JPH0545402Y2 - - Google Patents

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JPH0545402Y2
JPH0545402Y2 JP16802187U JP16802187U JPH0545402Y2 JP H0545402 Y2 JPH0545402 Y2 JP H0545402Y2 JP 16802187 U JP16802187 U JP 16802187U JP 16802187 U JP16802187 U JP 16802187U JP H0545402 Y2 JPH0545402 Y2 JP H0545402Y2
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paint
air
air cap
spray gun
injection port
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は狭口をもつ缶、ビン等の内面塗装とか
リツプ溝形鋼内部等の如き吹付け死角を持つた被
塗物に利用ができる内部混合スプレーガンに関す
るものである。
<従来の技術> 従来用いられている小口径長筒状物、深溝物入
口の小さい物体の内面塗装のスプレーガンとして
は、例えば本願出願人による実公昭35−678号が
知られている(第4図参照)。これは塗料ノズル
とニードル弁の先端位置に嵌めたキヤツプ部にパ
ターン偏向用の空気孔を斜め前方へ向け穿つた片
角ガンであり、直状管の片方より圧縮空気を噴射
して噴霧塗料を屈折せしめて直状管塗料のみを偏
向して噴射するように構成されている。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、このような片角ガンは、塗料を斜前方
に噴霧するため容器の肩部においては塗料が塗布
できない死角部分が発生する。特に、狭口をもつ
缶、ビン内部とかリツプ溝形鋼内部の塗装に当つ
ては、パターン偏向用空気aの噴射角度により死
角部分(第4図のb部分)を生じ、死角部分は塗
装不可能となる。そこで、どうしても塗装が必要
な際は、塗液中に浸漬させ、浸漬の後は余分な塗
料を振り切るなどの処置をする、所謂デツピング
塗装をして処理している。勿論、片角ガンで、斜
後方にパターン偏向用空気aを噴射するには、第
5図に示すように、片角を前方に相当ださなけれ
ばならないが、この場合ガン自体が大きくなり、
また噴霧塗料がガンに付着cし、その付着塗料が
被塗物に落下することによつて、良好な塗面が得
られないという問題点を含むことになる。
本考案は上記実情に鑑み、先端に配す空気キヤ
ツプ自体に斜後方に逆向きの塗料噴出を行なわ
せ、従来の欠陥を一掃する内部混合スプレーガン
を提供することを目的としたものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、塗料ノズルと、該塗料ノズル内に配
設されたニードル弁と、前記塗料ノズルの先端外
周を囲むように取付けた空気キヤツプによつて前
記塗料ノズルと空気キヤツプとの間に形成される
空気通路を有してなる内部混合スプレーガンにお
いて、前記空気キヤツプは密閉状の容器部からな
り、該空気キヤツプの側方には前記密閉状容器部
の内部と連通し、且つ斜め後方に開口する塗料噴
射口を形成したものである。
<作用> 上記のような構成のため、スプレーガンの長首
パイプ部(直状管部)を、狭口を持つ缶、ビン内
とかリツプ溝形鋼等の如き凹凸を有し死角部分が
生じ易い被塗物に案内し、所定の塗料噴射を行な
うことにより、先端の空気キヤツプの側方に斜め
後方に向け形成した塗料噴射口から塗料と空気が
混合された混合塗料が斜め後方に向け噴射され、
今まで死角部分であつた箇所に対して塗装が出来
る。勿論、胴部も一緒に塗装したいときは、空気
キヤツプに、更に横向き(長手方向に直交する位
置)の塗料噴出口を配し、これより塗料噴射を行
なえばよい。
<実施例> 以下、本考案を実施例の図面について詳述すれ
ば、次の通りである。
第1図は斜め後方に向かつてのみ噴射する塗料
噴射口を配した内部混合スプレーガンを示すもの
で、1は該スプレーガン本体2の前端に突設され
た長首パイプ部で、該長首パイプ部1の内部中央
にニードル弁3を配し、その外周に塗料案内管4
及び該塗料案内管4の外側に空気案内管5を設
け、塗料案内管4の先端に塗料ノズル6の先端を
囲むように内部に密閉状容器部7aを形成した空
気キヤツプ7を取付け、該空気キヤツプ7の側部
に、前記密閉状容器部の内部と外方とを連通する
塗料噴射口8を斜め後方に向けて形成し、内部混
合スプレーガンとしたものである。尚、該塗料噴
射口8の形状は丸吹噴霧の場合は丸孔とし、平吹
噴霧の場合はスリツト状の長孔に形成される。
次に、この作用を説明すると、内部混合スプレ
ーガン2の空気案内管5及び塗料案内管4内に公
知の方法により夫々空気Aと塗料Bを導入し、ニ
ードル弁3を塗料ノズル6より適宜後退させるこ
とにより、塗料ノズル6より噴出する塗料Bと空
気案内管5より噴出する空気Aとが空気キヤツプ
7の内部に形成された密閉状容器部7a内にて内
部混合される。
ここで、塗料Bと空気Aが混合された混合塗料
B′は空気キヤツプ7の側方に開口する塗料噴射
口8より、斜め後方に向け噴霧されるため、例え
ば図示のようなビン等の被塗部10の内肩部10
aのような従来では死角部分bとされていた箇所
も確実に塗装し得るものとなる。更に、塗料ノズ
ル6内部にニードル弁3の先端が当り停止する構
成で塗料だまりの量が少ないため、塗料垂れがな
い。
また、この場合、被塗物10の胴部10bをも
塗装したいときは、第2図に示す他の実施例の構
成の如く空気キヤツプ7の構造を、密閉状容器部
7aに連通する噴射口を、前記の斜め後方に噴射
する塗料噴射口8の他に直行方向に開口する横方
向塗料噴射口8′を形成し、該横方向塗料噴射口
9からも噴射させる。即ち、横方向塗料噴射口9
より噴霧される混合塗料B′は被塗物10の胴部
10b面を塗装するものとなり、前記斜後方に向
け噴射する塗料噴射口8の噴霧と挨俟つて塗装死
角部分を招かない完全な内部塗装ができる。
<考案の効果> 上述のように本考案の内部混合スプレーガン
は、塗料ノズルの先端に配す空気キヤツプを密閉
状容器部として塗料と空気を内部混合させ、該空
気キヤツプに斜後方へ向けた塗料噴射口を設けた
ことにより、塗料噴霧が後方に向くため、狭口を
もつた缶、ビン等の内肩部をもつた吹付死角とか
リツプ溝形鋼のリツプ内側等が無理なく塗装し得
る。勿論、この塗装はあくまで噴霧吹付けのた
め、従来この種のタイプの塗装で採用されていた
デツピング塗装処理のような塗膜が厚くなる欠陥
がなく、薄膜で、均一な塗装ができる。しかも治
具等をも要しない。また、この空気キヤツプは密
閉状容器構造となるため、前記斜め後方への塗料
噴射口の他に横方向塗料噴射口等を同時に設ける
ことが可能で、狭口をもつた缶、ビン等の被塗物
の胴部方向の塗装も同時にできる。更に、噴射停
止時は塗料ノズル内部にニードル弁先端が当り停
止する構成であり塗料だまりの量が少ないため、
塗料垂れがなく、噴霧停止が可能となる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部拡大断面図、第2図は同
他の実施例の要部拡大断面図、第3図はスプレー
ガンの概略を示す側面図、第4図は従来のスプレ
ーガンの要部拡大断面図、第5図は同パターン偏
向用空気噴出口を後方に向けた説明図である。 3……ニードル弁、6……塗料ノズル、7……
空気キヤツプ、8……斜後方の塗料噴射口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料ノズルと、該塗料ノズル内に配設されたニ
    ードル弁と、前記塗料ノズルの先端外周を囲むよ
    うに取付けた空気キヤツプによつて前記塗料ノズ
    ルと空気キヤツプとの間に形成される空気通路を
    有してなる内部混合スプレーガンにおいて、前記
    空気キヤツプは密閉状の容器部からなり、該空気
    キヤツプの側方には前記密閉状容器部の内部と連
    通し、且つ斜め後方に開口する塗料噴射口を形成
    してなる内部混合スプレーガン。
JP16802187U 1987-11-02 1987-11-02 Expired - Lifetime JPH0545402Y2 (ja)

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JP16802187U JPH0545402Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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JPH0173356U JPH0173356U (ja) 1989-05-17
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