JP3374281B2 - 配管の液体抜取装置 - Google Patents

配管の液体抜取装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性水道管を用い
た水道設備等に用いて好適な配管の液体抜取装置に関す
る。
【0002】
【背景技術】一般に、寒冷地では水道管の中途に水抜栓
を接続して水抜装置を構成し、給水時には、水抜栓を給
水側に切換えることにより水道管からの通常の給水を行
うとともに、水抜時には、水抜栓を水抜側に切換えるこ
とにより、水抜栓の上流側に対して止水し、かつ下流側
に接続した水道管内の水道水を外部に排出して、当該水
道管内の凍結防止を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した水
抜装置(液体抜取装置)は、銅管等の剛性の水道管を前
提としたものであるが、近時、架橋ポリエチレン等の可
撓性素材により成形した可撓性水道管も使用されるに至
っている。可撓性水道管を用いる水道設備は、図12に
示すように、建築物の基礎工事の際に、予め、可撓性水
道管P…,Ph…のみを所定の経路で敷設し、その可撓
性を利用して後に設置するヘッダー51,51hや蛇口
52oを備える給水設備52等に接続する。したがっ
て、このような可撓性水道管P…,Ph…を用いた場合
には、施工工事が容易になり、しかも、途中の継手や特
別な配管スペースを不要にできるなどのメリットがあ
る。なお、図12中、53は給湯器、51h及びPh…
は給湯側のヘッダー及び可撓性水道管を示す。
【0004】しかし、図9に示すように、可撓性水道管
Pの上流側に水抜栓2を接続した場合には、可撓性水道
管Pの中途に下方への湾曲部Pw…を生じ、水抜時に、
当該湾曲部Pwの内部に仮想線で示す水道水Wrが残留
してしまう虞れがあり、従来よりその有効な対策が要請
されていた。
【0005】本発明はこのような背景に基づく要請に応
えたものであり、可撓性配管(可撓性水道管)にドレン
バルブ(水抜栓)を接続した場合であっても、液体抜取
時(水抜時)には、液体(水道水)の残留を生ずること
なく、確実に抜き切ることができるとともに、容易かつ
低コストに実施できる配管の液体抜取装置の提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る配管の液体抜取装置(水抜装置1)は、ドレンバル
ブ(水抜栓2)の下流側に接続した可撓性配管(可撓性
水道管P)と、この可撓性配管の内部に移動自在に収容
した通孔3osを有する第一移動子3oと液体抜取時
(水抜時)に通孔3osを閉塞して下流側への液体の流
通(通水)を阻止するとともに液体供給時(給水時)に
第一移動子3oから下流側へ分離して液体の流通(給
水)を許容する第一移動子3oよりも小さい第二移動子
3iからなる移動体部3と、可撓性配管の上流側に設け
て第一移動子3oの移動を規制する上流側規制部4と、
可撓性配管の下流側に設けて第二移動子3iの移動を規
制する下流側規制部5と、第二移動子3iが下流側規制
部5により規制された際に液体の供給(給水)を許容す
る給液許容部(給水許容部6)を備えることを特徴とす
る。
【0007】この場合、好適な実施の形態により、第一
移動子3oは、上流側に第二移動子3iを規制する規制
部11を一体に有する筒体部12により構成するととも
に、第二移動子3iは、球体部13により構成する。一
方、可撓性水道管の下流側に接続する継手管14を設
け、第二移動子3iを当該継手管14に進入する大きさ
に形成するとともに、継手管14の下流側に下流側規制
部5を設ける。また、継手管14は、下流側に形成して
給水許容部6となる拡大通水部15を有する。
【0008】これにより、液体供給時には、上流側から
供給される液体は、ドレンバルブを通って可撓性配管に
流入する。この際、移動体部3(第一移動子3o及び第
二移動子3i)は供給される液体(液圧)により可撓性
配管の下流側に移動する。一方、可撓性配管の下流側接
続口には、通常、継手管14が挿入接続されるため、可
撓性配管の下流側に移動した移動体部3の第一移動子3
oは、継手管14の上流側接続部に係止して移動が規制
されるとともに、移動体部3の第二移動子3iは、継手
管14に進入して継手管14の下流側に設けた下流側規
制部5により移動が規制される。よって、液体は、第一
移動子3oの通孔3os及び給液許容部により供給が許
容される。他方、液体抜取時には、上流側から供給され
る液体は、ドレンバルブにより遮断されるとともに、可
撓性配管内の液体はドレンバルブを通して外部に排出さ
れる。この際、移動体部3(第一移動子3o及び第二移
動子3i)は、排出される液体と一緒に可撓性配管の上
流側に移動し、可撓性配管内における液体の残留は回避
される。そして、上流側に移動した移動体部3は、上流
側規制部4により移動が規制される。
【0009】ところで、移動体部3を単一体で構成した
場合、液体供給時には、移動体部3が継手管14の上流
側接続部で規制されるため、継手管14の上流側の内径
を可撓性配管の内径に一致させる必要がある。したがっ
て、移動体部3を単一体とした場合には、特殊な形態の
継手管や特殊な接続構造を採用しなければならないが、
本発明のように、移動体部3を第一移動子3oと第二移
動子3iからなる分割構成とすることにより、一般的な
継手管14及び一般的な接続構造を採用できる利点があ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。実施例は液体抜取装置とし
て水抜装置1を例示する。
【0011】まず、水抜装置1の構成について、図1〜
図9を参照して説明する。
【0012】図9に示す水抜装置1において、2は水道
管の中途に接続する水抜栓であり、水抜栓2の流入ポー
トには上流側の水道管Puを接続するとともに、水抜栓
2の流出ポートには、本発明に従って下流側の水道管と
なる可撓性水道管Pを接続する。水抜栓2は上部の一部
を除いて地中Mに埋設する。水抜栓2は上端に操作ハン
ドル2cを備え、この操作ハンドル2cを一方に回すこ
とにより水抜側に切換えることができるとともに、他方
に回すことにより給水側に切換えることができる。
【0013】また、可撓性水道管Pの下流側接続口Po
には、継手管14を接続する。継手管14は、図1及び
図3に示すように、上流側接続部21,下流側接続部2
2,上流側接続部21と下流側接続部22間に設けた湾
曲管部23を一体に有し、上流側接続部21と下流側接
続部22の開口方向は90°異なる。上流側接続部21
は、可撓性水道管Pの下流側接続口Poに挿入可能な円
筒状に形成し、かつ外周に抜止形状部24cを有する接
続口部24と、この接続口部24よりも大径に形成し、
かつ外周にねじ部25nを有するナット装着部25と、
可撓性水道管Pの下流側接続口Poの外周に嵌着し、か
つテーパ外周面26tを有するリング26と、ナット装
着部25に螺着し、かつ先端にリング26のテーパ外周
面26tに係合する係合端27rを有する固定ナット2
7を備える。他方、下流側接続部22は、外周にねじ部
28nを有する接続口部28と、この接続口部28の外
周に装着したシールリング29を備える。さらに、湾曲
管部23は、接続口部24の内径よりも大きい内径によ
り形成した拡大通水部15と、この拡大通水部15の下
流側端部の内周面に形成したリング溝部30を有し、こ
のリング溝部30には図2に示すストッパ31を装着す
る。このストッパ31は継手管14の下流側に設けた下
流側規制部5を構成する。また、拡大通水部15は給水
許容部6を構成する。
【0014】一方、可撓性水道管Pの内部には移動体部
3を移動自在に収容する。移動体部3は、第一移動子3
oと第二移動子3iの組合わせにより構成する。第一移
動子3oは、図5及び図6に示すように、上流側に第二
移動子3iを規制する規制部11を一体に有する筒体部
12により構成し、内側が通孔3osとなる。この場
合、筒体部12の外径は、可撓性水道管Pの内径よりも
若干小さい径を選定するとともに、筒体部12の内径
は、継手管14における接続口部24の内径に略一致さ
せる。また、規制部11の外端面には、複数の凹溝部3
2…を径方向に形成する。
【0015】第二移動子3iは、球体部13により構成
し、この球体部13の外径は第一移動子3oの通孔3o
sよりも若干小さい径を選定する。第二移動子3iは、
水抜時に、第一移動子3oの通孔3osに収容され、規
制部11に係止して通孔3osを閉塞するとともに、給
水時に、第一移動子3oから下流側へ分離し、さらに、
継手管14に進入して給水を許容する機能を有する。な
お、第一移動子3oと第二移動子3iの素材は特に限定
されない。例えば、第一移動子3oは合成樹脂により一
体成形できる。また、第二移動子3iは、ガラス球でも
よいし合成樹脂球でもよく、実験的には両者の差異は認
められなかった。
【0016】他方、可撓性水道管Pの上流側には、ソケ
ット33を接続する。ソケット33は内部が通水路34
となり、通水路34の一端側には可撓性水道管Pの上流
側端部Piが挿入する挿入口35を設けるとともに、通
水路34の他端側にはねじ孔部36を設ける。また、通
水路34の中間位置には、図8に示す中心方向に突出し
た複数の凸片部37…を設け、この凸片部37…により
上流側規制部4を構成する。38は、挿入口35に挿入
した下流側端部Poを加熱して溶着するヒータである。
【0017】次に、本実施例に係る水抜装置1の機能及
び水抜方法について、各図を参照して説明する。
【0018】まず、給水時には、水抜栓2の操作ハンド
ル2cを回して給水側に切換える。これにより、上流側
の水道管Puから供給される水道水は、水抜栓2を通っ
て可撓性水道管Pに流入し、可撓性水道管P及び継手管
14を通って先端側に接続される図12の給水設備52
等に供給される。この際、移動体部3(第一移動子3o
及び第二移動子3i)は給水される水道水(水圧)によ
り、可撓性水道管Pの下流側に移動する。そして、図1
に示すように、可撓性水道管Pの下流側に移動した移動
体部3の第一移動子3oは、継手管14の上流側接続部
21の先端に係止して移動が規制されるとともに、移動
体部3の第二移動子3iは、継手管14に進入し、継手
管14の下流側に設けたストッパ31により移動が規制
される。よって、水道水Wは、第一移動子3oの通孔3
os及び継手管14の拡大通水部15により供給が許容
される。
【0019】他方、水抜時には、水抜栓2の操作ハンド
ル2cを回して水抜側に切換える。これにより、上流側
の水道管Puから供給される水道水は水抜栓2で止水さ
れるとともに、可撓性水道管P内の水道水Wは水抜栓2
を通して外部に排出される。このときの水抜方向をHo
で示す。これにより、寒冷地における地上に露出した可
撓性水道管P内における凍結防止が図られる。この場
合、移動体部3(第一移動子3o及び第二移動子3i)
は、図4及び図9に示すように、排出される水道水W
(負圧)と一緒に可撓性水道管Pの上流側に移動する。
この際、湾曲部Pw…に存在する水道水Wは、移動する
移動体部3によって、いわば、掻き取られることにな
り、可撓性水道管P内における水道水Wの残留は回避さ
れる。そして、水抜方向Hoに移動した移動体部3は、
図7に示すように、上流側規制部4を構成する凸片部3
7…に係止して規制される。
【0020】このように、本実施例に係る水抜装置1に
よれば、可撓性水道管Pに水抜栓2を接続した場合で
も、水抜時には、水道水Wを残留させることなく、確実
に抜き切ることができる。また、基本的には移動体部3
を追加すればよく、しかも、特殊な形態の継手管や特殊
な接続構造を採用する必要がないため、容易かつ低コス
トに実施できるとともに、汎用性に優れる。
【0021】次に、変更実施例について、図10及び図
11を参照して説明する。図10は継手管14の変更実
施例を示す。図1に示す継手管14に対して変更実施例
の異なる点は、図1に示す継手管14における湾曲管部
23を設けることなく、いわば上流側接続部21と下流
側接続部22を直結した点にあり、上流側接続部21と
下流側接続部22の開口方向は180°異なる。なお、
他の構成部分は図1と同じである。したがって、図10
において、図1と同一部分には同一符号を付し、その構
成を明確にするとともに詳細な説明は省略する。
【0022】また、図11は第一移動子3oの変更実施
例を示す。図5に示す第一移動子3oに対して変更実施
例の異なる点は、図5に示す規制部11の外端面に設け
た凹溝部32…を省略し、規制部11の外端面を平坦に
形成した点にある。なお、他の構成部分は図5と同じで
ある。したがって、図11において、図5と同一部分に
は同一符号を付し、その構成を明確にするとともに詳細
な説明は省略する。
【0023】以上、実施例(変更実施例)について詳細
に説明したが、本発明はこのような実施例に限定される
ものではなく、細部の構成,形状,素材等において本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除す
ることができる。特に、実施例は、水道管の水抜装置1
を例示したが、水道水W以外の溶液や油類等の任意の液
体を供給する配管の中途にドレンバルブを接続し、当該
ドレンバルブを液体抜取側に切換えることにより、当該
ドレンバルブの下流側に接続した配管内の液体を外部に
排出する場合にも同様に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明に係る配管の液体抜
取装置は、ドレンバルブ(水抜栓)の下流側に接続した
可撓性配管(可撓性水道管)と、この可撓性配管の内部
に移動自在に収容した通孔を有する第一移動子と液体抜
取時(水抜時)に通孔を閉塞して下流側への液体の流通
(通水)を阻止するとともに液体供給時(給水時)に第
一移動子から下流側へ分離して液体の流通(給水)を許
容する第一移動子よりも小さい第二移動子からなる移動
体部と、可撓性配管の上流側に設けて第一移動子の移動
を規制する上流側規制部と、可撓性配管の下流側に設け
て第二移動子の移動を規制する下流側規制部と、第二移
動子が下流側規制部により規制された際に液体の供給
(給水)を許容する給液許容部(給水許容部)を備える
ため、次のような顕著な効果を奏する。
【0025】 途中に湾曲部を生じる虞れのある可撓
性配管(可撓性水道管)にドレンバルブ(水抜栓)を接
続した場合でも、液体抜取時(水抜時)には、移動子に
よって液体(水道水)を残留させることなく確実に抜き
切ることができる。
【0026】 基本的には移動子を追加すれば足りる
など、極めて容易かつ低コストに実施できる。
【0027】 特殊な形態の継手管や特殊な接続構造
を採用する必要がなく、一般的な継手管及び一般的な接
続構造で足りるため、更なる実施の容易化と低コスト化
を図れるとともに、汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る水抜装置の要部を
示す縦断面図、
【図2】同水抜装置におけるストッパの正面図、
【図3】同水抜装置における継手管の斜視図、
【図4】同水抜装置の水抜状態における移動体部の縦断
面図、
【図5】同水抜装置における第一移動子の縦断面図、
【図6】同第一移動子の背面図、
【図7】同水抜装置におけるソケットの縦断面図、
【図8】図7中A−A線断面図、
【図9】同水抜装置の全体構成を示す原理的模式図、
【図10】同水抜装置における変更実施例に係る継手管
の縦断面図、
【図11】同水抜装置における変更実施例に係る第一移
動子の縦断面図、
【図12】可撓性水道管を用いた水道設備の構成例を示
す斜視図、
【符号の説明】
1 水抜装置(液体抜取装置) 2 水抜栓(ドレンバルブ) 3 移動体部 3o 第一移動子 3os 通孔 3i 第二移動子 4 上流側規制部 5 下流側規制部 6 給水許容部(給液許容部) 11 規制部 12 筒体部 13 球体部 14 継手管 15 拡大通水部 P 可撓性水道管(可撓性配管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03B 7/10 F16L 55/07

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を供給する配管の中途に接続したド
    レンバルブを備え、当該ドレンバルブを液体抜取側に切
    換えることにより、当該ドレンバルブの下流側に接続し
    た配管内の液体を外部に排出する配管の液体抜取装置に
    おいて、前記ドレンバルブの下流側に接続した可撓性配
    管と、この可撓性配管の内部に移動自在に収容した通孔
    を有する第一移動子と液体抜取時に前記通孔を閉塞して
    下流側への液体の流通を阻止するとともに液体供給時に
    前記第一移動子から下流側へ分離して液体の流通を許容
    する前記第一移動子よりも小さい第二移動子からなる移
    動体部と、可撓性配管の上流側に設けて前記第一移動子
    の移動を規制する上流側規制部と、可撓性配管の下流側
    に設けて前記第二移動子の移動を規制する下流側規制部
    と、前記第二移動子が当該下流側規制部により規制され
    た際に液体の供給を許容する給液許容部を備えることを
    特徴とする配管の液体抜取装置。
  2. 【請求項2】 水道管の中途に接続した水抜栓を備え、
    当該水抜栓を水抜側に切換えることにより、当該水抜栓
    の下流側に接続した水道管内の水道水を外部に排出する
    配管の液体抜取装置において、前記水抜栓の下流側に接
    続した可撓性水道管と、この可撓性水道管の内部に移動
    自在に収容した通孔を有する第一移動子と水抜時に前記
    通孔を閉塞して下流側への通水を阻止するとともに給水
    時に前記第一移動子から下流側へ分離して給水を許容す
    る前記第一移動子よりも小さい第二移動子からなる移動
    体部と、可撓性水道管の上流側に設けて前記第一移動子
    の移動を規制する上流側規制部と、可撓性水道管の下流
    側に設けて前記第二移動子の移動を規制する下流側規制
    部と、前記第二移動子が当該下流側規制部により規制さ
    れた際に給水を許容する給水許容部を備えることを特徴
    とする配管の液体抜取装置。
  3. 【請求項3】 前記第一移動子は、上流側に前記第二移
    動子を規制する規制部を一体に有する筒体部により構成
    することを特徴とする請求項2記載の配管の液体抜取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第二移動子は、球体部により構成す
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の配管の液体抜
    取装置。
  5. 【請求項5】 前記可撓性水道管の下流側に接続した継
    手管を備え、前記第二移動子は当該継手管に進入する大
    きさに形成するとともに、前記継手管の下流側に前記下
    流側規制部を設けてなることを特徴とする請求項2記載
    の配管の液体抜取装置。
  6. 【請求項6】 前記継手管は、下流側に形成して給水許
    容部となる拡大通水部を有することを特徴とする請求項
    5記載の配管の液体抜取装置。
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