JP3375134B2 - ゼロ電力高速プログラマブル回路装置アーキテクチャ - Google Patents

ゼロ電力高速プログラマブル回路装置アーキテクチャ

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JP3375134B2 JP52127095A JP52127095A JP3375134B2 JP 3375134 B2 JP3375134 B2 JP 3375134B2 JP 52127095 A JP52127095 A JP 52127095A JP 52127095 A JP52127095 A JP 52127095A JP 3375134 B2 JP3375134 B2 JP 3375134B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、不揮発性低電力プログラマブル半導体回路
装置の分野に関する。
背景技術 多くの種類のプログラマブル回路装置が周知である。
そのようなプログラマブル回路装置は、典型的には、ス
トアしかつ処理するべき情報を受け取るための1つまた
は複数の入力を有する。情報処理は、選択されたビット
線で出力を生成するように選択された論理演算を行なう
ことを含み得る。プログラマブル回路装置は、複数の入
力線および複数の出力ビット線を有するアレイとして相
互接続され得る。達成するべき論理機能を決定する相互
接続は、前もって配線を行なうか、または、後の動作時
間に決定することができる。
論理動作が行なわれ得る情報は、当業者に周知の、選
択されたセルにストアされる。処理するべき情報をスト
アするセルは、揮発性であっても不揮発性であってもよ
い。セルが揮発性である場合、セルの状態または情報内
容は、電力の損失または故障が生じると損失してしま
い、これを再び戻すことはできない。セル中の情報は、
周知のセンス技術に従ってセンスまた検索することがで
きる。しかし、残念なことに、これらの周知の技術で
は、センス動作を行なうのに必要な電流のため、過度の
電力を消費してしまう。
したがって、本発明の目的は、過度の電力を消費する
従来のセルのセンス動作という性能を必要とせずに論理
情報出力を生成できるセルフセンスセルに依存する低電
力またはゼロ電力の高速動作のための回路アーキテクチ
ャを提供することである。
本発明の別の目的は、プログラマブルメモリとプログ
ラマブル論理装置およびアレイとを含むがこれに限られ
ないプログラマブル回路装置の電力消費を低減させなが
ら速度を増加させることである。
本発明のさらに別の目的は、セル電流能力に依存しな
いプログラマブル装置を提供することである。
発明の概要 上述の目的は、ここに記載する本発明に従った不揮発
性セルフセンスセルアーキテクチャにおいて達成されて
いる。本発明の一局面に従えば、各セルフセンスセル
は、プルアップ装置として第1および第2の交差結合さ
れた(たとえば、pチャネル)ラッチトランジスタを有
しかつ第1および第2の不揮発性プルダウンサブセルを
有する交差結合されたラッチを含む。セルフセンスセル
の不揮発性サブセルは、入力ビット線に与えられた入力
情報をストアするために用いられる。情報は、特に、フ
ローティングゲートトランジスタの各サブセルにストア
される。プルダウンサブセルのフローティングゲートト
ランジスタがnチャネルデプレッション装置である場
合、不揮発性サブセルは、サブセルが接続される交差結
合されたラッチの対応するプルアップトランジスタとの
接続用のプルダウン選択トランジスタをさらに含む。フ
ローティングゲートトランジスタがnチャネルエンハン
スメント装置である場合、プルダウンセルはそのような
別のプルダウントランジスタは必要でない。
不揮発性サブセルは、交差結合されたラッチの第1お
よび第2の接続端子で、交差結合されたラッチトランジ
スタにそれぞれ結合される。ラッチトランジスタの交差
結合は、第2の交差結合トランジスタのゲートを第1の
接続端子に接続することによって行なわれる。さらに、
第1の交差結合トランジスタのゲートは、第2の交差結
合トランジスタと第2の不揮発性サブセルとの間で第2
の接続端子に接続される。
ここに記載する本発明の不揮発性セルフセンスセル
は、入力情報を受け取るかまたは出力情報を生成するた
めの少なくとも1つのビット線に接続される。情報が特
定の不揮発性セルによって受け取られると、これはこの
不揮発性セルがプログラミングされたといわれる。代替
的には、不揮発性セルは、2つのビット線のいずれかに
よって読出すため、またはプログラミングするために、
2つのビット線に接続されてもよい。代替的には、一方
のビット線をプログラミングのために用い、他方のビッ
ト線を特定の不揮発性セルを読出すために用いることが
できる。2つのビット線がともに特定のセルを読出すた
めに用いられる場合、一方のビット線は特定のサブセル
に対してその情報内容にアクセスすることができ、他方
のビット線は他のサブセルにアクセスする。プルアップ
トランジスタをクロスラッチすることにより、サブセル
は確実に反対側でプログラミングされる。したがって、
2つのビット線を用いることによって差分出力を受け取
ることができる。
本発明の別の局面に従えば、本発明に従った1対の不
揮発性セルフセンスセルの選択された方のセルは、選択
され出力ビット線の状態を制御するビット線トランジス
タのゲートを駆動するのに効果的である。グループ中の
不揮発性セルのうちの1つを選択できるようにするため
に、2つの不揮発性セルはそれぞれ第1および第2の入
力線に接続される。そのようなセルフセンスセル対から
なる複数個のグループを1つのビット線に接続すると、
ORゲート接続が効果的に確立される。
図面の簡単な説明 図1Aは、本発明に従った交差結合されたラッチを含む
不揮発性セルの第1の実施例を示す図である。
図1Bは、本発明に従った交差結合されたラッチを含む
不揮発性セルの第2の実施例を示す図である。
図2は、1つのビット線に接続され、トランジスタの
数を減らした、本発明に従った不揮発性セルの変形例を
示す図である。
図3は、本発明に従った不揮発性セルの別の変形例を
示す図である。
図4は、本発明に従った不揮発性セルを複数個配置し
たマルチセル構成を示す図である。
図5は、本発明に従った、選択されたセルのプログラ
ミングを可能にするためのトランジスタをさらに含む、
図4の構成を示す図である。
図6は、本発明に従ったプログラマブル回路装置の選
択されたセルのプログラミングを可能にする、図5の構
成の変形例を示す図である。
発明を実施するための最良モード 図1Aは、そのソースがそれぞれ電源としての複数の電
圧VMに接続された第1および第2のラッチ(たとえば、
pチャネルエンハンスメント)プルアップトランジスタ
を含む、本発明に従ったセルフセンス不揮発性セル10を
示している。VMは、プログラミングのために、VCC、ま
たはより高いレベル、たとえばVPPを含む選択された電
圧に設定することができる。図1Aに示すように、プルア
ップトランジスタ12および14は、それぞれの制御ゲート
をそれぞれ端子ノードAおよびBで互いのドレインに電
気的に接続することによって、ラッチとして交差結合さ
れる。図1Aに示す本発明の一実施例に従えば、端子ノー
ドAおよびBはそれぞれ、(たとえば、nチャネルエン
ハンスメント)プルダウントランジスタ16および18をそ
れぞれ含む不揮発性サブセル15aおよび15bに接続され
る。図1Bからわかるように、代替的には、端子ノードA
およびBの各々を、プルダウントランジスタ16および18
を必要とせずに、単一のトランジスタからなるセルに直
接接続することができる。
図1Aはさらに、端子ノードAおよびBとビット線BL1
およびBL2とにそれぞれ接続される第1および第2のエ
ンハンスメントトランジスタ20および21を含むセルフセ
ンス不揮発性セル10を示している。エンハンスメントト
ランジスタ20および21は、ワード線W/Lによってクロッ
クされる。不揮発性サブセル15aおよび15bはそれぞれ、
プルダウントランジスタ16および18にそれぞれ直列に接
続される第1および第2のフローティングゲートnチャ
ネルデプレッショントランジスタ24および25を含む。特
に、フローティングゲートトランジスタ24のドレイン
は、プルダウントランジスタ16のソースに接続される。
さらに、フローティングゲートトランジスタ25のドレイ
ンは、プルダウントランジスタ16のソースに接続され
る。プルダウントランジスタ16および18のドレインは、
それぞれ、端子ノードAおよびBに接続される。クロッ
クされると、不揮発性セル10は、端子ノードAおよびB
のそれぞれのビット線BL1およびBL2で読出され得るまた
はプログラムされ得る。
不揮発性サブセル15aは、ワード線W/Lおよびビット線
BL1を電圧レベルVCCに設定しかつビット線BL2をゼロに
設定することによりプログラミングされる。ビット線BL
1からの情報は、プログラミングワード線PWLを5ボルト
でVCCに設定することによってラッチすることができ
る。一旦ビット線BL1からの情報がサブセル15aにストア
されると、特にフローティングゲートトランジスタ24
で、電源電圧VMはより高い電圧レベルVPPに押上げられ
る。プログラミングワード線PWLもハイであるVPPに設定
される。したがって、端子ノードAはVPPとなり、端子
ノードBは接地のままである。つまり、このプログラミ
ングアプローチに従えば、クロスラッチされたプルアッ
プトランジスタ12および14の動作によって、一方の不揮
発性セル15aはプログラミングされ、他方の不揮発性セ
ル15bは相補状態に設定される。したがって、フローテ
ィングゲートトランジスタ24がハイに設定されると、フ
ローティングゲートトランジスタ25はローにラッチされ
る。
プログラミングワード線PWLを、VCCおよびREF未満で
あって活性化に十分な選択された定電圧レベルに設定す
ることによって、不揮発性サブセル15aを読出すことが
できる。したがって、ワード線W/Lを5ボルトに設定す
ることによって不揮発性サブセル15aにアクセスするこ
とができ、これにより、ビット線BL1およびビット線BL2
の両方でデータを読出すことができ、差分出力を生成す
ることができる。
図1Bは、プルダウントランジスタ16および18を削除し
た、本発明の別の実施例を示している。これは、nチャ
ネルデプレッショントランジスタではなくnチャネルエ
ンハンスメントフローティングゲートトランジスタ24お
よび25を用いることによって行なうことができる。した
がって、フローティングゲートトランジスタ24および25
を、ワード線PWLを直接プログラミングすることによっ
てそれぞれのゲートで駆動することができる。その他の
点に関しては、図1Bの回路およびその一般的な動作は、
図1Aの回路と同様である。
図2は、1つのビット線B/Lに接続されかつトランジ
スタの数を減らし、1つの不揮発性サブセル15だけがプ
ルダウントランジスタ16およびフローティングゲートト
ランジスタ24を含む、本発明に従った不揮発性セル10の
変形例を示している。特に、図2は、それぞれのソース
がVMに接続される第1および第2のpチャネルエンハン
スメントプルアップトランジスタ12および14を含む不揮
発性セル10を示している。代替的には、テプレッション
チャネルトランジスタを用いてもよい。プルアップトラ
ンジスタ12および14は、それぞれ端子ノードAおよびB
でそれぞれの制御ゲートを互いのドレインに電気的に接
続することによって、ラッチとして交差結合される。端
子ノードAはプルダウントランジスタ16に接続される。
端子ノードBは、プルダウンエンハンスメントトランジ
スタ18のドレインに接続される。
図2はさらに、ノードAに接続される1つのエンハン
スメントトランジスタ20を含む不揮発性セル10を示して
いる。不揮発性セル10は、プルダウントランジスタ16に
接続されるnチャネルデプレッションフローティングゲ
ートトランジスタ24をさらに含む。さらに、フローティ
ングゲートトランジスタ24のドレインはプルダウントラ
ンジスタ16のソースに接続され、プルダウントランジス
タ16のドレインは端子ノードAに接続される。プルダウ
ントランジスタ18の制御ゲートはさらに端子ノードAに
接続され、そのソースは接地される。エンハンスメント
トランジスタ20は、ワード線W/Lによってクロックされ
る。クロックされると、不揮発性セル10はノード端子A
でビット線B/Lに接続される。不揮発性サブセル15は、
値VCCを有するようにワード線W/Lおよびビット線B/Lを
選択することによってプログラム可能である。プログラ
ミングワード線PWLを5ボルトでVCCに設定することによ
って、データをビット線B/Lから不揮発性サブセル15に
ラッチすることができる。一旦B/Lからプルダウントラ
ンジスタ16にデータがラッチされると、VMはVPPに押上
げられる。プログラミングワード線PWLもハイであるVPP
に設定される。したがって、ノード端子AはVPPにな
る。つまり、このプログラミングアプローチ従えば、フ
ローティングゲートトランジスタ24がプログラミングさ
れる。不揮発性サブセル15は、正のワード線PWLをVCCお
よびRef未満であって選択された定電圧レベルに設定す
ることによって読出すことができる。ワード線W/Lを5
ボルトに設定することによって不揮発性サブセル15にア
クセスすることができ、これによって、データをビット
線B/Lで読出すことができる。2つのビット線に沿って
差分出力が必要でない場合、図2の構成は有用である。
図3は、ワード線W/Lがプルダウントランジスタ16お
よび18を制御する、本発明に従ったセルフセンス不揮発
性セル10の第2の変形例を示している。プルアップトラ
ンジスタ12および14は図1Aおよび図1Bのように接続され
たままであり、プルダウントランジスタ16および18は以
前と同様にそれぞれプルアップトランジスタ12および14
に接続される。さらに、フローティングゲートトランジ
スタ24がプルダウントランジスタ16のソースに接続され
る。この変形例における不揮発性セル10では、トランジ
スタ16および18のゲートはワード線W/Lに接続されかつ
このワード線W/Lによって駆動される。さらに、プルダ
ウントランジスタ18のソースは接地される。したがっ
て、ビット線B/Lは、ワード線W/L上の制御信号に従って
読出およびプログラミングを行なうために、フローティ
ングゲートトランジスタ24に接続される。
この図示した変形例のフローティングゲートトランジ
スタ24は、nチャネルデプレッショントランジスタであ
る。代替的には、pチャネルエンハンスメントフローテ
ィングゲートトランジスタ24を用いることによってプル
ダウントランジスタ16を削除してもよい。
プルアップトランジスタ12および14をラッチすること
によって、読出動作およびプログラミング動作をより低
電力で行なうことができるという効果を得ることができ
る。トランジスタ12がオンである場合にトランジスタ14
を遮断し(およびその逆)、プルアップトランジスタ14
およびプルダウントランジスタ18の制御ゲートを接続す
ることによって、図2に示すように、電力の要件をさら
に低減してゼロ電力の構成を得ることができる。
図4は、本発明に従った8つの不揮発性セルフセンス
セル10の不揮発性マルチセル構成40を示している。マル
チセル構成40は、ゼロ電力のセルのみを用いるかどうか
に依存して、ゼロ電力または低電力である。不揮発性セ
ル10は対にされるかまは多重化され、いかなる所与の時
間にもセルフセンスセルSSC1およびSSC2のうちの一方だ
けが選択される。多重化されたセルのさらなる対は、SS
C3、SS4;SSC5、SSC6;およびSSC7、SSC8を含む。図4に
示すマルチセル構成40は、セル10からなるそのような対
の4つのグループを含む。多重化されたSSCセルからな
る各グループは、1つのビット線BLに関連する1対の入
力線をさらに含む。いかなる所与の時間にもこれらの2
つの入力線のうちの一方のみがアサートされ、対にされ
た2つのセル10の1組が選択される。マルチセル構成40
のセル10の第1のグループは、たとえば、入力線IT1お
よびIT1%、ビット線BL1、第1および第2の不揮発性セ
ルフセンスセル10、SSC1およびSSC2、第1および第2の
入力線選択トランジスタ43および44、ならびにビット線
トランジスタ45を含む。
したがって、図4の8つのセルからなる構成にする
と、いかなる所与の時間にもセル10の各対のうちのどれ
がアサートされるべきであるかを選択するための2対の
入力線が得られる。入力線は、IT1、IT1%、IT2およびI
T2%を含む。IT1およびIT1%は、相補信号を伝えていか
なる所与の時間にも入力線選択トランジスタ43および44
のうちの一方だけが確実に選択されるようにする、入力
線の第1の対を形成する。IT2およびIT2%は、別の対グ
ループからのセルフセンスセル10の選択を制御するのに
効果的な、入力線の第2の対を形成する。IT1がハイで
あるとき、SSC1からのデータによって、セルSSC1の論理
状態に依存して、そのグループのトランジスタ45がオン
またはオフにされる。したがって、図4に示す構成40で
は、ビット線BL1およびBL2上の積項が、入力線対IT1、I
T1%およびIT2、IT2%の選択によって制御される2つの
セル10から得られた入力項に基づいて第1および第2の
論理OR機能を実現し得る。代替的には、構成40は、ゼロ
電力論理ゲート、すなわち、AND、NAND、OR、NOR、XO
R、XNOR、XAND、およびXNANDを含むゲート、または複雑
なゲート構成を含む他の種類のゲートのCMOS論理アレイ
の一部分として接続されてもよい。ビット線45は、好ま
しくは、速度を最大にするために高速単極トランジスタ
である。セル10がそれぞれのトランジスタ45の論理状態
を決定する場合でも、セルフセンスセルSSC1〜SSC8はマ
ルチセル構成40の速度経路から切り離される。
図5は、マルチセル構成40において選択されたセルフ
センスセル10のプログラミングを可能にするためのプロ
グラミングトランジスタ50および51をさらに含む図4の
構成を示す。たとえば、トランジスタ50は、入力プログ
ラミング信号P(a1)のゲート制御下でビット線BL1と
セルフセンスセルSSC1との間のやり取りを可能にするた
めに、セルフセンスセルSSC1に接続される。同様に、ト
ランジスタ51は、トランジスタ44の制御ゲートを制御す
る第2の入力プログラミング信号P(a2)のゲート制御
下でビット線BL1とセルフセンスセルSSC2との間のやり
取りを可能にするために、セルフセンスセルSSC2に接続
される。図6は、本発明のマルチセル構成40の選択され
たセルフセンスセル10のプログラミングを可能にする図
4の構成のさらに別の構成を示している。この場合、ト
ランジスタ60および61は、それぞれのゲートプログラミ
ング信号P(a1)およびP(a2)の制御下でのプログラ
ミングのためにビット線BL1に接続され、読出動作は、
入力線選択トランジスタ43および44とビット線トランジ
スタ45とを介してビット線BL2に関して行なわれる。
つまり、本発明の構成に従えば、不揮発性プルダウン
サブセルに接続される交差結合されたプルアップラッチ
トランジスタに依存する不揮発性セルフセンスセルを有
するプログラマブル回路装置を用いて、ゼロ電力消費で
高速プログラミングおよび読出動作を行うことができ
る。ゼロ電力消費は、適用可能なセルまたはサブセルに
DC電流がない場合にゼロDC電力状態時に行われる。しか
しながら、ゼロ電力のセルまたはサブセルが接続される
回路全体は、いくらかのDC電流を見越して、低電力であ
ってもよい。ここに記載するセルフセンスセル10は、セ
ルのメモリ状態に関する情報のやり取りのためにセンス
アンプが必要でないという点においてセルフセンスであ
ると考える。その代わりに、セルフセンスセル10は、ビ
ット線に対して直接論理出力を与えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−100296(JP,A) 特表 平4−505981(JP,A) 特表 昭61−501356(JP,A) 独国特許発明4342821(DE,C2) 仏国特許出願公開9401036(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 G11C 16/02

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不揮発性プログラマブル回路であって、 (a) ビット線情報の適用を制御するためのラッチ手
    段を備え、前記ラッチ手段は第1、第2、第3および第
    4の端子を含み、 (b) 各々が第1の端子を有し、前記ラッチ手段の前
    記第1および第2の端子にそれぞれ接続される第1およ
    び第2の不揮発性セルをさらに備え、前記第1および第
    2の不揮発性セルの各々は、基準電位に接続される第2
    の端子を有し、 (c) 前記ラッチ手段の前記第1および第2の端子を
    それぞれ第1および第2のビット線に選択的に接続する
    ための第1および第2の手段をさらに備え、それによっ
    て前記第1および第2の不揮発性セルにおいてビット線
    情報をやり取りしかつ確保することができ、 (d) 前記基準電圧に関する複数の選択可能な電圧レ
    ベルを与えるための電圧端子手段とをさらに備え、前記
    複数の選択可能な電圧レベルはゼロ以外の値を有し、前
    記ラッチ手段の前記第3および第4の端子は、前記電圧
    端子手段との電気的な接続を有し、 前記ラッチ手段は第1および第2のトランジスタを含
    み、前記トランジスタの各々は第1の端子、第2の端子
    および制御ゲートを含み、前記第1および第2のトラン
    ジスタの前記第1の端子は前記ラッチ手段の前記第1お
    よび第2の端子にそれぞれ結合され、前記制御ゲートは
    前記第1および第2のトランジスタの前記第1の端子と
    それぞれ交差結合され、前記第1および第2のトランジ
    スタの前記第2の端子は前記ラッチ手段の前記第3およ
    び第4の端子にそれぞれ結合される、不揮発性プログラ
    マブル回路。
  2. 【請求項2】前記ラッチ手段の前記第1および第2のト
    ランジスタはpチャネル電界効果素子である、請求項1
    に記載の不揮発性プログラマブル回路。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の不揮発性セルはnチ
    ャネルトランジスタを備える、請求項1に記載の不揮発
    性プログラマブル回路。
  4. 【請求項4】それぞれ選択的に接続するための前記第1
    および第2の手段は第1および第2のゲートで駆動され
    るトランジスタを含み、前記第1および第2のゲート駆
    動トランジスタは、前記第1および第2のゲート駆動ト
    ランジスタに与えられるゲート信号に応答して、前記第
    1および第2の端子を対応する第1および第2のビット
    線に接続するのに効果的である、請求項1に記載の不揮
    発性プログラマブル回路。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の不揮発性セルは、制
    御ゲート端子を含む電界効果トランジスタを含み、前記
    制御ゲート端子は共通の制御信号を受け取るように接続
    される、請求項1に記載の不揮発性プログラマブル回
    路。
  6. 【請求項6】前記第1および第2の不揮発性セルはそれ
    ぞれ第1および第2のフローティングゲートトランジス
    タを含む、請求項1に記載の不揮発性プログラマブル回
    路。
  7. 【請求項7】前記不揮発性プログラマブル回路は、ゼロ
    電力論理ゲートのアレイとして実現される、請求項1に
    記載の不揮発性プログラマブル回路。
  8. 【請求項8】不揮発性プログラマブル論理回路であっ
    て、 (a) それぞれ第1および第2の端子を有する第1お
    よび第2のラッチトランジスタを備え、前記第1および
    第2の端子は電圧源に接続され、 (b) 前記第1および第2のラッチトランジスタにそ
    れぞれ接続される第1および第2の不揮発性プルダウン
    セルをさらに備え、前記第1および第2のラッチトラン
    ジスタはそれぞれ、前記第1および第2の不揮発性セル
    がそれぞれ電気的に接続される第3および第4の端子を
    含み、前記第1および第2のラッチトランジスタは電界
    効果トランジスタであり、前記第1および第2のラッチ
    トランジスタの各々は制御ゲートを有し、前記第1およ
    び第2のラッチトランジスタの前記制御ゲートはそれぞ
    れ前記第4および第3の端子に接続され、前記第2の不
    揮発性プルダウンセルは接地に接続され、 (c) 前記第3の端子を入力ビット線に選択的に接続
    するための手段をさらに備え、これによって前記第1の
    不揮発性プルダウンセルにおいてビット線情報をやり取
    りすることができかつ確保することができる、不揮発性
    プログラマブル論理回路。
  9. 【請求項9】前記第1および第2のラッチトランジスタ
    はpチャネル素子である、請求項8に記載の不揮発性プ
    ログラマブル論理回路。
  10. 【請求項10】前記第1および第2の不揮発性プルダウ
    ンセルの各々は、直列の選択トランジスタおよびフロー
    ティングゲートトランジスタを含む、請求項8に記載の
    不揮発性プログラマブル論理回路。
  11. 【請求項11】前記第3の端子を選択的に接続するため
    の前記手段はゲートで駆動されるトランジスタを含み、
    前記ゲート駆動トランジスタは、前記ゲート駆動トラン
    ジスタに与えられるゲート信号に応答して前記第3の端
    子をビット線に接続するのに効果的である、請求項8に
    記載の不揮発性プログラマブル論理回路。
  12. 【請求項12】前記第2の不揮発性プルダウンセルは制
    御ゲート端子を含む電界効果トランジスタであり、前記
    制御ゲート端子は前記第3の端子に接続され、それによ
    って前記論理回路に対する電力の要件が低減される、請
    求項8に記載の不揮発性プログラマブル論理回路。
  13. 【請求項13】前記不揮発性プログラマブル論理回路は
    ゼロ電力論理ゲートのアレイとして実現される、請求項
    8に記載の不揮発性プログラマブル論理回路。
  14. 【請求項14】不揮発性プログラマブル回路であって、 (a) 論理情報をストアするための第1および第2の
    不揮発性セル手段を備え、前記第1および第2の不揮発
    性セル手段はそれぞれ、第1および第2のラッチトラン
    ジスタにそれぞれ接続される第1および第2の不揮発性
    プルダウントランジスタを含み、前記第1および第2の
    ラッチトランジスタはそれぞれ、前記第1および第2の
    不揮発性プルダウントランジスタがそれぞれ電気的に接
    続される第1および第2の端子を含み、前記第1および
    第2のラッチトランジスタの各々は制御ゲートを有し、
    前記第1および第2のラッチトランジスタの前記制御ゲ
    ートはそれぞれ前記第2および第1の端子に接続され、
    前記第1および第2のラッチトランジスタは第3および
    第4の端子を有し、前記第3および第4の端子は電圧源
    に接続され、 (b) 前記第1および第2の不揮発性セル手段を1つ
    のセンスビット線に接続するビット線トランジスタ手段
    をさらに備え、前記ビット線トランジスタ手段は、前記
    第1および第2の不揮発性セル手段の両方に接続される
    制御ゲートを含み、 (c) 前記ビット線トランジスタ手段の前記制御ゲー
    トと前記第1および第2の不揮発性セル手段とをそれぞ
    れ遮断可能に接続するための選択手段をさらに備え、前
    記選択手段は、前記ビット線トランジスタ手段の前記制
    御ゲートとのやり取りのために前記第1および第2の不
    揮発性セル手段のうちの一方を選択するのに効果的であ
    る、不揮発性プログラマブル回路。
  15. 【請求項15】不揮発性プログラマブル回路であって、 (a) 情報をストアしかつやり取りするための第1お
    よび第2の不揮発性セルフセンスプログラマブルセル手
    段と、 (b) 前記第1および第2の不揮発性セルフセンスプ
    ログラマブルセル手段から情報を受け取るための1つの
    ビット線手段と、 (c) 前記第1および第2の不揮発性セルフセンスプ
    ログラマブルセル手段のうちの一方を選択するための選
    択手段と、 (d) 前記第1および第2の不揮発性セルフセンスプ
    ログラマブルセル手段のうちの一方にストアされた情報
    をセンスするためのスイッチ手段とを備え、前記スイッ
    チ手段は第1および第2の端子と制御ゲートとを含み、
    前記制御ゲートは前記選択手段に接続され、前記1つの
    ビット線手段は前記第1の端子に接続され、前記第1お
    よび第2の不揮発性セルフセンスプログラマブルセル手
    段のうちの選択された1つが前記1つのビット線手段に
    よってセンスされる、不揮発性プログラマブル回路。
  16. 【請求項16】前記第1および第2の不揮発性セル手段
    をプログラミングするための手段をさらに備える、請求
    項15に記載の不揮発性プログラマブル回路。
  17. 【請求項17】前記プログラミングのための手段は前記
    ビット線手段に接続される、請求項16に記載の不揮発性
    プログラマブル回路。
  18. 【請求項18】前記第1および第2の不揮発性セルフセ
    ンスプログラマブルセル手段に情報を送るための第2の
    ビット線手段をさらに含む、請求項15に記載の不揮発性
    プログラマブル回路。
  19. 【請求項19】前記第1および第2の不揮発性セルフセ
    ンスプログラマブルセル手段は、前記第2のビット線に
    接続されるプログラミングのための手段を介して前記第
    2のビット線からプログラミングされる、請求項18に記
    載の不揮発性プログラマブル回路。
  20. 【請求項20】前記不揮発性プログラマブル回路はゼロ
    電力論理ゲートのアレイとして実現される、請求項15に
    記載の不揮発性プログラマブル回路。
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