JP3378776B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法

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JP3378776B2 JP20149797A JP20149797A JP3378776B2 JP 3378776 B2 JP3378776 B2 JP 3378776B2 JP 20149797 A JP20149797 A JP 20149797A JP 20149797 A JP20149797 A JP 20149797A JP 3378776 B2 JP3378776 B2 JP 3378776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置の製造方法に関し、更に詳しく言えば、スプリッ
トゲート型のフラッシュメモリにおけるデータの書き換
え特性の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下で、従来例に係わる不揮発性半導体
記憶装置であるスプリットゲート型フラッシュメモリの
製造方法について図面を参照しながら説明する。このス
プリットゲート型フラッシュメモリは、図19に示すよ
うにコントロールゲート59がトンネル酸化膜58を介
してフローティングゲート57の上部から側部にかけて
形成されて成るフラッシュメモリである。
【0003】これを作成するには、先ず、図15に示す
ように半導体基板51上にSiO2膜から成るゲート酸
化膜52、ポリシリコン膜53及び開口部55を有する
耐酸化性膜としてのシリコン窒化膜(SiN膜)54を
順次形成し、該シリコン窒化膜54をマスクにしてLO
COS(Local Oxidation of Silicon)法により熱酸化
することで前記開口部55位置の前記ポリシリコン膜5
3上に選択酸化膜56を形成する(図16参照)。
【0004】次に、前記選択酸化膜56をマスクにして
ポリシリコン膜53をエッチングして除去し、図17に
示すようにフローティングゲート57を形成する。続い
て、前記絶縁膜52をフッ酸系のエッチング液で等方性
エッチングしてフローティングゲート直下にのみ残存す
るか、または該絶縁膜52を基板上にも薄く残存させる
ようにエッチングして除去した後に、図18に示すよう
に全面に化学気相成長(CVD)法により堆積されるC
VD酸化膜と、表面を熱酸化することにより形成される
熱酸化膜から成るトンネル酸化膜58を形成する。
【0005】その後、トンネル酸化膜58の上にポリシ
リコン膜を形成してフローティングゲート57の上部か
ら側部にかけて残存するようにパターニングしてコント
ロールゲート59を形成し、こうして形成されたフロー
ティングゲート57及びコントロールゲート59をマス
クにして、不純物を半導体基板51上に注入してソース
・ドレイン拡散領域60、61を形成する。これによ
り、図19に示すようなスプリットゲート型のフラッシ
ュメモリが形成される。
【0006】そして、前述したスプリットゲート型のフ
ラッシュメモリにおいて、書き込み対象のメモリセル
(以下、選択セルと称する。)のトランジスタをONさ
せて、電子をフローティングゲート57に注入すること
によりプログラムの書き込みを行っていた。また、図1
7の一点鎖線で囲まれた部分に示すようにフローティン
グゲート57上面の角部には、前述した図16に示した
ポリシリコン膜53を熱酸化させて該ポリシリコン膜5
3上に選択酸化膜56を形成することで、当該角部に鋭
角な尖鋭部57Aが形成されている。
【0007】そして、この鋭角に形成された尖鋭部57
A部分では電界集中が発生し易くなり、これによりフロ
ーティングゲート57からコントロールゲート59へ電
子を抜く際の消去特性を向上させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法によると、
電子の消去特性を向上させるためフローティングゲート
57の角部に鋭角な尖鋭部57Aを形成するためにLO
COS(Local Oxidation of Silicon)法によりポリシ
リコン膜上を選択酸化させている。
【0009】このとき、図16等に示すように後にフロ
ーティングゲート57となる前記ポリシリコン膜53の
表面は、不均一なギザギザした凹凸(図20に示すフロ
ーティングゲート57の概略斜視図の凸部57B参照)
が形成されている。このような不均一なギザギザした凸
部57Bが形成される原因として、例えば選択酸化膜5
6が形成される際にポリシリコン膜53の隣り合うグレ
イン粒とグレイン粒の間に沿って形成され易く、そのよ
うな隙間のある領域では選択酸化膜56の終端が延びる
という性質からグレイン粒の並び具合に影響されると考
えられる。
【0010】このようにポリシリコン膜53の表面に不
均一なギザギザした凸部57Bが形成されていると、フ
ローティングゲート57を形成した際に、図20に示す
ように該フローティングゲート57の尖鋭部57Aの周
縁部にも不均一なギザギザした凸部57Bができてしま
う。ここで、消去動作時について図21を基に説明する
と、例えば、コントロールゲート59の電圧(VCG)が
14V、ソース電圧(VS)が0V、ドレイン電圧(V
D)が0Vに設定されることで、フローティングゲート
57に蓄積されたデータ(電子)をコントロールゲート
59に引き抜いてデータの消去が行われる。即ち、当該
フラッシュメモリは、フローティングゲート57とドレ
イン領域60の間の静電容量と、コントロールゲート5
9とフローティングゲート57の間の静電容量とを比べ
ると、前者の方が圧倒的に大きくなる構造であり、前述
したようにコントロールゲート電圧(VCG)が14V
で、ドレイン電圧(VD)が0Vの場合、コントロール
ゲート59とフローティングゲート57間に高電界が発
生する。その結果、ファウラー−ノルドハイム・トンネ
ル電流(Fowler-NordheimTunnel Current、F−Nトン
ネル電流という。)が流れ、フローティングゲート57
の中の電子がコントロールゲート59側に引き抜かれて
(図21の矢印A参照)、データの消去が行われる。
【0011】そして、この消去動作時に、前述したよう
にフローティングゲート57の尖鋭部57Aに不均一な
凸部57Bが形成されていると、この凸部57B内で特
に尖鋭な部分に電界が集中することになり、データの消
去動作時には常時、数ヶ所の同じ凸部57Bを介してフ
ローティングゲート57内の電子がコントロールゲート
59に引き抜かれることになる。
【0012】そのため、通常数万回から数十万回、更に
は数百万回のデータの書き換え要求に対処することを考
えると、前述したような尖鋭部57Aの、ある数ヶ所の
凸部57Bからのみの一局集中的な消去構造では、デー
タの書き換え寿命の向上を図ることができない。従っ
て、本発明では前述したような尖鋭部57Aの、ある数
ヶ所の凸部57Bからのみの一局集中的な消去構造に代
えて、比較的均一な尖鋭部を形成することで、データの
書き換え寿命の向上を可能とする不揮発性半導体記憶装
置とその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は半導体
基板1上のゲート酸化膜2上に形成されたポリシリコン
膜3を開口部7を有するシリコン窒化膜4をマスクにし
て選択酸化して選択酸化膜9を形成し、該選択酸化膜9
をマスクにして前記ポリシリコン膜3をエッチングして
成るフローティングゲート10を有する不揮発性半導体
記憶装置の製造方法において、少なくとも前記シリコン
窒化膜4の開口部7を被覆するように該開口部7下の前
記ポリシリコン膜3上に化学気相成長法によりCVD酸
化膜8を堆積させた後に、前記シリコン窒化膜4をマス
クにして前記CVD酸化膜8下の前記ポリシリコン膜3
を選択酸化して選択酸化膜9を形成する。続いて、前記
CVD酸化膜8及びシリコン窒化膜4を除去した後に、
前記選択酸化膜9をマスクにして前記ポリシリコン膜3
をエッチングしてフローティングゲート10を形成する
ものである。
【0014】また、本発明は半導体基板1上のゲート酸
化膜2上に形成されたポリシリコン膜3上にシリコン窒
化膜4を形成して該シリコン窒化膜4にフォトレジスト
膜5をマスクにして開口部17を形成した後に、該シリ
コン窒化膜4をマスクにして前記開口部17下の前記ポ
リシリコン膜3を選択酸化して選択酸化膜19を形成
し、該選択酸化膜19をマスクにして前記ポリシリコン
膜3をエッチングして成るフローティングゲート20を
有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前
記シリコン窒化膜4に開口部17を形成する際に該シリ
コン窒化膜4下のポリシリコン膜3表面から所定位置ま
でオーバーエッチさせてオーバーエッチ部17Aを有す
る開口部17を形成した後に、少なくとも前記シリコン
窒化膜4のオーバーエッチ部17Aを有する開口部17
を被覆するように該開口部17下の前記ポリシリコン膜
3上に化学気相成長法によりCVD酸化膜18を堆積さ
せた後に、前記シリコン窒化膜4をマスクにして前記C
VD酸化膜18下の前記ポリシリコン膜3を選択酸化し
て選択酸化膜19を形成する。続いて、前記CVD酸化
膜18及びシリコン窒化膜4を除去した後に、前記選択
酸化膜19をマスクにして前記ポリシリコン膜3をエッ
チングしてフローティングゲート20を形成するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法の一実施の形態について説明する。本
発明の一実施の形態に係わる不揮発性半導体記憶装置
は、図9に示すようにコントロールゲート12がトンネ
ル酸化膜11を介してフローティングゲート10の上部
から側部にかけて形成されて成ることを特徴とするスプ
リットゲート型のフラッシュメモリである。
【0016】先ず、図1に示すように例えばP型の半導
体基板1上におよそ100Åの膜厚のゲート酸化膜2、
およそ1500Åの膜厚のポリシリコン膜3を順次形成
し、該ポリシリコン膜3上におよそ500Åの膜厚のシ
リコン窒化膜(SiN膜)4を形成する。該シリコン窒
化膜4上にはフォトレジスト膜5が形成され、周知のパ
ターニング技術により、およそ0.5μmの開口部6が
穿設されている。
【0017】次に、図2に示すように前記レジスト膜5
をマスクにして前記シリコン窒化膜4をドライエッチン
グして、開口部7を形成する。尚、本工程では、例えば
反応ガスとしてAr+CHF3+CF4をそれぞれ100
0sccm+24sccm+56sccmずつ反応室
(不図示)に導入し、その中の圧力を2Torrに設定
している。
【0018】続いて、前記レジスト膜5を除去した後
に、図3に示すように前記開口部7を含む全面に化学気
相成長(CVD)法によりCVD酸化膜8を形成する。
尚、前記CVD酸化膜8は、低圧(LP)CVD炉にモ
ノシラン(SiH4)とN2Oとを流量比300CC:30
00CCの比率で用い、真空度90Pa、温度800℃の
条件下の減圧(LP)CVD法で形成されるHTO(Hi
gh Temperature Oxide)膜で、およそ100Å乃至50
0Åの厚さに形成する。
【0019】次に、前記CVD酸化膜8を介して前記シ
リコン窒化膜4をマスクにして前記開口部7下の前記ポ
リシリコン膜3上にLOCOS(Local Oxidation of S
ilicon)法により選択酸化して選択酸化膜9を形成す
る。本実施の形態では、当該選択酸化膜9の膜厚が最大
となる中央部の膜厚はおよそ1500Åで、選択酸化膜
9の外周部に向かうに従って膜厚は薄くなる。従って、
後述するフローティングゲート10の上面はその中央部
を中心にして窪んだ状態に形成される(図7参照)。
【0020】ここで、前述した選択酸化膜9の形成時に
CVD酸化膜8を介してポリシリコン膜3を選択酸化さ
せているため、この選択酸化膜9の形成具合が比較的緩
やかになるため、従来のように選択酸化膜56とポリシ
リコン膜53との界面に不均一なギザギザした凸部57
Bが形成され難くなり、後述するフローティングゲート
10の角部の尖鋭部10Aは、図7に示すように緩やか
な凸部10Bができる程度で比較的均一に形成できる。
【0021】即ち、本発明ではCVD法により形成され
るCVD酸化膜8を介して熱酸化することで、選択酸化
時の熱酸化成長が緩やかになると共に、該CVD酸化膜
8を選択酸化膜9とポリシリコン膜3との間に介在させ
ることで、従来の選択酸化膜56が形成される際にポリ
シリコン膜53の隣り合うグレイン粒とグレイン粒の間
に沿って形成され易く、そのような隙間のある領域で選
択酸化膜56の終端が延びて、ポリシリコン膜53の表
面に不均一なギザギザした凸部57Bが形成され易いと
いう問題を抑制することができる。従って、本発明では
従来のように尖鋭部57Aの、ある数ヶ所の凸部57B
からのみの一局集中的な消去構造に代えて、比較的均一
な尖鋭部を形成することができ、データの書き換え寿命
の向上が図れる。
【0022】続いて、図5に示すように前記CVD酸化
膜8及び前記シリコン窒化膜4をそれぞれ除去する。本
工程では、先ずCVD酸化膜8をフッ酸(HF:H2 O
=1:10)処理して除去した後に、シリコン窒化膜4
をリン酸処理にて除去し、この後処理として、フッ酸
(例えば、HF:H2 O=1:10)処理にて熱酸化膜
換算でおよそ50Åエッチオフした後、NH4OH/H2
O2/H2Oの混合液(例えば、組成比1:1:5)を用
いて洗浄する。
【0023】次に、前記選択酸化膜9をマスクにして前
記ポリシリコン膜3をエッチングして、図6に示すよう
にフローティングゲート10を形成する。本工程では、
例えばECR方式エッチャーでは流量80sccmのC
l2ガス、流量5sccmのO2ガス、圧力5mTor
r、PFパワー50W、マグネトロン250mAの条件
でポリシリコン膜3をエッチングする。
【0024】続いて、例えばフッ酸(例えば、HF:H
2 O=1:25)処理でフローティングゲート10直下
の領域以外に形成されたゲート酸化膜2を除去する。
尚、このエッチング時にフローティングゲート10直下
の領域以外のゲート酸化膜2は全部を除去することなし
に、途中まででエッチングを終了させても良い。更に、
図8に示すように前記フローティングゲート10を被覆
するように基板全面に化学気相成長(CVD)法により
堆積されるCVD酸化膜と、表面を熱酸化することによ
り形成される熱酸化膜から成るおよそ300Å乃至40
0Åの膜厚のトンネル酸化膜11を形成する。
【0025】次に、ポリシリコン膜をおよそ1500
Å、タングステンシリサイド膜(WSix膜)をおよそ
1500Å順次形成し、前記トンネル酸化膜11を介し
て前記フローティングゲート10の上部から側部にかけ
て残存するようにパターニングしてコントロールゲート
12を形成する。そして、後述するソース領域13上に
開口部を有する不図示のレジスト膜を介してソース領域
形成領域の基板表層にN型の不純物イオンを注入する。
また、後述するドレイン領域14上に開口部を有する不
図示のレジスト膜を介してドレイン領域形成領域の基板
表層にN型の不純物イオンを注入する。そして、全面を
熱処理することで前述した基板表層に注入した不純物イ
オンを拡散させて、ソース・ドレイン領域13、14を
形成することにより、図9に示すようなスプリットゲー
ト型のフラッシュメモリが形成される。
【0026】以上、説明したように本発明では、フロー
ティングゲート10の角部の尖鋭部10Aを比較的均一
に形成することで、従来装置のような尖鋭部57Aの、
ある数ヶ所の凸部57Bからのみの一局集中的な消去構
造でなくなるため、フローティングゲート10に蓄積さ
れているデータ(電子)をコントロールゲート12側に
引き抜く際の前記トンネル酸化膜11の電子の移動経路
も集中することが少なくなり、その移動時に該トンネル
酸化膜にかかるストレスからくるトンネル酸化膜の摩耗
劣化を遅らせることができ、データの書き換え寿命の向
上が図れる。
【0027】続いて、本発明の他の実施の形態について
説明する。尚、説明の重複を避けるため、前述した一実
施の形態と同等な構成、工程については、同符号を付し
て説明を簡略する。即ち、前述した図2に示す開口部6
を有するフォトレジスト膜5をマスクにしてシリコン窒
化膜4に開口部を形成する工程において、本実施の形態
では、図10に示すようにシリコン窒化膜4に開口部を
形成する際に、一実施の形態によりエッチング時間を延
長させて該シリコン窒化膜4下のポリシリコン膜3をそ
の表面から所定位置(ポリシリコン膜3表面からおよそ
100Å乃至500Å)までオーバーエッチさせて、オ
ーバーエッチ部17Aを有する開口部17を形成するも
のである。
【0028】次に、前記前記レジスト膜5を除去した後
に、図11に示すように前記オーバーエッチ部17Aを
有する開口部7を含む全面に一実施の形態と同様に化学
気相成長(CVD)法によりHTO膜から成るおよそ1
00Å乃至500ÅのCVD酸化膜18を形成する。次
に、前記CVD酸化膜18を介して前記シリコン窒化膜
4をマスクにして前記オーバーエッチ部17Aを有する
開口部17下の前記ポリシリコン膜3上にLOCOS
(Local Oxidation of Silicon)法により選択酸化して
選択酸化膜19を形成する。
【0029】尚、他の実施の形態においても、一実施の
形態と同様に前述した選択酸化膜19の形成時にCVD
酸化膜18を介してポリシリコン膜3を選択酸化させて
いるため、この選択酸化膜19の形成具合が比較的緩や
かになるため、従来のように選択酸化膜56とポリシリ
コン膜53との界面に不均一なギザギザした凸部57B
が形成され難くなり、後述するフローティングゲート2
0の角部の尖鋭部20Aは、緩やかな凸部ができる程度
で比較的均一に形成できる。
【0030】従って、本発明では従来のように尖鋭部5
7Aの、ある数ヶ所の凸部57Bからのみの一局集中的
な消去構造に代えて、比較的均一な尖鋭部を形成するこ
とができ、データの書き換え寿命の向上が図れる。続い
て、前記CVD酸化膜18及び前記シリコン窒化膜4を
それぞれ除去した後に、前記選択酸化膜19をマスクに
して前記ポリシリコン膜3をエッチングして、図13に
示すようにその角部に尖鋭部20Aを有するフローティ
ングゲート20を形成する。そして、例えばフッ酸(例
えば、HF:H2 O=1:25)処理でフローティング
ゲート20直下の領域以外に形成されたゲート酸化膜2
を除去した後に、前記フローティングゲート20を被覆
するように基板全面に化学気相成長(CVD)法により
堆積されるCVD酸化膜と、表面を熱酸化することによ
り形成される熱酸化膜から成るおよそ300Å乃至40
0Åの膜厚のトンネル酸化膜11を形成する。
【0031】次に、ポリシリコン膜をおよそ1500
Å、タングステンシリサイド膜(WSix膜)をおよそ
1500Å順次形成し、前記トンネル酸化膜11を介し
て前記フローティングゲート10の上部から側部にかけ
て残存するようにパターニングして、図14に示すよう
にコントロールゲート12を形成すると共に、ソース・
ドレイン領域13、14を形成している。
【0032】以上説明したように、本発明の他の実施の
形態では前述した一実施の形態と同様にCVD酸化膜1
8を介して選択酸化膜19を形成することで、フローテ
ィングゲート20の尖鋭部20Aを比較的均一に形成す
ることができると共に、以下に説明する効果がある。即
ち、選択酸化膜19形成前のポリシリコン膜3表面は、
シリコン窒化膜4に開口部17を形成する際にオーバー
エッチさせて形成したオーバーエッチ部17Aにより、
図15に示す従来の選択酸化膜56形成前のポリシリコ
ン膜53表面に比べて、窪んだ状態になっている。従っ
て、この窪んだ状態のポリシリコン膜3をシリコン窒化
膜4を介して選択酸化することで選択酸化膜19を形成
しているため、該選択酸化膜19下に形成されるポリシ
リコン膜3(フローティングゲート20)の角部の尖鋭
部20Aは、従来装置の尖鋭部57Aより鋭角に形成さ
れることになる。そのため、従来より該尖鋭部20Aで
の電界集中が発生し易くなり、これによりフローティン
グゲート20からコントロールゲート12へ電子を抜く
際の消去特性を更に向上させることができる(図14に
示す尖鋭部20Aの角度θ1は、図19に示す従来装置
の尖鋭部57Aの角度θ2より小さい。)。
【0033】また、フローティングゲートの尖鋭部をよ
り鋭角にするという目的だけでは、例えば、シリコン窒
化膜4に開口部17を形成する際にオーバーエッチさせ
てオーバーエッチ部17Aを有する開口部17を形成し
て、この窪んだ領域に選択酸化膜19を形成すること
で、尖鋭部20Aを鋭角にすることで対応できる。尚、
この場合でも、一旦ポリシリコン膜3の表面をエッチン
グした状態で選択酸化膜19を形成しているため、選択
酸化膜19下のポリシリコン膜3の表面に従来のような
不均一なギザギザした凸部が形成され難くなり、フロー
ティングゲート20の尖鋭部20Aは比較的均一に形成
することができる。即ち、ポリシリコン膜に不均一なギ
ザギザした凸部が形成される原因として、ポリシリコン
膜のグレイン粒の並び具合が影響すると考えられるが、
本実施の形態ではポリシリコン膜3の表面をエッチング
することで、選択酸化膜19が形成される領域の表面を
比較的滑らかにすることができ、この状態で選択酸化膜
19を形成することで、該選択酸化膜19下のポリシリ
コン膜3の表面も比較的滑らかに形成することができ
る。
【0034】更に、ポリシリコン膜3の窪んだ領域に選
択酸化膜19を形成させているため、一実施の形態や従
来装置に比べて該選択酸化膜19の高さが低くなり、段
差が緩くなる。また、HTO膜は、通常の熱酸化膜に比
べて窒素原子をより多く含んでいるため、HTO膜を介
して選択酸化膜19を形成することで、該選択酸化膜1
9中にポリシリコン膜3中の導電化用のリンイオン等の
不純物が取り込まれ難くなり、トンネル酸化膜の膜質の
向上が図れる。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明によれば開口部を有する耐
酸化性膜をマスクにしてポリシリコン膜を選択酸化して
選択酸化膜を形成する際に、少なくとも前記開口部から
露出したポリシリコン膜の表面をCVD酸化膜で被覆し
ておき、該CVD酸化膜を介して選択酸化を行うこと
で、選択酸化膜下のポリシリコン膜の表面に従来のよう
な尖鋭部に不均一なギザギザした凸部が形成され難くな
り、本発明装置のフローティングゲートの尖鋭部は比較
的均一に形成することができ、従来装置のような特に尖
鋭な、ある数ヶ所の凸部からのみの一局集中的な消去構
造となることを抑制できる。そのため、フローティング
ゲートに蓄積されているデータ(電子)をコントロール
ゲート側に引き抜く際のトンネル酸化膜の電子の移動経
路も集中することが少なくなり、その移動時のトンネル
酸化膜にかかるストレスからくる該酸化膜の摩耗劣化を
遅らせることができ、データの書き換え寿命の向上を図
ることができる。
【0036】また、オーバーエッチ部を有する開口部か
ら露出したポリシリコン膜上を被覆するように形成した
CVD酸化膜を介して選択酸化膜を形成することで、フ
ローティングゲートの尖鋭部を比較的均一に形成するこ
とができると共に、選択酸化膜形成前のポリシリコン膜
の表面は、前記オーバーエッチ部により、従来の選択酸
化膜形成前のポリシリコン膜の表面に比べて、窪んだ状
態になっている。従って、この窪んだ状態のポリシリコ
ン膜を選択酸化することで選択酸化膜を形成しているた
め、該選択酸化膜下に形成されるフローティングゲート
の角部の尖鋭部は、従来装置の尖鋭部より鋭角に形成さ
れることになる。そのため、従来より該尖鋭部での電界
集中が発生し易くなり、これによりフローティングゲー
トからコントロールゲートへ電子を抜く際の消去特性を
更に向上させることができる。
【0037】更に言えば、フローティングゲートの尖鋭
部をより鋭角にするという効果だけであれば、オーバー
エッチ部を有する開口部を形成して、この窪んだ領域に
選択酸化膜を形成することで、フローティングゲートの
角部の尖鋭部を従来より鋭角にすることができる。尚、
この場合でも、一旦ポリシリコン膜の表面をエッチング
した状態で選択酸化膜を形成しているため、ポリシリコ
ン膜に不均一なギザギザした凸部が形成される原因とな
るポリシリコン膜のグレイン粒の出張りが均一に削られ
て、前記選択酸化膜が形成される領域の表面を比較的滑
らかにすることができ、この状態で選択酸化膜を形成す
ることで、該選択酸化膜下のポリシリコン膜の表面に従
来のような不均一なギザギザした凸部が形成され難くな
り、フローティングゲートの尖鋭部を比較的均一に形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第1の断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第2の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第3の断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第4の断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第5の断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第6の断面図である。
【図7】本発明のフローティングゲートの形成状態を示
す概略斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第7の断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の不揮発性半導体記憶装
置の製造方法を示す第8の断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す第1の断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す第2の断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す第3の断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す第4の断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を示す第5の断面図である。
【図15】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第1の断面図である。
【図16】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第2の断面図である。
【図17】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第3の断面図である。
【図18】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第4の断面図である。
【図19】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す第5の断面図である。
【図20】従来のフローティングゲートの形成状態を示
す概略斜視図である。
【図21】従来の不揮発性半導体記憶装置の消去動作を
説明するための断面図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上のゲート酸化膜上に形成さ
    れたポリシリコン膜上に開口部を有する耐酸化性膜を形
    成した後に該耐酸化性膜をマスクにして前記ポリシリコ
    ン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成し、該選択酸化膜
    をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッチングして成
    るフローティングゲートを有する不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法において、 少なくとも前記耐酸化性膜の開口部を被覆するように該
    開口部下の前記ポリシリコン膜上に化学気相成長法によ
    り酸化膜を堆積させた後に該ポリシリコン膜の選択酸化
    を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上のゲート酸化膜上に形成さ
    れたポリシリコン膜上に開口部を有する耐酸化性膜を形
    成した後に該耐酸化性膜をマスクにして前記ポリシリコ
    ン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成し、該選択酸化膜
    をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッチングして成
    るフローティングゲートを有する不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法において、 少なくとも前記耐酸化性膜の開口部を被覆するように該
    開口部下の前記ポリシリコン膜上に化学気相成長法によ
    り酸化膜を堆積する工程と、 前記耐酸化性膜をマスクにして前記酸化膜下の前記ポリ
    シリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成する工程
    と、 前記酸化膜及び耐酸化性膜を除去した後に前記選択酸化
    膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッチングして
    フローティングゲートを形成する工程とを有することを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にゲート酸化膜を介してポ
    リシリコン膜及びシリコン窒化膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜をパターニングして開口部を形成す
    る工程と、 前記開口部から露出した前記ポリシリコン膜上を被覆す
    るように化学気相成長法によりCVD酸化膜を堆積する
    工程と、 前記シリコン窒化膜をマスクにして前記CVD酸化膜下
    の前記ポリシリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成
    する工程と、 前記CVD酸化膜及びシリコン窒化膜を除去した後に前
    記選択酸化膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッ
    チングしてフローティングゲートを形成する工程と、 全面を酸化して前記選択酸化膜及びフローティングゲー
    トを被覆するようにトンネル酸化膜を形成する工程と、 前記トンネル酸化膜を介して前記フローティングゲート
    の上部から側部にかけてコントロールゲートを形成する
    工程と、 前記フローティングゲートあるいはコントロールゲート
    をマスクにして不純物を前記基板に注入してソース・ド
    レイン拡散領域を形成する工程とを有することを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上のゲート酸化膜上に形成さ
    れたポリシリコン膜上に耐酸化性膜を形成して該耐酸化
    性膜にフォトレジスト膜をマスクにして開口部を形成し
    た後に、該耐酸化性膜をマスクにして前記開口部下の前
    記ポリシリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成し、
    該選択酸化膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッ
    チングして成るフローティングゲートを有する不揮発性
    半導体記憶装置の製造方法において、 前記耐酸化性膜に開口部を形成する際に該耐酸化性膜下
    のポリシリコン膜表面から所定位置までオーバーエッチ
    することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上のゲート酸化膜上に形成さ
    れたポリシリコン膜上に耐酸化性膜を形成して該耐酸化
    性膜にフォトレジスト膜をマスクにして開口部を形成し
    た後に、該耐酸化性膜をマスクにして前記開口部下の前
    記ポリシリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成し、
    該選択酸化膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッ
    チングして成るフローティングゲートを有する不揮発性
    半導体記憶装置の製造方法において、 前記耐酸化性膜に開口部を形成する際に該耐酸化性膜下
    のポリシリコン膜表面から所定位置までオーバーエッチ
    する工程と、 少なくとも前記耐酸化性膜の開口部を被覆するように該
    開口部下の前記ポリシリコン膜上に化学気相成長法によ
    り酸化膜を堆積する工程と、 前記耐酸化性膜をマスクにして前記酸化膜下の前記ポリ
    シリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成する工程
    と、 前記酸化膜及び耐酸化性膜を除去した後に前記選択酸化
    膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッチングして
    フローティングゲートを形成する工程とを有することを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上にゲート酸化膜を介してポ
    リシリコン膜及びシリコン窒化膜を形成する工程と、 前記シリコン窒化膜上に形成したフォトレジスト膜をマ
    スクにしてシリコン窒化膜に開口部を形成する際に該シ
    リコン窒化膜下のポリシリコン膜の所定位置までオーバ
    ーエッチする工程と、 前記開口部から露出した前記ポリシリコン膜上を被覆す
    るように化学気相成長法によりCVD酸化膜を堆積する
    工程と、 前記シリコン窒化膜をマスクにして前記CVD酸化膜下
    の前記ポリシリコン膜を選択酸化して選択酸化膜を形成
    する工程と、 前記CVD酸化膜及びシリコン窒化膜を除去した後に前
    記選択酸化膜をマスクにして前記ポリシリコン膜をエッ
    チングしてフローティングゲートを形成する工程と、 全面を酸化して前記選択酸化膜及びフローティングゲー
    トを被覆するようにトンネル酸化膜を形成する工程と、 前記トンネル酸化膜を介して前記フローティングゲート
    の上部から側部にかけてコントロールゲートを形成する
    工程と、 前記フローティングゲートあるいはコントロールゲート
    をマスクにして不純物を前記基板に注入してソース・ド
    レイン拡散領域を形成する工程とを有することを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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