JP3374191B2 - 嵌込式車輪装置並びにこれを用いた椅子 - Google Patents

嵌込式車輪装置並びにこれを用いた椅子

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JP3374191B2
JP3374191B2 JP24936999A JP24936999A JP3374191B2 JP 3374191 B2 JP3374191 B2 JP 3374191B2 JP 24936999 A JP24936999 A JP 24936999A JP 24936999 A JP24936999 A JP 24936999A JP 3374191 B2 JP3374191 B2 JP 3374191B2
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工 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば椅子等の移
動を容易にさせるために用いることが適切な嵌込式車輪
装置並びにこれを用いた椅子に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来から例えば椅子脚部に車輪装置を取
り付けることによって椅子の移動をしやすいようにする
機構が用いられている。これらは例えば脚部の下方に車
輪装置を横付けしたり、あるいは脚部の底面をルータ加
工等によって彫り込んで嵌込孔を形成し、ここに車輪装
置を嵌め込むようにして取り付けるもの、あるいは自在
方向に向くキャスタ車輪を取り付けるもの等が知られて
いる。このうち例えば特許第2511730号等に開示
されているような車輪装置を木製椅子脚部の接地面に形
成した嵌込孔に嵌め込んで用いる嵌込式車輪装置は、取
り付けの確実性、作動の安定性と安全性の面で好評裏に
用いられている。
【0003】しかしながら本出願人はこのような市場の
評価に満足することなく、更に椅子の製造工程における
省力化等製造面からの要求に応える斬新な機構を追求す
べく開発を進める中で、従来手法の改善の余地がビス留
め作業にあるとの知見を得た。因みに従来この種の木製
椅子に取り付けるについては、車輪装置をビス留めする
ことは言わば技術常識とされ、ここに改善の余地、中で
も取り付けのためのビスを排する余地があるであろうと
いう着想は全く存在していなかった。
【0004】もちろん規制されたレール上を往復動する
引き戸に用いられる戸車にあっては、使用時の負荷も少
なく且つ作動条件も安定化し、更には常時ほとんど車輪
装置の取付態様が視されることが全くなく、且つ抜け
落ちない程度の取付状態が得られればよいから、ビス留
めを排し得る構造を持ったものが提案されている(実開
平7−410958号)。しかしながら不規則的に移動
することを余儀無くされ、且つ使用時と不使用時とで負
荷が大きく変わる椅子等にあっては、このような簡易な
構造であっては実用上耐えることは不可能であった。更
には一時的にせよ片づける際に天地反転させておくよう
な取り扱いを受ける場合もある椅子にあっては、その際
に下面が見えてしまうが、前記先行技術の場合あくまで
戸車であるから、取付状態で視されることは考慮され
ておらず、仮にこの先行技術を椅子に通用したとすれば
美観上、消費者の満足を得ることができない。
【0005】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、椅子等の取付部材側に
取り付けるにあたって、ビス留めを排しながらも、強固
且つ美観的にも優れた状態で取り付けることができる新
規な車輪装置の開発を試みたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
嵌込式車輪装置は、樹脂成形されたケーシングと、前記
ケーシングに保持される車輪ユニットとを具えて成り
このケーシングを、取付部材側に形成された嵌込孔に収
めた状態で用いる部材において、前記ケーシングの側周
部には取付部材の嵌込孔に対して係合する係止爪が形
成され、ケーシングを嵌込孔に収めた状態では、嵌込孔
に対して前記係止爪を逆爪状に係止させるように構成し
て成りまた前記係止爪は、係止爪の基部においてケー
シングと一体化するとともに、基部から自由端側にかけ
ては、ケーシングの胴部との間にスリットを介して形成
され、自由端側を嵌込孔に対して食い込み方向に弾性的
に張り出させるようにしたことを特徴として成るもので
ある。
【0007】また請求項2記載の嵌込式車輪装置は、前
記請求項1記載の要件に加え、前記ケーシングを収める
嵌込孔はルータ錐になじんだ円弧面を有するととも
に、ケーシングはこの円弧面に囲まれる部位において
は、円弧面に対しその全面または一部において接する
ように構成されることを特徴として成るものである。
【0008】更にまた請求項3記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記係止
爪は、ケーシング妻部に形成されることを特徴として成
るものである。
【0009】更にまた請求項4記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記
スリットの奥端部には、応力分散部が形成されることを
特徴として成るものである。
【0010】更にまた請求項5記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、
前記ケーシングは、下方側にケーシング本体部より車輪
の長手方向に延びるフランジを有するものであり、この
フランジ部には、弱化状態のビス受入部が形成されるこ
とを特徴として成るものである。
【0011】更にまた請求項6記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項5記載の要件に加え、前記ビス受入部に
は、ビス頭部形状が形成されることを特徴として成るも
のである。
【0012】更にまた請求項7記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記係止爪を含む
ケーシングの一部には、嵌込孔の寸法より張り出す状態
の変形誘発部が形成され、この変形誘発部が嵌込時に内
側に押し込まれることにより生ずる撓みを、係止爪に対
しこれを張出方向に偏寄させるような撓みとして伝播さ
せるようにしたことを特徴として成るものである。
【0013】更にまた請求項8記載の嵌込式車輪装置
は、樹脂成形されたケーシングと、前記ケーシングに保
持される車輪ユニットとを具えて成り、このケーシング
を、取付部材側に形成された嵌込孔に収めた状態で用い
る部材において、 前記ケーシングの側周部には、取付部
材の嵌込孔に対して食い込み状態に係合する係止爪が形
成され、係止爪を取付部材側に係止させるにあたって
は、係止爪とケーシングの胴部との間に楔を打ち込んで
固定するようにしたことを特徴として成るものである。
【0014】上記発明によれば、嵌込式車輪装置を椅子
等の取付部材に取り付けるにあたって、ほぼワンタッチ
の操作でビス等を排した取り付けが可能となる。
【0015】更にまた請求項9記載の嵌込式車輪装置
は、前記請求項1、2、3、4、5、6、7または8記
載の嵌込式車輪装置を脚部底面に具えていることを特徴
して成るものである。
【0016】この請求項9記載の発明によれば、工数を
要していた椅子への車輪装置の取り付け等が著しく省力
化でき、その生産効率を上げることが可能となったもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】(1)基本的な実施の形態 以下本発明を図示の実施の形態に基づいて具体的に説明
する。図1〜6に示すものは、生産コスト、使い勝手
等、総合的にみて優れた実施の形態であり、以下この実
施の形態を基本的な実施の形態として説明する。この嵌
込式車輪装置Aは、大別するとケーシング1と車輪ユニ
ット2とを具えるものであり、このものは取付部材であ
る椅子3に対して取り付けられて使用されるものであ
る。なお嵌込式車輪装置Aに関し、その動きあるいは向
き、方向を説明するにあたり、車輪の転動方向を長手方
向とし、それに直交する方向を厚み方向とし、また車輪
の接地側を下方とし、反対側を上方として定義する。
【0018】以下嵌込式車輪装置Aについて詳細に説明
すると、この嵌込式車輪装置Aは、一例として椅子
取り付けた際に椅子3が無負荷の状態では車輪20が突
出状態となって椅子3の移動を容易に行い得るようにす
る一方、椅子3に対して人が座った状態では車輪20が
ケーシング1内に没入して椅子3の移動がなされないよ
うにする、いわゆる退去式車輪装置を適用しているもの
である。もちろん車輪20がこのように出没しない固定
式のものであっても本発明の適用ができることは言うま
でもない。
【0019】まず外殻部材であるケーシング1は、一例
として合成樹脂材料を射出成形等の手段で型成形したも
のであり、車輪ユニット2を収めるように内部を中空状
とした胴部10を有し、その胴部10の下方に車輪の長
手方向に張り出すようにフランジ11を具えている。胴
部10はその内部を中空の車輪ユニット受入部12と
し、一方、胴部10の外側面の偏平部分を胴部フラッシ
ュ面13とするとともに、その胴部10の車輪20の長
手方向両端側を胴妻部14とする。そしてこの各胴妻部
14には係止爪15を有するものであって、この係止爪
15は胴部10と一体部材で構成されるが、胴妻面14
Aとはスリット16を介して形成されるとともに、上部
の基部15Bにおいて胴部10と一体に形成されたもの
であり、下方の自由端15Cが自由状態において裾広が
り状に形成されているものである。
【0020】更に係止爪15には自由端15C側から上
方に向かって複数段にわたって逆爪状の爪片15Aが形
成されているものであり、この爪片15Aを含む係止爪
15の平面方向の先端縁の形状はほぼ円弧状を形成して
いるものである。因みにこの円弧状の形状は椅子3に取
り付けるにあたって、椅子3側における嵌込孔35が通
常ルータ加工されることに因み、そのルータ錐の切削形
状になじんだ形状としているためである。もちろん係止
爪15または爪片15Aの先端縁の形状は、嵌込孔35
への嵌め込みが可能であれば必ずしも円弧状であること
を要しない。そして前記スリット16はその上部の終端
部において係止爪15側に円弧状に広げられるように形
成されて応力分散部16Aを形成している。この係止爪
15とスリット16との寸法関係について更に付言する
と、係止爪15の自由端15Cとケーシング1の上端面
との寸法を自由端寸法Lとし、一方、スリットの高さ寸
法をDとすると、その寸法比はD/Lは、この実施の形
態では約80%以上としており、この寸法設定は最も好
ましい寸法であるが、この寸法は基本的には寸法比ほぼ
50%程度以上とることが好ましいものである。
【0021】なお係止爪15の下端(自由端15C)
は、フランジ11の近くまで延びるものであるが、この
実施の形態では完全にフランジ11の上面まで至らず、
結果的にケーシング1の胴妻部14の下方には妻部段差
14Bが形成されている。なおこの妻部段差14Bも一
例としてその平面投影形状を円弧状としており、その円
弧直径は胴部幅とほぼ等しく形成されている。
【0022】次に胴部10と一体で、その下方におい
て、車輪20の長手方向に張り出しているフランジ11
について説明する。このフランジ11の張出端の平面投
影形状は、胴部10の幅を直径とする円弧状としてお
り、更にこの張出部位にビス5を受け入れる場合を考慮
したビス受入部11Aが形成される。このビス受入部1
1Aは一例として図4(a)に示すようにフランジ11
の肉厚を一部薄くした弱化状態としており、ビス5の受
け入れのために別途錐揉み作業等を要しないように構成
している。なおビス受入部11Aは、仮に空孔状態ある
いは単に円凹形状をしていた場合、使用者がこれを目視
すると、あたかもビス5の付け忘れまたは脱落のように
誤解することが予想されるから、これを防ぐためにビス
模様11Bを形成することが好ましい。
【0023】更に胴部10における車輪ユニット受入部
12側について説明すると、ここには、車輪ユニット2
を受け入れるための構造が設けられているものであっ
て、まず車輪ユニット受入部12における胴部フラッシ
ュ面13の内側の部位にはそれぞれの面に二列にスライ
ドガイド17が形成されている。そしてこのスライドガ
イド17のうちの一方は前記胴部フラッシュ面13を貫
通した長穴状に形成されて、その長穴の下端が車輪ユニ
ット2の脱落を防ぐためのストッパ17Aとして機能し
ている。そしてこのスライドガイド17を形成するため
のリブ状部材を兼ねてスプリングSを収納するためのス
プリング収納部18を形成している。このスプリング収
納部18が形成されることにより、スプリングSは組み
立て時において自立姿勢を維持することができ、その組
み立てが容易に行えるものである。なお以上述べたケー
シング1については、樹脂を射出等の型成形したものが
用できる。
【0024】次にこのようなケーシング1に対して支持
される車輪ユニット2について説明する。このものは例
えば合成樹脂製の車輪20と、一例として金属製の車軸
21及び軸受枠22とを有して成るものである。そして
軸受枠22は長手方向から見て門型状に形成されるもの
であって、その門型の上方部位を上面枠23とし、その
両側面を側面枠24とする。この側面枠24に対しては
車軸21を受け入れる軸受孔25を形成するとともに、
各面一対、計四カ所ノック片26を外側に張り出し状態
に形成している。そしてこのようなケーシング1と車輪
ユニット2の組み立てはケーシング1における車輪ユニ
ット受入部12のスプリング収納部18に対してスプリ
ングSを縦置き状態に収納し、車輪ユニット受入部12
の開口側に車輪ユニット2をあてがってから押し込むよ
うにするのである。このようにするときには、車輪ユニ
ット2がスライドガイド17に案内されながら進入する
とともに、ノック片26がストッパ17Aを越えた時点
でその脱落が阻止される状態となり、一挙に組み立てが
なされるのである。
【0025】次にこのような嵌込式車輪装置Aを受け入
れる椅子3について説明する。この椅子3は椅子として
の機能を有する種々の形態がとり得るものであり、例え
ば図1に示すものは脚部31、座面32、背もたれ33
を有するものであり、この脚部31の下面に嵌込式車輪
装置Aを嵌め込むための嵌込孔35が形成される。この
嵌込孔35は実際の製造工程の場合、多くはルータ加工
により形成されるものであり、一例として嵌込式車輪装
置Aが胴部10とフランジ11とを有する形状の場合に
は、深く形成された胴嵌込部35Aと浅く形成されたフ
ランジ嵌込部35Bとが二段階に形成されている。そし
てそれぞれその両端部の彫り込み形状は円弧状に形成さ
れるものであり、これはルータの錐の加工形状によりも
たらされているルータ錐になじんだ円弧面35Cとなっ
ているのである。
【0026】このような椅子3に対して嵌込式車輪装置
Aを取り付けるにあたっては、図6に示すように前記嵌
込孔35に嵌込式車輪装置Aのケーシング1の上方をあ
てがった上、これを押し込むようにするだけでよい。こ
のようにするときには、係止爪15が張り出し傾向に抗
しながらフランジ嵌込部35Bに案内されて裾広がり状
の形状をすぼめるようにしながら圧入されてゆくのであ
る。しかしながら弾性的な張り出し傾向を有するから嵌
込式車輪装置Aを押し込んだ状態では、その係止爪15
が嵌込孔35の長手方向に食い込むような状態に維持す
るとともに、逆爪状に形成されている係止爪15は、抜
け出し方向への戻りを完全に防止するのである。そして
このような状態ではフランジ11についてもこの部位が
フランジ嵌込部35Bに嵌まり込んだ状態で、従来型と
ほぼ変わらない状態の取付状態が得られているのであ
る。なおケーシング1の胴妻部14の外周縁、すなわち
実質的には係止爪15の外周縁端、あるいはケーシング
1の端縁形状は図6()に示すように共に嵌込孔35
が有するルータ錐になじんだ円弧面35Cに密に嵌まる
ような平面投影形状を構成しているが、要はこのような
嵌込部に対しケーシング1が密に支持される状態であれ
ばよいので、例えば図6(c)(d)に示すように嵌込
孔35における円弧面35Cの全範囲ではなく、一部に
おいてケーシング1に接するような形態することもも
とより可能である。
【0027】また嵌込式車輪装置Aを取り付けるにあた
っては、フランジ11には取り付けの確実性をより増し
たいという要請がある場合に応え得るようにビス受入部
11Aが形成されているから、ここにビス5を嵌め込ん
でドライバ等でねじ込めばビス5による固定がされるの
である。因みにこのビス受入部11Aにビス5を嵌め込
むにあたって、例えば電動のドライバ等を使えば極めて
高速にビス5が回転し、ビス5とフランジ11との接触
熱によりその素材が幾分か軟化しビス5をあたかも接着
するような態様となって、その抜け止め効果が一層図ら
れる。また一方ビス5を用いない場合、この部分を空孔
状とした場合には消費者が目視した場合に、あたかもビ
ス5の締め忘れがあるかのように誤解し、商品に対する
信頼性の面での疑念を生じさせることもあるから、この
部分に前述のようにビス模様11Bが形成されていると
きにはこれが極めて自然な状態に目視され、前述したよ
うな誤認を生じさせるおそれがない。
【0028】本発明の嵌込式車輪装置Aの好ましい且つ
商業的な見地からも基本的な形態は以上述べたようなも
のであるが、更にこの技術思想の下に種々の改変が可能
である。まず前記基本的な実施の形態の全体構成を踏襲
しながらも、そのものにおける各部の変形態様について
説明する。
【0029】(2)係止爪の分岐形態を異ならせた実施
の形態 このものは図7(a)に示すように、先に述べた係止爪
15についてその形態を異ならせたものである。すなわ
ちこの係止爪15には厚み方向の中央部で更に分断する
ような中央部スリット16Bが設けられているものであ
り、係止爪15が長手方向の胴妻部14側に設けられて
いるときには、それぞれ計四本の係止爪15として形成
されたような構造をとる。もちろんこの際、係止爪15
の張出方向は図7(b)に示すように長手方向にのみ張
り出すようにするほか、図7(c)に示すように厚み方
向にのみ張り出すように形成し、あるいは長手方向と厚
み方向の双方に張り出すように結果的に図7(d)に示
すように45°方向の合成ベクトル方向に張り出すよう
にしたものとしてもよい。
【0030】(3)係止爪の自由端方向を異ならせた実
施の形態 更に図8に示すものは、係止爪15の自由端15Cを上
方に向けるように形成したものである。この場合にも先
に述べた係止爪15を例えば四分割する実施の形態のよ
うなバリエーションをとることも可能である。すなわち
図示を省略するが、係止爪15を計四本の分岐状とし、
その張出方向もケーシングの長手方向にのみ、あるい
は厚み方向のみ、あるいは長手方向と厚み方向の双方と
することが可能である。
【0031】(4)係止爪の分岐形態を異ならせた実施
の形態 この実施の形態は図9(a)(b)に示すように、例え
ば長手方向前後それぞれの係止爪15を二本ずつとした
ものである。このうち図9(a)に示すものは、一方の
係止爪15については下方を自由端15Cとし、他方は
自由端15Cを上向きとしたものである。また図9
(b)に示すものは、基本の実施の形態における係止爪
15を上下方向に短寸に形成し、これを上下二段に組み
合わせたものである。
【0032】(5)係止爪を厚み方向に撓ませる実施の
形態 更に図10に示す実施の形態は、胴妻部14において厚
み方向中心に上下方向に貫いたスリット16を形成し、
係止爪15が側方に張り出し得るように形成したもので
ある。もちろんこのときにはその弾性的な撓みを許容し
得るようにフラッシュ面側に撓み用凹孔16Cを形成し
てもよい。
【0033】(6)係止爪をフラッシュ面に形成した実
施の形態 なお以上述べた実施の形態は、係止爪15を主として胴
妻部14の部位に設けたものについて説明したが、必ず
しもこの部位のみに限定されるものではない。図11に
示すように胴部フラッシュ面13に形成してもよいし、
更に図示を省略するが、この胴部フラッシュ面13に加
えて先に述べた実施の形態におけるような胴妻部14に
設けるようにしてももとより差し支えない。
【0034】(7)係止爪を固定形成した本発明に関連
する参考形態 以上述べた実施の形態は、積極的に係止爪15に弾性的
な張出傾向を付与したものであるが、この参考形態は図
12に示すようにケーシング1に対し係止爪15を固定
的に形成したものである。この固定した係止爪15(実
質的には爪片15Aに相当)は、胴妻部14に一体的に
形成するほか、胴部フラッシュ面13に形成して、厚み
方向に突出するように形成したり、あるいはその双方に
形成したりすることが可能である。更にまた見かけ上、
係止爪15を胴妻部14に固定的に形成するようにしな
がらもその近傍における胴妻部14ないしは胴部フラッ
シュ面13にかけての範囲を一部膨出させておくような
形状とし、嵌込孔35に嵌め込まれた際にその膨出部が
取付部材たる椅子の嵌込孔35に嵌まった際に内側に
押し潰され、その撓みが胴妻部14に形成された係止爪
15の長手方向への張り出しとなって食い込み状態を得
るようにしてももとより差し支えない。なおこの技術思
想については、係合状態を自己強化する実施の形態とし
て更に後述する。
【0035】(8)自在キャスタータイプの実施の形態 すでに述べた実施の形態は、主として車輪20の転動方
向が規制されたものであるが、ケーシング1の形状を大
きくとることによりキャスタータイプの車輪20を適用
することも可能である。図13に示す実施の形態は、ケ
ーシングにおける胴部10の内部においてキャスター
タイプの車輪ユニット2を取り付けるに充分なスペース
の車輪ユニット受入部12を形成するものであり、その
中央にキャスタータイプの車輪ユニット2のキャスター
軸27を取り付けるようにしたものである。この場合、
当然ながらその回転スペースを得る関係上、平面的に見
ると長手方向、厚み方向共にほぼ等しい寸法、あるいは
完全な円形寸法となるものであるが、その側周部のいず
れかの位置に前述したような種々の形態の係止爪15を
適用することが可能となるのである。
【0036】(9)フランジと係止爪を一体形成した実
施の形態 先に述べた実施の形態ではケーシング1に形成されるフ
ランジ11と係止爪15とは別途に形成されていたが、
この実施の形態は、図14に示すように係止爪15の下
端部にフランジ11を一体に形成したものである。この
ようにするときには、取付後であっても例えばフランジ
11を更に長手方向中心寄りに外側から摘まみ寄せるこ
とができ、再度の取り外しも容易に行い得るように成る
のである。
【0037】(10)フランジを排除した実施の形態 更に図15(a)に示すものはフランジ11を完全に排
除したような形態であり、係止爪15はその下端をケー
シング1の下端面に合わせた位置まで延長形成している
ものである。もちろんこの場合、図15(b)に示すよ
うに係止爪15はケーシング1の下端面までは至らずそ
の途中までの寸法とし、見かけ上短寸のフランジ11と
して見られるような張り出しを下方に設けてもよい。こ
の部位は実質的に先に述べたような妻部段差14Bに相
当するものと言える。因みにこのようなフランジ11を
排したような形態の場合、椅子3の嵌込孔35を加工す
るにあたり、先の実施の形態のようにフランジ嵌込部3
5Bと胴嵌込部35Aとを二段構成するような加工は必
要とせず、あたかも胴嵌込部35Aのみのような形態で
嵌込式車輪装置Aを適用し得る点で好ましい。
【0038】以上述べた実施の形態と参考形態は、先に
述べた基本的な実施の形態の各部位変形させた形態で
あるが、嵌込孔35に対する固定手段を更に根本的に変
形した形態を以下説明する。 (11)係止爪別体とした本発明に関連する参考形態 先の実施の形態では、係止爪15はいずれもケーシング
1と一体に形成されたものであるが、この参考形態は
16(a)に示すようにその機構を排し係止爪15の
みを別体のキャップ状の係止爪セグメント150として
形成したものである。従ってこの係止爪セグメント15
0はあたかもキャップ状にケーシング1に外嵌めされる
ような形態を有し、ケーシング1とは互いの嵌合爪15
1構造により係止するものである。このような構成から
係止爪セグメント150については必ずしも合成樹脂材
料で構成する必要はなく、弾性に優れた金属板等をプレ
ス加工して形成することも可能である。従って極端に言
えば、既存の嵌込式車輪装置Aに対し別途それに外嵌め
し得る係止爪セグメント150を用意すれば、既存タイ
プのものもワンタッチの取付手法が再現し得る。因みに
この取り付けにあたっては、あらかじめ係止爪セグメン
ト150をケーシング1に対し外嵌めした状態として行
うほか、図16(b)に示すように係止爪セグメント1
50のみをあらかじめ嵌込孔35側に嵌め込んでおき、
そこに嵌込式車輪装置Aを嵌め込むようにする取付手法
がとり得る。
【0039】(12)楔による固定構造の実施の形態 更にすでに述べた各実施の形態は概ね係止爪15の弾性
等によって取付部材への固定状態を得ていたが、更に積
極的に楔Kによって固定を図ってもよい。すなわち図1
7(a)に示すものは、ケーシング1とは別体の楔Kを
用意しておき、その楔Kをケーシング1の底部から手あ
るいはハンマー等で押し込んで係止爪15を例えば長手
方向側に張り出し、嵌込孔35との食い込み状態を得る
ものである。また図17(b)に示す実施の形態は、同
様に楔Kを用いるのであるが、この楔Kはケーシング1
に対しその底面に突起として一体形成され、且つケーシ
ング1とは弱化構造kを介して一体化されているように
構成しておき、この部位を例えばハンマー等で叩くこと
により弱化構造kが破壊され、且つ楔Kはその作用端側
がスリット16に入り込み、係止爪15を例えば長手方
向に張り出させて固定を行うのである。
【0040】(13)係合状態を自己強化する実施の形
態 更にまた嵌込時において、ケーシング1と嵌込孔35と
の間でこれを密に嵌め込んだ状態において、一部ケーシ
ング1が変形し得る部位を形成しておき、この変形を利
用して係止爪15が更に嵌込孔35に強固に係合し得る
構成もとり得る。すなわち図18に示す実施の形態は、
例えば係止爪15を上方に向けたような実施の形態であ
り、この自由端15Cに対向する部位におけるケーシン
グ1上方に一部突起し、且つケーシング1と弱化構造
をもって接続している楔状の変形誘発部40を形成して
おき、ケーシング1が嵌込孔35に完全に係合した状態
で変形誘発部40が下方に押し込まれ、その押し込みに
伴い変形誘発部40が係止爪15の上端寄りの部位を更
に張り出すような撓みとして伝播させるようにするもの
である。
【0041】またこの手法のほか、例えば図19(a)
に示す実施の形態は、ケーシング1の一部として理解さ
れる係止爪15に厚み方向の端部に厚み寸法より更に張
り出した変形誘発部40を形成しておき、この部位が嵌
込孔35に嵌め込まれた状態において図19(b)に示
すように両側から押さえ込まれるような状態となった際
に、係止爪15の長手方向端面を更に長手方向に張り出
すように偏寄させるものである。これによっても嵌込時
に係止爪15に対し張出方向に偏寄させるような撓みと
して作用するのである。
【0042】(14)再取り外しを容易にした実施の形
態 この実施の形態は、嵌込式車輪装置Aを嵌め込んだ後、
再度取付部材たる例えば椅子3の脚部31から取り外す
必要が生じた場合、これを可能にしたタイプのものであ
る。すなわち係止爪15の下端の自由端15cは、ケー
シング1の下端面近くまで延び、且つその下端面はフラ
ンジ11の部位においてフランジ11に形成した係止爪
逃げ孔11C内に収められるように形成されている。こ
のような構成のときは、図20に示すように一旦嵌め込
んだ係止爪15の自由端15Cを手またはプライヤー等
で引き寄せるようにつまみ上げることにより、係止爪1
5における爪片15Aの嵌込孔35に対する食い込みを
解除し、再度引き抜けるようにしているものである。
【0043】(15)係止爪が自由端を有しない本発明
に関連する参考形態 この参考形態は図21(a)(b)に示すように、ケー
シング1における胴妻部14は、例えば側方から見て、
くの字状に張り出すような形態とし、その側方の張出部
15Dが嵌込孔35に対して食い込むような状態に係止
するのである。従ってこのような係止爪15はそれ自体
の弾性変形を考慮すると、例えば係止爪15は厚み方向
の中央部に縦にスリットを入れて二分割したような形態
とすることが好ましい。もちろんこのようなスリットが
なく胴妻部14全体が、くの字状に張り出した係止
爪15を形成したようなものも本参考形態に含まれる。
このような形態のいわゆる自由端15cが存在しな
いタイプの係止爪15については、上下方向に見て中央
部が最も張り出すほか、図21(c)に示すように張出
部15Dが上方あるいは下方に偏寄したような形態とし
てももとより差し支えない。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
ものであり、嵌込式車輪装置Aを椅子3等に取り付ける
にあたり、ワンタッチで取り付けができ、且つその取付
強度が充分強固なものが得られる。なお本発明は取付対
象部材として椅子3を例にとって説明したが、椅子のほ
か、適宜なワゴンテーブル、その他の家具に適用できる
ほか、例えば逆に作業テーブル等のテーブル面に車輪
が上向きになるように設置して作業時における種々の
ワークを移動しやすいようにするコロとして機能させる
場合等に使用することももとより可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の嵌込式車輪装置並びにこれを用いた椅
子を示す斜視図である。
【図2】本発明の嵌込式車輪装置の一例を示す分解斜視
図である。
【図3】同上正面図(a)、右側面図(b)、平面図
(c)、底面図(d)、背面図(e)である。
【図4】同上図A−A線矢印方向から見た断面図
(a)、B−B線矢印方向から見た断面図(b)、並び
にC−C線矢印方向から見た断面図(c)である。
【図5】同上図D−D線矢印方向から見たケーシングの
みを示す断面図である。
【図6】嵌込式車輪装置を椅子に取り付ける様子を示す
説明図(a)、並びに本図E−E線またはF−F線矢印
方向から見た部分的断面図(b)(c)(d)である。
【図7】係止爪の分岐形態を異ならせた実施の形態を示
す説明図である。
【図8】係止爪の自由端方向を異ならせた実施の形態を
示す正面図である。
【図9】係止爪の分岐形態を異ならせた二種の実施の形
態を示す説明図である。
【図10】係止爪を厚み方向に撓ませる実施の形態を示
す平面図である。
【図11】係止爪をフラッシュ面に形成した実施の形態
を示す斜視図である。
【図12】本発明に関連した係止爪を固定形成した参考
形態を示す正面図並びに平面図である。
【図13】車輪ユニットを自在キャスタータイプとした
実施の形態を示す斜視図である。
【図14】フランジと係止爪を一体形成した実施の形態
を示す正面図である。
【図15】フランジを排除した二種の実施の形態を示す
正面図並びに平面図である。
【図16】本発明に関連した係止爪をケーシングと別体
に形成した参考形態を示す斜視図(a)、並びにこの形
態におけるケーシングの他の取付態様を示す説明図
(b)である。
【図17】係止爪を楔によって固定する実施の形態を示
す正面図(a)、並びに楔をケーシングに一体形成した
実施の形態を拡大して示す正面図(b)である。
【図18】係合状態を自己強化する実施の形態を示す正
面図である。
【図19】係止爪の厚み方向端部に張り出し状に変形誘
発部を形成した実施の形態を示す正面図並びに平面図
(a)、並びに嵌め込み時における係止爪の偏寄状態を
示す平面断面図(b)である。
【図20】嵌込式車輪装置の再取り外しを容易にした実
施の形態を示す説明図である。
【図21】本発明に関連した係止爪が自由端を有しない
参考形態を骨格的に示す正面断面図(a)、並びに本図
G−G線矢印方向から見た部分的平面断面図(b)、並
びに張出部を偏寄させた実施の形態を示す正面断面図
(c)である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 車輪ユニット 3 椅子 5 ビス 10 胴部 11 フランジ 11A ビス受入部 11B ビス模様 11C 係止爪逃げ孔 12 車輪ユニット受入部 13 胴部フラッシュ面 14 胴妻部 14A 胴妻面 14B 妻部段差 15 係止爪 15A 爪片 15B 基部 15C 自由端 15D 張出部 16 スリット 16A 応力分散部 16B 中央部スリット 16C 撓み用凹孔 17 スライドガイド 17A ストッパ 18 スプリング収納部 20 車輪 21 車軸 22 軸受枠 23 上面枠 24 側面枠 25 軸受孔 26 ノック片 27 キャスター軸 31 脚部 32 座面 33 背もたれ 35 嵌込孔 35A 胴嵌込部 35B フランジ嵌込部 35C 円弧面 40 変形誘発部 150 係止爪セグメント 151 嵌合爪 A 嵌込式車輪装置 K 楔 k 弱化構造 L 自由端寸法 D 高さ寸法(スリットの) S スプリング

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形されたケーシングと、前記ケー
    シングに保持される車輪ユニットとを具えて成りこの
    ケーシングを、取付部材側に形成された嵌込孔に収めた
    状態で用いる部材において、 前記ケーシングの側周部には取付部材の嵌込孔に対し
    て係合する係止爪が形成され、ケーシングを嵌込孔に収
    めた状態では、嵌込孔に対して前記係止爪を逆爪状に係
    止させるように構成して成りまた前記係止爪は、係止爪の基部においてケーシングと
    一体化するとともに、基部から自由端側にかけては、ケ
    ーシングの胴部との間にスリットを介して形成され、自
    由端側を嵌込孔に対して食い込み方向に弾性的に張り出
    させるようにした ことを特徴とする嵌込式車輪装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングを収める嵌込孔はルー
    タ錐になじんだ円弧面を有するとともに、ケーシング
    この円弧面に囲まれる部位においては、円弧面に対
    その全面または一部において接するように構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の嵌込式車輪装置。
  3. 【請求項3】 前記係止爪は、ケーシング妻部に形成さ
    れることを特徴とする請求項1または2記載の嵌込式車
    輪装置。
  4. 【請求項4】 前記スリットの奥端部には、応力分散部
    が形成されることを特徴とする請求項1、2または3記
    載の嵌込式車輪装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングは、下方側にケーシング
    本体部より車輪の長手方向に延びるフランジを有するも
    のであり、このフランジ部には、弱化状態のビス受入部
    が形成されることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載の嵌込式車輪装置。
  6. 【請求項6】 前記ビス受入部には、ビス頭部形状が形
    成されることを特徴とする請求項5記載の嵌込式車輪装
    置。
  7. 【請求項7】 前記係止爪を含むケーシングの一部に
    は、嵌込孔の寸法より張り出す状態の変形誘発部が形成
    され、この変形誘発部が嵌込時に内側に押し込 まれるこ
    とにより生ずる撓みを、係止爪に対しこれを張出方向に
    偏寄させるような撓みとして伝播させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の嵌込式車輪装置。
  8. 【請求項8】 樹脂成形されたケーシングと、前記ケー
    シングに保持される車輪ユニットとを具えて成り、この
    ケーシングを、取付部材側に形成された嵌込孔に収めた
    状態で用いる部材において、 前記ケーシングの側周部には、取付部材の嵌込孔に対し
    て食い込み状態に係合する係止爪が形成され、係止爪を
    取付部材側に係止させるにあたっては、係止爪とケーシ
    ングの胴部との間に楔を打ち込んで固定するようにした
    ことを特徴とする嵌込式車輪装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1、2、3、4、5、6、7
    または8記載の嵌込式車輪装置を脚部底面に具えている
    ことを特徴とする嵌込式車輪装置を用いた椅子。
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