JP3371031B2 - スプレーガンおよび塗装装置 - Google Patents

スプレーガンおよび塗装装置

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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • B05B7/2489Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device an atomising fluid, e.g. a gas, being supplied to the discharge device
    • B05B7/2497Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device an atomising fluid, e.g. a gas, being supplied to the discharge device several liquids from different sources being supplied to the discharge device

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプレーガンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】塗装作業においては、2色以上の塗料を
完全には混色させずに被塗装物に付着させて、所謂大理
石模様や御影石模様のような石調模様、あるいは乱糸模
様や梨地模様などの色模様の形成が望まれることがあ
る。
【0003】従来そのような色模様を形成する装置とし
て、複数の噴射ノズルを有したいわゆる多頭ガンを用
い、色を異にする塗料もしくは塗材をそれぞれ収容した
各別の容器から対応する噴射ノズルに塗料を供給するよ
うにしたものがある(特公平5−9587号)。そし
て、そのような装置を用いて色模様を形成するにあたっ
ては、多頭ガンと被塗装物とを相対的に走査し、その過
程で各噴射ノズルより塗料の噴射を行わせるようにして
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
方式にて塗装を行う場合、上記走査の方向が異なれば被
塗装物への複数の塗料の付着順序が異なってくるために
形成される模様が均一なものとならない。従って従来の
ように多頭ガンを用いる場合には走査方向が制約を受け
るので、塗装の作業効率が低いものであった。
【0005】これに対し、実公昭58−35318号公
報に記載されたスプレーガンのように、同一軸心上に複
数の管を配してなる多重管構造の噴射ノズルを具備して
2液の吹き付けを行うものが知られている。かかる構成
のスプレーガンを用いれば、各液がほぼ同一部位から噴
射されるために走査方向の制約を受けず、従って塗装作
業の効率が向上することが期待される。
【0006】しかしながら、かかるスプレーガンは本来
主剤および硬化剤の外部混合による2液塗装を行うこと
を目的として、比較的均質な、もしくは良好な混合状態
が得られるように構成されており、これを色模様塗装に
適用すると2色の塗料の混合状態が生じて所望の模様を
形成することができなかった。
【0007】本発明は、以上の技術課題に鑑みてなされ
たもので、2色以上の塗料を完全には混色させずに被塗
装物に付着させて色模様の形成を行う際の操作性および
塗装作業性の効率を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
第1および第2の塗料を完全には混合させずに2色模様
の形成を行うために用いられるスプレーガンであって、
塗料ノズルの先端開口の内側に設けられ、中空部を有し
た第1の弁体と、該第1の弁体の中空部の先端開口を開
閉可能とすべく前記中空部に設けた第2の弁体を同心に
設けパターン調整用空気通路と霧化用空気通路に分岐
された吹き付け用圧縮空気のうち、霧化用空気通路の少
なくとも一部に、前記塗料ノズルの先端に導入される
化用圧縮空気が噴射する噴射口の開口面積より、断面積
を1/3よりも小とする、絞り部を設けたものである。
【0009】絞り部は通路面積を調節するための調節手
段を具えたものである。これによって塗料や仕上げの状
態に応じて適正な模様の塗装を行う場合や、変化を持た
せるのに役立つ。
【0010】 なお、本明細書において「色」とは、有彩
色のほか白,黒,灰色のような無彩色も含むものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、同一軸心上に複数の管を配し
てなる多重管構造の塗料ノズルを具備しているので、2
液がほぼ同一部位から噴射されるために走査方向の制約
を受けず、従って塗装作業の効率を向上することができ
る。また、霧化用空気は、途中において適切に絞られ、
絞りを行わない場合よりも圧力が低く、弱い空気流とな
っている。
【0012】すなわち、霧化用空気通路の断面積を少な
くとも一部において小とし、霧化用空気噴射口の開口面
積を相対的に広くすることにより、噴射空気をソフトな
空気流とすることができる。従って塗料ノズルから噴射
される第1液および第2液は完全には混合されず、被塗
装物上に所望の色模様が形成されることになる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1および図2は、それぞれ、本発明スプレーガン
の一実施例の側断面図およびその主要部の拡大図であ
る。
【0014】これら図において、1はスプレーガン先端
部にカバー7によって取り付けられる空気キャップであ
り、ここから突設した一対の角部の内側面に楕円形状の
噴射パターンを形成するための側面空気穴1Sを有して
いる。4はスプレーガン先端部の空気キャップ1の内側
に取り付けられる塗料ノズルであり、その空気通路4A
は塗料ノズル4先端付近の中心空気穴1Cに圧縮空気を
導くべく構成されている。ここで中心空気穴1Cは塗料
ノズル4から噴出される塗料を吸い上げ霧化するための
真空状態を作り出す機能を有し、塗料ノズル4先端と同
心に位置づけられる。
【0015】塗料ノズル4は模様形成に供される2種類
の塗料(以下第1液、第2液という)を噴射可能に構成
され、二重構造を有している。すなわち、塗料ノズル先
端開口を開閉可能とすべくその内側に中空の第1ニード
ル弁18が挿入され、さらにその第1ニードル弁18の
先端開口を開閉可能とすべく第1ニードル弁18の中空
部に第2ニードル弁12が設けられている。そして、塗
料ノズル4の内壁と第1ニードル弁との空隙部には第1
液用ニップル42側より第1液が、一方第1ニードル弁
18の内壁と第2ニードル弁12との空隙部には第2液
用ニップル43側より第1ニードル弁18に設けた開口
部18Oを介して第2液が導入される。このように、第
1ニードル弁18は、第1液の噴射口を開閉するための
弁機能を有するとともに、第2ニードル弁12によって
第2液の噴射口が開閉されるノズルとしての機能を有し
ている。なお、第1液噴射口と第2液噴射口との開口面
積比は適宜定めうるものである。
【0016】11は先端ボディであり、塗料ノズル4お
よび第1,第2ニードル弁18,12を収納し、空気キ
ャップ1および塗料ノズル4が取り付けられるととも
に、第1液ホース42Hを介して供給される第1液を塗
料ノズル4の内壁と第1ニードル弁との空隙部に導入す
るための第1液用ニップル42、および第2液を第1ニ
ードル弁18の内壁と第2ニードル弁12との空隙部に
導入するための第2液用ニップル43が取り付けられ
る。先端ボディ11は、カバー16によって公知のスプ
レーガン本体部分とほぼ同等の構成を有したスプレーガ
ン本体100に対して取り付けおよび取り外しが可能で
あり、当該取付によって、スプレーガン本体100内に
設けた圧縮空気通路109の空気口109Cおよび10
9Pと、先端ボディ11内の霧化用圧縮空気通路111
およびパターン用圧縮空気通路113との連通がそれぞ
れ行われる。
【0017】15は第1ニードル弁18の摺動を受容可
能に、かつ第1液用ニップル42および第2液用ニップ
ル43の取り付け部位の間に設けたパッキンケースであ
り、第1液供給路と第2液供給路との間で封止を行うた
めのVシール13およびOリング14が配置される。ま
た、このパッキンケース15に関連して、先端ボディ1
1には下方に開口を有した排出路120が形成されてお
り、万一パッキンケース部分において第1液または第2
液の漏洩が生じてもその排出路120から排出が行わ
れ、漏出液が第2液または第1液の供給路に至らないよ
うにしてある。また、この排出路120の状態を操作者
が目視すれば漏洩の有無を確認することができるので、
パッキンケースないしスプレーガンのメンテナンス時期
を容易に認識することができる。さらに、この排出路1
20に関連して、漏洩液の滴下を防止する手段、あるい
は漏洩の有無の確認を容易とする手段を設けてもよい。
【0018】19は第1ニードル弁18の後端部に、第
2ニードル弁12の摺動を受容可能に、かつ第2ニード
ル弁12に設けた段差部12Sと係合可能に設けたスト
ッパである。20は第1液出口を閉塞する方向に第1ニ
ードル弁18を付勢するばねであり、スプレーガン本体
100とストッパ19との間に設けられている。
【0019】21は第2ニードル弁12に連結されたロ
ッドであり、スプレーガン後方に延在している。28は
そのロッド21にさらに連結したばね受けであり、第2
液出口を閉塞する方向にロッド21ないし第2ニードル
弁12を付勢するばね34を受けている。33は第1液
調節つまみであり、段差部12Sとストッパ19との係
合後の第2ニードル弁12の変位量を規制することによ
り第1ニードル弁18の塗料ノズル4に対する後退量を
規制し、もって噴射される第1液の量を調節するのに用
いられる。
【0020】スプレーガン本体100の把持部の下端部
に設けた空気ニップル170には、コンプレッサ等の圧
縮空気供給源に接続されたエアホース170Hが取り付
けられ、空気ニップル170に導入された圧縮空気は、
本体内圧縮空気通路101、103、105および10
7を介して空気通路109に導かれる。37は空気通路
105を開閉可能に設けた空気弁、38はその空気弁の
シート部、36は空気弁37を空気通路105の閉塞方
向に付勢するばねである。40は空気量調節装置であ
り、空気通路103に対して位置づけられる弁体40V
と、弁体40Vの位置を調整してその開度を定めること
により圧縮空気供給量を調節するためのつまみ40Tと
を有している。
【0021】また、空気通路109には、パターン調節
用空気通路113に連通する空気通路出口109Pに対
して位置づけられる弁体29Vと、弁体29Vの位置を
調整してその開度を定めることによりパターン用圧縮空
気供給量を調節するためのつまみ29Tとを有したパタ
ーン調節装置29が設けられている。
【0022】130は本体上部の回動軸131に取り付
けた引金であり、空気弁37の操作ロッド37Rに係合
するとともに、その係合位置と回動軸との途中において
第1液用弁機構のロッド21に結合している。そして、
その操作に伴って、ばね36の付勢力に抗し空気弁37
が開放されるとともに、ばね34ないしばね20の付勢
力に抗し第2ニードル弁12ないし第1ニードル弁18
が作動する。
【0023】本例においては、先端ボディ11内の霧化
用圧縮空気通路111と、塗料ノズル4内の空気通路4
Aとを連通する連通部111Aに開口した霧化用圧縮空
気通路111の端部に臨んで、霧化用空気を絞るための
絞り部をなし且つその絞り量を調節するための手段をな
す絞り機構部150を設けてある。この絞り機構150
は、本例では先端ボディ11の端面より連通部111A
に向けて設けられたねじ穴に螺合されるねじの形態を有
し、その先端部を上記空気通路端部開口に臨ませてねじ
の送りに伴い上記空気通路端部開口を開閉して行く方向
に変位可能な弁部となすとともに、他端部を操作者によ
るねじの送り量すなわち弁部による空気の絞り量の調整
操作を受容可能な頭部としてある。なお、絞り機構部1
50の調整は、空気キャップ1を取り外し、ねじ頭部を
露出させた状態で行うことができる。
【0024】以上の構成において、所望の色模様塗装を
行うべく操作者が被塗装物にガン先端を対向させ、引金
130を操作すると、ばね36の付勢力に抗し空気弁3
7が開放されるとともに、ばね34ないしばね20の付
勢力に抗し第2ニードル弁12ないし第1ニードル弁1
8が後退して第1液および第2液の噴射が行われるが、
空気弁ロッド係合部は第1液用弁機構のロッド結合部よ
り回動軸131から遠い位置にあるため変位量が大き
く、操作の初期にはまず圧縮空気のみの噴射がなされ、
続いて第2ニードル弁12が第1ニードル弁18に対し
て後退して第2液出口が開き、第2液が噴出する。引き
金130がさらに引き絞られ、第2ニードル弁12が第
1ニードル弁18に対してさらに後退してゆくと、第2
ニードル弁12の段差部12Sと第1ニードル弁18の
ストッパ19と係合し、これ以降は第2ニードル弁12
と一体となって第1ニードル弁18が塗料ノズル4に対
して後退し、第1液出口が開放されて第1液も噴射され
る。
【0025】ここで、中心空気穴1Cから噴射される
用空気は、途中において絞り機構150の調整によっ
て適切に絞られ、絞りを行わない場合よりも圧力が低
く、弱い空気流となっている。すなわち、霧化用空気通
路の断面積を少なくとも一部において小とし、霧化用空
気噴射口の開口面積(本例スプレーガンでは塗料ノズル
先端周囲に環状に形成される中心空気穴1Cおよびその
近傍にある補助空気孔の合計の開口面積)を相対的に広
くすることにより、噴射空気をソフトな空気流とするこ
とができる。従って塗料ノズル4から噴射される第1液
および第2液は完全には混合されず、被塗装物上に所望
の色模様が形成されることになる。
【0026】操作者が引金130の操作を解除すると、
ばね36の付勢力によって空気弁37が閉塞されるとと
もに、ばね34ないしばね20の付勢力によって第2ニ
ードル弁12ないし第1ニードル弁18が前進して第1
液および第2液の噴射が停止されるが、初期には第2ニ
ードル弁12と一体となって第1ニードル弁18が塗料
ノズルに対して前進し、まず第1液出口が閉塞されて第
1液の噴射が停止される。第2ニードル弁18が第1液
出口の閉塞位置に達した以降は、第2ニードル弁12が
第1ニードル弁18に対して前進して第2液出口が閉塞
され、さらにばね36の付勢力によって空気弁37が閉
塞されることになる。
【0027】図3は以上のごときスプレーガンを用いて
構成した色模様形成用塗装装置の構成例を示す。ここ
で、200は図1にその全体を示したスプレーガンであ
り、ガン把持部に形成された空気通路の圧縮空気導入部
に設けられる空気ニップル170に取り付けられたエア
ホース170H、第1液用ニップル42に取り付けられ
た第1液用ホース42Hおよび第2液用ニップル43に
取り付けられた第2液用ホース43Hを介して、それぞ
れ、エアコンプレッサ形態の圧縮空気供給源300、加
圧タンク形態のの第1液供給源400および加圧タンク
形態の第2液供給源500に接続されている。
【0028】ここで、液供給源400,500には、例
えば岩田塗装機工業株式会社製のペイントタンクのよう
な、コンプレッサ300からの圧縮空気の導入に応じて
容器内が加圧され、これによって貯留液の圧送を行う加
圧タンクを用いることができる。また、貯留する液は、
所望の色模様に応じた色(色相、明度または彩度の異な
るものを含む)の塗料とすればよく、タンク内圧力の調
節機構410,510の配設によって塗料の供給量を調
節することもできる。
【0029】以上の実施例において、塗料の霧化を行う
ための空気噴射口の断面積と、絞り部の断面積との比率
は、形成しようとする模様や塗料の物性等に応じて適宜
定めることができるが、前者を後者の3倍以上、好まし
くは5倍以上としたときに2液が完全には混色しない模
様の形成を行うことができた。また、本例では、同一軸
心上に複数の管を配してなる多重管構造の塗料ノズル4
を具備しているので、各液がほぼ同一部位から噴射され
るために走査方向の制約を受けず、従って塗装作業の効
率を向上することができる。
【0030】なお、以上の実施例では霧化用空気通路の
絞り量を調整するための機構を設けたが、絞り量を固定
してもよいのであれば予め空気通路に所定の絞り部を設
けておいてもよい。また、絞り機構または絞り部は、中
心空気穴1Cに至る空気通路のいずれの部位に設けても
よい。
【0031】また、絞り量の設定もしくは確認を容易に
行うための手段を付加することもできる。そのような手
段としては、例えば、絞り量に応じて先端ボディ11の
端面より突出するねじ部のねじ山の数、あるいは弁部を
いったん突き当ててから戻し回転を行うべき回転数を、
絞り量に対応させた数値データとすることができ、その
ようなデータをねじ頭部に刻設する等してもよい。また
は、絞り量毎に各別のねじを用意してもよい。さらに、
霧化用空気噴射口の開口面積の異なる空気キャップ1が
取り付けられることを考慮し、空気キャップに対応した
データを上記データに付加してもよい。
【0032】加えて、絞り機構部として上例では端部を
弁部とし、先端ボディ11の端面より連通部111Aに
向けて設けられたねじ穴に螺合されるねじの形態とした
が、その形態,形状,配設位置としては種々のものを採
用できるのは勿論である。例えば、空気通路の一部をス
プレーガン本体外に露出するチューブの形態とし、その
途中にボール弁形態の絞り機構を配設してもよい。
【0033】さらに、本実施例においてはガン本体10
0自体は公知のスプレーガン本体部とほぼ同等の構成を
有しているので、その先端部に中間ボディ11等所要の
部分を取り付けるようになして外部混合式2液塗装用ス
プレーガンを構成することも容易であり、かかる形態も
本発明の範囲に含まれるものである。
【0034】さらに加えて、上例では操作者が直接把持
して塗装作業を行う形態のスプレーガンに本発明を適用
した場合について述べたが、本発明は塗装ロボットなど
自動塗装システムに用いられるいわゆる自動ガンにも適
用できるのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2色以上の塗料を完全には混色させずに被塗装物に付着
させて色模様の形成を行う際の操作性および塗装作業性
の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スプレーガンの一実施例を示す側断面図
である。
【図2】図1の主要部の拡大図である。
【図3】図1のスプレーガンを用いて構成した色模様形
成用塗装装置の構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 空気キャップ 1C 中心空気穴 4 塗料ノズル 7,16 カバー 12 第2ニードル弁 15 パッキンケース 18 第1ニードル弁 19 ストッパ 20,34,36 ばね 21 ロッド 29 パターン調節装置 33 塗料調節用つまみ 37 空気弁 40 空気量調節装置 42 第1液用ニップル 43 第2液用ニップル 100 スプレーガン本体 101,103,105,107,109,111,1 13 空気通路 120 排出路 130 引金 150 絞り機構部 170 空気ニップル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の塗料を完全には混合させ
    ずに2色模様の形成を行うために用いられるスプレーガ
    ンであって、塗料ノズル先端開口を開閉可能とすべくそ
    の内側に設けられ、中空部を有した第1の弁体と、該第
    1の弁体の中空部の先端開口を開閉可能とすべく前記中
    空部にもうけた第2の弁体と、を具備し、前記塗料ノズ
    ルの内壁と前記第1の弁体との空隙部には前記第1の液
    を、前記第1の弁体と前記第2の弁体との空隙部には前
    記第2の液を導入して前記塗料ノズルの先端開口および
    前記第1の弁体の中空部の先端からその開放にともなっ
    てそれぞれ前記第1および前記第2の液が噴射されるよ
    うにするとともに、吹き付け用圧縮空気はパターン調整
    用空気通路と霧化用空気通路に分岐され、前記霧化用空
    気通路には、前記塗料ノズルの先端に導入される霧化用
    圧縮空気が噴射する噴射口の開口面積より、霧化用空気
    通路の断面積を1/3より小とすべく、少なくともその
    一部に絞り部を設けてなることを特徴とするスプレーガ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記絞り部は通路面積を調節するための
    調節手段を具えたことを特徴とする請求項1に記載のス
    プレーガン。
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