JP3380613B2 - ゴースト除去方法および装置 - Google Patents

ゴースト除去方法および装置

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JP3380613B2 JP00654294A JP654294A JP3380613B2 JP 3380613 B2 JP3380613 B2 JP 3380613B2 JP 00654294 A JP00654294 A JP 00654294A JP 654294 A JP654294 A JP 654294A JP 3380613 B2 JP3380613 B2 JP 3380613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送信号の波形等化
に係り、特に遅延時間の長いゴースト妨害波の除去また
は軽減を行うゴースト除去方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴースト除去の従来技術としては、テレ
ビジョン放送におけるゴースト除去技術として、「郵政
省諮問第35号『テレビジョン画質改善技術』の電気通
信技術審議会一部答申」に示されている、GCR(Ghos
t Cancel Reference) 信号の立上りと、そのエコーによ
りゴーストを検知し除去する方法があり、また同じくテ
レビジョン放送におけるゴースト除去の技術として、垂
直同期波形の立下りとそのエコーによりゴーストを検知
し除去する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゴースト除去に用いる
GCR信号(Ghost Cancel Reference) により除去また
は軽減(以下、除去と略す)できるゴーストの遅延時間
は、GCR信号の波形立上りから立下りまでの時間によ
り約45μsec (テレビジョン複合映像信号がNTSC
標準方式の場合)までとなっている。しかし、実際の受
信環境下では、遅延時間が45μsec よりも長いゴース
ト妨害が発生することがある。この場合、従来技術では
対応することができなかった。
【0004】従来技術では除去できない理由について図
1と図2を用いて説明する。ゴースト除去の基準信号で
あるGCR信号は、テレビジョン放送電波の映像信号の
垂直帰線消去期間に含まれている。まず、ゴーストがな
い場合の基準信号を図1(a)に示す。このWRB波形
(ワイドリバースバー波形)であるGCR信号の立ち上
がり部分をMGCR と標記し、立ち下がり部分をM2tと標
記するものとする。このMGCR とM2tの期間は約45マ
イクロ秒と規定されている。
【0005】前述したデータを8フィールドシーケンス
と呼ばれるBTA(放送技術開発協議会)で定義された
演算処理をおこない、同期信号やカラーバースト、他の
Hに乗せられた信号およびそれらのゴーストを取り除い
て、基準信号および基準信号のゴーストのみを取り出し
ている。以下、8フィールドシーケンス処理と略す。ゴ
ーストのない基準信号の8フィールドシーケンス処理後
の信号を図1(b)に示す。
【0006】今回、この基準信号を含むテレビジョン信
号に10マイクロ秒、60マイクロ秒と110マイクロ
秒の遅延時間のゴースト、それぞれG1、G2、G3が
ある場合のゴースト除去を例にとり説明する。図にはゴ
ーストの位相が基準信号に対して0度の例を示している
が他の位相でも同様に処理できる。
【0007】また、このときゴーストG1による、M
GCR のエコーをG1GCR で標記し、G2、G3のゴース
トによるエコーについても同様にG2GCR 、G3GCR
標記する。また、M2tのG1、G2、G3のゴーストに
よるエコーについても同様にそれぞれG12t、G22t
G32tと標記するものとして説明をすすめる。
【0008】遅延時間G1、G2、G3のゴーストの時
間関係をそれぞれ図1(c)、(d)、(e)に示す。
これらのすべてのゴーストがある場合を図1(f)に示
す。このゴーストを例としてゴースト検出ならびに除去
処理について説明する。
【0009】まず基準信号を14.32MHz(4倍の
色副搬送波周波数)でデジタルサンプリングしたデータ
を取り込む。以下、取り込み処理と略す。この信号を取
り込むときにサンプリングデータを複数回取り込み、加
算することで基準信号のSN比の改善が行われ、ノイズ
を低減した基準信号が得られる。以下、このことをアベ
レージ処理と略す。
【0010】前述したデータについてサンプリングポイ
ントごとに1サンプリング点前のデータとの差分値を求
める。以下、1ビット差分値処理と略す。前述したこの
取り込み処理、8フィールドシーケンス処理、アベレー
ジ処理、1ビット差分値処理をまとめて基準信号取り込
み処理と略す。
【0011】基準信号取り込み処理を行った信号を図2
(a)に示す。従来方法でゴースト除去を行う場合、0
から120マイクロ秒まで一度にゴーストを検出する。
この方法では図2(a)に示すように、ゴーストとして
G1GCR 、M2t、G12t、G2GCR 、G22t、G3GCR
がこの区間で検出される。M2tはゴーストではなく、基
準信号の立ち下がり部分であることからゴースト除去に
は不要である。このM2tはMGCR からの時間が決まって
おり、この期間を基準信号から取り除くことは容易であ
る。このことをM2tをマスクすると略す。このようにM
2tは取り除けるが、本来検出し除去すべきG1GCR 、G
GCR 、G3GCRのゴーストの他に、M2tのエコーであ
るG12tとG22tが含まれる。図ではゴースト数が少な
いためマスク可能に見えるが実際にはもっと多くのゴー
ストが複雑に混在し、位相も異なることからG12tおよ
びG22tを取り除くことができない。もし、この信号を
取り除かずにゴースト除去を行うと本来発生していない
G12tおよびG22tのゴーストが遅延線とトランスバー
サルフィルターによって作り出されてしまうことにな
り、約45マイクロ秒以上の長いゴーストはこの方法で
は除去できないことになる。
【0012】従って本発明の目的は、前述の欠点を排除
し、比較的簡単に、テレビジョン信号の垂直帰線期間内
に挿入された所定の妨害波除去基準信号を用いて、この
基準信号で検出除去可能な遅延時間より長い遅延時間を
有するゴーストを検出除去可能なゴースト除去方法およ
び装置を提供せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明ゴースト除去方法は、テレビジョン信号の垂
直帰線消去期間毎に1個の所定のゴースト除去用基準信
号を備えた複合映像信号に含まれるゴーストを除去する
にあたり、ゴースト信号が含まれる全遅延領域を、前記
所定のゴースト除去用基準信号により波形等化が可能な
遅延領域に複数個分割し、前記可能な遅延領域ごとに順
次に、入力複合映像信号を基準信号取り込み処理し、当
該基準信号取り込み処理により検出されたゴーストにつ
いて、遅延時間、ゴーストの形状を求め、ゴーストキャ
ンセラ用遅延線およびトランスバーサルフィルタを用い
てその可能な遅延領域内のゴーストを除去するととも
に、このゴースト除去された複合映像信号を次の波形等
化が可能な遅延領域内のゴースト除去に順次使用するこ
とを特徴とするものである。
【0014】また、本発明ゴースト除去方法は、前記基
準信号取り込み処理が、前記所定のゴースト除去用基準
信号を含んだ複合映像信号を、色副搬送波周波数の4倍
の周波数でサンプリングしてデータとして取り込む取り
込み処理と、前記基準信号およびゴーストによる基準信
号のゴーストのみを取り出す8フィールドシーケンス処
理と、ノイズを低減するため、前記取り込み処理を複数
回繰返えしそれらを加算するアベレージ処理と、取り込
んだ前記データをサンプリングポイントごとに1サンプ
リング点前のデータとの差分値を求める1ビット差分値
処理とを具えたことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明ゴースト除去装置は、遅延手
段とトランスバーサルフィルタとで構成されたゴースト
除去ユニットを複数個縦続接続し、逆特性のゴーストを
生成するゴースト除去部と、実質的な入力複合映像信号
と前記ゴースト除去部で生成した逆特性のゴーストとを
加算し、その出力端子からゴーストが除去された複合映
像信号が取り出される加算器と、前記入力複合映像信号
が供給され、該入力複合映像信号の垂直帰線消去期間毎
に1個の所定のゴースト除去用基準信号の取り込み処理
を行う基準信号取り込み処理部と、該基準信号取り込み
処理部から出力された基準信号および該基準信号のゴー
ストをもとに、前記ゴースト除去ユニットを構成する前
記遅延手段とトランスバーサルフィルタを制御するため
の制御信号を出力するゴースト除去演算部とを具えてな
るゴースト除去装置において、前記基準信号の立ち上が
り時点に対応するゴーストが含まれる全遅延領域を、前
記ゴースト除去部が1回の処理により逆特性のゴースト
を生成し得る時間範囲ごとにゴーストが含まれる全時間
範囲を区切って、前記立ち上がり時点に近い順から各範
囲ごとにゴースト除去の処理を行うように構成したこと
を特徴とするものである。
【0016】
【実施例】以下添付図面を参照し、実施例により本発明
を詳細に説明する。本発明の実施例について、テレビジ
ョン放送のゴースト除去を例にとり、図1と図2を用い
てテレビジョン放送における遅延時間の長いゴースト
(以下ロングゴーストと略す)の検出ならびに除去また
は軽減する方法について説明する。基準信号を含むテレ
ビジョン信号に10マイクロ秒、60マイクロ秒と11
0マイクロ秒の遅延時間のゴースト、それぞれG1,G
2,G3がある場合のゴースト除去を例にとり説明す
る。このゴーストの関係については図1(a)〜(f)
に示す。
【0017】まず、1回目のゴースト除去として0から
約40マイクロ秒までのゴースト除去を行う。入力映像
信号に基準信号取り込み処理を行う。前述したゴースト
のある、この時点の1ビット差分値のデータを図2
(a)に示す。0から約40マイクロ秒までの区間に存
在するゴーストG1は、基準信号上のMGCR から40マ
イクロ秒間をスキャンすることでG1GCR として検出で
きる。検出されたゴーストについて、遅延時間、ゴース
トの形状を求め、ゴーストキャンセラの遅延線、トラン
スバーサルフィルタを用いてゴーストG1を除去する。
この時のゴースト除去後のデータは図2(b)に示すよ
うに、G1GCR とG12tが除去されている。
【0018】次に、2回目のゴースト除去として約40
から約80マイクロ秒までのゴースト除去を行うことに
ついて説明する。1回目ゴースト除去後の信号から基準
信号取り込み処理を行う。この時点の1ビット差分値の
データを図2(b)に示す。約40から約80マイクロ
秒までの区間に存在するG2のゴーストは、基準信号上
のMGCR から40マイクロ秒の時間から約80マイクロ
秒の間をスキャンすることでM2tとG2GCR として検出
できる。しかし、M2tはゴーストではなく、基準番号の
立ち下がり部分であることからゴースト除去には不要で
ある。このM2tはMGCR からの時間が決まっており、こ
の期間を基準信号から取り除くことは容易にできる。M
2tをマスクし、検出されたゴースト、この場合G2GCR
について、遅延時間、ゴーストの形状を求め、ゴースト
キャンセラの遅延線、トランスバーサルフィルタを用い
てゴーストG2を除去する。このときのゴースト除去後
のデータは図2(c)に示すように、G2GCR とG22t
が除去されている。
【0019】次に、3回目のゴースト除去として約80
から約120マイクロ秒までのゴースト除去を行う。2
回目ゴースト除去後の信号から基準信号取り込み処理を
行う。この時点の1ビット差分値のデータを図2(c)
に示す。約80から約120マイクロ秒までの区間に存
在するG3のゴーストは、基準信号上のMGCR から80
マイクロ秒の時間から120マイクロ秒の間をスキャン
することでM2tとG3GCR として検出できる。M2tをマ
スクし、検出されたゴースト、この場合G3GCR につい
て、遅延時間、ゴーストの形状を求め、ゴーストキャン
セラの遅延線、トランスバーサルフィルタを用いてゴー
ストG3を除去する。この時のゴースト除去後のデータ
は図2(d)に示すように、G3GCR とG32tが除去さ
れている。
【0020】上記の処理を順次行うことで0から約12
0マイクロ秒の間のゴーストを他の信号の影響を受ける
ことなく、ほとんどの区間で除去できる。1回のゴース
ト除去区間の中にこの例では1つのゴーストの場合を取
り上げたが、複数のゴーストが存在しても除去可能であ
る。除去可能なゴーストの数は、ゴーストキャンセラの
遅延線やトランスバーサルフィルタ数に依存し、検出方
式には依存しない。また、それとは別にゴースト除去回
数を4回、5回と増やすことで160マイクロ秒、20
0マイクロ秒と回数に応じた遅延時間の長いゴーストの
除去が可能となる。
【0021】本発明ゴースト除去装置について図3を用
いて説明する。入力端子1にテレビジョン映像信号(ベ
ースバンド)を入力する。この信号はA/D変換器2に
よりAD変換された後2つに分けられる。一方は、基準
信号取り込み処理部3で処理された後、ゴースト除去演
算部4でゴースト検出するとともに、後述する遅延線や
トランスバーサルフィルタを制御してゴーストを除去し
ている。
【0022】入力された信号のもう一方は、近接ゴース
ト除去部5に入り、近接のゴースト(主として−1マイ
クロ秒から1マイクロ秒までのゴースト)を除去した
後、遅延線8とトランスバーサルフィルタ9で構成され
るゴースト除去部6に入る。このゴースト除去部6で逆
極性のゴーストが作られ、元の信号と加え合わせられる
こと10でゴーストを除去している。ゴーストが除去さ
れた信号はD/A変換器11でDA変換され、ゴースト
のないアナログテレビジョン映像信号として出力端子1
2より出力される。
【0023】以上本発明を実施例により説明してきた
が、本発明はここに述べた実施例に限定されることはな
く、本願発明の要旨内で各種の変形、変更の可能なこと
は自明であろう。例えば本願発明では対象とする複合映
像信号をNTSC標準方式のカラーテレビジョン信号と
しているが、これに限定されることなく、他の標準方式
のテレビジョン信号にも適用できることは自明であろ
う。
【0024】
【発明の効果】従来、特に山頂や山腹の送電線を見通せ
る地理条件にあり、テレビジョン放送の放送所からの希
望電波の径路と送電線による反射電波の径路の相対距離
差が大きくなる位置関係にある地域では、遅延時間の長
いゴーストが発生しやすく、良好な受信環境確保の妨げ
となっていた。
【0025】本発明によれば、遅延時間の長いゴースト
についても除去できるので、これまで遅延時間の長いゴ
ーストの妨害により、良好にテレビジョン放送を受信で
きなかった地域において、受信環境改善手段として有用
に活用できる。また、本発明をテレビジョン放送のゴー
スト除去装置で具現化した場合、受信画質の5段階主観
評価で1ランク程度改善(例えば評価3−が評価3+)
することができた。
【0026】また、本発明によれば、これをテレビジョ
ン放送のゴースト除去技術で具現化する場合、従来技術
により構成されたハードウェアを流用し、ソフトフェア
の変更で実現することができるため、新しいハードウェ
ア開発が不要であり、経済性にも優れた装置を構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を説明するために使用されるゴー
ストの一例である。
【図2】 従来方法および本発明方法による遅延時間の
長いゴーストの検出・除去原理を示す図である。
【図3】 本発明ゴースト除去装置の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換器 3 基準信号取り込み処理部 4 ゴースト除去演算部 5 近接ゴースト除去部 6 ゴースト除去部 7 ゴースト除去ユニット 8 遅延線 9 トランスバーサルフィルタ 10 加算器 11 D/A変換器 12 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−209882(JP,A) 特開 平4−170161(JP,A) 特開 平4−264886(JP,A) 特開 昭61−152169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号の垂直帰線消去期間毎
    に1個の所定のゴースト除去用基準信号を備えた複合映
    像信号に含まれるゴーストを除去するにあたり、ゴース
    ト信号が含まれる全遅延領域を、前記所定のゴースト除
    去用基準信号により波形等化が可能な遅延領域に複数個
    分割し、前記可能な遅延領域ごとに順次に、入力複合映
    像信号を基準信号取り込み処理し、当該基準信号取り込
    み処理により検出されたゴーストについて、遅延時間、
    ゴーストの形状を求め、ゴーストキャンセラ用遅延線お
    よびトランスバーサルフィルタを用いてその可能な遅延
    領域内のゴーストを除去するとともに、このゴースト除
    去された複合映像信号を次の波形等化が可能な遅延領域
    内のゴースト除去に順次使用することを特徴とするゴー
    スト除去方法。
  2. 【請求項2】 前記基準信号取り込み処理が、前記所定
    のゴースト除去用基準信号を含んだ複合映像信号を、色
    副搬送波周波数の4倍の周波数でサンプリングしてデー
    タとして取り込む取り込み処理と、前記基準信号および
    ゴーストによる基準信号のゴーストのみを取り出す8フ
    ィールドシーケンス処理と、ノイズを低減するため、前
    記取り込み処理を複数回繰返えしそれらを加算するアベ
    レージ処理と、取り込んだ前記データをサンプリングポ
    イントごとに1サンプリング点前のデータとの差分値を
    求める1ビット差分値処理とを具えたことを特徴とする
    請求項1記載のゴースト除去方法。
  3. 【請求項3】 遅延手段とトランスバーサルフィルタと
    で構成されたゴースト除去ユニットを複数個縦続接続
    し、逆特性のゴーストを生成するゴースト除去部と、 実質的な入力複合映像信号と前記ゴースト除去部で生成
    した逆特性のゴーストとを加算し、その出力端子からゴ
    ーストが除去された複合映像信号が取り出される加算器
    と、 前記入力複合映像信号が供給され、該入力複合映像信号
    の垂直帰線消去期間毎に1個の所定のゴースト除去用
    準信号取り込み処理を行う基準信号取り込み処理部
    と、 該基準信号取り込み処理部から出力された基準信号およ
    び該基準信号のゴーストをもとに、前記ゴースト除去ユ
    ニットを構成する前記遅延手段とトランスバーサルフィ
    ルタを制御するための制御信号を出力するゴースト除去
    演算部とを具えてなるゴースト除去装置において、 前記基準信号の立ち上がり時点に対応するゴーストが含
    まれる全遅延領域を、前記ゴースト除去部が1回の処理
    により逆特性のゴーストを生成し得る時間範囲ごとにゴ
    ーストが含まれる全時間範囲を区切って、前記立ち上が
    り時点に近い順から各範囲ごとにゴースト除去の処理を
    行うように構成したことを特徴とするゴースト除去装
    置。
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