JP3376585B2 - 石油燃焼装置 - Google Patents
石油燃焼装置Info
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Description
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の装置は、図7に示すよう
に、気化筒1の底部にはヒータ2が内蔵され、このヒー
タ2の上部には気化筒蓋3が設けられ、この気化筒蓋3
により気化筒1が仕切られた形で気化室4が形成されて
いる。また、気化筒1の端部に設けられた受熱部5はリ
ング状に形成されている。気化筒1の下部に設けられた
気化筒入口6は気化室4の周面で接線方向に開口し、こ
の開口された個所に、油ポンプ(図示せず)に連通され
た送油ノズル7が臨むように構成されている。気化筒蓋
3の上部に設けられたバーナヘッド8は炎口板9、炎口
ネット10及び炎口キャップ11から構成されている。
気化空気室12は気化筒1を内包し、燃焼ファン13に
連通されるとともにその終端部は二次空気口14を形成
している。 【0003】上記構成における予熱動作について説明す
る。通電されたヒータ2により気化筒1とバーナヘッド
8とが予熱され、気化室4の周面の温度が設定温度に上
昇するとこの温度を境にしてヒータ2が入り切りし、設
定温度になるように制御される。次に、燃焼動作を説明
する。燃焼ファン13から送られた空気は気化筒入口6
から気化室4へ流入し、この気化室4の内部で旋回流を
形成する気化空気と、二次空気口14から噴出する二次
空気との2系統に分かれる。また、灯油は気化室4の内
周面に衝突して気化し、さらに、気化しきれなかった灯
油は気化筒1の底面部へ流れ落ちる。そして、気化室4
で発生した気化ガスは同じく気化室4の内部の気化空気
と混合して予混合気となり、炎口板9から噴出する。そ
の後、受熱部5とバーナヘッド8との間隙で点火電極
(図示せず)の放電により点火され燃焼を開始した予混
合気は、さらに二次空気により燃焼が促進されその火炎
は均一に形成される。受熱部5で受熱した燃焼熱が気化
筒1に熱伝導されると、気化室4は設定温度に近づき、
同時にヒータ2が入り切りして気化室4の内周面の温度
は設定温度になるように制御される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、気化空気は気化筒入口6に対して下方か
ら流入するために、気化筒入口6での速度分布は上部の
方が速く、逆に下部の方は遅く、特に下部における流れ
の一部は逆流していた。すなわち、気化空気は主に気化
筒入口6の上部を通過し、短時間でバーナヘッド8に流
入してしまうので、気化室4の内周面に衝突した灯油は
気化空気に押し拡げられることがなく、灯油を気化する
ために設けられた気化室4の内周面は十分機能されてい
なかった。この結果、気化室4の内周面で気化できなか
った多量の灯油が気化筒1の底面に滞留し、ここから気
化するために気化遅れが生じるという課題を有してい
た。また、ここで発生した気化ガスは気化筒入口6の下
部で発生した気化空気の逆流域に流入して、これがその
まま気化空気室12へ逆流するという課題を有してい
た。そこでこれらの課題を解決するために、気化筒入口
6の開口面積を小さくして、気化空気の速度を速くしよ
うとすれば逆に気化筒入口6の圧力損失が増大する。し
たがって燃焼ファン13の送風能力には限界があるので
上記のような手段では課題を解決できなかった。 【0005】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、気化遅れの防止と気化ガスの逆流防止を目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の石油燃焼装置は、燃料を気化させる気化器
と、気化器の下方側部に位置して気化した気化ガスが供
給される均一室と、均一室の上部に設けたバーナヘッド
と、バーナヘッド側に覆い被さるように傾斜し気化器に
設けられた略平板形状の傾斜気化部と、傾斜気化部の外
壁に設けられて前記バーナヘッドによって加熱される受
熱フィンと、傾斜気化部の上部に向かって燃料を噴射す
る送油ノズルと、傾斜気化部の、かつ送油ノズルから噴
射された燃料が衝突する領域の下方側に対向し気化器に
設けられた気化空気入口と、気化空気入口の上流側に設
けられた気化空気室と、気化空気入口の下部側の気化空
気の流速が速くなるように気化空気室に設けられ空気が
供給される空気供給口とを備えたものである。 【0007】 【作用】本発明は上記した構成によって、空気供給口か
ら気化空気室に流入した空気は気化空気室の底面に衝突
し、気化空気室の底面に沿って流れる。この結果、気化
空気入口の下部側では気化空気の流速が速くなる。気化
空気は傾斜気化部の下部に衝突し、傾斜気化部の表面に
沿って上昇する。送油ノズルから噴射された灯油は傾斜
気化部の上部に衝突して拡散して、傾斜気化部を流下し
ようとする。しかし、灯油は上昇する気化空気と正面衝
突し傾斜気化部の広範囲の平板に押し拡げられ、かつ熱
伝達率が向上する。バーナヘッドに形成された火炎は直
接受熱フィンを加熱するので、傾斜気化部へは常に熱が
供給される。この結果、灯油は瞬時に気化でき、気化遅
れが生じないという効果がある。また、気化空気入口の
近傍では逆流域が形成されないので、傾斜気化部で発生
した気化ガスが気化空気室に逆流しないという効果があ
る。 【0008】 【実施例】以下、本発明の第1の実施例を添付図面にも
とづいて説明する。 【0009】図1〜図4において、15は箱状の均一室
で、上面にバーナヘッド16が設けられている。17は
ヒータ18を内蔵した気化器で、バーナヘッド16に接
し均一室15の上流側に設けられている。19は平板形
状の傾斜気化部で、バーナヘッド16側に覆い被さるよ
うに傾斜し気化器17に設けられている。傾斜気化部1
9の外側の下部には受熱フィンから形成される受熱部2
0が設けられている。21は気化空気入口で、傾斜気化
部19に対向して気化器蓋22に設けられている。気化
器蓋22の上部、かつ気化空気入口21の上方に送油ノ
ズル24を臨ませる送油ノズル入口23が開口してい
る。気化空気入口21の上流側には気化空気室25が設
けられ、この気化空気室25はバーナヘッド16を囲ん
でいる二次空気室26に連通している。27は気化空気
室25の上面に設けている空気を供給する空気供給口で
あり、この空気供給口27は気化空気入口21に対して
斜め上方に位置している。28は燃焼ファンであり、空
気供給口27に連通している。 【0010】次に、この構成における予熱動作を説明す
る。ヒータ18に通電されると気化器17が温度上昇し
て設定温度になり、その後、ヒータ18を入り切りさせ
て設定温度に維持している。次に、燃焼動作を説明す
る。燃焼ファン28から供給され気化空気室25に流入
し空気は、気化空気入口21と送油ノズル口23とから
気化器17へ供給される気化空気及びバーナヘッド16
へ供給される二次空気の2系統に分けられている。特
に、空気供給口27から気化空気室25に流入した空気
は気化空気室25の底面に衝突し、気化空気室25の底
面に沿って流れる。この結果、気化空気入口21の下部
側では気化空気の流速が速くなる。そして、気化空気の
大部分は傾斜気化部19の最下部に衝突し、傾斜気化部
の表面に沿って上昇する。送油ノズル24から噴射され
た灯油は傾斜気化部19の上部に衝突して拡散して、傾
斜気化部19を流下しようとする。しかし、灯油は上昇
する気 化空気と正面衝突し傾斜気化部19の広範囲の平
板に押し拡げられ、かつ熱伝達率が向上する。発生した
気化ガスは均一室15で均一化されバーナヘッド16か
ら噴出し二次空気と共に完全燃焼する。そして、バーナ
ヘッド16に形成された火炎は直接受熱部20を加熱す
るので、傾斜気化部19へは常に熱が供給される。この
結果、傾斜気化部19の広範囲に押し拡げられ灯油は瞬
時に気化でき、気化遅れが生じないという効果がある。
また、気化空気入口21の下部側では気化空気の流速が
速くなるので、気化空気入口21の近傍では逆流域が形
成されない。したがって、傾斜気化部19で発生した気
化ガスが気化空気室25に逆流しないという効果があ
る。 【0011】次に本発明の第2の実施例を図5にもとづ
いて説明する。図5において、前記第1の実施例と相違
する点は、気化空気入口21の下部に対向して空気供給
口27を開口し、この空気供給口27の上流側に燃焼ァ
ン28を連通した送風路29を設けていることである。
このように構成すると、燃焼ファン28から供給された
空気は主に送風路29の底面に沿って流れ、さらに空気
供給口27の下部側から気化空気室25へ噴出するの
で、気化空気入口21の下部側では前記第1実施例より
も気化空気の流速がさらに速くなる。この結果、気化遅
れの防止と気化ガスの逆流防止がより確実になる。 【0012】次に本発明の第3の実施例を図6にもとづ
いて説明する。図6において、前記第2の実施例と相違
する点は、空気案内板30を気化空気入口21に対向す
るように設けて空気供給口27を形成し、また、二次空
気室26の下部に燃焼ファン28を連通させた点であ
る。このように構成すると、燃焼ファン28から供給さ
れた空気は、二次空気室26を上昇し、そして空気案内
板30の周囲を迂回し空気供給口27から降下し、気化
空気入口21の下部に向って流れる。この結果、実施例
2と同様に気化遅れの防止と気化ガスの逆流防止がより
確実になる。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明の石油燃焼装置によ
れば次の効果が得られる。 【0014】気化空気入口の下部の気化空気の流速が速
くなるように気化空気室に設けられ空気が供給される空
気供給口を備えたので、気化遅れ防止と気化ガス逆流防
止が図れる。
面図 【図2】同装置の要部側面断面図 【図3】同装置の平面断面図 【図4】同装置の要部斜視図 【図5】本発明の第二の実施例における石油燃焼装置の
要部縦断面図 【図6】本発明の第三の実施例における石油燃焼装置の
要部縦断面図 【図7】従来の石油燃焼装置の断面図 【符号の説明】 17 気化器 19 傾斜気化部 21 気化器入口 24 送油ノズル 25 気化空気室 27 気化空気室入口
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料を気化させる気化器と、前記気化器
の下方側部に位置して気化した気化ガスが供給される均
一室と、前記均一室の上部に設けたバーナヘッドと、前
記バーナヘッド側に覆い被さるように傾斜し前記気化器
に設けられた略平板形状の傾斜気化部と、前記傾斜気化
部の外壁に設けられて前記バーナヘッドによって加熱さ
れる受熱フィンと、前記傾斜気化部の上部に向かって前
記燃料を噴射する送油ノズルと、前記傾斜気化部の、か
つ前記送油ノズルから噴射された前記燃料が衝突する領
域の下方に対向し前記気化器に設けられた気化空気入口
と、前記気化空気入口の上流側に設けられた気化空気室
と、前記気化空気入口の下部側の気化空気の流速が速く
なるように前記気化空気室に設けられ空気が供給される
空気供給口とを備えた石油燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40896690A JP3376585B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 石油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40896690A JP3376585B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 石油燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04225715A JPH04225715A (ja) | 1992-08-14 |
| JP3376585B2 true JP3376585B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=18518356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40896690A Expired - Lifetime JP3376585B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 石油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376585B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40896690A patent/JP3376585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04225715A (ja) | 1992-08-14 |
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