JP3378528B2 - 電気調理器の圧力調整装置 - Google Patents

電気調理器の圧力調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧力式炊飯ジャ
ーのように加圧下で調理を行う電気調理器の圧力調整装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力式炊飯ジャーは、ジャー本体の内部
に収納された鍋の内部に連通した排気通路を蓋に設け、
その排気通路の途中に設けた圧力調整装置により、鍋の
内部圧力を所定の加圧状態に保持するようになってい
る。
【0003】上記の圧力調整装置は、排気通路の途中に
おいて上下方向に開放された弁孔を有し、その弁孔の上
部外周に該弁孔が低位となる傾斜案内部を設け、その傾
斜案内部の内側において所要の重量を有する球状の弁体
の自重により上記の弁孔を閉塞し、鍋の内部圧力と弁体
の重量のバランスにより、その内部圧力をほぼ一定の設
定圧力に維持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、調理時におい
て鍋の内部に加える圧力には、調理メニューに応じて適
正な大きさの圧力が存在することが知られている。例え
ば、炊飯について見ると、うるち米では粘りを強くする
ために圧力をかけて炊飯する方が食味が向上するが、
1.15気圧以上の圧力をかけると粘りが強すぎる炊き
上がりとなり、却って食味が低下する。一方、玄米や赤
飯については、上記の圧力以上の圧力で炊飯した方が炊
飯時間も短縮され、食味も良好である。
【0005】また、圧力式炊飯ジャーに限らず圧力式調
理器においては、調理が完了しても内部圧力はすぐには
低下しないので、完了直後に蓋を開けると急激な減圧に
より爆発的な沸騰がおこることがある。
【0006】しかるに、従来の圧力式調理器において
は、内部圧力を決定するものは弁体の重量と弁孔の開口
面積、及び蒸気の発生量を変動させる加熱電力だけであ
る。弁体の重量と弁孔の開口面積は一定であり変化させ
ることはできない。また、加熱電力を変化させても蒸気
の発生量はその変化に直ちに追従することはなく、時間
を要する。特に、圧力を減少させる場合は器体からの放
熱によるため、大気圧まで低下するには非常に時間がか
かった。
【0007】そこで、この発明は炊飯ジャー等の電気調
理器において、その内部圧力を適宜変化させることがで
きる圧力調整装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、電気調理器の調理部に連通した排気
通路の途中に弁孔を設け、上記弁孔を所要の押圧力を有
する弁体により閉塞せしめ、上記調理部の内部圧力と上
記押圧力のバランスにより上記の内部圧力を所定の設定
圧力に維持するようにした電気調理器の圧力調整装置に
おいて、上記弁体を押圧力可変手段を備えた押圧装置に
連結し、該押圧装置の押圧力を上記弁体に加えるように
した構成を採用したものである。
【0009】上記の押圧装置が電磁ソレノイドにより構
成され、上記の押圧力可変手段が該電磁ソレノイドへの
入力電流又は入力電圧の調整手段により構成された構成
や、上記の電磁ソレノイドへの入力電流又は入力電圧の
調整手段による調整を、調理メニュー設定手段の設定内
容に応じて行う構成、また、上記の電磁ソレノイドに設
けた弾性部材により、上記弁体が弁孔を開放する方向に
付勢され、その付勢力に打ち勝って上記弁体が上記弁孔
を所定の押圧力で閉塞するように上記の入力電流を又は
入力電圧を調整するようにした構成をとることができ
る。
【0010】更に、上記の押圧装置がモータと、その回
転に応じて進退するスライド手段、上記弁体に対する弾
性付与手段より構成され、上記の押圧力可変手段が上記
モータの回転量調整手段により構成された構成をとるこ
とができ、この場合において上記の弾性付与手段が上記
弁体とは別体の弾性部材により形成された構成や、上記
の弾性付与手段が上記弁体を構成する弾性材料により形
成された構成をとることができる。
【0011】なお、上記の調理部の内部圧力を検出する
検出手段を設け、その検出値と設定圧力に基づき上記押
圧力可変手段において上記弁体の押圧力を調整するよう
にした構成をとることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に示した炊飯ジャーにおける圧力調整装置について
説明する。
【0013】図1から図4に示した第1実施形態の炊飯
ジャーは、ジャー本体1の内部に鍋2が収納され、これ
を気密に閉塞する蓋3がヒンジ部10によりジャー本体
1に開閉自在に取付けられている。上記の蓋3には内蓋
4に設けた穴5から蒸気口セット6の蒸気穴7に至る排
気通路8が設けられ、この排気通路8を蒸気が矢印で示
すように通過して外部に排出される。蒸気の排気通路8
の途中に圧力調整装置9が設けられる。
【0014】この圧力調整装置9は、図2に示すよう
に、排気通路8に設けられた蒸気ドーム11、その蒸気
ドーム11に設けられた弁孔12、上記弁孔12に対向
して設けられた弁体15、上記弁体15を駆動する電磁
ソレノイド13、上記電磁ソレノイド13のプランジャ
ー16と排気通路8との間をシールするパッキン14と
により構成される。
【0015】上記の蒸気ドーム11は、前記の内蓋4の
穴5の上部を囲んで該内蓋4に一体に設けられ、その前
面(前記のヒンジ部10の方を向く面と反対向きの面)
に上記の弁孔12が設けられる。この弁孔12に対向し
た排気通路8の壁面の穴部分に上記のパッキン14が装
着される。パッキン14の中央部分は弁孔12側に突き
出し、その突き出した部分が弁孔12を開閉する弁体1
5となっている。
【0016】上記の電磁ソレノイド13はパッキン14
の外側に配置される。この電磁ソレノイド13のプラン
ジャー16の先端部を上記弁体15の反対面に設けられ
た凹所18に直接挿入してもよいが、図示の場合はプラ
ンジャー16の先端部にフックロック部材17を係合し
ており、そのフックロック部材17の一部を上記の凹所
18に挿入している。このフックロック部材17を介在
することにより、プランジャー16を間接的に弁体15
の凹所18に挿入した構成となっている。
【0017】上記のフックロック部材17は、加圧状態
になるとプランジャー16と連動して蓋フック(図示省
略)をロックし、蓋3を開放できないようにする安全対
策として設けられたものである。
【0018】上記の電磁ソレノイド13は、内部にコイ
ルばね19が収納され(図1参照)、そのコイルばね1
9により、常時プランジャー16を後退方向(弁孔12
から離れる方向)に付勢し、通電によりそのばね力に打
ち勝ってプランジャー16がパッキン14を弾性変形さ
せながら前進し、弁体15を弁孔12に押し当ててこれ
を閉塞するようになっている。
【0019】電磁ソレノイド13に所定の大きさの電流
を供給してプランジャー16に80gfの力が付与され
たとし、上記のコイルばね19の反発力が50gfであ
るとすると、弁体15による弁孔12の押圧力は30g
fとなる。弁孔12の開口面積は約0.2cm2 である
ので、30gfの押圧力で弁孔12を閉塞すると、内部
圧力は大気圧より約0.15kgf/cm2 高い圧力に
調整される。
【0020】内部圧力がこの値以上に大きくなると、蒸
気が弁体15を押し退けて弁孔12から排気通路8を通
って外部に排出される。蒸気の排出により内部圧力が下
がると、再び弁体15が弁孔12を閉塞する。以後上記
の動作を繰り返して内部圧力を一定に維持する。
【0021】上記の電磁ソレノイド13に供給される電
流値と、そのプランジャー16に生じる押圧力の関係
は、例えば図3に示す特性図のように、ほぼ比例関係が
ある。従って、図4に示すように、メニュースイッチ2
1を通じてマイコン22にメニュー内容を入力すると、
マイコン22においてそのメニューに応じた圧力と、そ
の圧力を生じさせる電流値を図3の特性図から読取りこ
れを電流調整装置23に出力する。
【0022】電流調整装置23においてコイルばね19
のばね力を差し引いた電流値に調整し、その調整された
大きさの電流を駆動回路24を通じて電磁ソレノイド1
3に入力する。これにより、鍋2の内部圧力がメニュー
に応じた圧力に自動的に設定される。
【0023】上記の電磁ソレノイド13が「特許請求の
範囲」にいう「押圧装置」を構成し、また上記のマイコ
ン22及び電流調整回路23が「押圧力可変手段」を構
成する。上記のマイコン22、電流調整回路23、駆動
回路24は、ジャー本体1の内部に設置された回路基板
25に設けられる。
【0024】なお、上記は電磁ソレノイド13のプラン
ジャー16でコイルばね19のばね力に打ち勝って弁体
15に押圧力を作用させる構成であるが、プランジャー
16を後退させる適宜な手段(例えば、逆方向の電流を
流すなどの手段)を設けることによりコイルばね19を
省略し、プランジャー16を直接、或いは前記のフック
ロック部材17を介して間接的に弁体15を押圧するよ
うにしてもよい。このように構成しても、電流調整回路
23において電磁ソレノイド13に供給する電流値を所
定の大きさに調整して供給すると、鍋2の内部圧力を所
定の大きさに設定することができる。
【0025】第1実施形態の炊飯ジャーは以上のような
ものであり、これにより炊飯を行うには、まず、鍋2に
米と水を入れ、蓋3を閉じ、設定部26のメニュースイ
ッチ21の操作により調理メニュー(例えば、「玄米ご
飯」)をマイコン22に入力した後、炊飯を開始する。
【0026】炊飯の開始時には、電磁ソレノイド13の
プランジャー16は内蔵のコイルばね19のばね力によ
り後退状態にあり、これに連結された弁体15も後退状
態にある結果、弁孔12は開放されている。炊飯の進行
により鍋2の温度が上昇し、温度センサー27より、水
温が90°になったことが検出されると、マイコン22
において上記設定メニューに応じた圧力で炊飯ができる
ように、電流調整回路23及び駆動回路24を通じて電
磁ソレノイド13へ電流を供給し、弁体15を所定の押
圧力で押圧して弁孔12を閉塞させる。電磁ソレノイド
13の作動と同時に前記のフックロック部材17が連動
し、蓋フックをロックする。これにより蓋3の開放が阻
止される。
【0027】鍋2の内部圧力は弁体15による弁孔12
の押圧力とバランスする大きさで安定し、その内部圧力
で炊飯が行われる。
【0028】炊飯が完了すると、電磁ソレノイド13に
供給する電流を漸次減少させ、内部圧力を低下させる。
電流を漸次減少させることにより、内部圧力もゆっくり
と低下し、蒸気が炊飯ジャーの外部に急激に噴出するこ
とがなく、安全に大気圧まで減圧できる。
【0029】上記の内部圧力を一層正確に調整するため
に、蓋3に設けた圧力センサー28により内部圧力を検
知し、その検知結果をマイコン22に入力し(図4参
照)、マイコン22においてメニューに応じた設定値と
比較し、電流調整回路23を通じて供給する電流の大き
さを、検知結果と設定値の差分に相当する電流値分だけ
補正的に増減するようにしてもよい。
【0030】なお、上記の電流調整装置23に代えて電
圧調整装置を設け、入力電圧を変えることにより鍋2の
内部圧力を調整するようにしてもよい。
【0031】次に、図5から図8に基づき第2実施形態
の炊飯ジャーについて説明する。前述の第1実施形態と
相違する主要な点は、電磁ソレノイド13に代えてステ
ッピングモーター等のモーター29を用いる点である。
上記モーター29の回転軸30にねじ部31を設け、そ
のねじ部31をガイド32により進退自在に支持された
ナット33に螺合している。ナット33は回転軸30の
正逆方向の回転量に比例して進退する。
【0032】上記のナット33のねじ穴34の回りに設
けられた複数の係止穴35に、バネ受け部材36の脚部
37が前後方向に移動自在に挿入係止される。ばね受け
部材36はその外周面につば38が設けられ、前記のナ
ット33とそのつば38との間にコイルばね39が圧縮
状態に介在される。上記のばね受け部材36の先端部4
0が弁体15の背面の凹所18に嵌合される。
【0033】なお、図示を省略しているが、上記のナッ
ト33に前記第1実施形態のフックロック部材17を連
結するようにしてもよい。
【0034】図7に示すように、メニュースイッチ21
により入力された調理メニューに応じてマイコン22に
おいて調理圧力、及びその調理圧力を生じせしめるに必
要なコイルばね39の圧縮量をもたらすモーター29の
回転量を判別して、回転量調整回路41に出力する。回
転量調整回路41において所定の回転量をもたらすよう
に調整された電流又は電圧を駆動回路24を通じてモー
ター29に入力する。その入力による回転軸30の回転
量に応じてナット33が比例的に前進し、コイルばね3
9を圧縮してばね受け部材36を介して弁体15を押し
進め、コイルばね39のばね力で決まる押圧力で弁孔1
2を閉塞し、鍋2の内部を調理メニューに応じた圧力に
設定する。
【0035】上記のモーター29としてステッピングモ
ーターを用いた場合は、上記の回転量調整回路41はパ
ルス数調整回路となる。そのパルス数調整回路におい
て、入力電流又は入力電圧を調理メニューに応じたパル
ス数を持つように調整し、駆動回路24を通じてステッ
ピングモーターに入力する。
【0036】図8に示すように、マイコン22から駆動
回路24を介してモーター29を駆動するように構成
し、そのモーター29の回転量に応じて移動するナット
33に接触可能な位置に複数の検知スイッチ42を配列
し、どの位置の検知スイッチ42がナット33に接触し
てオンになったかを検知する検知回路43を設け、その
検知結果をマイコン22にフィードバックするようにし
た構成を採用してもよい。マイコン22には、メニュー
スイッチ21から入力された調理メニューに応じてオン
となる検知スイッチ42の番号が予め入力されている。
ナット33がコイルばね39を圧縮させ、ばね受け部材
36を介して弁体15を押し進める構成は上記の場合と
同じである(図5参照)。
【0037】上記の構成において、モーター29が駆動
されナット33が移動すると、検知スイッチ42が次々
にオン・オフするが、予め入力されている番号の検知ス
イッチ42がオンとなったときにモーター29を停止さ
せる。これにより、前記の場合と同様に調理メニューに
応じた押圧力で弁孔12を閉塞することができる。この
場合のモーター29は、通常のモーター、例えばインダ
クションモーターを用いることができる。
【0038】上記の検知スイッチ42と検知回路43及
びこれらによる検知結果をマイコン22にフィードバッ
クしてモーター29の回転量を規制する機能は、「特許
請求の範囲」にいう「押圧力可変手段」、「回転量調整
手段」を構成するものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電磁
ソレノイドやモーター等でなる押圧装置により弁体を押
圧して弁孔を閉塞すると共に、その押圧力を適宜調整す
ることにより、鍋等の調理部の内部圧力を容易に変化さ
せることができる。これにより、使用者の好みや、調理
メニューに応じた適正な圧力で調理を行うことができ
る。また、上記の押圧力を漸次減少させることにより、
内部圧力を安全に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の炊飯ジャーの断面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上電磁ソレノイドの電流−圧力特性図
【図4】同上の電磁ソレノイドの駆動部のブロック図
【図5】第2実施形態の一部断面図
【図6】同上の分解斜視図
【図7】同上のモーター駆動部のブロック図
【図8】同上のモーター駆動部の変形例のブロック図
【符号の説明】
1 ジャー本体 2 鍋 3 蓋 4 内蓋 5 穴 6 蒸気口セット 7 蒸気穴 8 排気通路 9 圧力調整装置 10 ヒンジ部 11 蒸気ドーム 12 弁孔 13 電磁ソレノイド 14 パッキン 15 弁体 16 プランジャー 17 フックロック部材 18 凹所 19 コイルばね 21 メニュースイッチ 22 マイコン 23 電流調整回路 24 駆動回路 25 回路基盤 26 設定部 27 温度センサー 28 圧力センサー 29 モーター 30 回転軸 31 ねじ部 32 ガイド 33 ナット 34 ねじ穴 35 穴 36 ばね受け部材 37 脚部 38 つば 39 コイルばね 40 先端部 41 回転量調整回路 42 検知スイッチ 43 検知回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気調理器の調理部に連通した排気通路
    の途中に弁孔を設け、上記弁孔を所要の押圧力を有する
    弁体により閉塞せしめ、上記弁体を押圧力可変手段を備
    えた押圧装置に連結し、該押圧装置の押圧力を上記弁体
    に加えることにより、上記調理部の内部圧力と上記押圧
    力のバランスにより上記の内部圧力を所定の設定圧力に
    維持するようにした電気調理器の圧力調整装置におい
    て、上記の押圧装置が電磁ソレノイドにより構成され、
    上記の押圧力可変手段が該電磁ソレノイドへの入力電流
    又は入力電圧の調整手段により構成され、上記の電磁ソ
    レノイドに設けた弾性部材により、上記弁体が弁孔を開
    放する方向に付勢され、その付勢力に打ち勝って上記弁
    体が上記弁孔を所定の押圧力で閉塞するように上記の入
    力電流又は入力電圧を調整するようにしたことを特徴と
    する電気調理器の圧力調整装置。
  2. 【請求項2】 上記の電磁ソレノイドへの入力電流又は
    入力電圧の調整手段による調整を、調理メニュー設定手
    段の設定内容に応じて行うことを特徴とする請求項
    記載の電気調理器の圧力調整装置。
  3. 【請求項3】 電気調理器の調理部に連通した排気通路
    の途中に弁孔を設け、上記弁孔を所要の押圧力を有する
    弁体により閉塞せしめ、上記弁体を押圧力可変手段を備
    えた押圧装置に連結し、該押圧装置の押圧力を上記弁体
    に加えることにより、上記調理部の内部圧力と上記押圧
    力のバランスにより上記の内部圧力を所定の設定圧力に
    維持するようにした電気調理器の圧力調整装置におい
    て、上記の押圧装置がモータと、その回転に応じて進退
    するスライド手段、上記弁体に対する弾性付与手段より
    構成され、上記の押圧力可変手段が上記モータの回転量
    調整手段により構成されたことを特徴とする電気調理器
    の圧力調整装置。
  4. 【請求項4】 上記の弾性付与手段が上記弁体とは別体
    の弾性部材により形成されたことを特徴とする請求項
    に記載の電気調理器の圧力調整装置。
  5. 【請求項5】 上記の弾性付与手段が上記弁体を構成す
    る弾性材料により形成されたことを特徴とする請求項
    に記載の電気調理器の圧力調整装置。
  6. 【請求項6】 上記の調理部の内部圧力を検出する検出
    手段を設け、その検出値と設定圧力に基づき上記押圧力
    可変手段において上記弁体の押圧力を調整することを特
    徴とする請求項1からのいずれかに記載の電気調理器
    の圧力調整装置。
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