JP3369054B2 - 小口径管推進機における先導管の配管装置 - Google Patents

小口径管推進機における先導管の配管装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中へ小口径管を
推進して埋設する小口径管推進機における先導管の配管
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小口径管を地中に埋設する場合に
は、通常、図1に示すように先端に先導管10を装着し
た小口径管1を、発進立坑内2に設置した小口径管推進
機3により順次到達立坑4に向かって地中に推進して埋
設している。そして、埋設完了後は図2に示すように先
導管10は到達立坑4から回収するようになっている。
先導管10内には方向制御用の複数本の揺動用油圧ジャ
ッキと、カッタヘッドを回転駆動するカッタ駆動用油圧
モータが設けられており、発進立坑2近傍に設置された
油圧ユニット5から油圧配管装置を介して圧油が供給さ
れるようになっている。
【0003】小口径管推進機の配管装置に関する従来技
術として、図7に示す「実開平7−15898」につい
て説明する。以下の説明において前記従来の通常技術と
同様な部品には同一符号を付し、その説明を省略する。
先導管10の後部に順次接続される、所定の単位長さに
分割された小口径管1内には、ほぼ同じ長さのスクリュ
ーコンベヤが配設されており、このスクリューコンベヤ
のケーシング50aの外周面には油圧用の管路51aと
エア用の管路51b、および添加剤供給管路51c,5
1d、電気配線用管路51eなどが布設されている。電
気配線用管路51e内には端部にコネクタ53aが設け
られた電気ケーブル53が挿通されており、その他の管
路51a〜51dはケーシング50aの両端に設けられ
たフランジ50cの接続面50dにそれぞれ開口されて
いて、開口部にそれぞれクイックカプラ54が設けられ
ており、ケーシング50aを接続するだけで、各ケーシ
ング50aに設けられた管路51a〜51dの接続が完
了するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は通常、小口径管
10を推進してから埋設作業完了後に、先導管10は図
2に示すように到達立坑4より回収するが、先導管10
の長さL1が長い場合には到達立坑4の長さL2もそれ
に応じて大きくしなければならない。そのため、到達立
坑4の掘削や搬出土量が増加するとともに、広い面積が
必要となり、狭隘な場所での工事に支障をきたす場合が
ある。この問題を解決するために、先導管10を分割し
て回収し、到達立坑4の大きさを小さくすることが図ら
れている。
【0005】しかしながら図7に示す従来技術において
は、先導管10と小口径管1内の各ケーシング50aの
接続、および各小口径管1内のケーシング50a同志の
接続に適用されているだけで、先導管10を構成する複
数に分割した各先導管内における各ケーシング50a外
周面に設けた流体配管の分離、接続は、先導管10自体
を分割、結合する際に、別置されたクイックカプラで個
々に分離、接続するようになっている。したがって、先
導管10を分割あるいは結合する場合には複数の配管用
クイックカプラをそれぞれ分離あるいは接続する作業が
必要となり、狭隘な立坑内での作業は困難であり作業能
率が低下するという問題がある。
【0006】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、先導管を分割あるいは結合する場合、配管の分
離あるいは接続を容易に行うことのできる作業性の良い
小口径管推進機における先導管の配管装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、および作用・効果】上記
の目的達成のため、本発明に係る小口径管推進機におけ
る先導管の配管装置に関する第1の発明は、先端に先導
管を接続した埋設管を、発進立坑内に設置された推進装
置により地中へ推進させて埋設する小口径管推進機にお
いて、先導管を分割可能な構成とし、前部先導管に固設
されたフランジに配管継手が取着され、後部先導管に固
設されたフランジに配管継手が取着され、前部先導管に
固設されたフランジと後部先導管に固設されたフランジ
とを当接させると、それぞれのフランジに取着された配
管継手は自動的に接続されることを特徴とする。
【0008】第1の発明によれば、到達立坑4に到達し
た先導管10を、分割して引き上げる場合、あるいは地
上等で分割した先導管10を結合する場合、先導管10
の分割あるいは結合と同時に流体配管は自動的に分離あ
るいは接続される。したがって狭隘な到達立坑4内で流
体配管の分離あるいは接続作業を行う必要がなく、短時
間で容易に先導管10の回収あるいは設置作業を行うこ
とができる。
【0009】本発明に係る小口径管推進機における先導
管の配管装置に関する第2の発明は、第1の発明におい
て、流体配管は発進立坑(2) またはその近傍に設置され
た圧力流体発生ユニットから、埋設管内を通って先導管
(10)に内設されたアクチュエータに圧力流体を導くもの
であって、前記先導管(10)内に配設されたスクリューコ
ンベヤ(20)のケーシング(21)の外周部に布設したことを
特徴とする。
【0010】第2の発明によれば、スクリューコンベヤ
(20)のケーシング(21)の外周部に流体配管を布設するこ
とにより、他にブラケット等を介さなくても流体配管の
外周部への固定が容易となる。従って外周部に固定して
おけば配管のぐらつきが押さえられ、一層先導管の分離
あるいは結合が簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る小口径管推進
機における先導管の配管装置の実施例について、図面を
参照して詳述する。なお従来の技術と同様な部品には同
一符号を付してその説明を省略し、異なる部分に付いて
のみ説明をする。
【0012】図3は先導管10の側面断面図であり、先
導管10は前部先導管11と後部先導管12とを、A部
で示す分割部で分割可能に結合して構成されている。前
部先導管11の外筒13の内部にはスクリューコンベア
20を内設した前方ケーシング21が配設されている。
前部先導管11内には、先導管10の先端のカッタヘッ
ド17を駆動する油圧モータ30と、先導管10の先端
部を方向制御するために揺動させる揺動用油圧ジャッキ
31と、排出土量制御用のピンチ弁32と、添加剤供給
装置33が設けられている。油圧モータ30には低圧大
流量の作動油が油圧配管40により、揺動用油圧ジャッ
キ31には高圧小流量の作動油が油圧配管41により、
ピンチ弁32には空圧配管42により、添加剤供給装置
33には添加剤用配管43により添加剤が、それぞれ図
1に示す発進立坑2の近傍に設置された図示しない圧力
流体発生装置により供給されるようになっている。
【0013】つぎに先導管10の分割部A部における配
管装置について説明する。図4は先導管10の前部先導
管11と後部先導管12との分割部の詳細断面図であ
り、図5は図4のB−B断面図である。前部先導管11
の外筒13の後端に設けられた結合フランジ15にはス
クリューコンベヤ20を内設した前方ケーシング21を
支持するスラスト受け22のフランジ23が固設されて
いる。後部先導管12の外筒14の前端に設けられた結
合フランジ16にはスクリューコンベア20を内設した
後方ケーシング24のフランジ25が挿入されている。
このフランジ25は結合フランジ15,16をボルト1
8により締着し、前部先導管11と後部先導管12とを
結合するときに、フランジ23とフランジ16とによっ
て挾着され、フランジ23に当接する。結合フランジ1
5,16を結合するときには、ノックピン19によりフ
ランジ23とフランジ25とは相対的に位置決めされ
る。
【0014】前部先導管11に固設されたフランジ23
には、油圧モータ30用の油圧配管40に接続する配管
継手40aと、揺動用油圧ジャッキ31用の油圧配管4
1に接続する配管継手41aと、ピンチ弁32用の空圧
配管42に接続する配管継手42aと、添加剤供給装置
33用の添加剤用配管43に接続する配管継手43aが
取着されている。後部先導管12に固設されたフランジ
25には配管継手40aに係合する配管継手40bと、
配管継手41aに係合する配管継手41bと、配管継手
42aに係合する配管継手42b(図6参照)と、配管
継手43aに係合する配管継手43bとが取着されてお
り、それぞれ流体圧力発生装置に接続している。
【0015】図6は配管継手40a、bと、41a,b
と、42a,bと、43a,bの詳細断面図であり、フ
ランジ23とフランジ25とを離して継手を分離した状
態を示している。これらの配管継手はクイックカプラで
あり、フランジ23とフランジ25とをノックピン19
で位置決めしたのち図4に示すように当接させると、そ
れぞれの配管継手は自動的に接続されるようになってい
る。したがって、ボルト18を外してフランジ23とフ
ランジ25を分離して先導管10を前部先導管11と後
部先導管12とに分割すると配管継手は自動的に分離さ
れ、前部先導管11と後部先導管12とを結合すると配
管継手は自動的に接続されるので先導管10の分離、結
合は極めて容易に行うことができる。なお本実施例では
先導管の分割は1か所であるが当然複数の分割にも適用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小口径管推進工法の概略を示す図である。
【図2】到達立坑における先導管回収作業の説明図であ
る。
【図3】先導管の構成を示す側面断面図である。
【図4】本発明に係る先導管の配管装置における先導管
の分割部の側面断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4に示す先導管の分割部における配管継手の
詳細図である。
【図7】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
10 先導管 11 前部先導管 12 後部先導管 15,16 結合フランジ 18 ボルト 19 ノックピン 23,25 フランジ 40a,40b,41a,41b,42a,42b,4
3a,43b 配管継手
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 311 E21D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に先導管を接続した埋設管を、発進
    立坑内に設置された推進装置により地中へ推進させて埋
    設する小口径管推進機において、先導管(10)を分割可能
    な構成とし、前部先導管(11)に固設されたフランジ(23)
    に配管継手が取着され、後部先導管(12)に固設されたフ
    ランジ(25)に配管継手が取着され、前部先導管(11)に固
    設されたフランジ(23)と後部先導管(12)に固設されたフ
    ランジ(25)とを当接させると、それぞれのフランジに取
    着された配管継手は自動的に接続されることを特徴とす
    る小口径管推進機における先導管の配管装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記流体配管は発進
    立坑(2) またはその近傍に設置された圧力流体発生ユニ
    ットから、埋設管内を通って先導管(10)に内設されたア
    クチュエータに圧力流体を導くものであって、前記先導
    管(10)内に配設されたスクリューコンベヤ(20)のケーシ
    ング(21)の外周部に布設したことを特徴とする小口径管
    推進機における先導管の配管装置。
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