JP3368416B2 - ホイール車両の操向装置 - Google Patents

ホイール車両の操向装置

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JP3368416B2
JP3368416B2 JP22023596A JP22023596A JP3368416B2 JP 3368416 B2 JP3368416 B2 JP 3368416B2 JP 22023596 A JP22023596 A JP 22023596A JP 22023596 A JP22023596 A JP 22023596A JP 3368416 B2 JP3368416 B2 JP 3368416B2
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真理夫 福地
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新キャタピラー三菱株式会社
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前車輪を有する前
車体と後車輪を有する後車体とを、車両の前後方向中間
において鉛直軸線を中心に屈折することによって操向を
行う、ホイール車両の操向装置、更に詳しくは、屈折操
向における車両の安定性を改善する操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、車体を屈折して操向を行うホイ
ール車両は、左右の前車輪、左右の前車輪に動力を伝え
る車輪軸、及び車輪軸を制動するブレーキを備える前車
体と、左右の後車輪、左右の後車輪に動力を伝える車輪
軸、及び車輪軸を制動するブレーキを備える後車体と、
前車体と後車体とを屈折自在に連結する連結手段と、一
端を前車体に取り付け他端を後車体に取り付けた伸縮自
在なアクチュエータとを備え、アクチュエータにより連
結手段を中心に前車体と該後車体とを屈折させて車両の
操向を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車体を屈折して操向を
行うホイール車両の操向装置は、車両の操向が比較的小
さい旋回半径で行えることから、例えば建設機械のホイ
ールローダのように、掘削、運搬、積込等のサイクルを
繰り返し行うために操向が多く、そして小さい操向旋回
半径が要求される車両に採用されている。しかしなが
ら、車体を屈折させて操向を行うために、左方への操向
を一例として示す図5において、車体を屈折して行う操
向は図5(a)に示すように車体の形状が変化し、図5
(b)に示される車体の形状が変化しない車輪操舵方式
の操向に比べて、車両の重心位置CGが車両の中央から
寸法S変動する。そして、重心位置CGの変動によって
走行加速度の方向、大きさ等も変化するので、車両の安
定性の面から車体を屈折しての高速での操向には制約が
あり、この操向方式の車両は、比較的低速走行が主体で
ある作業車両を中心に採用されている。しかしながら、
ホイールローダの作業の一つである、車体に装着された
バケットで土砂を掘削し、バケットに土砂を積載した状
態で土砂の集積場所まで比較的長距離を運搬走行する、
いわゆるロードアンドキャリー(積荷走行運搬)のよう
な作業においては、作業の能率向上のために高速での走
行が要望されている。
【0004】車体を屈折操向して走行する作業車両の種
類によっては、前車体あるいは後車体の何れか一方の左
右の車輪は、一体となった共通の車軸ハウジングに取り
付けられ緩衝懸架装置を介さないで車体に直接固定さ
れ、他方の左右の車輪は、同様に一体となった共通の車
軸ハウジングに取り付けられているが、車軸ハウジング
は、その左右車輪の中間部を車体の左右中央部に車体の
前後方向に延在して設けられる揺動軸を中心として、シ
ーソーのように揺動可能に取り付けられている。この場
合にあっても、車体と車軸ハウジングとの間には緩衝懸
架装置は設けられていない。このように左右の前車輪あ
るいは左右の後車輪を車体に対して揺動可能とすること
によって、凹凸のある不整地においても左右の前車輪及
び左右の後車輪の全てが常に接地し、ホイール車両の車
輪駆動力(牽引力)が有効に発揮される。しかしなが
ら、前車体あるいは後車体の何れか一方の左右の車輪が
車体に対して揺動自在な構造に成っていることから、高
速走行による操向時においては操向旋回の遠心力が大き
くなり車輪に対して車体の傾きが許容され、それによっ
て車両重心位置の変動が発生し、前述の車体の屈折によ
る重心の変動とともに、車両の安定性の点から高速での
操向に制約があった。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、車体を屈折して操向を行うホイ
ール車両の、操向時の車両重心位置の変動を少なくする
操向装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
技術的課題を解決するために、操向時の車体の屈折を小
さくすることができ、そしてまた操向時の車体に対する
車輪の揺動を規制することができるようにする。 (1)操向時の車体の屈折を小さくする手段としては、
操向時の車両の走行速度と車両の重心位置との関係から
走行速度に対して安定して操向のできる車体屈折制限角
度を求め、車体が屈折制限角度に達したときには操向旋
回内側の前後の車輪にブレーキをかけて制動し、車両の
旋回内側車輪と外側車輪との回転速度差を通常の差動装
置を介して決められる内側の車輪と外側の車輪の回転速
度差より更に大きくし、車体の屈折による操向に加えて
車輪を制動して操向を行うようにする。これによって、
車体の屈折を少なくすることができるから、従来より少
ない車両重心位置の変動で、車体を大きく屈折したとき
と同じ操向旋回半径が得られるようになる。 (2)操向時の車体に対する車輪の揺動を少なくする、
あるいは無くす手段としては、車体と車輪が取り付けら
れる車軸ハウジングとの間に揺動を規制する揺動規制手
段を設ける。揺動規制手段は、車体と車軸ハウジングと
の相対関係を、固定、あるいは動き量の規制、あるいは
動く速さを規制するように構成される。これによって、
車体に対する車輪の揺動が規制されるから、前述の揺動
による車両の重心位置の変動を少なくすることができ
る。
【0007】すなわち、本発明によれば、上記技術的課
題を解決するホイール車両の操向装置は、ホイール車両
の走行速度を検出する走行速度検出手段と、前車体と後
車体との屈折角度を検出する車体屈折角度検出手段と、
車輪軸ブレーキの油圧を制御するブレーキ油圧制御弁
と、制御手段とを含み、制御手段は、走行速度検出手段
からの信号に基づいて車両の車体屈折制限角度を演算す
る屈折角度演算手段と、屈折角度演算手段により演算さ
れた車体屈折制限角度と車体屈折角度検出手段により検
出された屈折角度とを比較する屈折角度比較手段と、屈
折角度比較手段による比較結果に基づいてブレーキ油圧
制御弁に圧力設定信号を出力する圧力設定手段とを含ん
でいる、ことを特徴としている。
【0008】好適実施形態においては、ホイール車両の
操向装置は更に、車輪軸の回転速度を検出する車輪軸回
転速度検出手段と、ステアリングホイールの操作状態を
検出する操向検出手段とを含み、制御装置は更に、操向
検出手段からの信号に基づいて車両の旋回外側車輪軸回
転速度と車両の旋回内側車輪軸回転速度との比で設定さ
れる設定速度比として車両の操向旋回半径を指令する旋
回半径指令手段と、車輪軸回転速度検出手段からの信号
に基づいて旋回外側車輪軸回転速度及び旋回内側車輪軸
回転速度との比を演算する速度比演算手段と、速度比演
算手段により演算された速度比と設定速度比とを比較す
る速度比比較手段と、ブレーキ油圧制御弁に圧力設定手
段より出力される圧力設定信号を速度比比較手段による
比較結果に基づいて補正する圧力設定信号補正手段とを
含んでいる。
【0009】他の実施の形態においては、操向装置は、
前車体あるいは後車体に揺動可能に取り付けられた前車
輪あるいは後車輪の揺動を規制する揺動規制手段を備え
ている。
【0010】本発明によるホイール車両の操向装置は、
次のように制御される。 (1)走行速度検出手段によって、車輪軸を駆動する推
進軸の回転速度が測定され、車両の走行速度が検出され
る。 (2)検出された走行速度に基づいて、屈折角度演算手
段によって、車両の検出された走行速度における車体屈
折制限角度が演算される。 (3)車体屈折角度検出手段によって、前車体と後車体
との真直状態から操向による左右への屈折角度及び屈折
方向が検出される。 (4)屈折角度比較手段によって、演算された車体屈折
制限角度と検出された屈折角度とが比較される。 (5)圧力設定手段によって、比較結果に基づいてブレ
ーキ油圧制御弁へ圧力設定信号が出力される。 (6)ブレーキ油圧制御弁によって、設定されたブレー
キ油圧力が操向旋回内側車輪軸のブレーキに与えられ
る。
【0011】好適実施形態においては、更に、 (7)車輪軸回転速度検出手段によって、前後左右の各
車輪軸の回転速度が検出される。 (8)操向検出手段によって、ステアリングホイールに
よる操向操作の状態が検出される。 (9)操向検出手段からの信号に基づいて、旋回半径指
令手段によって、下記に示す算式による速度比で設定さ
れる設定速度比によって車両の操向旋回半径が指令され
る。 (10)速度比演算手段によって、車輪軸回転速度検出
手段からの信号に基づいて旋回外側車輪軸回転速度及び
旋回内側車輪軸回転速度との比、速度比が演算される。 (11)速度比比較手段によって、速度比演算手段によ
り演算された速度比と設定速度比とが比較される。 (12)圧力設定信号補正手段によって、ブレーキ油圧
制御弁に圧力設定手段より出力される圧力設定信号が速
度比比較手段による比較結果に基づいて補正される。
【0012】(13)揺動規制手段が装備されるときに
は、上記圧力設定信号の出力とともに揺動手段を作動さ
せる信号が出力される。
【0013】かくして、操向旋回内側の車輪は、ブレー
キによって制動され、内側車輪と外側車輪との回転速度
差が更に大きくなり、車体の屈折に加えて車輪を制動す
ることによっても操向が行なわれる。すなわち、車両は
従来より少ない車体屈折で、従来より車両重心位置の変
動の少ない安定した車体の状態で、操向を行うことがで
きる。
【0014】更に、揺動規制手段によって、車体に対す
る車輪の揺動が規制されるので、従来に比べて車両の揺
動が抑えられ、車両重心位置の変動の少ない安定した車
体の状態で操向が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成されたホイール車両の操向装置の実施形
態について説明する。
【0016】図1を参照して先ずホイール車両の車体の
概要を説明すると、本発明に係わるホイール車両は、車
両の前車体2と後車体4とが連結手段6によって図1に
おいて紙面に垂直な中心軸線を中心として、旋回自在
に、すなわち屈折自在に連結されている。伸縮自在のア
クチュエータである油圧シリンダ8が、一端を前車体2
に、他端を後車体4に回動自在に取り付けられて前車体
2と後車体4との間に介在されている。図示の実施の形
態においては、油圧シリンダ8は1個であるが、連結手
段6に対して対称の反対側にも設けて複数個にしてもよ
い。ホイール車両を運転するための運転席は、前車体
2、あるいは後車体4に設けられ、運転席のステアリン
グホイール72を操作することによってステアリングシ
ャフト72aが回転操作され、先端に設けられたステア
リングポンプ72bが回転駆動され、この吐出油によっ
て操向制御弁(図示していない)が操作され、油圧シリ
ンダ8への圧油が制御され、前車体2と後車体4とが連
結手段6を中心として屈折される。油圧シリンダ8が伸
長されると、前車体2は後車体4に対して図示の真直な
状態から左に屈折されて車両は左に操向する。同様に、
油圧シリンダ8が収縮されると、前車体2は右に屈折さ
れて車両は右に操向する。
【0017】次に本発明に係わるホイール車両の走行動
力の伝達系統を説明すると、車両の前車体2には、前車
軸ハウジング24がスプリング等の緩衝装置を介さない
で直接固定され取り付けられている。前車軸ハウジング
24には、中央に差動装置42、並びに差動装置42か
ら左右に延びる左前車輪軸30a及び右前車輪軸30b
が収容され、前車軸ハウジング24から突出した左前車
輪軸30a及び右前車輪軸30bの各々の端部には左前
車輪22a及び右前車輪22bが取り付けられている。
車両の後車体4には、後車軸ハウジング26が、前車軸
ハウジング24と同様に緩衝装置を介さないで、左右の
中央を後車体の前後方向に延在して設けられる揺動軸2
6aによって後車体4に揺動自在に取り付けられている
(揺動軸26a及び後車軸ハウジング26の揺動につい
ては後に詳述する)。後車軸ハウジング26には、中央
に差動装置44、並びに差動装置44から左右に延びる
左後車輪軸46a及び右後車輪軸46bが収容され、後
車軸ハウジング26から突出した左後車輪軸46a及び
右後車輪軸46bの各々の端部には左後車輪38a及び
右後車輪38bが取り付けられている。後車体4には、
原動機(図示していない)からの走行動力を変速する変
速機20が設けられている。変速機20からの走行動力
は、推進軸28及び50によって差動装置42及び差動
装置44にそれぞれ接続されている。
【0018】左前車輪軸30a及び右前車輪軸30bの
各々には、車輪軸を制動する左前車輪軸ブレーキ34a
及び右前車輪軸ブレーキ34bが前車軸ハウジング24
に収容されて備えられている。また、左後車輪軸46a
及び右後車輪軸46bの各々には、左後車輪軸ブレーキ
60a及び右後車輪軸ブレーキ60bが後車軸ハウジン
グ26に収容されて備えられている。
【0019】前記各車輪軸ブレーキ34a、34b、6
0a、及び60bそれぞれに対応して、ブレーキ制動力
を決めるブレーキ作動油圧を制御するブレーキ油圧制御
弁64a、64b、68a、及び68bが設けられてい
る。ブレーキ油圧制御弁64a、64b、68a、及び
68bは、電気信号に比例してブレーキ油圧を出力する
電磁比例ソレノイド弁で構成されている。
【0020】次に本発明に係わる各種の検出手段を説明
すると、変速機20からの出力回転を前車体2に設けら
れた差動装置42に伝達する推進軸28には、走行速度
検出手段14が設けられ、推進軸28の回転速度が計測
され、これによって車両の走行速度が検出されている。
【0021】前後左右の各車輪軸30a、30b、46
a、46bには、それぞれに対応して車輪軸の回転速度
を検出する車輪軸回転速度検出手段52a、52b、5
6a、56bが設けられている。
【0022】ステアリングホイール72のステアリング
シャフト72aには、ステアリングホイール72の操作
状態をシャフト72aの回転角及び回転速度によって検
出する操向検出手段74が設けられている。
【0023】前車体2と後車体4との連結手段6の旋回
中心部には、車体屈折角度検出手段10が設けられ、前
車体2と後車体4との車両の前後方向での真直の状態
(図示の状態)から左又は右への屈折角度、すなわち前
車体2と後車体4との相対角度である車体屈折角度が、
屈折の方向(左又は右)とともに回転角度センサによっ
て検出されている。
【0024】次に制御手段16を説明すると、車両の任
意の場所に設けることができる制御手段16は、走行速
度検出手段14からの信号に基づいて車両の車体屈折制
限角度を演算する屈折角度演算手段17と、屈折角度演
算手段17によって演算された車体屈折制限角度と車体
屈折角度検出手段10によって検出された屈折角度とを
比較する屈折角度比較手段18と、屈折角度比較手段1
8による比較結果に基づいて、また車体屈折角度検出手
段10により検出される操向方向(左又は右)に基づい
て、操向旋回内側車輪軸のブレーキ油圧制御弁64a及
び68a(左へ操向の場合)、あるいは64b及び68
b(右へ操向の場合)に圧力設定信号を出力する圧力設
定手段19とを含んでいる。
【0025】制御手段16は更に、操向検出手段74か
らの信号に基づいて車両の旋回外側車輪軸回転速度と車
両の旋回内側車輪軸回転速度との比で設定される設定速
度比として車両の操向旋回半径を指令する旋回半径指令
手段62と、車輪軸回転速度検出手段52a、52b、
56a、56bからの信号に基づいて旋回外側車輪軸回
転速度及び旋回内側車輪軸回転速度との比を演算する速
度比演算手段66と、速度比演算手段により演算された
速度比と設定速度比とを比較する速度比比較手段70
と、圧力設定手段19より出力される圧力設定信号を速
度比比較手段70による比較結果に基づいて補正する圧
力設定信号補正手段76とを含んでいる。
【0026】次に、車輪の揺動規制手段について図4を
参照して説明すると、本実施の形態においては後車輪3
8a及び38bが後車体4に対して揺動可能に取り付け
られており、後車軸ハウジング26と後車体4との間に
全体番号を80で、あるいは他の実施の形態である全体
番号を90で示す揺動規制手段が設けられている。図4
(a)は、揺動の動きを固定あるいは揺動の量を調整す
るように規制する実施の形態である揺動規制手段80を
示している。図4(b)は、揺動の動きを固定あるいは
揺動の動く速さを緩衝するように規制する実施の形態で
ある揺動規制手段90を示している。
【0027】先ず後車輪38a及び38bが取り付けら
れている後車軸ハウジング26と後車体4との揺動につ
いて図4(a)を参照して説明すると、後車軸ハウジン
グ26は、その左右の中間である中央が後車体4に、後
車体4の左右中央に設けられたブラケット4a及び後車
体4の前後方向に軸心が延在する揺動軸26aによっ
て、揺動軸26aを中心に矢印Yで示すシーソーの動
き、すなわち後車体4と後車軸ハウジング26との相対
運動である揺動が自在にできるように取り付けられてい
る。揺動の大きさは、左右の後車輪38a及び38bが
後車体4と干渉しない範囲で、後車体4に設けられてい
るストッパ4bと後車軸ハウジング26に設けられてい
るストッパ26cとを当接させることによって制限され
ている。
【0028】図4(a)に示される揺動規制手段80に
ついて説明すると、後車体4にはチャンネル形状(コ字
形状)の開口幅Wを有し開口端において開口幅Wが徐々
に拡張された揺動受け82が固定され、後車軸ハウジン
グ26にはL字形状の揺動規制レバー84が、L型の一
辺の端部を車軸ハウジング26に軸84aによって回動
自在に、そしてL型の他辺の端部は厚さTに規制され
て、揺動受け82の開口幅Wに出し入れ可能に設けられ
ている。規制操作油圧シリンダ86が、一端を車軸ハウ
ジング26に軸86aによって、他端を揺動規制レバー
84の中央部に軸86bによってそれぞれ回動自在に取
り付けられている。常時は規制操作油圧シリンダ86
は、バネあるいは油圧のような付勢手段(図示していな
い)によって収縮されており(図示の状態)、揺動受け
82の開口幅Wに揺動規制レバー84の厚さT端部は入
っていない。この状態においては後車軸ハウジング26
と後車体4との揺動は規制されない。ここで、規制操作
油圧シリンダ86に油圧制御弁(図示していない)によ
って油圧を与え付勢手段に抗してシリンダ86を伸長さ
せると、揺動受け82の開口幅Wに揺動規制レバー84
の厚さT端部が係合して、後車体4と後車軸ハウジング
26との相対運動、すなわち揺動が規制される。揺動の
量の規制の程度は、揺動受け82の開口幅Wと揺動規制
レバー84の厚さTとを略同じにすれば、揺動は固定さ
れ、揺動受け82の開口幅Wと揺動規制レバー84の厚
さTとに差を設ければ、その差の程度によって、揺動量
が規制される。すなわち、差が大きければ揺動の量は大
きく、差が小さければ揺動の量は小さくなる。揺動操作
油圧シリンダ86を伸長させる油圧は、例えば車体が屈
折制限角度に達した時点でブレーキ油圧制御弁への圧力
信号が制御手段16から出力されるのに合わせて、規制
操作油圧シリンダ86へ圧油を供給するように油圧制御
弁(図示していない)を切り換えることによって行われ
る。
【0029】図4(b)を参照して、揺動規制手段の他
の実施の形態を説明すると、全体番号を90で示す揺動
規制手段は、後車体4と後車軸ハウジング26との間に
設けられる揺動規制油圧シリンダ92と揺動操作切換弁
94とを備えている。揺動規制油圧シリンダ92は、一
端を後車体4に軸92aによって、他端を軸92bによ
って後車軸ハウジング26にそれぞれ回動自在に取り付
けられている。揺動操作切換弁90は、揺動規制油圧シ
リンダ86と油圧タンク96との間の流路に設けられ、
後車体4と後車軸ハウジング26との揺動による揺動規
制油圧シリンダ92の伸縮による揺動規制油圧シリンダ
92に流入あるいは流出する油を、流路を遮断し(位置
(イ))、あるいは絞り(位置(ロ))、あるいは全開
(位置(ハ))に切り換えることができる。流路を遮断
すると揺動規制油圧シリンダ86の伸縮は不可能になり
揺動ができない状態になる。流路を絞ることによって揺
動規制油圧シリンダ86の伸縮の速さが緩慢に、すなわ
ち揺動が緩慢になる。流路を全開にすることによって揺
動規制油圧シリンダ86の伸縮は規制されない自由な状
態、すなわち揺動は自由な状態になる。図示は(ハ)の
流路が全開の状態が示されている。揺動操作切換弁94
の切り換えは、例えば車体が屈折制限角度に達し、ブレ
ーキの圧力信号が出力されるのに合わせて信号を受け、
(イ)又は(ロ)の事前に選定された位置に切り換えら
れることによって行われる。
【0030】次に、本発明によって構成されたホイール
車両の操向装置の作動手順を、図1とともに、図2及び
図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0031】先ず図1とともに図2を参照して説明する
と、ステップS−1の初期の状態においては、ブレーキ
油圧弁に圧力設定信号を出力する圧力設定手段19の圧
力設定信号はOFFになっており、信号は出力されてい
ない。
【0032】ステップS−2においては、走行速度検出
手段14によって推進軸28の回転速度が測定され、車
両の走行速度Vが検出される。
【0033】ステップS−3においては、検出された走
行速度Vに基づいて、制御手段16に含まれる屈折角度
演算手段17によって検出された走行速度Vにおける車
体屈折制限角度θが演算される。
【0034】ステップS−4においては、車体屈折角度
検出手段10によって、前車体2と後車体4との車体が
真直な状態から左右への屈折角度α及び屈折の方向、す
なわち操向の方向が検出される。
【0035】ステップS−5及びS−6においては、制
御手段16に含まれる屈折角度比較手段18によって、
演算された車体屈折制限角度θと検出された屈折角度α
とが比較される。
【0036】検出された屈折角度αが演算された車体屈
折制限角度θより小さい場合には、ステップS−1に戻
る。この場合は、車体屈折制限角度θより実際の検出さ
れた屈折角度αが小さいので、操向旋回内輪を制動する
ことなしに操向が続けられる。
【0037】反対に、検出された屈折角度αが演算され
た車体屈折制限角度θより大きい場合には、ステップS
−7に進み、この場合は屈折角度αが車体屈折制限角度
θになっているので、操向旋回内輪を制動させるべく、
制御手段16に含まれる圧力設定手段19によって、該
当するブレーキ油圧制御弁、左へ操向旋回のときは左側
のブレーキ油圧制御弁64a及び68a、右操向旋回の
ときは右側のブレーキ油圧制御弁64b及び68bへ圧
力設定信号が出力される。
【0038】かくして、設定されたブレーキ油圧力が操
向旋回内側車輪軸の左ブレーキ34a及び60a、又は
右ブレーキ34b及び60bに与えられ、操向旋回内側
左車輪22a及び38a、又は右車輪22b及び38b
が制動される。ステップS−7において圧力設定信号が
出力された後はテップS−2に戻る。
【0039】なお、車体屈折制限角度θには上限下限の
許容範囲が設定され、演算された車体屈折角度αが許容
範囲内にあれば、ステップS−1に戻る。
【0040】前述の圧力設定信号補正手段76及びその
関連構成が更に操向装置に設けられると、ステップ−7
における圧力信号の出力は、以下に示すステップS−8
以降のフローによって制御される。
【0041】図1とともに、図2にこの圧力信号補正の
流れを追加した図3を参照して説明すると、ステップS
−8においては、車輪軸回転速度検出手段52a、52
b、56a、56bにより左前車輪軸30a、右前車輪
軸30b、左後車輪軸46a、右後車輪軸46bの回転
速度がそれぞれ検出され、その信号が制御手段16に入
力される。また、操向検出手段74によってステアリン
グホイール72の操向操作状態、すなわちステアリング
シャフト72aの回転角度及び回転速度が検出される。
【0042】ステップS−9においては、操向検出手段
74によって検出されたステアリングホイール72の操
向操作状態に基づいて、制御手段16に含まれる旋回半
径指令手段62によって、期待される車両の旋回半径で
ある車両の旋回外側車輪軸回転速度と車両の旋回内側車
輪軸回転速度との比、設定速度比Rが設定される。
【0043】ステップS−10においては、制御手段1
6に含まれる速度比演算手段66によって、車輪軸回転
速度検出手段52a、52b、56a、56bにより検
出された回転速度に基づいて、旋回外側車輪軸回転速度
及び旋回内側車輪軸回転速度との比である、速度比βが
演算される。
【0044】ステップS−11及びステップS−13に
おいては、制御手段16に含まれる速度比比較手段70
によって、演算された速度比βと設定速度比Rとが比較
される。
【0045】演算された速度比βが設定速度比Rより小
さい場合には、ステップS−12に進み、この場合は旋
回半径は設定旋回半径より大きいので旋回内側車輪の回
転を減少させるように、制御手段16の圧力設定手段1
9に圧力設定信号補正手段76によって増圧の補正がさ
れ、設定圧力が高くなり、ブレーキ油圧制御弁64a、
64b、68a、68bのうちの旋回内側車輪軸ブレー
キへの出力圧が高くなる。その結果、旋回内側車輪軸の
ブレーキ力が増加され、速度比βが設定速度比Rの範囲
内の値となる。ステップS−12において圧力増の補正
が行われた後は、ステップS−8に戻る。
【0046】反対に、演算された速度比βが設定速度比
Rより大きい場合には、ステップS−14に進み、この
場合旋回半径は設定旋回半径より小さいので、旋回内側
車輪の回転を増加させるように、制御手段16の圧力設
定手段19に圧力設定信号補正手段76によって減圧の
補正がされ、設定圧力が低くなり、ブレーキ油圧制御弁
64a、64b、68a、68bのうちの旋回内側車輪
軸ブレーキへの出力圧が低くなる。その結果、旋回内側
車輪軸のブレーキ力が減少され、速度比βが設定速度比
Rの範囲内の値となる。ステップS−12において圧力
減の補正が行われた後は、ステップS−8に戻る。
【0047】設定速度比Rには上限下限の許容範囲が設
定され、演算された速度比βが設定速度比Rの許容範囲
内にあれば、出力中の圧力設定信号が継続され、ステッ
プS−2に戻る。
【0048】揺動規制手段80あるいは90が設けられ
るときは、圧力設定信号の出力とともに制御手段16か
ら揺動規制手段を作動ーさせるための信号が出力され、
揺動規制手段80あるいは90が作動して揺動が規制さ
れる。
【0049】以上のように、本発明のホイール車両の操
向装置は、車体の屈折角度が車両の走行速度と車両重心
位置との関係から演算される車体屈折制限角度になる
と、操向旋回の内側車輪がブレーキによって制動され、
またブレーキ力が制御される。したがって、車両は操向
旋回内側の車輪のブレーキ制動によっても操向されるか
ら、車体の屈折は少なくてよく、すなわち安定した車両
の状態で操向を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】本発明に従って構成されたホイール車両
の操向装置によれば、操向時の車体の屈折が小さく制限
され、また車体に対する車輪の揺動が規制されるので、
操向時の車体重心位置の変動を少なくすることができ
る。そして、安定した車体状態で操向ができ、より高速
で操向ができるホイール車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたホイール車両の操向
装置の主要構成要素を示す概略図。
【図2】本発明に従って構成されたホイール車両の操向
装置の作動手順の一部を示すフローチャート。
【図3】本発明に従って構成されたホイール車両の操向
装置の他の実施の形態を含めた作動手順の一部を示すフ
ローチャート。
【図4】(a)は揺動規制手段の実施の形態を、車両の
後方から見て示した図。(b)は揺動規制手段の他の実
施の形態を、車両の後方から見て示した図。
【図5】(a)は車体屈折操向における、操向と車両重
心位置(CG)との関係を車両の上方から見て示した説
明図。(b)は車輪操舵操向における、操向と車両重心
位置(CG)との関係を車両の上方から見て示した説明
図。
【符号の説明】
2:前車体 4:後車体 6:連結手段 8:油圧シリンダ(アクチュエータ) 10:車体屈折角度検出手段 14:走行速度検出手段 16:制御手段 17:屈折角度演算手段 18:屈折角度比較手段 19:圧力設定手段 34a、34b、60a、60b:車輪軸ブレーキ 52a、52b、56a、56b:車輪軸回転速度検出
手段 62:旋回半径指令手段 64a、64b、68a、68b:ブレーキ油圧制御弁 66:速度比演算手段 70:速度比比較手段 76:圧力設定信号補正手段 80、90:揺動規制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 137:00 B62D 137:00 (56)参考文献 特開 昭62−149557(JP,A) 特開 平7−215236(JP,A) 特開 昭54−90726(JP,A) 特開 昭62−105775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/28 B62D 6/00 B62D 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の前車輪、該左右の前車輪に動力を
    伝える車輪軸、及び該車輪軸を制動するブレーキを備え
    る前車体と、左右の後車輪、該左右の後車輪に動力を伝
    える車輪軸、及び該車輪軸を制動するブレーキを備える
    後車体と、該前車体と該後車体とを屈折自在に連結する
    連結手段と、一端を該前車体に取り付け他端を該後車体
    に取り付けた伸縮自在なアクチュエータとを備え、該ア
    クチュエータにより該連結手段を中心に該前車体と該後
    車体とを屈折させて操向を行うホイール車両の操向装置
    において、 該操向装置は、該ホイール車両の走行速度を検出する走
    行速度検出手段と、該前車体と該後車体との屈折角度を
    検出する車体屈折角度検出手段と、該車輪軸ブレーキの
    油圧を制御するブレーキ油圧制御弁と、制御手段とを含
    み、 該制御手段は、該走行速度検出手段からの信号に基づい
    て該車両の車体屈折制限角度を演算する屈折角度演算手
    段と、該屈折角度演算手段により演算された車体屈折制
    限角度と該車体屈折角度検出手段により検出された該屈
    折角度とを比較する屈折角度比較手段と、該屈折角度比
    較手段による比較結果に基づいて該ブレーキ油圧制御弁
    に圧力設定信号を出力する圧力設定手段とを含む、こと
    を特徴とするホイール車両の操向装置。
  2. 【請求項2】 該操向装置は更に、該車輪軸の回転速度
    を検出する車輪軸回転速度検出手段と、ステアリングホ
    イールの操作状態を検出する操向検出手段とを含み、該
    制御装置は更に、該操向検出手段からの信号に基づいて
    車両の旋回外側車輪軸回転速度と車両の旋回内側車輪軸
    回転速度との比で設定される設定速度比として車両の操
    向旋回半径を指令する旋回半径指令手段と、該車輪軸回
    転速度検出手段からの信号に基づいて該旋回外側車輪軸
    回転速度及び該旋回内側車輪軸回転速度との比を演算す
    る速度比演算手段と、該速度比演算手段により演算され
    た速度比と該設定速度比とを比較する速度比比較手段
    と、該ブレーキ油圧制御弁に該圧力設定手段より出力さ
    れる該圧力設定信号を該速度比比較手段による比較結果
    に基づいて補正する圧力設定信号補正手段とを含む、請
    求項1記載のホイール車両の操向装置。
  3. 【請求項3】 該前車体あるいは該後車体に揺動可能に
    取り付けられた該前車輪あるいは該後車輪の揺動を規制
    する揺動規制手段を備えている、請求項1又は2記載の
    ホイール車両の操向装置。
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