JP3368397B2 - トラックの荷台 - Google Patents

トラックの荷台

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JP3368397B2
JP3368397B2 JP10238494A JP10238494A JP3368397B2 JP 3368397 B2 JP3368397 B2 JP 3368397B2 JP 10238494 A JP10238494 A JP 10238494A JP 10238494 A JP10238494 A JP 10238494A JP 3368397 B2 JP3368397 B2 JP 3368397B2
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一幸 深川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックの荷台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トラックの荷台における側縁部にはアオ
リパネルが起立姿勢と下向き姿勢に亘って上下回動自在
に取付けられ、荷物の積込み、卸し時にはアオリパネル
を下向き姿勢とし、運搬時には起立姿勢としている。
【0003】前述のアオリパネルとしては、例えば実開
昭63−137082号公報に示すように、パネル本体
の上部に断面略門型状の保護具を嵌合して取付けたも
の。
【0004】また、意匠登録第758119号に示すよ
うに、複数のパネルを長ボルトとナットによって連結し
てパネル本体とし、その最上部のパネルの上部に横板と
両側縦板により断面略下向きコ字状となった覆い部材を
取付けたものが知られている。
【0005】一方、トラックとしては荷台の両側縁部に
アオリパネルを取付けると共に、その荷台の前後縁部に
フレームを設け、このフレーム上部間に跨って鉤形状と
なった一対の羽材を上下回動自在に取付け、この羽材を
下方に回動してアオリパネルの上部に接することで密閉
した荷物室を形成し、羽材を上方に回動すると共に、ア
オリパネルを下向き姿勢として荷台を開放するようにし
たものが知られている。この荷台において、パネル本体
のみでアオリパネルとするとそのアオリパネルの側面に
羽材が接触し車体振動等によってパネル本体の側面を削
り取り、削り取られた面及び削られた時に発生する粉が
パネル等に付着して外観を著しく悪くするので、羽材を
備えた荷台においてはアオリパネルに保護具を取付ける
ことが重要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者のアオリパネルで
あると保護具によってパネル本体の上部を保護できる
が、保護具がパネル本体の上部に嵌合して取付けてある
だけのために保護具の取付強度が弱く、振動等によって
外れることがあり、これを防止するために接着剤を用い
て保護具をパネル本体の上面に接着している。このため
に、保護具をパネル本体から外すことができないので、
保護具が損傷・摩耗等した時に保護具を交換できない。
【0007】しかも、前者の保護具は荷物等が衝突した
際にパネル本体を保護するものであり、前述のように羽
材を取付けた場合にその羽材とパネル本体の上部が接触
した際にパネル本体の上部を保護する機能が十分でな
い。
【0008】後者のアオリパネルにおける覆い部材は複
数のパネルを連結する長ボルトの頭部が外部より見えな
いようにするものであり、この覆い部材は長ボルトの頭
部によって最上部のパネルの上部に押し付けて保持され
ており、覆い部材を外すには長ボルトとナットを弛める
必要があるから、その覆い部材の取付け、外しする作業
が大変面倒となる。
【0009】しかも、この覆い部材は前述のように長ボ
ルトの頭部を覆うものであり、前述のように羽材を取付
けた場合にその羽材とパネル本体の上部が接触した際に
パネル本体の上部を保護する機能が十分でない。
【0010】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたトラックの荷台を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アオリパ
ネル2と羽材6を備え、そのアオリパネル2を下向き姿
勢に回動すると共に、羽材6を上方位置に回動して開放
し、前記アオリパネル2を起立姿勢に回動すると共に、
羽材6を下方位置に回動してアオリパネル2の上部に接
することで密閉した荷物室8を構成するトラックの荷台
において、 前記アオリパネル2をパネル体10の上部に
保護具11を取付けたものとし、 前記パネル本体10
を、一側縦板17と他側縦板18を上下方向に間隔を置
いた複数の横板19で一体的に連結して複数の中空部を
有すると共に、その上部に一側突出部33と他側突出部
34を設けて上向き開口した収納部35を有するものと
し、 前記保護具11を、横板40と、この横板40の両
側部に設けた一側縦板41と他側縦板42により断面略
下向きコ字状で、その横板40の両側寄りに一側係止片
43と他側係止片44を有するものとし、 前記保護具1
1の一側縦板41と一側係止片43でパネル本体10の
一側突出部33を挟持し、他側縦板42と他側係止片4
4でパネル本体10の他側突出部34を挟持すると共
に、その一側縦板41をパネル本体10における上下中
間部の横板19より下方に突出して取付け、 前記羽材6
は横材12と縦材13で鉤形で、その縦材13は上部弾
性材26と側部弾性材27を備え、 前記アオリパネル2
を起立姿勢とすると共に、羽材6を下方位置に回動する
と、前記下部弾性材26が保護具11の横板40に接
し、側部弾性材27が保護具11の一側縦板41に接す
るようにしたことを特徴とするトラックの荷台である。
第2の発明は、アオリパネル2と羽材6を備え、そのア
オリパネル2を下向き姿勢に回動すると共に、羽材6を
上方位置に回動して開放し、前記アオリパネル2を起立
姿勢に回動すると共に、羽材6を下方位置に回動してア
オリパネル2の上部に接することで密閉した荷物室8を
構成するトラックの荷台において、 前記アオリパネル2
をパネル体10の上部に保護具11を取付けたものと
し、 前記パネル本体10を、一側縦板17と他側縦板1
8を上下方向に間隔を置いた複数の横板19で一体的に
連結して複数の中空部を有すると共に、その最上部寄り
一側に一側上被係止部50と一側下被係止部52を有
し、最上部寄り他側に他側上被係止部51と他側下被係
止部53を有するものとし、 前記保護具11を、横板4
0とその横板40の両側部に設けた一側縦板41、他側
縦板42により断面略下向きコ字状で、その一側縦板4
1の内面に一側上係止部54と一側下係止部55を有
し、他側縦板42の内面に他側上係止部56と他側下係
止部57を有するものとし、 保護具11の一側、他側縦
板41,42をパネル本体10の両側面に嵌合して一側
上・下係止部54,55、他側上・下係止部56,57
を一側上・下被係止部50,52、他側上・下被係止部
51,53にそれぞれ係止すると共に、その一側縦板4
1をパネル本体10における上下中間部の横板19より
下方に突出して取付け、 前記羽材6は横材12と縦材1
3で鉤形で、その縦材13は上部弾性材26と側部弾性
材27を備え、 前記アオリパネル2を起立姿勢とすると
共に、羽材6を下方位置に回動すると、前記下部弾性材
26が保護具11の横板40に接し、側部弾性材27が
保護具11の一側縦板41に接するようにしたことを特
徴とするトラックの荷台である。 第3の発明は、第1又
は第2の発明において前記保護具11を樹脂材としたト
ラックの荷台である。 第4の発明は、第1又は第2の発
明において前記保護具11を内側の軟質樹脂材と外側の
硬質樹脂材の2層構造としたトラックの荷台である。
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、パネル本体10の上部
に保護具11を上から押し込むようにして取付けてアオ
リパネル2とすることができるし、保護具11を上方に
引き上げるようにして外すことができるから、保護具1
1を簡単に取付け、外しできて保護具11の交換が容易
となる。また、パネル本体10の一側・他側突出部3
3,34を保護具11の一側縦板41、一側係止片43
及び他側縦板42、他側係止片44でそれぞれ狭持して
いるから、保護具11をがたつきなくしっかりとパネル
本体10の上部に取付けできる。また、保護具11の一
側・他側縦板41,42がパネル本体10の一側面、他
側面の上部に接して保護すると共に、保護具11の横板
40がパネル本体10の上端面に接して保護するので、
羽材6がパネル本体10の上部に接触した時に保護具1
1によってパネル本体10の上部を確実に保護すること
ができる。また、羽材6の下部弾性材26が横板40に
接し、側部弾性材27が一側縦板41に接するので、保
護具11が羽材6により損傷することがない。 また、保
護具11の一側縦板41はパネル体10の横板19より
下方に突出しているから、その一側縦板41に作用する
衝撃力を横材19で支持でき、その衝撃力によってパネ
ル体10が変形し難くなるし、保護具11自身が破損し
難くなる。 第2の発明によれば、パネル本体10の上部
に保護具11を上から押し込むようにして取付けてアオ
リパネル2とすることができるし、上方に引き上げるよ
うにして外すことができるから、保護具11を簡単に取
付け、外しできて保護具11の交換が容易となる。ま
た、パネル本体10の各被係止部と保持具11の係止部
がそれぞれ係止しているから、保護具11をガタつきな
くしっかりとパネル本体10の上部に取付けできる。ま
た、保護具11の一側・他側縦板41,42がパネル本
体10の一側面、他側面の上部に接して保護し、横板4
0がパネル本体10の上端面に接して保護するから、羽
材6がパネル本体10の上部に接触した時に保護具11
によってパネル本体10の上部を確実に保護することが
できる。また、羽材6の下部弾性材26が横板40に接
し、側部弾性材27が一側縦板41に接するので、保護
具11が羽材6により損傷することがない。 また、保護
具11の一側縦板41はパネル体10の横板19より下
方に突出しているから、その一側縦板41に作用する衝
撃力を横材19で支持でき、その衝撃力によってパネル
体10が変形し難くなるし、保護具11自身が破損し難
くなる。
【0013】
【実 施 例】図1に示すように、トラックの荷台1の
両側縁部にはアオリパネル2がヒンジ3で実線で示す起
立姿勢と仮想線で示す下向き姿勢とに亘って上下回動自
在にそれぞれ取付けられ、その荷台1の前縁部に取付け
た縦板状の前フレーム4と荷台1の後縁部に取付けた門
型状の後フレーム(図示せず)の左右中央部間に亘って
上部横部材5が前後方向に向けて横架してある。
【0014】前記上部横部材5には左右一対の羽材6,
6がヒンジ7により上下回動自在にそれぞれ取付けら
れ、その羽材6を実線で示す下方位置に回動してアオリ
パネル2の上部に接することで密閉した荷物室8を構成
し、羽材6を仮想線で示すように上方位置に回動すると
共に、アオリパネル2を仮想線で示す下向き姿勢に回動
することで荷台1を開放するようにしてある。
【0015】前記アオリパネル2はパネル本体10の上
部に保護具11を取付けて成り、羽材6は横材12と縦
材13で鉤形となり、羽材6を下方に回動した時に縦材
13の下端部がアオリパネル2の保護具11に接するよ
うにしてある。
【0016】前記パネル本体10は図2と図3に示すよ
うに、複数のパネル材14を長ボルト15とナット16
で連結してあり、そのパネル材14は一側縦板17と他
側縦板18を複数の横板19で一体的に連結した幅狭で
縦長、長尺なる中空形状、例えばアルミ押出型材より成
り、最下部のパネル材14の一側縦板17が荷台1にヒ
ンジ3で取付けられ、最上部のパネル材14の上部に保
護具11が取付けてある。
【0017】前記羽材6の縦材13は図2と図3に示す
ように、パネル20の下縁部にアルミ押出材より成る型
材21を取付けてあり、この型材21は上向き凹部22
を有する本体23と垂下板24を有する断面形状の長尺
材で、その上向凹部22にパネル20が嵌合されてビス
25で固定され、本体23の下面に下部弾性材26が取
付けてあると共に、垂下板24に側部弾性材27が取付
けられ、この上部弾性材26と側部弾性材27が保護具
11に接するようにしてある。
【0018】次に保護具11の取付構造を図4に基づい
て説明する。最上部のパネル材14の一側縦板17の上
部寄りには側方に開口した鉤形凹状の一側被係合部30
が形成され、他側縦板18の上部寄りはほぼL字状に折
曲して上向きV字状の他側被係合部31と保護具接触面
32を形成してある。
【0019】前記最上部のパネル材14における一側縦
板17、他側縦板18が上部の横板19よりも上方に突
出して一側突出部33、他側突出部34となって上方に
開口する収納部35を形成し、その一側突出部33の内
面と他側突出部34の内面には一側被係止片36と他側
被係止片37が相対向して一体的に設けてある。
【0020】前記保護具11は図4に示すように、横板
40とこの横板40の両側に一体的に設けた一側縦板4
1、他側縦板42により断面下向コ字状の樹脂材より成
る長尺材となり、その横板40の下面両側寄りに一側係
止片43と他側係止片44が一体的に設けられ、前記一
側縦板41は他側縦板42よりも長くなってその下端寄
りには鉤形凸条の一側係合部45が一体的に形成してあ
り、他側縦板42の下端部は尖端形状となって他側係合
部46となっている。
【0021】保護具11の一側縦板41と一側係止片4
3が一側突出部33の上部33aを狭持し、他側縦板4
2と他側係止片44が他側突出部34の上部34aを狭
持すると共に、一側係止片43、他側係止片44がパネ
ル材14の一側被係止片36、他側被係止片37にそれ
ぞれ係止し、保護具11の一側係合部45、他側係合部
46がパネル材14の一側被係合部30、他側被係合部
31にそれぞれ係合して保護具11がパネル材14の上
部に嵌合して取付けてある。
【0022】そして、保護具11の横板40でパネル材
14の上部を保護し、保護具11の一側縦板41がパネ
ル材14の一側縦板17の側面に接してパネル材14の
上部一側面を保護し、保護具11の他側縦板42がパネ
ル材14の保護具接触面32に接して保護していると共
に、他側縦板42と他側縦板18は同一面となってい
る。
【0023】これにより、アオリパネル2を起立姿勢と
すると共に、羽材6を下方に回動すると、下部弾性材2
6が保護具11の横板40に接し、側部弾性材27が保
護具11の一側縦板41に接してアオリパネル2の上部
を保護すると共に、アルミ押出材より成る型材21が樹
脂材より成る保護具11に直接接しないから、保護具1
1が型材21(羽材6)により損傷することがない。
【0024】また、保護具11の一側縦板41はパネル
材14の上下中間に設けられた横板19よりも下方に突
出しているから、その一側縦板41に作用する衝撃力を
横材19で支持でき、その衝撃力によってパネル材14
が変形し難くなるし、保護具11自身が破損し難しくな
る。
【0025】また、最上部のパネル材14は上向きに開
口した収納部35が形成されているから、この収納部3
5にナット16を入れることができ、複数のパネル材1
4を長ボルト15とナット16で連結した後に保護具1
1を取付けることでナット16が外部より見えなくなる
ので、パネル材14の連結作業が簡単となると共に、ア
オリパネルの外観が見栄え良くなる。
【0026】前記保護具11は図5に示すように、硬質
・軟質の樹脂材を組合せた2層構造とすることにより、
硬質樹脂材のみ又は軟質樹脂材のみより作製したものに
比べ摩耗・破損等がし難く、特に横板40、一側縦板4
1、他側縦板42の内側を軟質樹脂材、外側を硬質樹脂
材により2層構造とすることが好ましい。このようにす
れば、羽材6の型材21を保護具11に接触させても摩
耗することがなく、しかも保護具11自身が破損し難く
なる。
【0027】つまり、保護具11を軟質樹脂材のみとす
ると、羽材6が接触することで摩耗し易く、摩耗すると
羽材6によりパネル材14を損傷してしまうし、保護具
11を硬質樹脂材のみとすると保護具11自身が破損し
易く、保護具11についた傷により羽材6を損傷するこ
とがある。
【0028】図6は第2実施例を示し、最上部のパネル
材14の最上部横板19の両側に上向き凹条の一側上被
係止部50と他側上被係止部51を形成し、一側縦板1
7の上部寄りに穴状の一側下被係止部52を形成し、他
側縦板18の上部寄りに穴状の他側下被係止部53を形
成する。
【0029】保護具11は横板40と一側縦板41と他
側縦板42で下向きコ字状となり、その一側縦板41は
パネル材14の上下中間部の横板19より下方に突出
し、かつ上部寄りに下向突片状の一側上係止部54、下
部寄りに突起状の一側下係止部55がそれぞれ一体的に
設けてあり、前記他側縦板42の上部寄りに下向鉤状の
他側上係止部56、下部寄りに突起状の他側下係止部5
7がそれぞれ一体的に設けてある。
【0030】そして、保護具11の一側上係止部54、
一側下係止部55がパネル材14の一側上被係止部5
0、一側下被係止部52にそれぞれ係合し、保護具11
の他側上係止部56、他側下係止部57がパネル材14
の一側上被係止部51、他側下被係止部53にそれぞれ
係合して保護具11がパネル材14の上部に嵌合して取
付けてあり、パネル材14の最上部の横板19と保護具
11の横板40との間に空間部58を構成している。
【0031】このようであるから、空間部58にナット
16を入れることができ、複数のパネル材14を長ボル
ト15とナット16で連結した後に保護具11を取付け
ることでナット16を外部より見えないようにできる。
【0032】また、保護具11は内側の軟質樹脂材と外
側の硬質樹脂材により2層構造としてあるが、一層構造
としても良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、パネル本
体10の上部に保護具11を上から押し込むようにして
取付けてアオリパネル2とすることができるし、保護具
11を上方に引き上げるようにして外すことができるか
ら、保護具11を簡単に取付け、外しできて保護具11
の交換が容易となる。また、パネル本体10の一側・他
側突出部33,34を保護具11の一側縦板41、一側
係止片43及び他側縦板42、他側係止片44でそれぞ
れ狭持しているから、保護具11をがたつきなくしっか
りとパネル本体10の上部に取付けできる。また、保護
具11の一側・他側縦板41,42がパネル本体10の
一側面、他側面の上部に接して保護すると共に、保護具
11の横板40がパネル本体10の上端面に接して保護
するので、羽材6がパネル本体10の上部に接触した時
に保護具11によってパネル本体10の上部を確実に保
護することができる。また、羽材6の下部弾性材26が
横板40に接し、側部弾性材27が一側縦板41に接す
るので、保護具11が羽材6により損傷することがな
い。 また、保護具11の一側縦板41はパネル体10の
横板19より下方に突出しているから、その一側縦板4
1に作用する衝撃力を横材19で支持でき、その衝撃力
によってパネル体10が変形し難くなるし、保護具11
自身が破損し難くなる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、パネル本体
10の上部に保護具11を上から押し込むようにして取
付けてアオリパネル2とすることができるし、上方に引
き上げるようにして外すことができるから、保護具11
を簡単に取付け、外しできて保護具11の交換が容易と
なる。また、パネル本体10の各被係止部と保持具11
の係止部がそれぞれ係止しているから、保護具11をガ
タつきなくしっかりとパネル本体10の上部に取付けで
きる。また、保護具11の一側・他側縦板41,42が
パネル本体10の一側面、他側面の上部に接して保護
し、横板40がパネル本体10の上端面に接して保護す
るから、羽材6がパネル本体10の上部に接触した時に
保護具11によってパネル本体10の上部を確実に保護
することができる。また、羽材6の下部弾性材26が横
板40に接し、側部弾性材27が一側縦板41に接する
ので、保護具11が羽材6により損傷することがない。
また、保護具11の一側縦板41はパネル体10の横板
19より下方に突出しているから、その一側縦板41に
作用する衝撃力を横材19で支持でき、その衝撃力によ
ってパネル体10が変形し難くなるし、保護具11自身
が破損し難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アオリパネルと羽材を備えた荷台の説明図であ
る。
【図2】アオリパネルと羽材の詳細縦断面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】アオリパネルの保護具取付部の拡大断面図であ
る。
【図5】保護具の他の実施例を示す断面図である。
【図6】アオリパネルの保護具取付部の第2実施例を示
す拡大断面図である。
【符号の説明】
2…アオリパネル、6…羽材、10…パネル本体、11
…保護具、14…パネル材、15…長ボルト、16…ナ
ット、17…一側縦板、18…他側縦板、19…横板、
30…一側被係合部、31…他側被係合部、33…一側
突出部、34…他側突出部、35…収納部、36…一側
被係止片、37…他側被係止片、40…横板、41…一
側縦板、42…他側縦板、43…一側係止片、44…他
側係止片、45…一側係合部、46…他側係合部、50
…一側上被係止部、51…他側上被係止部、52…一側
下被係止部、53…他側下被係止部、54…一側上係止
部、55…一側下係止部、56…他側上係止部、57…
他側下係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−69571(JP,U) 実開 平4−62292(JP,U) 実開 昭63−137082(JP,U) 実開 昭56−69573(JP,U) 実開 昭58−32075(JP,U) 実開 平2−129972(JP,U) 実開 昭57−82513(JP,U) 実開 昭56−164873(JP,U) 実開 昭56−70485(JP,U) 実開 昭55−170181(JP,U) 実開 平5−80978(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/023 B62D 33/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アオリパネル2と羽材6を備え、そのア
    オリパネル2を下向き姿勢に回動すると共に、羽材6を
    上方位置に回動して開放し、前記アオリパネル2を起立
    姿勢に回動すると共に、羽材6を下方位置に回動してア
    オリパネル2の上部に接することで密閉した荷物室8を
    構成するトラックの荷台において、 前記アオリパネル2をパネル体10の上部に保護具11
    を取付けたものとし、 前記パネル本体10を、一側縦板
    17と他側縦板18を上下方向に間隔を置いた複数の横
    板19で一体的に連結して複数の中空部を有すると共
    に、その上部に一側突出部33と他側突出部34を設け
    て上向き開口した収納部35を有するものとし、 前記保護具11を、横板40と、この横板40の両側部
    に設けた一側縦板41と他側縦板42により断面略下向
    きコ字状で、その横板40の両側寄りに一側係止片43
    と他側係止片44を有するものとし、 前記保護具11の一側縦板41と一側係止片43でパネ
    ル本体10の一側突出部33を挟持し、他側縦板42と
    他側係止片44でパネル本体10の他側突出部34を挟
    持すると共に、その一側縦板41をパネル本体10にお
    ける上下中間部の横板19より下方に突出して取付け、 前記羽材6は横材12と縦材13で鉤形で、その縦材1
    3は上部弾性材26と側部弾性材27を備え、 前記アオリパネル2を起立姿勢とすると共に、羽材6を
    下方位置に回動すると、前記下部弾性材26が保護具1
    1の横板40に接し、側部弾性材27が保護具11の一
    側縦板41に接するようにしたことを特徴とするトラッ
    クの荷台。
  2. 【請求項2】 アオリパネル2と羽材6を備え、そのア
    オリパネル2を下向き姿勢に回動すると共に、羽材6を
    上方位置に回動して開放し、前記アオリパネル2を起立
    姿勢に回動すると共に、羽材6を下方位置に回動してア
    オリパネル2の上部に接することで密閉した荷物室8を
    構成するトラックの荷台において、 前記アオリパネル2をパネル体10の上部に保護具11
    を取付けたものとし、 前記パネル本体10を、一側縦板17と他側縦板18を
    上下方向に間隔を置いた複数の横板19で一体的に連結
    して複数の中空部を有すると共に、その最上部 寄り一側
    に一側上被係止部50と一側下被係止部52を有し、最
    上部寄り他側に他側上被係止部51と他側下被係止部5
    3を有するものとし、 前記保護具11を、横板40とその横板40の両側部に
    設けた一側縦板41、他側縦板42により断面略下向き
    コ字状で、その一側縦板41の内面に一側上係止部54
    と一側下係止部55を有し、他側縦板42の内面に他側
    上係止部56と他側下係止部57を有するものとし、 保護具11の一側、他側縦板41,42をパネル本体1
    0の両側面に嵌合して一側上・下係止部54,55、他
    側上・下係止部56,57を一側上・下被係止部50,
    52、他側上・下被係止部51,53にそれぞれ係止す
    ると共に、その一側縦板41をパネル本体10における
    上下中間部の横板19より下方に突出して取付け、 前記羽材6は横材12と縦材13で鉤形で、その縦材1
    3は上部弾性材26と側部弾性材27を備え、 前記アオリパネル2を起立姿勢とすると共に、羽材6を
    下方位置に回動すると、前記下部弾性材26が保護具1
    1の横板40に接し、側部弾性材27が保護具11の一
    側縦板41に接するようにしたことを特徴とするトラッ
    クの荷台。
  3. 【請求項3】 前記保護具11を樹脂材とした請求項1
    又は2記載のトラックの荷台。
  4. 【請求項4】 前記保護具11を内側の軟質樹脂材と外
    側の硬質樹脂材の2層構造とした請求項1又は2記載の
    トラックの荷台。
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