JP3378147B2 - 密閉型電池用防爆封口板の製造方法 - Google Patents

密閉型電池用防爆封口板の製造方法

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型電池、特に
リチウム二次電池などの高エネルギ密度を有する電池の
封口に用いられる密閉型電池用防爆封口板の製造方法に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、AV機器あるいはパソコンなどの
電子機器のポータブル化、コードレス化(携帯型)が急
速に進んでおり、これらの駆動用電源としては、高容量
化した各種のアルカリ蓄電池やリチウム二次電池に代表
される非水電解液二次電池が適しており、さらに、これ
ら非水電解液二次電池は、高エネルギ密度で負荷特性の
優れた密閉型電池とすることが促進されている。 【0003】ところで、エネルギ密度の高い密閉型電池
は、充電器を含む機器の故障や過充電あるいは誤使用な
どが生じた場合に、化学反応などに伴って電池内部に異
常にガスが発生し、内圧が過大となる。そのような場合
には電池が破裂したり、使用機器に損傷を与えるなどの
おそれがあるため、この種の電池には、電池内圧が設定
値を超えたときに弁体を開いてガスを排出する防爆安全
装置が従来から付加されている。さらに、非水電解液二
次電池では急激に温度上昇して発火の危険性もあるた
め、内部圧力を検知することにより、ガスの排出に先立
って通電電流を完全に遮断する確実な防爆安全機構が設
けられている。例えば、上部の弁体と通気孔を有する端
子板とを、それらの中央部の溶着部を通じて導電状態と
しておき、内部圧力が所定値に達したときに、この圧力
を端子板の通気孔を通じて受ける弁体が外方へ変形する
応力によって、弁体が端子板との溶着部から剥離して離
間することにより、通電電流を遮断する機構が知られて
いる(特開平6−196150号公報参照)。 【0004】ところで、上記の防爆安全機構では、弁体
と端子板との所定部位同志を一定の内部圧力によって剥
離可能な低い溶着強度に設定して溶接する必要があるた
め、低い溶着強度に溶接が可能な超音波溶接が採用され
ている。しかしながら、超音波溶接は、振動発熱により
被溶接物の接合部の表面のみに溶融を起こさせるにすぎ
ないので、不安定要素が多いことから溶着強度にどうし
てもばらつきが生じる。上記の防爆安全機構では、溶着
部の溶着強度によって電流遮断圧力を設定しているの
で、電流遮断圧力は、溶接強度のばらつきに応じて相違
し、一定値に設定できない欠点がある。それにより、電
池内圧が所定値に上昇する以前に電流が遮断されてしま
ったり、逆に、電池内圧が所定値に上昇しているにも拘
わらず電流が遮断されないなどの不都合が生じることに
なる。 【0005】そこで、本件出願人は、電池内圧の上昇に
よって電流を遮断する際に、溶接強度の影響を受けるこ
となく一定の電池内圧で高精度に電流を遮断できる防爆
封口板を既に提案している(特願平7−282762
号)。この防爆封口板を図4を参照しながら説明する
と、C字形状の薄肉部1aを中央部に形成した上部金属
箔1と、上記薄肉部1aよりも径の小さい円形の薄肉部
2aを中央部に形成した下部金属箔2とを、両薄肉部1
a,2aが同心状に対向する相対位置で各々の周縁部分
をリング状の絶縁ガスケット3を介在して重ね合わせて
固定し、両金属箔1,2の中央部位を互いに溶着した構
成としている。ここで、下部金属箔2の薄肉部2aは上
部金属箔1の薄肉部1aに対し低い破断強度に設定され
ている。 【0006】上記防爆封口板は、両金属箔1,2が中央
部の溶着部Sのみを介して電気的に接続されており、電
流遮断圧力は、刻印手段で形成される薄肉部2aの破断
強度によって設定されているため、溶着部Sの溶着強度
のばらつきの影響を受けない。すなわち、内部圧力が所
定値まで上昇したときに下部金属箔の薄肉部2aが破断
され、下部金属箔2における薄肉部2aの内方部位がく
り抜かれて上部金属箔1と一体に下部金属箔2から離間
し、通電電流が遮断される。電池内圧がさらに上昇した
場合には、上部の金属箔1の薄肉部1aが開裂してガス
を排出する。したがって、溶着部Sは、剥離する必要が
なくなることから、レーザー溶接などによって強固な溶
接強度に形成できる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記防爆封口板は、上
述のような極めて顕著な防爆安全機能を発揮するもので
あるが、両金属箔1,2にレーザー溶接によって溶着強
度の高い溶着部Sを形成する手段に解決すべき問題が残
存している。すなわち、被溶接物が剛性体や厚みの大き
いものである場合には、それ自体が変形しないことから
支障なくレーザー溶接を行える。ところが、上記の金属
箔1,2は、0.05〜0.20mm程度の厚みの薄い
ものであって変形し易いため、これらをレーザー溶接に
よって相互に溶着するに際しては、図4に示すように、
固定治具7の平坦な上面で受け止められている下部の金
属箔2に対して、上部の金属箔1を下面が湾曲形状とな
った固定治具4によって下方に湾曲形状に撓ませて接触
させ、それらの接触部分にレーザー光Lを照射すること
が考えられる。 【0008】しかしながら、レーザー溶接機8を設置す
る側の固定治具7には必然的にレーザー光Lの通過孔7
aを設ける必要があり、一方、他方側の押え治具4に
は、少なくともレーザー光Lの照射対向箇所に熱影響を
避けるための空間4aを設ける必要がある。したがっ
て、両金属箔1,2における溶着すべき箇所は、通過孔
7aと空間4aとの存在によって直接的に押さえること
ができず、それらの周囲を押さえられるだけである。そ
のため、両金属箔1,2の溶着すべき箇所には、治具
4,7を用いたとしても変形によって間隙が発生し易
く、その間隙によって下部金属箔2から上部金属箔1へ
の熱伝導が不十分となり、溶接不良や孔があくなどの不
都合が生じる。 【0009】そこで本発明は、極めて薄い2枚の金属箔
をレーザー溶接などにより支障なく溶着することのでき
る構成を備えた密閉型電池用防爆封口板の製造方法を提
供することを目的とするものである。 【0010】 【0011】 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明の密閉型電池用防
爆封口板の製造方法は、中央部分が下方へ向け湾曲形状
に膨出するように予め加工された可撓性を有する凹状部
が設けられた上部金属箔と、中央部分が上方へ向け湾曲
形状に膨出するように予め加工された可撓性を有する凸
状部に易破断部が設けられた下部金属箔とを、対向させ
て上下に配置する工程と、前記両金属箔の各々の周縁部
分を、前記凹状部および前記凸状部の各々の周縁部から
の膨出寸法の和よりも小さい厚みの絶縁ガスケットを介
在して重ね合わせて、前記凹状部と前記凸状部との各々
の先端部位を互いに接触させる工程と、前記両金属箔に
おける各々の周縁部分を固定治具により上下方向から挟
み付けて固定する工程と、互いに接触する前記凹状部と
前記凸状部のそれぞれの先端部位を圧接状態でレーザー
溶接により相互に溶着して接続部を形成する工程と、を
有している。 【0013】上記発明によれば、両金属箔の各々の周縁
部分を、凹状部および凸状部の各々の周縁部からの膨出
寸法の和よりも小さい厚みの絶縁ガスケットを介在して
重ね合わせるので、その重ね合わせる過程において、凹
状部および凸状部は、各々の先端部位が接触したのちに
僅かに撓められて、その復元力によって接触部分が互い
に強く押し付け合う。そのため、凹状部と凸状部との各
々の先端部位は、隙間のない状態で確実に密着するか
ら、その密着部分を常に欠陥のない溶着状態にレーザー
溶接できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施の形態に係る密閉型電池用防爆封口板を示す縦
断面図である。同図において、この密閉型電池用防爆封
口板は、可撓性を有する薄い上部金属箔11と、この上
部金属箔11に対設された下部金属箔12と、両金属箔
11,12の各々の周縁部の間に介在されたリング状の
絶縁ガスケット13と、上部金属箔11の周縁部の上面
に載置されたリング状のPTC(Positive Temperature
Coefficient)素子14と、このPTC素子14上に載
置された4個の通気孔17aを有する金属キャップ17
と、上記の各部材を挿入させて保持する4個の通気孔1
8aを有するアルミニウム製の金属ケース18とを備え
ている。 【0015】上部金属箔11は、例えば厚さ0.15m
mで外径が12.7mmの可撓性を有するアルミニウム
円板からなり、中央部分が下方に向け湾曲形状に膨出し
た凹状部11aと、この凹状部11aの中央部分に例え
ば外径4.0mmのC型形状の刻印を用いて形成したC
字形状の薄肉部からなる大形易破断部11bとを有して
いる。下部金属箔12は、例えば厚さ0.1mmで外径
が13.5mの可撓性を有するアルミニウム円板からな
り、中央部分が上方に向け湾曲形状に膨出した凸状部1
2aと、この凸状部12aの中央部分に例えば外径2.
5mmのO型形状の刻印を用いて形成したO字形状の薄
肉部からなる小形易破断部12bとを有している。 【0016】両金属箔11,12は、大形易破断部11
bと小形易破断部12bとを同心状に対向させて、大形
易破断部11bの内部に小形易破断部12bが包含され
る状態で向き合っている。凹状部11aの中心部と凸状
部12aの中心部とは互いに圧接状態でレーザー溶接に
より溶着されて、接続部Sが形成されている。上記PT
C素子14は、設定値以上の電流が流れる等により、所
定の温度域を超えると桁違いに電気抵抗値が増大する正
温度係数の抵抗素子である。 【0017】上記密閉型電池用防爆封口板は、絶縁ガス
ケット13を介在して重ね合わせた両金属箔11,12
の上にPTC素子14および金属キャップ17を重ね合
わせた状態で金属ケース18内に挿入し、金属ケース1
8の上部を内方にかしめ加工して組み立てられている。
この防爆封口板を電池缶に挿入するに際しは、電池缶内
に収容した極板群の一方の極板(通常は正極)から導出
されたリード体19を金属ケース18に溶接により接続
し、極板群に電解液を注入後、防爆封口板を、その周囲
に絶縁ガスケット20を介在させて電池缶の開口部内側
に装着する。そののちに、電池缶の上端部分が内方にか
しめ加工されると、防爆封口板が電池缶の開口部を密閉
する。 【0018】このようにして組み立てられた密閉型電池
は、通電電流が極板、リード体19、金属ケース18、
下部金属箔12から接続部Sを介して上部金属箔11、
PTC素子14および金属キャップ17に流れ、電池と
して機能する。上記防爆封口板を用いた密閉型電池では
防爆安全機能が3段階に作用する。先ず、第1の防爆安
全機能について説明する。過大な電流が流れた場合、P
TC素子14は短時間で動作温度に達して抵抗値が増大
し、通電電流は大幅に減少維持される。それにより、外
部短絡あるいは過大電流での誤使用による電池の著しい
損傷を防止することができる。 【0019】ところで、リチウム二次電池では、充電器
故障などによる無制御での過充電、あるいは逆充電、ま
たは多数直列過放電などが発生した場合、上記PTC素
子14の動作電流以下の電流値であっても、電池の安全
許容電流を超え、電池内圧力が上昇することが多い。こ
の場合、さらに継続して電池に電流が流れた場合には、
電解液および活物質の分解などを伴いながら電池温度が
急激に上昇して、大量のガスあるいは蒸気を発生させ、
発火あるいは爆発的破損に至ることがある。そこで、電
池内圧を検知して通電電流を完全に遮断する第2の防爆
安全機能が作用して、発火あるいは爆発的破損を未然に
防止する。 【0020】すなわち、電池内圧が小径易破断部12b
の破断強度によって設定された所定値まで上昇すると、
小形易破断部12bが破断する。それにより、図2に示
すように、下部金属箔12における小形易破断部12b
の内方部分は、くり抜かれて上部金属箔11と共に下部
金属箔12から離れるため、接続部Sを通じてのみ互い
に導通していた両金属箔11,12が離間して通電電流
が遮断される。ここで、電流遮断圧力は従来封口板のよ
うに接続部Sの溶着強度に影響されないので、電池内圧
が設定値に達した時点で高精度に機能する。しかも、電
流遮断時には上部金属箔11がそのままの状態を維持し
て電解液が漏れ出るのを阻止するので、従来封口板のよ
うに破断弁が開いて電解液がPTC素子14に付着した
り、電解液が外部に漏出して他の機器を腐食したりする
といったことが生じない。 【0021】そののちに、電池の電池内圧がさらに上昇
し続けた場合には、第3の防爆安全機能が作用する。す
なわち、大量のガスまたは蒸気が発生して電池の電池内
圧が大形易破断部11bの破断強度によって設定された
所定値に達すると、大形易破断部11bが破断して上部
金属箔11の中央部が開裂され、充満していたガスが電
池外部に排出される。ここで、両金属箔11,12は小
径易破断部12bが大形易破断部11b内に包含される
相対位置で溶着されていたので、くり抜かれて上部金属
箔11に付着している下部金属箔12の一部分は、上部
金属箔11における大形易破断部11bの破断により開
裂した通気口を塞ぐことがなく、大量のガス発生時にも
内部ガスを円滑に排出することができる。 【0022】上記防爆封口板の特長とする構成は、電流
遮断圧力を小形易破断部12bの破断強度によって設定
しているから、両金属箔11,12の接続部Sをレーザ
ー溶接などによって強固に溶接して形成できる点にあ
る。つぎに、接続部Sの形成手段について図3を参照し
ながら説明する。図3(a)に示すように、上部金属箔
11の平坦な周縁部の下面から凹状部11aの先端部ま
での長さ寸法をd1、下部金属箔12の平坦な周縁部の
上面から凸状部12aの先端部までの長さ寸法をd2、
絶縁ガスケット13の厚みをDとすると、上記防爆封口
板では、d1+d2>Dに設定されている。 【0023】そして、接続部Sの形成に際して、図3
(b)に示すように、絶縁ガスケット13を介在して重
ね合わせた両金属箔11,12の周縁部を、上下の固定
治具21,22で挟み付けて固定する。このとき、上記
のd1+d2>Dの寸法関係から明らかなように、凹状
部11aおよび凸状部12aの各々の中央部位、つまり
先端部位が互いに接触したのちに、さらに両金属箔1
1,12が接近されるので、凹状部11aおよび凸状部
12aが僅かに撓められて、凹状部11aおよび凸状部
12aの各々の接触部分は、屈撓による復元力によって
互いに強く押し付け合って互いに圧接し、隙間が生じる
ことがない。この凹状部11aおよび凸状部12aの各
々の接触部分にレーザー溶接機8からレーザー光Lを照
射してレーザー溶接するので、溶接不良や穿孔が生じる
ことがなく、強固な溶着強度を有する接続部Sを歩留り
よく形成することができる。 【0024】 【0025】 【発明の効果】本発明の密閉型電池用防爆封口板の製造
方法によれば、両金属箔の各々の周縁部分を、凹状部お
よび凸状部の各々の周縁部からの膨出寸法の和よりも小
さい厚みの絶縁ガスケットを介在して重ね合わせるの
で、その重ね合わせる過程において、凹状部および凸状
部は各々の中央部位が接触したのちに僅かに撓められ
て、その復元力によって接触部分が互いに強く押し付け
合う。そのため、凹状部と凸状部との各々の中央部分
は、隙間のない状態で確実に接触するから、常に欠陥の
ない溶着状態にレーザー溶接できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係る密閉型電池用防爆
封口板を示す縦断面図。 【図2】同上の密閉型電池用防爆封口板の作動状態の縦
断面図。 【図3】本発明の一実施の形態に係る密閉型電池用防爆
封口板の製造方法の工程を示し、(a)は2枚の金属薄
を重ねる工程の縦断面図、(b)は2枚の金属薄の溶接
工程の縦断面図。 【図4】従来の密閉型電池用防爆封口板の製造方法にお
ける2枚の金属薄の溶接工程を示す縦断面図。 【符号の説明】 11 上部金属箔 11a 凹状部 12 下部金属箔 12a 凸状部 12b 易破断部 13 絶縁ガスケット 21,22 固定治具 S 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 一雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 渡邉 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−3896(JP,A) 特開 平6−215747(JP,A) 特開 平7−105933(JP,A) 特開 平6−203818(JP,A) 特開 平9−147821(JP,A) 特開 平9−167605(JP,A) 特開 平9−199104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/12 101 H01M 2/04 H01M 2/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 中央部分が下方へ向け湾曲形状に膨出
    るように予め加工された可撓性を有する凹状部が設けら
    れた上部金属箔と、中央部分が上方へ向け湾曲形状に膨
    するように予め加工された可撓性を有する凸状部に易
    破断部が設けられた下部金属箔とを、対向させて上下に
    配置する工程と、 前記両金属箔の各々の周縁部分を、前記凹状部および前
    記凸状部の各々の周縁部からの膨出寸法の和よりも小さ
    い厚みの絶縁ガスケットを介在して重ね合わせて、前記
    凹状部と前記凸状部との各々の先端部位を互いに接触
    せる工程と、 前記両金属箔における各々の周縁部分を固定治具により
    上下方向から挟み付けて固定する工程と、 互いに接触する前記凹状部と前記凸状部のそれぞれの先
    端部位を圧接状態でレーザー溶接により相互に溶着して
    接続部を形成する工程と、 を有する密閉型電池用防爆封口板の製造方法。
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