JP3380521B2 - 物流管理システムおよびその管理方法 - Google Patents

物流管理システムおよびその管理方法

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JP3380521B2
JP3380521B2 JP2000133944A JP2000133944A JP3380521B2 JP 3380521 B2 JP3380521 B2 JP 3380521B2 JP 2000133944 A JP2000133944 A JP 2000133944A JP 2000133944 A JP2000133944 A JP 2000133944A JP 3380521 B2 JP3380521 B2 JP 3380521B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流管理システム
およびその管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロジステックシステム(物流シス
テム)において、メーカ、卸業者、小売業者は個別にシ
ステムを構築している。ここで、現在の長期的な市場の
縮小傾向の中、消費者は単に「モノを買う」という行動
から「生活やライフスタイルへの付加価値を買う」とい
う消費形態に変わってきており、このような消費者の変
化や景気後退、規制緩和による従来の枠組みの崩壊、情
報化社会への移行、グローバル化の進行、環境保護の問
題等によりロジステックシステムも、従来の「競争」か
ら「協調」へ、「囲い込み型」から「オープン型」へと
変化していくことが重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のロジス
テックシステムにおいては、各メーカ、卸、小売が独自
のシステムを構築しており、それぞれ冗長な構成となる
という問題点がある。
【0004】また、従来のロジステックシステムにおい
ては、小売はメーカへの大量発注が困難となり、またメ
ーカへの返品が許容されるためメーカの仕入価格を大幅
に下げることができず、ナショナルブランド(NB)商
品をプライベートブランド(NB)商品や直取メーカ商
品並にコストを削減することができないという問題点が
ある。
【0005】さらに、従来のロジステックシステムにお
いては、メーカ、卸、小売および銀行を一体のロジステ
ックシステムとして構築していないため、相互の情報を
公平に公開することにより信頼関係の熟成とともに効率
的消費者対応(ECR)や迅速対応(QR)ができなく
なるという問題点がある。
【0006】さらにまた、従来のロジステックシステム
においては、小売が直接メーカと取り引きしている場合
に、商慣習において卸がなくなることの不安や(特に、
メーカが特定の卸を指定卸として指定し、その指定卸以
外には販売しない場合等)、メーカと小売との間で、都
度請求、都度払いの問題や、売掛債権等のサイト短縮の
問題等によりキャッシュフローの確保が不明確になると
いう問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、商品
の製造から販売に至るまでの一連の流れを無駄なくコン
トロールしていくために、メーカ、卸、小売が企業の枠
を超えて、あたかも1つの企業であるかのような流通の
仕組みを構築することができるロジステックシステムを
構築することができる物流管理システムおよびその管理
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、メーカの管理するメーカ端末と、卸業者の管理する
卸業者端末と、銀行の管理する銀行システムと、サーバ
とを含む物流管理システムにおいて、前記サーバは、商
品と前記卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイルと、
前記商品の受注、発注に関する情報を管理するための受
発注管理ファイルとを記録する記録手段と、前記メーカ
端末と通信を行い、前記記録手段に記録された情報に基
づいて前記商品の発注処理を行う発注手段と、前記記録
手段に記録された卸管理ファイルから、前記発注手段に
より発注処理が行われた商品に対応する前記卸業者端末
を検索する検索手段と、前記発注処理に基づく前記サー
バの管理者の債務を前記卸業者が保証するために、前記
サーバの管理者が前記卸業者に支払う承認料に関する承
認料情報であって、商品、前記メーカ、前記銀行、支払
額および支払日に関する情報を含む承認料情報を、前記
検索手段により検索された前記卸業者端末に送信する送
信手段とを備え、前記卸業者端末は、前記送信手段によ
り送信された承認料情報を格納する格納手段と、前記銀
行システムから前記債務の保証の要求に関する情報を受
信する受信手段と、該受信手段により受信した要求に応
答する債務についての承認料情報が前記格納手段に格納
されている場合、前記銀行システムに対して前記債務の
保証に関する情報を通知する通知手段とを備えたことを
特徴とする。
【0009】これにより、メーカが指定卸業者を指定し
ている場合であっても、センターサーバ100の管理者
は該メーカと直接取り引きを行うことができる。また、
指定卸業者は、メーカとセンターサーバ100の管理者
との直接取り引きを承認することにより、直接取り引き
分について承認料という形式でロイヤルティーを受け取
ることが出きる。さらに、指定卸業者は、センターサー
バ100の管理者の取り引き銀行の裏保証に立ち、セン
ターサーバ100の管理者のメーカに対する債務を保証
するので、メーカは銀行から全額現金払いあるいは都度
請求、都度払いが実現され、安心してセンターサーバ1
00の管理者と取り引きすることができるようになる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の物流管理システムにおいて、小売業者の管理す
る小売端末を更に含み、前記サーバにおいて前記メーカ
端末と通信を行い、商品の発注処理を一括して行う発注
処理を行う発注手段と、前記小売端末から前記サーバへ
返品データを送信する送信手段と、該返品データに含ま
れる商品の中から在庫データに戻す商品を選択する選択
手段と、該選択手段により選択された前記商品を前記小
売に出荷するための出荷情報を前記サーバから前記小売
端末に送信する出荷手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の物流管理システムにおいて、前記返品データに
含まれる商品のうちメーカ委託商品および季節商品につ
いては返品情報として前記サーバから前記メーカ端末に
送信する返品手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0012】これにより、基本的に、季節商品またはメ
ーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくなるため、メ
ーカからの仕入価格を安くすることができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、メーカの
管理するメーカ端末、および卸業者の管理する卸業者端
末に接続された、物流管理を行うサーバにおいて、商品
と前記卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイルと、前
記商品の受注、発注に関する情報を管理するための受発
注管理ファイルとを記録する記録手段と、前記メーカ端
末と通信を行い、前記記録手段に記録された情報に基づ
いて前記商品の発注処理を行う発注手段と、前記記録手
段に記録された卸管理ファイルから、前記発注手段によ
り発注処理が行われた商品に対応する前記卸業者端末を
検索する検索手段と、前記発注処理に基づく前記サーバ
の管理者の債務を前記卸業者が保証するために、前記サ
ーバの管理者が前記卸業者に支払う承認料に関する承認
料情報であって、商品、前記メーカ、前記銀行、支払額
および支払日に関する情報を含む承認料情報を、前記検
索手段により検索された前記卸業者端末に送信する送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】これにより、メーカが指定卸業者を指定し
ている場合であっても、センターサーバ100の管理者
は該メーカと直接取り引きを行うことができる。また、
指定卸業者は、メーカとセンターサーバ100の管理者
との直接取り引きを承認することにより、直接取り引き
分について承認料という形式でロイヤルティーを受け取
ることが出きる。さらに、指定卸業者は、センターサー
バ100の管理者の取り引き銀行の裏保証に立ち、セン
ターサーバ100の管理者のメーカに対する債務を保証
するので、メーカは銀行から全額現金払いあるいは都度
請求、都度払いが実現され、安心してセンターサーバ1
00の管理者と取り引きすることができるようになる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載のサーバにおいて、小売の管理する小売端末に更
に接続されており、前記メーカ端末と通信を行い商品の
発注処理を一括して行う発注手段と、前記小売端末から
返品データを受信する受信手段と、該返品データに含ま
れる商品の中から在庫データに戻す商品を選択する選択
手段と、該選択手段により選択された前記商品を前記小
売に出荷するための出荷情報を前記小売端末に送信する
出荷手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のサーバにおいて、前記返品データに含まれる商
品のうちメーカ委託商品および季節商品については返品
情報として前記メーカ端末に送信する返品手段をさらに
備えたことを特徴とする。
【0017】これにより、基本的に、季節商品またはメ
ーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくなるため、メ
ーカからの仕入価格を安くすることができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、メーカ端
末と卸業者端末とサーバとを含む物流管理システムの管
理方法において、前記サーバは、商品と前記卸業者端末
とを対応付けた卸管理ファイルと、前記商品の受注、発
注に関する情報を管理するための受発注管理ファイルと
を記録しており、前記サーバから前記メーカ端末に対し
て通信を行い、前記商品の発注処理を行う発注ステップ
と、前記サーバにおいて、前記記録された卸管理ファイ
ルから、前記発注ステップにより発注処理が行われた商
品に対応する前記卸業者端末を検索する検索ステップ
と、前記サーバにおいて、前記発注処理に基づく前記サ
ーバの管理者の債務を前記卸業者が保証するために、前
記サーバの管理者が前記卸業者に支払う承認料に関する
承認料情報であって、商品、前記メーカ、前記銀行、支
払額および支払日に関する情報を含む承認料情報を、前
記検索ステップにおいて検索された前記卸業者端末に送
信する送信ステップと、前記卸業者端末において、前記
送信ステップにより送信された承認料情報を格納する格
納ステップと、前記卸業者端末において、前記銀行シス
テムから前記債務の保証の要求に関する情報を受信する
受信ステップと、前記卸業者端末において、該受信ステ
ップにより受信した要求に応答する債務についての承認
料情報が前記格納ステップにより格納されている場合、
前記銀行システムに対して前記債務の保証に関する情報
を通知する通知ステップとを備えることを特徴とする。
【0019】これにより、メーカが指定卸業者を指定し
ている場合であっても、センターサーバ100の管理者
は該メーカと直接取り引きを行うことができる。また、
指定卸業者は、メーカとセンターサーバ100の管理者
との直接取り引きを承認することにより、直接取り引き
分について承認料という形式でロイヤルティーを受け取
ることが出きる。さらに、指定卸業者は、センターサー
バ100の管理者の取り引き銀行の裏保証に立ち、セン
ターサーバ100の管理者のメーカに対する債務を保証
するので、メーカは銀行から全額現金払いあるいは都度
請求、都度払いが実現され、安心してセンターサーバ1
00の管理者と取り引きすることができるようになる。
【0020】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の物流管理システムの管理方法において、該物流
管理システムは小売の管理する小売端末を更に含み、前
記サーバにおいて前記メーカ端末と通信を行い、商品の
発注処理を一括して行う発注ステップと、前記小売端末
から前記サーバへ返品データを送信する送信ステップ
と、該返品データに含まれる商品の中から在庫データに
戻す商品を選択する選択ステップと、該選択ステップに
より選択された前記商品を前記小売に出荷するための出
荷情報を前記サーバから前記小売に送信する出荷ステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0021】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の物流管理システムの管理方法において、前記返
品データに含まれる商品のうちメーカ委託商品および季
節商品については返品情報として前記サーバから前記メ
ーカ端末に送信する返品ステップをさらに備えることを
特徴とする。
【0022】これにより、基本的に、季節商品またはメ
ーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくなるため、メ
ーカからの仕入価格を安くすることができる。
【0023】また、請求項10に記載の発明は、メーカ
端末と卸業者端末とサーバとを含む物流管理システムの
管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体において、
前記コンピュータは商品と前記卸業者端末とを対応付け
た卸管理ファイルと、前記商品の受注、発注に関する情
報を管理するための受発注管理ファイルとを記録してお
り、前記メーカ端末に対して通信を行い、前記商品の発
注処理を行う発注ステップと、前記記録された卸管理フ
ァイルから、前記発注ステップにより発注処理が行われ
た商品に対応する前記卸業者端末を検索する検索ステッ
プと、前記発注処理に基づく前記サーバの管理者の債務
を前記卸業者が保証するために、前記サーバの管理者が
前記卸業者に支払う承認料に関する承認料情報であっ
て、商品、前記メーカ、前記銀行、支払額および支払日
に関する情報を含む承認料情報を、前記検索ステップに
おいて検索された前記卸業者端末に送信する送信ステッ
プとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体であることを特
徴とする。
【0024】これにより、メーカが指定卸業者を指定し
ている場合であっても、センターサーバ100の管理者
は該メーカと直接取り引きを行うことができる。また、
指定卸業者は、メーカとセンターサーバ100の管理者
との直接取り引きを承認することにより、直接取り引き
分について承認料という形式でロイヤルティーを受け取
ることが出きる。さらに、指定卸業者は、センターサー
バ100の管理者の取り引き銀行の裏保証に立ち、セン
ターサーバ100の管理者のメーカに対する債務を保証
するので、メーカは銀行から全額現金払いあるいは都度
請求、都度払いが実現され、安心してセンターサーバ1
00の管理者と取り引きすることができるようになる。
【0025】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体におい
て、前記物流管理システムは小売の管理する小売端末を
更に含み、前記サーバにおいて前記メーカ端末と通信を
行い、商品の発注処理を一括して行う発注ステップと、
前記小売端末から前記サーバへ返品データを送信する送
信ステップと、該返品データに含まれる商品の中から在
庫データに戻す商品を選択する選択ステップと、該選択
ステップにより選択された前記商品を前記小売に出荷す
るための出荷情報を前記サーバから前記小売端末に送信
する出荷ステップとをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
であることを特徴とする。
【0026】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体におい
て、前記返品データに含まれる商品のうちメーカ委託商
品および季節商品については返品情報として前記サーバ
から前記メーカ端末に送信する返品ステップをさらに備
えることを特徴とする。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】これにより、基本的に、季節商品またはメ
ーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくなるため、メ
ーカからの仕入価格を安くすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明が適用される物流管理シス
テムの構成の一例を示す図であり、該システムの構成の
うち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
【0034】物流管理システムは、少なくとも、センタ
ーサーバ100とメーカAの端末111とメーカBの端
末112とメーカCの端末113と卸業者Aの端末12
1と卸業者Bの端末122と銀行のシステム130と小
売Aの端末141と小売Bの端末142と小売Cの端末
143とから構成される。
【0035】センターサーバ100は、メーカの管理す
るシステムの端末(以下、「メーカ端末」という。)1
11〜113、卸業者の管理するシステムの端末(以
下、「卸業者端末」という。)121および122、銀
行の管理するシステム(以下、「銀行システム」とい
う。)130、小売業者の管理するシステムの端末(以
下、「小売端末」という。)141〜143に接続さ
れ、これらを統合的に管理して、物流を行う機能を有す
る。センターサーバ100は、メーカAのメーカ端末1
11と通信を行いメーカAと直接取り引きする機能や、
卸業者Aの卸業者端末121を介してメーカBのメーカ
端末112と通信を行いメーカBと取り引きする機能
や、指定卸業者として卸業者Bを指定しているメーカC
のメーカ端末113と通信を行いメーカCと取り引きす
る機能を備える。また、センターサーバ100は、提携
する小売Aの小売端末141、小売Bの小売端末142
および小売Cの小売端末143に替わってメーカ端末1
11等と通信を行い一括で注文処理等を行う機能、およ
び各小売において発生した返品をメーカに返品せずにセ
ンターサーバ100の管理者が処理した場合、その情報
を処理する機能を有する。
【0036】卸業者Bの卸業者端末122は、センター
サーバ100から指定メーカであるメーカ端末113へ
の支払に対して、承認料(ロイヤルティー)をセンター
サーバ100の管理者から支払われることを条件に、銀
行システム130に対して、センターサーバ100の管
理者のメーカCに対する債務を保証する機能を有する。
【0037】図2は、図1に示すセンターサーバの機能
ブロックの一例を示す図であり、センターサーバの機能
のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示してい
る。ここで、図3において説明する各機能ブロックは、
センターサーバ100のハードウェア構成中、CPU等
の処理装置あるいはそこで実行されるプログラム、およ
びハードディスク等の記憶装置等により実現される。
【0038】センターサーバ100は、少なくとも、メ
ーカ受発注部202と卸受発注部204と小売受発注部
206と会計部208とファイル部210とから構成さ
れる。メーカ受発注部202は、ファイル部210にア
クセスして、メーカと通信を行い受発注処理を行う機能
を有する。卸受発注部204は、ファイル部210にア
クセスして、卸と通信を行い受発注処理を行う機能を有
する。小売受発注部206は、ファイル部210にアク
セスして、小売と通信を行い受発注処理を行う機能を有
する。ファイル部210は、少なくとも、商品マスター
ファイル212とメーカ管理ファイル214と卸管理フ
ァイル216と小売管理ファイル218と会計マスター
ファイル220と受発注管理ファイル222とを含んで
なる。商品マスターファイル212は、受発注を行う商
品に関するマスターファイルであり、例えば、商品I
D、商品区分、指定卸業者ID等を含んで構成される。
メーカ管理ファイル214は、登録されたメーカに関す
る情報を管理するためのファイルであり、例えば、メー
カID、メーカ連絡先、製造商品ID等を含んで構成さ
れる。卸管理ファイル216は、登録された卸に関する
情報を管理するためのファイルであり、例えば、卸業者
ID、卸業者連絡先、取り扱い商品ID、返品データ、
在庫データ等を含んで構成される。小売管理ファイル2
18は、登録された小売に関する情報を管理するための
ファイルであり、例えば、小売ID、小売連絡先、販売
商品ID等を含んで構成される。会計マスターファイル
220は、入金、出金等の会計全般に関する情報を管理
するためのファイルであり、入金データ、出金データ、
承認料情報データ、立替払いデータ、取扱銀行データ等
を含んで構成される。受発注管理ファイル222は、受
注、発注に関する情報を管理するためのファイルであ
り、受発注個数、受発注者、受発注商品ID、受発注
日、出荷情報(出荷元、出荷先、出荷商品ID、出荷種
別等)等を含んで構成される。
【0039】このように構成された本実施の形態におい
て、メーカが指定卸を指定している商品についてメーカ
と直接取り引きする場合には、メーカ受発注部202
は、商品マスターファイル212、メーカ管理ファイル
214および受発注管理ファイル222にアクセスし
て、メーカ端末と通信を行い、メーカが指定卸を指定し
ている商品Aについて発注処理を行う。ついで、メーカ
端末から納品データを受信する。ついで、メーカ受発注
部202は、商品マスターファイル212および受発注
管理ファイル222にアクセスして、仕入確定処理を行
う。ついで、センターサーバ100の会計部208は、
メーカ管理ファイル214、卸管理ファイル216およ
び会計マスターファイル220をアクセスして、商品に
対応する指定卸を検索し、この指定卸業者の卸業者端末
に対して承認料支払処理を行い承認料情報(商品、メー
カ、支払銀行、支払額および支払日に関する情報を含
む)を送信し、指定卸業者の卸業者端末は、受信した承
認料情報を承認料管理ファイルに格納する。ついで、会
計部208は、会計マスターファイル220にアクセス
して、銀行システムに対して代金の立替払いの要求を送
信する。該要求には、この立替払いを保証する指定卸業
者のIDおよび商品のIDが含まれる。ついで、銀行シ
ステムは、受信した支払要求中で特定された指定卸業者
の卸業者端末に対して、該商品の支払に対する保証要求
を送信し、指定卸業者の卸業者端末は、該保証に対して
承認料情報管理ファイルをアクセスし、承認料が支払わ
れていることを確認し、銀行システムに対して保証通知
を行う。ついで、銀行システムは、指定卸業者の卸業者
端末からの保証通知を受信して、メーカ端末と通信を行
い、メーカに対する立替払いを実行する。ついで、銀行
システムはセンターサーバ100に対して支払通知を送
信すると、会計部208は、会計マスターファイル22
0をアクセスして銀行システムと通信を行い、銀行に対
して支払処理を行う。
【0040】また、センターサーバ100がメーカ端末
と通信を行い、メーカに一括発注して仕入を行った商品
等について、提携する小売において返品が発生した場合
には、小売端末が作成した返品リストを含む返品データ
を受信し、小売受発注部206は、商品マスターファイ
ル212、小売管理ファイル218および受発注管理フ
ァイル222にアクセスして、受信した返品データを保
存して、商品がメーカ委託商品および季節商品である場
合にはメーカに対する返品確定処理(これらを返品情報
としてセンターサーバ100からメーカ端末に送信す
る)を行う。ついで、小売受発注部206は、返品され
た各商品について選別処理を行い、そのまま他の小売へ
の在庫とすることができるA級品と、値引きをした後在
庫に戻すことができるB級品と、品質保証期間が切れて
いる等の理由により廃棄処理されるC級品とに選別す
る。ついで、小売受発注部206は、A級品およびB級
品については、商品マスターファイル212の在庫デー
タに格納後、受発注管理ファイル222をアクセスして
出荷処理が実行され、小売に出荷するための出荷情報を
センターサーバ100から小売端末に送信する。
【0041】次に、このように構成された本実施の形態
における物流管理システムの動作の一例について、図3
および図4を参照して説明する。
【0042】図3は、本発明が適用される物流管理シス
テムにおいて、メーカが指定卸を指定している商品につ
いてメーカと直接取り引きした場合の通信シーケンスの
一例を示す図であり、該通信シーケンスのうち本発明に
関係する部分のみを概念的に示している。
【0043】まず、センターサーバ100のメーカ受発
注部202は、商品マスターファイル212、メーカ管
理ファイル214および受発注管理ファイル222にア
クセスして、メーカが指定卸を指定している商品Aにつ
いて発注処理を行う(ステップS302)。
【0044】ついで、メーカは、納品データをセンター
サーバ100に送信する(ステップS304)。
【0045】ついで、センターサーバ100のメーカ受
発注部202は、商品マスターファイル212および受
発注管理ファイル222にアクセスして、仕入確定処理
を行う(ステップS306)。
【0046】ついで、センターサーバ100の会計部2
08は、メーカ管理ファイル214、卸管理ファイル2
16および会計マスターファイル220をアクセスし
て、商品に対応する指定卸業者に関する情報を検索し、
指定卸業者に対して承認料支払処理を行い、承認料情報
を送信する(ステップS308)。
【0047】ついで、指定卸業者は受信した承認料情報
(商品、メーカ、支払銀行、支払額および支払日に関す
る情報を含む)を承認料管理ファイルに格納する(ステ
ップS310)。
【0048】ついで、センターサーバ100の会計部2
08は、会計マスターファイル220にアクセスして、
銀行システムに対して代金の立替払いの要求を送信する
(ステップS312)。該要求には、この立替払いを保
証する指定卸業者のIDおよび商品のIDが含まれる。
【0049】ついで、銀行システムは、受信した支払要
求中で特定された指定卸業者の卸業者端末に対して、該
商品の支払に対する保証要求を行う(ステップS31
4)。
【0050】ついで、指定卸業者端末は、該保証に対し
て承認料情報管理ファイルをアクセスし、承認料が支払
われていることを確認する(ステップS316)。
【0051】ついで、指定卸業者端末は、銀行システム
に対して保証通知を行う(ステップS318)。
【0052】ついで、銀行システムは、指定卸業者端末
からの保証通知を受信して、メーカに対する立替払いを
実行する(ステップS320)。
【0053】ついで、銀行システムは、センターサーバ
100に対して支払通知を行う(ステップS322)。
【0054】ついで、センターサーバ100の会計部2
08は、会計マスターファイル220をアクセスして銀
行システムと通信を行い、銀行に対して支払処理を行
う。
【0055】これにより、メーカが指定卸業者を指定し
ている場合であっても、センターサーバ100の管理者
は該メーカと直接取り引きを行うことができる。
【0056】また、指定卸業者がメーカとセンターサー
バ100の管理者との直接取り引き処理を承認すること
により、指定卸業者は直接取り引き分について承認料と
いう形式でロイヤルティーを受け取ることができる。
【0057】さらに、指定卸業者は、センターサーバ1
00の管理者の取り引き銀行の裏保証に立ち、センター
サーバ100の管理者とメーカとの債務を保証するの
で、メーカは銀行から全額現金払いあるいは都度請求、
都度払いが実現され、安心してセンターサーバ100の
管理者と取り引きすることができるようになる。
【0058】図4は、本発明が適用される物流管理シス
テムにおいて、提携する小売において返品が発生した場
合の通信シーケンスの一例を示す図であり、該通信シー
ケンスのうち本発明に関係する部分のみを概念的に示し
ている。
【0059】まず、小売端末は、自己が管理する商品マ
スタファイルにアクセスして、返品リストを作成する
(ステップS402)。
【0060】ついで、小売端末は、センターサーバ10
0に対して、作成した返品リストを含む返品データを送
信する(ステップS404)。
【0061】ついで、センターサーバ100の小売受発
注部206は、商品マスターファイル212、小売管理
ファイル218および受発注管理ファイル222にアク
セスして、受信した返品データを保存して、商品がメー
カ委託商品および季節商品である場合にはメーカに対す
る返品確定処理を行う(ステップS406)。
【0062】ついで、センターサーバ100の小売受発
注部206は、返品データに基づき、返品された各商品
について選別処理を行い、そのまま他の小売への在庫と
することができるA級品と、値引きをした後在庫に戻す
ことができるB級品と、品質保証期間が切れている等の
理由により廃棄処理されるC級品とに選別する(ステッ
プS408)。
【0063】ついで、センターサーバ100の小売受発
注部206は、A級品およびB級品については、商品マ
スターファイル212の在庫データに格納後(ステップ
S410)、受発注管理ファイル222をアクセスして
出荷処理が実行され、小売端末に出荷するための出荷情
報をサーバから小売端末に送信する。(ステップS41
6)。
【0064】これにより、基本的に、季節商品またはメ
ーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくなるため、メ
ーカからの仕入価格を安くすることができる。
【0065】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、各実施形態を独立に実現する場合を一例に説
明したが、本発明はこの場合に限定されるものではな
く、他の実施の形態においては、各実施形態を適宜組み
合わせて実施することができることは当業者にとって自
明である。
【0066】また、本発明の他の実施の形態において、
上述したプログラムされたCPU等により実行される処
理は、記録媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディ
スク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク
等)または伝送媒体(例えば、デジタルデータストリー
ム、搬送波等)にプログラムの形態で記録させておき、
任意のコンピュータのメモリ等にロードすることによ
り、個々の装置毎に必要な時いつでも実行させることが
可能である。すなわち、本発明の他の実施形態におい
て、本発明はコンピュータ・システムにおいてCPUに
ロードされ実行されるコンピュータプログラム製品とし
て実施することができる。本発明の各手段を定義するプ
ログラムは、多くのフォーム(形態)でコンピュータに
インストールすることができるのは当業者には自明であ
る。これらのフォームの例としては、(a)コンピュー
タで使用可能な非書き込み記憶媒体(例えば、コンピュ
ータの入出力装置によって読取ることのできるROM、
CD−ROMディスク、DVD−ROMディスク等)中
に永久的に保持されている情報のフォーム、(b)コン
ピュータで使用可能な書き込み可能な記憶媒体(例え
ば、RAM、フロッピーディスクおよびハードディスク
駆動装置等)中に、前もって保持されている情報のフォ
ーム、(c)例えばデジタルデータストリームまたは搬
送波に乗せられたコンピュータデータ信号等のごとく、
モデム等の通信制御装置を用いて電話回線、ネットワー
クのような伝送媒体を介してコンピュータに伝達される
情報のフォーム、などがあり、本発明はこれらのフォー
ムに限定されるものではない。従って、本発明の物流管
理システムの管理方法を管理する、コンピュータで読取
り可能なプログラムを記録した媒体は、本発明の他の実
施の形態を与えることは当業者にとって自明である。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、メーカが指定卸業者を指定している場合であって
も、センターサーバ100の管理者は該メーカと直接取
り引きを行うことができる。また、指定卸業者は、メー
カとセンターサーバ100の管理者との直接取り引きを
承認することにより、直接取り引き分について承認料と
いう形式でロイヤルティーを受け取ることができる。さ
らに、指定卸業者は、センターサーバ100の管理者の
取り引き銀行の裏保証に立ち、センターサーバ100の
管理者のメーカに対する債務を保証するので、メーカは
銀行から全額現金払いあるいは都度請求、都度払いが実
現され、安心してセンターサーバ100の管理者と取り
引きすることができるようになる。
【0068】また、本発明によれば、基本的に、季節商
品またはメーカ委託商品以外はメーカへの返品がなくな
るため、メーカからの仕入価格を安くすることができ
る。
【0069】したがって、本発明ののロジステックシス
テムにおいては、小売はメーカへの大量発注が可能とな
り、またメーカへの返品が基本的に許容されないためメ
ーカの仕入価格を大幅に下げることができ、ナショナル
ブランド(NB)商品をプライベートブランド(NB)
商品や直取メーカ商品並にコストを削減することができ
るようになる。
【0070】さらに、本発明のロジステックシステムに
おいては、メーカ、卸、小売および銀行を一体のロジス
テックシステムとして構築するため、相互の情報を公平
に公開することにより信頼関係の熟成とともに効率的消
費者対応(ECR)や迅速対応(QR)ができるように
なる。
【0071】さらにまた、本発明のロジステックシステ
ムにおいては、小売が直接メーカと取り引きしている場
合に、商慣習において卸がなくなることの不安や(特
に、メーカが特定の卸を指定卸として指定し、その指定
卸以外には販売しない場合等)、メーカと小売との間
で、都度請求、都度払いの問題や、売掛債権等のサイト
短縮の問題等によりキャッシュフローの確保が不明確に
なるという問題点が解消される。
【0072】さらにまた、本発明のロジステックシステ
ムにおいては、商品の製造から販売に至るまでの一連の
流れを無駄なくコントロールしていくために、メーカ、
卸、小売が企業の枠を超えて、あたかも1つの企業であ
るかのような流通の仕組みを構築することができる物流
管理システムおよびその管理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される物流管理システムの構成の
一例を示す図である。
【図2】図1に示すセンターサーバの機能ブロックの一
例を示す図である。
【図3】本発明が適用される物流管理システムにおい
て、メーカが指定卸を指定している商品についてメーカ
と直接取り引きした場合の通信シーケンスの一例を示す
図である。
【図4】本発明が適用される物流管理システムにおい
て、提携する小売において返品が発生した場合の通信シ
ーケンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 センターサーバ 111 メーカAの端末 112 メーカBの端末 113 メーカCの端末 121 卸業者Aの端末 122 卸業者Bの端末 130 銀行のシステム 141 小売Aの端末 142 小売Bの端末 143 小売Cの端末 202 メーカ受発注部 204 卸受発注部 206 小売受発注部 208 会計部 210 ファイル部 212 商品マスターファイル 214 メーカ管理ファイル 216 卸管理ファイル 218 小売管理ファイル 220 会計マスターファイル 222 受発注管理ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メーカの管理するメーカ端末と、卸業者
    の管理する卸業者端末と、銀行の管理する銀行システム
    と、サーバとを含む物流管理システムにおいて、前記サ
    ーバは、商品と前記卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイル
    と、前記商品の受注、発注に関する情報を管理するため
    の受発注管理ファイルとを記録する記録手段と、 前記メーカ端末と通信を行い、前記記録手段に記録され
    た情報に基づいて前記商品の発注処理を行う発注手段
    と、 前記記録手段に記録された卸管理ファイルから、前記発
    注手段により発注処理が行われた商品に対応する前記卸
    業者端末を検索する検索手段と、 前記発注処理に基づく前記サーバの管理者の債務を前記
    卸業者が保証するために、前記サーバの管理者が前記卸
    業者に支払う承認料に関する承認料情報であって、商
    品、前記メーカ、前記銀行、支払額および支払日に関す
    る情報を含む承認料情報を、前記検索手段により検索さ
    れた前記卸業者端末に送信する送信手段とを備え、 前記卸業者端末は、 前記送信手段により送信された承認料情報を格納する格
    納手段と、 前記銀行システムから前記債務の保証の要求に関する情
    報を受信する受信手段と、 該受信手段により受信した要求に応答する債務について
    の承認料情報が前記格納手段に格納されている場合、前
    記銀行システムに対して前記債務の保証に関する情報を
    通知する通知手段と を備えたことを特徴とする物流管理
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の物流管理システムにお
    いて、小売業者の管理する小売端末を更に含み、 前記サーバにおいて前記メーカ端末と通信を行い、商品
    の発注処理を一括して行う発注処理を行う発注手段と、 前記小売端末から前記サーバへ返品データを送信する送
    信手段と、 該返品データに含まれる商品の中から在庫データに戻す
    商品を選択する選択手段と、 該選択手段により選択された前記商品を前記小売に出荷
    するための出荷情報を前記サーバから前記小売端末に送
    信する出荷手段とを備えたことを特徴とする物流管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の物流管理システムにお
    いて、 前記返品データに含まれる商品のうちメーカ委託商品お
    よび季節商品については返品情報として前記サーバから
    前記メーカ端末に送信する返品手段をさらに備えたこと
    を特徴とする物流管理システム。
  4. 【請求項4】 メーカの管理するメーカ端末、および卸
    業者の管理する卸業者端末に接続された、物流管理を行
    うサーバにおいて、商品と前記卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイル
    と、前記商品の受注、発注に関する情報を管理するため
    の受発注管理ファイルとを記録する記録手段と、 前記メーカ端末と通信を行い、前記記録手段に記録され
    た情報に基づいて前記商品の発注処理を行う発注手段
    と、 前記記録手段に記録された卸管理ファイルから、前記発
    注手段により発注処理が行われた商品に対応する前記卸
    業者端末を検索する検索手段と、 前記発注処理に基づく前記サーバの管理者の債務を前記
    卸業者が保証するために、前記サーバの管理者が前記卸
    業者に支払う承認料に関する承認料情報であって、商
    品、前記メーカ、前記銀行、支払額および支払日に関す
    る情報を含む承認料情報を、前記検索手段により検索さ
    れた前記卸業者端末に送信する送信手段と を備えること
    を特徴とするサーバ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のサーバにおいて、小売
    の管理する小売端末に更に接続されており、 前記メーカ端末と通信を行い商品の発注処理を一括して
    行う発注手段と、 前記小売端末から返品データを受信する受信手段と、 該返品データに含まれる商品の中から在庫データに戻す
    商品を選択する選択手段と、 該選択手段により選択された前記商品を前記小売に出荷
    するための出荷情報を前記小売端末に送信する出荷手段
    とを備えたことを特徴とするサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のサーバにおいて、 前記返品データに含まれる商品のうちメーカ委託商品お
    よび季節商品については返品情報として前記メーカ端末
    に送信する返品手段をさらに備えたことを特徴とするサ
    ーバ。
  7. 【請求項7】 メーカ端末と卸業者端末とサーバとを含
    む物流管理システムの管理方法において、前記サーバ
    は、商品と前記卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイ
    ルと、前記商品の受注、発注に関する情報を管理するた
    めの受発注管理ファイルとを記録しており、 前記 サーバから前記メーカ端末に対して通信を行い、
    記商品発注処理を行う発注ステップと、前記サーバにおいて、前記記録された卸管理ファイルか
    ら、前記発注ステップにより発注処理が行われた商品に
    対応する前記卸業者端末を検索する検索ステップと、 前記サーバにおいて、前記発注処理に基づく前記サーバ
    の管理者の債務を前記卸業者が保証するために、前記サ
    ーバの管理者が前記卸業者に支払う承認料に関する承認
    料情報であって、商品、前記メーカ、前記銀行、支払額
    および支払日に関する情報を含む承認料情報を、前記検
    索ステップにおいて検索された前記卸業者端末に送信す
    る送信ステップと、 前記卸業者端末において、前記送信ステップにより送信
    された承認料情報を格納する格納ステップと、 前記卸業者端末において、前記銀行システムから前記債
    務の保証の要求に関する情報を受信する受信ステップ
    と、 前記卸業者端末において、該受信ステップにより受信し
    た要求に応答する債務についての承認料情報が前記格納
    ステップにより格納されている場合、前記銀行システム
    に対して前記債務の保証に関する情報を通知する通知ス
    テップと を備えることを特徴とする物流管理システムの
    管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の物流管理システムの管
    理方法において、該物流管理システムは小売の管理する
    小売端末を更に含み、 前記サーバにおいて前記メーカ端末と通信を行い、商品
    の発注処理を一括して行う発注ステップと、 前記小売端末から前記サーバへ返品データを送信する送
    信ステップと、 該返品データに含まれる商品の中から在庫データに戻す
    商品を選択する選択ステップと、 該選択ステップにより選択された前記商品を前記小売
    出荷するための出荷情報を前記サーバから前記小売に送
    信する出荷ステップとを備えることを特徴とする物流管
    理システムの管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項に記載の物流管理システムの管
    理方法において、 前記返品データに含まれる商品のうちメーカ委託商品お
    よび季節商品については返品情報として前記サーバから
    前記メーカ端末に送信する返品ステップをさらに備える
    ことを特徴とする物流管理システムの管理方法。
  10. 【請求項10】 メーカ端末と卸業者端末とサーバとを
    含む物流管理システムの管理方法をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可
    能な記録媒体において、前記コンピュータは商品と前記
    卸業者端末とを対応付けた卸管理ファイルと、前記商品
    の受注、発注に関する情報を管理するための受発注管理
    ファイルとを記録しており、 前記メーカ端末に対して通信を行い、前記商品発注
    理を行う発注ステップと、前記記録された卸管理ファイルから、前記発注ステップ
    により発注処理が行われた商品に対応する前記卸業者端
    末を検索する検索ステップと、 前記発注処理に基づく前記サーバの管理者の債務を前記
    卸業者が保証するために、前記サーバの管理者が前記卸
    業者に支払う承認料に関する承認料情報であって、商
    品、前記メーカ、前記銀行、支払額および支払日に関す
    る情報を含む承認料情報を、前記検索ステップにおいて
    検索された前記卸業者端末に送信する送信ステップと
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のコンピュータ読取
    可能な記録媒体にお いて、前記物流管理システムは小売
    の管理する小売端末を更に含み、 前記サーバにおいて前記メーカ端末と通信を行い、商品
    の発注処理を一括して行う発注ステップと、 前記小売端末から前記サーバへ返品データを送信する送
    信ステップと、 該返品データに含まれる商品の中から在庫データに戻す
    商品を選択する選択ステップと、 該選択ステップにより選択された前記商品を前記小売
    出荷するための出荷情報を前記サーバから前記小売端末
    に送信する出荷ステップとをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のコンピュータ読取
    可能な記録媒体において、 前記返品データに含まれる商品のうちメーカ委託商品お
    よび季節商品については返品情報として前記サーバから
    前記メーカ端末に送信する返品ステップをさらに備える
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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