JP3370906B2 - 工具収納装置 - Google Patents

工具収納装置

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JP3370906B2
JP3370906B2 JP20657397A JP20657397A JP3370906B2 JP 3370906 B2 JP3370906 B2 JP 3370906B2 JP 20657397 A JP20657397 A JP 20657397A JP 20657397 A JP20657397 A JP 20657397A JP 3370906 B2 JP3370906 B2 JP 3370906B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15713Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle
    • B23Q3/1572Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means
    • B23Q3/15726Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means the storage means rotating or circulating in a plane parallel to the axis of the spindle
    • B23Q3/1574Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means the storage means rotating or circulating in a plane parallel to the axis of the spindle the axis of the stored tools being arranged perpendicularly to the rotating or circulating plane of the storage means
    • B23Q3/15746Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means the storage means rotating or circulating in a plane parallel to the axis of the spindle the axis of the stored tools being arranged perpendicularly to the rotating or circulating plane of the storage means the storage means comprising pivotable tool storage elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動工具交換機能
を備えた工作機械に装備される工具収納装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、マシニングセンターに装備さ
れる工具収納装置は、工具ポットを所定経路に沿って移
送するとともに、所定の割出位置へ移送された工具ポッ
トを格納状態または交換可能状態へと回動させる構造に
なっている。 【0003】また、このような工具収納装置として、例
えば、実公平4−2756号公報には、工具ポットを移
送機構に対して回動可能に取り付け、工具ポットの後方
から突出した部分を、上下移動可能な可動機構の爪間で
把持し、この可動機構を上下移動させることにより、工
具ポットを格納状態または交換可能状態へと回動させる
構造のものが開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の工具収納装置においては、上記工具ポットの後方か
ら突出した部分に、回転自在なローラを配置して、この
ローラを上記可動機構の爪間で把持するようになってい
た。このような構造にすると、工具ポットと可動機構の
爪との間に強い摩擦力が作用しないため、ローラおよび
可動機構の爪の摩耗が抑制され、また、可動機構の上下
動に追従してスムーズに工具ポットが回動するようにな
る。 【0005】しかしながら、可動機構によって把持され
る部分に上記のようなローラを設ける場合、工具ポット
の回動中心に配置される回動軸とは全く別に、多数の工
具ポットのそれぞれに対して上記ローラと、このローラ
用の支軸を設けなければならないため、どうしても工具
ポットの単価が高くなりやすく、より多数の工具ポット
を装備するほど、工具収納装置全体の価格が上昇すると
いう欠点があった。 【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、工具ポットの構造が従来
よりも簡素化されていて、製造コストを抑制可能な工具
収納装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するために、本発明は、請求項1記載の通
り、工具交換装置によって工具が装脱着される工具ポッ
トと、該工具ポットを回動可能に支持するとともに、所
定の割出位置を含む所定経路に沿って前記工具ポットを
移送する移送手段と、前記所定経路上の前記割出位置以
外の位置において前記工具ポットの回動を規制し、該工
具ポットを格納状態に維持する回動規制手段と、前記割
出位置において前記工具ポットを、前記格納状態、また
は前記工具交換装置による装脱着を実行可能な交換可能
状態のいずれかへ回動させる傾倒手段とを備えた工具収
納装置において、前記傾倒手段として、前記割出位置に
ある前記工具ポットを支持して、該工具ポットの回動中
心を一定の位置に維持する位置決め部材と、 該位置決め
部材の外周に回動可能に装着されることにより、前記割
出位置にある前記工具ポットの回動中心と同一の軸線を
中心にして回動可能に配設され、回動時には前記割出位
置にある前記工具ポットを、前記格納状態または前記交
換可能状態へと回動させる回動部材と、該回動部材を回
動させる駆動手段とを備えており、前記工具ポットが、
該工具ポットの回動中心と軸心を一致させた状態に配置
されたローラと、該ローラを回動可能に支持する支持部
材とを有し、前記位置決め部材が、円筒状内壁面で前記
ローラを保持して、前記工具ポットの回動中心を一定の
位置に維持可能な形状で、前記円筒状内壁面をなす部分
の一部には、前記工具ポットの移送時および回動時に、
前記支持部材を通過させるための通路が切り欠かれた形
状とされ、前記回動部材が、前記工具ポットを前記交換
可能状態にする位置まで回動した際に、前記位置決め部
材に切り欠かれた通路の一部を閉鎖する形状とされてい
ことを特徴とする。 【0008】この工具収納装置において、工具ポット
は、回動部材に追従動作して、前記格納状態または前記
交換可能状態へと回動するが、回動部材が、割出位置に
ある工具ポットの回動中心と同一の軸線を中心にして回
動するため、回動部材と工具ポットとの位置関係が相対
的に変位することのないまま一体に回動する状態とな
り、回動部材と工具ポットとの間には、強い摩擦力がほ
とんど作用しない。したがって、工具ポットには、上記
従来技術欄において説明したようなローラやローラ用の
支軸を配設しなくても、工具ポットまたは回動部材が著
しく摩耗するようなことはなく、また、摩擦抵抗が原因
で工具ポットが回動しにくい状態になることもない。よ
って、工具ポットからローラを廃することができ、その
分だけ工具ポットの単価が安価になり、ひいては工具収
納装置全体の価格を低く抑えることができる。 【0009】なお、上記工具収納装置において、回動部
材は、少なくとも、移送手段によって移送されてくる工
具ポットを受け入れることができる形状で、受け入れた
状態になったら、一体となって回動可能な構造である必
要がある。但し、回動部材の具体的な形状は、工具ポッ
トの形状によっても左右されるものであり、一概に特定
することはできない。 【0010】また、駆動手段は、回動部材を回動させる
ことができる手段であれば具体的な形態については特に
限定されない。例えば、エアシリンダのような直線的に
移動する可動部を備えたものであれば、回動部材および
エアシリンダの双方に対して回動可能にリンク部材を連
結し、直線運動を回転運動に変換して伝達するような動
力伝達機構を構成すればよい。また、モータのような回
転運動する可動部を備えたものであれば、回動部材との
間にギヤ列やベルトなどを介在させてモータの回転を回
動部材に伝達する動力伝達機構を構成すればよい。 【0011】さらに、この種の工具収納装置における移
送手段として、チェーンを採用したものが知られている
が、このような移送手段の場合、回動部材からの力が工
具ポットに作用すると、その力を受けて工具ポットを装
着してあるチェーンがたるみ、それに伴って、工具ポッ
トの回動中心が若干変位する恐れがある。そこで、この
ような問題にも対処するため、前記割出位置にある前記
工具ポットを支持して、該工具ポットの回動中心を一定
の位置に維持する位置決め部材を備えている。 【0012】このような工具収納装置であれば、位置決
め部材が工具ポットの回動中心を一定の位置に維持する
ので、回動部材からの力が工具ポットに作用した場合で
も、工具ポットは一定の位置を中心に回動し、正確に正
規の格納状態または交換可能状態へと回動するようにな
る。 【0013】さらに、前記工具ポットが、該工具ポット
の回動中心と軸心を一致させた状態に配置されたローラ
と、該ローラを回動可能に支持する支持部材とを有し、
前記位置決め部材が、円筒状内壁面で前記ローラを保持
して、前記工具ポットの回動中心を一定の位置に維持可
能な形状で、前記円筒状内壁面をなす部分の一部には、
前記工具ポットの移送時および回動時に、前記支持部材
を通過させるための通路が切り欠かれた形状とされ、前
記回動部材が、前記工具ポットを前記交換可能状態にす
る位置まで回動した際に、前記位置決め部材に切り欠か
れた通路の一部を閉鎖する形状とされている。 【0014】このような工具収納装置によれば、位置決
め部材と工具ポットは、ローラを介して接触する状態に
なるため、位置決め部材と工具ポットの間に作用する摩
擦力を低減できる。また特に、位置決め部材には、ロー
ラを支持する支持部材を通過させるために通路が切り欠
かれているが、回動部材が回動する際には、回動部材が
通路を閉鎖するため、この通路を介してローラが脱落す
ることはなく、ローラを適正な位置に保持したままの状
態で回動させることができる。 【0015】なお、工具ポットにこのようなローラを設
けると、どうしてもこのローラの分だけコスト高になる
が、それでも従来技術欄で説明した公報記載の工具ポッ
トのように、回動中心となる回動軸とローラ用の支軸と
を個別に設けたものよりは、軸の数を減らすことができ
るので安価である。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。実施形態として例示する工具収
納装置1は、図1および図2に示すように、複数の工具
ポット10を備え、この工具ポット10が、工作機械本
体側に固定されたマガジンベース11の内側に配設され
た移送機構12に装着されている。 【0017】移送機構12は、マガジンベース11の内
側に回転可能に配設された一対のスプロケット13,1
4と、このスプロケット13,14の間に掛け渡された
無端状のチェーン16と、チェーン16の外周側に固着
されたブラケット18などを備えてなり、上記複数の工
具ポット10は、それぞれ上記ブラケット18に取り付
けられて、一方のスプロケット13がモータ(図示略)
によって回転駆動された際に、チェーン16とともに循
環する経路を移送されるようになっている。 【0018】また、上記複数の工具ポット10は、いず
れも上記ブラケット18に対して回動可能に取り付けら
れているが、工具ポット10の移送経路の大部分の範囲
では、マガジンベース11外周部の内壁面11aが工具
ポット10に接触する状態にある。そのため、この内壁
面11aが工具ポット10の回動を規制する状態とな
り、工具ポット10は、工具Tを正面に向けた状態(以
下、格納状態という)に維持されている。 【0019】一方、マガジンベース11の下端側には割
出口11bが形成され、この割出口11bが形成された
位置(以下、割出位置という)に限り、工具ポット10
が、上記格納状態から工具Tを下方に向けた状態(図示
二点鎖線で示す状態;以下、交換可能状態という)まで
回動可能となっている。そして、この割出位置には、図
3および図4に示すように、工具ポット10を格納状態
または交換可能状態へと回動させる傾倒機構20が配設
されている。 【0020】傾倒機構20は、マガジンベース11内に
固定された位置決め部材21と、位置決め部材21の外
周に回動可能に装着された回動部材22と、回動部材2
2を回動させるリンクロッド24などを備えてなり、位
置決め部材21で工具ポット10の回動中心を一定の位
置に維持するとともに、リンクロッド24を上下動させ
て回動部材22を回動させることにより、工具ポット1
0が、格納状態(図3参照)、または交換可能状態(図
4参照)へと回動するようになっている。 【0021】なお、マガジンベース11の上部には、ア
クチュエータケース26が設けられ、このアクチュエー
タケース26の内部に、上記スプロケット13を駆動す
るためのモータ(図示略)や、上記リンクロッド24を
上下動させるためのエアシリンダ(後から詳述)が収納
されている。 【0022】次に、上記工具ポット10の構造、および
工具ポット10のブラケット18に対する取付構造につ
いて、さらに詳しく説明する。上記工具ポット10は、
図5(a)〜同図(c)に示すように、正面側に工具装
着穴30が形成された本体部31と、本体部31の背面
側から後方へ平行に突き出した一対のポットアーム32
と、ポットアーム32の先端部において軸心を左右方向
に向けて取り付けられて、その両端がポットアーム32
の外側に突出する回動軸34と、ポットアーム32の内
側で回動軸34の外周に回転自在に取り付けられた位置
決めローラ36と、本体部31の底面側に設けられ、前
後方向に延びる軸線を中心に回転可能な移送ローラ38
と、ポットアーム32の付け根付近の内側に設けられ、
前後方向に延びる軸線を中心に回転可能な補助ローラ4
0と、本体部31の正面側寄り両側面に突設された係止
ピン42などを備えてなる。 【0023】これらの内、回動軸34は、ブラケット1
8によって回動可能に保持される部分である。また、位
置決めローラ36は、工具ポット10が割出位置まで移
送された際に、上記位置決め部材21の内側に嵌り込む
もので、位置決め部材21への導入を促すため、両端部
が細くなるようにテーパがつけられた形状となってい
る。また、移送ローラ38は、工具ポット10が移送さ
れる際に、マガジンベース11の内壁面11a(図1参
照)に接触すると回転し、工具ポット10とマガジンベ
ース11が接触箇所で擦れ合うのを防止している。ま
た、補助ローラ40は、チェーン16が十分に緊張して
いる場合にはどこにも接触しないが、何らかの原因でチ
ェーン16の緊張がゆるんだような場合に、マガジンベ
ース11側の部材等に接触して、位置決めローラ36等
が予期しない箇所に擦り付けられるのを防止している。 【0024】一方、上記ブラケット18は、図6(a)
〜同図(c)に示すように、チェーン16側に固着され
る矩形平板状のチェーン取付部50の両側端を下方へ折
り曲げて、その折り曲げた部分から後方へ平行に一対の
ブラケットアーム52を突き出した形状とされている。
ブラケットアーム52の先端には第1切れ込み部54が
形成され、また、ブラケット18の正面側下端には第2
切れ込み部56が形成されている。このブラケット18
は、図3および図4に示したとおり、チェーン16に固
着されて、ブラケットアーム52が略水平に後方へ延び
る状態に保持される。 【0025】以上のように構成された工具ポット10と
ブラケット18は、ブラケット18の第1切れ込み部5
4に工具ポット10の回動軸34を嵌め込むことによ
り、回動可能に連結される。回動軸34は、単に第1切
れ込み部54に嵌め込まれているだけであるが、工具ポ
ット10が格納状態にある場合は、図3に示すとおり、
工具ポット10の係止ピン42が、ちょうどブラケット
18の第2切れ込み部56に嵌り込んで、工具ポット1
0が後方へ動けない状態になり、回動軸34を第1切れ
込み部54から取り出せない状態になる。そのため、図
3に示した割出位置はもちろんのこと、工具ポット10
が割出位置以外の範囲を移送されている場合であって
も、工具ポット10が格納状態に維持されている限り
は、工具ポット10がブラケット18から脱落する恐れ
はない。また、割出位置において、工具ポット10が交
換可能状態へと回動する際には、図4に示したとおり、
上記係止ピン42と第2切れ込み部56の係合が解除さ
れるが、割出位置では、工具ポット10の位置決めロー
ラ36が位置決め部材21の内側に嵌り込んで、やは
り、工具ポット10が後方へ動けない状態になり、回動
軸34を第1切れ込み部54から取り出せない状態にな
る。そのため、工具ポット10が割出位置にある場合
も、工具ポット10がブラケット18から脱落する恐れ
はない。つまり、工具ポット10は、移送機構12およ
び傾倒機構20によって正規の可動範囲内を移送ないし
傾倒させられている限り、ブラケット18から脱落する
恐れが全くない。 【0026】さて一方、上記のように構成された工具ポ
ット10とブラケット18は、工具収納装置1から傾倒
機構20を取り外すと、割出位置において工具ポット1
0の装脱着を阻止する部材が存在しなくなるので、自由
に工具ポット10の装脱着ができるようになる。 【0027】そのため、この工具ポット10の装着に当
たっては、ブラケット18だけが固着されたチェーン1
6を、スプロケット13,14の間に掛け渡した後で、
割出口11bから工具ポット10を差し入れてブラケッ
ト18に嵌め込み、工具ポット10を格納状態まで回動
させておいてチェーン16を所定量移送し、さらに、工
具ポット10の装着を繰り返し、最後に、傾倒機構20
を取り付ければよい。 【0028】したがって、きわめて簡単に工具ポット1
0を取り付けることができ、従来品のような手間のかか
る取付作業、例えば、事前に工具ポットが装着されてき
わめて重くなったチェーンをスプロケットに掛け渡すよ
うな作業や、スプロケットにチェーンを掛け渡した後で
狭い空間に手を差し入れてチェーンに対して工具ポット
をネジ止めないしピン止めするような作業等は、いっさ
い行わなくてもよい。 【0029】次に、この工具収納装置1の傾倒機構20
について詳述する。上記位置決め部材21は、図7
(a),同図(b)に示すように、マガジンベース11
に対してネジ止めされる取付部60と、この取付部60
の下方に一体に設けられ、円筒状内壁面62aで位置決
めローラ36を保持可能なローラ保持部62とを備えて
なる。そして、ローラ保持部62には、ポットアーム3
2およびブラケットアーム52を工具ポット10の移送
時に通過させるための横方向通路62bと、ポットアー
ム32を工具ポット10の傾倒時に通過させるための縦
方向通路62cが切り欠かれている。 【0030】また、上記回動部材22は、図3および図
4に示したとおり、回転プレート64、上部プレート6
6、下部プレート68、およびリンク軸69によって構
成されている。これらの内、回転プレート64は、上記
位置決め部材21の取付部60を挟む両側にそれぞれ1
枚ずつ取り付けられ、いずれもローラ保持部62の外周
に回動可能に嵌め込まれている。そして、この一対の回
転プレート64を連結する形で、上部プレート66、下
部プレート68、およびリンク軸69が固着されてい
る。下部プレート68は、上面側がマガジンベース11
の内壁面11aとちょうど同じ高さ位置にあり、図3に
示した状態では、マガジンベース11に形成された割出
口11bを閉鎖している。また、リンク軸69にはリン
クロッド24が回動可能に連結されている。 【0031】以上のように構成された傾倒機構20は、
次のように作動する。まず、移送機構12によって割出
位置へ工具ポット10が移送されてくると、工具ポット
10の位置決めローラ36が、位置決め部材21のロー
ラ保持部62に嵌り込み、同時に、工具ポット10の移
送ローラ38が、下部プレート68の上に載る。 【0032】続いて、この状態でリンクロッド24を上
昇させると、回動部材22が回動し、この回動部材22
とともに工具ポット10も交換可能状態へと回動する。
この時、回動部材22の回動中心は、工具ポット10の
回動中心と全く同一軸線上にあるため、工具ポット10
と回動部材22が強く擦れ合うことはない。また、回転
プレート64は、図4に示すように、位置決め部材21
の横方向通路62bを閉鎖する形状とされている。その
ため、工具ポット10の傾倒時には、ブラケット18の
移送方向への動きが規制される。したがって、例えば工
具ポット10に何らかの外力が作用したとしても、工具
ポット10が交換可能状態へと回動した状態のまま、工
具ポット10が移送方向へ不正に変位させられてしまう
ことはなく、工具ポット10は適正な位置に維持され
る。 【0033】そして、工具ポット10が交換可能状態と
なった後は、工具交換装置(図示略)が作動して工具T
の交換がなされ、この交換が完了した後は、リンクロッ
ド24を下降させると、回動部材22が回動し、回動部
材22とともに工具ポット10が格納状態へと回動す
る。なお、この回動に伴い、位置決め部材21の横方向
通路62bの閉鎖は解除され、ブラケット18が通過可
能な状態となる。したがって、以降は、再び移送機構1
2による工具ポット10の移送を実行可能となる。 【0034】このように構成された工具ポット10と傾
倒機構20によれば、工具ポット10と同軸に回動する
回動部材22によって工具ポット10を回動させている
ので、工具ポット10と回動部材22が相対的に変位し
ない状態で回動する。そのため、工具ポット10と回動
部材22が強く擦れ合うことはなく、両者の間に摩擦を
抑制するためのローラ等を配置する必要がない。 【0035】したがって、工具ポットにローラを配設し
て、そのローラを傾倒機構で把持しつつ工具ポットを傾
倒させるように構成してあった従来品よりも、各工具ポ
ットに装着すべきローラの数を減らすことができる。そ
の結果、工具ポットの部品点数が減って構造が簡素化さ
れ、従来品よりも部品コストおよび組立コストを低減す
ることができる。 【0036】また、工具ポット10の位置決めローラ3
6が、位置決め部材21のローラ保持部62に嵌り込
み、工具ポット10の回動中心を一定の位置に維持して
いるので、工具ポット10がチェーン16およびブラケ
ット18といった比較的不安定な構造物によって支持さ
れているにもかかわらず、工具ポット10を十分に安定
した状態で回動させることができる。 【0037】次に、上記傾倒機構20を作動させるため
の駆動源について説明する。この工具収納装置1では、
傾倒機構20を作動させるための駆動源として、図8
(a)、同図(b)に示すエアシリンダ70を採用して
いる。このエアシリンダ70は、第1シリンダ室71
と、第1シリンダ室71内を摺動可能な第1ピストン7
2と、第1ピストン72に固定された第1ピストンロッ
ド73とを備えている。また、第1ピストン72の動作
をロックするためのロック機構として、第1ピストンロ
ッド73の側方に配置された第2シリンダ室75と、第
2シリンダ室75内を摺動可能な第2ピストン76と、
第2ピストン76に固定され、上記第1ピストンロッド
73に形成された係合溝73aに係合する位置まで動作
可能な第2ピストンロッド77と、第2シリンダ室75
内に配置され、第2ピストン76に当接し、第1ピスト
ンロッド73に係合する方向へ、第2ピストンロッド7
7を付勢するコイルスプリング78とを備えている。 【0038】そして、第1ピストン72により区画され
た第1シリンダ室71の一方の部屋には、第1吸排気通
路81が連通している。また、第2ピストン76により
区画された第2シリンダ室75の一方の部屋には、第2
吸排気通路82が連通し、さらに、第2シリンダ室75
の中途位置から第1シリンダ室71のもう一方の部屋へ
第3吸排気通路83が連通している。また、第2シリン
ダ室75のもう一方の部屋は、第4吸排気通路84を介
して大気圧開放されている。 【0039】以上のように構成されたエアシリンダ70
は、第1ピストンロッド73が下方へ伸縮する状態でア
クチュエータケース26(図1参照)の内部に設置さ
れ、第1ピストンロッド73の下端側に、上記傾倒機構
20のリンクロッド24が連結される。 【0040】そして、工具ポット10を格納状態とする
場合は、図8(a)に示すように、第1吸排気通路81
から第1シリンダ室71内へ空気を導入する。これによ
り、第1ピストン72とともに第1ピストンロッド73
が下降し、第1ピストンロッド73に連結されたリンク
ロッド24も、図3に示すように下方へ移動し、回動部
材22が図3において反時計回りに回動し、工具ポット
10が格納状態まで回動する。 【0041】ここで、工具ポット10が格納状態にある
場合、工具ポット10の重心が工具ポット10の回動中
心の側方に位置しているため、工具ポット10の自重に
より、工具ポット10は傾倒位置へ回動する方向へ常に
付勢される状態にある。しかし、このエアシリンダ70
の場合、第1ピストン72が下死点に到達すると、コイ
ルスプリング78に付勢されている第2ピストン76が
変位して、第2ピストンロッド77が係合溝73aに係
合し、第1ピストンロッド73を変位不能にロックして
しまう。 【0042】そのため、工具ポット10の自重が原因
で、工具ポット10が傾倒位置へ回動してしまうことは
ない。特に、第1吸排気通路81から第1シリンダ室7
1内への空気の供給が遮断され、第1ピストン72が下
方へ付勢されない状態になったとしても、容易に工具ポ
ット10を格納状態に維持することができる。 【0043】一方、工具ポット10を交換可能状態とす
る場合は、図8(b)に示すように、第2吸排気通路8
2から第2シリンダ室75内へ空気を導入する。これに
より、第2ピストン76が変位して、第2ピストンロッ
ド77が係合溝73aから離脱し、第1ピストンロッド
73のロックが解除される。また、第2ピストン76の
変位に伴って、第2シリンダ室75と第1シリンダ室7
1が第3吸排気通路83を介して連通し、第1シリンダ
室71内へ空気が導入される。その結果、第1ピストン
72とともに第1ピストンロッド73が上昇し、第1ピ
ストンロッド73に連結されたリンクロッド24も、図
4に示すように上方へ移動し、回動部材22が図4にお
いて時計回りに回動し、工具ポット10が交換可能状態
まで回動する。 【0044】なお、工具ポット10が交換可能状態にあ
る場合、工具ポット10の重心が工具ポット10の回動
中心の下方に位置しているため、工具ポット10には傾
倒位置から回動させる力が作用しない。そのため、エア
シリンダ70には、第1ピストン72が上死点に到達し
たところで、第1ピストンロッド73をロックするよう
な機構を設けていないが、交換可能状態となった工具ポ
ット10は、外力等が作用しない限り、格納状態へ変位
してしまう恐れはない。ちなみに、工具ポット10に外
力等が作用することをも想定して、より確実に交換可能
状態に維持したいのであれば、エアシリンダ70の上死
点側にも同様のロック機構を設ければよい。 【0045】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明の実施形態については上記のもの以外にも種
々の具体的形態が考えられる。例えば、上記回動部材2
2は、エアシリンダ70の力で作動するようになってい
ったが、モータなどの力で作動するように構成されてい
てもよい。 【0046】また、上記工具収納装置1では、位置決め
部材21で位置決めローラ36を保持していたが、例え
ば、チェーン16およびブラケット18からなる支持構
造よりも剛性の高い支持構造によって工具ポット10が
支持されていれば、特に位置決め部材21を採用するこ
となく、工具ポット10の回動中心を適正な位置に維持
することも可能である。但し、位置決め部材21を採用
するだけで、工具ポット10と移送機構12との間の支
持構造には、高い剛性が要求されなくなるので、この方
が工具ポット10と移送機構12との間の支持構造を設
計する上での自由度が遥かに高い。
【図面の簡単な説明】 【図1】 工具収納装置の正面図である。 【図2】 工具収納装置の側面図である。 【図3】 工具ポットを格納状態とした時の傾倒機構周
辺の側面図である。 【図4】 工具ポットを交換可能状態とした時の傾倒機
構周辺の側面図である。 【図5】 工具ポットを示し、(a)はその平面図、
(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 【図6】 ブラケットを示し、(a)はその平面図、
(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 【図7】 位置決め部材を示し、(a)はその側面図、
(b)はその正面図である。 【図8】 エアシリンダを示す縦断面図であり、(a)
はピストンが下死点まで変位した状態、(b)はピスト
ンが上死点まで変位した状態である。 【符号の説明】 1・・・工具収納装置、10・・・工具ポット、11・
・・マガジンベース、11a・・・内壁面、11b・・
・割出口、12・・・移送機構、13,14・・・スプ
ロケット、16・・・チェーン、18・・・ブラケッ
ト、20・・・傾倒機構、21・・・位置決め部材、2
2・・・回動部材、24・・・リンクロッド、26・・
・アクチュエータケース、30・・・工具装着穴、31
・・・本体部、32・・・ポットアーム、34・・・回
動軸、36・・・位置決めローラ、38・・・移送ロー
ラ、40・・・補助ローラ、42・・・係止ピン、50
・・・チェーン取付部、52・・・ブラケットアーム、
54・・・第1切れ込み部、56・・・第2切れ込み
部、60・・・取付部、62・・・ローラ保持部、62
a・・・円筒状内壁面、62b・・・横方向通路、62
c・・・縦方向通路、64・・・回転プレート、66・
・・上部プレート、68・・・下部プレート、69・・
・リンク軸、70・・・エアシリンダ、71・・・第1
シリンダ室、72・・・第1ピストン、73・・・第1
ピストンロッド、73a・・・係合溝、75・・・第2
シリンダ室、76・・・第2ピストン、77・・・第2
ピストンロッド、78・・・コイルスプリング、81・
・・第1吸排気通路、82・・・第2吸排気通路、83
・・・第3吸排気通路、84・・・第4吸排気通路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 工具交換装置によって工具が装脱着され
    る工具ポットと、該工具ポットを回動可能に支持すると
    ともに、所定の割出位置を含む所定経路に沿って前記工
    具ポットを移送する移送手段と、前記所定経路上の前記
    割出位置以外の位置において前記工具ポットの回動を規
    制し、該工具ポットを格納状態に維持する回動規制手段
    と、前記割出位置において前記工具ポットを、前記格納
    状態、または前記工具交換装置による装脱着を実行可能
    な交換可能状態のいずれかへ回動させる傾倒手段とを備
    えた工具収納装置において、 前記傾倒手段として、前記割出位置にある前記工具ポットを支持して、該工具
    ポットの回動中心を一定の位置に維持する位置決め部材
    と、 該位置決め部材の外周に回動可能に装着されることによ
    り、 前記割出位置にある前記工具ポットの回動中心と同
    一の軸線を中心にして回動可能に配設され、回動時には
    前記割出位置にある前記工具ポットを、前記格納状態ま
    たは前記交換可能状態へと回動させる回動部材と、 該回動部材を回動させる駆動手段とを備えており、 前記工具ポットが、該工具ポットの回動中心と軸心を一
    致させた状態に配置されたローラと、該ローラを回動可
    能に支持する支持部材とを有し、 前記位置決め部材が、円筒状内壁面で前記ローラを保持
    して、前記工具ポットの回動中心を一定の位置に維持可
    能な形状で、 前記円筒状内壁面をなす部分の一部には、前記工具ポッ
    トの移送時および回動時に、前記支持部材を通過させる
    ための通路が切り欠かれた形状とされ、 前記回動部材が、前記工具ポットを前記交換可能状態に
    する位置まで回動した際に、前記位置決め部材に切り欠
    かれた通路の一部を閉鎖する形状とされている ことを特
    徴とする工具収納装置。
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