JP3377900B2 - カメラのフィルムエンド検出方法 - Google Patents

カメラのフィルムエンド検出方法

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JP3377900B2 JP01077596A JP1077596A JP3377900B2 JP 3377900 B2 JP3377900 B2 JP 3377900B2 JP 01077596 A JP01077596 A JP 01077596A JP 1077596 A JP1077596 A JP 1077596A JP 3377900 B2 JP3377900 B2 JP 3377900B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのフィルム
送り方式に関し、特にフィルムエンド検出方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、カメラにて撮影後のフイルムの1
コマ自動巻き上げにおいて、巻き上げ中にフィルムのパ
ーフォレーション数(1コマは8パーフォレーションに
相当する)を数えてカメラのフィルム送りを制御する方
法が一般に行われている。この時フィルムエンドを検出
するには、パーフォレーション間隔のカウント時間があ
る一定時間以上であったら、フィルムエンドであると判
断する制御方法が行われている。 【0003】すなわち、図3に示すように、フイルム1
がパトローネ3から巻き上げ方向に巻き上げられ、最終
コマ4から3パーフォレーション分送った時点でフィル
ム1が巻き上がらなくなった状態、すなわちフィルムエ
ンドの状態を示す。 【0004】ここで、フィルムエンドの検出方法は、パ
ーフォレーション検知センサ5によって3パーフォレー
ション分カウントし、その後所定の時間T経過しても次
のパーフォレーション(4番目のパーフォレーション)
が検知されなかった場合には、その時点でフィルムエン
ドと判断するようにしている。 【0005】フィルムエンドと判断するための時間T
は、電池消耗時や低温度時といった状態で巻き上げ力が
低下しても確実にフィルムエンドと判断できるように、
最もフィルム巻き上げ速度が遅い場合のパーフォレーシ
ョン間のカウント時間よりも長い時間になるように設定
されている。 【0006】しかしながら、図4に示すように、フィル
ム1の長さとパーフォレーション検知の位置の組み合わ
せによっては、巻き上げ中のパーフォレーションカウン
トが7パーフォレーション近辺でフィルムエンドとなる
場合がある。このような場合には、フィルムエンドと判
断する時間Tの間巻き上げを行うと、フィルム引き出し
時間が長すぎることにより、パトローネ軸7とフィルム
1の接合部分6が伸びたり、パトローネ3自身が巻き上
げ方向に引っ張られることにより、7パーフォレーショ
ン目から時間T1(通常のコマ間カウント時間より長い
時間)後に8パーフォレーション目をカウントしてしま
い、最終コマは図4に示すようなコマに設定され、巻き
上げ完了となってしまう。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4のよ
うな場合には、巻き上げ駆動を終了した時点で、フィル
ムの巻き上げ方向の張力が無くなり、反動でフィルムが
巻き戻し方向に戻るということが発生する場合がある。
フィルムが巻き戻し方向に戻れば、巻き上げ量が少なく
なるため、最終コマ4とその前のコマ8との間隔が狭く
なったり、場合によっては重なってしまうという問題が
発生する。 【0008】そのため、フィルムエンドを判断するため
のパーフォレーション間の時間を短くすることで、必要
以上にフィルムを引っ張らなくなるが、低温度時や電池
消耗時等によりフィルムの巻き上げ速度が遅くなった場
合には、フィルム途中でフィルムエンドと判断してしま
うといった問題が発生する。そのため、このフィルムエ
ンド判断のためのパーフォレーション間の時間T1は最
適値を設定できなかった。 【0009】本発明の目的は、上記のような巻き上げ速
度に影響を与える要因に左右されない確実なフィルムエ
ンド検出ができ、しかも、最終コマとその前のコマとの
コマ間隔も適正な間隔を保つことができるカメラのフィ
ルムエンド検出方式を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、1コマに8パーフォレーションを有する
ィルムの自動巻き上げ装置を備えたカメラにおいて、最
終コマを露光後のフィルムの巻き上げ中に、前記フィル
ムのパーフォレーションを検知し、一駒内の最後から一
つ手前のパーフォレーションである7パーフォレーショ
ン目を検知するまでは、次のパーフォレーションが検知
されないと判断される時間T経過したらフィルムエンド
と判断し、前記7パーフォレーション目を検知したら、
6と7パーフォレーション間のカウント時間tを測定
し、該測定した時間tに基づいて演算された前記時間T
より短くtより長い所定の時間が経過しても、一駒内の
最後のパーフォレーションが検知できない時にはフ
ィルムエンドと判断するように構成する。 【0011】上記構成によれば、7パーフォレーション
目を検知するまでは、次のパーフォレーションが検知さ
れないと判断される時間T経過したらフィルムエンドと
判断することにより、巻き上げ速度に影響を与える要因
に左右されない確実なフィルムエンド検出ができ、しか
も、7パーフォレーション目を検知したら、6と7パー
フォレーション間のカウント時間tを測定し、該測定し
た時間tに基づいて演算されたTより短くtより長い所
定の時間が経過しても、一駒内の最後の8パーフォレー
ション目が検知できない時にはフィルムエンドと判断す
るようにしたので、最終コマとその前のコマとのコマ間
隔も適正な間隔を保つことができるカメラのフィルムエ
ンド検出方式が実現できる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明によるカメラのフィ
ルムエンド検出方式を説明するための図であり、共通の
部位は共通の符号を付している。図において、フィルム
エンド判断時間T2は可変であって、巻き上げ時のパー
フォレーション間の時間tから決定する。すなわち、露
光後に巻き上げモータによってフィルム1が一コマ分巻
き上げられる。この巻き上げ中に、先ずフィルム1のパ
ーフォレーション間の時間t、ここでは6〜7パーフォ
レーション間の時間を測定する。次に、7パーフォレー
ション目を検知後、所定の時間T2が経過しても8パー
フォレーション目が検知できない時には、フィルムエン
ドと判断する。 【0013】ここで、T2=ktとし、T2はフィルム
エンド判断時間、tはパーフォレーション間の時間、k
は定数であってここでは2として良好な結果が得られ
た。 【0014】図2は、図1で説明した本発明によるカメ
ラのフィルムエンド検出方式の動作手順を説明するため
の図であり、露光後に巻き上げを開始し(101)、パ
ーフォレーション検知を行う(102)。その際、7パ
ーフォレーション目を検知するまでは、パーフォレーシ
ョン間の時間は規定のT1時間を経過したかしないかの
判断をし(108)、T1時間以上経過した場合はフィ
ルムエンドと判断する(109)。このT1時間は、最
もフイルム巻き上げ速度が遅い場合のパーフォレーショ
ン間の時間よりも長い時間が設定される。T1時間以内
であればステップ102へ戻る。そして、7パーフォレ
ーション目の検知後、8パーフォレーション目が検知さ
れず(104)、T2時間経過した場合は(104)フ
ィルムエンドと判断する(107)。8パーフォレーシ
ョン目が検知された場合は(104)、巻き上げ終了と
判断される(105)。 【0015】 【発明の効果】以上、説明したように本発明は、温度変
化等の環境や、電池電圧の低下、フィルムの引き出しト
ルクの変動、といった巻き上げ速度に影響を与える要因
に左右されず、確実にフィルムエンドの検出ができる。 【0016】また、最終コマとその前のコマとのコマ間
隔も適正な間隔に保てる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるカメラのフィルムエンド検出方式
の説明図 【図2】本発明のフィルムエンド検出方式の動作手順を
示すフローチャート 【図3】従来の通常のフィルムエンド検出方式を説明す
るための図 【図4】従来の他のフィルムエンド検出方式を説明する
ための図 【符号の説明】 1 フイルム 2 パーフォレーション 3 パトローネ 4 最終コマ 5 パーフォレーション検知センサ 6 接合部 7 パトローネ軸 8 最終コマの前のコマ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】1コマに8パーフォレーションを有する
    ィルムの自動巻き上げ装置を備えたカメラにおいて、 最終コマを露光後のフィルムの巻き上げ中に、前記フィ
    ルムのパーフォレーションを検知し、 一駒内の最後から一つ手前のパーフォレーションである
    7パーフォレーション目を検知するまでは、次のパーフ
    ォレーションが検知されないと判断される時間T経過し
    たらフィルムエンドと判断し、 前記7パーフォレーション目を検知したら、6と7パー
    フォレーション間のカウント時間tを測定し、該測定し
    た時間tに基づいて演算された前記時間Tより短くtよ
    り長い所定の時間が経過しても、一駒内の最後のパー
    フォレーションが検知できない時にはフィルムエンド
    と判断するようにしたことを特徴とするカメラのフィル
    ムエンド検出方法。
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