JP3378321B2 - 背もたれ付き椅子 - Google Patents

背もたれ付き椅子

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JP3378321B2
JP3378321B2 JP31028293A JP31028293A JP3378321B2 JP 3378321 B2 JP3378321 B2 JP 3378321B2 JP 31028293 A JP31028293 A JP 31028293A JP 31028293 A JP31028293 A JP 31028293A JP 3378321 B2 JP3378321 B2 JP 3378321B2
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waist
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waist support
support rod
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克典 濱
俊一 高松
浩 岩淵
勝 中迫
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後傾動自在な背もたれ
を備えた椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】着座した人が背もたれにもたれ掛かった
状態で、人の腰が支持されると、脊髄に対する負担が軽
減されて快適である。
【0003】そこで、米国特許第4685733号明細
書には、背もたれを、弾性変形し得る素材により、背中
支持部と腰支持部とを連接した状態に形成し、背もたれ
における背中支持部を、脚体に後傾動自在に枢着した側
面視L字状の背支持杆に取付ける一方、腰支持部を、側
面視L字状に形成したコントロール部材の上端に取り付
け、コントロール部材における水平部の前端を、背支持
部の前端寄り部位に穿設した前後長手の長孔にピンにて
枢支した構成が記載されている。
【0004】つまりこの先行技術は、背もたれを、着座
した人の上半身に密着するように変形させるにおいて、
コントロール部材により、腰支持部の前向き突出量を調
整するようにしたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの先行技術
は、背もたれを人の上半身に倣うように変形させるに過
ぎず、腰支持部を素早く突出させることができないた
め、換言すると、人が背もたれに大きくもたれ切った状
態でしか腰が支持されないため、ロッキング状態での快
適さの向上に限度があると言う問題があった。
【0006】本発明は、この問題を解消することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】各請求項の発明とも、
「座受け部で支持された座体と、前記座受け部に後傾自
在に取付けられた背支持杆と、前記座体と分離している
と共に前記背支持杆に取付けられた背もたれと、前記背
支持杆の後傾動を弾性的に支持する弾性体とを備えてお
り、前記背もたれ、着座した人の背中が当たると共に
前記背支持杆に取付けられた背中支持部と、着座した人
の腰が当たる腰支持部とから成る構成として、背中支持
部と腰支持部とを一体に連設すると共に腰支持部を撓み
変形可能に形成することにより、腰支持部が背中支持部
に対して相対的に前向き突出し得るようになっている」
という基本構成になっている。
【0008】そして、請求項1の発明では、前記基本構
成の下で、前記背もたれの腰支持部を、その上端よりも
下端が後方に位置するように側面視前傾状に形成し、こ
の腰支持部の背面に、上下方向に沿って凹凸が連続する
ラック歯を設ける一方、前記座受け部に、前記背もたれ
における腰支持部の後方に向けて立ち上がる固定ガイド
体を前後傾動不能に設け、この固定ガイド体の上端部
に、前記ラック歯に噛み合うピニオンギヤを、背もたれ
が後傾するとピニオンギヤが回転するように軸支し、か
つ、前記ピニオンギヤのうちラック歯との噛合面を、背
もたれの後傾動によって回転する方向に向かって回転中
心からの間隔が広がって行くように偏心させることによ
り、背もたれが後傾動すると腰支持部が背中支持部に対
して急激に前向き突出するように設定している。
【0009】請求項2の発明では、前記基本構成の下
で、前記座受け部に、後方に向けて延びる後ろ向き延長
部か又は腰支持部の後方に向けて立ち上がる固定ガイド
部を設け、この後ろ向き延長部又は固定ガイド体に、上
端又は下端が腰支持部に後方から当たる第1リンク体
を、前後方向に回動することによって腰支持部を前方に
押し得るように回動自在に取り付け、この第1リンク体
と前記背支持杆とを、背もたれが後傾動すると第1リン
ク体が腰支持部を前方に移動させる方向に回動するよう
に第2リンク体にて連結している。
【0010】更に請求項3の発明では、前記基本構成の
下で、前記座受け部に、後方に向けて延びる後ろ向き延
長部か又は腰支持部の後方に向けて立ち上がる固定ガイ
ド部 を設け、この後ろ向き延長部又は固定ガイド体に、
側面視で背支持杆と交叉する第1リンク体を、前後方向
に回動することによって腰支持部を前方に押し得るよう
に回動自在に取り付け、 更に、第1リンク体と背支持杆
とを、第1リンク体に形成した長穴に背支持杆に設けた
ピンを嵌め入れて連結することにより、背支持杆の後傾
動によって第1リンク体が腰支持部を押す方向に回動す
るように設定している。
【0011】
【発明の作用・効果】請求項1の構成において、着座し
た人が背もたれにもたれ掛かって背中支持部が後傾する
と、腰支持部は、ピニオンギヤを回転させながら後傾し
て行く。
【0012】この場合、ピニオンギヤが偏心しているた
め、ピニオンギヤの回転に連れて、当該ピニオンギヤと
腰支持部との噛合箇所はピニオンギヤの回転軸心から椅
子の前方に向けて遠ざかることになり、その結果、腰支
持部は前向きに素早く突出する。
【0013】請求項2及び請求項3の構成によると、背
もたれの後傾動に連動して回動するリンク体の強制的な
押圧作用により、腰支持部を前向きに素早く突出させる
ことができる。
【0014】このように、いずれの請求項においても、
背中支持部の後傾動に連動して腰支持部を強制的に突出
させるものであるから、背もたれの後傾初期から人の腰
を腰支持部にて支持することが可能となるのであり、そ
の結果、快適なロッキング状態を得ることができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。≪参考例≫ 図1〜図13では、本発明を説明するための参考例を示
している。まず、この 参考例について説明する。
【0016】これらの図において符号1は椅子の脚体
を、符号2は脚体1の上端に設けた座受け部を、符号3
は座受け部2に取り付けられた座体を、符号4は背もた
れを各々示す。背もたれ4は、側面視略L字状に形成し
た背支持杆5にて座受け部2に取り付けられている。
【0017】座受け部2は、脚体1に固着した固定枠体
6を備えている。この固定枠体6は、上向きに開口し且
つ側面視で前部が斜め上向きに延びるように形成されて
おり、固定枠体6の前部上端に、左右一対の側板7aを
備えた支持板7の前寄り部位を第1支軸8にて枢着し、
この支持板7に座体3を取り付けている。座体3は、座
板3′とその上面に張設したクッション3″とで構成さ
れている。
【0018】前記背支持杆5は左右一対の側板5a(例
えば図2参照)を備えており、この背支持杆5における
側板5aの前部を斜め下向きの傾斜状に延びるように形
成して、両側板5aの前端寄り部位を第2支軸9にて固
定枠体6に枢着している。
【0019】例えば図6に示すように、背支持杆5にお
ける左右側板5aの先端を固定枠体6から前向きに突出
して、この左右側板5aの相互間に軸10を装架する一
方、固定枠体6の上部前面に、左右一対のブラケット1
1を介して左右長手の軸12を取り付け、この軸12と
前記背支持杆5の先端に設けた軸10との間に、ばね受
け13を介してばね14を介挿している。
【0020】また、背支持杆5における左右両側板5a
の前後中途部に、側面視で後傾状に延びる長孔15を穿
設し、支持板7における左右側板7aの後端寄り部位に
装架した第3支軸16を、前記背支持杆5の長孔15に
挿入している。このとき、図7に示すように、長孔16
の延びる姿勢を、第3支軸16の回動軌跡O1よりも前
傾した姿勢にしている。
【0021】従って、背支持杆5が後傾すると、長孔1
5のガイド作用にて、第3支軸16は下方に移動して、
座体3も後傾して行く。その場合、第3支軸16は、第
1支軸8を中心にしてO3で示す軌跡に沿ってしか回動
できないため、第3支軸16は、長孔15の一端の回動
軌跡O1と他端の回動軌跡O2との寸法差L2だけ軌跡
O3に沿って回動し、その移動量L2は長孔16全体の
移動量L1よりも小さい。このため、座体3の後傾角度
θ2は背支持杆5の後傾角度θ1よりも小さくなる。
【0022】なお、前記ばね14のばね力は、人が座体
3に座っただけでは縮まないような強さに設定されてい
る。
【0023】前記背もたれ4は、人の背中を支持する背
中支持部4aと腰を支持する腰支持部4bとから成り、
図10〜図12に示すように、その全体は、合成樹脂製
の基板17にクッション18を張設することによって形
成されている。図10及び図12に示すように、背中支
持部4aにおける基板17の周縁17aは前向きに折り
曲げられている。
【0024】他方、図11に示すように、腰支持部4b
の基板17は平板状に形成されている。従って、背中支
持部4aは殆ど変形しないが、腰支持部4bは弾性変形
し得る。
【0025】背もたれ4のうち腰支持部4bの背面に
は、後ろ向きに突出するブラケット状の可動ガイド体1
9が固着されており、この可動ガイド体19に、側面視
で前向き凹状の円弧状の長溝孔20を穿設している。
【0026】そして、前記固定枠体6の背面に、前記可
動ガイド体20の外側面に沿って延びるよう側面視L字
状に形成された左右一対の固定ガイド体21を設け、こ
の左右両固定ガイド体21の上端間に装架したピン22
を、前記可動ガイド体19の長溝孔20に挿通してい
る。
【0027】以上の構成において、人が背もたれ4にも
たれ掛かると、背中支持部4aは、ばね14に抗して第
2支軸9を中心にして後傾動して行く(図7参照)。他
方、腰支持部4bは、図13に示すように、可動ガイド
体19の長溝孔20と固定ガイド体21のピン22との
強制的なガイド作用により、下降動しつつ前向きに突出
して行く。
【0028】従って、着座した人が背もたれ4にもたれ
掛かったロッキング状態で、人の腰(臀部)が腰支持部
4bにて素早く支持されて、快適なロッキング状態を得
ることができるのである。
【0029】≪第1〜第2実施例≫ 図14〜図15(A)に示すのは第1実施例である。こ
の実施例における椅子の基本的構成は参考例と同じであ
り、図15(A)で拡大して示した部分が参考例と相違
している。
【0030】この実施例では、左右固定ガイド体21の
上端間に、外周面に歯を刻設したピニオンギヤ24をピ
ン25にて回転自在に取り付ける一方、腰支持部4bの
背面に、前記ピニオンギヤ24に噛合するラック歯26
を設けている。このラック歯26は、側面視の状態で腰
支持部4bと一体に変形し得る。
【0031】前記ピニオンギヤ24は、側面視で略上下
方向に長円の楕円状となるように偏心した状態に形成さ
れており、従って、ピニオンギヤ24のうちラック歯2
6に対する噛合面24aと回転軸心(ピン25)との間
隔は、上方に行くに従って大きくなる。
【0032】この実施例において、人が背もたれ4にも
たれ掛かると、背中支持部4aは、図14の円弧O4で
示すように背支持杆5と共に後傾して行く。他方、腰支
持部4bは背中支持部4aと共に下向き動するため、ピ
ニオンギヤ24を右側面視で反時計回りに回転させなが
ら、前向きに突出して行く。
【0033】この場合、ピニオンギヤ24を用いずに、
単に固定ガイド体21の上端で腰支持部4bを支持した
に過ぎない場合には、腰支持部4bは固定ガイド体21
の上端を支点にして回動するに過ぎないため、腰支持部
4bを素早く前向き突出させることはできない。
【0034】これに対して本実施例では、ピニオンギヤ
24が楕円であることにより、ラック歯26とピニオン
ギヤ24との噛合箇所24aからピン22までの距離
が、ピニオンギヤ24の回転に連れて急激に大きくなる
ため、腰支持部4bはピニオンギヤ24の回転に連れて
素早く前向き突出する。従って、人の腰(臀部)を的確
に支持することができるのである。
【0035】図15(B)は前記第実施例の変形例で
ある第実施例で、この実施例は、ピニオンギヤ24を
真円状に形成して、回動中心(すなわちピン25の位
置)を下方に偏心させたものである。
【0036】≪第3実施例≫ 図16に示すのは請求項に対応した第実施例であ
り、この実施例は、座体3及び背もたれ4の取り付け構
造は参考例と同じであり、また、固定ガイド体21を腰
支持部4bの背面に臨ませている点も参考例と同じであ
る。
【0037】この第実施例では、左右固定ガイド体2
1の上端間に、側面視で後傾状に延びる第1リンク体2
8の下端部を枢着し、この第1リンク体28の上端と背
支持杆5の水平部とを第2リンク体29で連結してい
る。
【0038】この第実施例では、人が背もたれ4にも
たれ掛かって背支持杆5が後傾すると、第1リンク体2
8が第2リンク体29を介して後傾動し、腰支持部4b
が前向きに押し出される。
【0039】≪第4〜第6実施例≫ 図17に示すのは請求項3に対応した第実施例で、1
本の第1リンク体28を利用したものである。すなわ
ち、側面視で後傾状に延びるように形成した第1リンク
体28の下端寄り部位を固定ガイド体21の上端に枢着
する一方、第1リンク体28の上端寄り部位に長孔31
を穿設し、この長孔31に、背支持杆5に取り付けたピ
ン32を挿通したものである。
【0040】この第実施例では、背支持杆5が後傾す
ると第1リンク体28が後傾して、腰支持部4bが前向
きに突出して行く。
【0041】図18に示す第実施例では、上下長手の
第1リンク体28の上端部を腰支持部4bの背面に枢支
する一方、第1リンク体28の下端部を、固定枠体6の
後ろ向き延長部6bに枢着し、第1リンク体28の一端
と他端との間の中途部に長孔31を穿設して、この長孔
31に、背支持杆5に取り付けたピン32を挿通してい
る。
【0042】この実施例では、背支持杆5が後傾動する
と第1リンク体28が前傾動して、腰支持部4bが前向
きに押圧される。
【0043】図19に示すのは、請求項に対応した第
実施例である。この実施例では、上端を腰支持部4b
の背面に接当した第1リンク体28の下端を、固定枠体
6の後ろ向き延長部6bに枢着し、この第1リンク体2
8の上端寄り部位に第2リンク体29の下端を枢着し、
更に、第2リンク体29の上端を背支持杆5の上部に枢
着している。
【0044】この第実施例では、背支持杆5が後傾動
すると、第2リンク体29を介して第1リンク体28が
前傾して、腰支持部4bが第1リンク体28の上端にて
前向きに押し出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例の側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図2の一部切り欠き要部拡大図である。
【図5】図1の V-V視平面図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】背支持杆と座体との後傾角度の関係を示す図で
ある。
【図8】図6のVIII−VIII視正面図である。
【図9】図6のIX−IX視断面図である。
【図10】図1の X-X視平断面図である。
【図11】図1のXI−XI視平断面図である。
【図12】図12のXII-XII 視断面図である。
【図13】作用を示す図である。
【図14】第実施例の要部側面図である。
【図15】 (A)は図14の要部拡大図、 (B)は第実施
例の断面図である。
【図16】第実施例の要部側面図である。
【図17】第実施例の要部側面図である。
【図18】第実施例の要部側面図である。
【図19】第実施例の要部側面図である。
【符号の説明】
1 脚体 2 座受け部 3 座体 4 背もたれ 4a 背中支持部 4b 腰支持部 5 背支持杆 6 固定枠体 19 可動ガイド体 20 長溝孔 21 固定ガイド体 22 ピン 24 ピニオンギヤ 26 ラック歯 28 第1リンク体 29 第2リンク体31 長穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中迫 勝 京都府向日市上植野御塔道28−24 (56)参考文献 特開 平4−58905(JP,A) 特開 昭62−57518(JP,A) 特開 平5−111414(JP,A) 実開 昭47−14408(JP,U) 実開 平2−6557(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 3/026 A47C 7/14 A47C 7/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座受け部で支持された座体と、前記座受け
    部に後傾自在に取付けられた背支持杆と、前記座体と分
    離していると共に前記背支持杆に取付けられた背もたれ
    と、前記背支持杆の後傾動を弾性的に支持する弾性体と
    を備えており、 前記背もたれ、着座した人の背中が当たると共に前記
    背支持杆に取付けられた背中支持部と、着座した人の腰
    が当たる腰支持部とから成る構成として、背中支持部と
    腰支持部とを一体に連設すると共に腰支持部を撓み変形
    可能に形成することにより、腰支持部が背中支持部に対
    して相対的に前向き突出し得るようになっている椅子で
    あって、 前記背もたれの腰支持部を、その上端よりも下端が後方
    に位置するように側面視前傾状に形成し、この腰支持部
    の背面に、上下方向に沿って凹凸が連続するラック歯を
    設ける一方、 前記座受け部に、前記背もたれにおける腰支持部の後方
    に向けて立ち上がる固定ガイド体を前後傾動不能に設
    け、この固定ガイド体の上端部に、前記ラック歯に噛み
    合うピニオンギヤを、背もたれが後傾するとピニオンギ
    ヤが回転するように軸支し、 かつ、前記ピニオンギヤのうちラック歯との噛合面を、
    背もたれの後傾動によって回転する方向に向かって回転
    中心からの間隔が広がって行くように偏心させることに
    より、背もたれが後傾動すると腰支持部が背中支持部に
    対して急激に前向き突出するように設定している、 背もたれ付き椅子。
  2. 【請求項2】座受け部で支持された座体と、前記座受け
    部に後傾自在に取付けられた背支持杆と、前記座体と分
    離していると共に前記背支持杆に取付けられた背もたれ
    と、前記背支持杆の後傾動を弾性的に支持する弾性体と
    を備えており、 前記背もたれを、着座した人の背中が当たると共に前記
    背支持杆に取付けられた背中支持部と、着座した人の腰
    が当たる腰支持部とから成る構成として、背中支持部と
    腰支持部とを一体に連設すると共に腰支持部を撓み変形
    可能に形成することにより、腰支持部が背中支持部に対
    して相対的に前向き突出し得るようになっている椅子で
    あって、 前記座受け部に、後方に向けて延びる後ろ向き延長部か
    又は腰支持部の後方に向けて立ち上がる固定ガイド部を
    設け、この後ろ向き延長部又は固定ガイド体に、上端又
    は下端が腰支持部に後方から当たる第1リンク体を、前
    後方向に回動することによって腰支持部を前方に押し得
    るように回動自在に取り付け、この第1リンク体と前記
    背支持杆とを、背もたれが後傾動すると第1リンク体が
    腰支持部を前方に移動させる方向に回動するように第2
    リンク体にて連結している、 背もたれ付き椅子。
  3. 【請求項3】座受け部で支持された座体と、前記座受け
    部に後傾自在に取付けられた背支持杆と、前記座体と分
    離していると共に前記背支持杆に取付けられた背もたれ
    と、前記背支持杆の後傾動を弾性的に支持する弾性体と
    を備えており、 前記背もたれ、着座した人の背中が当たると共に前記
    背支持杆に取付けられた背中支持部と、着座した人の腰
    が当たる腰支持部とから成る構成として、背中支持部と
    腰支持部とを一体に連設すると共に腰支持部を撓み変形
    可能に形成することにより、腰支持部が背中支持部に対
    して相対的に前向き突出し得るようになっている椅子で
    あって、 前記座受け部に、後方に向けて延びる後ろ向き延長部か
    又は腰支持部の後方に向けて立ち上がる固定ガイド部を
    設け、この後ろ向き延長部又は固定ガイド体に、側面視
    で背支持杆と交叉する第1リンク体を、前後方向に回動
    することによって腰支持部を前方に押し得るように回動
    自在に取り付け、 更に、第1リンク体と背支持杆とを、第1リンク体に形
    成した長穴に背支持杆に設けたピンを嵌め入れて連結す
    ることにより、背支持杆の後傾動によって第1リンク体
    が腰支持部を押す方向に回動するように設定している、 背もたれ付き椅子。
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