JPH02266185A - 既設管敷設替装置 - Google Patents

既設管敷設替装置

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JPH02266185A
JPH02266185A JP1086929A JP8692989A JPH02266185A JP H02266185 A JPH02266185 A JP H02266185A JP 1086929 A JP1086929 A JP 1086929A JP 8692989 A JP8692989 A JP 8692989A JP H02266185 A JPH02266185 A JP H02266185A
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pipe
existing pipe
existing
notch
new
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JP1086929A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shima
島 宏
Takashi Fushida
孝 伏田
Makoto Kunioka
国岡 允
Shusaku Kawaguchi
周作 川口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長年地中に埋設され老朽化した管路を非開削に
て同等の管径以上の新管に敷設替えする装置に関する。
〔従来の技術〕
老朽管を新管に敷設替えするには、路面の交通障害をひ
きおこさないように非開削工法が採用されてきており、
これ迄各種の非開削による敷設替え工法が提案されてい
る。
これらの工法は既設管をそのままにして管路内に既設管
より小径の新管を敷設するいわゆるパイプインバイプ工
法と呼ばれるものがあるが、この工法は新管の管路断面
が既設管より減少してしまう欠点がある。このため最近
では、管路断面を既設管と同等又はこれ以上とした新管
敷設工法が提案されている。
この工法には、■既設管を押出し又は引抜きながら既設
管を撤去した管路に同径以上の新管を挿入する入替工法
と、■既設管を切断、破壊し、既設管路を拡径したうえ
で同径以上の新管を挿入する工法がある。
前者に較べて後者は既設管の押出し又は引抜きのための
推進力又は引抜力が不必要となるため比較的容易に施工
できる利点がある。
従来、既設管を切断、破壊しながら新管を敷設する装置
としては、例えば特開昭62−112830号公報、特
開昭63−26482号公報等により開示されているも
のがある。特開昭62−112830号公報の装置の場
合は、第21図に示すように、表面に後方へ向かって広
がるテーパを有し、入替区間全長にわたって管軸方向に
切断した既設管2内をけん引される円錐台状の拡径部2
00と、該拡径部200の後方に連続する新管3の接続
部とからなり、前記拡径部表面には多数のローラ状の拡
径用突出部を設け、その拡径部の最大径を新設管の外径
より大きくしである既設管入替装置である。
又、特開昭63−26482号公報の場合は第22図に
示すように、既設管2内に配設した棒状ガイド部材20
1の外側に、後方が既設管2径より大きい径のテーパー
状の破砕ヘッド200を嵌合固定し、破砕ヘッド200
の後方に接続した新管3に発進坑側から推力を与えて既
設管2を破砕し、拡径しながら前進して新管3を敷設す
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の新管敷設装置は、既設管を新管外径より
大径に拡径する手段として、多数のローラ状突起を有す
る円錐台状の拡径部をけん引移動させるか、又はテーパ
ー状破砕ヘッドに管軸方向に推力を与えることにより、
その分力を管壁方向に作用させて既設管を押広げるもの
であるため、拡管力に対して大きな推力が必要となる。
一般に、既設管の周囲地盤は長年締固められているため
、既設管の拡管にあたってはこの周囲地盤の反力に打勝
たねばならず、そのため非常に大きな推力が必要とされ
、しかも新管の引込力がこれに加わることになる。
このため、けん引又は押込のための反力設備等が大掛か
りになり、周囲地盤が強固であるときは推力不足で拡管
不可能となる場合がある。
又、特開昭62−112830号公報の場合は、あらか
じめ別の装置で既設管を管軸方向に沿って切断しておき
、装置を入替えた後、拡管・新管挿入を行うため、能率
が悪い欠点があった。
本発明はこれら従来技術の課題を解消し、大掛かりな反
力装置を必要としないで既設管を拡管し、しかも能率的
に敷設替えを行うことを可能とした非開削による既設管
敷設替装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明の既設管敷設替装
置においては、既設管2内を移動しながら管内壁にノツ
チ9を設け、該ノツチ9に沿って既設管2を割裂し、管
路を拡径しながら新管3を挿入する装置であって、既設
管内壁を押圧するクランプ装置20と、管内壁の軸方向
にノツチ9を設けるノツチカッター40と、管軸方向に
伸縮するように配置した移動用シリンダー70と、前記
ノツチを割裂して既設管路内径を新管外径より大径に押
拡げる拡管装置80とを、一列に連結し、拡管装置の後
部に新管を接続している。
〔作 用〕
本発明の既設管敷設替装置は、移動用シリンダー70の
前方に設けた管内クランプ装置20により反力を支承し
ながら移動用シリンダー70のストローク動作で各装置
を移動可能とし、ノツ勤。
ター40により既設管2の管軸方向にノツチ9を設けて
、拡管の際の割裂抵抗を減少させ、ノツチカッター40
の後方に設けた拡管装置80により管壁に外向きの押圧
力を加えることによって、ノツチ9に沿って既設管2を
割裂し、既設管路の外周の地盤を押広げて新管3の外径
よりも大径に拡管した後、拡管装置80の後方に接続し
た新管3を既設管路内に引込み敷設するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例に係る既設管敷設替装置について
、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例に係る既設管敷設替装置の全体
側面図を示し、第2図および第3図は第1図の一部を拡
大して示し、第4図ないし第8図は既設管敷設替装置に
おける各主要部の断面を拡大して示している。
前記実施例の既設管敷設替装置は、前方からクランプ装
置20.芯出し走行ガイド30.ノツチカッター40.
油圧バルブユニット50.移動用シリンダー70.拡管
装置80.新管接続部90の順に連結されて構成されて
いる。このうちノツチカッタ−40を移動用シリンダー
70の後方に配置し、芯出し走行ガイド30および油圧
バルブユニット50を適宜位置に変えても差しつかえな
い。本装置の前端には到達側立坑5(第14図参照)か
ら延長するワイヤロープ7および油圧ホース8等が連結
されており、新管接続部90の後端には新管3が連結さ
れる。以下、各装置について説明する。
(1)  クランプ装置 クランプ装置20は、移動用シリンダー70のストロー
ク動作で新管3を引込む際に管壁を押圧して管軸方向の
反力を支承するために設けられたものである。本実施例
のクランプ装置20は、半径方向のスペースが小さい小
径管においても、適用しやすいリンク方式を採用してい
る。
このリンク方式のクランプ装置20は、管軸直角方向に
配置したベースプレート27の中心に、管軸方向に向け
て油圧式シリンダー21を固定し、そのシリンダー21
のピストン杆に固定されたヘッド22に、等角度間隔で
放射状に配置された複数本(3本)の第1リンク23に
おけるそれぞれの一端部をピン結合し、第1リンク23
の他端部に第2リンク24の一端部をピン結合し、第2
リンク24の他端部をベースプレート27に固定された
アイプレート26にピン結合し、第2リンク24の中間
に既設管壁に向はクランプシュー25をピン結合して構
成している。即ちシリンダー21のストロークを短縮す
ると、第1リンク23および第2リンク24を介してク
ランプシュー25が管壁方向に押出されてクランプ力を
発揮し、シリンダー21のストロークを伸張すると、ク
ランプシュー25が管中心方向に引寄せられてクランプ
が解除される機構である。なお、ベースプレート27は
前方のヘンドブレート13と連結口゛ノド28により連
結されている。
(2)  芯出し走行ガイド 芯出し走行ガイド30は、ノツチカッター40で正確に
既設管2の管壁にノツチ9を切込むことができるように
本装置の中心を管中心に合致させるために、管壁に複数
の走行ローラー34を一定圧力で当接させながら走行す
るもので、前記クランプ装置20と同様にリンク方式を
採用している。
即ち、管軸直角方向に配置したベースプレート35と前
記ベースプレート27とを、管周囲方向に間隔をおいて
配置した複数本(3本)の連結ロッド36を介して連結
し、前記一方のベースプレート27の中心に管軸方向に
延長する油圧式シリンダー31を固定し、そのシリンダ
ー31のピストン杆に固定されたヘッドに、等角度間隔
で放射状に配置された複数本(3本)の第1リンク32
におけるそれぞれの一端部をピン結合し、各第1リンク
32の他端部に第2リンク33の中間部をピン結合し、
各第2リンク33の一端部を、他方のベースプレート3
5に固定されたアイプレート37にピン結合し、各第2
リンク33の他端部に走行ローラー34を取付けている
。なお芯出し走行ガイド30の場合は、管壁をあまり強
く押圧する必要がないので、前述のように、第1リンク
32を第2リンク33の中間部にピン結合している。
(3)  ノツチカッター ノツチ9は、既設管2を所定の方向にかつ容易に破断し
やすくするために、管軸方向に延長するように設けるも
のであり、既設管2の材質が石綿等の低強度材である場
合は下側1条のノツチでも良いが、鋳鉄管等の場合は3
条以上の複数ノツチを設けるのが望ましい。なぜならノ
ツチ9に沿って既設管2を割裂し、管路を拡管した際、
割裂された既設管10の曲率は元の状態からほとんど変
化しないため、第10図に示すように、例えば上下に2
条のノツチ9を入れて割裂、拡管した場合、水平方向は
拡径できるが上下方向はほとんど元のままである。
これに対し、既設管の周囲方向3分割点にノツチ9を入
れると、第11図に示すように、新管のソケット継手部
の外面を示す点線の円2aの外側に位置するように既設
管を全体的に拡径でき、しかも下側割裂材10aを挿入
新管の受台として利用できる利点がある。
本実施例は、以上の理由から、上部1箇所と下部に管中
心垂線から振分けた2箇所の合計3箇所に管軸方向のノ
ツチ9を設けるものである。
複数条のノツチ9を設ける場合、小径管ではカッターを
管長手方向の同一位置に設置するのが困難となるため、
本実施例のように、上部ノツチと下部ノツチを切込む位
置を管長手方向において偏位させることが必要となる。
即ち前記芯出し走行ガイド30のベースプレート35に
ノツチカッター本体41を固定し、そのノツチカッター
本体41内の前側に、第6図に示すように、2本の油圧
式シリンダー45を逆V字状に配置し、各シリンダー4
5の上端部を前記ノツチカッター本体41に固着された
支持金具46に固定し、前記各シリンダー45により移
動される可動部材に油圧式モーター44を固定し、各モ
ーター44の回転軸に円盤状の下側カッター42を固定
し、各下側カッター42を、管中心を通る垂直線に対し
それぞれ傾斜角θだけ傾斜させている・ また前記ノツチカッター本体41内の後側には、第7図
に示すように、垂直な油圧式シリンダー45を配置し、
そのシリンダー45の下端部を前記ノツチカックー本体
41に固着された支持金具46に固定し、前記シリンダ
ー45により移動される可動部材に油圧式モーター44
を固定し、そのモーター44の回転軸に円盤状の上側カ
ッター43を固定し、その上側カッタ43を、管中心を
通る垂直線上に配置している。前記下側カッター42お
よび上側カッタ43としては、損耗度の少ないダイヤモ
ンドブレードまたは超硬合金の切削用チップを有する円
盤状カッターを用いるのが望ましく、またモーター44
としては、減速機付き電動機を使用してもよいが、油圧
式モーターが適している。
なお、既設管2が鋳鉄管やダクタイル鋳鉄管の場合には
、ソケット継手部2aが存在する(第11図参照)。こ
の部分では一般部の管径に較べて大径となり、かつ2重
管となっているためノツチ9を設けるのに工夫を要する
。このため第11図に示す如く、カッター回転用モータ
ー44を支持するシリンダー45を2段ストロークタイ
プにし、既設管2の一般部にノツチ9を切込む際には、
1段目のピストンロッド4、5 aを伸長し、ソケット
部2aにノツチ9を切込む際は1段目のピストンロッド
45aと2段目のピストンロッド45bの両方を伸長し
、ストロークを2段階に変更可能としている。
(4)  油圧バルブユニソト ノツチカッタ−40の後部には、本装置の各部に使用し
ているシリンダーやモーター等を遠隔制御する油圧バル
ブユニント50が連結されている。この油圧バルブユニ
ット50に設けられる多数の電磁バルブ(図示を省略)
は、地上又は立坑内の操作ユニット6にて遠隔で操作さ
れる。なお、油圧ハルブユニソトは本装置のいずれの場
所に配置しても構わない。
(5)  移動用シリンダー 移動用シリンダー70は新管3の引込みおよびノツチカ
ッタ−40を前進させるために設けられるものであり、
管軸方向に往復ストローク動作を行うように配置され、
シリンダー本体71には下側に走行ローラー72を設け
て移動自在とし、シリンダー70の前端および後端は管
路の曲りに対応できるようにユニバーサルジヨイント7
3を介して前後の装置と連結する。
(6)  拡管装置 移動用シリンダー70の後部には、前記ノツチカッター
40にて既設管内壁に切込んだノツチ9の部分を割裂し
て管路を新管外径以上に拡管する拡管装置80が連結さ
れている。この拡管装置80は、前記クランプ装置20
と同様なリンク方式とし、上下方向と左右方向に独立し
て管壁を押圧可能とされている。上下押圧機構について
説明すると、前方のベースプレー1・86aと後方のベ
ースプレート86とを、連結ロッド85を介して固定し
、前方のベースプレート86aに固定した油圧式シリン
ダー81におけるピストンロンドにヘッドを固定し、そ
のヘッドに第1リンク82の一端部をピン結合し、第1
リンク82の他端部を第2リンク83の一端部にピン結
合し、さらに第2リンク83の他端部を後方のヘースプ
レート86に固定したアイプレート88にピン結合して
おり、第2リンク83の中間に押圧ローラー84を取付
けている。
左右押圧機構として、後方のヘースプレート86に固定
された油圧式シリンダー87により水平方向に動作する
リンク機構と、そのリンク機構に取付けられた押圧ロー
ラー84aを前記上下押圧機構の間に配置している。前
記左右押圧機構は上下押圧機構と同様である。
以上の如く構成しているため、シリンダー81のストロ
ークを伸張すると、上下方向に押圧ローラー84が拡が
り、シリンダー87のストロークを短縮すると、左右方
向の押圧ローラー84aが拡がり、既設管2のノツチ9
の部分を割裂して管路を拡管することができる。この作
動は上下・左右単独に又は同時に行うことができる。な
お、管壁への拡管力を押圧ローラー84.84aにより
行わせるため割裂拡管しながら移動可能である。
(7)  新管接続部 拡管装置80の後部に連結される新管接続部90は、挿
入される新管の外面に施されている防食被覆を損傷しな
いようにしながらスムーズに既設管路内に挿入させる構
造にする必要がある。即ち、前記拡管装置80で割裂分
割された既設管は、いったん新管外径以上の管路径迄半
径方向に押出されるが、拡管装置80が通過した後方で
は、管中心側に戻ってしまう恐れがある。このため、新
管3の前部で再度拡管した管路径(新管路以上)に矯正
するものである。
新管接続部90は前記拡管装置80の後端と新管3の前
端との間に設けられ、本実施例の如く前方が小径で後方
を新管外径より大径にしたテーパー管91とすれば良い
なお、よりスムーズに新管を既設管内に挿入させるため
に、テーパー管91の外周に複数のローラーを配置して
も良い。
既設管敷設替装置の構成は以上の通りであるが、既設管
中を長距離移動する場合には、既設管敷設替装置が回転
することが考えられる。この場合、ノ・7ヂ9の位置が
上下の所定位置がら管周囲方向にずれてしまい、又拡管
方向がノツチ9の位置に対して不適当になる。このよう
な恐れがある場合は、ノツチカッター40および拡管装
置8oを管周方向に回動可能にする必要がある。第12
図はツノデカツタ−40を回動可能に支持した例を示す
もので、ノツチカッター本体41の両端からシャフト1
02を突設させ隣接装置に設けた軸受103により回動
自在に支持し、隣接装置のいずれか一方に固定した回動
モーター101の軸に前記シャフト102を接続し回動
可能とする。そしてノツチカッター本体41に設けた角
度計100の信号によりノツチカッター本体41の回転
角度を検出し、その検出信号により回動モーター1.0
1を運転し、ノツチカッター4oを適切な姿勢に制御す
ることが可能となる。拡管装置80に回動機構を設ける
場合も同様な手段を用いれば良いため図示を省略する。
又、本実施例には示していないが、既設管敷設替装置に
おける新管接続部90の前方に、公知の遠隔着脱装置を
設けると故障時対策に好都合である。即ち、管敷設替え
の途中で拡管装置80より前方の装置が故障した場合拡
管できなくなり、かつ本装置を前方に移動できなくなり
、後方に移動する場合はせっかく挿入した新管を撤去し
なければならなくなる。このため新管接続部90より前
方の装置を切離し、到達側立坑に回収して修理のうえ、
再度挿入して装着できるようにする方が望ましい。
本実施例においては、クランプ装置20.芯出し走行ガ
イド30および拡管装置としてリンク方式を示したが、
リンク方式に代えてシリンダーを放射方向に複数配置し
たものを使用してもよい。
次に本発明の既設管敷設替装置を用いて、既設管内に新
管を敷設替えする手順について第14図〜第20図を参
考にして説明する。
(1)  先ず既設管路の適当な区間の両側に発進側立
坑4および到達側立坑5を設け、既設管路の一部を切断
・撤去する。
(2)  敷設替えする既設管路の到達側立坑5からピ
グ等を用いて既設管2内にワイヤーロープ7および油圧
ホース8を挿通ずる。
(3)  発進側立坑4内の架台上11に載置した既設
管敷設替装置の前端に前記ワイヤーロープ7を連結し、
又油圧パルプユニット50に油圧ホース8を接続する。
(4)  次にワイヤーロー17を到達側立坑5に設置
した牽引装置7aにより引張り、既設管敷設替装置を既
設管内に引込む。この際、クランプ装置20および芯出
し走行ガイド30のシリンダー21.31を伸長してク
ランプシュー25および走行ローラー34を管中心側に
引寄せておく (第15図参照)。
(5)  クランプ装置20および芯出し走行ガイド3
0が既設管内に挿入され、ノツチカッター40が既設管
入口に達したら、芯出し走行ガイド30のシリンダー3
1を短縮して走行ローラー34を押出し、各カッター4
2.43を回転駆動するとともに、カッター駆動用モー
ター44を支持するシリンダー45に油圧を送ることに
より、管壁に各カッター42.43を押付けながら既設
管2内に本装置を移動させる。この結果、管内壁の管軸
方向にノツチ9が切込まれる。なお、既設管敷設替装置
を管内に移動させるには、その装置の前端に連結したワ
イヤーロー17を牽引するか、又は移動用シリンダー7
0のストローク動作により行う。
ノツチ9の深さは既設管2の板厚の173〜2/3とし
、あらかじめシリンダー45のストロークを調整してお
くことにより設定されるが、鋳鉄管やダクタイル鋳鉄管
はソケット継手となっているため、この部分にノツチを
設けるには、差込管部を切断貫通し外側ソケット部にノ
ツチを設ける必要がある。このため一般部とソケット部
ではシリンダーストロークを2段階に切替可能としてあ
り、後述する検出手段によりソケット位置を検出したら
、そのソケット位置においてこの間シリンダー45のス
トロークを増加させる。
ソケット位置を検出する場合、既設管敷設替装置の適当
な位置に、管壁面に向けて発せられる超音波、渦電流を
用いた電気センサー又は機械式センサー等を設けて検出
することができ、又既設管2が定尺である場合は、既設
管敷設替装置の前部に連結したワイヤーロープ7の巻取
り量を検出することによりソケット位置を知ることがで
きる。
(6)  次に拡管装置80が既設管2に挿入されたら
、先ず上下押圧用シリンダー81により上下拡管用押圧
ローラー84を押出すことにより、下側2箇所のノツチ
9がある部分を割裂し、上下の径を新管外径以上に拡径
する。その後、左右押圧用シリンダー81aにより左右
拡管用押圧ローラー84aを押出すことにより、上側の
ノツチ9がある部分を割裂し、上下、左右の管路径を新
管外径以上に拡径する。
(7)  次に、いったん拡管装置80の押圧ローラー
84.84aの押出力をゆるめた後、移動用シリンダー
70のストロークを伸長した状態でクランプ装置20を
作動させて既設管2に圧接させ、これにより反力を支承
しながら移動用シリンダー70のストロークを短縮する
ことにより、拡管装置80を前進移動させ、前記(6)
の拡管を繰返しながら新管3を既設管2内に引き込む(
第16図参照)。この際、既設管路は拡管装置80で新
管外径より大きくされており、割裂分割された既設管は
新管接続部90のテーパー部で矯正されているため、新
管3の表面の防食被覆が既設管2に接触することなく、
既設管路内に新管3が挿入される。第18図ないし第2
0図は既設管2の変化を表したものであって、第18図
はクランプ部の既設管断面を示し、第19図はノツチカ
ッタ一部の既設管断面を示し、第20図は拡管後の既設
管断面を示している。
(8)  移動用シリンダー70の1ストロ一ク分の引
込みが終了したら、クランプ装置20を弛緩し、継いで
各カッター42.43を回転させながら移動用シリンダ
ー70を伸長して、既設管2にノツチ9を設け、シリン
ダー70の移動ストロークが一杯になったら前記+61
. (71と同様に拡管用押圧ローラー84.848の
押出しとクランプおよび移動用シリンダーの引込みを交
互に行い、ステップ状に拡管・移動を繰返しながら新管
を引込む。そして新管の引込量が新管の単位長さと等し
くなったとき、発進側立坑4内で新管3を連結し、拡管
装置80の移動とともに既設管内に引込む(第16図参
照)。
以下、同様な工程を反復しながら敷設替えを行う (第
16回および第17図参照)。既設管の周囲地盤がそれ
程強固でない場合は、前記(6)で押出した拡管用押圧
ローラー84,842の押出力をゆるめることなく、押
出した状態で、クランプ装置20を作動させて移動用シ
リンダー70のストロークを伸ばした状態から全ストロ
ーク分の短縮を行い、拡管装置80を移動しながら、既
設管2を割裂および拡管し、その拡管された既設管2内
に新管3を引込んでもよい。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
クランプ装置20とノツチカックー40と移動用シリン
ダー70と拡管装置80とを一列に配置して連結し、前
記クランプ装置20を既設管2に圧接させて固定し、拡
管装置80の後部に接続した新管3を、前記既設管2に
圧接固定されたクランプ装置20により反力を支承しな
がら、拡管された既設管2内に引込むので、−工程で容
易に敷設替えを行うことができる。また、テーパー状破
砕ヘッド等による拡管および新管引込みに較べて、推力
を低減できるため、周囲地盤が強固に締固められた既設
管路にも容易に適用できる。さらにまた、ノツチカック
ー40と拡管装置80とを1台の装置に組込んでいるた
め連続して敷設替え作業を行うことができ、そのため高
能率で敷設替え作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明の実施例に係る既設管敷設
替装置を示すものであって、第1図は全体を示す側面図
、第2図は第1図における左側部分の拡大側面図、第3
図は第1図における右側部分の拡大側面図、第4図は第
2図のA−A線拡大断面図、第5図は第2図のB−B線
拡大断面図、第6図は第2図のC−C線拡大断面図、第
7図は第2図のD−D線拡大断面図、第8図は第3図の
E−E線拡大断面図、第9図は左右方向拡管装置を示す
平面図である。 第10図および第11図は既設管を拡管した状態を示す
断面図、第12図はノンデカツタ−が既設管のソケット
継手部にノツチを設けるときの状態を示す一部縦断側面
図、第13図はノノチカ・7ク一本体を回動可能にした
例を示す縦断側面図、第14図は本発明の既設管敷設替
装置を使用して既設管の敷設替えを行っている状態を示
す一部縦断側面図、第15図ないし第17図は既設管敷
設替装置を使用して既設管の敷設替えを行う場合の手順
を示す一部縦断側面図、第18図ないし第20図は既設
管敷設替えの際の管断面変化状態を示す断面図である。 第21図および第22図は従来の既設管敷設替装置を示
す一部縦断側面図である。 1:敷設替え装置、2;既設管、2a:ソケット継手部
、3:新管、4:発進側立坑、5:到達側立坑、6:操
作ユニット、7:ワイヤーロープ、7a:牽引装置、8
:油圧ホース、9:ノツチ、10:拡管後の既設管、1
1:架台、12ニアイブレート、13:ヘッドプレート
、20:クランプ装置、21ニジリンダ−22=シリン
ダーヘツド、23:第1リンク、24:第2リンク、2
5:クランプシュ−26:アイプレート、27:ベース
プレート、28;連結ロッド、30】芯出し走行ガイド
、31ニジリンダ−32:第1リンク、33:第2リン
ク、34:走行ローラ35;ベースプレート、36;連
結ロンド、37:アイプレート、40:ノノチカソター
41;ノツチカッター本体、42:下側カッター43:
上側カッター 44:モーター 45ニジリング−46
=支持金具、50:油圧パルプユニット、51:ローラ
ー 70:移動用シリンダ71ニジリンダ本体、72:
走行ローラー73:ユニバーサルジヨイント、80:拡
管装置、81ニジリンダ−82:第1リンク、83:第
2リンク、84:押圧ローラー 85:連結ロンド、8
6二ベースプレート、87:シリンダー88ニアイブレ
ート、90:新管接続部、91:テーバ−管、92:フ
ランジ、100:角度計、101:回動モーター、10
2:シャフト、103 :軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 既設管2内を移動しながら管内壁にノッチ9を設け、該
    ノッチ9に沿って既設管2を割裂し、管路を拡径しなが
    ら新管3を挿入する装置であって、既設管内壁を押圧す
    るクランプ装置20と、管内壁の軸方向にノッチ9を設
    けるノッチカッター40と、管軸方向に伸縮するように
    配置した移動用シリンダー70と、前記ノッチを割裂し
    て既設管路内径を新管外径より大径に押拡げる拡管装置
    80とを、一列に連結し、拡管装置の後部に新管を接続
    したことを特徴とする既設管敷設替装置。
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