JP3375764B2 - 字体生成装置 - Google Patents

字体生成装置

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JP3375764B2
JP3375764B2 JP32309494A JP32309494A JP3375764B2 JP 3375764 B2 JP3375764 B2 JP 3375764B2 JP 32309494 A JP32309494 A JP 32309494A JP 32309494 A JP32309494 A JP 32309494A JP 3375764 B2 JP3375764 B2 JP 3375764B2
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/22Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
    • G09G5/24Generation of individual character patterns

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャラクタROMに
格納されている通常字体のキャラクタ・ドット・データ
から斜字体(以下、イタリック字体と呼ぶ)を生成する
画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くのテレビジョン受像機におい
てはオン・スクリーン・ディスプレイ機能(OSD機
能)が内蔵されており、スクリーン上にチャネル、音量
等を表示し、画面上において制御できるようになってい
る。このOSD機能はテレビジョン受像機に搭載されて
いるシングル・チップ・マイクロコンピュータで実現し
ており、このチップ内部の画面表示装置によって制御さ
れている。このOSD機能を利用して現在ではチャネ
ル、音量表示のみでなく、その他、操作手順や文字放送
の字幕表示にも用いられており、このような画像表示装
置に要求される機能も高度化、多様化してきている。こ
のような背景から、イタリック体の表示を行うことが必
要になっている。
【0003】図7は、特開平5−181447号公報に
記載の従来のイタリック字体を生成する字体生成装置の
構成を示すブロック図である。図7において、16はデ
ータシフト制御回路、17はデコーダ、1は読み出しア
ドレス制御回路、10は表示用データRAM、13は合
成回路、14はシフトレジスタ、15は表示制御回路で
ある。
【0004】次に動作について説明する。図8は、図7
に示す構成の字体生成装置を用いて、文字「A」をイタ
リック表示する場合の例を示す図である。図8(a)は
文字「A」の通常字体、図8(b)は通常字体の文字
「A」が図7の構成の装置によって変換されてイタリッ
ク字体になった様子を示す図である。デコーダ17には
表示用データRAM10から字体選択ビット信号S1が
入力される。この信号は、文字コードデータ、色情報デ
ータ等の各文字毎の表示モードデータとともに表示用デ
ータRAM10から出力される信号である。表示される
文字が通常字体で表示されるか、あるいはイタリック字
体で表示されるかという情報は、このビット信号S1に
より伝えられる。一方、読み出しアドレス制御回路1か
らは1文字の縦何ライン目であるかを示すカウント値V
1が出力され、表示制御回路15に入力されるとともに
デコーダ17にも入力される。
【0005】図9はシフトレジスタ14の構成とキャラ
クタ・データの格納の様子を示す図である。シフトレジ
スタ14は直列に接続された16個のフリップフロップ
18a−18pによって構成されている。また、16個
のフリップフロップ18a−18pのうち、連続する任
意のフリップフロップにパラレルにデータを格納できる
ようになっている。この16個のフリップフロップのう
ち、横10ドットのデータをどの連続するフリップフロ
ップにパラレルに格納するかを1文字の縦何ドット目の
ラインを現在、表示しているかに応じて変化させること
によってイタリック字体を生成している。この横10ド
ットのデータの格納の制御は、デコーダ17からの信号
に基づいてデータシフト制御回路16によって行われ
る。
【0006】通常字体を表示する場合には、デコーダ1
7からの出力信号S2は固定されて図9(c)に示すよ
うに、1文字の縦何ライン目であるかにかかわらず、シ
フトレジスタ14への格納位置は変化しない。
【0007】一方、イタリック字体を表示する場合に
は、字体選択ビット信号S1により、デコーダ17は能
動化される。すなわち、例えば、図8に示すように縦2
ドット毎に右側へ1ドットずつシフトする場合を考える
と、ライン1とライン2のときには図9(a)のように
シフトレジスタ14内のフリップフロップ18g−18
pにキャラクタ・ドット・データを格納する。また、ラ
イン3,4では図9(b)に示すようにシフトレジスタ
14内のフリップフロップ18f−18oにキャラクタ
・ドット・データを格納する。同様にして、ライン5,
6、ライン7,8、・・・、ライン13,14のそれぞ
れの場合に、フリップフロップへの格納位置をずらせて
いき、図8(b)に示すようなイタリック字体の文字を
生成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の字体生成装置は
以上のように構成されているので、実際の文字の横ドッ
ト数よりも多い数のビットのシフトレジスタが必要にな
り、回路規模を小型化できないという問題点があった。
【0009】また、上述した従来の字体生成装置では、
1ラインの横方向への移動がシフトレジスタの転送クロ
ック周期の精度でしか行えないという問題点もあった。
【0010】この発明は、特殊な字体データを必要とせ
ずに、通常の字体から高精度で他の字体を生成すること
ができる小型の字体生成装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る字
体生成装置は、字体のデータが複数の所定のドット数を
有する横ラインとして格納されている字体データ格納手
段と、少なくともこのドット数と同数のビット数のデー
タ格納部を有し、データを格納タイミング信号の受信時
にパラレルに前記データ格納部に格納可能で、転送クロ
ック信号に同期してデータ格納部に格納されたデータを
シリアルに出力するシフトレジスタと、字体データ格納
手段に格納されている字体の横ライン毎に、ライン走査
開始から異なるタイミングでシフトレジスタの格納タイ
ミング信号を生成してシフトレジスタに供給する格納タ
イミング信号生成手段と、格納タイミング信号生成手段
によって生成された格納タイミング信号に基づいて字体
データ格納手段から字体の横ライン毎のドットデータを
シフトレジスタのデータ格納部に転送するデータ転送制
御手段とを具備したものである。
【0012】請求項2の発明に係る字体生成装置は、字
体データ格納手段に格納されている字体が通常字体であ
り、格納タイミング信号生成手段が通常字体の横ライン
毎にライン走査開始から次第に生成のタイミングが早く
なるような格納タイミング信号を生成してシフトレジス
タに供給して、シフトレジスタが通常字体の斜字体のデ
ータを出力することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明に係る字体生成装置は、格
納タイミング信号生成手段が、外部から供給される字体
選択信号が通常字体を示している場合には、格納タイミ
ング信号を、すべての横ラインにおいてライン走査開始
から一定のタイミングで生成してシフトレジスタに供給
し、字体選択信号が斜字体を示している場合には、通常
字体の横ライン毎にライン走査開始から次第に生成のタ
イミングが早くなるような格納タイミング信号を生成し
てシフトレジスタに供給することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明に係る字体生成装置は、格
納タイミング信号生成手段が転送クロック信号の立ち上
がり、および立ち下がりのタイミングを用いて転送クロ
ック信号周期の2分の1の周期の精度の格納タイミング
信号を生成することを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明における格納タイミング信号生
成手段は、字体データ格納手段から横ライン毎にライン
走査開始から異なるタイミングで格納タイミング信号を
生成してシフトレジスタに供給する。
【0016】請求項2の発明における格納タイミング信
号生成手段は、通常字体の横ライン毎にライン走査開始
から次第に生成のタイミングが早くなるような格納タイ
ミング信号を生成してシフトレジスタに供給して、シフ
トレジスタは通常字体の斜字体のデータを出力する。
【0017】請求項3の発明における格納タイミング信
号生成手段は、外部から供給される字体選択信号が通常
字体を示している場合には、格納タイミング信号を、す
べての横ラインにおいてライン走査開始から一定のタイ
ミングで生成してシフトレジスタに供給し、字体選択信
号が斜字体を示している場合には、通常字体の横ライン
毎にライン走査開始から次第に生成のタイミングが早く
なるような格納タイミング信号を生成してシフトレジス
タに供給する。
【0018】請求項4の発明における格納タイミング信
号生成手段は、転送クロック信号の立ち上がり、および
立ち下がりのタイミングを用いて転送クロック信号周期
の2分の1の周期の精度の格納タイミング信号を生成す
る。
【0019】
【実施例】
実施例1.次に、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明のシングルチップマイクロコンピ
ュータによって構成される画面表示装置の構成を示すブ
ロック図である。同図において、20はCRT制御レジ
スタ、30は垂直位置レジスタ、40は文字サイズレジ
スタ、50は水平位置レジスタ、60は表示用データR
AM、70はCRTポート制御レジスタ、80は発振回
路、90は表示位置制御回路、100は表示制御回路
(データ転送制御手段)、110はキャラクタROM
(字体データ格納手段)、120はイタリック生成タイ
ミング回路(格納タイミング信号生成手段)、130は
シフトレジスタ、140はフリップフロップ、150は
出力回路である。
【0020】次に、動作について説明する。水平同期信
号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCは、表示位
置制御回路90に与えられる。発振回路80には外付け
の水晶振動子(またはセラミック振動子)81が接続さ
れるようになっており、垂直同期信号HSYNC毎にリ
セットされつつ、所定周波数で発振する。発振回路80
の発振出力は画面表示装置全体の表示用基本クロックと
して用いられ表示位置制御回路90、出力回路150に
供給される。
【0021】一方、所望の文字あるいはパターン表示を
行うためのデータは、CPU(図示省略)からの命令に
よってデータバス160を介して各レジスタと表示用デ
ータRAM60に入力される。CRT制御レジスタ20
のデータは表示制御回路100と出力回路150とに供
給されて文字表示のON/OFF等を制御する。垂直位
置レジスタ30、水平位置レジスタ50は、それぞれ文
字表示を開始する垂直位置および水平位置に対応したデ
ータが入力される。また、文字サイズレジスタ40には
表示したい字体のサイズに対応したデータが入力され
る。そして、これらのレジスタのデータは表示位置制御
回路90に与えられる。さらにCRTポート制御レジス
タ70の値によって出力回路150からのRGB出力が
制御される。表示用データRAM60には、文字コード
データ、色コードデータ、表示形態データ(以下、アト
リビュートデータと記す。)等が含まれている。
【0022】表示位置制御回路90では垂直位置レジス
タ30の値と垂直同期信号HSYNCをカウントした値
とが比較される。さらに、水平位置レジスタ50の値と
発振回路80からの表示用クロックのカウント値とが比
較される。これらの比較の結果、両者の値が一致すると
表示許可信号を表示制御回路100に与える。これによ
り、表示制御回路100は能動化されて垂直同期信号H
SYNCによってインクリメントされたカウント値が表
示用データRAM60に与えられて、表示用データRA
M60からは文字データが表示順にキャラクタROM1
10に出力される。また、色コードデータ、アトリビュ
ートデータは出力回路150に供給され、文字コードデ
ータはキャラクタROM110に与えられてデコードさ
れ、文字コードデータに対応した通常字体データが1ラ
イン毎にシフトレジスタ130にパラレルに格納され
る。イタリック生成タイミング回路120には表示制御
回路100からイタリック字体生成のためのデータが常
に供給されている。
【0023】図2はシフトレジスタ130の構成を示す
図である。同図に示すように、シフトレジスタ130は
直列に接続された10個のフリップフロップD0−D9
(データ格納部)を有している。そしてキャラクタRO
M110からの1ライン分のデータがパラレルに、これ
らのフリップフロップD0−D9に格納されるようにな
っている。そして、イタリック生成タイミング回路12
0から供給されるシフトレジスタ転送クロックに従って
1ビットずつフリップフロップ140に供給される。
【0024】図3はシフトレジスタ130の動作を示す
タイミングチャートである。図3(a)はシフトレジス
タ転送クロック信号SC、図3(b)はシフトレジスタ
にキャラクタROM110からの1ラインのデータをパ
ラレルに格納するタイミングを示すシフトレジスタ格納
タイミング信号ST、図3(c)はシフトレジスタ13
0の出力点aにおけるデータ、図3(d)はフリップフ
ロップ140の出力点bにおけるデータを示している。
図3に示すようにシフトレジスタ転送クロックSCの立
ち上がりのタイミングT31でシフトレジスタ130は
シフト動作が行われ、立ち下がりのタイミングT32で
フリップフロップ140のラッチ動作が行われる。
【0025】この実施例では、シフトレジスタ転送クロ
ック信号SCの立ち上がりに、シフトレジスタ格納タイ
ミング信号STが生成される。また、字体の横のドット
数は10であるので、シフトレジスタ格納タイミング信
号STのパルスST31がイタリック生成タイミング回
路120で生成された後、シフトレジスタ転送クロック
信号SCの10個目の立ち上がりでシフトレジスタ格納
タイミング信号STのパルスST32が生成されて別の
ラインのシフトレジスタ130への格納が実行される。
【0026】次に、通常字体の生成を行う動作について
説明する。イタリック生成タイミング回路120に表示
用データRAM60から通常字体を示す字体選択信号が
入力されるとシフトレジスタ130への1ライン分のデ
ータの格納は何番目のラインであるかにかかわらず、各
々のライン走査開始から一定のタイミングで行われる。
1ライン分(10ドット)のデータの格納が行われると
イタリック生成タイミング回路120から供給されるシ
フトレジスタ転送クロック信号SCの立ち上がりに同期
してシリアルでフリップフロップ140に出力されてシ
フトレジスタ転送クロック信号SCの立ち下がりでラッ
チされたデータは、順次、出力回路150に転送され
る。出力回路150では、表示用データRAM60から
送られてくる色コードデータ、アトリビュートデータに
基づいて通常字体に対応した着色、アトリビュート処理
が成されてRGB信号として出力される。
【0027】次に、イタリック字体を生成する動作につ
いて説明する。図4はシフトレジスタ転送クロック信号
SCと、1ライン毎のシフトレジスタ格納タイミング信
号STと、シフトレジスタ格納タイミングを、順次、変
更することによって生成される文字「1」のイタリック
字体を示す図である。
【0028】イタリック生成タイミング回路120に表
示用データRAM60からイタリック字体を示す字体選
択信号が入力されると、イタリック生成タイミング回路
120は表示制御回路100から送られてくるシフトレ
ジスタ格納タイミングデータに基づいて1ライン毎にタ
イミングの異なるシフトレジスタ格納タイミング信号を
生成してシフトレジスタ130に供給する。すなわち、
図4に示すように第1ラインに対しては最初の転送クロ
ックから期間TD1遅れて、シフトレジスタ転送クロッ
クの立ち上がりに同期してシフトレジスタ格納タイミン
グパルスST41が生成される。次に、第2ラインに対
しては期間TD2遅れて、シフトレジスタ転送クロック
の立ち上がりに同期してシフトレジスタ格納タイミング
パルスST42が生成される。同様にして第3ライン以
降についても格納タイミングが次第に早くなるように格
納タイミングパルスが生成される。
【0029】各ラインの10ドットのデータは生成され
たシフトレジスタ格納タイミング信号STのパルスの立
ち上がりでシフトレジスタ130にパラレルに格納され
る。また、格納されたデータはシフトレジスタ転送クロ
ックSCの立ち上がりでシフトされる。また、シフトレ
ジスタ転送クロックSCの立ち下がりでフリップフロッ
プ140においてデータのラッチが行われる。このよう
にして文字のライン毎にシフトレジスタ格納タイミング
を早めることによってイタリック字体のデータが出力回
路150に供給される。なお、出力回路150では、表
示用データRAM60から送られてくる色コードデー
タ、アトリビュートデータ、および、イタリック生成タ
イミング回路から供給されるシフトレジスタ格納タイミ
ング信号に基づいてイタリック字体に対応した着色、ア
トリビュート処理が成されてRGB信号として出力され
る。
【0030】なお、この実施例では、1ライン毎にシフ
トレジスタ格納タイミングを早めてイタリック体を生成
するように構成したが、複数のライン毎にシフトレジス
タ格納タイミングを早めるようにしてイタリック字体を
生成するようにしても良い。
【0031】さらに、シフトレジスタ格納タイミングを
ライン毎に進めたり、遅らせたりすることでイタリック
字体以外の字体を作成することもできる。
【0032】実施例2.この発明の実施例2を図につい
て説明する。上述した実施例1ではシフトレジスタ格納
はシフトレジスタ転送クロックSCの立ち上がりのタイ
ミングで実行される。すなわち、ライン毎の横方向の移
動の精度はシフトレジスタ転送クロックSCの1周期に
対応するが、この実施例ではライン毎の横方向の移動の
精度を2倍にすることが可能となるような構成とした。
なお、イタリック生成タイミング回路120a以外は実
施例1の構成と同一であるので重複する説明を省略す
る。
【0033】図5はこの実施例のイタリック生成タイミ
ング回路120aの構成を示す図である。同図に示すよ
うに、イタリック生成タイミング回路120aは基準ク
ロックから、このクロックの2分の1の周波数でデュー
ティ比50パーセントの矩形波であるシフトレジスタ転
送クロックSCを生成する1/2分周回路121と、シ
フトレジスタ格納タイミング信号STを生成するシフト
レジスタ格納タイミング生成回路123と、シフトレジ
スタ格納タイミング生成回路123を制御するタイミン
グ制御回路122とを有する。シフトレジスタ格納タイ
ミング生成回路123は、トランスミッションゲート1
25と、このトランスミッションゲート125に並列に
接続されているクロックドインバータ124とを有して
いる。タイミング制御回路122には表示用データRA
M60から送られてくる字体選択信号FSが入力され
る。さらに、タイミング制御回路122には表示制御装
置100から現在何番目のラインを表示しているかを示
すライン信号LNおよびイタリック字体生成のためデー
タIDが入力されるように構成されている。
【0034】次に通常字体の表示を行う場合の動作につ
いて説明する。この場合には、タイミング制御回路12
2はクロックドインバータ124をオフの状態に固定す
る。そして、タイミング制御回路122はトランスミッ
ションゲート125を、ライン毎にライン走査開始から
一定のタイミングで1クロック分の期間オンにすること
によってシフトレジスタ格納タイミング信号を生成し、
シフトレジスタ130に供給する。
【0035】次にイタリック字体を表示する場合の動作
について説明する。図6はシフトレジスタ転送クロック
信号SCと、クロックドインバータ124によって作成
される信号INVと、シフトレジスタ格納タイミング信
号STを示すタイミングチャートである。
【0036】同図に示すように、字体の第1ラインにつ
いてはタイミング制御回路122はクロックドインバー
タ124をオフにし、イタリック字体のデータに基づい
てライン走査開始時より所定の時間経過してから一定時
間トランスミッションゲート125をオンにする。この
ようにしてシフトレジスタ格納タイミング信号STのパ
ルスST61が生成される。第2ラインは、トランスミ
ッションゲート125がオフの状態に固定され、クロッ
クドインバータ124が所定の時間経過してから一定時
間オンになり、このようにしてシフトレジスタ格納タイ
ミング信号STのパルスST62が生成される。このと
き、ライン走査開始からの時間はパルスST62発生の
方がパルスST61発生よりも早くなるようにタイミン
グ制御回路122によって制御される。第3ラインは、
クロックドインバータ124がオフの状態に固定され、
トランスミッションゲート125が所定の時間経過して
から一定時間オンになる。このようにしてシフトレジス
タ格納タイミング信号STのパルスST63が生成され
る。このとき、ライン走査開始からの時間はパルスST
63発生の方がパルスST62発生よりも早くなるよう
にタイミング制御回路122によって制御される。同様
にして、シフトレジスタ格納タイミング信号STのパル
ス発生のタイミングが次第に早くなるように、タイミン
グ制御回路122によってシフトレジスタ格納タイミン
グ生成回路123が制御される。シフトレジスタ130
にシフトレジスタ格納タイミング信号STが供給されて
からの動作は実施例1と同様であるので説明を省略す
る。
【0037】このように、この実施例ではシフトレジス
タの半周期のタイミングで、シフトレジスタ格納タイミ
ング信号STを作成することが可能である。すなわち、
イタリック字体の1ラインの横方向の移動の精度を、実
施例1の場合に比べて2倍にすることができ、滑らかな
イタリック字体の生成が可能になる。
【0038】なお、実施例1と同様にこの実施例におい
ても、複数のライン毎にシフトレジスタ格納タイミング
を早めるようにしてイタリック体を生成するようにして
も良い。また、シフトレジスタ格納タイミングをライン
毎に進めたり、遅らせたりすることでイタリック字体以
外の字体を作成することもできる。この実施例2では1
ラインの横方向の移動を細かく設定できるので他の特別
な字体を作成するのに特に適している。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、字体の横ライン毎にライン走査開始から異なるタイ
ミングで格納タイミング信号を生成してシフトレジスタ
に供給して、シフトレジスタは転送クロックに基づいて
横ライン毎のデータをシリアルに出力するように構成さ
れているので、横ラインのドット数分を格納領域を持つ
だけのシフトレジスタを用いて別の字体を生成すること
ができ、小型化、軽量化が可能となる効果がある。
【0040】また、請求項2の発明によれば、格納タイ
ミング信号生成手段は通常字体の横ライン毎にライン走
査開始から次第に生成のタイミングが早くなるような格
納タイミング信号を生成してシフトレジスタに供給し
て、シフトレジスタは通常字体の斜字体のデータを出力
するように構成されているので、通常字体からイタリッ
ク体を横ラインのドット数分を格納領域を持つだけのシ
フトレジスタを用いて別の字体を生成することができ、
小型化、軽量化が可能となる効果がある。
【0041】また、請求項3の発明によれば、字体選択
信号が通常字体を示している場合には、格納タイミング
信号を、すべての横ラインにおいてライン走査開始から
一定のタイミングで生成してシフトレジスタに供給し、
字体選択信号が斜字体を示している場合には、通常字体
の横ライン毎にライン走査開始から次第に生成のタイミ
ングが早くなるような格納タイミング信号を生成してシ
フトレジスタに供給するように構成されているので、通
常字体のデータのみでイタリック字体、通常字体を選択
して生成できる効果がある。
【0042】また、請求項4の発明によれば、転送クロ
ック信号の立ち上がり、および立ち下がりのタイミング
を用いて転送クロック信号周期の2分の1の周期の精度
の格納タイミング信号を生成するように構成されている
ので、イタリック字体を滑らかに表示することが可能と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のシングルチップマイクロ
コンピュータによって構成される画面表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】 図1に示すシフトレジスタの構成を示す図で
ある。
【図3】 図2に示すシフトレジスタの入出力信号のタ
イミングチャートである。
【図4】 実施例1においてイタリック字体を生成する
動作を説明する図である。
【図5】 実施例2におけるイタリック生成タイミング
回路の構成を示す図である。
【図6】 実施例2においてイタリック字体を表示する
場合の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図7】 従来のイタリック字体を生成する字体生成装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示す構成の字体生成装置を用いて、文
字「A」をイタリック表示する場合の例を示す図であ
る。
【図9】 従来の字体生成装置におけるシフトレジスタ
の構成とキャラクタ・データの格納の様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 表示制御回路(データ転送制御手段)、110
キャラクタROM(字体データ格納手段)、120
イタリック生成タイミング回路(格納タイミング信号生
成手段)、122 タイミング制御回路、123 シフ
トレジスタ格納タイミング生成回路、124 クロック
ドインバータ、125 トランスミッションゲート、D
0−D9 フリップフロップ(データ格納部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 G06F 3/14 G06F 17/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 字体のデータが複数の所定のドット数を
    有する横ラインとして格納されている字体データ格納手
    段と、少なくとも前記ドット数と同数のビット数のデー
    タ格納部を有し、データを格納タイミング信号の受信時
    にパラレルに前記データ格納部に格納可能で、転送クロ
    ック信号に同期して前記データ格納部に格納されたデー
    タをシリアルに出力するシフトレジスタと、前記字体デ
    ータ格納手段に格納されている前記字体の横ライン毎に
    ライン走査開始から異なるタイミングで前記シフトレジ
    スタの格納タイミング信号を生成して前記シフトレジス
    タに供給する格納タイミング信号生成手段と、前記格納
    タイミング信号生成手段によって生成された格納タイミ
    ング信号に基づいて前記字体データ格納手段から字体の
    横ライン毎のドットデータを前記シフトレジスタの前記
    データ格納部に転送するデータ転送制御手段とを具備し
    た字体生成装置。
  2. 【請求項2】 前記字体データ格納手段に格納されてい
    る字体は通常字体であり、前記格納タイミング信号生成
    手段は前記通常字体の横ライン毎にライン走査開始から
    次第に生成のタイミングが早くなるような格納タイミン
    グ信号を生成して前記シフトレジスタに供給し、前記シ
    フトレジスタは前記通常字体の斜字体のデータを出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の字体生成装置。
  3. 【請求項3】 前記格納タイミング信号生成手段は、外
    部から供給される字体選択信号が通常字体を示している
    場合には、格納タイミング信号を、すべての横ラインに
    おいてライン走査開始から一定のタイミングで生成して
    前記シフトレジスタに供給し、前記字体選択信号が斜字
    体を示している場合には、前記通常字体の横ライン毎に
    ライン走査開始から次第に生成のタイミングが早くなる
    ように格納タイミング信号を生成して前記シフトレジス
    タに供給することを特徴とする請求項2記載の字体生成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記格納タイミング信号生成手段は、前
    記転送クロック信号の立ち上がり、および立ち下がりの
    タイミングを用いて前記転送クロック信号周期の2分の
    1の周期の精度の格納タイミング信号を生成することを
    特徴とする請求項2記載の字体生成装置。
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