JP3380802B2 - 伸縮マストのための低プロフィル車載用リフト装着装置 - Google Patents
伸縮マストのための低プロフィル車載用リフト装着装置Info
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- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
- B60Q1/2611—Indicating devices mounted on the roof of the vehicle
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H12/00—Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures
- E04H12/18—Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures movable or with movable sections, e.g. rotatable or telescopic
- E04H12/182—Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures movable or with movable sections, e.g. rotatable or telescopic telescopic
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
- H01Q1/10—Telescopic elements
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1235—Collapsible supports; Means for erecting a rigid antenna
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/14—Adjustable mountings
- F21V21/22—Adjustable mountings telescopic
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両搭載圧空作動伸
縮マスト（テレスコーピングマスト）技術に関し、さら
に詳しくは、該伸縮マスト構成に対する改良された装着
配列に関するものである。本発明は特に、照明用光源な
どの電気器具を載せるために使う圧空作動伸縮マスト用
車両搭載配列に対して適用される。しかし、本発明はよ
り広い適用を有し、圧空・水圧・機械的（チェーン）作
動の、あるいは電気設備等を取り付けるか否かにかかわ
らず、どんなタイプの軽量円筒式伸縮マスト構造物に対
する車両搭載物として使われ得る。本出願人は伸縮マス
ト構造物について、米国特許第４，４１３，４５１号
「圧空作動傾斜収縮マスト構造」、同第５，５７２，８
３７号「圧空収縮マスト」及び同第５，７４３，６３５
号「圧空収縮マスト」を有する。伸縮マスト構造とその
適用の詳細は、上記に記載したのでその繰返しは省略す
る。勿論上記米国特許それ自身は、本発明を構成するも
のではない。
縮マスト（テレスコーピングマスト）技術に関し、さら
に詳しくは、該伸縮マスト構成に対する改良された装着
配列に関するものである。本発明は特に、照明用光源な
どの電気器具を載せるために使う圧空作動伸縮マスト用
車両搭載配列に対して適用される。しかし、本発明はよ
り広い適用を有し、圧空・水圧・機械的（チェーン）作
動の、あるいは電気設備等を取り付けるか否かにかかわ
らず、どんなタイプの軽量円筒式伸縮マスト構造物に対
する車両搭載物として使われ得る。本出願人は伸縮マス
ト構造物について、米国特許第４，４１３，４５１号
「圧空作動傾斜収縮マスト構造」、同第５，５７２，８
３７号「圧空収縮マスト」及び同第５，７４３，６３５
号「圧空収縮マスト」を有する。伸縮マスト構造とその
適用の詳細は、上記に記載したのでその繰返しは省略す
る。勿論上記米国特許それ自身は、本発明を構成するも
のではない。
【０００２】
【従来技術とその課題】圧空作動伸縮マストは従来公知
であり、救急車や公用車のような自動車の屋根に装着さ
れるという性質を一般にもっている。該マストは一般
に、照明器具のような電気器具を車体の上の高い位置に
据え付けるために用いられる。その効果は、広範なエリ
アを直ちに照明して、事故現場や嵐の後のような救出隊
員による救急作業をやり易くすることにある。圧空作動
収縮マストはそのような状況において特に有利である。
なぜなら、軽量で、収縮位置ではコンパクトで、電気器
具を制御するための配線をマストの円筒内を通して使え
るので、オープンな部位を十分もっているからである。
であり、救急車や公用車のような自動車の屋根に装着さ
れるという性質を一般にもっている。該マストは一般
に、照明器具のような電気器具を車体の上の高い位置に
据え付けるために用いられる。その効果は、広範なエリ
アを直ちに照明して、事故現場や嵐の後のような救出隊
員による救急作業をやり易くすることにある。圧空作動
収縮マストはそのような状況において特に有利である。
なぜなら、軽量で、収縮位置ではコンパクトで、電気器
具を制御するための配線をマストの円筒内を通して使え
るので、オープンな部位を十分もっているからである。
【０００３】一般に、伸縮マストは車両上で収縮位置に
あるとき、水平位置にある。マストは垂直位置まで回転
し、互いに伸びる隣接するマストによって伸展される。
しかし、米国特許第５，５７２，８３７号に開示されて
いるように、直立位置よりも小さな角度で水平に対して
持ち上がった位置に上げられることが望ましい。さら
に、マストは車両の側面に動いて上げられることも望ま
しい。
あるとき、水平位置にある。マストは垂直位置まで回転
し、互いに伸びる隣接するマストによって伸展される。
しかし、米国特許第５，５７２，８３７号に開示されて
いるように、直立位置よりも小さな角度で水平に対して
持ち上がった位置に上げられることが望ましい。さら
に、マストは車両の側面に動いて上げられることも望ま
しい。
【０００４】装着配列は一般に車両に同定されるベース
プレートを有し、該プレートから一対の支持プレートが
垂直に伸びて、その間にマスト最低部を受ける。このマ
スト最低部の底近くに固定されたピボット軸、すなわち
一対のスタブ軸が軸支持プレート内に支承されている。
さまざまなリフト機構が採用されて、ピボット軸の回り
に水平位置から垂直位置までマストを旋回させる。これ
らのリフト機構はすべて、マストを適切に据え付けるの
にうまく機能する。しかし、従来技術のリフト機構で
は、本発明の目的を達成できない。
プレートを有し、該プレートから一対の支持プレートが
垂直に伸びて、その間にマスト最低部を受ける。このマ
スト最低部の底近くに固定されたピボット軸、すなわち
一対のスタブ軸が軸支持プレート内に支承されている。
さまざまなリフト機構が採用されて、ピボット軸の回り
に水平位置から垂直位置までマストを旋回させる。これ
らのリフト機構はすべて、マストを適切に据え付けるの
にうまく機能する。しかし、従来技術のリフト機構で
は、本発明の目的を達成できない。
【０００５】米国特許第５，５７２，８３７号では、ス
イベル軸に付けられた歯ベルクランクが支持軸の片側で
ラックピンオンと協同してマストを所望の垂直角まで旋
回させる。露出した歯・ラック駆動配列にもいくらか利
点があり、スイベルの位置によってより高い垂直装着配
列が生じる。米国特許第５，７４３，６３５号は、機械
的アクチュエータ・ロッド機構を用いて、上記特許の露
出歯・ラック駆動配列を回避しているが、上記特許と同
様に、マスト最低部の中心にピボット軸を置いている。
これにより、通常よりも高い車両の屋根から垂直方向に
離れた水平位置をもつことになる。米国特許第４，４１
３，４５１号において、スタブ軸はマスト最低部の長手
方向中心線に関して側方にずれた軸で支承されている。
しかし、水圧アクチュエータが使われ、中間リンクがス
タブ軸ベルクランクと水圧アクチュエータロッドの間に
ある。
イベル軸に付けられた歯ベルクランクが支持軸の片側で
ラックピンオンと協同してマストを所望の垂直角まで旋
回させる。露出した歯・ラック駆動配列にもいくらか利
点があり、スイベルの位置によってより高い垂直装着配
列が生じる。米国特許第５，７４３，６３５号は、機械
的アクチュエータ・ロッド機構を用いて、上記特許の露
出歯・ラック駆動配列を回避しているが、上記特許と同
様に、マスト最低部の中心にピボット軸を置いている。
これにより、通常よりも高い車両の屋根から垂直方向に
離れた水平位置をもつことになる。米国特許第４，４１
３，４５１号において、スタブ軸はマスト最低部の長手
方向中心線に関して側方にずれた軸で支承されている。
しかし、水圧アクチュエータが使われ、中間リンクがス
タブ軸ベルクランクと水圧アクチュエータロッドの間に
ある。
【０００６】マスト構造用に出願人が商業的に利用して
いる極めて強力で良好なリフト配列を図１Ａ・１Ｂに示
す。マスト最低部１は、長手方向中心線３から側方にず
れた軸の回りに回転可能なピボット軸２に固定されてい
る。マスト最低部１の底端にリフトブラケット５が装着
されている。該ブラケット５の底にピン止めされたアク
チュエータロッド６が、米国特許第５，７４３，６３５
号に図示されているような角度リミットスイッチによっ
てマストを水平位置から垂直位置まで旋回させる。軸支
持プレート間にリフトブラケットを位置させることによ
り、（上記３つの米国特許と違って）たわみモーメント
を生じないリフト配列が生じるが、アクチュエータはマ
スト最低部１の下に位置しなければならないので、望ま
しい以上に高い矢印Ｅで示す持ち上げ装着となる。
いる極めて強力で良好なリフト配列を図１Ａ・１Ｂに示
す。マスト最低部１は、長手方向中心線３から側方にず
れた軸の回りに回転可能なピボット軸２に固定されてい
る。マスト最低部１の底端にリフトブラケット５が装着
されている。該ブラケット５の底にピン止めされたアク
チュエータロッド６が、米国特許第５，７４３，６３５
号に図示されているような角度リミットスイッチによっ
てマストを水平位置から垂直位置まで旋回させる。軸支
持プレート間にリフトブラケットを位置させることによ
り、（上記３つの米国特許と違って）たわみモーメント
を生じないリフト配列が生じるが、アクチュエータはマ
スト最低部１の下に位置しなければならないので、望ま
しい以上に高い矢印Ｅで示す持ち上げ装着となる。
【０００７】結局、マストは車両の屋根に付けられるベ
ースプレートによって、車両に固定される。ある車両は
屋根が湾曲しているので、プレートはその中心に置かれ
なければならない。マストは軽量であるが、この場合、
フラットなベースプレートの全面積に等しい支持面積を
与えることなく、車両屋根の最も弱い構造エリアにマス
ト重量をかけることになってしまう。さらに、マストの
位置を車両屋根から移すことが望ましい状況もある。結
局、上記特許に図示された側方装着リフト配列はマスト
中心線から側方にずれた持ち上げ力を加え、ピボット軸
にねじり（たわみ）モーメントを及ぼす。ベースプレー
トは、とくに湾曲した屋根をもつ車両に対して、このね
じりモーメントに抗する安定した装着配列ではない。
ースプレートによって、車両に固定される。ある車両は
屋根が湾曲しているので、プレートはその中心に置かれ
なければならない。マストは軽量であるが、この場合、
フラットなベースプレートの全面積に等しい支持面積を
与えることなく、車両屋根の最も弱い構造エリアにマス
ト重量をかけることになってしまう。さらに、マストの
位置を車両屋根から移すことが望ましい状況もある。結
局、上記特許に図示された側方装着リフト配列はマスト
中心線から側方にずれた持ち上げ力を加え、ピボット軸
にねじり（たわみ）モーメントを及ぼす。ベースプレー
トは、とくに湾曲した屋根をもつ車両に対して、このね
じりモーメントに抗する安定した装着配列ではない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、低いプロフィールをもち、車両屋根上のどんな所
定据え付けエリアでもマストを安定支持できる円筒状マ
スト構造物に対する装着配列を提供することにある。本
発明の他の面に沿った目的は、車両屋根に装着され、そ
の一端に電気器具アセンブリを取り付ける伸縮マスト構
造物において達成される。該マスト構造物は複数の隣接
するマスト部を有し、それらのマスト部は、マストの長
手軸が水平になるような収縮位置と長手軸が垂直になる
ような伸展位置の間で互いに相対的にスライド可能で、
マストはその最低部から該マスト部を収縮させることに
よって上げられる。改良点は、ベースプレートから垂直
に伸びる一対の長手方向に伸び、横手方向に間隔のあい
た軸支持を有している。カラー（襟）マウントがマスト
最低部の底に固定され、ピボット軸がカラーマウントに
固定され、軸支持プレートに支承されて、マストが水平
のとき、カラーマウントの最上面に隣接して、マストの
長手軸から側方にずれた軸上にある。ピボット軸の一端
に回転可能に付けられたピボットリンクが、ピボット支
持側面に隣接して垂直下方に伸び、ハウジングに出入り
可能なロッドをもつリニアアクチュエータが提供され
る。このアクチュエータロッドはピボットリンクに回転
可能に付けられ、ハウジングはベースプレートに回転可
能に付けられているので、ピボット軸の位置に関するピ
ボットリンクの長さによって、マストの長手軸が水平位
置にあるとき、ピボット軸よりも高くない位置に伸びる
低いプロフィールのマスト装着配列が与えられる。
的は、低いプロフィールをもち、車両屋根上のどんな所
定据え付けエリアでもマストを安定支持できる円筒状マ
スト構造物に対する装着配列を提供することにある。本
発明の他の面に沿った目的は、車両屋根に装着され、そ
の一端に電気器具アセンブリを取り付ける伸縮マスト構
造物において達成される。該マスト構造物は複数の隣接
するマスト部を有し、それらのマスト部は、マストの長
手軸が水平になるような収縮位置と長手軸が垂直になる
ような伸展位置の間で互いに相対的にスライド可能で、
マストはその最低部から該マスト部を収縮させることに
よって上げられる。改良点は、ベースプレートから垂直
に伸びる一対の長手方向に伸び、横手方向に間隔のあい
た軸支持を有している。カラー（襟）マウントがマスト
最低部の底に固定され、ピボット軸がカラーマウントに
固定され、軸支持プレートに支承されて、マストが水平
のとき、カラーマウントの最上面に隣接して、マストの
長手軸から側方にずれた軸上にある。ピボット軸の一端
に回転可能に付けられたピボットリンクが、ピボット支
持側面に隣接して垂直下方に伸び、ハウジングに出入り
可能なロッドをもつリニアアクチュエータが提供され
る。このアクチュエータロッドはピボットリンクに回転
可能に付けられ、ハウジングはベースプレートに回転可
能に付けられているので、ピボット軸の位置に関するピ
ボットリンクの長さによって、マストの長手軸が水平位
置にあるとき、ピボット軸よりも高くない位置に伸びる
低いプロフィールのマスト装着配列が与えられる。
【０００９】本発明の他の面によれば、上記装着配列は
さらに、側方に伸びる円筒状アウトリガー（張出し材）
を有し、それはピボット軸支持の開口部を通って伸び、
軸スイベルから長手方向に間隔があいている。車両屋根
に取り付けるため、アウトリガーの各端に対して端ブラ
ケットが設けられている。アウトリガーの各端で、アウ
トリガー内に合う大きさの第１・第２円筒カムが対向す
るカム面をもち、第１カムはそこを通って伸びる開口部
をもち、第２カムはそのカム面に隣接したネジ切り開口
部をもつ。ネジ切り締め具がブラケットから第１カム内
の中央開口部を通って、第２カムのネジ切り開口部との
ネジ結合部に伸びる。締め具が締められると、カムの少
なくとも１つがそのカム面に沿って、アウトリガーの内
部をロックするシート結合部内にスライドさせられるの
で、マストは湾曲屋根をもつ車両を含むどんな側面屋根
位置にも固定装着できる。一方、アウトリガーはリフト
機構のどんなモーメントアーム効果にも抗する安定した
装着を与える。
さらに、側方に伸びる円筒状アウトリガー（張出し材）
を有し、それはピボット軸支持の開口部を通って伸び、
軸スイベルから長手方向に間隔があいている。車両屋根
に取り付けるため、アウトリガーの各端に対して端ブラ
ケットが設けられている。アウトリガーの各端で、アウ
トリガー内に合う大きさの第１・第２円筒カムが対向す
るカム面をもち、第１カムはそこを通って伸びる開口部
をもち、第２カムはそのカム面に隣接したネジ切り開口
部をもつ。ネジ切り締め具がブラケットから第１カム内
の中央開口部を通って、第２カムのネジ切り開口部との
ネジ結合部に伸びる。締め具が締められると、カムの少
なくとも１つがそのカム面に沿って、アウトリガーの内
部をロックするシート結合部内にスライドさせられるの
で、マストは湾曲屋根をもつ車両を含むどんな側面屋根
位置にも固定装着できる。一方、アウトリガーはリフト
機構のどんなモーメントアーム効果にも抗する安定した
装着を与える。
【００１０】本発明の他の面によれば、たとえばアウト
リガーに接触する軸支持にセットねじを与えることによ
り、装着配列は車両屋根に対してさまざまに位置するこ
とができ、あるいは、ベースプレートを屋根に固定する
締め具によってアウトリガーに向かい合って据え付けら
れた車両屋根にマストが永久的に固定させられ得る。本
発明の他の面によれば、ハウジングへのアクチュエータ
の出入りを制御する第１・第２リミットスイッチが伸展
・収縮位置でリミットスイッチに接触するためロッドと
ともに動き得る接触部材を有し、それによりピボットリ
ンクの旋回がリミットスイッチの長手位置によって正確
に制御される。
リガーに接触する軸支持にセットねじを与えることによ
り、装着配列は車両屋根に対してさまざまに位置するこ
とができ、あるいは、ベースプレートを屋根に固定する
締め具によってアウトリガーに向かい合って据え付けら
れた車両屋根にマストが永久的に固定させられ得る。本
発明の他の面によれば、ハウジングへのアクチュエータ
の出入りを制御する第１・第２リミットスイッチが伸展
・収縮位置でリミットスイッチに接触するためロッドと
ともに動き得る接触部材を有し、それによりピボットリ
ンクの旋回がリミットスイッチの長手位置によって正確
に制御される。
【００１１】また、本発明の他の面によれば、スプライ
ン接続によりピボット軸がカラーマウントに回転可能に
付けられ、ピボットレバーがピボット軸に付けられるの
で、ロッドに対するピボットレバーの位置が、マストを
車両に装着する間、可変的にセットされ、ロッドの長手
方向の運動を水平面内に確保し、リンケージ内に結合を
最小化し、アクチュエータの力を効果的に使ってマスト
を所望の垂直・水平位置に旋回させる。本発明のさらな
る面によれば、Ｕ字形カギがピボットリンクに設けられ
て、リフトアクチュエータを側方に装着することによる
モーメントアーム効果をよりよく分散させる。こうして
本発明の目的は、伸縮マスト構造物に対する低プロフィ
ール装着配列を提供することにある。
ン接続によりピボット軸がカラーマウントに回転可能に
付けられ、ピボットレバーがピボット軸に付けられるの
で、ロッドに対するピボットレバーの位置が、マストを
車両に装着する間、可変的にセットされ、ロッドの長手
方向の運動を水平面内に確保し、リンケージ内に結合を
最小化し、アクチュエータの力を効果的に使ってマスト
を所望の垂直・水平位置に旋回させる。本発明のさらな
る面によれば、Ｕ字形カギがピボットリンクに設けられ
て、リフトアクチュエータを側方に装着することによる
モーメントアーム効果をよりよく分散させる。こうして
本発明の目的は、伸縮マスト構造物に対する低プロフィ
ール装着配列を提供することにある。
【００１２】本発明の他の目的は、伸縮マスト構造物を
持ち上げて支持するための安定した車両装着用配列を提
供することにある。本発明の他の目的は、湾曲面エリア
をもつ屋根位置を含むどんな車両屋根位置にもマストを
安定して装着できる、伸縮マスト構造物に対する車両装
着用配列を提供することにある。さらに本発明の他の目
的は、アウトリガーマウントによる旋回の間、マストを
安定して支持しながら車両屋根から低い垂直持ち上げ位
置にマストを据え付けるための側方装着ピボットレバー
を用いる、伸縮マストに対する車両装着用配列を提供す
ることにある。
持ち上げて支持するための安定した車両装着用配列を提
供することにある。本発明の他の目的は、湾曲面エリア
をもつ屋根位置を含むどんな車両屋根位置にもマストを
安定して装着できる、伸縮マスト構造物に対する車両装
着用配列を提供することにある。さらに本発明の他の目
的は、アウトリガーマウントによる旋回の間、マストを
安定して支持しながら車両屋根から低い垂直持ち上げ位
置にマストを据え付けるための側方装着ピボットレバー
を用いる、伸縮マストに対する車両装着用配列を提供す
ることにある。
【００１３】さらに本発明の他の目的は、マストを所望
の水平・垂直位置の間に正確に据え付けることのできる
リフト機構を用いる、伸縮マスト構造物に対する装着配
列を提供することにある。さらにまた、本発明の他の目
的は、マストを車両に装着するとき、容易に調整できる
マスト用リフト機構を用いる伸縮管状マスト構造物に対
する車両装着用配列を提供することにある。さらに他の
本発明の目的は、マストを水平位置から垂直位置まで旋
回させる、管状伸縮マスト構造物に対する比較的シンプ
ルで安価な車両装着用配列を提供することにある。
の水平・垂直位置の間に正確に据え付けることのできる
リフト機構を用いる、伸縮マスト構造物に対する装着配
列を提供することにある。さらにまた、本発明の他の目
的は、マストを車両に装着するとき、容易に調整できる
マスト用リフト機構を用いる伸縮管状マスト構造物に対
する車両装着用配列を提供することにある。さらに他の
本発明の目的は、マストを水平位置から垂直位置まで旋
回させる、管状伸縮マスト構造物に対する比較的シンプ
ルで安価な車両装着用配列を提供することにある。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照して説明するが、各図は本
発明の実施例を説明するためであって、これと同一の内
容に本発明を限定するためのものではない。図２は自動
車１３の屋根１２の上に装着された伸縮マスト構造物１
０を示している。図２で、マスト構造物１０は収縮（収
納）位置では実線で、また垂直（直立）位置では２点鎖
線で示されている。さらに詳細には、マスト構造物１０
は長手軸１４に沿って伸展する。マスト１０が収縮位置
にあると、長手軸１４は水平で、車両１３の屋根１２に
対して平行である。本発明によれば、マスト１０は０°
〜９０°の間のある傾斜角で据え付けることができる。
ここで、０°は車両屋根と平行で一般に水平、また９０
°は図２の２点鎖線で示すように垂直位置で、一般に車
両屋根１２に対して直交している。マスト１０が０°〜
９０°の間のどんな位置にも据え付けられるのは明らか
であろうが、通常は図２のように水平位置か垂直位置で
使われる。
発明の実施例を説明するためであって、これと同一の内
容に本発明を限定するためのものではない。図２は自動
車１３の屋根１２の上に装着された伸縮マスト構造物１
０を示している。図２で、マスト構造物１０は収縮（収
納）位置では実線で、また垂直（直立）位置では２点鎖
線で示されている。さらに詳細には、マスト構造物１０
は長手軸１４に沿って伸展する。マスト１０が収縮位置
にあると、長手軸１４は水平で、車両１３の屋根１２に
対して平行である。本発明によれば、マスト１０は０°
〜９０°の間のある傾斜角で据え付けることができる。
ここで、０°は車両屋根と平行で一般に水平、また９０
°は図２の２点鎖線で示すように垂直位置で、一般に車
両屋根１２に対して直交している。マスト１０が０°〜
９０°の間のどんな位置にも据え付けられるのは明らか
であろうが、通常は図２のように水平位置か垂直位置で
使われる。
【００１５】マスト１０はその上端に実用ライト１６を
備えている。図示の実施例では、２つの直方体のボック
ス１７・１８があり、それぞれのボックスは実用ライト
１６を有し、ボックス１７・１８はリモート作動されて
ある平面内で旋回し、他の平面内で傾斜する。それ以上
の詳しい説明は、参考文献を参照することができる。こ
うして、マスト１０は橋の下や、崖や山道のような険し
い場所で、広範なエリアを照明することができる。また
マストは、陸橋や橋の下側を照明するためにも使われ得
る。マスト１０はどんな所定の電気器具や多数の照明器
具を、顧客の要求と用途に応じて備えることができる。
またマスト１０は、どんな数の器具も備えることがで
き、「電気器具」という用語は、電気がそれに流される
か否かに関わらず、そのようなすべての器具をさしてい
る。
備えている。図示の実施例では、２つの直方体のボック
ス１７・１８があり、それぞれのボックスは実用ライト
１６を有し、ボックス１７・１８はリモート作動されて
ある平面内で旋回し、他の平面内で傾斜する。それ以上
の詳しい説明は、参考文献を参照することができる。こ
うして、マスト１０は橋の下や、崖や山道のような険し
い場所で、広範なエリアを照明することができる。また
マストは、陸橋や橋の下側を照明するためにも使われ得
る。マスト１０はどんな所定の電気器具や多数の照明器
具を、顧客の要求と用途に応じて備えることができる。
またマスト１０は、どんな数の器具も備えることがで
き、「電気器具」という用語は、電気がそれに流される
か否かに関わらず、そのようなすべての器具をさしてい
る。
【００１６】図３において、マスト１０は複数の隣接す
るマスト部からなっている。実施例では、２０Ａ〜２０
Ｄの４つのマスト収縮部がある。マスト１０の旋回する
最低マスト部は２０Ａ、最高マスト部は２０Ｄで示され
ている。マスト１０が圧空式なので各マスト部はＯリン
グ２１によって気密にされ、固定されている２０Ａ以外
のマスト部２０Ｂ〜２０Ｄは隣接マスト部に対して収縮
する。こうして、マスト部２０Ｂはマスト部２０Ａから
伸縮し、マスト部２０Ｃはマスト部２０Ｂから伸縮し、
マスト部２０Ｄはマスト部２０Ｃから伸縮する。すでに
説明したように、圧空収縮管状構造物は軽量で、マスト
部２０Ａ〜２０Ｄ内のスペースが中空のためボックス１
７・１８を傾斜・旋回させるモータを駆動させ、実用ラ
イト１６を作動させるための電線２２をその中に通すこ
とができるため、好ましい。電線２２によって伝えられ
る信号が、回路のプリント回路板２３で制御されて発生
する。マスト１０を作動させる圧空が、ソレノイド弁２
５とプリント回路板２３による調整弁の制御のもと、コ
ンプレッサ２４を通して供給される。本発明は圧空式伸
縮マストにのみ限定される必要はなく、チェーンのよう
な機械的駆動や水圧配列によっても作動できる。このよ
うに、マスト構造物１０は全く従来の様式である。
るマスト部からなっている。実施例では、２０Ａ〜２０
Ｄの４つのマスト収縮部がある。マスト１０の旋回する
最低マスト部は２０Ａ、最高マスト部は２０Ｄで示され
ている。マスト１０が圧空式なので各マスト部はＯリン
グ２１によって気密にされ、固定されている２０Ａ以外
のマスト部２０Ｂ〜２０Ｄは隣接マスト部に対して収縮
する。こうして、マスト部２０Ｂはマスト部２０Ａから
伸縮し、マスト部２０Ｃはマスト部２０Ｂから伸縮し、
マスト部２０Ｄはマスト部２０Ｃから伸縮する。すでに
説明したように、圧空収縮管状構造物は軽量で、マスト
部２０Ａ〜２０Ｄ内のスペースが中空のためボックス１
７・１８を傾斜・旋回させるモータを駆動させ、実用ラ
イト１６を作動させるための電線２２をその中に通すこ
とができるため、好ましい。電線２２によって伝えられ
る信号が、回路のプリント回路板２３で制御されて発生
する。マスト１０を作動させる圧空が、ソレノイド弁２
５とプリント回路板２３による調整弁の制御のもと、コ
ンプレッサ２４を通して供給される。本発明は圧空式伸
縮マストにのみ限定される必要はなく、チェーンのよう
な機械的駆動や水圧配列によっても作動できる。このよ
うに、マスト構造物１０は全く従来の様式である。
【００１７】図３〜図６において、本発明の装着配列は
車両屋根１２の上に横たわる一般にフラットなベースプ
レート３０を有する。ベースプレート３０から上に垂直
に伸びて、一対の第１・第２軸支持プレート３２・３３
がある。軸支持プレート３２・３３は、長手方向に伸
び、横手方向には互いに隔たってその間に最低マスト部
２０Ａを受ける。最低マスト部２０Ａの底端３５に、あ
るいはそれに隣接して、溶接等によって最低マスト部２
０Ａを囲んでそれに永久固定されるカラー３６がある。
カラー３６を通って伸びて、スプライン接続のため溝付
けされ、ピボット軸中心線３９と同軸のピボット軸開口
部３８がある。ピボット軸開口部３８内に受けられて、
カラー３６内に受けられる長さの部分にスプラインされ
るピボット軸４０がある。
車両屋根１２の上に横たわる一般にフラットなベースプ
レート３０を有する。ベースプレート３０から上に垂直
に伸びて、一対の第１・第２軸支持プレート３２・３３
がある。軸支持プレート３２・３３は、長手方向に伸
び、横手方向には互いに隔たってその間に最低マスト部
２０Ａを受ける。最低マスト部２０Ａの底端３５に、あ
るいはそれに隣接して、溶接等によって最低マスト部２
０Ａを囲んでそれに永久固定されるカラー３６がある。
カラー３６を通って伸びて、スプライン接続のため溝付
けされ、ピボット軸中心線３９と同軸のピボット軸開口
部３８がある。ピボット軸開口部３８内に受けられて、
カラー３６内に受けられる長さの部分にスプラインされ
るピボット軸４０がある。
【００１８】図６に最良に示すように、第２軸支持プレ
ート３３に隣接したピボット軸端４１は円筒状で第２ブ
ッシング４２内に支承され、第２軸支持プレート３３の
最上端に固定された第２ベアリングブロック４３ 内に
圧入されている。同様に、ピボット軸４０の円筒部が第
１ブッシング４４内に支承され、第１軸支持プレート３
２の露出端に固定された第１ベアリングブロック４５内
に圧入されている。ピボット軸４０のスプライン端４６
は第１ブッシング４４を越えて伸びる。ピボット軸４０
は、回転したときカラー３６とのスプライン接続によっ
て、マスト１０を図２・４・５の位置の間に上げ下げす
る。図４〜６のピボット軸中心線３９は、マスト中心線
１４から横方向にずれている。特に、図４の水平位置に
あるマスト１０に対し、ピボット軸中心線３９は最低マ
スト部２０Ａの垂直最高部に隣接している。こうして、
マスト１０の最高上昇点はピボット軸４０である。図４
のＥで示すように、屋根１２から最低上昇位置にピボッ
ト軸中心線３９を保持することによって、低プロフィー
ル装着配列がなされる。
ート３３に隣接したピボット軸端４１は円筒状で第２ブ
ッシング４２内に支承され、第２軸支持プレート３３の
最上端に固定された第２ベアリングブロック４３ 内に
圧入されている。同様に、ピボット軸４０の円筒部が第
１ブッシング４４内に支承され、第１軸支持プレート３
２の露出端に固定された第１ベアリングブロック４５内
に圧入されている。ピボット軸４０のスプライン端４６
は第１ブッシング４４を越えて伸びる。ピボット軸４０
は、回転したときカラー３６とのスプライン接続によっ
て、マスト１０を図２・４・５の位置の間に上げ下げす
る。図４〜６のピボット軸中心線３９は、マスト中心線
１４から横方向にずれている。特に、図４の水平位置に
あるマスト１０に対し、ピボット軸中心線３９は最低マ
スト部２０Ａの垂直最高部に隣接している。こうして、
マスト１０の最高上昇点はピボット軸４０である。図４
のＥで示すように、屋根１２から最低上昇位置にピボッ
ト軸中心線３９を保持することによって、低プロフィー
ル装着配列がなされる。
【００１９】スプライン接続によって、ピボット軸４０
のスプライン端４６にピボットリンク５０が固定されて
いる。ピボットリンク５０は、最低マスト部２０Ａに面
している第１軸支持プレート３２の対向側面４９である
第１ベアリングブロック４５の側面４８に隣接して伸び
る。好ましくは、ピボットリンク５０は、ピボット軸４
０のスプライン端４６のスプラインを受けるため開口部
５５を溝引きした長手方向に伸びる湾曲部５４に接続し
ている一対の横手方向に隔たった脚５２・５３をもつＵ
字形カギ状である。このＵ字状配列は、湾曲部５４の長
さがピボットリンク５０の側面装着によるモーメントア
ーム効果を散らすので好ましい。
のスプライン端４６にピボットリンク５０が固定されて
いる。ピボットリンク５０は、最低マスト部２０Ａに面
している第１軸支持プレート３２の対向側面４９である
第１ベアリングブロック４５の側面４８に隣接して伸び
る。好ましくは、ピボットリンク５０は、ピボット軸４
０のスプライン端４６のスプラインを受けるため開口部
５５を溝引きした長手方向に伸びる湾曲部５４に接続し
ている一対の横手方向に隔たった脚５２・５３をもつＵ
字形カギ状である。このＵ字状配列は、湾曲部５４の長
さがピボットリンク５０の側面装着によるモーメントア
ーム効果を散らすので好ましい。
【００２０】ピボットリンク５０を通してピボット軸４
０を回転するため、アクチュエータ５８が設けられてい
る。図７のように、アクチュエータ５８はモータ５９を
有し、モータはベベルギア配列６０を通して軸６２を回
転させ、軸６２はトルクベアリング６３を通してリード
ねじとして機能するアクチュエータロッド６４に接続さ
れている。この駆動は従来通りで、ボールねじや水圧駆
動アクチュエータあるいは圧空アクチュエータがリフト
アクチュエータとして使われ得るが、電気駆動ギア配列
は高トルク出力を与えるので好ましい。
０を回転するため、アクチュエータ５８が設けられてい
る。図７のように、アクチュエータ５８はモータ５９を
有し、モータはベベルギア配列６０を通して軸６２を回
転させ、軸６２はトルクベアリング６３を通してリード
ねじとして機能するアクチュエータロッド６４に接続さ
れている。この駆動は従来通りで、ボールねじや水圧駆
動アクチュエータあるいは圧空アクチュエータがリフト
アクチュエータとして使われ得るが、電気駆動ギア配列
は高トルク出力を与えるので好ましい。
【００２１】図３〜５のように、アクチュエータロッド
６４は、６６でピン止めされ、アクチュエータハウジン
グ６７は６８でブラケット６９にピン止めされて、ベー
スプレート３０に固定されている。ロッド６４から、接
触アームが伸び、これは実施例では接触ロッド７０の形
を取り、一対の調整可能なマイクロリミットスイッチ７
２・７３を作動させるためロッド６４と共に動く。リミ
ットスイッチ７２・７３は接触ロッド７０の指向性移動
に平行なガイドの上に調整可能に装着されている。図４
・５のように、リミットスイッチ７２・７３の据え付け
により、アクチュエータロッド６４の伸展・収縮位置が
決められ、マスト１０の垂直・水平位置が決められる。
これまで、リミットスイッチはピボット軸やリフトブラ
ケットの角度位置に基づいて決められ、これらのリミッ
トスイッチが所定の機能を行う間、マスト１０の角度位
置は本発明のようにアクチュエータロッド６４の、より
長いリニア移動を用いて達成される正確さでは、セット
できなかった。さらに、本発明のリミットスイッチ配列
の調整は、マストのどんな所望の垂直傾斜角に対しても
容易になし遂げられる。
６４は、６６でピン止めされ、アクチュエータハウジン
グ６７は６８でブラケット６９にピン止めされて、ベー
スプレート３０に固定されている。ロッド６４から、接
触アームが伸び、これは実施例では接触ロッド７０の形
を取り、一対の調整可能なマイクロリミットスイッチ７
２・７３を作動させるためロッド６４と共に動く。リミ
ットスイッチ７２・７３は接触ロッド７０の指向性移動
に平行なガイドの上に調整可能に装着されている。図４
・５のように、リミットスイッチ７２・７３の据え付け
により、アクチュエータロッド６４の伸展・収縮位置が
決められ、マスト１０の垂直・水平位置が決められる。
これまで、リミットスイッチはピボット軸やリフトブラ
ケットの角度位置に基づいて決められ、これらのリミッ
トスイッチが所定の機能を行う間、マスト１０の角度位
置は本発明のようにアクチュエータロッド６４の、より
長いリニア移動を用いて達成される正確さでは、セット
できなかった。さらに、本発明のリミットスイッチ配列
の調整は、マストのどんな所望の垂直傾斜角に対しても
容易になし遂げられる。
【００２２】さらに、図４・５のように、アクチュエー
タ５８は２点でピン止めされているが、マスト１０の水
平位置から直立位置まで９０°の旋回を通して実質的に
水平に保持される。これはピボット長さ５０が短いため
である。マスト１０が水平のときピボットリンク５０は
垂直に対して４５°、またマスト１０が直立のとき垂直
軸の反対側で４５°であることが好ましい。これはアセ
ンブリがスプライン接続に対している間に達成される。
短いピボットリンク配列により、アクチュエータ５８に
必要な力が増す。これが、正確なリードねじ位置をもつ
ギア駆動アクチュエータが選ばれ、スプライン接続によ
りピボットリンク５０の正確な位置決めがなされた理由
である。アクチュエータ５８の側面装着配列によりピボ
ット軸４０の回りにたわみモーメントが増す。このモー
メントは、ピボット点６６・６８で結合を起こしやす
く、アクチュエータ５８を過度に回転させる。ピボット
リンク５０の回転の間、アクチュエータ５８の長手軸を
実質的に水平に保持することにより、アクチュエータの
駆動力がマスト１０を持ち上げることに導かれ、そうで
なければピボット接続６６・６８で発生する結合力に打
ちかつためには導かれない。
タ５８は２点でピン止めされているが、マスト１０の水
平位置から直立位置まで９０°の旋回を通して実質的に
水平に保持される。これはピボット長さ５０が短いため
である。マスト１０が水平のときピボットリンク５０は
垂直に対して４５°、またマスト１０が直立のとき垂直
軸の反対側で４５°であることが好ましい。これはアセ
ンブリがスプライン接続に対している間に達成される。
短いピボットリンク配列により、アクチュエータ５８に
必要な力が増す。これが、正確なリードねじ位置をもつ
ギア駆動アクチュエータが選ばれ、スプライン接続によ
りピボットリンク５０の正確な位置決めがなされた理由
である。アクチュエータ５８の側面装着配列によりピボ
ット軸４０の回りにたわみモーメントが増す。このモー
メントは、ピボット点６６・６８で結合を起こしやす
く、アクチュエータ５８を過度に回転させる。ピボット
リンク５０の回転の間、アクチュエータ５８の長手軸を
実質的に水平に保持することにより、アクチュエータの
駆動力がマスト１０を持ち上げることに導かれ、そうで
なければピボット接続６６・６８で発生する結合力に打
ちかつためには導かれない。
【００２３】中空の管状アウトリガー８０が、マスト１
０の長手軸１４と交差する方向に長手方向に伸びてい
る。アウトリガー８０は、それぞれ第１・第２軸支持プ
レート３２・３３と第１・第２ベアリングブロック４５
・４３に形成されたアウトリガー開口部８２・８３を通
ってスライド可能に伸びる。図６のように、アウトリガ
ー８０の各端にアングル装着ブラケット８５がある。ブ
ラケット８５の水平脚８６は車両屋根１２に直接（ある
いは間接に）、固定されるために用いられる。直立脚８
７はねじ締め具８９を受けるための開口部８８−好まし
くはスロット開口部−を有する。アウトリガー８０の内
径よりも小さな径をもつ第１・第２円筒カム９０・９１
がアウトリガー８０の各端に対して設けられている。各
カム９０・９１は、図６の組立位置では互いに対面し、
互いにスライドする再カム面９２・９３を有する。第２
カム９１は、そのカム面９３から長手方向に伸びる中央
に位置するねじ切り開口部を有する。第１カム９０は、
そこを通って長手方向に伸びる中央開口部９８を有す
る。中央開口部９８はねじ締め具８９の径よりも大きな
径をもち、あるいはスロット内に形成される。第１・第
２カム９０・９１をアウトリガー８０の開端内に合わせ
て、少なくとも各カム面９２・９３が管内にある距離ま
で合わせて、ねじ締め具８９を第２カムのねじ切り開口
部９５内に締めることにより、アウトリガー８０の内径
に接触するまでカムの一方（あるいは双方）がカム面９
２・９３に沿ってスライドする。ねじ締め具８９を締め
続けることにより、アウトリガー８０の内面に対してカ
ム９０・９１をクサビ状に押し込み、アウトリガー８０
を装着ブラケット８５および車両屋根１２に固定させ
る。この装着配列は自転車のハンドルバーを前輪フォー
クに固定するのに使われるものに似ていないことはな
い。これまでは、マスト用装着配列はベースプレート３
０を単に車両屋根にボルト締めしてきた。
０の長手軸１４と交差する方向に長手方向に伸びてい
る。アウトリガー８０は、それぞれ第１・第２軸支持プ
レート３２・３３と第１・第２ベアリングブロック４５
・４３に形成されたアウトリガー開口部８２・８３を通
ってスライド可能に伸びる。図６のように、アウトリガ
ー８０の各端にアングル装着ブラケット８５がある。ブ
ラケット８５の水平脚８６は車両屋根１２に直接（ある
いは間接に）、固定されるために用いられる。直立脚８
７はねじ締め具８９を受けるための開口部８８−好まし
くはスロット開口部−を有する。アウトリガー８０の内
径よりも小さな径をもつ第１・第２円筒カム９０・９１
がアウトリガー８０の各端に対して設けられている。各
カム９０・９１は、図６の組立位置では互いに対面し、
互いにスライドする再カム面９２・９３を有する。第２
カム９１は、そのカム面９３から長手方向に伸びる中央
に位置するねじ切り開口部を有する。第１カム９０は、
そこを通って長手方向に伸びる中央開口部９８を有す
る。中央開口部９８はねじ締め具８９の径よりも大きな
径をもち、あるいはスロット内に形成される。第１・第
２カム９０・９１をアウトリガー８０の開端内に合わせ
て、少なくとも各カム面９２・９３が管内にある距離ま
で合わせて、ねじ締め具８９を第２カムのねじ切り開口
部９５内に締めることにより、アウトリガー８０の内径
に接触するまでカムの一方（あるいは双方）がカム面９
２・９３に沿ってスライドする。ねじ締め具８９を締め
続けることにより、アウトリガー８０の内面に対してカ
ム９０・９１をクサビ状に押し込み、アウトリガー８０
を装着ブラケット８５および車両屋根１２に固定させ
る。この装着配列は自転車のハンドルバーを前輪フォー
クに固定するのに使われるものに似ていないことはな
い。これまでは、マスト用装着配列はベースプレート３
０を単に車両屋根にボルト締めしてきた。
【００２４】本発明のアウトリガー８０はいくつかの利
点を与える。上記側面作動／ピボット軸位置により所望
の低プロフィールが得られるので、マスト１０を備えた
車両は垂直上方のクリアランスを特別心配することな
く、通常のガレージ内に駐車したり、橋などの下を通過
することができる。アウトリガー８０は全装着配列を一
層安定にするだけでなく、アクチュエータ５８の側方装
着によるモーメントアーム効果の結果としてユニットが
ねじられる傾向に対して抗する安定化ビーム（梁）を与
える。さらに、その配列により図１０のような車両屋根
１２の湾曲部にも取り付けられる。その場合、ベースプ
レート３０は、その面積全体が均一に車両屋根に接触し
ない。さらに、アウトリガー８０の端部の装着ブラケッ
ト８５の位置によって、取り付け点が車両屋根の交差端
に対して一層近づき、これは湾曲屋根の中央にアセンブ
リを取り付けるよりも一層強固な取り付けを与える。結
局、実用ライト１６が上記のように旋回を回転させる一
方、使用状況は車両の側方に対しマスト１０の側方位置
が移動しなければならない場所で非常によく発生する。
アウトリガー８０により、図９のような位置に対して移
動できる。ここで、マスト１０を車両の屋根１２に乗せ
る一般的な装着において、より小さなマスト１０が車両
屋根および固定された装着ブラケット８５に取り付けら
れるということに注意すべきである。次に、締め具９９
によってベースプレート３０を直接、屋根１２に固定す
る。あるいは、締め具９９に加えて、軸支持プレート３
２・３３の固定ねじ１００によって、アウトリガー８０
を軸支持プレート３２・３３にロックして、ベースプレ
ート３０にロックすることもできる。固定ねじ１００を
外すことにより、図９の実施例に示す位置に任意に動か
せる。ベースプレート３０とアウトリガー８０が一度車
両屋根に固定されると、カラー３６を備えたマスト１０
は図４の水平位置にされる。実用ライト１６はライト支
持ブラケット１０２の上に置かれる。次にピボット軸４
０がカラー３６のピボット軸開口部３８内に挿入され、
ピボットリンク５０が所定位置に取り付けられる。リミ
ットスイッチ７２・７３が所定位置にセットされ、マス
ト１０との電気接続と圧空接続がなされる。耐候性低プ
ロフィールカバー１０３がマスト作業部材を悪天候から
保護するために設けられている。
点を与える。上記側面作動／ピボット軸位置により所望
の低プロフィールが得られるので、マスト１０を備えた
車両は垂直上方のクリアランスを特別心配することな
く、通常のガレージ内に駐車したり、橋などの下を通過
することができる。アウトリガー８０は全装着配列を一
層安定にするだけでなく、アクチュエータ５８の側方装
着によるモーメントアーム効果の結果としてユニットが
ねじられる傾向に対して抗する安定化ビーム（梁）を与
える。さらに、その配列により図１０のような車両屋根
１２の湾曲部にも取り付けられる。その場合、ベースプ
レート３０は、その面積全体が均一に車両屋根に接触し
ない。さらに、アウトリガー８０の端部の装着ブラケッ
ト８５の位置によって、取り付け点が車両屋根の交差端
に対して一層近づき、これは湾曲屋根の中央にアセンブ
リを取り付けるよりも一層強固な取り付けを与える。結
局、実用ライト１６が上記のように旋回を回転させる一
方、使用状況は車両の側方に対しマスト１０の側方位置
が移動しなければならない場所で非常によく発生する。
アウトリガー８０により、図９のような位置に対して移
動できる。ここで、マスト１０を車両の屋根１２に乗せ
る一般的な装着において、より小さなマスト１０が車両
屋根および固定された装着ブラケット８５に取り付けら
れるということに注意すべきである。次に、締め具９９
によってベースプレート３０を直接、屋根１２に固定す
る。あるいは、締め具９９に加えて、軸支持プレート３
２・３３の固定ねじ１００によって、アウトリガー８０
を軸支持プレート３２・３３にロックして、ベースプレ
ート３０にロックすることもできる。固定ねじ１００を
外すことにより、図９の実施例に示す位置に任意に動か
せる。ベースプレート３０とアウトリガー８０が一度車
両屋根に固定されると、カラー３６を備えたマスト１０
は図４の水平位置にされる。実用ライト１６はライト支
持ブラケット１０２の上に置かれる。次にピボット軸４
０がカラー３６のピボット軸開口部３８内に挿入され、
ピボットリンク５０が所定位置に取り付けられる。リミ
ットスイッチ７２・７３が所定位置にセットされ、マス
ト１０との電気接続と圧空接続がなされる。耐候性低プ
ロフィールカバー１０３がマスト作業部材を悪天候から
保護するために設けられている。
【００２５】以上、実施例とその変形について本発明を
説明した。本発明の詳細な説明を読んで理解すれば、さ
らなる変形や変更が当業者には容易であろう。それらの
すべての変形と変更は、本発明の範囲内にある限り、本
発明に含まれる。
説明した。本発明の詳細な説明を読んで理解すれば、さ
らなる変形や変更が当業者には容易であろう。それらの
すべての変形と変更は、本発明の範囲内にある限り、本
発明に含まれる。
【図１】従来技術による収縮マスト構造物の側面図
（Ａ）および端面図（Ｂ）。
（Ａ）および端面図（Ｂ）。
【図２】本発明の収縮マストの一使用例を示す側面図。
【図３】図２の３−３矢視一部断面平面図。
【図４】図３の４−４矢視一部断面側面図。
【図５】マストの直立位置を示す側面図。
【図６】図３の６−６矢視一部断面端面図。
【図７】アクチュエータの一部断面側面図。
【図８】伸縮マストのさまざまな位置を示す端面図。
【図９】伸縮マストのさまざまな位置を示す端面図。
【図１０】伸縮マストのさまざまな位置を示す端面図。
１０： 伸縮マスト構造物
１２： 屋根
１３： 自動車
１６： 実用ライト
２０Ａ〜２０Ｄ： 収縮マスト部
３０： ベースプレート
４０： ピボット軸
５８： アクチュエータ
８０： アウトリガー
９０： 第１カム
９１： 第２カム
９９： 締め具
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B66F 11/00
F21V 21/22
Claims (11)
- 【請求項１】 車両屋根の上に装着されるように適合
し、その一端に電気器具アセンブリを取り付ける伸縮マ
スト構造物であって、該マスト構造物が、マスト構造物
の長手軸が水平であるときの収縮位置と同長手軸が垂直
であるときの伸展位置の間で互いにスライド可能な複数
の隣接する伸縮マスト部を有し、そして該マスト構造物
が最低位置のマスト部から持ち上げられるようになって
いる伸縮構造物において、 （ａ）車両の屋根の上に横たわるように設けられたベー
スプレートから垂直に伸び、且つ、長手方向に伸びる一
対の軸支持体を所定の間隔をもって配設すると共に、前
記マスト構造物の最低マスト部が該軸支持体の間に位置
するように配設し、さらに、 （ｂ）該最低マスト部の底部近傍に固定されたカラーマ
ウントと、 （ｃ）前記カラーマウントに固定されたピボットシャフ
トであって、前記ピボットシャフトが、前記マスト構造
物が水平の時の前記カラーマウントの最上部の面に設け
られると共に、前記マスト構造物の長手軸から上方にず
れたピボット軸上に設けられ、且つ、当該ピボットシャ
フトが前記軸支持体に支承されたピボットシャフトと、 （ｄ）該ピボットシャフトの一つの軸端に回転可能に固
定され、垂直下方に伸びるピボットリンクと、 （ｅ）アクチュエータハウジングに出入りするように動
くことのできるアクチュエータロッドを有し、該アクチ
ュエータロッドが前記ピボットリンクにピボット回転可
能に固定され、前記アクチュエータハウジングが前記ベ
ースプレートにピボット回転可能に固定されるリニアア
クチュエータと、 で構成した ことを特徴とする伸縮マスト構造物。 - 【請求項２】 さらに、前記アクチュエータロッドのア
クチュエータハウジングに出入りさせる動きを制御する
ために長手方向に調整可能で所定の間隔をもって設けら
れた第１及び第２アクチュエータリミットスイッチと、
前記アクチュエータロッドの伸展・収縮位置で前記リミ
ットスイッチと接触することにより、前記ピボットリン
クの回転を前記リミットスイッチの長手方向の位置によ
り制御する、前記アクチュエータロッドと共に動く接触
部材とを有する請求項１記載の伸縮マスト構造物。 - 【請求項３】 スプライン接続により前記ピボットシャ
フトを前記カラーマウントに固定し、前記ピボットリン
クをピボットシャフトに固定することにより、マスト構
造物を車両に装着する際、前記アクチュエータロッドに
対する前記ピボットリンクの位置が可変的に固定され、
前記アクチュエータロッドの長手方向の動きを実質的に
水平面内に確保することにより、マスト構造物が垂直・
水平位置に固定されるように構成したことを特徴とする
請求項２記載の伸縮マスト構造物。 - 【請求項４】 前記ピボットリンクがＵ字状カギである
請求項３記載の伸縮マスト構造物。 - 【請求項５】 さらに、前記軸支持体に設けた開口部を
通って伸びる管状アウトリガを有し、該アウトリガの各
端に設けた端ブラケットが車両屋根に固定されるように
構成し、対面するカム面をもつ第１及び第２管状カムが
アウトリガの各端内に合うように構成し、前記第１カム
がそのカム面を通って伸びる開口部をもち、前記第２カ
ムがそのカム面に隣接したねじ切り開口部をもち、前記
第１カムの前記開口部を通って前記端ブラケットから前
記第２カムのねじ切り開口部のねじ結合部内に伸びるよ
うにねじ締め具を適合させ、該ねじ締め具を締めること
によって前記カムの１つをそのカム面に沿ってスライド
させることで、アウトリガを端ブラケットに固定せしめ
ることを特徴とする請求項１記載の伸縮マスト構造物。 - 【請求項６】 複数の隣接する伸縮マスト部を備え、該
伸縮マスト部は、収縮位置と伸展位置の間で互いにスラ
イド可能な伸縮マスト構造物のための車載用リフト装着
装置であって、前記車載用リフト装着装置は、 （ａ）車両屋根の一部に隣接するとともに接触している
ベースプレートと、 （ｂ）該ベースプレートから垂直上方に延び、横方向に
所定の間隔をもつ第１及び第２支持プレートであって、
前記第１及び第２支持プレート間に前記伸縮マス ト構造
物の最低マスト部を配設せしめた第１及び第２支持プレ
ートと、 （ｃ）前記最低マスト部の底部近傍に固定されたカラー
マウントであって、当該カラーマウントは、当該最低マ
スト部の長手軸と交差するピボット軸に沿って延びるピ
ボット軸開口部を備えると共に、当該ピボット軸開口部
は、前記マスト構造物が前記車両屋根と平行の時の該長
手軸から垂直上方に位置する部位に設けられるように構
成したカラーマウントと、 （ｄ）該ピボット軸開口部内のピボットシャフトであっ
て、前記ピボットシャフトは、前記カラーマウントに固
定されると共に、前記支持プレートに支承され、且つ、
前記ピボットシャフトの一方の端部にリンク端を備えた
ピボットシャフトと、 （ｅ）前記リンク端から垂直下方に伸び、前記リンク端
に回転可能に固定されたピボットリンクと、 （ｆ）該ピボットリンクにピボット回転可能に固定され
たアクチュエータロッドと、前記ベースプレートにピボ
ット回転可能に固定されたアクチュエータハウジングと
をもつアクチュエータと、 （ｇ）前記最低マスト部の長手軸と交差して伸びるよう
に配設した管状アウトリガであって、前記管状アウトリ
ガの長手方向に所定の間隔をもつ前記第１及び第２支持
プレートの開口部を通ってスライド可能に設けた管状ア
ウトリガと、 （ｈ）前記アウトリガを車両屋根に固定するためアウト
リガの各端に設けたブラケットと、 で構成したことを特徴とする車載用リフト装着装置。 - 【請求項７】 複数の隣接する伸縮マスト部を備え、該
伸縮マスト部は、収縮位置と伸展位置の間で互いにスラ
イド可能な伸縮マスト構造物のための車載用リフト装着
装置であって、前記車載用リフト装着装置は、 （ａ）車両屋根の一部に隣接するとともに接触している
ベースプレートと、 （ｂ）該ベースプレートから垂直上方に延び、横方向に
所定の間隔をもつ第１及び第２支持プレートであって、
前記第１及び第２支持プレート間に前記伸縮マスト構造
物の最低マスト部を配設せしめた第１及び第２支持プレ
ートと、 （ｃ）前記最低マスト部の底部近傍に固定されたカラー
マウントであって、当該 カラーマウントは、当該最低マ
スト部の長手軸と交差するピボット軸に沿って延びるピ
ボット軸開口部を備えると共に、当該ピボット軸開口部
は、前記マスト構造物が前記車両屋根と平行の時の該長
手軸から垂直上方に位置する部位に設けられるように構
成したカラーマウントと、 （ｄ）該ピボット軸開口部内のピボットシャフトであっ
て、前記ピボットシャフトは、前記カラーマウントに固
定されると共に、前記支持プレートに支承され、且つ、
前記ピボットシャフトの一方の端部にリンク端を備えた
ピボットシャフトと、 （ｅ）前記リンク端から垂直下方に伸び、前記リンク端
に回転可能に固定されたピボットリンクと、 （ｆ）該ピボットリンクにピボット回転可能に固定され
たアクチュエータロッドと、前記ベースプレートにピボ
ット回転可能に固定されたアクチュエータハウジングと
をもつアクチュエータと、 で構成したことを特徴とする車載用リフト装着装置。 - 【請求項８】 さらに、前記アクチュエータハウジング
への前記アクチュエータロッドの出入りの動きを制御す
る長手方向に調整可能で所定の間隔をもって設けられた
第１及び第２アクチュエータリミットスイッチと、前記
アクチュエータロッドの伸展・収縮位置で前記リミット
スイッチと接触することにより、前記ピボットリンクの
回転がリミットスイッチの長手方向の位置によって制御
される、前記アクチュエータロッドと共に動く接触部材
とを有する請求項６又は７記載の車載用リフト装着装
置。 - 【請求項９】 スプライン接続により前記ピボットシャ
フトを前記カラーマウントに固定し、前記ピボットリン
クをピボットシャフトに固定することにより、マスト構
造物を車両に装着する際、前記アクチュエータロッドに
対する前記ピボットリンクの位置が可変的に固定され、
前記アクチュエータロッドの長手方向の動きを実質的に
水平面内に確保することにより、マスト構造物が垂直・
水平位置に固定されるように構成したことを特徴とする
請求項８の車載用リフト装着装置。 - 【請求項１０】 前記ピボットリンクがＵ字状カギであ
る請求項９記載の車 載用リフト装着装置。 - 【請求項１１】 対面するカム面をもつ第１及び第２管
状カムが前記アウトリガの各端内に合うように構成し、
前記第１カムがそのカム面を通って伸びる開口部をも
ち、前記第２カムがそのカム面に隣接したねじ切り開口
部をもち、前記第１カムの前記開口部を通って前記端ブ
ラケットから前記第２カムのねじ切り開口部のねじ結合
部内に伸びるようにねじ締め具を適合させ、該ねじ締め
具を締めることによって前記カムの１つをそのカム面に
沿ってスライドさせることで、アウトリガを端ブラケッ
トに固定せしめることを特徴とする請求項６記載の車載
用リフト装着装置。
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