JP3376323B2 - 光学装置およびカメラシステム - Google Patents

光学装置およびカメラシステム

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JP3376323B2 JP21798299A JP21798299A JP3376323B2 JP 3376323 B2 JP3376323 B2 JP 3376323B2 JP 21798299 A JP21798299 A JP 21798299A JP 21798299 A JP21798299 A JP 21798299A JP 3376323 B2 JP3376323 B2 JP 3376323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズーム、フォーカ
ス、アイリス、エクステンダーなどの光学調節手段をサ
ーボ制御可能な光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(従来例1)従来、レンズ装置のフォー
カス調整を電動にて行う際は、レンズ装置内部に構成さ
れているモータなどの駆動系と、この駆動系の作動を制
御する位置制御回路を使用し、この位置制御回路に位置
指令信号を与えるために、レンズ装置にフォーカスポジ
ションデマンドを接続し、フォーカスの調整を行ってい
る。その際のシステムのブロック図を図10に示す。レ
ンズ装置711は、機械的にはマウント部733でカメ
ラ装置731に取り付けられており、アナログ信号によ
る情報伝達がコネクタ724を介して行われている。こ
の場合、カメラ装置731からの情報の中にレンズ装置
711のフォーカス調整を行う情報が存在しないため、
レンズ装置711のフォーカス調整は、レンズ装置71
1に備えてあるデマンド接続部712に接続されるフォ
ーカスポジションデマンド701にて行われている。
【0003】図11には、上記レンズ装置におけるフォ
ーカス調整機構のブロック図を示している。この図に示
すように、フォーカスポジションデマンド701の操作
ノブ702の操作量は指令信号検出器703によって検
出され、この指令信号検出器703からは操作量に比例
したフォーカス位置指令信号が出力される。このフォー
カス位置指令信号はフォーカスポジションデマンド接続
部712を介してレンズ装置11に入力される。
【0004】レンズ装置11に入力されたフォーカス位
置指令信号は、この信号を正規化された信号に変換する
変換器715を介して差動増幅器717に入力される。
なお変換器715の入力側には、基準電圧Vref1を
発生する信号確定器714が接続されている。
【0005】ここで、基準電圧Vref1はフォーカス
のサーボ制御に用いる信号レベルのうち中点の信号レベ
ルに設定されのが一般的である。
【0006】一方、フォーカスレンズ20の位置は位置
検出器722によって検出され、位置検出器722から
はその位置に応じたフォーカス位置信号が出力される。
そしてこのフォーカス位置信号も差動増幅器717に入
力される。
【0007】差動増幅器717からは、フォーカス位置
指令信号とフォーカス位置信号の差が0になるようなフ
ォーカス制御信号が出力され、この信号をもとに電力増
幅器719によりモータ721が駆動制御される。これ
により、フォーカスレンズ20がフォーカスポジション
デマンド701の操作ノブ702の操作量に応じた量だ
け移動する。
【0008】(従来例2)また、最近では、レンズ装置
とカメラ装置との間の情報伝達をディジタル信号にて行
うレンズ装置およびカメラ装置も提案されている。図1
2に、このシステムのブロック図を示している。カメラ
装置731には、速度制御にてフォーカス調整が行える
フォーカススピード制御装置732が接続されており、
これを用いてフォーカス調整を可能としている。この場
合、カメラ装置731からの情報の中に、レンズ装置7
11のフォーカス調整を行う情報や、レンズ装置711
に接続されるフォーカスポジションデマンド701によ
る位置制御およびカメラ装置731に接続されるフォー
カススピード制御装置732による速度制御のうちいず
れか一方を選択するコマンドが存在する。このコマンド
は、カメラ装置731にフォーカススピード制御装置7
32が接続されている場合には、フォーカススピード制
御装置732による速度制御を選択し、フォーカススピ
ード制御装置732が接続されていない場合には、フォ
ーカスポジションデマンド701による位置制御を選択
するように出力される。このように、カメラ装置731
はフォーカススピード制御装置732を用いてフォーカ
スを速度制御し、レンズ装置711はフォーカスポジシ
ョンデマンド701を用いてフォーカスを位置制御する
ことが可能となっている。
【0009】さらに、このようなレンズ装置およびカメ
ラ装置は、それぞれ取り付けられる相手の装置がディジ
タル信号による情報伝達に対応しているか否かを自動判
別し、ディジタル信号による情報伝達方式に対応してい
れば、ディジタル信号による情報伝達(従来例2)を行
うモードとなり、ディジタル信号による情報伝達方式に
対応していなければアナログ信号による情報伝達(従来
例1)を行うモードとなる。
【0010】なお、このようなレンズ装置では、電源投
入時はアナログ信号による情報伝達を行うモードで立ち
上がり、カメラ装置がディジタル信号による情報伝達に
対応していることが確認でき次第、ディジタルによる情
報伝達を行うモードに切換わるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来例に示した
レンズ装置では、レンズ装置に接続されるフォーカスポ
ジションデマンドはフォーカス調整をアナログ位置制御
にて行っており、常にフォーカス位置指令信号が不確定
にならないように構成されている。このため、フォーカ
スポジションデマンドが未接続の場合でも、フォーカス
位置指令信号の中点レベルの基準電圧Vref1を入力
している。
【0012】しかしながら、このようなフォーカスポジ
ションデマンドが未接続の場合の基準電圧Vref1の
入力により、操作者の意に反してあるいは不自然にフォ
ーカスレンズが移動してしまうことがある。
【0013】例えば、従来例2に示したように、カメラ
装置との情報伝達をディジタル信号にて行うレンズ装置
において、カメラ装置からの速度制御にてフォーカス調
整を行い、その後電源を落とし、再度電源を投入する
と、一旦アナログ信号による情報伝達を行うモードとな
ってしまうために、フォーカスポジションデマンドが未
接続の場合でも、上記基準電圧Vref1の入力によっ
てフォーカス調整がずれてしまう。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願第1の発明では、位置指令信号を供給する
マンドの接続および取り外しが可能であって、上記位置
指令信号に基づいて光学調節手段を駆動する駆動手段を
備えた光学装置において、この光学装置がカメラに接続
されている状態でデマンドがこの光学装置に接続され
ているかいないかを判別する判別手段と、この判別手段
によりデマンドがこの光学装置に接続されていないと判
別されたときに、駆動手段を停止状態とするよう制御を
って光学調節手段を移動させないようにする制御手段
とを設けている。
【0015】すなわち、デマンドがこの光学装置に接続
されていないとの判別をもって、駆動手段への信号入力
を遮断する等の制御を行って駆動手段を停止状態とし、
光学調節手段をデマンドが取り外された時点の位置に保
持させる。これにより、従来のような位置指令信号が不
確定にならないようにするための中点レベルの基準電圧
を不要とすることが可能となる。したがって、上記中点
レベルの基準電圧が存在するために、光学調節手段が中
点以外の位置に位置した状態で電源を一旦落とし、その
後電源を再投入した際に位置指令形成装置が取り外され
ていた場合に、光学調整手段が中点位置に移動してしま
うこと(つまり、不自然な又は操作者の意に反した移
動)を防止できる。また、同様に、位置指令信号の中点
レベルの基準電圧が存在するために、光学調節手段が中
点以外の位置に位置した状態で位置指令形成装置が取り
外された場合でも、光学調整手段が中点位置に移動して
しまうことを防止できる。
【0016】また、本願第2の発明では、位置指令信号
を供給するデマンドの接続および取り外しが可能であっ
て、位置指令信号に基づいて光学調節手段を駆動する駆
動手段を備えた光学装置において、デマンドがこの光学
装置に接続されているかいないかを判別する判別手段
と、電源投入時に、光学調節手段の位置を検出するとと
もに前記判別手段に判別を行わせ、デマンドがこの光学
装置に接続されていないと判別されたときには、駆動手
段に上記検出した光学調節手段の位置を保持させる制御
を行う制御手段とを設けている。
【0017】すなわち、電源投入時において、デマンド
が接続されていないと判別されたことをもって、その時
点で検出した光学調節手段の位置に対応する信号を位置
指令信号として駆動手段に供給する等して、電源投入時
の光学調節手段の位置を保持させる。これにより、第1
の発明と同様に、従来のような位置指令信号が不確定に
ならないようにするための中点レベルの基準電圧を不要
とすることが可能となる。したがって、上記中点レベル
の基準電圧が存在するために生ずる、デマンドが取り外
された状態での電源投入時における光学調整手段の不自
然な又は操作者の意に反した移動を防止できるようにな
る。
【0018】さらに、本願第3の発明では、位置指令信
号を供給するデマンドの接続および取り外しが可能であ
って、上記位置指令信号に基づいて光学調節手段を駆動
する駆動手段を備えた光学装置において、デマンドがこ
の光学装置に接続されているかいないかを判別する判別
手段と、この判別手段によりデマンドがこの光学装置に
接続されていると判別された状態から接続されていない
と判別された状態になったときに、光学調節手段の位置
を検出し、駆動手段に上記検出した光学調節手段の位置
を保持させる制御を行う制御手段とを設けている。
【0019】すなわち、光学装置に接続されていたデマ
ンドが光学装置から取り外されたと判別されたことをも
って、その時点で検出した光学調節手段の位置に対応す
る信号を位置指令信号として駆動手段に供給する等し
て、取り外し時点での光学調節手段の位置を保持させ
る。これにより、第1の発明と同様に、従来のような位
置指令信号が不確定にならないようにするための中点レ
ベルの基準電圧を不要とすることが可能となる。したが
って、上記中点レベルの基準電圧が存在するために生ず
る、デマンドが取り外された時点での光学調整手段の不
自然な又は操作者の意に反した移動を防止できるように
なる。
【0020】なお、位置指令信号の取り込み部に、位置
指令信号とは異なる信号(例えば、位置指令信号がとり
得る電圧範囲外の電圧を有する信号〈中点レベルではな
い信号〉)を供給する信号供給手段を設け、上記判別手
段に、上記取り込み部に信号供給手段からの信号のみが
供給されていることを検出してデマンドがこの光学装置
に接続されていないことを判別させるようにしてもよ
い。これにより、デマンドが接続されているかいないか
の判別を容易に行うことが可能となる。
【0021】また、上記各発明と同様な停止制御や保持
制御を、光学調節手段を駆動する駆動手段を有し、位置
指令信号を供給するデマンドの接続および取り外しが可
能であるとともにカメラに通信可能に接続され、位置指
令信号による制御が可能なモードおよびカメラ本体から
の制御指令信号による制御が可能なモードが選択的に設
定される光学装置において、位置指令信号による制御が
可能なモードが設定され、かつ判別手段によりデマンド
がこの光学装置に接続されていないと判別されたときに
行うようにしてもよい。この場合、例えば、この光学装
置が電源投入時にアナログモードから立ち上がって、そ
の後ディジタルモードに切り換わってカメラからのディ
ジタル信号としての制御指令信号による制御を可能とす
るような場合に、その立ち上がり途中での上記意に反し
た光学調節手段の移動を防止し、違和感なくカメラから
の制御指令信号による制御を開始することができる。ま
た、アナログモードからディジタルモードに切り換える
際にも、上記意に反した光学調節手段の移動を防止でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるカメラシステムの構成およびレ
ンズ装置(光学装置)におけるフォーカス調整回路の構
成を示している。この図1において、1はフォーカスポ
ジションデマンド(指令信号形成装置)、2は操作ノ
ブ、3は操作ノブ2の操作量を検出し、その操作量に比
例したフォーカス位置指令信号を出力する操作検出器で
ある。
【0023】11はレンズ装置、12はフォーカスポジ
ションデマンド1をレンズ装置11に接続するためのデ
マンド接続部、13はフォーカスポジションデマンド1
が接続されているか否かを判断するデマンド接続判断回
路(判別手段)、14は後述するようにフォーカスポジ
ションデマンド1がレンズ装置11に接続されているか
いないかを判別するために用いられる基準信号(Vre
f2)をデマンド接続部12に供給する、操作検出器3
に比べてかなり高インピーダンスである基準信号供給回
路(信号供給手段)である。15はフォーカス位置指令
信号を正規化するためにゲイン調整等を行う変換回路で
ある。
【0024】16はレンズ装置11のフォーカス調整を
フォーカスポジションデマンド1から行うか後述するカ
メラ装置31に接続されるフォーカススピード制御装置
32から行うかを切換える指令信号切換えスイッチ、1
7はフォーカス位置指令信号と後述するフォーカス位置
検出信号との差が0となるようなフォーカス制御信号を
出力する差動増幅器である。19は後述するモータ21
を駆動するための電力増幅器である。20はフォーカス
レンズ(光学調節手段)であり、21はフォーカスレン
ズ20を駆動するモータである。なお、差動増幅器1
7,電力増幅器19およびモータ21が請求の範囲にい
う駆動手段を構成する。
【0025】18はフォーカスポジションデマンド1が
未接続の場合にモータ21を停止状態とするためにサー
ボオフを行うサーボオフスイッチ、22はフォーカスレ
ンズ20の位置に応じたフォーカス位置検出信号を出力
する位置検出器、23はフォーカス調整を速度制御もし
くは位置制御のどちらで行うかを切換えるサーボモード
切換えスイッチ、24はレンズ装置11とカメラ装置3
1間の情報伝達を行うカメラ接続部である。25はカメ
ラ装置31とのディジタル信号での情報伝達や、デマン
ド接続判断回路13、指令信号切換えスイッチ16およ
びサーボモード切換えスイッチ23を制御する制御回路
である。26はカメラ装置31からディジタル信号で送
信されてくるフォーカス速度指令信号をアナログ信号に
変換するD/A変換器である。
【0026】上記構成において、まずフォーカスポジシ
ョンデマンド1からフォーカス調整を行う際の制御を説
明する。フォーカスポジションデマンド1から、操作ノ
ブ2の操作量に比例したフォーカス位置指令信号が出力
されると、このフォーカス位置指令信号はデマンド接続
部12を介してレンズ装置11に入力される。
【0027】レンズ装置11に入力されたフォーカス位
置指令信号は、デマンド接続判断回路13と変換回路1
5に入力される。ここで、変換回路15の入力側に接続
されているデマンド接続部(フォーカス位置指令信号の
取り込み部)12には、上記基準信号(Vref2)も
供給されている。基準信号(Vref2)は、例えば0
Vに設定され、フォーカス位置指令信号の可変範囲(例
えば、2〜8V)から外れた値である。デマンド接続判
断回路13には、基準信号(Vref2)と異なる信号
レベルのフォーカス位置指令信号が入力されているた
め、このデマンド接続判断回路13は、フォーカス位置
指令信号がレンズ装置11に供給されていること、つま
りはフォーカスポジションデマンド1がレンズ装置11
に接続されていることを判別する。
【0028】変換回路15で正規化されたフォーカス位
置指令信号は、指令信号切換えスイッチ16のA側を介
して差動増幅器17に入力される。このとき、フォーカ
スポジションデマンド1からの制御であるため、制御回
路25からの信号によって指令信号切換えスイッチ16
はA側が選択されている。
【0029】また、このとき、フォーカス位置検出器2
2から、フォーカスレンズ20の位置に応じたフォーカ
ス位置検出信号が、オン状態のサーボモード切換えスイ
ッチ23を介して差動増幅器17に入力される。差動増
幅器17からは、フォーカス位置指令信号とフォーカス
位置検出信号の差が0になるようなフォーカス制御信号
が出力され、オン状態のサーボオフスイッチ18および
電力増幅器19を介してモータ21に供給され、これを
駆動する。これにより、フォーカスレンズ20はフォー
カスポジションデマンド1の操作ノブ2の操作量に応じ
た量だけ移動する。
【0030】次に、カメラ装置31に接続されているフ
ォーカススピード制御装置32からフォーカス調整を行
う際の制御を説明する。フォーカススピード制御装置3
2から出力されるフォーカス速度指令信号はディジタル
信号として、カメラ装置31およびカメラ接続部24を
介してレンズ装置11に入力される。
【0031】レンズ装置11に入力されたフォーカス速
度指令信号は、制御回路25にて受信され、D/A変換
器26でアナログ信号に変換され、さらに変換されたフ
ォーカス速度指令信号は指令信号切換えスイッチ16の
B側を介して差動増幅器17に入力される。このとき、
フォーカススピード制御装置32からの制御であるた
め、制御回路25からの信号によって指令信号切換えス
イッチ16はB側が選択されている。また、フォーカス
調整を速度制御にて行っているために、制御回路25か
らの信号によって、サーボモード切換えスイッチ23は
オフの状態となり、位置検出器22からのフォーカス位
置検出信号は、差動増幅器17には入力されない。差動
増幅器17から出力されたフォーカス速度指令信号は、
オン状態のサーボオフスイッチ18および電力増幅器1
9を介してモータ21に入力され、これを駆動する。こ
れにより、フォーカスレンズ20はフォーカススピード
制御装置32からのフォーカス速度指令信号に応じた速
度で移動する。
【0032】次に、フォーカスポジションデマンド1が
接続されていない場合の説明を行う。フォーカスポジシ
ョンデマンド1からのフォーカス位置指令信号がレンズ
装置11に入力されないときは、デマンド接続部12の
信号レベルは、基準信号(Vref2)により決定され
る。デマンド接続判断回路13は、このフォーカス位置
指令信号として使用する信号レベルとは異なる信号レベ
ルである基準信号(Vref2)のみが入力されること
により、容易かつ正確にフォーカス位置指令信号が供給
されていないこと、つまりはフォーカスポジションデマ
ンド1が接続されていないことを判別できる。
【0033】デマンド接続判断回路13がフォーカスポ
ジションデマンド1が接続されていないと判断すると、
制御回路25は、デマンド接続判断回路13からの信号
によってサーボオフスイッチ18をオフし、サーボオフ
を実施する。
【0034】このため、基準信号(Vref2)が変換
回路15から差動増幅器17に供給されても、モータ2
1は駆動されず(停止状態となり)、フォーカスレンズ
20も移動しない。したがって、フォーカスレンズ20
がいずれかの位置に位置した状態で電源を一旦落とし、
その後電源を再投入したときに、フォーカスポジション
デマンド1が接続されていなくても、フォーカスレンズ
20は基準電圧(Vref2)の存在によって移動せ
ず、操作者の意に反したり操作者に不自然さを感じさせ
ることがない。このことは、特に、電源投入後、まずア
ナログ信号での情報伝達方式(アナログモード)で立ち
上がり、その後、ディジタル信号での情報伝達方式(デ
ィジタルモード)に変更可能となるレンズ装置に有効で
ある。
【0035】次に、制御回路25における速度制御モー
ドと位置制御モードの切換処理を図2のフローチャート
を用いて説明する。まず、カメラ装置31がディジタル
信号による情報伝達方式に対応しているか否かを判断し
(ステップ101)、ディジタル信号による情報伝達方
式に対応している場合は、カメラ装置31から送信され
てくる、フォーカス調整をフォーカススピード制御装置
32から行うかフォーカスポジションデマンド1から行
うかを指令するコマンドを確認する(ステップ10
2)。
【0036】フォーカス調整をフォーカススピード制御
回路32から行う場合は、フォーカス速度指令信号をD
/A変換器26に出力し(ステップ103)、指令信号
切換えスイッチ16をB側に切換え(ステップ10
4)、サーボモード切換えスイッチ23をオフして(ス
テップ105)、レンズ装置11を速度制御(ディジタ
ル)モードとする。そして、サーボオフスイッチ18を
オンして(ステップ106)、フォーカス調整を速度制
御にて行う。
【0037】一方、カメラ装置31がディジタル信号に
よる情報伝達方式に対応していない場合や、フォーカス
調整をフォーカスポジションデマンド1から行う場合
は、指令信号切換えスイッチ16をA側に切換え(ステ
ップ107)、サーボモード切換えスイッチ23をオン
して(ステップ108)、レンズ装置11を位置制御
(アナログ)モードとする。
【0038】(第2実施形態)第1実施形態では、フォ
ーカスポジションデマンド1がレンズ装置11に接続さ
れているか否かの判断を行うデマンド接続判断回路13
を、制御回路25とは別に設けた場合について説明した
が、このデマンド接続判断回路の機能を制御回路に取り
込んで、制御回路にてフォーカスポジションデマンドが
接続されているか否かの判断を行い、制御回路からの信
号によってフォーカスのサーボオフを実施可能な構成と
してもよい。
【0039】図3には、本発明の第2実施形態であるレ
ンズ装置(光学装置)におけるフォーカス調整回路のブ
ロック図を示している。なお、この図において、第1実
施形態と共通の構成要素には、第1実施形態と同符号を
付している。
【0040】27はデマンド接続部12の信号レベルを
制御回路25に取り込むために、アナログ信号からディ
ジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0041】上記構成において、フォーカスポジション
デマンド1がレンズ装置11に接続されていない場合、
フォーカスポジションデマンド1からのフォーカス位置
指令信号はレンズ装置11には入力されず、デマンド接
続部12の信号レベルは、基準電圧(Vref2)によ
り決定される。この基準電圧(Vref2)は、A/D
変換器27を介してディジタル変換されて制御回路2
5′に入力される。制御回路25′は、このフォーカス
位置指令信号として使用する信号レベルとは異なる信号
レベルである基準信号(Vref2)に対応するディジ
タル信号のみが入力されることにより、容易かつ正確に
フォーカス位置指令信号が供給されていないこと、つま
りはフォーカスポジションデマンド1が接続されていな
いことを判別できる。
【0042】そして、この場合、制御回路25′は、サ
ーボオフスイッチ18をオフし、サーボオフを実施す
る。このため、基準信号(Vref2)が変換回路15
から差動増幅器17に供給されても、モータ21は駆動
されず(停止状態となり)、フォーカスレンズ20も移
動しない。したがって、フォーカスレンズ20がいずれ
かの位置に位置した状態で電源を一旦落とし、その後電
源を再投入したときに、フォーカスポジションデマンド
1が接続されていなくても、フォーカスレンズ20は基
準電圧(Vref2)の存在によって移動せず、操作者
の意に反したり操作者に不自然さを感じさせることがな
い。このことは、特に、電源投入後、まずアナログ信号
での情報伝達方式(アナログモード)で立ち上がり、そ
の後、ディジタル信号での情報伝達方式(ディジタルモ
ード)に変更可能となるレンズ装置に有効である。
【0043】次に、制御回路25′における速度制御モ
ードと位置制御モードの切換処理およびサーボオフ処理
について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0044】まず、カメラ装置31がディジタル信号に
よる情報伝達方式に対応しているか否かを判断し(ステ
ップ201)、ディジタル信号による情報伝達方式に対
応している場合は、カメラ装置31から送られてくる、
フォーカス調整をフォーカススピード制御装置32から
行うかフォーカスポジションデマンド1から行うかを切
換えるコマンドを確認する(ステップ202)。
【0045】フォーカス調整をフォーカススピード制御
装置32から行う場合は、フォーカス速度指令信号をD
/A変換器26に出力し(ステップ203)し、指令信
号切換えスイッチ16をB側に切換え(ステップ20
4)、サーボモード切換えスイッチ23をオフして(ス
テップ205)、レンズ装置11を速度制御(ディジタ
ル)モードとする。そして、サーボオスイッチ18をオ
ンして(ステップ206)、フォーカス調整を速度制御
にて行う。
【0046】一方、カメラ装置31がディジタル信号に
よる情報伝達方式に対応していない場合や、フォーカス
調整をフォーカスポジションデマンド1から行う場合
は、指令信号切換えスイッチ16をA側に切換え(ステ
ップ207)、その後、フォーカスポジションデマンド
1が接続されているか否かの判別を行う(ステップ20
8)。フォーカスポジションデマンド1が接続されてい
る場合は、サーボオフスイッチ18をオンし(ステップ
209)、レンズ装置11を位置制御(アナログ)モー
ドとする。フォーカスポジションデマンド1が接続され
ていない場合はサーボオフスイッチ18をオフする(ス
テップ210)。
【0047】なお、本実施形態では、サーボオフスイッ
チ18をオフすることによりフォーカスのサーボオフを
実施したが、指令信号切換えスイッチ16をB側にセッ
トし、サーボモード切換えスイッチ23をオフにして速
度制御モードとした上で、制御回路25からD/A変換
器26を介して速度を0とするフォーカス速度指令信号
を出力するようにしても、サーボオフと同様の効果が得
られる。
【0048】(第3実施形態)図5には、本発明の第3
実施形態であるカメラシステムの構成およびレンズ装置
(光学装置)におけるフォーカス調整回路の構成を示し
ている。この図5において、1はフォーカスポジション
デマンド(指令信号形成装置)、2は操作ノブ、3は操
作ノブ2の操作量を検出し、その操作量に比例したフォ
ーカス位置指令信号を出力する操作検出器である。
【0049】41はレンズ装置、42はフォーカスポジ
ションデマンド1をレンズ装置41に接続するためのデ
マンド接続部(フォーカス位置指令信号の取り込み
部)、43はフォーカスポジションデマンド1が接続さ
れているか否かを判断するデマンド接続判断回路(判別
手段)、44は後述するようにフォーカスポジションデ
マンド1がレンズ装置11に接続されているかいないか
を判別するために用いられる基準信号(Vref2)を
デマンド接続部42に供給する、操作検出器3に比べて
かなり高インピーダンスである基準信号供給回路(信号
供給手段)である。45はフォーカス位置指令信号を正
規化するためにゲイン調整等を行う変換回路である。
【0050】46はレンズ装置41のフォーカス調整を
フォーカスポジションデマンド1から行うか、後述する
位置記憶回路54にて記憶しているフォーカス位置検出
信号をフォーカス位置指令信号として用いるかを選択す
るための制御・保持切換スイッチである。また、47は
レンズ装置41のフォーカス調整を、フォーカスポジシ
ョンデマンド1から行うか、カメラ装置31に接続され
るフォーカススピード制御装置32から行うかを切り換
える指令信号切換えスイッチである。
【0051】48はフォーカス位置指令信号と、後述す
るフォーカス位置検出信号との差が0となるようなフォ
ーカス制御信号を出力する差動増幅器、49は後述する
モータ51を駆動するための電力増幅器である。50は
フォーカスレンズであり、51はフォーカスレンズ50
を駆動するモータである。なお、差動増幅器48,電力
増幅器49およびモータ51が請求の範囲にいう駆動手
段を構成する。
【0052】52はフォーカスレンズ50の位置に応じ
たフォーカス位置信号を出力する位置信号検出器、53
はフォーカス調整を速度制御および位置制御のどちらで
行うかを切り換えるサーボモード切換えスイッチ、54
はレンズ装置41の電源投入時やレンズ装置41に接続
されていたフォーカスポジションデマンド1が取り外さ
れた時のフォーカスレンズ50の位置を記憶する位置記
憶回路である。
【0053】55はレンズ装置41とカメラ装置31間
の情報伝達を行うカメラ接続部である。56はカメラ装
置31とのディジタル信号での情報伝達や、デマンド接
続判断回路3、指令信号切換えスイッチ47およびサー
ボモード切換えスイッチ53を制御する制御回路であ
る。57はカメラ装置31からディジタル信号で送信さ
れてくるフォーカス速度指令信号をアナログ信号に変換
するD/A変換器である。
【0054】上記構成において、まずフォーカスポジシ
ョンデマンド1からフォーカス調整を行う際の制御を説
明する。フォーカスポジションデマンド1から、操作ノ
ブ2の操作量に比例したフォーカス位置指令信号が出力
されると、このフォーカス位置指令信号はデマンド接続
部42を介してレンズ装置41に入力される。
【0055】レンズ装置41に入力されたフォーカス位
置指令信号は、デマンド接続判断回路43と変換回路4
5に入力される。ここで、変換回路45の入力側に接続
されているデマンド接続部(フォーカス位置指令信号の
取り込み部)42には、上記基準信号(Vref2)も
供給されている。基準信号(Vref2)は、例えば0
Vに設定され、フォーカス位置指令信号の可変範囲(例
えば、2〜8V)から外れた値である。デマンド接続判
断回路43には、基準信号(Vref2)と異なる信号
レベルのフォーカス位置指令信号が入力されているた
め、このデマンド接続判断回路43は、フォーカス位置
指令信号がレンズ装置41に供給されていること、つま
りはフォーカスポジションデマンド1がレンズ装置41
に接続されていることを判別する。
【0056】変換回路45にて正規化されたフォーカス
位置指令信号は、制御・保持切換えスイッチ46のB側
および指令信号切換えスイッチ47のA側を介して差動
増幅器48に入力される。このとき、フォーカスポジシ
ョンデマンド1が接続されているため、デマンド接続判
断回路43からの信号により制御・保持切換えスイッチ
46はB側が選択されており、かつフォーカスポジショ
ンデマンド1からの制御であるため、制御回路56から
の信号により指令信号切換えスイッチ47はA側が選択
されている。
【0057】また、このとき、フォーカス位置検出器5
2からは、フォーカスレンズ50の位置に応じたフォー
カス位置検出信号が位置記憶回路54に入力されるとと
もに、オン状態のサーボモード切換えスイッチ53を介
して差動増幅器48に入力される。差動増幅器48から
は、フォーカス位置指令信号とフォーカス位置検出信号
の差が0になるようなフォーカス制御信号が出力され、
電力増幅器19によって増幅されてモータ51に供給さ
れ、これを駆動する。これにより、フォーカスレンズ5
0は、フォーカスポジションデマンド1の操作ノブ2の
操作量に応じた量だけ移動する。
【0058】次に、カメラ装置31に接続されているフ
ォーカススピード制御装置32からフォーカス調整を行
う際の制御を説明する。フォーカススピード制御装置3
2から出力されるフォーカス速度指令信号はディジタル
信号としてカメラ装置31およびカメラ接続部55を介
してレンズ装置41に入力される。レンズ装置41に入
力されたフォーカス速度指令信号は、制御回路56にて
受信され、D/A変換器57でアナログ信号に変換され
る。変換されたフォーカス速度指令信号は指令信号切換
えスイッチ47のB側を介して差動増幅器48に入力さ
れる。このとき、フォーカススピード制御装置32から
の制御であるため、制御回路56からの信号によって指
令信号切換えスイッチ47はB側が選択されている。ま
た、フォーカス調整を速度制御にて行っているために、
制御回路56からの信号によってサーボモード切換えス
イッチ53はオフの状態となり、位置検出器52からの
フォーカス位置検出信号は、差動増幅器48には帰還さ
れない。差動増幅器48から出力されるフォーカス速度
指令信号は、電力増幅器49を介してモータ51に入力
され、これを駆動する。これにより、フォーカスレンズ
50はフォーカススピード制御装置32からのフォーカ
ス速度指令信号に応じた速度で移動する次に、フォーカ
スポジションデマンド1が接続されていない場合の説明
を行う。フォーカスポジションデマンド1からのフォー
カス位置指令信号がレンズ装置41に入力されないとき
は、デマンド接続部42の信号レベルは、基準信号(V
ref2)により決定される。デマンド接続判断回路4
3は、このフォーカス位置指令信号として使用する信号
レベルとは異なる信号レベルである基準信号(Vref
2)のみが入力されることにより、容易かつ正確にフォ
ーカス位置指令信号が供給されていないこと、つまりは
フォーカスポジションデマンド1が接続されていないこ
とを判別できる。
【0059】デマンド接続判断回路43がフォーカスポ
ジションデマンド1が接続されていないと判断すると、
制御回路56は、デマンド接続判断回路43からの信号
によって制御・保持切換えスイッチ46をA側に切換え
る。これにより、電源投入時とレンズ装置41に接続さ
れていたフォーカスポジションデマンド1が取り外され
た時のフォーカスレンズ50の位置を記憶している位置
記憶回路54からは、その位置に対応するフォーカス位
置検出信号をフォーカス位置指令信号として指令信号切
換えスイッチ47に供給する。これにより、モータ51
は、フォーカスレンズ50の位置を、電源投入時やフォ
ーカスポジションデマンド1が取り外された時のフォー
カスレンズ50の位置に保持するよう制御されることに
なる。
【0060】つまり、上記基準信号(Vref2)を無
効とした上で、制御回路56による上記保持制御が行わ
れる。このため、基準信号(Vref2)が存在してい
ても、フォーカスレンズ50は移動しない。したがっ
て、フォーカスレンズ50がいずれかの位置に位置した
状態で電源を一旦落とし、その後電源を再投入したとき
に、フォーカスポジションデマンド1が接続されていな
くても、フォーカスレンズ50は基準電圧(Vref
2)の存在によって移動せず、操作者の意に反したり操
作者に不自然さを感じさせることがない。このことは、
特に、電源投入後、まずアナログ信号での情報伝達方式
(アナログモード)で立ち上がり、その後、ディジタル
信号での情報伝達方式(ディジタルモード)に変更可能
となるレンズ装置に有効である。また、装置使用中に、
アナログ信号での情報伝達方式(アナログモード)から
ディジタル信号での情報伝達方式(ディジタルモード)
に切り換える際のモード変更中のフォーカスレンズ50
の移動を防止するのに有効である。
【0061】次に、制御回路56における速度制御モー
ドと位置制御モードの切換処理およびサーボオフ処理に
ついて図6のフローチャートを用いて説明する。
【0062】まず、カメラ装置31がディジタル信号に
よる情報伝達方式に対応しているか否かを判断し(ステ
ップ301)し、ディジタル信号による情報伝達方式に
対応している場合は、カメラ装置31から送られてくる
フォーカス調整をフォーカススピード制御装置32から
行うかフォーカスポジションデマンド1から行うかを切
換えるコマンドを確認する(ステップ302)する。
【0063】フォーカス調整をフォーカススピード制御
装置32から行う場合は、フォーカス速度指令信号をD
/A変換器57に出力し(ステップ303)し、指令信
号切換えスイッチ47をB側に切換え(ステップ30
4)、サーボモード切換えスイッチ53をオフして(ス
テップ305)して、レンズ装置41を速度制御(ディ
ジタル)モードとし、フォーカス調整を速度制御にて行
う。
【0064】カメラ装置31がディジタル信号による情
報伝達方式に対応していない場合や、フォーカス調整を
フォーカスポジションデマンド1から行う場合は、指令
信号切換えスイッチ47をA側に切換え(ステップ30
6)、サーボモード切換えスイッチ53をオンして(ス
テップ307)、レンズ装置41を位置制御(アナロ
グ)モードとし、フォーカス調整を位置制御にて行う。
【0065】次に、デマンド接続判断回路4の処理を図
7のフローチャートを用いて説明する。
【0066】まず、レンズ装置41の電源が立上がった
際に、その時のフォーカス位置検出信号を記憶するよう
に位置記憶回路54に指示を出す(ステップ401)。
続いて、フォーカスポジションデマンド1が接続されて
いたことを示すデマンド接続状態フラグをクリアし(ス
テップ402)、フォーカスポジションデマンド1が接
続されているか否かの判別を行う(ステップ403)。
【0067】フォーカスポジションデマンド1が接続さ
れていた場合には、制御・保持切換えスイッチ46をB
側に切換え(ステップ404)、デマンド接続状態フラ
グをセットし(ステップ405)、フォーカスポジショ
ンデマンド1からの制御を実行する。
【0068】フォーカスポジションデマンド1が接続さ
れていない場合には、デマンド接続状態フラグがセット
されているか否かの確認を行い(ステップ406)、デ
マンド接続フラグがセットされていた場合には、その時
のフォーカス位置検出信号を記憶するように位置記憶回
路54に指示を出す(ステップ407)。その後、制御
・保持切換えスイッチ46をA側に切換え(ステップ4
08)、デマンド接続状態フラグをクリアして(ステッ
プ409)、処理を終了する。
【0069】ステップ407にて、デマンド状態フラグ
がセットされていない場合には、フォーカス位置を記憶
する必要がないため、制御・保持切換えスイッチ46を
A側に切換え(ステップ408)、デマンド接続状態フ
ラグをクリアして(ステップ409)、処理を終了す
る。
【0070】(第4実施形態)第3実施形態では、フォ
ーカスポジションデマンド1がレンズ装置41に接続さ
れているか否かの判断を行うデマンド接続判断回路43
を、制御回路56とは別に設けた場合について説明した
が、このデマンド接続判断回路の機能を制御回路に取り
込んで、制御回路にてフォーカスポジションデマンドが
接続されているか否かの判断を行い、制御回路からの信
号によってフォーカスレンズ位置の保持を実施可能な構
成としてもよい。
【0071】図8には、本発明の第4実施形態であるレ
ンズ装置(光学装置)におけるフォーカス調整回路のブ
ロック図を示している。なお、この図において、第3実
施形態と共通の構成要素には、第3実施形態と同符号を
付している。
【0072】58はデマンド接続部42の信号レベルを
制御回路26′に取り込むためのA/D変換器、59は
位置検出器52からのフォーカス位置検出信号を制御回
路56′に取り込むためのA/D変換器である。
【0073】上記構成において、フォーカスポジション
デマンド1がレンズ装置41に接続されていない場合、
フォーカスポジションデマンド1からのフォーカス位置
指令信号はレンズ装置41に入力されず、デマンド接続
部42の信号レベルは、基準電圧(Vref2)により
決定される。この基準電圧(Vref2)は、A/D変
換器57を介してディジタル変換されて制御回路56′
に入力される。制御回路56′は、このフォーカス位置
指令信号として使用する信号レベルとは異なる信号レベ
ルである基準信号(Vref2)に対応するディジタル
信号のみが入力されることにより、容易かつ正確にフォ
ーカス位置指令信号が供給されていないこと、つまりは
フォーカスポジションデマンド1が接続されていないこ
とを判別できる。
【0074】制御回路56′は、フォーカスポジション
デマンド1が接続されていないことを判別すると、指令
信号切換えスイッチ47を側に切換え、予めA/D変
換器59を介して取り込んでいた、フォーカスレンズ5
0の位置に対応するフォーカス位置検出信号をフォーカ
ス位置指令信号としてD/A変換器57を介して指令信
号切換えスイッチ47に出力する。
【0075】これにより、モータ51は、フォーカスレ
ンズ50の位置を、電源投入時やフォーカスポジション
デマンド1が取り外された時のフォーカスレンズ50の
位置に保持するよう制御されることになる。
【0076】つまり、上記基準信号(Vref2)を無
効とした上で、制御回路56′による上記保持制御が行
われる。このため、基準信号(Vref2)が存在して
いても、フォーカスレンズ50は移動しない。したがっ
て、フォーカスレンズ50がいずれかの位置に位置した
状態で電源を一旦落とし、その後電源を再投入したとき
に、フォーカスポジションデマンド1が接続されていな
くても、フォーカスレンズ50は基準電圧(Vref
2)の存在によって移動せず、操作者の意に反したり操
作者に不自然さを感じさせることがない。このことは、
特に、電源投入後、まずアナログ信号での情報伝達方式
(アナログモード)で立ち上がり、その後、ディジタル
信号での情報伝達方式(ディジタルモード)に変更可能
となるレンズ装置に有効である。また、装置使用中に、
アナログ信号での情報伝達方式(アナログモード)から
ディジタル信号での情報伝達方式(ディジタルモード)
に切り換える際のモード変更中のフォーカスレンズ50
の移動を防止するのに有効である。
【0077】次に、制御回路56′における速度制御モ
ードと位置制御モードの切換処理およびサーボオフ処理
について図9のフローチャートを用いて説明する。
【0078】まず、レンズ装置41の電源が立上がった
際に、その時のフォーカス位置検出信号をA/D変換器
59を介して取り込み(ステップ501)、続いてフォ
ーカスポジションデマンド1が接続されていたことを示
すデマンド接続状態フラグをクリアする(ステップ50
2)。
【0079】次に、カメラ装置31がディジタル信号に
よる情報伝達方式に対応しているか否かを判断しは(ス
テップ503)し、ディジタル信号による情報伝達方式
に対応していた場合は、カメラ装置31から送信されて
くるフォーカス調整をフォーカススピード制御装置32
から行うかフォーカスポジションデマンド1から行うか
を切換えるコマンドを確認する(ステップ504)。
【0080】フォーカス調整をフォーカススピード制御
装置32から行う場合は、フォーカス速度指令信号をD
/A変換器57に出力し(ステップ505)、指令信号
切換えスイッチ47をB側に切換え(ステップ50
6)、サーボモード切換えスイッチ53をオフして(ス
テップ507)、レンズ装置41を速度制御(ディジタ
ル)モードとし、フォーカス調整を速度制御にて行う。
【0081】カメラ装置31がディジタル信号による情
報伝達方式に対応していない場合や、フォーカス調整を
フォーカスポジションデマンド1から行う場合は、A/
D変換器58を介してフォーカス位置指令信号を取り込
み(ステップ508)、サーボモード切換えスイッチ5
3をオンして(ステップ509)して、レンズ装置41
を位置制御(アナログ)モードとする。
【0082】その後、フォーカスポジションデマンド1
が接続されているか否かの判別を行い(ステップ51
0)、フォーカスポジションデマンド1が接続されてい
る場合は指令信号切換えスイッチ47をA側に切換え
(ステップ511)、デマンド接続状態フラグをセット
して(ステップ512)、処理を終了する。
【0083】ステップ510にて、フォーカスポジショ
ンデマンド1が接続されていない場合は、デマンド接続
状態フラグがセットされているか否かの確認を行う(ス
テップ513)。
【0084】デマンド接続フラグがセットされていた場
合には、A/D変換器59を介してその時のフォーカス
位置検出信号を取り込む(ステップ514)。そして、
フォーカス位置検出信号をフォーカス位置指令信号とし
て出力し(ステップ515)、指令信号切換えスイッチ
47をB側に切換えて(ステップ516)、デマンド接
続状態フラグをクリアし(ステップ517)、処理を終
了する。
【0085】ステップ513にて、デマンド状態フラグ
がセットされていない場合には、フォーカス位置を取り
込む必要がないため、指令信号切換えスイッチ47をB
側に切換え(ステップ516)、デマンド接続状態フラ
グをクリアして(ステップ517)、処理を終了する。
【0086】なお、上記各実施形態では、フォーカスポ
ジションデマンド1からの位置指令信号をアナログ信号
として説明したが、本発明を、レンズ装置とフォーカス
ポジションデマンドの情報伝達をディジタル信号を用い
て行うものに適用してもよい。この場合、例えば、CP
U等の制御回路内に、フォーカスポジションデマンドか
ら位置指令信号としてのディジタル信号が入力されてい
るか否かを判別する手段を設け、ディジタル信号が入力
されていないと判別したときに、フォーカスポジション
デマンドが接続されていないものとして、フォーカスレ
ンズの停止制御又は保持制御を行うようにすればよい。
【0087】また、上記各実施形態では、光学調節手段
としてフォーカスレンズを用いる場合について説明した
が、同様にサーボ制御を行うズーム、アイリス、エクス
テンダーなどを光学調節手段として、本発明を適用して
もよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、デマンドが接続されていないとの判別をもって
駆動手段を停止状態とする制御を行い、光学調節手段が
移動しないようにしているので、従来のような位置指令
信号が不確定にならないようにするための中点レベルの
基準信号を不要とすることができる。したがって、従
来、中点レベルの基準信号の存在によって生じていた、
デマンドが取り外された状態での電源投入時やデマンド
が取り外された時点における光学調整手段の不自然な又
は操作者の意に反した移動を確実に防止することができ
る。
【0089】また、本願第2の発明によれば、電源投入
時におけるデマンドが接続されていないとの判別をもっ
て、その時点で検出した光学調節手段の位置に光学調節
手段の保持させる制御を行うようにしているので、従来
のような位置指令信号が不確定にならないようにするた
めの中点レベルの基準信号を不要とすることができる。
したがって、従来、中点レベルの基準信号の存在によっ
て生じていた、デマンドが取り外された状態での電源投
入時における光学調整手段の不自然な又は操作者の意に
反した移動を確実に防止することができる。
【0090】さらに、本願第3の発明によれば、光学装
置に接続されていたデマンドが取り外されたとの判別を
もって、その時点で検出した光学調節手段の位置に光学
調節手段の保持させる制御を行うようにしているので、
従来のような位置指令信号が不確定にならないようにす
るための中点レベルの基準信号を不要とすることができ
る。したがって、従来、中点レベルの基準信号の存在に
よって生じていた、デマンドが取り外されたときの光学
調整手段の不自然な又は操作者の意に反した移動を確実
に防止することができる。
【0091】なお、位置指令信号の取り込み部に位置指
令信号とは異なる信号を供給しておき、この異なる信号
のみを検出することをもってデマンドが接続されていな
いことを判別するようにすれば、デマンドが接続されて
いるか否かの判別を容易かつ正確に行うことができる。
【0092】また、上記各発明と同様な停止制御や保持
制御を、光学調節手段を駆動する駆動手段を有し、位置
指令信号を供給する位置指令形成装置の接続および取り
外しが可能であるとともにカメラに通信可能に接続さ
れ、位置指令信号による制御が可能なモードおよびカメ
ラからの制御指令信号による制御が可能なモードが選択
的に設定される光学装置において、位置指令信号による
制御が可能なモードが設定されているときに行うように
すれば、例えば、この光学装置が電源投入時にアナログ
モードから立ち上がって、その後ディジタルモードに切
り換わってカメラからのディジタル信号としての制御指
令信号による制御を可能とするような場合に、その立ち
上がり途中での上記意に反した光学調節手段の移動を防
止し、違和感なくカメラからの制御指令信号による制御
を開始することができる。また、アナログモードからデ
ィジタルモードに切り換える際にも、上記意に反した光
学調節手段の移動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ装置のフォ
ーカス調整回路のブロック図。
【図2】上記フォーカス調整回路における制御回路の処
理フローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態であるレンズ装置のフォ
ーカス調整回路のブロック図。
【図4】上記第2実施形態のフォーカス調整回路におけ
る制御回路の処理フローチャート。
【図5】本発明の第3実施形態であるレンズ装置のフォ
ーカス調整回路のブロック図。
【図6】上記第3実施形態のフォーカス調整回路におけ
る制御回路の処理フローチャート。
【図7】上記第3実施形態のフォーカス調整回路におけ
る位置記憶回路の処理フローチャート。
【図8】本発明の第4実施形態であるレンズ装置のフォ
ーカス調整回路のブロック図。
【図9】上記第4実施形態のフォーカス調整回路におけ
る制御回路の処理フローチャート。
【図10】従来例1のレンズ装置、カメラ装置システム
のブロック図。
【図11】従来例1のフォーカス調整回路のブロック
図。
【図12】従来例2のレンズ装置、カメラ装置システム
のブロック図。
【符号の説明】
1 フォーカスポジションデマンド 2 操作ノブ 3 操作検出器 11,41 レンズ装置 12,42 デマンド接続部 13,43 デマンド接続判断回路 14,44 基準信号供給回路 15,45 変換回路 16,47 指令信号切換えスイッチ 17,48 差動増幅器 18 サーボオフスイッチ 19,49 電力増幅器 20,50 フォーカスレンズ 21,51 モータ 22,52 フォーカス位置検出器 23,53 サーボモード切換えスイッチ 24,55 カメラ接続部 25,25′,56,56′ 制御回路 26,57 D/A変換器 27,59 A/D変換器 31 カメラ装置 32 フォーカススピード制御装置 46 制御・保持切換えスイッチ 54 位置記憶回路

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置指令信号を供給するデマンドの接続
    および取り外しが可能であって、前記位置指令信号に基
    づいて光学調節手段を駆動する駆動手段を備えた光学装
    置において、 この光学装置がカメラに接続されている状態で、前記デ
    マンドがこの光学装置に接続されているかいないかを判
    別する判別手段と、 この判別手段により前記デマンドがこの光学装置に接続
    されていないと判別されたときに、前記駆動手段を停止
    状態とするよう制御を行って前記光学調節手段を移動さ
    せないようにする制御手段とを有することを特徴とする
    光学装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記駆動手段を停止状
    態にするために前記駆動手段への信号入力を遮断する制
    御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記位置指令信号の取り込み部に、前記
    位置指令信号とは異なる信号を供給する信号供給手段を
    有しており、 前記判別手段は、前記取り込み部に前記信号供給手段か
    らの信号のみが供給されていることを検出して前記デマ
    ンドがこの光学装置に接続されていないことを判別する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
  4. 【請求項4】 前記信号供給手段から前記取り込み部に
    供給される信号が、前記位置指令信号がとり得る電圧範
    囲外の電圧を有する信号であることを特徴とする請求項
    3に記載の光学装置。
  5. 【請求項5】 位置指令信号を供給するデマンドの接続
    および取り外しが可能であって、前記位置指令信号に基
    づいて光学調節手段を駆動する駆動手段を備えた光学装
    置において、 前記デマンドがこの光学装置に接続されているかいない
    かを判別する判別手段と、 電源投入時に、前記光学調節手段の位置を検出するとと
    もに前記判別手段に判別を行わせ、前記デマンドがこの
    光学装置に接続されていないと判別されたときには、前
    記駆動手段に前記検出した前記光学調節手段の位置を保
    持させる制御を行う制御手段とを有することを特徴とす
    る光学装置。
  6. 【請求項6】 前記検出した前記光学調節手段の位置を
    記憶する記憶手段を有しており、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された位置に対応
    する位置指令信号を前記駆動手段に供給することを特徴
    とする請求項5に記載の光学装置。
  7. 【請求項7】 前記位置指令信号の取り込み部に、前記
    位置指令信号とは異なる信号を供給する信号供給手段を
    有しており、 前記判別手段は、前記取り込み部に前記信号供給手段か
    らの信号のみが供給されていることを検出して前記デマ
    ンドがこの光学装置に接続されていないことを判別する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記信号供給手段から前記取り込み部に
    供給される信号が、前記位置指令信号がとり得る電圧範
    囲外の電圧を有する信号であることを特徴とする請求項
    7に記載の光学装置。
  9. 【請求項9】 位置指令信号を供給するデマンドの接続
    および取り外しが可能であって、前記位置指令信号に基
    づいて光学調節手段を駆動する駆動手段を備えた光学装
    置において、 前記デマンドがこの光学装置に接続されているかいない
    かを判別する判別手段と、 この判別手段により前記デマンドがこの光学装置に接続
    されていると判別された状態から接続されていないと判
    別された状態になったときに、前記光学調節手段の位置
    を検出し、前記駆動手段に前記検出した前記光学調節手
    段の位置を保持させる制御を行う制御手段とを有するこ
    とを特徴とする光学装置。
  10. 【請求項10】 前記位置指令信号の取り込み部に、前
    記位置指令信号とは異なる信号を供給する信号供給手段
    を有しており、 前記判別手段は、前記取り込み部に前記信号供給手段か
    らの信号のみが供給されていることを検出して前記デマ
    ンドがこの光学装置に接続されていないことを判別する
    ことを特徴とする請求項9に記載の光学装置。
  11. 【請求項11】 前記信号供給手段から前記取り込み部
    に供給される信号が、前記位置指令信号がとり得る電圧
    範囲外の電圧を有する信号であることを特徴とする請求
    項10に記載の光学装置。
  12. 【請求項12】 光学調節手段を駆動する駆動手段を有
    し、位置指令信号を供給するデマンドの接続および取り
    外しが可能であるとともにカメラに通信可能に接続さ
    れ、前記位置指令信号による制御が可能なモードおよび
    前記カメラからの制御指令信号による制御が可能なモー
    ドが選択的に設定される光学装置において、 前記デマンドがこの光学装置に接続されているかいない
    かを判別する判別手段と、 前記位置指令信号による制御が可能なモードが設定さ
    れ、かつ前記判別手段により前記デマンドがこの光学装
    置に接続されていないと判別されたときに、前記駆動手
    段を停止状態とするよう制御を行って前記光学調節手段
    を移動させないようにする制御手段とを有することを特
    徴とする光学装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動手段を停止状態とする制御が
    電源投入時に行われることを特徴とする請求項12に記
    載の光学装置。
  14. 【請求項14】 前記光学調節手段が可動レンズである
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の
    光学装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれかに記載の
    光学装置と、この光学装置が装着されるカメラとを有し
    て構成されることを特徴とするカメラシステム。
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