JP3562724B2 - 通信端末装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、交換網に収容されるディーリング通話システムに係り、特に端末装置上に表示される顧客情報などディーラーの個人情報を保護できるようにした端末装置、および、ディーリング通話システムの端末装置上に表示されるディーラーの個人情報を保護する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
交換網に収容される従来のディーリング通話システムの端末装置は、電源を遮断すると交換機から通知されるの回線状態通知を受信できず電源再投入時に最新の回線状態を表示できないことから、ディーリングシステムの運用中は接続された端末装置の電源を遮断できないように構成されており、端末装置を使用していないときでも使用中と同等の状態に維持されており、不使用時に電源を遮断してしまう端末装置では、電源遮断時に着信があった場合に対応することができないものであった。
このような交換網に収容されるディーリング通話システムの端末装置は、発信側電話番号に対応した取引相手先名称や個人名などのディーリングに必要な情報(顧客情報)が可視表示部に表示されるように構成されている。この取引相手先の名称や個人名等の情報は、ディーラーが個人的に築き上げた財産であり、この個人情報は安易に他者にもれないように十分に秘匿されなければならない。
従来のディーリング通話システムの端末装置では、操作者(ディーラー)が端末装置から離れるとき、電源を切断して端末装置表示盤面の表示を消すか、キー押下により省電力を目的とした端末装置盤面の表示を滅火制御する機能を利用して盤面の表示を消すかによってこの個人情報を秘匿し他者にもれることを保護しているが、この手法では、他人が該端末装置の電源を再投入したり解除キーを操作することによっても該端末装置の盤面の可視表示部に表示が復帰するので、他の操作者がその表示内容を知ることができ、せっかく秘匿したディーラーの個人情報を保護することはできなかなかった。また、ディーラーが一時的に離席するときや不在のときには、前記の表示を消す操作が必要であるばかりでなく、操作を忘れたときは、個人情報が常時表示される事となり、個人情報の保護は完全ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術が持つ問題に鑑み、本発明は、ディーリング通話システムの端末装置において、ディーラーの個人情報を保護する通信端末装置を提供することを目的とする。また、本発明は、ディーラーが離席したことを端末装置自体が検出して自動的にディーリング通話システムの端末装置の表示盤上の個人情報の表示を消すことのできるディーリング通話システムの通信端末装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は自動的に個人情報の表示を消すようにした端末装置において、特定ディーラーが操作したときだけ表示を復帰させるようにした通信端末装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ダイヤルキーを含む各種操作キーと、データ等を表示する第1の可視表示部と、前記第1の可視表示部にデータを表示させる表示制御手段と、前記各種操作キーが一定時間操作されない場合に、前記第1の可視表示部に前記データを表示しないように前記表示制御手段を制御する表示抑止手段と、を備えた通信端末装置において、前記表示抑止手段が前記第1の可視表示部に前記データを表示しないように制御しているとき、前記各種操作キーによる特定の操作を認識すると、前記第1の可視表示部に前記データを表示するように前記表示制御手段を制御する表示復帰手段と、第2の可視表示手段と、前記表示抑止手段が前記第1の可視表示部に前記データを表示しないように制御している場合において、自装置への着信を検出したとき、少なくとも前記第2の可視表示手段に着信表示を行わせる着信表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
端末装置が一定時間操作されない場合であって、使用中状態でないことを検知したときに、可視表示部の表示を消して個人情報を秘匿し保護する。また該端末装置の表示を復帰させる操作がなされたときに特定ディーラーによる操作であることを認識できたことを条件に可視表示部の表示を復帰することで秘匿した個人情報が不用意に復帰表示されることを防ぐ。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るディーリング通話システムの一構成例を示す図である。本発明に係る端末装置が用いられるディーリング通話システムは、局線回線またはホットラインもしくは支店回線などが収容される交換装置1と、音声信号および呼制御信号を送受信する接続ケーブル3を介して該交換装置に接続された端末装置2とから構成される。
【0007】
交換装置1は、時分割スイッチで構成される通話路スイッチ11と、局線回線またはホットラインもしくは支店回線を収容し,それらを接続制御するためのトランク(TRK)12と、ディーラーボード等の端末装置2を収容し,それを接続制御するための専用内線回路(DLIN)13と、前記ディーラーボード等の端末装置を収容するとともに電話交換システム全体を制御し,端末装置間ならびに端末装置と局線回線またはホットラインもしくは支店回線間の呼制御を行う中央制御装置(CC)14と、該中央制御装置が電話交換システムを制御するためのプログラムおよび局データならびに各種テーブルを記憶する記憶装置(MM)15と、前記通話路スイッチと中央制御装置(CC)と記憶装置(MM)を接続する制御系バス16から構成される。
【0008】
中央制御装置(CC)14は、電話交換システム全体を制御するとともに前記端末装置間ならびに端末装置と局線回線またはホットラインもしくは支店回線間の呼制御を実行する。記憶装置(MM)15は、前記中央制御装置が電話交換システムを制御するためのプログラムおよび局データならびに各種テーブルを記憶し、制御系バス16を介して前記中央制御装置と接続される。
なお、制御系バス16には通話路スイッチ11が接続され、さらに、図示はしていないが、中央制御装置14および専用内線回路13ならびにトランク12が論理的に接続されており、通話路スイッチおよび専用内線回路ならびにトランク12は、中央制御装置の制御下に動作する。
【0009】
上記端末装置2の盤面の構成を示す図2を用いて本発明に係る端末装置の構成を説明する。
端末装置2は、通話用ハンドセット21の他に自己の端末に収容する局線回線に対応したボタン“CL”22−1と、ホットラインに対応したボタン“HL”22−2と、支店回線に対応したボタン“SL”22−3と、オートダイヤルとして使用する相手先のダイヤルA〜Cを登録したボタン“A”22−4,“B”22−5,“C”22−6と、各種回線ボタン22−1〜22−6にそれぞれ対応するランプ23−1〜23−6と、各種回線“CL”,“HL”,“SL”やオートダイヤルA〜Cに対応して回線名称や取引先相手名称等を表示する表示部24−1〜24−6を具備した名称表示用蛍光表示器(VFD)24と、ダイヤルを行うためのダイヤルキー群25と、通話を保留するための保留ボタン26と、通話を切断するための切断ボタン27と、着呼を可聴表示するための着呼リンガ29とを備えている。
【0010】
図3は、図2に示す盤面を持つ端末装置2の機能的な構成を示す機能ブロック図である。図2に示された装置・手段に加え、端末装置2は、呼制御プロセッサ(MPU)211、固定記憶装置(ROM)212、一時記憶装置(RAM)213、呼制御メッセージ送受信バッファ215、蛍光表示器コントローラ221、ランプドライバ222、ボタンスキャンバッファ223、リンガドライバ224と、これらの装置・手段を相互に接続する制御バス214とを有する。呼制御プロセッサ211は、オンラインプログラムに従い端末装置全体を制御する。固定記憶装置212は、呼制御プロセッサの動作に必要なオンラインプログラムを記憶し、一時記憶装置213は、局データすなわち納入局毎に異なるデータを格納するとともに、各種ワークエリアを設け呼制御プロセッサが制御を遂行する途中で発生する一時的な情報を記憶する。
【0011】
また、制御バス214に接続された、呼制御メッセージ送受信バッファ215、蛍光表示器コントローラ221、ランプドライバ222、ボタンスキャンバッファ223、リンガライバ224は、全て呼制御プロセッサ211の制御下に動作する。
【0012】
呼制御メッセージ送受信バッファ215は、交換装置1との間で呼制御メッセージの送受信を行うものであり、交換装置からISDN基本インタフェースの信号チャネル(Dチャネル)219を介して呼制御メッセージを受信する受信回路216と、交換装置に対しDチャネル219を介して呼制御メッセージを送信する送信回路217が接続される。蛍光表示器コントローラ221には、名称表示用蛍光表示器24が接続されており、呼制御プロセッサ211からの制御に基づいて蛍光表示器に任意の取引相手先名称や回線名称を表示させる。ランプドライバ222は、ランプ23−1〜23−6が接続され、それらの各種ランプに対応するボタン22−1〜22−6のオン−オフの状態を表示させるようランプの点滅を制御する。ボタンスキャンバッファ223は、各種回線ボタン”CL”22−1、”HL”22−2、”SL”22−3、オートダイヤルボタン”A”22−4、”B”22−5、”C”22−6、保留ボタン26、切断ボタン27、ならびにダイヤルキー群25が接続され、それらの各種ボタンを走査してその開閉を検出する。リンガドライバ224は、着呼リンガ29が接続され着呼を可聴表示する制御を行う。
【0013】
通話用ハンドセット21は、通話回路218を介してISDN基本インタフェースの2つの音声用チャネル(Bチャネル)B1およびB2のうちの1つのBチャネルに接続され、さらに、交換装置1の専用内線回路13を介して通話路スイッチ11に接続されている。
なお、2つのBチャネル220−1,220−2およびDチャネル219は、実際には時分割多重によりディジタル通信されるものであるが、ここでは便宜上空間分割型で説明している。従って、図3では2つのBチャネルおよびDチャネルを時分割多重する回路および時分割多重を分離する回路の記載を省略している。
【0014】
図4および図5は、図3に示した固定記憶装置212に記憶されているオンラインプログラムのうち本発明に関連するプログラムの概要を示すフローチャートであり、図4は、盤面のキー操作を監視するプログラムと、表示オフモードとするか否かを決定するプログラムである。
呼制御プロセッサ211から一定周期で発生されるタイマー割り込みP11があると、割り込み制御プログラムP12を起動する。割り込み制御プログラムP12は、あらかじめ決められた周期で各種周期プログラムを起動するが、図4では、本発明に関連しないプログラムの記述を省略している。
【0015】
キー監視プログラムP21は、割り込み制御プログラムP12により短周期で起動され、ボタンスキャンバッファ223を監視し各種キーの押下を検知するとステップS23でキー毎の個別処理を行う非周期プログラムであるキー押下処理を起動要求する。キー監視プログラムP21は、キー操作を監視しているので起動周期を短くする必要があり呼制御プロセッサ211の負荷が大きいプログラムとなっている。そのため、キー監視プログラムP21の実行ステップを可能な限り削減する必要があり、前記キー押下処理は処理の必要なときのみ起動する非周期プログラムとしている。
本発明に於いても、キー監視プログラムP21の実行ステップを極力増やさないようにするため、ステップS22でキー押下有りの情報をワークエリア(KEYTCH)へ設定するだけとし、その他の処理はキー監視プログラムP21より起動周期の長い表示制御プログラムP31で行っている。
【0016】
表示制御プログラムP31では、ステップS32で名称等を現在表示中か否かを判断し、表示中の場合は、ステップS33でキー監視プログラムP21によって設定されたワークエリア(KEYTCH)のキー押下有りの情報の有無によってキータッチが有ったか否かを判断して、キータッチが有った場合は、ステップS34でキータッチの有無を示すワークエリア(KEYTCH)を無条件にクリアし、ステップS35でキータッチから次のキータッチまでの時間を計測するワークエリア(TIM)も無条件にクリアする。
【0017】
ステップS33でキータッチが無かった場合は、ステップS36でディーラーが端末装置を使用しているか否かを判断し、使用中の場合はキータッチが有ったときと同じステップS34およびステップS35の処理を行う。
端末装置が使用されていない場合は、ステップS37でキータッチから次のキータッチまでの時間を計測するワークエリア(TIM)の値が、予め決められた値に達しているか否かを判定する。この値は、予めデータとして設定するが、この値によるキータッチから次のキータッチまでの時間の長短は本発明とは直接関係しないため説明を省略する。
【0018】
ワークエリア(TIM)の値が、あらかじめ決められた規定値に達した場合は、ディーラーが端末装置から離れているとしてステップS38で盤面の可視表示部分を全て滅火する表示オフモードに切り替える非周期プログラムを起動要求する。ワークエリア(TIM)の値が規定値未満の場合は、ステップS39でワークエリア(TIM)の値に1を加算して時間計数を行う。
【0019】
ステップS32で表示オフモードの場合は、ステップS40でキー監視プログラムP21によって設定されるキータッチの有無を示すワークエリア(KEYTCH)を調べ、キータッチが有った場合は、ステップS41でキー監視プログラムP21によって起動されたキー押下処理によって検知されたキーの内容をあらかじめ解除キーエリア(SKEY)に登録されているキー押下データ41の内容と比較する。図4の右上に解除キーエリアに登録された解除データ41の内容の例が示されている。
解除キーエリア(SKEY)41には、任意の複数のキーの種類を登録することが可能で、ステップS41が起動される度に1つずつ図示していないワークエリアにキーの種類を蓄積していき、蓄積した数だけ解除キーエリアの内容と比較する。
本実施例では、解除キーエリア(SKEY)41の内容は、ボタン“CL”,ダイヤルキー“2”,ボタン“SL”が登録されており、これらの3個のキーがこの順序で押された場合にステップS41で表示オフモードの解除を許可する。また、解除キーエリア(SKEY)41の内容で、”FF”の部分は比較対象にならない事を示し4桁までの任意のキーが登録可能である。
【0020】
ステップS41で、解除キーエリア(SKEY)41の内容とキータッチが一致したときには、ステップS42で盤面の可視表示部分を全て再点火し表示オンモードに切り替える非周期プログラムを起動要求する。
解除キーエリア(SKEY)41の内容とキータッチが不一致の場合は、解除不可と認識してステップS43でキータッチの有無を示すワークエリア(KEYTCH)をクリアし、前記キーを蓄積するワークエリアも併せてクリアしておく。
ステップS40でキータッチが無かった場合は、現状の表示オフモード継続であるので前記ステップS43の処理と統合する。
【0021】
このプログラムによって、端末装置が一定時間操作されないことを検知し可視表示部の表示を消す機能と、特定ディーラーによる操作を認識したときのみ表示を復帰する機能を達成することができる。
【0022】
図5は、盤面のランプ制御を行うプログラムと、表示オフモードへの切り替えと表示モードへの復帰を行うプログラムと、各種キー対応の処理を行う非周期プログラムの概要を示すフローチャートである。
端末装置が所定時間の間操作されずに前述の表示制御プログラムP31のステップS38で表示オフモードに切り替える非周期プログラムが起動要求されると、実行管理プログラムP45により端末装置の盤面上に表示を行わない表示オフプログラムP51が起動される。
【0023】
表示オフプログラムP51では、ステップS52で表示器の表示を消す指令がある表示オフ中か表示器に表示させる指令がある表示オンかを示すワークエリア(DSPWK)に表示オフ中であることを設定し、ステップS53で蛍光表示器24を消灯し、ステップS54で着呼リンガ29の動作を停止する。
表示オフ中にキーが操作され特定のディーラによる操作であることが確認されステップS42で端末装置の盤面上に表示を行う表示オンプログラムP61が起動されると、ステップS62で前記ワークエリア(DSPWK)に表示をオンにする指令がある表示オン中であることを設定し、ステップS63で蛍光表示器24を表示し、ステップS64でリンガ29を復帰させ着呼があればリンガを鳴動させる。
【0024】
また、端末装置2の盤面に設けられた回線の状態を表示させるランプ23−1〜23−6の制御は、前記したタイマー割り込みP11により割り込み制御プログラムP12を経由して起動されるランプ制御プログラムP71のステップS72で、ワークエリア(DSPWK)の内容が表示をオフにする指令があることを意味する表示オフ中(DSKWP=1)のときは、ステップS73でランプ制御のインターを強制的にオフオーダーに変更して制御することで、表示オフ中は回線ランプを全て滅火とする。
【0025】
以上述べてきた処理によって、端末装置が一定時間操作されないことを検知し盤面上の可視表示部の表示を消し、キータッチがあったときに特定の扱い者によるキータッチであることをあらかじめ決められた盤面のキー操作によって認識して表示を復帰することによって特定の扱い者の個人情報を保護することができる。
【0026】
また、表示オフ中であっても押されたキーは有効であり、通常のキー押下プログラムP81が起動されるので、ステップS82でワークエリア(DSPWK)の内容が表示オン中であるときはステップS84で各種キーに関する処理を実行できる。
表示オフ中の場合は、図4に示すステップS41で解析するために、ステップS83で受信キーを解除キーエリア(SKEY)に設定している。
【0027】
次に、表示オフ中の着信について図6により説明する。
図6は、前記割り込み制御プログラムより周期起動される図示していない着信検出プログラムから、着信および着信の解放時に起動要求される非周期の着信制御プログラムP91の概要図である。
着信検出プログラムによって着信が検出されると、ステップS92で表示オフ中か表示オンかを示すワークエリア(DSPWK)の内容を判断し、表示オン中の場合はステップS93で従来の着信制御を行う。
表示オフ中の場合は、ステップS94で着信要求か着信の解放要求かを識別し、着信の場合はステップS95で予め決めてある着信がある事を示す任意のランプを点滅表示し、ステップS96でリンガをオンさせる。また、ステップS94で着信の解放と判断した場合は、ステップS96でランプをオフとし、ステップS98でリンガをオフさせる。
【0028】
以上構成とすることによって端末装置が、一定時間を経過して操作されないことを認識し、自動的に盤面の表示機器の表示を消灯し他状態として、何らかの着信がある場合は、予め決めてある着信を表示する任意のランプが点滅表示するとともにリンガが鳴動するので、特定の扱い者は前記盤面の表示復帰手段によって、盤面の表示を復帰し、正規の着信に対し応答することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上の構成を備えることによって、本発明の情報保護方式は、ディーリング通話システムの端末装置から操作者(ディーラ)が離れたことを、該端末装置が一定時間操作されない場合であって、使用状態判別手段が使用中状態でないと判別したときに認識し、自動的に端末装置の盤面上の可視表示部に表示された発信者名などの表示を消すようにしたので、その端末の操作者の個人情報を保護することができる。また、本発明は、盤面上の表示が消された端末装置が操作されたときに、特定の操作者によってなされた操作であることを認識できてはじめて表示を復帰するようにしたので、端末装置上の表示を消すことによって秘匿した個人情報が当該端末装置の他者による操作によって復帰表示される恐れがなくなり、端末装置操作者の個人情報を保護することができる。さらに、表示部の表示が消されている端末装置に着信があったときに、着信があったことを表示するようにしたので、操作者は端末装置に本人であることを認識させた後直ちに発信操作または着信応答操作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディーリング通話システムの表示制御方式が適用される電話交換システムの一構成例を示す図。
【図2】本発明に係るディーリング通話システムの表示制御方式が適用される蛍光表示器付き端末装置の盤面の構成を示す図。
【図3】本発明に係るディーリング通話システムの表示制御方式が適用される蛍光表示器付き端末装置の機能的な構成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の表示制御方式に係るパワー制御の動作の概要を説明するフローチャート(その1)。
【図5】本発明の表示制御方式にかかるパワー制御の動作の概要を説明するフローチャート(その2)。
【図6】本発明の表示制御方式にかかる着信制御の動作の概要を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1:交換装置、
2:端末装置、
3:接続ケーブル、
11:通話路スイッチ(時分割スイッチ)、
12:トランク、
13:専用内線回路、
14:中央処理装置、
15:記憶装置、
21:ハンドセット、
22:各種回線ボタン、
23:各種ランプ、
24:螢光表示器、
25:ダイヤルキー群、
26:保留ボタン、
27:切断ボタン、
211:マイクロプロセッサ、
212:固定記憶装置、
213:一時記憶装置、
222:ランプドライバ、
223:ボタンスキャンバッファ。
Claims (1)
- ダイヤルキーを含む各種操作キーと、
相手先名称データを表示する第1の可視表示部と、
第2の可視表示部と、
前記第1の可視表示部に前記相手先名称データを表示させる表示制御手段と、
自装置が使用中状態か否かを判別する使用状態判別手段と、
前記各種操作キーが一定時間操作されない場合であって、前記使用状態判別手段が使用中状態でないと判別したとき、前記第1の可視表示部に前記相手先名称データを表示しないように前記表示制御手段を制御する表示抑止手段と、
前記表示抑止手段が前記第1の可視表示部に前記相手先名称データを表示しないように前記表示制御手段を制御しているとき、前記各種操作キーによる特定の操作を認識すると、前記第1の可視表示部に前記相手先名称データを表示するように前記表示制御手段を制御する表示復帰手段と、
前記表示抑止手段が前記第1の可視表示部に前記相手先名称データを表示しないように前記表示制御手段を制御している場合において、自装置への着信を検出したとき、少なくとも前記第2の可視表示部に着信表示を行わせる着信表示制御手段と、を備えたことを特徴とする通信端末装置。
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