JP3377496B2 - Ctシステムで投影データを作成する方法およびシステム - Google Patents
Ctシステムで投影データを作成する方法およびシステムInfo
- Publication number
- JP3377496B2 JP3377496B2 JP2000118788A JP2000118788A JP3377496B2 JP 3377496 B2 JP3377496 B2 JP 3377496B2 JP 2000118788 A JP2000118788 A JP 2000118788A JP 2000118788 A JP2000118788 A JP 2000118788A JP 3377496 B2 JP3377496 B2 JP 3377496B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collimator
- detector array
- signal
- plate
- signal strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 claims description 32
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 4
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
- 238000013170 computed tomography imaging Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000003491 array Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/02—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
- G01N23/04—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
- G01N23/046—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material using tomography, e.g. computed tomography [CT]
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2223/00—Investigating materials by wave or particle radiation
- G01N2223/40—Imaging
- G01N2223/419—Imaging computed tomograph
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
ュータ断層撮影(CT)イメージング法に関し、更に詳
細には、CTスキャナにより関心のある物体をスキャン
することに関するものである。
は、スキャン過程の間に、X線源が検出器に向けてX線
ビームを投射し、このX線ビームは撮影する物体を透過
する。周知の工業用CTシステムでは、たとえば、撮影
される物体は、スキャン過程の間にこの物体を回転させ
るマニピュレータ上に位置決めされる。ビームは、この
物体により減衰された後、検出器に入射する。この検出
器は、複数の概して矩形の検出器セル(または、素子)
のアレイ(配列)を含む。またこの各検出器セルに入射
する、減衰を受けた放射線ビームの強度は、物体による
X線ビームの減衰に依存する。このアレイの各検出器セ
ル(または各素子)は、その検出器セル位置でのビーム
強度の計測値である電気信号を別々に発生する。すべて
の検出器セルからの減衰量計測値は別々に収集されて、
透過プロフィールが作成される。
ムは、2つの成分、すなわち、一次信号および散乱信号
を含むのが普通である。この散乱信号は一般に、再構成
された画像の分解能およびコントラストに望ましくない
低下を起こさせる。散乱信号の入射を減少させるため、
その検出器を覆うようにコリメータを配置させることが
可能である。このコリメータは散乱ビームの検出器セル
への入射を実質的に防止するように構成される。
アレイすなわち線形検出器アレイに対する散乱信号の影
響を減少させるためには満足のゆくものであるが、こう
したコリメータは、多次元検出器アレイすなわち面積形
検出器アレイに用いた場合には最良の結果を得ることが
できない。具体的には、面積形アレイの検出器素子のピ
ッチは、線形アレイの検出器素子のピッチと比較して大
幅に狭いことがある。また、静止型コリメータはこうし
た狭いピッチの検出器素子に用いた場合には十分な効果
を発揮できない。
位置で受け取る散乱信号による寄与を減少させるため
に、CTシステムを散乱信号または一次信号のいずれか
を直接計測するように構成することができる。これによ
り、計測信号のうちの散乱に由来する成分を決定し、次
いでこれを全信号から差し引き、実質的に劣化のない投
影データを作成することができる。しかし、散乱信号ま
たは一次信号のいずれかを直接計測することは複雑であ
り、時間がかかる。
れたデータから再構成された画像に対する散乱の寄与を
低下できることが望ましい。また、散乱信号や一次信号
を直接計測せずに散乱の寄与を低下させることが望まし
い。
態様では、コンピュータ断層撮影システムに可動型コリ
メータを設け、またこのシステムでは、一次信号および
散乱信号を直接計測することなく、これらの信号を推定
する散乱補正アルゴリズムが実装されるようにする。ス
キャンの間に、このコリメータを第1の位置から第2の
位置まで移動させる。コリメータが第1の位置あるいは
第2の位置にあるときには、コリメータは検出器を覆う
ように位置しておらず、検出器に入射するビームをコリ
メートしない。しかし、コリメータが第1の位置と第2
の位置の間を移動するにつれて、このコリメータは、検
出器アレイに入射するX線ビームの少なくとも一部分を
コリメートする。コリメータが第1の位置または第2の
位置にあるとき、検出器アレイで第1の信号強度が得ら
れる。またコリメータが第1の位置と第2の位置の間を
移動した後、検出器アレイで第2の信号強度が得られ
る。次に、これらの信号強度を用いて散乱信号を推定す
る。次に、推定した散乱信号を用いて実質的に劣化のな
い投影データを作成する。
のX線源14の動作に関して説明すると、X線ビーム1
6が線源14の焦点50から放出される。X線ビーム1
6は、扇形ビーム16内の中心にある扇形ビームの軸5
2に沿って投射され、工作物境界円54を境界とする物
体を透過する。X線ビーム16はこの物体により減衰を
受け、次いで検出器アレイ18上に位置する静止型コリ
メータ56によりコリメートされる。コリメートされた
ビーム16は検出器アレイ18に向けて投射され、上記
したようにこの検出器アレイ18のさまざまな位置での
入射X線ビーム強度を表す電気信号を発生させる。
メータ56は、X線減衰材料で製作された実質的に正方
形のコリメータ・プレート58を含み、このコリメータ
・プレート58は複数のスリットまたは開口60をその
中に有する。コリメータ・プレート58は通常、検出器
アレイ18の実効面積に対応した寸法を有し(図1参
照)、またスリット60はX線源14に対して集束性に
整列する(すなわち、焦点に向かって整列する)。実効
アレイの寸法に満たない寸法(特にコリメータの移動軸
130に垂直な軸に沿った寸法)を有するコリメータ・
プレートは、検出器アレイに入射する散乱信号を阻止す
る効果が低い。
ない傾斜経路に沿って伝搬する散乱信号が検出器アレイ
18と相互作用するのを防止する。コリメータ56のX
線減衰材料は、いくつかの検出器素子(ピクセル)を覆
い、またスリット60はいくつかの検出器列(行)に対
する信号をコリメートする。こうした信号を検出器アレ
イ18から遮ることにより、散乱信号に起因する誤りデ
ータが発生しないため画像品質が改善されると考えられ
る。
74とCTコントローラ150とを含むCTイメージン
グ・システム70の概略図である。コントローラ150
はX線源72、検出器74およびコリメータ・マニピュ
レータ110と結合され、またこのコリメータ・マニピ
ュレータ110は可動型コリメータ76に結合されてい
る。コントローラ150は、CTシステムのコンポーネ
ントを制御すると共に、検出器74からの信号を処理
し、撮影しようとする物体82の画像のディスプレイ2
00用の信号を発生させるように構成する。本明細書で
使用する「するようになした」「するように構成した」
など表現は、選択した制御アルゴリズムに従ったプログ
ラムあるいは動きが実行されるように、コンポーネント
がプログラム可能なコンピュータ・デバイスや特定用途
向けの集積回路などの制御デバイスを含むか又はこれに
接続されることを意味する。
から検出器アレイ74に向けて円錐状X線ビーム78を
投射する。検出器アレイ74は、関心のある物体あるい
は工作物82の中または周辺を通過するX線を共同して
検知する検出器素子群(図3では示さず)により形成さ
れる。アレイ74上で陰を付けた領域83によって、線
源72から工作物82を通り検出器74に向かって直接
に進む投射X線が、(図3で示す具体的配置の際に)検
出器アレイ74に入射する位置を示している。検出器素
子の各々は、入射X線ビームの強度を表す電気信号を発
生する。スキャンの間に、物体82は通常、物体82の
複数の放射線像(ビュー)を収集することができるよう
に物体用マニピュレータ115により回転される。検出
器74からの信号は物体82のこの複数のビューに対し
て生成され、コントローラ150により処理される。物
体82を操作し所望の複数の放射線画像を得るための図
示した配置は、工業用CTシステムでよく用いられるも
のであり、また別法としては、放射線源と検出器は、互
いの位置関係が固定され、撮影しようとする物体の周り
を回転し、医用システムで通例行われるように所望の放
射線撮影用データ・セットを収集できる。
して移動するように構成されていて、X線減衰材料より
製造され且つその中に複数のスリットまたは開口86を
有するコリメータ・プレート84を含む。コリメータ・
プレート84は、アレイ74の上方で中心にくるように
位置決めしたとき、実質的に検出器アレイ74の全体に
わたる広がりを有するような大きさとする。コリメータ
・プレート84は、コリメータ・プレートの軸130
(図3で矢印により示す)に沿ってアレイ74と整列
し、またスリット60はX線源72に対し集束性に整列
するようにする。一例を挙げると、コリメータ・プレー
ト84のスリット86はコリメータ・プレートの軸13
0(図ではz軸として示す)に沿って延伸する。コリメ
ータ・プレート84は、第1の位置と第2の位置の間で
z軸方向に移動可能である。コリメータ・マニピュレー
タ110は、(たとえば、コリメータ・プレートの軸1
30に一致したトラックに沿ってコリメータ・プレート
を駆動するように結合させたモータなどの電気機械式デ
バイスを用いて)、コリメータ・プレートを第1の位置
10や、複数の中間位置15(図3でコリメータ・プレ
ート84が少なくとも部分的に検出器アレイ74と重な
り合う領域として示す)や、第2の位置20にくるよう
に構成する。第1の位置10と第2の位置20では、コ
リメータ76は、線源72からアレイ74に向かって直
接進む放射線がコリメータ・プレートに入射しないよう
に配置される。複数の中間位置15のいずれにおいて
も、コリメータ・プレートは、線源72と検出器74に
対する空間的関係が線源72からアレイ74に向かって
直接進む放射線がコリメータ・プレート84の少なくと
も一部分に入射するようにして配置される。コリメータ
76が第1の位置と第2の位置の間を移動するにつれ
て、コリメータ76は少なくとも部分的に検出器アレイ
74を覆う。
は物体82に対して少なくとも2回の照射を行うように
装置を制御する。この2回のそれぞれの照射時間は同じ
である。第1の照射では、コリメータ76が検出器と重
なり合わない位置(たとえば、第1の位置10あるいは
第2の位置20)にあるときに、検出器アレイ74の位
置での第1の照射信号強度が得られるようにして物体8
2の撮影を行う。ここで、「重なり合う(overli
e)」とは、本明細書で用いる場合、コリメータの少な
くとも一部分が放射線源72と検出器アレイ74の間を
結ぶ直線内に配置されることを意味する。第2の照射
は、コリメータ・プレート84が第1の位置10から第
2の位置20への間(または、第2の位置20から第1
の位置10への間)を移動する際に行われる。このた
め、第2の照射信号によって、コリメータが検出器の少
なくとも一部分と重なり合う位置である複数の中間位置
15をコリメータが通り過ぎる間に検出した、コリメー
タを通過する放射線を表す。次いで、2回の照射より得
たデータを利用し、X線ビーム78の散乱信号を決定
し、以下に示すように実質的に劣化のない投影データを
作成する。
タ76は初めは検出器アレイ74の下方すなわち第1の
位置10に位置しており、検出器アレイ74はコリメー
トされないX線78を受けている。スキャンの間に、マ
ニピュレータはコリメータ76をコリメータの軸130
(図3では、垂直すなわちz方向で示す)に沿って移動
させて、コリメータを検出器アレイ74の上を移動さ
せ、これによりコリメータがアレイと重なり合う位置で
ある複数の中間位置15を通過して、検出器アレイ74
がコリメートされたX線78を受ける。コリメータ76
は、完全に検出器アレイ74の上方の位置すなわち第2
の位置20に至るまでコリメータ軸に沿って移動し、検
出器アレイ74は再びコリメートされないX線78を受
ける。コリメータ76が第1の位置と第2の位置の間を
移動するのに要する時間は、一回分の照射時間に相当す
る。たとえば物体82のビューを一つ得るのに十分なデ
ータを収集するため物体82への照射に要する時間に相
当する。
投影データが収集されるまでは、検出器アレイ74の上
方に、たとえば第2の位置にとどまる。ここでNは、N
は、周期的に行われる一次信号サンプリング(測定)の
間で収集されるビューの個数である。たとえば、一次信
号は20個のビュー毎にサンプリングされるとすると
(N=20)。次の照射時間内で、マニピュレータはコ
リメータ76を下方に移動させ、コリメータ76は、検
出器アレイ74を通り、第1の位置に至る。コリメータ
76は、第1の位置のままに置かれ、さらにN−1個の
ビューに対するデータが収集される。次いでコリメータ
を再び第2の位置まで移動させる。マニピュレータは、
スキャン期間の全体にわたって、上記のように、コリメ
ータ76を第1の位置と第2の位置の間で往復させる。
ビューの数Nを事前に選択し、たとえばCTシステム用
コンピュータ内に記憶しておくことができる。
(y,z)を覆わないとき、たとえば、コリメータが第
1の位置や第2の位置にあるときに、検出器アレイ74
の各位置(y,z)に対して第1の信号強度I1 (y,
z)を決定する。また照射期間中に第2の信号強度を決
定するためコリメータが位置(y,z)の少なくとも一
部分を覆うようにコリメータ76が複数の中間位置を通
って移動中のときに、各位置(y,z)に対して第2の
信号強度I2 (y,z)を決定する。具体的には、コリ
メータ76が第1の位置または第2の位置のいずれかに
あるとき、第1の信号強度I1 (y,z)を表す第1の
データ・セットが収集され格納される。またコリメータ
76を第1の位置と第2の位置の間で移動させながら、
第2の信号強度I2 (y,z)を表す第2のデータ・セ
ットが収集され格納される。次いで、これらのデータ・
セットを用いて検出器アレイ74の位置で受け取ったX
線78の一次信号成分と散乱信号成分を決定する。
z)は次式で表せる。
された一次信号強度であり、s(y,z)は検出器アレ
イ74で計測された散乱信号強度であり、yは検出器ア
レイ74の水平方向の寸法であり、またzは検出器アレ
イ74の垂直方向の寸法である。
2の位置の間を移動するときに検出器アレイ74上に入
射する散乱信号s(y,z)を減少させるため、第2の
信号強度I2(y,z)はあまり大きな散乱信号s
(y,z)を含まない。その減少量は、アレイの大きさ
に対するコリメータ・プレートの大きさの関数である。
たとえば、コリメータ・プレートの寸法が実質的にアレ
イの寸法に相当する場合、散乱信号の減少は約50%で
ある。またコリメータ・プレートの寸法(たとえば、コ
リメータ・プレートの移動軸と垂直方向のコリメータ・
プレートの寸法)がアレイの寸法に満たない場合、その
散乱信号の減少は50%に満たない。したがって、第2
の信号強度I2(y,z)は次式で表すことができる。
の信号強度I2 (y,z)の両方を用いて解くことによ
って、検出器アレイ74上の各位置(y,z)での一次
信号p(y,z)および散乱信号s(y,z)をスリッ
ト領域内で次式により表現できる。
視して、スリット86と整列した検出器アレイ74の部
分に関して少なくとも有効である。計測される散乱信号
の比率は、コリメータ76の高さの関数である。次い
で、決定した一次信号p(y,z)および散乱信号s
(y,z)を用いて、投影データを作成する。更に具体
的に述べると、検出器アレイ74の位置で受け取った散
乱信号s(y,z)を決定した後、多項式と散乱サンプ
ル値の間の誤差の自乗が検出器アレイ74のいくつかの
行にわたって最小となるようにして、散乱の2Dマップ
を作成する。次いで、サンプル値と多項式の間の誤差の
自乗を最小とする多項式面によって散乱信号を近似させ
る。
位置(y,z)で決定できる。スリット領域は検出器ア
レイの幅全体にまたがった位置にあるため(たとえば、
図3では検出器の幅は水平軸の方向と一致するように示
してある)、散乱信号のサンプリングはこの方向で行
う。散乱信号は低周波数信号成分を含むため、このサン
プル技法が適する。このためナイキストの定理に従っ
て、この散乱信号に関し該当するデータがこのサンプル
技法より得られる。イメージャ全体のさまざまな位置で
サンプリングした散乱信号を用い、最小自乗近似法を用
いることによって2D面をサンプル値に当てはめる。次
いで、この面を用いて検出器の各位置(y,z)での散
乱信号の近似を行う。引き続きデータ収集を行うため、
この近似した散乱信号(たとえば、時間的に隣接する散
乱のサンプル値から内挿させた散乱信号)を計測した強
度信号から差し引き、画像再構成およびディスプレイ
(たとえば、映像またはプリントアウト・ディスプレイ
手段200)に用いるための散乱のない信号を作成す
る。
ルゴリズムは、散乱誤差を減少させることにより画像品
質を向上させると考えられる。さらに、こうしたシステ
ムおよびアルゴリズムにより、散乱信号および一次信号
を直接計測することなしに、面積形検出器アレイ74の
位置で受け取った散乱信号の寄与を減少させることがで
きる。
内の散乱信号の影響を減少させるためには、コリメータ
76の別の配置が用いられる。たとえば、図4は面積形
検出器アレイ92および本発明の別の実施形態による可
動型コリメータ94を含むCTイメージング・システム
90の部分概略図である。検出器アレイ92は関心のあ
る物体あるいは工作物を透過した投射X線を共同して検
知する検出器素子群(図4では示さず)より形成され
る。各検出器素子は入射X線ビームの強度、したがって
ビームが物体を透過する際のビームの減衰を表す電気信
号を発生する。
レート96と第2のコリメータ・プレート98とを備
え、これらの各々は検出器アレイ92に対して移動する
ように構成される。プレート96および98の各々は、
X線減衰材料より製作されていて、その中に複数のスリ
ットまたは開口100を含む。コリメータ・プレート9
6および98はそれぞれ、実質的に検出器アレイ92の
全体にわたって広がる(たとえば、アレイ92の実効面
積に対応する寸法を有する)ような大きさとするのが普
通であり、またスリット100はX線源に対し集束性に
整列する。さらに、コリメータ・プレート96および9
8の各々は、一次信号を計測しようとする場合に、各ピ
クセルが散乱信号を同じ比率で含むことが実質的に保証
されるように構成する。
コリメータ軸101に沿ってz方向に移動可能であり、
また第2のコリメータ・プレート98は第2のコリメー
タ軸102に沿ってy方向に移動可能である。具体的に
は、コリメータ・プレート96は第1のコリメータ・マ
ニピュレータ110と結合され、第1のコリメータ・マ
ニピュレータ110は、検出器アレイ92に対してコリ
メータ・プレート96を移動させるように構成されると
共に、CT制御メカニズム150から信号を受け取るよ
うに構成さる。同様に、コリメータ・プレート98は第
2のコリメータ・マニピュレータと結合され、第2のコ
リメータ・マニピュレータは、検出器アレイ92に対し
てコリメータ・プレート98を移動させるように構成さ
れると共に、CT制御メカニズムから信号を受け取るよ
うに構成される。コリメータ・プレート96は第1の位
置と第2の位置の間でz方向に移動可能である(この用
語の意味は、上記で図3に示す配置に関して用いたもの
と同じである)。第1の位置と第2の位置では、コリメ
ータ・プレート96は検出器アレイ92と重なり合わな
い、すなわち、コリメータ・プレート96はX線源と検
出器アレイ92の間に位置しない。第1のコリメータ・
プレート96がこのプレートの第1の位置と第2の位置
の間で移動するにつれて、コリメータ・プレート96は
少なくとも部分的に検出器アレイ92を覆う、すなわ
ち、この場合、コリメータ・プレート96が少なくとも
部分的にX線源と検出器アレイ92の間の位置にくる。
同様に、第2のコリメータ・プレート98は、第2のコ
リメータ・プレートの第1の位置と第2の位置の間でy
方向に移動可能であり、この第1の位置と第2の位置で
は、第2のコリメータ・プレート98は検出器アレイ9
2と重なり合わない。第2のコリメータ・プレート98
が、このプレートの第1の位置と第2の位置の間で移動
するにつれて、コリメータ・プレート98は少なくとも
部分的に検出器アレイ92と重なり合う。
6および98は、コリメータ・プレート76および検出
器アレイ74に関して上で説明したのと同様に、それぞ
れの軸に沿い検出器アレイ92に対し同期して移動す
る。ここで「同期して移動」とは、第1および第2のコ
リメータ・プレートの移動を連携させ、各プレートがそ
れぞれ同時にアレイ92のピクセルを覆い始め、かつ同
時にアレイ92のピクセルを通過するように移動すると
いう意味である。具体的には、第1のマニピュレータに
より第1のコリメータ・プレート96をこのプレートの
第1の位置と第2の位置の間でz方向に移動させ、照射
時間中に第1のコリメータ・プレート96が(第1およ
び第2の位置の間の)複数の中間位置にくるようにす
る。この位置では、第1のコリメータ・プレート96に
より検出器アレイ92に入射するX線が少なくとも部分
的にコリメートされる。同様に第2のマニピュレータ1
20により第2のコリメータ・プレート98をこのプレ
ートの第1の位置と第2の位置の間でy方向に移動さ
せ、これにより照射時間中に第2のコリメータ・プレー
ト98はやはり検出器アレイ92に入射するX線を少な
くとも部分的にコリメートするように配置される。コリ
メータ・プレート96および98がこれらのプレートの
それぞれ第1の位置と第2の位置の間を移動するのに要
する時間は、たとえば関心のある物体のビューを一つ得
るのに要する時間である、一回分の照射時間であること
が普通である。
I1 (y,z)およびI2 (y,z)を上記の方程式に
従って決定する。信号強度I1 (y,z)およびI
2 (y,z)を利用して検出器アレイ92の各位置
(y,z)での散乱信号s(y,z)を上記したように
して決定し、実質的に劣化のない投影データを作成す
る。CTシステム90は、同一平面内の散乱信号の影響
を実質的に軽減するものと考えられる。
までの記述から、本発明の目的が達成されることは明ら
かである。本発明について詳細に記述し図示してきた
が、これらの態様は図示および例示とすることのみを意
図したものであり限定を意図したものではないことを明
瞭に理解すべきである。たとえば、本発明は別の多くの
CTシステムで使用することができる。したがって、本
発明の精神および範囲は、添付の特許請求の範囲によっ
て限定されるべきである。
システムの概略図である。
面図(B)である。
含むCTイメージング・システムの概略図である。
コリメータを含むCTイメージング・システムの部分概
略図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 X線ビームを検出器アレイおよび少なく
とも一つのコリメータに向けて投射するためのX線源を
含むコンピュータ断層撮影(CT)システムによってス
キャンされる物体の投影データを作成する方法であっ
て、 少なくとも一つのコリメータ・プレートを第1の位置か
ら第2の位置まで、若しくは、第2の位置から第1の位
置まで移動させるステップと、 前記少なくとも一つのコリメータが第1の位置にあると
きに、検出器アレイで受け取ったX線ビームの強度を表
す第1の信号強度を決定するステップと、 前記少なくとも一つのコリメータが前記第1の位置と前
記第2の位置の間を移動し、前記コリメータが前記検出
器アレイと少なくとも部分的に重なり合うときに、検出
器アレイで受け取ったX線ビームの強度を表す第2の信
号強度を決定するステップと、 前記第1および第2の信号強度を利用して、計測信号の
うちの散乱に由来する成分を決定することにより、投影
データを作成するステップと、 を含んでいる前記方法。 - 【請求項2】 一つのコリメータ・プレートの前記第1
の位置と第2の位置の各々がコリメータ軸に沿って検出
器アレイに対して整列している請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記CTシステムが2つのコリメータ・
プレートを備え、その内の第1のコリメータ・プレート
の前記第1の位置と第2の位置の各々が第1のコリメー
タ軸に沿って検出器アレイに対して整列しており、第2
のコリメータ・プレートの第1の位置と第2の位置の各
々が前記第1のコリメータ軸と直交する第2のコリメー
タの軸に沿って検出器アレイに対して整列している請求
項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記第2の信号強度を決定する間に、前
記第1および第2のコリメータ・プレートが同期して移
動する請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1の信号強度が次の関係式によっ
て決定される請求項2に記載の方法。 I1(y,z)=p(y,z)+s(y,z) 上式において、I1 (y,z)は検出器アレイの第1の
信号強度であり、p(y,z)は検出器アレイで計測さ
れる一次強度であり、s(y,z)は検出器アレイで計
測される散乱強度であり、yは検出器アレイの水平方向
の寸法であり、zは検出器アレイの垂直方向の寸法であ
る。 - 【請求項6】 前記第2の信号強度が次式によって決定
される請求項5に記載の方法。 I2(y,z)=p(y,z)+αs(y,z) 上式において、I2 (y,z)は検出器アレイの第2の
信号強度であり、またαは分数値である。 - 【請求項7】 前記第1および第2の信号強度を利用し
て投影データを作成する前記ステップが、前記第1およ
び第2の信号強度を利用して散乱信号を決定するステッ
プを含み、 前記散乱信号が次式によって決定される請求項6に記載
の方法。 s(y,z)={I1(y,z)−I2(y,z)}/(1−α) - 【請求項8】 前記第1の位置と前記第2の位置は、い
ずれも、前記少なくとも1つのコリメータが前記検出器
アレイと重なり合わない位置であり、 前記少なくとも1つのコリメータが第1の位置と第2の
位置の間を移動するのに要する時間が、前記第2の信号
強度を決定するために照射されるX線ビームの照射時間
に相当することを特徴とする請求項1乃至7に記載の方
法。 - 【請求項9】 前記コンピュータ断層撮影(CT)シス
テム内で関心のある物体に関する投影データを作成する
システムであって、 X線源と、 前記X線源によって投射されたX線ビームを受け取る検
出器アレイと、 前記X線源と前記検出器アレイの間の複数の位置に配置
が可能である少なくとも一つの可動型コリメータ・プレ
ートと、 前記少なくとも一つのコリメータ・プレートと結合され
ていて、このプレートを前記検出器アレイに関する軸に
沿う選択された位置に配置するマニピュレータと、 前記検出器アレイと結合されていて、これから放射線検
出信号を受け取るCTコントローラであって、前記検出
信号を処理し、且つ少なくとも一つのこのコリメータ・
プレートのそれぞれの位置に対応した検出信号に応答し
て散乱補正信号を作成するCTコントローラと、 を備えている前記システム。 - 【請求項10】 前記システムが、第1の位置と第2の
位置のそれぞれ並びにこれら2つの位置の間にある中間
位置の間で検出器アレイに対して第1のコリメータ軸に
沿った移動が可能である第1のコリメータ・プレートを
備え、前記第1のコリメータ・プレートは、前記中間位
置にあるときに前記線源から前記検出器アレイまで通過
する入射放射線に暴露されるように配置されている請求
項9に記載のシステム。 - 【請求項11】 前記システムがさらに、前記第1のコ
リメータ軸と直交する第2のコリメータ軸に沿い検出器
アレイに対して移動可能である第2のコリメータ・プレ
ートを備えている請求項9に記載のシステム。 - 【請求項12】 前記CTコントローラが、前記少なく
とも一つのコリメータ・プレートが前記第1の位置にあ
るときに、前記検出器アレイで受け取る前記X線ビーム
強度を表す第1の信号強度を決定し、また、前記少なく
とも一つのコリメータが前記第1の位置と第2の位置の
間の複数の中間位置に配置されるときに、前記検出器ア
レイで受け取る前記X線ビーム強度を表す第2の信号強
度を決定するように構成されている請求項11に記載の
システム。 - 【請求項13】 前記CTコントローラが、前記第1の
信号強度および前記第2の信号強度を利用して投影デー
タを作成するように構成されている請求項12に記載の
システム。 - 【請求項14】 前記第1の信号強度が次の関係式によ
って決定される請求項13に記載のシステム。 I1(y,z)=p(y,z)+s(y,z) 上式において、I1 (y,z)は前記検出器アレイの前
記第1の信号強度であり、p(y,z)は前記検出器ア
レイで計測される一次強度であり、s(y,z)は前記
検出器アレイで計測される散乱強度であり、yは前記検
出器アレイの水平方向の寸法であり、zは前記検出器ア
レイの垂直方向の寸法である。 - 【請求項15】 前記第2の信号強度が次の関係式によ
り決定される請求項14に記載のシステム。 I2(y,z)=p(y,z)+αs(y,z) 上式において、I2 (y,z)は前記検出器アレイの前
記第2の信号強度であり、またαは分数値である。 - 【請求項16】 前記システムは、前記第1の信号強度
および前記第2の信号強度を利用して投影データを作成
するために、前記第1の信号強度および前記第2の信号
強度を利用して散乱信号を決定するように構成されてお
り、 前記CTコントローラが次式により前記散乱信号を決定
するように構成されている請求項15に記載のシステ
ム。 s(y,z)={I1(y,z)−I2(y,z)}/(1−α) - 【請求項17】 前記第1の位置と前記第2の位置は、
いずれも、前記少なくとも1つのコリメータが前記検出
器アレイと重なり合わない位置であり、 前記少なくとも1つのコリメータが第1の位置と第2の
位置の間を移動するのに要する時間が、前記第2の信号
強度を決定するために照射されるX線ビームの照射時間
に相当することを特徴とする請求項9乃至16に記載の
方法。 - 【請求項18】 前記第1のコリメータ・プレートが第
1のコリメータ・マニピュレータと結合され、また前記
第2のコリメータ・プレートが第2のコリメータ・マニ
ピュレータと結合され、かつ前記第1および第2のコリ
メータ・プレート・マニピュレータの各々は前記CTコ
ントローラに結合されると共に、前記第2の信号強度に
対するデータを作成するため照射期間中に前記第1およ
び第2のコリメータ・プレートを同期して移動させるよ
うに構成されている請求項11に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/295481 | 1999-04-20 | ||
US09/295,481 US6175609B1 (en) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | Methods and apparatus for scanning an object in a computed tomography system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000321221A JP2000321221A (ja) | 2000-11-24 |
JP3377496B2 true JP3377496B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=23137906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000118788A Expired - Fee Related JP3377496B2 (ja) | 1999-04-20 | 2000-04-20 | Ctシステムで投影データを作成する方法およびシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6175609B1 (ja) |
EP (1) | EP1046903B1 (ja) |
JP (1) | JP3377496B2 (ja) |
BR (1) | BR0001638B1 (ja) |
DE (1) | DE60033723T2 (ja) |
SG (1) | SG80094A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020081010A1 (en) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | Chang Yun C. | Method and system for acquiring full spine and full leg images using flat panel digital radiography |
US7664223B1 (en) * | 2001-02-12 | 2010-02-16 | Sectra Mamea Ab | Collimator element |
US6687326B1 (en) | 2001-04-11 | 2004-02-03 | Analogic Corporation | Method of and system for correcting scatter in a computed tomography scanner |
DE10201321B4 (de) * | 2002-01-15 | 2011-02-24 | Siemens Ag | Computertomographie-Gerät und Verfahren mit aktiver Anpassung der Mess-Elektronik |
US6879657B2 (en) * | 2002-05-10 | 2005-04-12 | Ge Medical Systems Global Technology, Llc | Computed tomography system with integrated scatter detectors |
US6748047B2 (en) * | 2002-05-15 | 2004-06-08 | General Electric Company | Scatter correction method for non-stationary X-ray acquisitions |
US6956926B2 (en) * | 2002-07-23 | 2005-10-18 | General Electric Company | Method and apparatus for selecting a reconstruction projection set |
US20040019275A1 (en) * | 2002-07-23 | 2004-01-29 | Maria Iatrou | Method and apparatus for positioning a CT reconstruction window |
DE10317679B4 (de) * | 2003-04-17 | 2005-03-31 | Bruker Axs Gmbh | Röntgen-optische Vorrichtung mit Wobbel-Einrichtung |
US6876718B2 (en) * | 2003-06-27 | 2005-04-05 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Scatter correction methods and apparatus |
JP3942178B2 (ja) * | 2003-07-29 | 2007-07-11 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線ctシステム |
JP3999179B2 (ja) * | 2003-09-09 | 2007-10-31 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 放射線断層撮影装置 |
JP3961468B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2007-08-22 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 放射線計算断層画像装置およびそれに用いる放射線検出器 |
US8180019B2 (en) * | 2003-11-24 | 2012-05-15 | Passport Systems, Inc. | Methods and systems for computer tomography of nuclear isotopes using nuclear resonance fluorescence |
CA2589047C (en) * | 2003-11-24 | 2014-02-11 | Passport Systems, Inc. | Adaptive scanning of materials using nuclear resonance fluorescence imaging |
JP3950855B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2007-08-01 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 散乱測定方法、散乱補正方法およびx線ct装置 |
CN101287984B (zh) * | 2004-07-08 | 2012-10-31 | 护照系统公司 | 用于确定材料的平均原子序数和质量的方法和系统 |
WO2007086886A2 (en) * | 2005-02-22 | 2007-08-02 | Passport Systems, Inc. | Material detection with nrf using tunable photon sources |
CN101788687B (zh) * | 2005-11-09 | 2012-12-05 | 护照系统公司 | 货物和货品的主动非侵入性验证和分析的方法 |
JP4586987B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2010-11-24 | 株式会社島津製作所 | X線ct装置 |
JP2007333509A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 放射線を用いた断層撮影装置及び断層撮影方法 |
US7539283B2 (en) * | 2007-01-17 | 2009-05-26 | Ge Homeland Protection, Inc. | Combined computed tomography and nuclear resonance fluorescence cargo inspection system and method |
US8184767B2 (en) * | 2008-12-10 | 2012-05-22 | General Electric Company | Imaging system and method with scatter correction |
US8121249B2 (en) * | 2009-06-04 | 2012-02-21 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Multi-parameter X-ray computed tomography |
US8483351B2 (en) | 2009-10-28 | 2013-07-09 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Cardiac computed tomography methods and systems using fast exact/quasi-exact filtered back projection algorithms |
ES2714867T3 (es) | 2014-05-19 | 2019-05-30 | 3Shape As | Un sistema radiográfico y un método para reducir el difuminado de movimiento y dispersar la radiación |
EP3265789B1 (en) * | 2015-03-06 | 2019-12-25 | GE Sensing & Inspection Technologies GmbH | Imaging system and method with scatter correction |
EP3558124A4 (en) * | 2016-12-20 | 2020-08-12 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | IMAGE SENSORS WITH X-RAY DETECTORS |
EP3675741A4 (en) * | 2017-08-31 | 2020-09-09 | Shanghai United Imaging Healthcare Co., Ltd. | FOCAL CT POINT DETERMINATION METHOD AND SYSTEM |
US10948428B2 (en) | 2018-05-25 | 2021-03-16 | Delavan Inc. | Reducing scatter for computed tomography |
JP7178204B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2022-11-25 | セメス株式会社 | X線検査装置、x線検査方法 |
JP7187408B2 (ja) * | 2019-09-06 | 2022-12-12 | 富士フイルム株式会社 | トモシンセシス撮影装置 |
US11141128B2 (en) | 2019-12-13 | 2021-10-12 | General Electric Company | Systems and methods for focal spot motion detection and correction |
US11698349B2 (en) * | 2020-10-09 | 2023-07-11 | Baker Hughes Oilfield Operations Llc | Scatter correction for computed tomography imaging |
US11662321B2 (en) * | 2020-10-09 | 2023-05-30 | Baker Hughes Oilfield Operations Llc | Scatter correction for computed tomography imaging |
WO2022109870A1 (en) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | Imaging methods using an image sensor with multiple radiation detectors |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1571509A (en) * | 1976-03-03 | 1980-07-16 | Emi Ltd | Radiography |
FR2372618A1 (fr) * | 1976-12-02 | 1978-06-30 | Emi Ltd | Dispositif de collimation pour rayons penetrants et application a la tomographie axiale |
US4691332A (en) * | 1983-03-14 | 1987-09-01 | American Science And Engineering, Inc. | High energy computed tomography |
DE3316003A1 (de) * | 1983-05-03 | 1984-11-08 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Vorrichtung zur beseitigung von streustrahlung |
US4707608A (en) * | 1985-04-10 | 1987-11-17 | University Of North Carolina At Chapel Hill | Kinestatic charge detection using synchronous displacement of detecting device |
JPS61249452A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | 株式会社東芝 | X線診断装置 |
US4672648A (en) * | 1985-10-25 | 1987-06-09 | Picker International, Inc. | Apparatus and method for radiation attenuation |
JPH0763464B2 (ja) * | 1986-05-07 | 1995-07-12 | 株式会社東芝 | X線ct装置 |
US5144141A (en) | 1991-08-19 | 1992-09-01 | General Electric Company | Photodetector scintillator radiation imager |
US5231655A (en) | 1991-12-06 | 1993-07-27 | General Electric Company | X-ray collimator |
US5231654A (en) | 1991-12-06 | 1993-07-27 | General Electric Company | Radiation imager collimator |
US5430298A (en) | 1994-06-21 | 1995-07-04 | General Electric Company | CT array with improved photosensor linearity and reduced crosstalk |
-
1999
- 1999-04-20 US US09/295,481 patent/US6175609B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-04-07 SG SG200002007A patent/SG80094A1/en unknown
- 2000-04-18 BR BRPI0001638-1A patent/BR0001638B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-04-19 EP EP00303338A patent/EP1046903B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-19 DE DE60033723T patent/DE60033723T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-20 JP JP2000118788A patent/JP3377496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60033723T2 (de) | 2007-11-29 |
EP1046903B1 (en) | 2007-03-07 |
US6175609B1 (en) | 2001-01-16 |
DE60033723D1 (de) | 2007-04-19 |
JP2000321221A (ja) | 2000-11-24 |
BR0001638B1 (pt) | 2011-11-16 |
EP1046903A2 (en) | 2000-10-25 |
BR0001638A (pt) | 2001-01-02 |
EP1046903A3 (en) | 2003-01-22 |
SG80094A1 (en) | 2001-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3377496B2 (ja) | Ctシステムで投影データを作成する方法およびシステム | |
US5132995A (en) | X-ray analysis apparatus | |
EP0586692B1 (en) | Improved x-ray volumetric ct scanner | |
US7529336B2 (en) | System and method for laminography inspection | |
US4433427A (en) | Method and apparatus for examining a body by means of penetrating radiation such as X-rays | |
JPH07124150A (ja) | 散乱x線補正法及びx線ct装置並びに多チャンネルx線検出器 | |
KR20070011176A (ko) | X선 ct 장치 | |
EP2002286A2 (en) | Effective dual-energy x-ray attenuation measurement | |
US5657364A (en) | Methods and apparatus for detecting beam motion in computed tomography imaging systems | |
JPH09215688A (ja) | マルチ・スライス型計算機式断層写真法システムにおいてx線ビームの位置を決定するシステム | |
US20180317869A1 (en) | Reference detector elements in conjunction with an anti-scatter collimator | |
JP2002022678A (ja) | X線計測装置 | |
US7476025B2 (en) | Shadow mask for an X-ray detector, computed tomography unit having a shadow mask, and a method for adjusting a shadow mask | |
US6839401B2 (en) | X-ray computed tomography apparatus | |
JPH0815182A (ja) | x線画像システムにおける放射線散乱を補償するための方法 | |
US20070189460A1 (en) | Precise x-ray inspection system | |
JPH04198840A (ja) | Ct装置 | |
JPS62284250A (ja) | 産業用ctスキヤナ | |
EP0188782B2 (en) | Sectional radiography display method and apparatus | |
EP0049464B1 (en) | Apparatus for collecting x-ray absorption data in a computerized tomographic apparatus | |
RU2172137C2 (ru) | Способ вычислительной томографии и устройство для медицинской диагностики | |
JPH04288147A (ja) | X線ct装置 | |
JPH0921876A (ja) | 改良型ガンマ・カメラ撮像システム | |
JPH1189825A (ja) | 放射線照射・検出装置および放射線断層撮影装置 | |
CN115530849A (zh) | 用于在x方向和y方向上的焦点运动检测和校正的系统和方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021030 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121206 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131206 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |