JP3382190B2 - 流体作動式ツールを流体源に接続するための多軸旋回コネクタ - Google Patents

流体作動式ツールを流体源に接続するための多軸旋回コネクタ

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば流体源か
ら延びるホースに流体作動式ツールを接続するための多
軸旋回コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】流体源から延びるホースに流体作動式ツ
ールを接続するための上記の一般的な種類の旋回コネク
タは公知である。このようなコネクタの1つは米国特許
明細書第5,311,796号に開示されており、旋回
ポストがトルクレンチなどの流体作動式ツールのシリン
ダ・ハウジングの周囲で旋回するような用例がある。シ
リンダ・ハウジングの直径はかなり大きいことがあるの
で、回転させると密封による摩擦が生ずる。通常の36
0°回転ではしかし作業完了を30分も遅延させるホー
スのもつれの問題を避けるには充分ではないことがある
ので、小さい直径の双方向旋回が望ましい。特にポケッ
トおよびその他の隙間が限定されている用例ではツール
を小型のものに抑える必要があるので、ホースの旋回コ
ネクタを輪郭形状が小さく、しかもホースを1つの軸を
支点にちょうど360°動かせるだけではなく、軸と直
交する軸を支点にしても少なくとも180°動かせるよ
うにホースの旋回コネクタを設計することが望ましい。
それによって最も制約が大きい領域でも、オペレータは
何らかの障害物からホースをよけることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、従来の欠点を解消する流体作動式ツールを流体源
に接続するための多軸旋回コネクタを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的および以下に
明らかになるその他の目的を達成するため、この発明の
1つの特徴を簡略に述べると、流体作動式ツールを流体
源に接続するための多軸旋回コネクタであって、第1の
軸を有するポストと、該ポストの前記第1の軸に対して
直角に延びる第2の軸を有する旋回手段と、前記ポスト
の一端で前記ポストに入り、前記ポストの他端の方向で
前記旋回手段上に出る少なくとも1つの流体路と2つ
の脚部分を有して全体としてアーチ状ないし門型状をな
し前記脚部分をもって前記旋回手段上に取付けられ、少
なくとも1つの入口と、前記少なくとも1つの流体路か
ら外側に延びて、前記入口を通じて流体源から延出して
いるホースまたはその類似物と接続されるようにされた
少なくとも1つの第2の流体路を有する継手手段とを備
えてなり、流体が前記継手手段に流入すると、流体作動
式ツールを作動するように流体が前記ポストの前記一端
に送給されると共に、前記継手手段は、前記ポストの前
記第1の軸を支点としておよそ360°旋回可能であ
り、かつ前記旋回手段の前記第2の軸を支点としておよ
そ180°傾倒可能である上記の種類の流体作動式ツー
ルを流体源に接続するための多軸旋回コネクタにある。
【0005】また本発明の他の特徴は、流体作動式ツー
ルを流体源に接続するための多軸旋回コネクタであっ
て、第1の軸を有するポストと、該ポストの前記第1の
軸に対して直角に延びる第2の軸を有する旋回手段と、
前記ポストの一端で前記ポストに入り、前記ポストの他
端の方向で前記旋回手段上に出る少なくとも1つの流体
路と、2つの脚部分を有して全体としてアーチ状ないし
門型状をなし前記脚部分をもって前記旋回手段上に取付
けられ、軸を有する少なくとも1つの入口と、前記少な
くとも1つの流体路から外側に延びて、前記入口を通じ
て流体源から延出しているホースまたはその類似物と接
続されるようにされた少なくとも1つの第2の流体路を
有する継手手段とを備えてなり、流体が前記継手手段に
流入すると、流体作動式ツールを作動するように流体が
前記ポストの前記一端に送給されると共に、前記継手手
段は前記ポストの前記第1の軸を支点としておよそ36
0°旋回可能であり、かつ前記旋回手段の前記第2の軸
を支点としておよそ180°傾倒可能であり、その結果
前記入口の軸線が前記ポストの前記第1の軸に対して垂
直、平行、ないし垂直と平行の間のいずれかの角度で延
びていることを特徴としている。さらに本発明は、流体
作動式ツールを流体源に接続するための多軸旋回コネク
タであって、第1の軸を有するポストと、該ポストの前
記第1の軸に対して直角に延びる第2の軸を有する旋回
手段と、前記ポストの一端で前記ポストに入り、前記ポ
ストの他端の方向で前記旋回手段上に出る少なくとも1
つの流体路と、前記旋回手段上に取付けられ、前記少な
くとも1つの流体路から外側に延びて、流体源から延出
しているホースまたはその類似物と接続されるようにさ
れた少なくとも1つの第2の流体路を有する継手手段と
を備え、かつ、前記旋回手段が、ポスト部部分と旋回部
分を有するように前記ポストと一体形成され、前記ポス
トの第1の軸を支点として旋回可能であり、流体が前記
継手手段に流入すると、流体作動式ツールを作動するよ
うに流体が前記ポストの前記一端に送給されると共に、
前記継手手段は前記ポストの前記第1の軸を支点として
旋回可能であり、かつ前記旋回手段の前記第2の軸を支
点として傾倒可能であることを特徴としている。多軸旋
回コネクタをこの発明に基づいて設計すれば、従来技術
の欠点が解消され、かつ前述の極めて有利な結果が得ら
れる。
【0006】この発明の特徴であると見なされる新規の
特徴は、特に特許請求の範囲に記載されている。しか
し、この発明自体は、その構造と動作方法の双方に関し
て、その補足的な目的と利点と共に、添付図面を参照し
た特定の実施例の以下の説明によって最も明解に理解さ
れよう。
【0007】
【発明の実施の形態】ホースを使用して流体作動式ツー
ルを流体源に接続するための多軸旋回コネクタは図1の
第1実施例に示されている。コネクタは全体として参照
番号1で示されているポストを有している。ポスト1
は、例えばフランジ100の複数個の穴2を貫いて延び
るボルト類によって流体作動式ツールTに固定的に連結
可能である。ポスト1の主要部は図1ではフランジ10
0から垂直方向上方に延在形成されている。ポスト1は
縦軸A1を有している。通路3はポスト1の下端部から
上方に延在形成され、かつ軸に対して直角にポストの外
周面へと延びる横部分30を有している。別の通路4は
ポスト1の同じく端部から上方に延び、同様に軸A1に
対して直角に、異なる高さでポストの周囲方向に延びる
横部分40を有している。ポスト1は、密封部材を収容
する複数個の環状溝5を有している。
【0008】コネクタは更に全体として参照番号6で示
した旋回手段を有している。旋回手段6は、軸A1を支
点として旋回可能にポスト1のボデー上に取り付けられ
る中央カラー7と、軸A1から旋回手段の軸A2に沿っ
て2つの反対方向に延びる2つの延長部8,8とを有し
ている。中央カラー7の内側には、前記横部分30およ
び40に対応する高さレベルに環状溝10,11が設け
られている。旋回手段は軸A1を境として一方の側に傾
斜通路90を介して環状溝10と連通するチャンバ9を
有しており、一方、前記環状溝10は横部分40を介し
てポスト1の通路4と連通している。旋回手段は更に、
軸A1を境として反対側に、傾斜する中間通路90’を
介して環状溝11と連通するチャンバ9’を有してお
り、一方、前記環状溝11はポスト1の通路3の横部分
30と連通している。
【0009】コネクタは更に、全体として参照番号12
で示された継手手段を有している。継手手段12は開口
部14を通して延びるねじによって互いに連結される2
個の継手部材13,13を有し、全体としてアーチ状な
いし門型状をなしている。各々の継手部材13,13は
流体源から延びるホースの端部をねじ込むためのねじ穴
として形成された入口穴15、16を有している。穴1
5、16は通路17、18を介して旋回部材6のチャン
バ9,9’と連通している。継手手段12は、少なくと
も1回だけ180°の角度で軸A2を支点として旋回可
能に旋回手段6上に配置され、溝19内に配置された密
封部材によって旋回手段6に対して封止されている。チ
ャンバ9,9’は図示しないがプラグによって少なくと
も入り口部分が閉止される。2個の継手部材13は、図
10のように、下方に延びる脚部分に前記旋回手段6の
延長部8と嵌まりあう貫通穴130をそれぞれ有してい
る。貫通穴130の中間部分には、一部が前記通路1
7,18と接続する環状溝131が形成されている。一
方、前記旋回手段6の延長部8,8にはチャンバ9,
9’と連通する半径方向穴80,80’がそれぞれ形成
されている。それら半径方向穴80,80’は図5のよ
うに位相が異なっている。そしてそれら半径方向穴8
0,80’は、図1の組み立て状態において、前記各継
手部材13,13の環状溝131,131と連通され
る。
【0010】図1〜図10に示した多軸旋回コネクタの
動作態様は以下の通りである。コネクタはポスト1のフ
ランジをもってツールに固定され、通路3,4がそれぞ
れツール内の図示しない通路に接続される。例えば、ピ
ストンがシリンダ内を往復運動可能なツール部材を駆動
する流体作動式のシリンダ−ピストン・ユニットを有す
る流体作動式ツールを作動させる必要がある場合、流体
源(図示せず)からホース(図示せず)を経て、順方向
ストロークを実施するピストンの一方の側で通路15、
17、9、4を経てピストンの一方の側のシリンダ内に
流体が供給される。このとき、ピストンの他方の側のシ
リンダ内の流体は、通路3,9’,8,16を経て排出
される。逆方向ストロークの場合は、流体はピストンの
一方の側から前記通路4,9,17,15を経て排出
し、ピストンの他方の側に入れるために通路16、1
8、9’、3を経てピストンの反対側のシリンダ内に供
給される。
【0011】動作中、多軸旋回コネクタによって、旋回
手段6は360°以上の角度でポストの軸A1を支点と
して何回も旋回可能であり、同時に継手手段12は旋回
手段6に対して少なくとも1回だけ180°の角度で軸
A2を支点として旋回可能であるので、流体作動式ツー
ルを相当程度自由に移動させることが可能になる。
【0012】図11はこの発明に基づく多軸旋回コネク
タの別の実施例を示している。この実施例では、ポスト
21がポストの軸A1を支点として旋回可能であり、ね
じ23によってツールTに固定されているワッシャ22
によってツール上に保持されるように、ポスト21はツ
ールTに連結されている。この例ではポスト21はワッ
シャ22が当接する部分以降が太径部分210となつて
おり、この太径部分210がツールTに形成してある穴
T’に回転可能にはまっている。
【0013】第1通路24はポスト21内に形成されて
いる環状溝から延出し、ツール内に設けられた通路t1
と連通し、一方、ポスト21内に形成された第2通路2
5はツールの中央通路t2と連通している。通路t1は
たとえばピストンの一方の側のシリンダに、通路t2は
ピストンの他方の側のシリンダにそれぞれ通じている。
前記第1通路24は、ポストの太径部分210の外
周面に開口する環状溝240を結ぶ横穴241と、これ
から分岐してポスト21の上端面に至る縦穴242とを
有している。第2通路25は、一端がポストの太径部分
210の下端面に開口し、前記横穴241と交わらない
ように縦方向に延び、他端がポスト21の上端面に開口
している。
【0014】コネクタは更に、全体として参照番号26
で示された旋回手段を有している。旋回手段26は環状
溝により相互に間隔を隔てられた複数個のディスクを備
えたシャフトとして構成されている。旋回手段26はポ
スト21から分離され、ポストの軸線と直角の開口部2
7を貫いて延在形成された部材として形成されている。
旋回部材26はポスト21の前記第1通路24と連通す
る通路28と、ポスト21の前記第2通路25と連通す
る通路29とを有している。通路28と29は旋回手段
26の軸A2の方向に延在している。前記通路28と2
9は、旋回手段26の外周に軸方向で間隔をおいて設け
られた2組の環状溝と、旋回手段26の軸方向すなわち
軸A2に沿って延びる盲穴状の横穴と、それら横穴と前
記環状溝とを結ぶ半径方向穴をそれぞれ有している。
【0015】ツールは更に、全体として参照番号30で
示された継手手段を有している。継手手段は、全体とし
てアーチ状ないし門型状をなしている。継手手段は流体
源から延びるホース(図示せず)の端部をねじ込むため
のねじ穴として形成可能である2つの穴31と32とを
有している。継手手段30は穴31を旋回手段26の前
記通路28と連通させる通路33と、旋回手段26の前
記通路29と連通する通路34とを設けた一体の部材と
して形成されている。通路33,34はそれぞれ通路2
8,29の前記環状溝に通じている。継手手段30は更
に、ポスト21の開口部27と位置合わせされた2つの
心合わせされた横開口部35と36を脚状部分に有して
いる。旋回手段26は心合わせされた開口部27、3
5、36内に挿入可能であり、これらの開口部から引き
抜き可能である。密封部材37はポスト21の太径部分
210をツールTに対して封止し、密封部材38は旋回
手段26を継手手段30に対して封止する。
【0016】この発明に基づくこの多軸旋回コネクタは
図1に示した多軸旋回コネクタと同様に動作するが、唯
一の相違点は、図11の多軸旋回コネクタでは、ポスト
21がその軸を支点としてツールTに対して旋回可能で
あり、旋回手段26をポスト21と継手手段30の位置
合わせされた開口部を通して軸方向に挿入、および引き
抜き可能であることである。この実施例の継手手段30
も軸A1を支点に360°以上の角度で旋回可能であ
り、かつ軸A2を支点として少なくとも180°の角度
で旋回可能である。
【0017】図12に示した実施例では、多軸旋回コネ
クタは参照番号41で示したポストと、ツールT内の対
応する通路t1,t2と連通する2つの通路42および
43を有している。ポスト41も軸A1を支点にツール
に対して旋回可能であり、ねじ45によってツールの表
面にねじ止めされたワッシャ44によってツール上に保
持されるように構成されている。すなわち、ポスト41
はワッシャ44が当接する部分以降が太径部分410に
なっており、その太径部分410がツールTの穴T’に
回転可能にはまっている。この実施例の旋回手段は、2
つの軸状の延長部46と47が軸A2に沿って2つの反
対方向に延在形成されるようにポスト41に一体に形成
されている。通路42と43が対応する延長部に延在形
成されている。前記通路42と43は、前記延長部46
と47のそれぞれの外周に形成した環状溝420,43
0もしくは環状溝をつなぐ連絡穴421,431に通じ
ている。
【0018】このコネクタは更に、2個の継手部材49
と50からなる継手手段48を有している。2個の継手
部材49と50はそれぞれ脚部分を有し、その脚部分に
は前記延長部46,47と嵌まりあう貫通穴490,5
00を有している。継手部材49は流体源から延び、か
つ通路52と連通しているホース(図示せず)の端部に
ねじ込むためのねじ穴51を有し、前記通路52はポス
ト41の前記通路42と連通している。継手部材48は
流体源から延び、かつ通路54と連通しているホース
(図示せず)の端部にねじ込むためのねじ穴53を有
し、前記通路54はポスト41の通路43と連通してい
る。継手部材49と50とは前記貫通穴490,500
を延長部46,47にはめた後、ねじ55によって互い
に連結されている。
【0019】図12の多軸旋回コネクタは流体を流体作
動式ツールに供給し、そこから流体を取り出すため、図
1および11の多軸旋回コネクタと同様に動作する。図
12の多軸旋回コネクタの相違点は、この場合は旋回手
段46,47が軸A1を支点に360°以上の角度で旋
回可能なポスト41と一体に形成され、一方、継手部材
48は互いに連結した2つの部分49,50からなり、
少なくとも180°の角度で軸A2を支点として旋回可
能である点にある。
【0020】上記の各々の部材、または2つまたはそれ
以上の部材の組合わせを、上記の種類とは異なる別の種
類の構造にも有用に応用できることが理解されよう。
【0021】この発明を流体作動式ツールを流体源に接
続するための多軸旋回コネクタとして図示し、説明して
きたが、この発明の趣旨から離れることなく様々な修正
と構造上の変化が可能であるので、この発明を記載した
細部に限定するものではない。
【0022】これ以上分析しなくても、前述の説明は、
最新の知識を駆使することによって、従来技術の観点か
らこの発明の普遍的、または特殊な側面の必須要件を構
成する機構を省くことなく、容易に様々な用途に適応さ
せることが可能である本発明の要点を充分に明らかにす
るものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、流体作動
式ツールを流体源に接続するための旋回コネクタを、ホ
ースを1つの軸を支点として360°動かすことができ
るだけではなく、前記軸と直角の軸を支点としても少な
くとも180°動かせすることができるように設計され
ているため、オペレータは何らかの障害物が邪魔になら
ないようにホースをよけてツールを自由に動かすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例に基づく、流体作動式ツー
ルを流体源に接続するための多軸旋回コネクタの断面図
である。
【図2】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタのポス
トの断面図である。
【図3】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタのポス
トの側面図である。
【図4】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタのポス
トの端面図である。
【図5】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの旋回
手段の断面図である。
【図6】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの旋回
手段の平面図である。
【図7】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの旋回
手段の端面図である。
【図8】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの継手
手段の側面図である。
【図9】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの継手
手段の平面図である。
【図10】本発明に基づく図1の多軸旋回コネクタの継
手手段の断面図である。
【図11】本発明に基づく多軸旋回コネクタの別の実施
例の断面図である。
【図12】本発明に基づく多軸旋回コネクタの更に別の
実施例の断図面である。
【符号の説明】
1,21,41 ポスト 2 穴 3、4,24,25,42,43 通路 6,26,46,47 旋回手段 12,30,48 継手手段 13,49,50 継手部材 A1 ポストの軸 A2 旋回手段の軸 T ツール

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体作動式ツールを流体源に接続するため
    の多軸旋回コネクタであって、第1の軸を有するポスト
    と、該ポストの前記第1の軸に対して直角に延びる第2
    の軸を有する旋回手段と、前記ポストの一端で前記ポス
    トに入り、前記ポストの他端の方向で前記旋回手段上に
    出る少なくとも1つの流体路と、2つの脚部分を有して
    全体としてアーチ状ないし門型状をなし前記脚部分をも
    って前記旋回手段上に取付けられ、少なくとも1つの入
    口と、前記少なくとも1つの流体路から外側に延びて、
    前記入口を通じて流体源から延出しているホースまたは
    その類似物と接続されるようにされた少なくとも1つの
    第2の流体路を有する継手手段とを備えてなり、流体が
    前記継手手段に流入すると、流体作動式ツールを作動す
    るように流体が前記ポストの前記一端に送給されると共
    に、前記継手手段は、前記ポストの前記第1の軸を支点
    としておよそ360°旋回可能であり、かつ前記旋回手
    段の前記第2の軸を支点としておよそ180°傾倒可能
    であることを特徴とする流体作動式ツールを流体源に接
    続するための多軸旋回コネクタ。
  2. 【請求項2】流体作動式ツールを流体源に接続するため
    の多軸旋回コネクタであって、第1の軸を有するポスト
    と、該ポストの前記第1の軸に対して直角に延びる第2
    の軸を有する旋回手段と、前記ポストの一端で前記ポス
    トに入り、前記ポストの他端の方向で前記旋回手段上に
    出る少なくとも1つの流体路と、2つの脚部分を有して
    全体としてアーチ状ないし門型状をなし前記脚部分をも
    って前記旋回手段上に取付けられ、軸を有する少なくと
    も1つの入口と、前記少なくとも1つの流体路から外側
    に延びて、前記入口を通じて流体源から延出しているホ
    ースまたはその類似物と接続されるようにされた少なく
    とも1つの第2の流体路を有する継手手段とを備えてな
    り、流体が前記継手手段に流入すると、流体作動式ツー
    ルを作動するように流体が前記ポストの前記一端に送給
    されると共に、前記継手手段は前記ポストの前記第1の
    軸を支点としておよそ360°旋回可能であり、かつ前
    記旋回手段の前記第2の軸を支点としておよそ180°
    傾倒可能であり、その結果前記入口の軸線が前記ポスト
    の前記第1の軸に対して垂直、平行、な いし垂直と平行
    の間のいずれかの角度で延びていることを特徴とする流
    体作動式ツールを流体源に接続するための多軸旋回コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】流体作動式ツールを流体源に接続するため
    の多軸旋回コネクタであって、第1の軸を有するポスト
    と、該ポストの前記第1の軸に対して直角に延びる第2
    の軸を有する旋回手段と、前記ポストの一端で前記ポス
    トに入り、前記ポストの他端の方向で前記旋回手段上に
    出る少なくとも1つの流体路と、前記旋回手段上に取付
    けられ、前記少なくとも1つの流体路から外側に延び
    て、流体源から延出しているホースまたはその類似物と
    接続されるようにされた少なくとも1つの第2の流体路
    を有する継手手段とを備え、かつ、前記旋回手段が、ポ
    スト部部分と旋回部分を有するように前記ポストと一体
    形成され、前記ポストの第1の軸を支点として旋回可能
    であり、流体が前記継手手段に流入すると、流体作動式
    ツールを作動するように流体が前記ポストの前記一端に
    送給されると共に、前記継手手段は前記ポストの前記第
    1の軸を支点として旋回可能であり、かつ前記旋回手段
    の前記第2の軸を支点として傾倒可能であることを特徴
    とする流体作動式ツールを流体源に接続するための多軸
    旋回コネクタ。
  4. 【請求項4】前記ポストが流体作動式ツールに対して前
    記第1の軸を支点として旋回可能に配置されており、前
    記ポストをその第1の軸を支点として旋回可能に流体作
    動式ツールに接続する手段をさらに備えている請求項3
    に記載の流体作動式ツールを流体源に接続するための多
    軸旋回コネクタ。
  5. 【請求項5】前記旋回手段は、前記ポストと一体形成さ
    れることで一体部材を形成し、前記継手手段は前記旋回
    手段上に取付けられ互いに接続された2個の継手部材を
    含むと共に、前記継手部材を互いに接続する手段をさら
    に備えている請求項3に記載の流体作動式ツールを流体
    源に接続するための多軸旋回コネクタ。
  6. 【請求項6】前記少なくとも1つの流体路は、前記一体
    部材の前記ポスト部分と前記旋回部分を貫いて延在形成
    されている請求項3に記載の流体作動式ツールを流体源
    に接続するための多軸旋回コネクタ。
  7. 【請求項7】旋回手段がポストの第1の軸を支点として
    旋回可能にポストに嵌まるカラーとポストの前記第1の
    軸に対して直角に延びる軸を構成するように反対方向に
    延びる2つの延長部とを備えポストは一端から上方に
    延出し旋回手段の 延長部に対応する外周面に開口する2
    つの流体通路を持ち旋回手段は前記流体通路にそれぞ
    れ通じる通路を有し、継手手段は、流体源から延出して
    いるホース又はその類似物と接続される2つの入口を有
    し、それら各入口はそれぞれ前記脚部分の通路を介して
    前記旋回手段の通路に通じており流体は継手手段の1
    方の入口から旋回手段を通ってポストの1方の通路を経
    て流体作動式ツールに送給されるとともに、流体作動式
    ツールからポストの他方の通路と旋回手段を通って継手
    手段の他方の入口から排出されるようになっている請求
    項1又は2に記載の流体作動式ツールを流体源に接続す
    るための多軸旋回コネクタ。
  8. 【請求項8】前記旋回手段は、前記ポスト上に、前記軸
    を支点として旋回可能に配置された別個の部材として形
    成され、前記脚部分を有する継手手段は前記旋回手段上
    に取付けられ互いに接続された2つの継手部分からなっ
    ていると共に、前記継手部材を互いに接続する手段を更
    に備えている請求項1又は2に記載の流体作動式ツール
    を流体源に接続するための多軸旋回コネクタ。
  9. 【請求項9】前記ポストは前記旋回手段の前記第2の
    に沿って延在形成された貫通穴を有し、前記継手手段も
    前記ポストの貫通穴と一致する貫通穴を有し、前記旋回
    手段は、前記ポストと前記継手手段の前記貫通穴内に挿
    入されかつ保持される部材として形成されている請求項
    1又は2に記載の流体作動式ツールを流体源に接続する
    ための多軸旋回コネクタ。
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