻して着
信に対応できる端末装置を提供し、より良いサービスを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、電
話交換システムの端末装置の表示制御方法において、該
端末装置が一定時間操作されないことを検知するステッ
プと、端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても
支障の無い事を認識するステップと、可視表示部の表示
を消すステップとを設ける。請求項2の発明では、電話
交換システムの端末装置の表示制御方法において、該端
末装置が一定時間操作されないことを検知するステップ
と、端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支
障の無い事を認識するステップと、可視表示部の表示を
消すステップと、任意のキー操作に基づいて省電力モー
ドを解除するステップとを設ける。請求項3の発明で
は、電話交換システムの端末装置の表示制御方法におい
て、該端末装置が一定時間操作されないことを検知する
ステップと、端末装置を電話交換動作から一時的に除外
しても支障の無い事を認識するステップと、可視表示部
の表示を消すステップと、端末装置を電話交換動作から
一時的に除外しても支障の無い事を認識する条件に反す
る状態となった場合に、自動的に省電力モードを解除す
るステップとを設ける。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、端末装置が一定時間操作
されないことを検知するとともに、端末装置を電話交換
動作から一時的に除外しても支障の無い事を認識して可
視表示部の表示を消ことによって、自動的に省電力モー
ドに移行する。請求項2の発明では、上記省電力モード
状態にある端末装置において、任意のキー操作に基づい
て省電力モードを解除することにより、復帰用の特別な
キーを設けることなく表示を復帰させる。請求項3の発
明では、上記省電力モードにある端末装置において、端
末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の無
い事を認識する条件に反する状態となった場合に、この
条件に基づいて省電力モードを解除することによって、
自動的に着信時に表示を復帰させる。以上の構成によ
り、電話交換システムの端末装置で交換機からの回線状
態通知を受信しつつ、消費電力を削減することができる
とともに、着信時など必要なときに直ちに表示を復帰さ
せることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明に係る電話交換システムの
端末装置の表示制御方法が適用されるディーリング通話
システムの一構成例を示す図である。本発明が適用され
る電話交換システムは、交換装置1と、この交換装置に
収容される複数の端末装置2と、前記交換装置と該端末
装置を接続する音声信号および呼制御信号を送受信する
接続ケーブル3とから構成される。
【0008】交換装置1は、例えば時分割スイッチから
なる通話路スイッチ11と、局線回線およびホットライ
ンならびに支店回線等を収容しそれらを接続制御するた
めのトランク(TRK)12と、端末装置2を収容しそ
れを接続制御する専用内線回路(DLIN)13と、電
話交換システム全体を制御する中央制御装置(CC)1
4と、該中央制御装置が電話交換システムを制御するた
めのプログラムおよび局データならびに各種テーブルを
記憶する記憶装置(MM)15と、前記中央制御装置と
記憶装置と通話路スイッチとの間を相互に接続する制御
系バス16とから構成される。
【0009】中央制御装置14は、電話交換システム全
体を制御するとともに前記端末装置2間ならびに端末装
置と局線回線またはホットラインもしくは支店回線間の
呼制御を実行する。記憶装置15は、前記中央制御装置
が電話交換システムを制御するためのプログラムおよび
局データならびに各種テーブルを記憶し、制御系バス1
6を介して前記中央制御装置と接続される。なお、制御
系バス16には通話路スイッチ11が接続され、さら
に、図示はしていないが、中央制御装置14および専用
内線回路13ならびにトランク12が論理的に接続され
ており、通話路スイッチおよび専用内線回路ならびにト
ランク12は、中央制御装置の制御下に動作する。
【0010】端末装置2の盤面を示す図2を用いて端末
装置の構成について説明する。端末装置2は、通話用ハ
ンドセット21の他に、自己の端末に収容する局線回線
に対応したボタン“CL”22-1と、ホットラインに
対応したボタン“HL”22-2と、支店回線に対応し
たボタン“SL”22-3と、オートダイヤルとして使
用する相手先のダイヤルA〜Cを登録したボタン“A”
22-4、“B”22-5、“C”22-6と、これらの
ボタン22-1〜22-6にそれぞれ対応した例えばLE
Dからなるランプ23-1〜23-6と、各種回線“C
L”、“HL”、“SL”、およびオートダイヤルA〜
Cの名称をボタンに対応して表示する名称表示用螢光表
示器(VFD)24と、ダイヤルを行うためのダイヤル
キー群25と、端末装置2の盤面上の全ての表示を消す
ための電源ボタン26と、通話を切断するための切断ボ
タン27と、着呼を可聴表示するための着呼リンガ29
とを備えている。
【0011】図3は、図2に示す盤面を持つ端末装置2
の機能的な構成を示す機能ブロック図である。図2に示
された装置・手段に加え、端末装置2は、呼制御プロセ
ッサ(MPU)30、固定記憶装置(ROM)31、一
時記憶装置(RAM)32、呼制御メッセージ送受信バ
ッファ34、螢光表示器コントローラ40、ランプドラ
イバ41、ボタンスキャンバッファ42、リンガライバ
43と、これらの装置・手段を相互に接続する制御バス
33とを有する。呼制御プロセッサ30は、固定記憶装
置31に記憶されたオンラインプログラムに従い端末装
置全体を制御する。固定記憶装置31は、呼制御プロセ
ッサの動作に必要なオンラインプログラムを記憶し、一
時記憶装置32は、局データ、すなわち局毎に異なるデ
ータを格納するとともに、呼制御プロセッサが制御を遂
行する途中で発生する一時的な情報を記憶する。例え
ば、一時記憶装置には、後述する各種のワークエリアで
あるキータッチの有無を示すKEYTCH,キータッチ
の無かったキータッチ検出ステップの回数を記憶するT
IM,電源がオンであるかオフであるかを示すPOWW
K,等が設けられる。また、制御バス33に接続され
た、呼制御メッセージ送受信バッファ34、螢光表示器
コントローラ40、ランプドライバ41、ボタンスキャ
ンバッファ42、リンガライバ43は、全て呼制御プロ
セッサ30の制御下で動作する。
【0012】呼制御メッセージ送受信バッファ34は、
交換装置1との間で呼制御メッセージの送受信を行うも
のであり、交換装置から呼制御メッセージを受信する受
信回路35と交換装置に対し呼制御メッセージを送信す
る送信回路36が接続され、ISDN基本インタフェー
スの信号用チャネル(Dチャネル)38を介して交換装
置に接続される。螢光表示器コントローラ40には、名
称表示用螢光表示器24が接続されており、呼制御プロ
セッサ30からの制御に基づいて螢光表示器に任意の取
引相手先名称や回線名称を表示させる。ランプドライバ
41には、ランプ23-1〜23-6が接続され、それら
の各種ランプに対応する各種回線ボタン22-1〜22-
6の接断の状態や着信の有無などの状態を表示させるよ
うランプの点滅や明滅を制御する。
【0013】ボタンスキャンバッファ42には、ボタン
“CL”22‐1、“HL”22‐2、“SL”22‐
3、ボタン“A”22‐4、“B”22‐5、“C”2
2‐6、電源ボタン26、切断ボタン27、ならびにダ
イヤルキー群25が接続され、それらの各種ボタンを走
査してその開閉を検出する。リンガドライバ43には、
着呼リンガ29が接続され、着呼を可聴表示する制御を
行う。
【0014】通話用ハンドセット21は、通信回路37
を介してISDN基本インタフェースの2つの音声用チ
ャネル(Bチャネル)B1、およびB2のうちの1つに
接続され、さらに、交換装置1の専用内線回路13を介
して通話路スイッチ11に接続される。なお、2つのB
チャネル34-1、34-2およびDチャネル38は、実
際には時分割多重によりディジタル通信されるものであ
るが、ここでは便宜上、空間分割型で説明している。従
って、図3では2つのBチャネルおよびDチャネルを時
分割多重する回路、および時分割多重を分離する回路の
記載を省略している。
【0015】ランプ23-1〜23-6は、交換装置1の
専用内線回路13を介してボタンに収容している局回線
やホットラインもしくは支店回線の状態変化を表示する
ものであり、交換装置から呼制御メッセージ送受信バッ
ファ34を介して受け取った回線の状態信号に基づきラ
ンプドライバ41によって点滅を制御される。このよう
な方式では、端末装置2の電源を切断すると、当該端末
装置は回線の状態変化を受信できないので電源の再投入
時に最新の回線状態を表示することができなくなり、電
源の再投入時に最新の回線状態を表示させるためには、
電源の再投入時に交換装置から最新の回線状態信号を受
信する特別の通信手順を設ける必要が生じてくるが、こ
の通信手順は、多数の回線と端末装置2を制御する交換
装置1のソフトウエアには大きな負担となるとともに、
端末装置の消費電力の大部分は螢光表示器24等の表示
部分の消費電力であることから、本発明は、電源を接断
するハードスイッチとは別に端末装置の送受信および制
御機能は活かしたままソフトウエアによってランプドラ
イバ41を制御し、端末装置の盤面の可視表示部分を全
て滅火するパワーオフモードを設けて制御している。
【0016】図4および図5は、固定記憶装置31(図
3)に記憶されるオンラインプログラムのうち本発明に
関連するパワー制御のプログラムの概要を示すフローチ
ャートであり、図4は、端末装置2の盤面のキー操作を
監視するキー監視プログラムとパワーオフモードとする
か否かを決定するパワー制御プログラムのフローチャー
トである。一定周期で発生するタイマー割り込みP1に
より割り込み制御プログラムP2を起動する。割り込み
制御プログラムP2は、あらかじめ決められた周期で各
種周期プログラムを起動するが、図4では、本発明に関
連しないプログラムの記述を省略している。キー監視プ
ログラムP21は、割り込み制御プログラムP2により
短周期で起動され、ボタンスキャンバッファ42(図
3)を監視し、いずれかのキーの押下を検知する(S2
2)とキー毎の個別処理を行う非周期プログラムである
キー押下処理を起動要求する(S23)。キー監視プロ
グラムP21はキー操作を監視するプログラムであるこ
とから起動周期を短くする必要があり、呼制御プロセッ
サ30(図3)の負荷が大きいプログラムとなってい
る。そのため、キー監視プログラムP21の実行ステッ
プを可能な限り削減する必要があり、前記キー押下処理
は処理の必要なときのみ起動する非周期プログラムとし
ている。本発明に於いても、キー監視プログラムP21
の実行ステップを極力増やさないようにするため、ステ
ップS22でキー押下有りの情報をワークエリア(KE
YTCH)へ設定するだけとし、その他の処理はキー監
視プログラムP21より起動周期の長いパワー制御プロ
グラムP31で行っている。
【0017】パワー制御プログラムP31では、ステッ
プS32で現在電源スイッチが投入された状態であるか
否か、すなわち、パワーオン中か否かを判断し、パワー
オン中の場合は、ステップS33でワークエリア(KE
YTCH)の内容からキータッチがあったか否かを判断
して、キータッチが有った場合は、ステップS34でキ
ータッチの有無を示すワークエリア(KEYTCH)の
内容を無条件にクリアするとともに、ステップS35で
キータッチから次のキータッチまでの時間を計測するワ
ークエリア(TIM)の内容も無条件にクリアする。
【0018】ステップS33での判断がキータッチ無し
の場合は、ステップS36で端末装置を電話交換動作か
ら一時的に除外しても支障が無いか否か、すなわち、端
末装置を使用中であるか否かを識別する。例えば、端末
装置を使用して通話をしているだけの場合は何等の操作
も必要がない事からキータッチは相当時間検出されず、
ステップS33で単純にキータッチの有無を検出するこ
とに依存して端末装置を電話交換動作から除外すること
はできないので、通話中は使用中と認識する。また、端
末装置に対する着信がある場合もそれに対し応答する必
要があり、電話交換動作から一時的に除外すると支障が
あるため端末装置は使用中と認識する。同様に、自らの
端末装置で保留した呼がある場合もそれに対し応答する
必要があり、端末装置は使用中と認識する。これによっ
て、キータッチが一定時間にわたって無いだけで端末装
置がパワーオフモードとなり通話等に支障が生じること
を防止している。
【0019】ステップS36で端末装置が使用中である
と認識した場合は、キータッチが有った時と同じステッ
プS34でキータッチの有無を示すワークエリア(KE
YTCH)の内容を無条件にクリアするとともに、ステ
ップS35でキータッチから次のキータッチまでの時間
を計測するワークエリア(TIM)の内容も無条件にク
リアするが、端末装置が使用されていないと認識した場
合は、ステップS37でキータッチから次のキータッチ
までの時間を計測するワークエリア(TIM)内の値
が、あらかじめ決められた値、すなわち一定時間が経過
したことを示す値になっているかを判定する。この値
は、あらかじめデータとして設定するが、この値による
キータッチから次のキータッチまでの時間の長短は本発
明とは直接関係しないため説明を省略する。ワークエリ
ア(TIM)内の値が、あらかじめ決められた規定値の
場合は、ステップS38で盤面の可視表示部分を全て滅
火するパワーオフモードに切り替える非周期プログラム
を起動要求する。ワークエリア(TIM)内の値が規定
値未満の場合は、ステップS39でワークエリア(TI
M)内の値に1を加算して時間計数を行う。
【0020】ステップS32で端末装置がパワーオフモ
ードにあると認識した場合は、ステップS40でキー監
視プログラムP21のより設定されるキータッチの有無
を示すワークエリア(KEYTCH)の内容を調べ、キ
ータッチが有った場合は、ステップS41で盤面の可視
表示部分を全て再点火しパワーオンモードに切り替える
非周期プログラムP61を起動要求する。ステップS4
0でキータッチが無かった場合は、現状のパワーオフモ
ードを継続する状態にあるので処理を終了する。
【0021】図5は、盤面のランプ制御を行うプログラ
ムと、パワーオフモードへの切り替えとパワーオンモー
ドへの復帰を行う非周期プログラムの概要である。パワ
ー制御プログラムP31のパワーオフ起動要求ステップ
S38でパワーオフモードに切り替える非周期プログラ
ムが起動要求されると、実行管理プログラムP45によ
ってパワーオフプログラムP51、およびパワーオンプ
ログラムP61が起動される。
【0022】パワーオフプログラムP51では、ステッ
プS52で端末装置がパワーオフ中かパワーオンかを示
すワークエリア(POWWK)内にパワーオフ中である
ことを設定し、ステップS53で螢光表示器(VFD)
を消灯し、S54で着呼リンガの動作可能状態を停止す
る。パワーオンプログラムP61では、ステップS62
で端末装置がパワーオフ中かパワーオンかを示すワーク
エリア(POWWK)内にパワーオン中であることを設
定し、ステップS63で螢光表示器(VFD)を表示状
態にし、ステップS64でリンガを動作可能状態に復帰
させ、着呼があればリンガを鳴動させる。
【0023】回線の状態を表示するランプの制御は、前
記タイマー割り込みP1により割り込み制御プログラ2
を経由して起動されるランプ制御プログラムP71のス
テップS72で、端末装置がパワーオフ中かパワーオン
かを示すワークエリア(POWWK)内の内容を判断
し、前記パワーオフプログラムのステップS52でワー
クエリア(POWWK)が1に設定されたパワーオフ中
は、ステップS73でランプ制御のインターを強制的に
オフオーダーに変更してランプドライバ41に送出して
全てのランプの滅火に制御する。ランプ制御プログラム
P71のステップS72で、端末装置がパワーオフ中か
パワーオンかを示すワークエリア(POWWK)内の内
容を判断し、前記パワーオフプログラムのステップS5
2でワークエリア(POWWK)内に0が設定されてい
るとき、すなわち、パワーオン中のときはそのままラン
プの点灯を継続制御する。
【0024】以上により、端末装置のいずれかのキーが
一定時間を経過して操作されないことを認識して自動的
に消費電力の多い螢光表示装置等の表示機器の表示をオ
フにして省電力モードとなり、いずれかのキー操作があ
ったときに省電力モードを解除して通常モードとなる機
能を達成している。また、呼制御プロセッサをはじめと
する制御系の機器は常時通電され、動作が保証されてい
るので、交換機からの回線状態通知を常に受信し一時記
憶装置にその状態を記憶しておく事が可能となり、通常
モードに復帰した際は即座に最新の回線状態を表示装置
上に表示できる。
【0025】上記した機能に於いては、表示状態を省電
力モードへ切り替えるための電源キーを準備する必要は
ないが、表示を不要とするときに手動によって強制的に
切り替える場合は、省電力モード切り替え用の電源キー
26を準備し、以下の方法によって表示状態を制御して
いる。省電力モード切り替え用の電源キーを押下する
と、この押下情報によって図4ステップS23でキー押
し下げ処理の起動が要求され、図5に示す非周期で起動
されるキー押下プログラムP81では、ステップS82
で起動を要求されたキーが省電力モード切り替え用の電
源キーか他のキーかの識別を行って、省電力モード切り
替え用の電源キーが押し下げられたことを検知した場合
は、ステップS83で端末装置がパワーオフ中かパワー
オンかを示すワークエリア(POWWK)内の内容をチ
ェックし、端末装置が現在パワーオン中であるときはス
テップS85でパワーオフプログラムP51へジャンプ
し省電力モードへ移行する。端末装置が現在パワーオフ
中であるときはステップS86でパワーオンプログラム
P61へジャンプし省電力モードから通常の状態へ復帰
する。以後は前記手段にて省電力モード切り替えとなる
が、省電力モード切り替え用の電源キーのみを使用し、
一定時間経過を認識して自動的に省電力モードとなる機
能を使用しない場合は、図4割り込み制御プログラムP
2でパワー制御プログラムP31を起動しないことで対
応できる。
【0026】また、パワーオフ中に新たに着信が発生し
た場合は、着信復帰プログラムP91を起動し、ステッ
プS92で回線状態やリンガー等の各種着信制御を行っ
た後に、ステップS93で端末装置が省電力モードにあ
るパワーオフ中か否かの識別を行い、通常の状態にある
パワーオン中のときはここで処理を終了するが、省電力
モードであるパワーオフ中の場合は、ステップS94で
パワーオンプログラムP61へジャンプする。これによ
り、端末装置が省電力モードにあるパワーオフ中であっ
ても、着信が発生した場合は自動的にパワーオンとな
り、パワーオフ中に交換装置から送られてきた最新の回
線状況を直ちに表示装置上に表示することが可能となり
扱い者に応答を促すことができる。
【0027】
【発明の効果】以上により、電話交換システムの端末装
置に交換機からの回線状態通知を受信しつつ、消費電力
を削減することが可能となる。請求項1に記載された、
電話交換システムの端末装置の表示制御方法において、
該端末装置が一定時間操作されないことを検知するステ
ップと、端末装置を電話交換動作から一時的に除外して
も支障の無い事を認識するステップと、可視表示部の表
示を消すステップとを設けることにより、本発明は、省
電力モードにある端末装置の不使用時にも交換装置から
最新の回線状態通知を常に受信することができるととも
に、通話中や着信中もしくは自端末装置による保留など
の端末装置を電話交換動作から一時的に除外すると支障
のある場合を除き、端末装置が一定時間操作されないと
きには、消費電力を削除する省電力モードへ自動的に移
行することができる。
【0028】さらに、請求項2に記載された、電話交換
システムの端末装置の表示制御方法において、該端末装
置が省電力モードにあるときに、任意のキー操作に基づ
いて省電力モードを解除するステップを設けることによ
り、本発明は、省電力モード状態にある端末装置におい
て、復帰用の特別なキーを設けることなく任意のキー操
作に基づいて省電力モードを解除して端末装置を通常の
状態に復帰させるとともに、最新の回線状態を復帰と同
時に表示装置に表示させることができる。
【0029】また、請求項3に記載された、電話交換シ
ステムの端末装置の表示制御方法において、端末装置が
省電力モードにあるときに、端末装置を電話交換動作か
ら一時的に除外しても支障の無い事を認識する条件に反
する状態となった場合に、自動的に省電力モードを解除
するステップを設けることによって、本発明は、上記省
電力モードにある端末装置において、着信があるなど端
末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の無
い事を認識する条件に反する状態となった場合に、自動
的に省電力モードを解除し、着信時に端末装置を省電力
モードから通常の状態に自動的に復帰させることができ
るとともに、復帰と同時に着信回線等の最新の回線状況
を表示装置に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディーリング通話システムの表示
制御方法が適用される電話交換システムの一構成例を示
す図。
【図2】本発明に係るディーリング通話システムの表示
制御方法が適用される蛍光表示器付き端末装置の盤面の
構成を示す図。
【図3】本発明に係るディーリング通話システムの表示
制御方法が適用される蛍光表示器付き端末装置の機能的
な構成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の表示制御方法に係るパワー制御の動作
概要を説明するフローチャート図(その1)。
【図5】本発明の表示制御方法に係るパワー制御の動作
概要を説明するフローチャート図(その2)。
【符号の説明】
1:交換装置、 2:端末装置、 3:接続ケーブル、 11:通話路スイッチ(時分割スイッチ)、 12:トランク、 13:専用内線回路、 14:中央制御装置、 15:記憶装置、 16:制御系バス 21:ハンドセット、 22:各種回線ボタン、 23:各種ランプ、 24:名称表示用蛍光表示器、 25:ダイヤルキー群 26:電源ボタン、 27:切断ボタン、 30:呼制御プロセッサ、 31:固定記憶装置、 32:一時記憶装置、 40:蛍光表示用コントローラ、 41:ランプドライバ、 42:ボタンスキャンバッファ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04M 3/42 H04M 3/424 - 3/436 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話交換システムの端末装置の表示制御
    であって、 該端末装置が一定時間操作されないことを検知するステ
    ップと、 端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の
    無い事を認識するステップと、 可視表示部の表示を消すステップと、 を設けた電話交換システムの端末装置の表示制御方法
  2. 【請求項2】 電話交換システムの端末装置の表示制御
    方法であって、 該端末装置が一定時間操作されないことを検知するステ
    ップと、 端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の
    無い事を認識するステップと、 可視表示部の表示を消すステップと、 任意のキー操作に基づいて省電力モードを解除するステ
    ップと、 を設けた電話交換システムの端末装置の表示制御方法
  3. 【請求項3】 電話交換システムの端末装置の表示制御
    方法であって、 該端末装置が一定時間操作されないことを検知するステ
    ップと、 端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の
    無い事を認識するステップと、 可視表示部の表示を消すステップと、 端末装置を電話交換動作から一時的に除外しても支障の
    無い事を認識する条件に反する状態となった場合に、自
    動的に省電力モードを解除するステップと、 を設けた電話交換システムの端末装置の表示制御方法
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