JP3377058B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3377058B2
JP3377058B2 JP04872394A JP4872394A JP3377058B2 JP 3377058 B2 JP3377058 B2 JP 3377058B2 JP 04872394 A JP04872394 A JP 04872394A JP 4872394 A JP4872394 A JP 4872394A JP 3377058 B2 JP3377058 B2 JP 3377058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透過原稿、特に露光オー
バーのネガ原稿等であっても、十分な光量で高画質な画
像記録を行うことができる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写装置や各種のカラープリンタ
等の画像記録装置においては、対象とする原稿画像とし
ては通常印刷物等の反射原稿が主であった。ところが、
近年の画像情報記録の多様化に伴い、印刷物、写真等の
反射原稿以外に、ネガフィルム、スライド、プルーフ、
マイクロフィルム等の透過原稿の画像を読み取って、感
光材料等に記録することができる画像記録装置が実用化
されている。反射原稿と透過原稿との両方が使用可能な
画像記録装置は、透過原稿による画像記録のための露光
光学系を形成する光源ユニットを画像記録装置本体に装
填し、光源ユニットの光源より射出された光を透過原稿
に入射して透過させ、この透過光を感光材料(あるいは
スクリーンや光センサ)上に結像することによって、感
光材料を露光する。
【0003】このような画像記録装置において、通常の
反射原稿の画像露光は、一次元方向に延在する照射光を
射出する走査子、複数のミラー、調光用の色フィルタや
絞り、結像レンズ等が組み合わされて構成される、画像
記録装置本体の露光光学系によって行われる。画像記録
装置本体の露光光学系(以下、本体露光系とする)によ
る画像露光は、走査子を前記一次元方向と略直交する走
査方向に移動することによって、原稿台上に載置された
反射原稿を前記照射光によって2次元的に走査する。反
射原稿からのスリット状の反射光は、複数のミラーによ
って所定の光路を進行し、色フィルタや絞りによって色
や光量、結像レンズによって結像位置や倍率等が調節さ
れ、走査子の移動に同期して搬送される感光材料上の画
像露光位置に入射・結像して、感光材料を露光する。
【0004】一方、透過原稿の画像記録において、4×
5サイズのスライドやベタ焼き等の比較的大きな透過原
稿を用いて画像記録を行う場合には、画像記録装置本体
の原稿台上に載置(あるいは近傍に保持)された透過原
稿を上方より照射する透過原稿用の光源ユニットが知ら
れている。このような光源ユニットを用いた透過原稿の
読み取りは、前述の本体露光系を利用するものであっ
て、光源ユニットより射出され、透過原稿を通過した透
過光を前述の走査子の光源を点灯しないで走査すること
によって、同様にして透過原稿の透過光を感光材料上の
画像露光位置に結像し、透過原稿の画像を感光材料に露
光する。
【0005】これに対し、135サイズやブローニーサ
イズのネガフィルムやスライド等の小型の透過原稿を用
いた画像記録を行う透過原稿用のユニットとして、特開
平2−242246号公報に開示されるような投影タイ
プの露光光学系を有するフィルム走査ユニットが知られ
ている。この投影タイプのフィルム走査ユニットは、画
像記録装置本体の所定の部分に装填されて使用されるも
のであり、投影用光源、調光用の色フィルタ、光量調節
用のNDフィルタ、透過原稿を保持して搬送(走査)さ
れる原稿ホルダ、透過原稿の透過光を規制するスリッ
ト、結像レンズとして用いられるズームレンズ、光路調
節用のミラー等を有するものである。
【0006】このフィルム走査ユニットを用いた画像記
録装置を図4に概念的に示す。図4に示される画像記録
装置100は、基本的に、光源102と、光調節部材1
04と、拡散板106と、図4紙面と直交方向に長尺な
スリット108aを有するアパーチャ108と、ズーム
レンズ(結像レンズ)110と、リフレクタ112と、
透過原稿Gの搬送手段(図示省略)とを有する。
【0007】図示例の画像記録装置100による透過原
稿Gの画像記録においては、光源102より射出された
光は、楕円形ミラー112a,112bおよび円形ミラ
ー112cより構成されるリフレクタ112によって反
射されて、透過原稿Gに向かって進行する。ここで、リ
フレクタ112は拡散板106の結像レンズ光軸上に焦
点を結ぶように構成される。リフレクタ112によって
反射された光は、次いで、C,MおよびYの3種の色フ
ィルタより構成される光調節部材104によって色バラ
ンスや光量を調節され、拡散板106に入射し、拡散さ
れる。
【0008】拡散板106によって拡散された光は、図
示しない原稿ホルダに保持された透過原稿Gに入射し、
透過原稿Gの画像を担持する透過光となり、次いで、ア
パーチャ108のスリット108aによって長尺なスリ
ット光とされる。ここで、透過原稿G(原稿ホルダ)
は、記録装置本体における感光材料Aの移動方向に対応
する、図中矢印aで示される原稿走査方向に搬送され、
かつスリットは搬送方向と略直交する方向(紙面と垂直
方向)に長尺であるので、結果的に透過原稿Gはスリッ
ト走査されたことと同様になる。
【0009】スリット108aを通過した透過光は、結
像レンズ110によって設定倍率に拡大されて、本体露
光系に入射する。本体露光系においては、透過光は光路
に挿入自在のミラーによって前述の反射原稿の反射光と
光路を一致されて、反射原稿による画像記録と同様に、
透過原稿Gの搬送に同期して搬送される感光材料Aに入
射・結像して、感光材料Aを露光する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなスリット走
査を利用する画像記録装置100においては、拡散板1
06によって拡散されて透過原稿Gを透過した透過光の
うち、アパーチャ108のスリット108aを通過し、
結像レンズ110の入射瞳に入った光が感光材料Aの露
光に寄与する。アパーチャ108はスキャン時の解像度
劣化(レンズの歪曲による)を少なくするため、画面の
範囲を規制する働きをしており、高画質な画像記録を実
現するためには不可欠な部材である。また、拡散板10
6は透過原稿Gに付着したゴミや傷等を目立たなくする
ために必要な拡散光を発生させるものであり、やはり高
画質な画像記録を行うためには不可欠な部材である。
【0011】ところが、この拡散板106とアパーチャ
108が必要なため、従来の画像記録装置100では光
源102からの光の利用効率が低く、場合によっては十
分な露光量を得ることができなという問題点がある。つ
まり、図では光源102から等角度間隔で光線を示して
いるが、光源102から拡散板106に直接向かう光は
発散光であり、また、拡散板106の結像レンズ110
光軸上に収束する光線は、楕円形ミラー112aおよび
112bで反射されて斜めに拡散板に入射する光だけで
ある。そのため、拡散板106で拡散された光のうち、
透過原稿Gおよびアパーチャ108を垂直に通過して結
像レンズ110の入射瞳に入射する光、すなわち露光に
寄与する光の割合が低く効率が悪い。しかも、記録する
画像の解像度を高くするためには、アパーチャ108に
形成されるスリット108aを狭くする必要があり、結
像レンズ110の有効画角はより狭いものとなってしま
うため、さらに光の利用効率は低下する。
【0012】特にネガフィルムは、リバーサルフィルム
等のポジフィルムに比べフィルムに記録される画像の濃
度範囲が広く、透過原稿Gとしてネガフィルムを利用可
能な画像記録装置においては、不適に高濃度(露光オー
バー)の画像が記録されたものも透過原稿Gとして使用
される。ところが、従来の画像記録装置100では、前
述のように光の利用効率が低いため、露光オーバーの透
過原稿Gの画像記録を行った際には、感光材料Aの露光
に十分な光量(光強度)の透過光を結像レンズ110の
入射瞳に入射して、感光材料Aを十分な露光量で感光材
料を露光することができず、高画質な画像記録を行うこ
とができないという問題点がある。
【0013】また、感光材料Aの露光量を十分に確保す
るために、光源102の光量を大きくする、結像レンズ
110等の光学部材を調節する、露光時間を長くする方
法等が考えられるが、光源102や光学部材の結像レン
ズ、特にズームレンズによる調節には限界があり、ま
た、露光時間を長くすると画像記録に時間がかかってし
まうという問題点がある。
【0014】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、ネガフィルムやリバーサルフィル
ム等の透過原稿の画像記録を行う画像記録装置であっ
て、透過原稿およびアパーチャをほぼ垂直に通過して結
像レンズの入射瞳に入射する光成分を多くすることによ
り、光の利用効率が極めて高く、十分な光量(光強度)
の透過光を結像レンズの入射瞳に入射することができ、
また、透過原稿に付着したゴミや透過原稿のキズ等の目
立たない高画質な画像記録を行うことができ、しかも、
装置構成も簡単で、露光時間を伸ばすことなく効率のよ
い画像記録を実施することができる画像記録装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明態様は、光源からの光を拡散板によって拡
散し、この拡散光によって透過原稿を走査して、前記透
過原稿の透過光を結像レンズによって受光材料に結像す
る画像記録装置であって、前記光源の光の少なくとも一
部を反射集光する反射集光部材、および前記光源と前記
拡散板との間に配置される、前記集光部材の焦点とほぼ
同位置に焦点を有する集光レンズあるいは集光ミラーを
し、前記集光レンズあるいは前記集光ミラーにより集
光された集光光を前記結像レンズの光軸に沿った光路で
前記拡散板にほぼ垂直に入射させ、前記反射集光部材で
反射した反射光を前記結像レンズの光軸に対して斜めに
前記拡散板に入射させることを特徴とする画像記録装置
を提供するものである。
【0016】また、前記集光レンズおよび集光ミラーの
焦点は、前記結像レンズの光軸上かつ前記拡散板または
前記透過原稿の位置であり、前記反射集光部材の焦点
は、前記拡散板または前記透過原稿の位置であることが
好ましい。さらに、前記反射集光部材が、楕円ミラーで
あるのが好ましい。
【0017】また、前記集光レンズが、両面双曲面の非
球面レンズか、片面が平面で他面が球または円筒面のレ
ンズか、片面が平面で他面が楕円面の非球面レンズのい
ずれかであるのが好ましい。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】さらに、以上の画像記録装置において、前
記拡散板と前記透過原稿との間に、前記拡散板による拡
散光の一部を反射するミラーを設置するのが好ましい。
【0023】また、前記拡散板と透過原稿との間に設置
したミラーが2枚の平面ミラーであり、それぞれ反射平
面の法線が透過原稿の走査方向にほぼ一致し、かつ前記
結像レンズの光軸に対して対称な位置に設置されている
のが好ましい。
【0024】また、前記拡散板と透過原稿との間に設置
したミラーが2枚の楕円形ミラーであり、それぞれの母
線が透過原稿の走査方向と結像レンズの光軸に垂直で、
かつ前記結像レンズの光軸に対して対称な位置に設置さ
れているのが好ましい。
【0025】さらに、以上の画像記録装置において、前
記光源から受光部材に至るまでの光路中に、光量を調節
する手段、色バランスを調節する手段、および透過原稿
面における面方向の光量バランスを調節する手段からな
る群より選ばれる1以上が配置されるのが好ましい。
【0026】また、前記光量を調節する手段、色バラン
スを調節する手段、透過原稿面における面方向の光量バ
ランスを調節する手段の少なくとも一つが光学干渉膜で
構成されたフィルタであり、かつ光が平行光である位置
に配置されるのが好ましい。
【0027】さらに、前記画像記録装置において、前記
光源から受光部材に至るまでの光路中に、光路を折り曲
げるミラーが設置されているのが好ましい。
【0028】また、前記光路を折り曲げるミラーがコー
ルドミラーであるのが好ましい。
【0029】また、前記光路を折り曲げるミラーへの入
射光軸と出射光軸とが成す角が90°未満であるのが好
ましい。
【0030】また、前記光路を折り曲げるミラーのミラ
ー面が放物面あるいは楕円面であるのが好ましい。
【0031】さらに、以上の画像記録装置において、前
記受光材料が、感光材料、スクリーン、および光センサ
からなる群より選ばれる1以上であるのが好ましい。
【0032】
【発明の作用】本発明の画像記録装置は、走査露光によ
って135サイズやブローニーサイズのネガフィルムや
スライド等の各種の透過原稿の画像を記録する画像記録
装置であって、光源近傍の結像レンズ光軸上にレンズ等
を配置し、光源から直接拡散板に入射する光を積極的に
集光することを、その基本構成とする。
【0033】前述のように、スリット走査を利用する画
像記録装置においては、結像レンズの入射瞳に入った光
が感光材料Aの露光に寄与するが、光源から拡散板に直
接向かう光は発散光であり、拡散板の光軸上に収束する
光はリフレクタによって反射されて斜めに拡散板に入射
する光だけである。そのため、拡散板で拡散された光の
うち、透過原稿およびアパーチャを垂直に通過して結像
レンズの入射瞳に入射する光、すなわち露光に寄与する
光の割合が低く光効率が悪い。これに対して、本発明の
画像記録装置においては、光源と拡散板との間の光源近
傍に集光レンズ等を配置して、光源から拡散板に直接向
かう光を集光、例えば拡散板の光軸上に集光することに
より、従来では無駄になっていた光を結像レンズの光軸
に沿った光路で拡散板および透過原稿にほぼ垂直に入射
させ、結像レンズの入射瞳に入射する光成分、すなわち
露光に寄与する光成分を多くできる。つまり本発明によ
れば、極めて高い光効率で高光量の透過光を結像レンズ
の入射瞳に入射することができる。
【0034】従って、本発明の画像記録装置によれば、
拡散板による拡散光によって透過原稿のキズやホコリ等
の目立たない高画質な画像記録が可能であり、しかも、
良好な光効率で十分な光量(光強度)の透過光を確保で
きるので、透過原稿が露光オーバーのネガフィルム等で
あっても、良好な画像記録を行うことができる。しか
も、本発明の画像記録装置は、従来の画像記録装置にレ
ンズを1枚追加しただけの簡易な構成であり、また露光
時間を延長する必要もなく迅速な画像記録を実現するこ
とができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の画像記録装置について、添付
の図面に示される好適実施例を参照して詳細に説明す
る。
【0036】図1に、本発明の画像記録装置の一例を概
念的に示す。なお、図1に示される画像記録装置は、受
光材料として感光材料を用いているが、本発明の画像記
録装置の受光材料としては、これ以外にも、CCDセン
サ、光電管等の各種の光センサや、スクリーン等も利用
可能である。
【0037】図1に示される画像記録装置10は、スリ
ット走査露光によって、ネガフィルムやリバーサルフィ
ルム等の透過原稿G(以下、原稿Gとする)の画像を感
光材料Aに記録する画像記録装置であって、基本的に、
光源16、リフレクタ18、拡散板20、光調節手段2
2、紙面と直交する方向に長尺なスリット14aが形成
されたアパーチャ14、結像レンズ12、集光レンズ2
4および図示しない透過原稿Gの搬送手段と感光材料A
の搬送手段を有する。このような画像記録装置10にお
いては、結像レンズ12の光軸上にアパーチャ14のス
リット14aを配置し、原稿Gをスリット14aの長手
方向と直交する原稿走査方向(矢印a方向)に搬送する
ことにより、原稿Gをスリット走査して、その透過光に
よって感光材料Aをスリット走査露光する。
【0038】なお、本発明の画像記録装置は、上記各部
材(さらに必要に応じて感光材料の処理装置)が一体的
に構成されているものであってもよく、あるいは、前述
の従来の装置のように、反射原稿等の画像をスリット走
査露光によって記録する画像記録装置本体に、光源1
6、リフレクタ18、拡散板20、アパーチャ14、結
像レンズ12、集光レンズ24、および原稿Gの搬送手
段等を有する透過原稿用のスリット走査ユニットを装填
して構成するものであってもよい。
【0039】画像記録装置10において、光源16は紙
面と垂直方向(すなわち原稿走査方向と直交方向)に長
尺な棒状光源で、結像レンズ12の光軸L(以下、単に
光軸Lとする)上に、長手方向をスリット14aと一致
して配置されている。光源16としては、ハロゲンラン
プ、水銀灯、蛍光灯、キセノンランプ、メタルハライド
ランプ等の公知の光源が各種利用可能である。
【0040】光源16から射出された光は、直接、ある
いは大部分はリフレクタ18によって反射されて原稿G
方向に進行する。リフレクタ18は、光源と同方向に長
尺な5枚の反射板、すなわち光源16を挟むように配置
される楕円形ミラー18aおよび18b、この楕円形ミ
ラー18aおよび18bの下方に配置される楕円形ミラ
ー18cおよび18dの4枚の楕円形ミラーと、光源1
6の上方に配置される円形ミラー18eとを有し、光軸
Lに対して対称に構成される。
【0041】図示例の画像記録装置10においては、楕
円形ミラー18aおよび18b、楕円形ミラー18cお
よび18dは集光部材であって、その焦点は、光軸L上
の拡散板20位置に設定されており(あるいは、拡散
板20が楕円形ミラーの焦点に配置され)、他方、円形
ミラー18eの焦点は光源16の中心に設定されてい
る。本発明において、楕円形ミラー18a等の集光部材
の焦点は光軸L上の拡散板20位置に限定されず、装
置構成等に応じて最も光効率のよい場所に設定されれば
よく、例えば、光軸L上の原稿G位置等であってもよ
い。なお、光効率等の点で、集光部材の焦点は、光軸L
上あるいはその近傍であるのが好ましいのはもちろんで
ある。
【0042】図示例の画像記録装置10においては、リ
フレクタ18の楕円形ミラー18bと楕円形ミラー18
dとの間には、光調節手段22が配置される。光調節手
段22は、光源16およびリフレクタ18からの光の色
バランスおよび光量を調節するもので、シアンフィルタ
22C、マゼンタフィルタ22Mおよびイエローフィル
タ22Yの3種の色フィルタと、光量調節手段(絞り)
22Dとを有する。
【0043】図示例の装置においては、各色フィルタは
板状の色フィルタであって、矢印b方向に移動自在に構
成され、その光路への挿入量を調節することによって、
光源16およびリフレクタ18からの光の色バランスを
調節する。他方、光量調節手段22Dは光源16および
リフレクタ18からの光の光量を調節するものであっ
て、光路中に挿入自在な遮光板の挿入量を調節する手
段、濃度の異なるNDフィルタを切り替えて光路中に挿
入する手段、段階的あるいは連続的な濃度勾配を有する
NDフィルタを用いるその挿入量を調節をする手段等、
公知の各種の光量調節手段が利用可能である。
【0044】図示例の光調節手段22は、光量調節手段
22Dを有するものであったが、本発明はこれに限定は
されず、前記3種の色フィルタを同量光路中に挿入する
ことにより、光量を調節してもよい。ただし、後に詳述
するが、本発明の画像記録装置10は極めて良好な光効
率を有し、高光量の透過光(原稿Gの透過光)を結像レ
ンズ12の入射瞳に入射することができるので、色フィ
ルタを利用した光量調節では色フィルタの調整範囲が大
変広くなり、微妙な色バランスおよび光量調節が難しく
なってしまう。そのため、専用の光量調節手段を設ける
が好ましい。また、好ましい態様として、光調節手段
22には、必要に応じて、原稿G面における面方向の光
量バランスを調節するための光学部材を配置してもよ
い。このような光学部材としては、濃度勾配を有するN
Dフィルタや光路に挿入自在な遮光部材等が例示され
る。
【0045】前述のように、リフレクタ18の楕円形ミ
ラー18a,18b,18cおよび18dの焦点は光軸
L上の拡散板20位置に設定されている。従って、光
源16より射出された光は、直接あるいはリフレクタ1
8によって反射されて拡散板20方向に進行し、拡散板
20によって拡散され、次いで、図示しない搬送手段に
よって原稿走査方向(矢印a方向)に移動される原稿G
を透過して、原稿Gの画像を担持する透過光となる。こ
こで、本発明の画像記録装置10においては、光源16
と拡散板20との間に、原稿16と同方向に長尺な集光
レンズ24が配置されている。図示例においては、集光
レンズ24は、その光軸を光軸Lと一致させて光源16
近傍に配置され、かつ焦点が楕円形ミラー18a等と同
様に光軸L上の拡散板20位置に設定されている。本
発明の画像記録装置は、光源16と拡散板20との間
に、この集光レンズ24を有することにより、高い光効
率で高画質な画像記録を行うことが可能である。
【0046】前述のように、スリット走査を利用する画
像記録装置においては、光源16から直接、あるいはリ
フレクタ18によって反射されて拡散板20に入射し拡
散された光のうち、原稿Gおよびアパーチャ14のスリ
ット14aを垂直に通過して結像レンズ12の入射瞳に
入射した光が感光材料Aの露光に寄与する。ここで、光
源16から拡散板20に直接向かう光は発散光であり、
しかも、図にも示されるように、拡散板20の光軸L上
に収束する光は楕円形ミラーによって反射されて斜めに
拡散板20に入射する光だけであるため、拡散板で拡散
された光のうち、原稿Gおよびスリット14aを垂直に
通過して結像レンズ12の入射瞳に入射する、露光に寄
与する光の割合が低い。
【0047】これに対して、本発明にかかる画像記録装
置10においては、光源16と拡散板20との間に、楕
円形ミラー18a等の集光部材とほぼ同位置に焦点を有
する集光レンズ24等を配置することにより、従来は発
散して無駄になっていた光源16から直接原稿G方向に
向かう光を、集光レンズ24によって集光して光軸Lに
沿った光路で拡散板20および原稿Gにほぼ垂直に入射
させることができる。そのため、結像レンズ12の入射
瞳に入射する光成分、すなわち露光に寄与する光成分
(透過光)を多くできる。例えば、集光レンズ24の光
源16側の画角が約40°であれば、円反射板18eで
反射される光も含めて、光源16から出た光のうち約8
0°分が原稿Gにほぼ垂直に入射することになり、光効
率を大幅に向上することができる。
【0048】従って、このような本発明の画像記録装置
によれば、良好な光効率で十分な透過光量を確保できる
ので、原稿Gが露光オーバーのネガフィルム等であって
も、良好な画像記録を行うことができる。また、拡散板
20による拡散光によって、原稿Gにキズやゴミ等があ
っても、これが目立たない高画質な画像記録を行うこと
ができる。しかも、図4に示される従来の装置と比し
て、レンズを1つ追加しただけの簡易な構成であり、ま
た露光時間を延長する必要もなく迅速な画像記録を実現
することができる。
【0049】集光レンズ24としては、各種のレンズが
利用可能であるが、好ましくは、両面双曲面の非球面レ
ンズを用いることにより、収差を抑え、拡散板20上に
極めて効率よく光を集光することができる。また、この
非球面レンズよりも若干効率が下がるが、片面が平面で
他面が円筒面あるいは楕円面のいわゆるシリンドリカル
レンズも好適に利用可能であり、低コストで光効率を好
適に向上することができる。
【0050】図示例の画像記録装置10において、集光
レンズ24は楕円形ミラー18a等の集光部材とほぼ同
位置に焦点を有するが、本発明はこれに限定されず、光
軸Lの原稿G位置や結像レンズ12の瞳位置等、光軸L
上であればよい。また、より光効率を向上するために
は、図示例のように、集光レンズ24の光軸と光軸Lと
を一致させ、より多くの光を光軸Lにほぼ添って拡散板
にほぼ垂直に入射できるように構成するのが好ましい。
さらに、集光レンズ24の光源側画角が大きい程光効率
を向上でき、非球面レンズを用いると100°程度の画
角も可能である。なお広画角の集光レンズを用いる場
合、楕円形ミラー18a等の影にならないために、光源
16や集光レンズ24のサイズにもよるが、集光レンズ
24の配置位置は、光源16に近いことが好ましく、好
ましくは、光源16から8〜20mm程度のところであ
る。
【0051】また、本発明の画像記録装置10において
は、必要に応じて、集光レンズ24の直下に熱吸収部材
を併設してもよい。熱吸収部材としては、HOYA社製
のHA50などの熱吸収板等が好適に例示される。な
お、熱吸収部材の配置位置はこの場所に限定されない。
【0052】前述のように、光源16より射出された光
は拡散板20によって拡散され、原稿Gを透過する。原
稿Gを透過した透過光は、原稿走査方向と直交する方向
(紙面と直交する方向)に長手方向を有するスリット1
4aが形成されたアパーチャ14によって長尺なスリッ
ト光とされる。ここで、原稿Gは後述する感光材料Aの
走査方向に対応する原稿走査方向(図中矢印a方向)に
移動し、他方、アパーチャ14に形成されるスリット1
4aは、原稿Gの移動方向と略直交する方向に長尺で、
かつスリット14aの走査方向の中心が結像レンズ12
の光軸と一致するようにアパーチャ14が配置されるの
で、原稿Gは結果的にスリット走査されたことと同様に
なる。
【0053】本発明の画像記録装置10において、原稿
Gの搬送手段には特に限定はなく、原稿Gを保持するホ
ルダを用い、このホルダをねじ伝動、巻き掛け伝動、ベ
ルト搬送、ローラ搬送等の公知の手段によって搬送する
ものであってもよく、ベルト搬送やローラ搬送等の公知
のシート状物搬送手段によって、原稿Gを直接搬送する
ものであってもよい。
【0054】スリット14aを通過した透過光は、ズー
ムレンズである結像レンズ12に入射して、例えば、2
00〜850%の所定の倍率に拡大されて感光材料Aに
結像する。感光材料Aは、図示しない搬送手段によって
スリット14aの長手方向と直交する図1中矢印cで示
される走査方向に搬送されているので、スリット状の透
過光によって全面的にスリット走査露光され、原稿Gの
画像が感光材料Aに露光される。ここで、前述のよう
に、本発明にかかる画像記録装置10においては、原稿
Gに垂直に入射する光が多量であるので、高光量の透過
を結像レンズ12の入射瞳に入射し、光効率の良好な
画像記録が可能である。
【0055】結像レンズ12としては、原稿Gが135
サイズ等の小型である場合には、記録画像のサイズ等の
点で図示例のようなズームレンズを用いるのが好ましい
が、本発明はこれに限定はされず、固定倍率の結像レン
ズであってもよい。また、感光材料Aの搬送手段にも特
に限定はなく、ベルト搬送やローラ搬送等の通常の画像
記録装置の感光材料搬送手段として利用される公知のシ
ート状物搬送手段がいずれも利用可能である。
【0056】以上説明した本発明の第1の態様にかかる
画像記録装置は、光源16からの光を楕円形ミラー18
aおよび18b等の集光部材によって集光する構成を有
するが、本発明の第2の態様においては、光源16から
の光を放物面ミラー等の平行光部材によって平行光とす
る構成を有する。図2に本発明の第2の態様にかかる画
像記録装置の一例の概念図を示す。
【0057】なお、図2に示される画像記録装置30の
みならず、以下に示される本発明にかかる画像記録装置
は、部材および構成等の多くの点が前述の画像記録装置
10と同様であるので、同じ部材には同じ符号を付し、
以下の説明は異なる部分を主に行う。
【0058】図2に示される画像記録装置30において
は、リフレクタ32は、光源16を挟むように配置され
る光源16と同方向に長尺な2枚の放物面ミラー32a
および32bと、光源16の上方に配置される光源16
と同方向に長尺な円形ミラー32cとより構成される。
放物面ミラー32aおよび32bは光源16から射出さ
れた光を反射して、光軸Lと平行な光とする。また、円
形ミラー32cは、前述の画像記録装置10と同様、光
源16の中心に焦点を有する。なお、この構成の画像記
録装置30においては、熱吸収部材はリフレクタ32の
直後に配置するのが好ましい。
【0059】リフレクタ32の下方には調節手段22
が配置され、調節手段22の下方には平行光集光レン
ズとしての集光フレネルレンズ34が、さらに集光フレ
ネルレンズ34の下方には拡散板20が配置されてい
る。図示例においては、集光フレネルレンズ34はその
光軸を光軸Lと一致して配置され、光軸L上の拡散板2
位置に焦点を有するように構成される(集光フレネ
ルレンズ34の焦点位置に原稿Gが配置されてもよ
)。つまり、この構成においては、リフレクタ32
よって光源16からの光を拡散板20に集光するのでは
なく、光源16からの光をリフレクタ32によって平行
光として、この平行光を集光フレネルレンズ34によっ
て拡散板20上に集光する。なお、集光フレネルレンズ
34の焦点は、光軸L上の拡散板20位置以外にも、
光軸L上の原稿G位置等であってもよい。
【0060】ここで、図示例の画像記録装置30には、
集光フレネルレンズ34と光源16との間に、コリメー
トレンズ36が配置されている。コリメートレンズ36
は、その光軸を光軸Lと一致させて光源16近傍に配置
され、リフレクタ32に入射せずに光源16から直接原
稿G方向に向かう光(発散光)を集光して、光軸Lと平
行な平行光とする。
【0061】図示例の画像記録装置30においては、こ
のようなコリメートレンズ36を有することにより、前
述の画像記録装置10と同様に、従来は発散して無駄に
なっていた光源16から直接原稿G方向に向かう光を、
光軸L近傍の光軸Lに平行な光として集光フレネルレン
ズ34に入射することができる。従って、集光フレネル
レンズ34によって集光される、光軸Lにほぼ沿った光
路で拡散板20および原稿Gにほぼ垂直に入射する光を
増量することができ、結像レンズ12の入射瞳に入射す
る光成分、すなわち露光に寄与する光成分(透過光)を
多くできる。この構成では、コリメートレンズ36とし
て比較的画角の広いレンズを使用できるので、例えば、
コリメートレンズ36の画角が約70°であれば、円反
射板32cで反射される光も含めて、光源16から出た
光のうち約140°分が原稿Gにほぼ垂直に入射するこ
とになり、光効率を大幅に向上することができる。
【0062】コリメートレンズ36としては、各種のレ
ンズが利用可能であるが、好ましくは、光源16側円、
反対側楕円面の非球面レンズを用いることにより、収差
を抑え、拡散板20上に極めて効率よく光を集光するこ
とができる。また、この非球面レンズよりも若干効率が
下がるが、いわゆるシリンドリカルレンズも好適に利用
可能であり、低コストで光効率を向上することができ
る。
【0063】また、前述の画像記録装置10と同様、よ
り良好な光効率を達成するために、コリメートレンズ3
6の光軸は光軸Lと一致あるいは近傍であるのが好まし
く、また、光源16の近傍に配置されるのが好ましい。
【0064】図示例においては、平行光を集光する第2
集光レンズとして集光フレネルレンズ34を用いている
が、本発明においては、フレネルレンズ以外にも、通常
のレンズを第2集光レンズとして用いてもよい。
【0065】図2に示される画像記録装置30のよう
に、光路中に光が平行光となる部分を有する態様におい
ては、この平行光となる部分に光調節手段22を配置す
るのが好ましい。このような構成とすることによって、
各光学部材に垂直に光を入射することができ、各光学部
材が設計特性で良好に作用すると共に、各光学部材が安
定してその性能を発揮することができる。特に、色フィ
ルタやNDフィルタ等の光学部材として、ガラス板等の
透明基板上に蒸着によって干渉性のフィルタ層を形成し
た干渉フィルタを利用する場合には、この効果は大き
い。
【0066】本発明の画像記録装置においては、図3に
示される画像記録装置40のように、拡散板20と原稿
Gとの間に、拡散板20による拡散光の一部を反射する
ミラー42,42を設置してもよい。なお、図3は拡散
光の一部を反射するミラー42,42を図2に示される
画像記録装置30に設置した例であるが、このような反
射ミラー42,42は、前述の図1に示される画像記録
装置10にも好適に設置できる。
【0067】前述のように、原稿Gにほぼ垂直に入射し
て結像レンズ12の入射瞳に入射する透過光は露光に寄
与し、それ以外の光(拡散光)は原稿Gのキズやゴミ等
を目立たなくする光の役目をしている。ここで、両者の
間には、キズ等の形状や大きさにより、望ましい光量バ
ランスがある。ところが、本発明にかかる画像記録装置
10(30)等では、原稿Gに垂直に入射する光を増や
したため、場合によっては傷等を目立たなくするための
拡散光が足りないこともあり得る。そのため、拡散板2
0と原稿Gとの間に、拡散光の一部を反射するミラー4
2,42を設置することにより、拡散板20による拡散
光成分が結像レンズ12の画角内で反射を繰り返すた
め、より原稿Gのキズや原稿Gに付着したゴミ等が目立
たない、より良好な画像記録を実現することができる。
【0068】拡散板20と原稿Gとの間にミラー42,
42を配置する例としては、図3に示されるように、2
枚の平面ミラーを用い、互いの反射面の法線が原稿走査
方向(矢印a方向)にほぼ一致し、かつ結像レンズ12
の光軸Lに対して対称な位置に設置した構成が例示され
る。また、一対の楕円ミラーを用い、それぞれのミラー
の母線を原稿走査方向および結像レンズ12の光軸Lに
垂直にして、かつ光軸Lに対して対称な位置に設置した
構成も好適に例示される。
【0069】以上説明した本発明(第1および第2の態
様)の画像記録装置においては、必要に応じて、光源か
ら感光材料に至る光路中に、光路変更用のミラーを配置
して光路(結像レンズ12の光軸L)を折り曲げ、画像
記録装置全体の小型化を計ってもよい。特に、光路変更
用のミラーへの入射光軸と出射光軸とが成す角を90°
未満とすること、すなわち、光軸の折り曲げ角度を鋭角
とすることにより、装置の小型化の効果をより良好に得
ることができる。
【0070】光路変更用のミラーとしては、公知の各種
のミラーがいずれも利用可能であるが、中でも特に、可
視光を反射して赤外光を透過する、いわゆるコールドミ
ラーを利用するのが好ましい。コールドミラーを用いる
ことにより、感光材料等の受光材料が赤外線で不要に露
光されることを好適に防止することができ、より高画質
な画像記録を実施することができる。また、光路変更用
のミラーを楕円面あるいは放物面とすることにより、集
光効率をより向上して、さらに光効率を向上することが
できる。
【0071】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例には限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の変更や改
良等を行ってもよいのはもちろんである。例えば、上述
の各画像記録装置は、光源の光を楕円形ミラーや放物面
ミラー等のミラーによって集光あるいは平行光とした
が、フレネルレンズ等のレンズによって光源からの光を
集光あるいは平行光としてもよい。また、上述の各画像
記録装置は、原稿移動型のスリット走査露光を利用する
ものであったが、本発明においては、いわゆる光源移動
型のスリット走査露光も好適に利用可能である。また、
上述の各画像記録装置は、スリット走査露光によって画
像記録を行うものであったが、透過光を矩形等のスポッ
ト状として、受光材料および原稿、あるいは本発明の画
像記録装置の光学系を2次元的に移動することによって
受像材料を2次元的に走査して画像記録を行ってもよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像記録装置によれば、透過原稿のキズやホコリ等の目立
たない高画質な画像記録が可能であり、しかも、良好な
光効率で十分な透過光量を確保できるので、透過原稿が
露光オーバーのネガフィルム等であっても、良好な画像
記録を行うことができる。しかも、従来の装置にレンズ
を1つ追加しただけの簡易な構成であり、また露光時間
を延長する必要もなく迅速な画像記録を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様の画像記録装置の一例を概
念的に示す図である。
【図2】本発明の第2の態様の画像記録装置の一例を概
念的に示す図である。
【図3】本発明の第2の態様の画像記録装置の別の例を
概念的に示す図である。
【図4】従来の画像記録装置を概念的に示す図である。
【符号の説明】
10,30,40,100 画像記録装置 12,110 結像レンズ 14,108 アパーチャ 14a,108a スリット 16 102 光源 18,44,52,112 リフレクタ 18a,18b,18c,18d,112a,112b
楕円形ミラー 18e,32c,112c 円形ミラー 20,106 拡散板 22,104 光調節手段 22C シアンフィルタ 22M マゼンタフィルタ 22Y イエローフィルタ 22D 光量調節手段 24 集光レンズ 32a,32b 放物面ミラー 34 集光フレネルレンズ 36 コリメートレンズ 42 ミラー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を拡散板によって拡散し、こ
    の拡散光によって透過原稿を走査して、前記透過原稿の
    透過光を結像レンズによって受光材料に結像する画像記
    録装置であって、 前記光源の光の少なくとも一部を反射集光する反射集光
    部材、および前記光源と前記拡散板との間に配置され
    る、前記集光部材の焦点とほぼ同位置に焦点を有する集
    光レンズあるいは集光ミラーを有し、 前記集光レンズあるいは前記集光ミラーにより集光され
    た集光光を前記結像レンズの光軸に沿った光路で前記拡
    散板にほぼ垂直に入射させ、 前記反射集光部材で反射した反射光を前記結像レンズの
    光軸に対して斜めに前記拡散板に入射させる ことを特徴
    とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記集光レンズおよび集光ミラーの焦点
    は、前記結像レンズの光軸上かつ前記拡散板または前記
    透過原稿の位置であり、前記反射集光部材の焦点は、前
    記拡散板または前記透過原稿の位置であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像記録装置で
    あって、 前記拡散板と前記透過原稿との間に、前記拡散板による
    拡散光の一部を反射するミラーを設置したことを特徴と
    する画像記録装置。
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