JP3368060B2 - 選別方法及び選別装置 - Google Patents

選別方法及び選別装置

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JP3368060B2 JP18269194A JP18269194A JP3368060B2 JP 3368060 B2 JP3368060 B2 JP 3368060B2 JP 18269194 A JP18269194 A JP 18269194A JP 18269194 A JP18269194 A JP 18269194A JP 3368060 B2 JP3368060 B2 JP 3368060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品の梱包ライン等
において被測定物を重量その他の基準に従って選別する
ための方法およびそれに用いられる選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】材料または物品のある特徴の検査または
検知もしくは測定の結果として、自動的に動かされる器
械による材料または物品の選別の技術は種々の分野にお
いて行なわれている。そして、被測定物の重量に従った
選別のほか、被測定物の形状や、金属その他の異物の混
入、その他被測定物の特殊な性質に従った選別が知られ
ている。
【0003】たとえば加工食品のような袋詰め商品の梱
包ラインでは、重量に基づいて被測定物を選別する重量
選別機(ウエイトチェッカー)を設けて、個装の被測定
物に重量の過不足がないか検査し、所定の重量範囲を越
えるものについては箱詰め等の梱包工程に至る前にライ
ンから排除するようにしている。
【0004】また、加工食品等の場合、その品質保持
上、重量の過不足以上に重要な検査項目として金属その
他の異物の混入が挙げられる。このような金属の混入し
た製品を梱包の前段階で排除するために、重量選別機に
金属検出器を併設することが知られている(例えば、実
公昭56−41822号公報参照)。
【0005】一般的な金属検出器付重量選別機を図3に
従って説明すると次のとおりである。被測定物の移送経
路(10)に沿って、金属検出器(12)、重量選別機
(14)および振分装置(16)が配置され、金属検出
器(12)および重量選別機(14)からの信号に基づ
き振分装置(16)が作動して不良品を経路外へ排出す
るようになっている。通常、移送経路(10)は複数の
ベルトコンベヤで構成される。
【0006】金属検出器(12)は移送経路(10)上
を搬送される被測定物に金属が混入しているときに金属
混入信号を発生し、振分装置(16)は、金属検出器
(12)において金属が検出された被測定物が選別位置
に搬送されてきたとき、金属検出器(12)からの金属
混入信号に基づき、その被測定物を金属不良として経路
外へ排出する。
【0007】同様に、重量選別機(14)は被測定物の
重量を測定するとともにあらかじめ設定された良品重量
のリミット値と比較し、重量がこのリミット値を越える
ものについては重量不良信号を発生し、振分装置(1
6)は、重量選別機(14)において重量不良とされた
被測定物が選別位置に搬送されてきたとき、重量選別機
(14)からの重量不良信号に基づき、その被測定物を
重量不良として経路外へ排出する。
【0008】なお、重量不良と金属混入が同一の被測定
物で発生した場合、金属混入の選別信号が優先されるよ
うになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、計量コンベ
ヤ長に対して被測定物が長すぎる場合や被測定物の重量
が計量可能範囲を越えている場合には、重量による選別
は不可能である。しかしながら、そのような場合でも、
重量選別を行うことなく金属検出器としてのみ使用した
い場合がある。
【0010】ところが、上記従来の金属検出器付重量選
別機は、重量選別機(14)を基本とし、これに金属検
出器(12)を付設したものであることから、重量チェ
ックなしで金属検出による振り分けのみを行うといった
ような使い方ができなかった。すなわち、金属検出器
(12)からの金属検出信号は、振分装置(16)の作
動を制御する重量選別機(14)の制御回路において処
理されるようになっているため、単に重量選別機(1
4)の機能を停止させただけでは振分装置(16)によ
る振り分け機能も停止することになるからである。この
ため、従来は、このような状況に対応するためには、別
に金属検出のみを行うためのラインを設けておくか、あ
るいは制御プログラムを組み直さざるを得なかった。
【0011】そこで、この発明の目的は、被測定物の重
量その他の複数の基準に従って被測定物を選別するとと
もに選別結果に応じて良品と不良品とに振り分けるよう
にした選別装置において、ユーザーの選択により簡単
に、任意の一の基準または任意の複数の基準の組合せで
選別を行うことができるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の選別装置は、被測定物の移送経路に沿っ
て配置され、所定の選別基準に従った被測定物の選別を
行うための複数の検査装置と、前記検査装置から移送さ
れてくる被測定物を、該検査装置の選別結果に基づいて
振り分ける振分装置とからなる選別装置であって、各選
別基準に対応する振り分け方向および前記選別基準につ
き判断を行うべき順位を任意に変更できるようにしたも
のである。
【0013】ある選別基準に関する判断において、判断
結果が肯定的な場合の分岐条件と判断結果が否定的な場
合の分岐条件のほかに、当該判断を行わず無条件に分岐
する分岐条件を設けることができる。
【0014】検査装置の例を挙げるならば、金属混入、
シールミスおよび重量を基準として選別を行う場合、選
別装置は金属検出器、シールチェッカーおよびウエイト
チェッカーを備えることとなる。もちろん、各検査装置
は互いに独立している必要はなく、複数の機能を兼ね備
えた複合型の装置であってもよい。その他の検査装置と
しては、たとえば胡瓜や茄子などの被測定物の形状に従
った選別を行う場合、画像認識装置等を検査装置として
使用することができる。また、異物の混入の有無や内部
欠陥の有無による被測定物の選別を行う場合には、X線
検査装置等を使用することができる。
【0015】
【作用】たとえば、金属混入と重量不良(軽量または過
量)を選別基準として被測定物の選別を行う選別装置の
場合で、被測定物の重量が計量可能範囲を越えている場
合を考えると、金属混入の被測定物の振り分け方向を右
または左、重量不良の被測定物の振り分け方向を直進と
設定し、選別基準の優先順位を、金属混入を優先順位1
とし、重量を優先順位2とすることにより、金属混入の
被測定物は優先順位1の選別基準(金属混入)の判断に
おいて肯定的な判断結果となり、その結果不良品として
移送経路の右または左に振り分けられる。また、金属混
入のない被測定物は、優先順位1の選別基準に従えば良
品と判断されるが、重量が計量可能範囲を越えているこ
とから、続く優先順位2の選別基準(重量)に関する判
断において肯定的な判断結果つまり不良品と判断され、
直進させられる。この結果、この被測定物は本来は重量
選別が不可能なものであるところ、金属混入についての
み選別を受けることができる。この場合、この発明の選
別装置は金属検出器としての機能のみを発揮することに
なる。
【0016】また、上例の場合で、優先順位2の選別基
準(重量)に関する判断を行わず無条件で最終ステップ
に分岐する分岐条件を有効にしておけば、優先順位1の
選別基準(金属混入)に関する判断結果が否定的、つま
り良品と判断された場合には、優先順位2の選別基準に
関する判断を行わず、つまり、この場合重量に従った選
別を行うことなく、当該被測定物は良品として振り分け
られる。この場合も、当該選別装置は金属検出器として
の機能のみを発揮することになる。
【0017】このようにして、任意の一の基準または任
意の複数の基準の組合せにより被測定物の選別を行うこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、金属混入とシールミスと重量を基準と
して選別を行うことができるようにした選別装置の場合
を例にとって、この発明の一実施例を説明する。
【0019】この実施例の選別装置では、金属検出器
(メタルチェッカー)のような金属混入の有無を検査す
るための検査装置(機能)、シールチェッカーのような
シールの良否を検査するための検査装置(機能)およ
び、重量選別機(ウエイトチェッカー)のような重量の
過不足を検査するための検査装置(機能)を備える。
【0020】表1は、被測定物たる商品(符号イ、ロ、
ハ、ニで表示したが、実際には具体的な商品名あるいは
品番等が表示されるものとする。)のそれぞれについ
て、オペレーターが指定すべき選別基準のテーブルを示
す。たとえば、呼出番号1の項には、商品イ、商品重量
(g)の基準値100、上限105、下限95、選別基
準A+B+Cと例示されている。ちなみに、表1〜表4
の表はディスプレイ上に表示され、オペレーターが操作
盤のキーボードを操作して各項目の数値や文字を入力す
る。
【0021】
【表1】
【0022】選別基準A〜Eの内容は表2に例示されて
いるとおりである。具体的には、商品イについては、重
量不良(選別基準A、B)の場合に不良品の振り分けが
行われる。重量不良に関しては、重量が95g以上10
5g以下の範囲内のものだけを正量とし、95g未満の
もの(軽量)および105gを越えるもの(過量)はい
ずれも不良品として振り分けられる。この重量による選
別は通常の重量選別機(ウエイトチェッカー)の場合と
同様である。
【0023】
【表2】
【0024】商品ロの選別基準は、上述の重量不良(選
別基準A、B)に加えて、シールミス(選別基準C)の
場合にも不良品として振り分けられる。この場合、被測
定物が袋詰め商品のようなものであるとき、包装のシー
ルの良否を検査するための検査装置(シールチェッカ
ー)が被測定物の移送経路上に設置され、シール不良を
検知したときシールミス信号を発生するようになってい
る。
【0025】商品ハの場合、選別基準はDすなわち金属
混入のもののみ不良品として振り分けられる。被測定物
に金属異物が混入しているときは、これを金属検出器が
検出して金属混入信号を発生するようになっている。
【0026】商品ニの場合は上記A〜Dの各選別基準に
従って被測定物の選別が行われ、それぞれの選別結果に
応じて不良品が振り分けられる。
【0027】なお、正量の場合を選別基準Eとしてある
が、良品に対しては積極的に振分動作をさせなくてもよ
いことから、これはもっぱら次に述べる振り分け方向を
決定するためである。また、選別基準としては表2に例
示されるもののほか、たとえばライン上に別途設置され
た別の検査装置からの外部信号に基づいて実行される選
別基準を設けることもできる。
【0028】さらに、通常の重量選別機では2個載りの
場合は共に不良品として振り分けるようになっている。
2個載りとは、重量選別機の計量部、具体的には計量コ
ンベヤ上に、所定の計量タイミングにおいて同時に2個
の被測定物が載っている状態をいい、このような場合に
は正確な計量ができないため、2個載り状態にある被測
定物は不良品として振り分けるようにしている。しかし
ながら、このような2個載りの場合でも、金属検出のよ
うに重量以外の基準に従った選別を行う場合には何ら支
障がないので、2個載りについても選択可能な選別基準
とすることが可能である。
【0029】表3は選別基準と振り分け方向の対照表で
ある。同表の例示に従えば、正量(選別基準E)の被測
定物は移送経路上を直進させられ、軽量(選別基準A)
と過量(選別基準B)とを含む重量不良の被測定物は左
へ振り分けられる。また、シールミス(選別基準C)の
被測定物および金属混入(選別基準D)の被測定物は右
へ振り分けられる。
【0030】
【表3】
【0031】この実施例の場合、振分装置としては、被
測定物の移送経路に沿った直進方向と、移送経路から見
て右および左の3方向に被測定物を振り分けることので
きるものであればよく、振分装置の型式は被測定物の種
類や重量あるいは排出経路の数に応じて適宜選択するこ
とができる。具体的には、コロコン振分装置やアーム式
振分装置のほか、キャタピラ振分装置、エア・ジェット
振分装置、ドロップ振分装置等の選択使用が可能であ
る。
【0032】ある被測定物が2以上の選別基準に従った
選別結果により振り分けられ場合に、それぞれの振り分
け方向が異なるときは、当該被測定物を振り分けるべき
方向が定まらない。たとえば、ある被測定物が軽量(選
別基準A)で、かつ、金属混入(選別基準D)でもある
とき、選別基準Aに対しては左に、一方、選別基準Dに
対しては右に振り分けるように設定されているため(表
3)、この被測定物を左右どちらに振り分けるべきか不
確定である。
【0033】このため、表4に例示するように、各選別
基準についての判断をすべき順位を優先順位(プライオ
イティ)として決定しておく必要がある。同図には各選
別基準とその優先順位(プライオリティ)が対比して表
示される。例示された優先順位によれば、選別基準Dす
なわち金属混入が優先順位1であるため、金属混入の被
測定物はそれのみを理由に振り分けられ、他の選別基準
については判断されないこととなる。上に挙げた軽量
(選別基準A)と金属混入(選別基準D)の双方に該当
する例の場合、表4の優先順位に従えば選別基準Dが優
先順位1であるから、当該被測定物は右に振り分けられ
ることとなる。この場合、金属混入の被測定物は必ず右
に振り分けられ、左に振り分けられる重量不良の被測定
物と混在することが避けられる。
【0034】
【表4】
【0035】表1のテーブルにおいて、同表の右端の欄
に示されているように、上記優先順位のパターンを選択
することができる。つまり、表4は各優先順位パターン
の内容を示している。
【0036】次に、上述のようにしてプリセットされた
条件で運転する場合の選別装置の作動を、図1および図
2のフローチャートに従って説明する。
【0037】まず、金属検出器(12)側から重量選別
機(14)に被測定物が移送されてきたかどうかを確認
するため(図3参照)、重量選別機(14)の入口付近
に設置された光電センサ(図示せず)からの被測定物検
出信号の有無を判断する(ステップ)。
【0038】センサONすなわち被測定物検出信号が
「有り」のとき、言い換えればステップの判断結果が
肯定的(「yes」)であるときは、次のステップに
進み安定タイマーをスタートさせる。安定タイマーのタ
イマー時間は、重量選別機(14)の重量測定部におけ
る被測定物の計量が安定して行なわれる状態になるまで
に要する時間だけあらかじめ設定されている。そして、
安定タイマーのタイムアウト後、計量が行なわれる(ス
テップ)。
【0039】続いて、表4の優先順位に従い、順次、各
選別基準D、C、B、Aに従った選別結果を表す信号の
有無を判断する(ステップPRI.1〜PRI.4)。まず、ス
テップPRI.1では、優先順位1の選別基準Dすなわち金
属混入につき、金属検出器(12)からの金属検出信号
の有無を判断する。判断結果が肯定的(yes」)であ
るとき、つまり金属検出信号が「有り」のときは、その
選別基準Dに対応する振り分け方向(表3)に当該被測
定物を振り分けるべく振分装置(16)に起動信号が送
出され、振分動作が実行される(ステップ)。
【0040】ステップPRI.1の判断結果が否定的(「n
o」)であるときは次のステップPRI.2に進み、優先順
位2の選別基準C(シールミス)につき、移送経路(1
0)に設置されたシールの良否を検査するための検査装
置(図示せず)からのシールミス信号の有無を判断す
る。そして、判断結果が「yes」のとき、つまりシー
ルミス信号が「有り」のときは、選別基準Cに対応する
振り分け方向(表3)に当該被測定物を振り分けるべく
振分装置(16)に起動信号が送出され、振分動作が実
行される(ステップ)。
【0041】ステップPRI.2の判断結果が「no」のと
きは次のステップPRI.3に進み、優先順位3の選別基準
B(過量)につき、ステップで得られた計量値が、あ
らかじめ設定されている上限すなわち105g(表1)
よりも大きいか否かを判断する。そして、その判断結果
が「yes」のときは、選別基準Bに対応する振り分け
方向(表3)に当該被測定物を振り分けるべく振分装置
(16)に起動信号が送出され、振分動作が実行される
(ステップ)。
【0042】ステップPRI.3の判断結果が「no」のと
きは次のステップPRI.4に進み、優先順位4の選別基準
A(軽量)につき、ステップで得られた計量値が、あ
らかじめ設定されている下限値すなわち95g(表1)
よりも小さいか否かを判断する。そして、判断結果が
「yes」のときは選別基準Aに対応する振り分け方向
(表3)に当該被測定物を振り分けるべく振分装置(1
6)に起動信号が送出され、振分動作が実行される(ス
テップ)。
【0043】ステップPRI.4の判断結果が「no」のと
きは正量の振り分け方向に振り分けが行われる(ステッ
プ)。なお、正量の場合は積極的な振り分け動作を行
わず被測定物を直進させるのが一般的であり(表3)、
その場合、ステップでは実際には振分装置(16)は
何ら動作しないこととなる。
【0044】ステップPRI.1〜PRI.4では出口が3つず
つあり、信号の有無(「yes」、「no」)のみでな
く、当該判断事項自体を無視する旨の分岐条件もある。
分岐条件「無視」が有効の場合、当該ステップを無視し
て正量の場合の振り分け(ステップ)に進む。言い換
えるならば、この分岐条件「無視」は、当該判断を行う
ことなく無条件でステップに分岐すべきことを意味す
る。
【0045】たとえば、表1の呼出番号3の商品ハにつ
いては選別基準D(金属混入)のみが対象となっている
ので、優先順位2、3、4の選別基準C、B、Aに関す
る判断は無視するように設定しておく。その結果、ステ
ップPRI.1で金属検出信号が「有り」の場合は既述のと
おりこの選別基準Dに対応する振り分け方向に振り分け
るべく振分装置(16)に起動信号が送られるのに対
し、金属検出信号が「無し」のときは、次のステップPR
I.2にて分岐条件が「無視」となり、正量の場合の振り
分け(ステップ)に進む。このような分岐条件を設け
ることにより、一または複数の任意の選別基準について
のみ選別装置の選別機能を発揮させることが可能とな
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、被測定物の種類やラインの稼働条件等に応じて、ユ
ーザーサイドの選択により、任意の一の基準または任意
の複数の基準の組合せで選別を行うことができる。たと
えば、重量が計量可能範囲を越えるために重量選別がで
きないような被測定物であっても、金属検出に限定した
選別を行うことが可能となる。したがって、当該選別装
置の使用範囲が拡大し、被測定物の種類等に柔軟に対応
した各種の選別が可能となり、従来のように別ラインを
設置する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図2】入結合子Aにて図1のフローチャートの出結合
子Aと結合するフローチャートである。
【図3】金属検出器付重量選別機の略図である。
【符号の説明】
10 移送経路 12 金属検出器 14 重量選別機 16 振分装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の移送経路に沿って配置され、
    所定の選別基準に従った被測定物の選別を行うための複
    数の検査装置と、前記検査装置から移送されてくる被測
    定物を、該検査装置の選別結果に基づいて振り分ける振
    分装置とからなる選別装置であって、各選別基準につい
    ての振り分け方向および前記選別基準につき判断を行う
    べき順位を任意に変更できるようにしたことを特徴とす
    る選別装置。
  2. 【請求項2】 各選別基準に関する判断を行う手段に、
    判断結果が肯定的の場合の分岐条件と、判断結果が否定
    的の場合の分岐条件と、当該判断を行わず無条件に分岐
    する分岐条件とを設けたことを特徴とする請求項1の選
    別装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の検査装置が金属検出器と重量
    選別機である請求項1の選別装置。
  4. 【請求項4】 被測定物の移送経路に沿って配置した複
    数の検査装置により、所定の選別基準に従って被測定物
    の選別を行い、前記検査装置から移送されてくる被測定
    物を、該検査装置の選別結果に基づいて選別装置により
    振り分けるにあたり、各選別基準についての振り分け方
    向および前記選別基準につき判断を行うべき順位を任意
    に変更できるようにしたことを特徴とする選別方法。
  5. 【請求項5】 優先順位に従って各選別基準に関する判
    断をし、判断結果が肯定的であるときはあらかじめ設定
    された当該選別基準に対応する振り分け方向に被測定物
    を振り分け、判断結果が否定的であるときは次の優先順
    位の選別基準に関する判断に進み、または良品の振り分
    けステップに進むことを特徴とする請求項3の選別方
    法。
  6. 【請求項6】 各選別基準に関する判断において、判断
    結果が肯定的の場合の分岐条件と、判断結果が否定的の
    場合の分岐条件と、当該判断を行わず無条件に分岐する
    分岐条件とがあることを特徴とする請求項3の選別方
    法。
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