JP3369608B2 - 動的電力補償 - Google Patents

動的電力補償

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、実時間動的電
力補償を行うことによって、CMOS装置を含むコンピ
ュータ・チップの温度を制御するための装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】相補形金属酸化膜半導体(CMOS)技
術は、周知のところである。CMOS装置は、逆極性の
装置(すなわち、pチャネル及びnチャネルFET)を
配置するので、「プッシュ/プル」動作をシミュレート
する相補形対称構成をなすように集積された電界効果ト
ランジスタを用いる。CMOS技術には、低い電力要
件、優れた雑音に対する耐性、高い論理出力数、電源変
動に対する広い許容範囲、及び広い温度範囲といった他
のMOS装置に比べてさまざまな利点がある。
【0003】CM0S装置を含むコンピュータ・チップ
には、正確なタイミング精度を必要とする時間副尺が含
まれている。デジタル回路要素の動的電力変動は、CM
OS装置を利用したアナログ機能の設計において重要な
問題である。動的電力変動によって、チップの温度は変
化し、アナログ信号にかなりのドリフトをもたらす。す
なわちタイミングまたは伝搬遅延は、動的電力変動によ
って大幅に損なわれることになる可能性がある。伝搬遅
延は、3つのパラメータ、すなわち容量性負荷、供給電
圧、及び温度によって影響を受ける。伝搬遅延は周囲温
度の関数である。CMOSの温度依存関係は、TTLの
場合よりはるかに単純である。CMOS装置の場合、電
荷担体の移動度が変化し、このため温度とともにインピ
ーダンスが高くなり、従って遅延が大きくなる。従って
CMOS装置を利用し、精密な時間遅延が得られるよう
にチップを設計するためには、チップ温度を制御するの
が必須の目標である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以前には、CMOSチ
ップの温度を制御するための技法が主として2つあっ
た。第1の場合には、バイポーラ・プロセスのようなク
ロック周波数の変動に比較的反応を示さないプロセスを
利用した技法が用いられた。このタイプのアプローチの
重大な欠陥は、固有の大電力消費であった。第2の技法
の場合には、シリコンから周囲温度への温度勾配を低く
保つように試みられた。温度勾配を制限することによっ
て、オン・チップの加熱効果を最小限に抑えることがで
きた。しかし、こうしたオン・チップ加熱は、最小限に
は抑えられたが、排除はされなかった。伝統的に、低温
度勾配は、高価なパッケージング技法によって、または
水冷システムの利用によって得られた。これらの技法
は、両方とも追加コストをシステムに加えることになっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】CMOS装置を含むコン
ピュータ・チップの温度制御における従来のアプローチ
の限界を克服するため、実時間動的電力補償が実現され
た。本発明の動的電力補償システムは、チップの温度変
動を制御する働きをし、このためCMOS装置に関連し
たアナログ信号に対するドリフトが除去される。本発明
は、チップに配置された補償加熱器を利用して温度の制
御を行う。補償加熱器は、互いに協調して作用する複数
の加熱器制御信号によって駆動され、チップの温度が不
安定になるとその制御を行う。加熱器制御信号は、シス
テム・クロックに依存する電力の関数である。クロック
に依存する電力は、クロックに関連した回路要素によっ
てチップで消費される電力量である。
【0006】CMOSチップの温度を制御するシステム
及び方法には、最大動的電力値で補償加熱器を駆動し
て、チップの温度を有効に維持することと、チップの温
度揺らぎについて評価することと、少なくとも1つの補
償電力値で補償加熱器を駆動して、温度の揺らぎを補償
することが含まれる。従来のアプローチに対し、本発明
では、大電力補償、高価なパッケージ、または、高価な
冷却システムを必要としない。唯一の要件は、小量の追
加シリコン領域である。
【0007】本発明の望ましい実施例には、3つの加熱
器制御情報値及び1対のクロックによって駆動される補
償加熱器が含まれる。3つの加熱器制御情報値は、2つ
のクロックの関数である。第1と第2の状態を備えた第
1と第2の制御信号が、クロックのオン・オフ状況に従
って発生する。補償加熱器の制御は、第1と第2の入力
制御信号の関数である。第1の入力制御信号が第1の状
態にだけある場合、第1の加熱器制御情報信号は加熱器
に加えられ、第1の入力制御信号がその第2の状態にあ
り、第2の制御入力信号が第1の状態にある場合、第2
の加熱器制御情報信号だけが加熱器に加えられ、第1の
入力制御信号が第2の状態にあり、第2の入力制御信号
がその第2の状態にある場合には、第2と第3の加熱器
制御情報信号の組み合わせのみが加熱器に加えられる。
【0008】
【実施例】図1を参照すると、本発明の動的電力補償シ
ステム100が示されている。この動的電力補償システ
ム100は、複数のCMOS装置を含むチップ上に配置
されている。システム100には、CMOSチップに収
容されたメモリ装置102が含まれている。システム1
00では、メモリ102に配置された3つのレジスタ1
05、110、及び、115と、6ビット加算器125
と、6ビット・ゲート回路120と、6ビット・マルチ
プレクサと、SRラッチ140と、ステート・マシン1
35と、6ビット補償加熱器170とが利用される。チ
ップ上の温度は、主クロック(MCLK)145及び周
期クロック(PCLK)150を監視することによって
制御される。
【0009】動的電力補償システム100が利用する加
熱器制御情報値は、主として3つある。図1に示すよう
に、3つの値は、X105、Y110、及びZ115と
表示されたレジスタに記憶されている。チップの温度
は、これらの3つの値のうちの1つ、または、これらの
値の組み合わせを補償加熱器170に入力することによ
って、静的状態に維持することができる。後述のよう
に、MCLK145及びPCLK150を利用して、変
数X、Y、及び、Y+Zの間で、補償加熱器170の入
力がスイッチされる。
【0010】主クロック依存電力は、チップにおいて、
MCLK145に関連した回路要素によって消費される
電力量である。Y値は、MCLK145だけによって発
生するのではない電力を補償する。MCLK145の周
波数が高くなるにつれて、主クロック依存電力量が増す
ので、Yレジスタ110を、より小さい値に設定すべき
である。MCLK145の周波数が、最高周波数に接近
すると、チップは、もはや、電力損失を補償する必要が
なくなる。従って、電力を一定に保つため、Y値は、ゼ
ロに接近する。周期クロック依存電力は、チップにおい
て、PCLK150に関連した回路要素によって消費さ
れる電力量である。Z値は、PCLK150だけによっ
て発生するのではない電力を補償する。PCLK150
の周波数が高くなるにつれて、周期クロック依存電力量
が増すことになる。動的電力補償システム100は、P
CLK150の周波数を自動的に検出し、加熱器電力の
Z部分を減少させる。
【0011】Xレジスタは、(最大主クロック依存電力
と最大周期クロック依存電力の合計である)最大動的電
力値に設定される。本発明の望ましい実施例におけるM
CLK145の最高周波数値は、Fmc=Fmcmax=12
8MHzである。望ましい実施例におけるPCLK15
0の最高周波数値は、Fpc=Fpcmax=32MHzである
(すなわち、最高MCLK周波数の1/4である)。F
mc及びFpcは、それぞれ、MCLK145及びPCLK
150の一般周波数を表し、一方、Fmcmax 及びFpcma
x は、それぞれ、MCLK145及びPCLK150の
最高周波数を表している。
【0012】望ましい実施例の場合、Xレジスタ105
は、メモリ装置102のアドレス70hに配置される。
レジスタX105に納められる値は、MCLK145及
びPCLK150が静的状態にある時、補償加熱器17
0を制御するために利用される。X値は、下記のように
定義される: X=Ppcmax+Pmcmax (1) ここで、Ppcmaxは、PCLK周波数Fpc=32MHz
=Fpcmaxにおける周期クロック依存電力であり、Pmcm
axは、MCLK周波数Fmc=128MHz=Fmcmaxに
おける主クロック依存電力である。
【0013】Y及びZの値は、メモリ装置102の望ま
しい実施例のアドレス71h及び72hに納められる。
このシステムでは、MCLK145が動作中でない間
に、適合するY及びZ値を設定する。レジスタY110
及びZ115は、補償電力値に設定される。チップ温度
が、MCLK145またはPCLK150の周波数の変
化のために、不安定になると、アナログ信号(例えば、
タイミング)は、ドリフトを開始する。レジスタY11
0及びレジスタZ115に納められた値を利用すること
によって、このシステムは、温度の変化を補償すること
が可能である。レジスタY110は、特定のMCLK1
45周波数における主クロック依存電力及び最大周期ク
ロック依存電力の補数に設定される。Y値は、MCLK
145の周波数の関数として、下記のように定義され
る:
【0014】
【数1】
【0015】レジスタZ115は、所定のMCLK14
5の周波数における周期クロック依存電力の最大値に設
定される。またZ値は、MCLK145の周波数の関数
として、下記のように定義される:
【0016】
【数2】
【0017】Zpcmax=Ppcmaxは、チップに特性を与え
るプロセスの間に定義されるべき定数である。チップ
は、さまざまなMCLK145及びPCLK150の周
波数について、シリコンの歪度の変動をチェックするこ
とによって、アナログ性能に関する特性が明らかにされ
る。Z=Zpcmaxで、Ppc=O の場合、Z加熱器の電力
消費は、Fmc=Fmcmax=128MHz、及び、Fpc=
Fpcmax=Fmcmax/4=32MHzにおける周期クロッ
ク依存電力に等しいことが望ましい。
【0018】動的電力は動作周波数に比例するので、チ
ップの動的電力は、下記のように定義される:
【0019】
【数3】
【0020】従って、動的電力及び補償電力の合計は、
次の通りである: Pmcdyn+Y+Z=Ppcmax+Pmcmax=X (5) 上述の全ての式は、この動的電力補償システム100に
おける変数の関係を表したグラフを示す図7を参照する
ことにより、容易に明らかになる。
【0021】MCLK145及びPCLK150は、本
動的補償システム100の動作を制御する。MCSTA
T検出器140は、MCLK145がオンかオフかを判
定する。本発明の望ましい実施例のMCSTAT検出器
140は、SRラッチである。MCLK145が動作中
の場合、MCSTAT検出器140の出力信号165
(今後は、MCSTAT_N165)は低であり、動作
中でない場合、MCSTAT_N165は高である。望
ましい実施例の場合、単純なステート・マシンであるP
CSTAT検出器135は、PCLK150の存在を検
出する。PCLK150が、動作中でない場合、PCS
TAT検出器135からの出力信号160(今後は、P
CSTAT_N160)は高であり、PCLK150が
生じると、PCSTAT_N160は、次の4つのMC
LK145の持続期間にわたって、低にとどまる。
【0022】補償加熱器170は、2進重み付き64ビ
ット幅(すなわち、6制御)電流ミラーである。2mA
の基準電流が、他の64ビットに反映される。そして、
これらのビットは、デジタル的にオンまたはオフにな
る。本発明の望ましい実施例は、5vシステムのため、
各ビットは、10mWの補償を行う。システム全体で
は、0〜630mWの追加電力をチップに供給すること
が可能である。チップに供給される電力は、電流基準値
を変動させることによって変更することができる。図3
には、補償加熱器170の詳細な図解が示されている。
Iref305は、2mAに設定された基準電流であ
り、PMOSトランジスタ302の電圧は、PMOSト
ランジスタ310a、310b...310fに反映さ
れる。VDDは、3ボルトに設定される。G0 315
a、G1 315b、...G5 315fは、PMOS
トランジスタを制御するデジタル制御装置である。デジ
タル制御装置の重み付けは、G0=1、G1=2、G2
=4、G3=8、G4=16、及び、G5=32であ
る。従って、G3 315dは、1つのトランジスタだけ
しか示していないが、実際には、本発明の場合、G3
315dに8つのトランジスタを備えている。
【0023】本発明の実施例の1つでは、安定した定電
流源が必要になる。図4には、補償加熱器170の電流
源Iref305を実現することのできる方法の1つが
例示されている。電流源には、抵抗器R1 405及び
R2 410、ツェナー・ダイオード415、及び、演
算増幅器420が含まれている。抵抗器405と410
は、両方とも、温度係数が50ppm/゜c未満であ
る。さらに、ツェナー・ダイオード415の温度ドリフ
トも、極めて低い(例えば、50ppm/゜c未満であ
る)。演算増幅器420の反転入力端子は、演算増幅器
420の出力端子及びツェナー・ダイオード415の出
力に接続されている。ツェナー・ダイオードは、電圧基
準の働きをする。ツェナー・ダイオード415の入力
は、抵抗器R2410を介して、電圧源425に接続さ
れている。演算増幅器420の非反転入力端子は、抵抗
器R1 405に接続されており、該抵抗器は、さら
に、ツェナー・ダイオード415の入力に接続されてい
る。抵抗器R1 405に流れる電流は、補償加熱器1
70によって用いられる電流を表している。
【0024】安定した定電流源が必要でない場合は、I
refを抵抗器に接続し、該抵抗器をさらに5ボルト電
源に接続するだけでよい。これによって、ビット毎の差
異はもっと大きいが、補償加熱器170にとって必要な
電流源が形成される。
【0025】加熱器に電流源を設けるための他の実施例
が、Iref425に対するフィードバックを備えた、
アナログ温度検知回路である。図4の場合、ツェナー・
ダイオード415は、温度ドリフトが最小限の、安定し
た電圧基準である。アナログ温度検知回路は、真のツェ
ナー・ダイオードである電圧基準を有している。上述の
安定した定電流源に用いられるツェナー・ダイオードの
代わりに、既知の10mV/゜c電圧ドリフトを生じる
ツェナー・ダイオード415を利用することが可能であ
る。ツェナー・ダイオード415の電圧は、システムに
おける温度揺らぎによって変化するので、抵抗器R1
405の電圧が変化し、Irefに変化が生じることに
なる。Irefの変化は温度変化に比例する。結果とし
て、周囲温度ドリフトを補償するためのアナログ技法
が、得られることになる。
【0026】図2を参照すると、動的電力補償システム
100に関するタイミング図が示されている。図2は、
かなり特定された例であり、一方、後述の図7には、動
的電力補償システム100の動作特性がより一般的に示
されている。
【0027】当初、MCLKは、動作中ではなく、MC
STAT_N165は、t0 に示すように、高である。
Xレジスタ105に対して、最大動的電力のプログラミ
ングを施し、チップに、MCLK145及びPCLK1
50の最大動作と同量の電力を消費させるのが望まし
い。MCLK145が動作中でない場合、レジスタX1
05を利用して、温度補償加熱器170が駆動される。
この時点で、チップの動的電力は、ゼロである。従っ
て、動的電力と補償電力の合計は、単なるXである。
【0028】上記式(2)及び(3)を利用して、Y及
びZが設定されると、t1 で示すように、特定の周波数
FmcにおいてMCLK145を開始することができる。
MCLK145が開始すると、MCSTAT検出器14
0が、MCLK145信号の存在を検出し、t2 で示す
ように、MCSTAT_N165が、低になる。この時
点で、PCLK150は、動作中ではなく、従って、P
CSTAT_N160は、まだ高である。MCLK14
5の開始とMCSTAT_N165の低への移行との間
における関連したわずかな遅延については、後述する。
PCSTAT_N160が、高であるので、6ビットの
ゲート120は開いており、Z値が、加算器125によ
ってY値に加算され、MCSTAT_N165が低のた
め、マルチプレクサ130に対する入力は、低になり、
マルチプレクサ130の出力は、XからY+Zにスイッ
チされる。この結果、Y+Zが、補償加熱器170に加
えられる。
【0029】t3 に示すように、PCLK150が生じ
ると、PCSTAT_N160は、t4に示すように、
低に設定され、Z値は、例えば、t4 とt5の間に示さ
れるように、次の4Tmcの間に、ゲート制御によってオ
フになる。MCLK145及びPCLK150が動作中
の場合、レジスタY110に納められた値は、温度補償
加熱器170の駆動に用いられる。MCSTAT145
をリセットするため、Yレジスタ110(すなわち、ア
ドレス71h)にアクセスを試みる必要がある。Yレジ
スタ110に対するアドレス指定の試みによって、マル
チプレクサ130の出力が、Xに納められた値にスイッ
チされる(ただし、MCLK145が現在動作中の場合
には、一瞬だけである)。
【0030】PCLK150によって、Z115に動的
にゲート制御が加えられる場合、平均補償電力は、下記
のようになる:
【0031】
【数4】
【0032】この時点で、チップの動的電力は、次の通
りである:
【0033】
【数5】
【0034】従って、動的電力及び補償電力の和は、次
の通りである: Pdyn+Pcompen=Ppcmax+Ppcmax=X (8) PCLK150の周波数は急速に変化するので、PCS
TAT検出器135は、電力を一定に保つように注意す
る。
【0035】本発明の望ましい実施例の場合、MCLK
145とPCLK150の周波数比の有効範囲は、Fmc
/Fpc=4〜16,384である。これをFmc/Fpc=
Mに一般化する場合、PCSTAT_N160は、次の
M*Tmc 時に、低になる(すなわち、Zが、ゲート制
御によってオフになる)のが望ましい。
【0036】MCLK145が、t8 に示すように、再
び停止すると、動的電力はゼロになる。しかし、マルチ
プレクサ130は、すぐにX値にスイッチして、温度変
動を回避すべきである。チップの熱時定数は、ほぼ1秒
であるため、数ミリ秒は十分に速い。100msを超え
ると、チップ温度の回復には、5.0秒の待機時間が、
勧められる。表1には、熱時定数が示されている。
【0037】
【表1】
【0038】図7を参照すると、本発明の動的電力補償
システム及び方法の動作全体に関する一般的グラフが示
されている。一般に、このグラフは、周波数対電力を図
示したものである。電力を一定に保つため、ゼロのクロ
ック周波数におけるレジスタX105の値を補償加熱器
170にロードする必要がある。チップは、望ましい実
施例の場合、2つの成分、すなわち、主クロック成分と
周期クロック成分から構成される、既知の周波数範囲に
わたって動作する。チップが、静的状態にない場合、本
発明は、Y及びZ値をこれに従って使用可能にする。
【0039】例えば、周期クロックが動作中でないと仮
定する。その場合、周期クロック依存電力Ppcdyn は、
ゼロである。PCSTAT検出器135は、PCSTA
T_N160信号が、高にとどまるように制御する。周
期クロックがないので、PCSTAT_N160は、常
に高であり、動的電力補償システム100は、Y+Z値
を利用して、温度変化を補償する。MCLK145周波
数が高くなると、Y値は、MCLK145の周波数が最
大に達するまで、小さくなり、その時点で、Y値は停止
する。MCLK145の周波数が高くなると、チップが
発生する電力が増大し、補償加熱器170の発生する電
力を減少させなければならない。
【0040】MCLK145は、一次信号であるため、
システムが不安定なアナログ動作をしている時には変化
しない。Y値は、MCLK145の開始前に、適正に計
算し、メモリ装置に設定すべきであり、システムの動作
中は、周波数を変更してはならない。一方、周期クロッ
クは事象トリガ信号であり、システムの動作時に、その
周波数または間隔を変更することが可能である。PCS
TAT検出器135は、PCSTAT_N信号160
が、PCLK150の後毎に、4つのMCLK145の
持続時間にわたって、低にとどまるようにシステム10
0を制御する。従って、Z値は、すべての周期クロック
事象の後で、4つのMCLK145の持続時間にわたっ
て、加熱器に加えられるわけではない。
【0041】PCLK150が、(最高周期クロック周
波数である)MCLK145を4で割った値である場
合、PCLK150は、PCLK150毎に4つのMC
LK145の持続時間にわたって、PCSTAT_N1
60信号を低に保つので、PCSTAT_N160は低
にとどまることになる。その場合、周期クロック依存電
力は、特定のMCLK145周波数における最大周期ク
ロック依存電力Ppcmaxである。従って、動的電力補償
システム100は、Y値だけを利用して、温度変化を補
償する。PCLK150が4で割った値未満、例えば、
8で割った値になると、PCLK150による電力の割
合が減少し、PCLK150の電力に対する影響力が低
下するので、Pmcdyn は小さくなる。従って、電力の変
化を補償するためには、Z値とY値を組み合わせなけれ
ばならない。MCLK145の最高周波数に接近する
と、Y値はゼロになる。ただし、PCLK150は、ま
だその最高周波数ではないので、Z値は、やはり、補償
機構に寄与しなければならない。
【0042】PCLK150が、上述のように、MCL
K145を8で割った値の場合、PCSTAT検出器1
35は、システム100を制御し、PCSTAT_N1
60が4つのMCLK持続時間については低になり、も
う4つのMCLK持続時間については高になるようにす
る。従って、加熱器の平均電力は、Y+Z/2になる。
周期クロック周波数が低くなると、PCSTAT_N1
60が高状態に長くとどまることになり、Z値の加熱器
電力に影響する部分が増すことになる。同時に、PCL
K150の周波数が低くなると、周期クロック依存電力
が減少する。周期クロック依存電力及び加熱器電力のZ
部分が、互いに補償して、電力消費を一定に保つ。PC
LK150の周波数または間隔がとても頻繁に変化した
としても、PCSTAT検出器135は、PCLK15
0の間隔を追従して、平均加熱器電力をPCLK150
依存電力の補数に保つ。
【0043】MCSTAT_N信号165の発生にはい
くつかの変形がある。望ましい実施例の場合、SRラッ
チが用いられる。MCLK150が開始すると、SRラ
ッチが自動的に検知し、MCSTAT_N165は低に
なる。この動きは極めて高速であり、X値のY+Zへの
切り換えと動的電力の発生との間の時間差は、何ら感知
されない。MCLK145が停止すると、MCSTAT
_N165は、ソフトウェアによってリセットされるの
が望ましい。しかし、それには、2ミリ秒かかる可能性
がある。MCSTAT_N信号165を発生するもう1
つの方法は、AC検出器、低域通過フィルタ、及び、比
較器を利用して、MCLK165を自動的に検出するこ
とである。適合するフィルタ時定数を選択することによ
って、ソフトウェアの制御がなくても、自動的にMCS
TAT_N165のオン・オフを制御することが可能で
ある。
【0044】本発明は、2つのクロック(すなわち、M
CLK145及びPCLK150)を利用するのとは反
対に、クロックを1つだけしか利用せずに、実施するこ
とも可能である。クロックを1つだけしか利用しない場
合、ステート・マシン135及び加算器125は、もは
や不要である。さらに、レジスタは2つしか必要としな
い。最大動的電力値を表すXレジスタ105は、単一の
クロック依存電力値を表す追加レジスタと共に存在する
ことになる。クロック依存電力値は、単一のクロックが
現在動作中の特定の周波数によって決まる。本発明は、
(複数のクロック値を表す)追加レジスタ及びn個の変
数を加算する加算器(ここで、nは非同期クロック数)
を利用して、複数の非同期クロックによって実現するこ
とも可能である。
【0045】図5には、CMOS装置を含むチップのチ
ップ温度を制御するためのもう1つの方法及び装置が示
されている。既知の10mV/゜c電圧ドリフトを有す
るツェナー・ダイオード505が、温度ドリフトが5p
pm/゜c未満の抵抗器510に接続されている。該抵
抗器510は、電流源としての働きをする。ツェナー・
ダイオード505の出力は、A/D変換器515に接続
される。A/D変換器515に対する入力に生じる電圧
は、ツェナー・ダイオード505の電圧に比例する。従
って、ツェナー・ダイオード505における電圧が温度
によって変化するのにつれて、A/D変換器に加えられ
る電圧値も変化することになる。A/D変換器からの出
力は、マイクロプロセッサ520の入力に接続される。
マイクロプロセッサ520は、A/D変換器515から
の出力を読み出し、周囲温度にある方向または別の方向
のドリフト(すなわち、電圧変化)が生じたことを検知
すると、上述の補償システム100において、X10
5、Y110、及び、Z115の値をそれに応じて調整
することができる。この結果、周囲温度ドリフトを補償
するデジタル技法が得られる。例えば、5ボルトの範囲
における9ビットA/D変換器の場合、A/D変換器の
各最下位ビットは、1゜Cの温度変化に対応する。従っ
て、較正時に、A/D変換器の値についてサンプリング
が行われる。この値は、記憶され、約1分毎に、新しい
値のサンプリングが行われる。新しい値が、もとの値か
ら逸脱している場合、温度が変化しており、これに応じ
て、補償加熱器170の調整を行う必要がある。
【0046】図6には、補償加熱器制御信号の値を制御
するためのさらにもう1つの方法及び装置が示されてい
る。上述の動的電力補償システム100は、クロック依
存電力を補償する。他の又は追加の電力補償はデータ依
存電力を補償するためのものである。データ・バス60
2からのデータの流れを検査することによって、そのデ
ータの流れの特性を観測して、コンピュータ・チップの
温度を制御するための方法及びシステムが提示される。
1及び0のデータの流れが与えられる場合、一連の交互
になった1及び0は最大電力を消費し、一連の1だけ、
または、一連の0だけの場合は最小電力を消費する。従
って、システムに入力されるデータの流れの内容を観測
して、電力、従って、温度を制御することが可能であ
る。
【0047】ブロック605には、従来のパイプライン
式データ経路が示されている。パイプライン式構造の場
合、順次クロック・サイクル間において、データに対す
る操作が行われる。システム605に対する入力として
用いられるnビットのデータは、nビット直列加算器6
10にも入力される。望ましい実施例の場合、各ビット
には、等しい重みが与えられる(例えば、8ビットのデ
ータの流れの場合、最上位ビットであるビット7は、例
えば、ビット0と同じ重みを有している)。ただし、他
の実施例には、より頻繁に利用される個々のビットに固
有の重みを割り付ける直列加算器が含まれている。
【0048】直列加算は、所定量のMCLK620のサ
イクルにわたって、直列加算器610に入力されるビッ
トに対して実施される。直列加算器610からの繰り上
げは、特定の数のクロック・パルスに関する繰り上げ数
を計数するステート・マシン615の入力に接続され
る。データの流れにおいて、1に0が後続する毎に、あ
るいは、この逆になる毎に、加算器610からの繰り上
げは1になる。ステート・マシン615は、繰り上げ信
号からの1と0の数を記録しておく。1と0の数は、6
35において平均化され、この値を利用して、加熱器制
御情報信号X、Y、及び、Zの調整が行われ、この結
果、チップの温度が制御可能になる。補償加熱器170
の調整が済むと、ステート・マシン615は、625で
リセットされ、手順が繰り返される。
【0049】とりわけ、望ましい実施例に関連して、本
発明の例示及び解説を行ってきたが、当業者には明らか
なように、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、
形態及び細部において上記またはそれ以外の変更を加え
ることが可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明の動的電力補償システムは、大電
力補償、高価なパッケージ、または、高価な冷却システ
ムを必要とせずに、チップの温度変動を制御し、CMO
S装置に関連したアナログ信号に対するドリフトを除去
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動的電力補償機構のハードウエアを
示す図である。
【図2】 本発明の動的電力補償システムのタイミング
図である。
【図3】 本発明の動的電力補償機構により制御される
補償加熱器の詳細な例を示す図である。
【図4】 補償加熱器に用いられる安定した定電流源を
示す図である。
【図5】 温度揺らぎのアナログ・ディジタル変換を用
いたチップ上の温度制御の他の実施例を示す図である。
【図6】 データの依存度を監視することによりチップ
上の温度を制御する他の実施例を示す図である。
【図7】 本発明の動的電力補償のグラフを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 動的電力補償システム 102 メモリ装置 105,110,115 レジスタ 125 加算器 130 マルチプレクサ 135 ステート・マシン 140 SRラッチ 170 補償加熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・ケールナー アメリカ合衆国コロラド州80525−9599 フォート・コリンズ,イースト・ハーモ ニー・ロード・3404 (56)参考文献 特開 昭57−121268(JP,A) 特開 昭62−74457(JP,A) 特開 昭60−152045(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/003 - 19/007 H03K 19/084 - 19/091

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)チップが使用する少なくとも1つの
    クロック・パルスを監視し、該少なくとも1つのクロッ
    ク・パルスの状態を表す制御信号(165)を供給する制
    御手段と(120、125、135、140)、 (b)少なくとも1つの加熱器制御情報の値を含む記憶
    ユニット(102)であって、該少なくとも1つの加熱器
    制御情報の値が前記少なくとも1つのクロック・パルス
    の関数である、記憶ユニット(102)と、 (c)前記制御信号(165)に応答して、前記記憶ユニ
    ット(102)から少なくとも1つの加熱器制御情報の値
    (103)を選択するための選択器手段(130)と、及び (d)前記選択された少なくとも1つの加熱器制御情報
    の値(103)に従って前記チップの温度を制御するため
    の加熱器手段(170)と、 を備える前記チップの動的電力変補償するためのシ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記チップの周囲の温度揺らぎを評価する
    ための手段を更に含み、該手段が、(e)既知の温度係
    数を有する電圧基準(505)と、 (f)前記電圧基準(505)に接続されるA/D変換器
    (515)と、 (g)較正時に前記A/D変換器の出力を温度と比較す
    る評価手段(520)と (h)前記周囲の温度揺らぎに従って前記少なくとも1
    つの加熱器制御情報の値(103)を調節する調節手段と
    を含む、 請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】(a)チップの温度状態を評価し、該温度
    状態を表す制御信号(165)を供給する制御手段であっ
    て、 (1)前記チップのデータ・バス(602)に接続された
    直列加算器(610)と、 (2)前記直列加算器(610)の繰上げ出力(612)に接
    続された、ステート・マシン(615)であって、値の変
    化に関して前記直列加算器(610)の繰上げ出力(612)
    を監視するように構成された、ステート・マシン(61
    5)と、及び (3)前記ステート・マシン(615)の出力に応答し
    て、前記制御信号(165)を発生する、調節手段(635)
    と、 を有する制御手段と、 (b)前記制御信号(165)に応答して、少なくとも1
    つの加熱器制御情報の値(103)を選択する、選択器手
    (130)と、及び (c)前記少なくとも1つの加熱器制御情報の値(10
    3)に従って前記チップの温度を制御する加熱器手段(1
    70)と、 を含む、前記チップの動的電力変動を補償するためのシ
    ステム。
  4. 【請求項4】(a)チップの温度状態を評価し、該温度
    状態を表す制御信号(165)を供給する、制御手段(12
    0、125、135、140)と、 (b)前記制御信号(165)に応答して、少なくとも1
    つの加熱器制御情報の値を選択する、選択器手段(13
    0)と、 (c)前記少なくとも1つの加熱器制御情報の値に従っ
    て前記チップの温度を制御する、加熱器手段(170)
    と、 (d)第1、第2、及び第3の加熱器制御情報信号(10
    3)を含む、第1(105)、第2(110)、及び第3(11
    5)のレジスタと、 (e)前記第1のレジスタ(105)の出力に結合された
    第1の入力を有する、加算器手段(125)と、 (f)前記第3のレジスタの出力(115)に結合された
    第1の入力と、前記加算器手段(125)の第2の入力に
    結合された出力とを有する、制御ゲート(120)と、 (g)前記制御手段(120、125、135、140)が、 (i)前記制御ゲート(120)の第2の入力に結合され
    た出力(160)を有する、第1の入力制御信号検出器(1
    35)と、及び (ii)第2の入力制御信号検出器(140)とを含み、 (h)第1と第2の状態を有する第1の入力信号(14
    5)を、前記第2の入力制御信号検出器(140)の入力に
    供給する、手段と、 (i)前記第1のレジスタ(105)の出力に結合された
    第1の入力と、前記加算器手段(125)の出力に結合さ
    れた第2の入力と、前記加熱器手段(170)に結合され
    た出力とを有する、マルチプレクサ(130)からなる
    前記選択器手段(130)と、 (j)前記マルチプレクサ(130)の第3の入力に結合
    された出力(165)を有する、前記第2の入力制御信号
    検出器(140)と、及び (k)前記第1の入力信号(145)とは異なり、且つ第
    1と第2の状態を有する第2の入力信号(150)を、前
    記第1の入力制御信号検出器(135)に供給する、手段
    と、 を含む、前記チップの動的電力変動を補償するためのシ
    ステムであって、 前記第1の入力信号(145)がその第1の状態である場
    合、前記第1のレジスタ(105)加熱器制御情報信号
    だけを、前記マルチプレクサ(130)を介して前記加熱
    器手段(170)に送り、 前記第1の入力信号(145)がその第2の状態で、且つ
    前記第2の入力信号(150)がその第2の状態である場
    合、前記第2のレジスタ(110)加熱器制御情報信号
    だけを、前記マルチプレクサ(130)を介して前記加熱
    器手段(170)に送り、及び 前記第1の入力信号(145)がその第2の状態で、且つ
    前記第2の入力信号(150)がその第1の状態である場
    合、前記第2(110)、及び第3のレジスタ(115)
    熱器制御情報信号の和の値だけを、前記マルチプレクサ
    (130)を介して前記加熱器手段(170)に送る、前記チップの動的電力変動を補償するための システム。
  5. 【請求項5】(1)チップの温度状態を評価するステッ
    プと、 (2)少なくとも1つのクロック・パルスを発生させる
    ステップと、 (3)前記少なくとも1つのクロック・パルスを、加熱
    器制御情報の値(103)として表すステップであって、
    前記加熱器制御情報の値(103)が、前記少なくとも1
    つのクロック・パルスの関数である、ステップと、 (4)前記加熱器制御情報の値(103)をメモり(102)
    に記憶するステップと、及び (5)前記加熱器制御情報の値(103)を補償加熱器(1
    70)に供給するステップとからなる、前記チップの動的
    電力変動を補償するための方法。
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