JP3368027B2 - 観察用光学機器 - Google Patents

観察用光学機器

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JP3368027B2 JP33724893A JP33724893A JP3368027B2 JP 3368027 B2 JP3368027 B2 JP 3368027B2 JP 33724893 A JP33724893 A JP 33724893A JP 33724893 A JP33724893 A JP 33724893A JP 3368027 B2 JP3368027 B2 JP 3368027B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、光学機器の振れ量を検
出し、この検出出力に基づいて光学機器の光学像を常に
一定の位置に保持するように光軸を偏向させる像振れ補
正装置を有する望遠鏡、双眼鏡等の観察用光学機器に関
するものである。 【0002】 【従来技術】従来、観察用光学機器の像振れを解消する
装置として、特開昭50−5058号に記載されている
ような、ジンバルで支持された正立プリズムに高速回転
するフリージャイロを接続した像安定装置付き双眼鏡が
知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のフリー
ジャイロを用いた像安定化装置では、ジャイロを高速回
転させるので、モータがフル回転し、安定するまでに時
間がかかるという問題があった。 【0004】本発明は、以上のような従来法の問題点を
解消し、電源の消費をできるだけ少なくしながら、像の
安定状態を迅速に得ることのできる振れ補正装置を有す
る観察用光学機器を提供することを目的としてなされた
ものである。 【0005】 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
発明は、請求項1に記載のように、対物光学系から接眼
光学系に光学像を導く光学系と、前記光学像を偏向する
像偏向手段と該像偏向手段を駆動する駆動手段とを有す
る像補正手段と、前記光学系及び像補正手段を収容した
光学機器本体と、前記光学機器本体の振れを検出し、そ
の検出出力に基づいて前記像補正手段の駆動を制御する
駆動制御手段と、前記駆動制御手段による前記像補正手
段の動作、非動作を切換え操作するための操作手段と、
前記像補正手段及び駆動制御手段に電源を供給する電源
供給手段と、前記電源供給手段による電源供給を任意に
供給、遮断制御する電源供給制御手段とを備え、前記電
源供給制御手段は、前記操作手段の操作により前記像補
正手段が動作状態から非動作状態に切換え操作されるこ
とに応じて、前記像補正手段への電源供給を遮断した
後、任意の所定時間、前記駆動制御手段への電源供給を
継続し、前記任意の所定時間経過後、前記駆動制御手段
への電源供給を遮断することを特徴とする観察用光学機
器とするものである。 【0007】 【0008】 【0009】 【実施例】 (第1の実施例)以下、本発明を各図を参照しながらそ
の実施例について詳細に説明する。 【0010】図7は、本発明における振れ補正装置を備
えた光学機器の一つである双眼鏡を示した斜視図であ
る。振れ補正装置は光学像偏向手段、例えば、可変頂角
プリズム(VAP)等で構成される。 【0011】この図において、100は双眼鏡本体、1
06R,106Lは一対の対物レンズユニット、300
R,300Lは双眼鏡本体に設けられた一対の接眼プリ
ズムユニットである。また、対物レンズユニット106
R,106Lの一対の間には、視度・フォーカス調整機
構108が設けられ、193はフォーカス調整のために
外部から操作されるフォーカス調整リング、189は視
度調整のために外部から操作される視度調整リングを示
している。なお、412は振れ補正モード切換スイッ
チ、414はバッテリーチェックボタン、416はバッ
テリー残量表示LED、116はバッテリー収納部の蓋
である。 【0012】図6は、振れ補正手段の一つである像偏向
手段を双眼鏡内に配置した構成を示したものである。こ
れに基づいてその構成を説明すると、601はフォーカ
スレンズを含む対物レンズ群、602は可変頂角プリズ
ムユニット、603は正立プリズム、604は接眼レン
ズ群、606は制御回路基板、605は手振れ補正装置
に電源を供給するバッテリーをそれぞれ示している。 【0013】ここで、上記VAPユニット602を形成
するVAP素子は、図8に示されるように、2枚の透明
板202a,202bの間が、ベローズ203a,20
3bにより液密的に接続され、その中に所定の屈折率を
有する透明液体201が内封された構成をなしている。
また、このVAP素子は、例えば、上記2枚の透明板2
02a,202bを保持する保持枠を有していて、ボイ
スコイルモータあるいはステッピングモータなどのアク
チュエータと、駆動回路からなる駆動手段により、対物
側の透明板がヨー(水平)方向に傾斜駆動され、接眼側
の透明板がピッチ(垂直)方向に傾斜駆動されるように
なっており、これによりVAP素子を通過する光線を偏
向させるようになっている(当然、対物側にピッチ方
向、接眼側にヨーでもよい。)。 【0014】なお、上記双眼鏡本体100には、一対の
振れ検出センサ、即ち、垂直方向の振れを検出する第1
の振れ検出センサと、水平方向の振れを検出する第2の
振れ検出センサ(いずれも図示せず)が内蔵されてい
て、これらにより双眼鏡に生じた振れ(例えば手振れ)
を検出できるようになっている。また、図7において、
224で示したものは、振れ補正の動作・非動作を切換
操作するための振れ補正操作スイッチであり、この例で
は、スイッチの押下で振れ補正を行う動作状態となって
いる。これは、常時振れ補正スイッチを稼働状態として
おくと電源の消耗が大きくなることから、最小限の電源
消費ですむように、振れ補正の必要時のみ該振れ補正装
置を稼働させるようにした為である。 【0015】なお、ここでは、VAPを対物光学系と接
眼光学系との間に配したものについて述べたが、対物光
学系の前やその他に配してもかまわない。 【0016】ここで、像偏向手段を用いた振れ補正手段
の駆動制御回路のブロック図の一例を図1に示す。この
図において、1は双眼鏡に取り付けられた振動ジャイロ
等の角速度センサからなる角速度検出手段、2は該角速
度検出手段1から出力される信号の直流成分を遮断する
DCカットフィルタ(あるいは任意の周波数で信号を遮
断する機能を有するハイパス・フィルタ(以下HPFと
いう))、3は角速度信号を適当な感度に増幅するアン
プである。 【0017】次に、4はA/D変換器、5は任意の周波
数帯域で信号特性を可変し得る機能を有するHPF、6
は積分手段、7は位相及び利得補正手段、8は光学像偏
向手段を偏向駆動させる駆動回路、9は例えば光学像偏
向手段としての可変頂角プリズムにより構成された画像
補正手段である。そして、10はパン・チルト及び撮影
状態の判断手段、11は周波数検出手段である。なお、
上記4,5,6,7及び10,11等は、例えば、マイ
クロコンピュータ(図中ではμ・COMで表示)により
実現される。 【0018】以上の構成において、角速度検出手段で検
出された角速度信号は、A/D変換器4でデジタル値に
変換され、その後、積分手段6において角変位信号に変
換される。そして、A/D変換器4による変換後の角速
度信号と、積分手段6の出力する角変位信号を用いて、
パン・チルト及び撮影状態の判断が上記判断手段10に
より行われ、その結果に基づいてHPF2,5の特性が
変更される。 【0019】また、上記周波数検出手段11は、上記角
速度信号及び角変位信号を入力として、機器に加わって
いる振れの周波数及び振幅レベルの検出を行い、その結
果により、位相及び利得補正手段において、機器に加わ
る振れに適した特性補正を行う。 【0020】以上のような操作により、特性補正が施さ
れた角変位信号が、D/A変換器(図示せず)等により
アナログ値に変換され、あるいは、PWM等のパルス出
力として出力される。そしてこの出力に基づいて駆動回
路8が出力する角変位信号により、光学像変更手段9が
振れ補正を行う。 【0021】12は図7で説明したブレ補正(以下「I
S」と略記する)スイッチ224に連動してON,OF
Fする電気スイッチ(以下「IS」スイッチという)、
13はバッテリー・チェックを指令するためのバッテリ
ーチェックスイッチ(図7の414に連動)、15は、
上記ISスイッチ12,バッテリーチェックスイッチ1
3,ISモード切換スイッチ14(図7の412に連
動)を入力として、各モードを選定するモード選定手段
である。 【0022】また、18はモード選定手段15の状態に
より、各電源ブロックへの電源供給・遮断のコントロー
ルを行う電源供給・遮断コントローラであり、20は電
源供給・遮断コントローラの指令により電源供給・遮断
を行う電源供給・遮断手段である。 【0023】17はモード選定手段の状態により、LE
D表示のコントロールを行うLED表示コントローラで
あり、19はLED表示ユニット(図7の416に相
当)である。 【0024】16はモード選定手段の出力状態により、
IS動作開始時の制御の切換(例えば、経過時間に応じ
て、HPF2,5,積分手段6の遮断周波数を高周波数
側から低周波数側へ徐々に推移させていく手法におい
て、遮断周波数の推移の速度、変化の形等の変更)を行
うイニシャル制御手段である。 【0025】例えば、振れ補正機能の非動作から動作へ
の切換時の撮影者の違和感を緩和するために、経過時間
に応じてHPF2,5及び積分手段6の遮蔽周波数を高
周波側から低周波側へ徐々に推移させておく方法が考え
られる。これにより、HPF2,5及び積分手段6の安
定化に伴って、低周波数域の振動抑制状態が改善されて
行き、観察者にとっては振れ補正効果が徐々にまして行
くように感じさせることができ、振れ補正動作に入る場
合の観察者の違和感の緩和に有効である。 【0026】なお、上記ISモード切換スイッチ14
は、例えば、通常の制御を行うモードと、HPF2,
5、積分手段6の特性を固定した(例えばパンニング状
態の時も特性の可変制御を行わない)モードとを切り換
えることができるようにするために設けられたものであ
る。ここで前者の「通常の制御モード」とは本例では普
通に手持ち状態により観察するためのモードをいい、後
者の「特性固定モード」とは、静止物の観察で、手持ち
状態での効果が最良となる特性を光学像偏向手段の補正
限界まで保てるようにしたモードをいい、比較的ブレが
大きい場合でも吸収できる利点がある。但し、補正効果
を保つために、光学像偏向手段の補正限界にきてもセン
タリングの処理を行わないので、ブレ補正が外れる状態
が生じる場合がある。 【0027】ゲイン調整手段21は、双眼鏡の左右に配
されている光学像偏向手段(例えば、VAPユニット)
のヨー、ピッチそれぞれの補正量を同等にするためのも
ので、本例では左側に対して右の補正量を調整する構成
となっている(左右逆でも可)。 【0028】まず、角速度検出手段と左側の光学像偏向
手段のヨー,ピッチそれぞれのゲインを、位相及び利得
変更手段7で調節し、その後、ゲイン調整手段21を使
用して、右側のゲインを調整する。それらの調整値を、
EEPROM(図示せず)等の不揮発性メモリからなる
記憶手段に書き込む。このような行程でゲインを調整を
行う。 【0029】ISスイッチ12、バッテリーチェックス
イッチ13で一度電源が起動された後には、マイクロコ
ンピュータ(図中のブロック2)により、各ブロックへ
の電源の供給・遮断を行う。 【0030】これにより、ISスイッチ12がOFFに
なった後、比較的安定化に時間のかかるHPF2,5、
積分手段6(ブレ検出部(ブロック1),マイコン(ブ
ロック2))に所定期間電源を供給し続けることで、所
定期間内にブレ補正機能の再使用が行われる場合に、効
果的にブレ補正動作に入ることができる。 【0031】図2は、図1のブロック2で示されるマイ
クロコンピュータにおいて行われる処理の一例を示すフ
ローチャートである。 【0032】同図において処理をスタートすると、 [ステップ101]バッテリーチェックスイッチの状態
を検出し、バッテリーチェックの状態でなければ次のス
テップ102へ進み、バッテリーチェック状態であれば
ステップ103へ進む [ステップ102]ISスイッチの状態を検出し、ON
であれば次のステップ103へ進み、OFFであればス
テップ119へ進む。 【0033】[ステップ103]ブレ検出部(ブロック
1)とマイコン(ブロック2)の電源をONにする。 【0034】[ステップ104]これは、ブレ補正動作
に入る場合の観察者の違和感緩和等のイニシャル処理が
終了したかをチェックし、終了していなければ、ステッ
プ105へ、終了していれば、ステップ106へ進む。 【0035】[ステップ105]モード選定手段15の
出力状態により、イニシャル制御手段16において、I
S動作開始時の制御(例えば、経過時間に応じて、HP
F2,5,積分手段6の遮断周波数を高周波数側から低
周波数側へ徐々に推移させる制御を行う。この場合、電
源投入直後か、あるいはそうでないかにより、遮断周波
数の推移の速度、時間軸と遮断周波数の相関曲線等の変
更も行うことができる。例えば、電源投入直後は、比較
的時間をかけて遮断周波数を推移させ、ブレ検出部(ブ
ロック1)に電源が供給されている状態の時は、短時間
で推移を完了させる。また、低周波数域の推移では、撮
影者の感覚的に影響し易いので、低周波数域の推移の速
度を徐々に落とす(変化率を小さくする)といった手法
も有効である。 【0036】また、これらのイニシャル処理の状態はこ
のステップで判断する。 【0037】[ステップ106]バッテリーチェックス
イッチ13の状態を検出し、ONであれば次のステップ
107へ進み、OFFであればステップ111へ進む。 【0038】[ステップ107]LED表示ユニット1
9(ブロック5)の電源をONにする。 【0039】[ステップ108]バッテリーの残量検出
を行う。 【0040】[ステップ109]LED表示ユニット1
9に、バッテリーの残量表示を行う。 【0041】[ステップ110]パワーオフタイマをリ
セットする。 【0042】[ステップ111]LED表示ユニット1
9の電源をOFFにする。ステップ112へ進む。 【0043】[ステップ112]ISスイッチ12の状
態を検出し、ONであれば次のステップ113へ進み、
OFFであればステップ116へ進む。 【0044】[ステップ113]像補正部(ブロック
3,4)の電源をONにする。 【0045】[ステップ114]イニシャル制御手段1
6による設定値(HPF積分手段の遮断周波数等)によ
りブレ補正を行う。 【0046】[ステップ115]パワーオフタイマをリ
セットする。 【0047】[ステップ116]像補正部(ブロック
3,4)の電源をOFFにする。 【0048】なお本例では、図示していないが、この時
に、ブレ補正スイッチ224に連動して、光学像偏向手
段を光学中心位置に機械的に保持するような機構を設け
ることがよい。この場合、モータを使用して、光学像偏
向手段を光学中心位置に保持しても良い。 【0049】なお、HPF5、積分手段6は、安定させ
ておくために演算を行い続けさせておく。 【0050】[ステップ117]パワーオフタイマの値
とオートパワーオフ作動させる時間の設定値(例えば、
5分後等)と比較し、その時間が経過していればステッ
プ119へ進む。経過していなければ、次のステップ1
18へ進む。 【0051】[ステップ118]パワーオフタイマをカ
ウントアップする。ステップ104へ戻る [ステップ119]全電源パワーオフにし、ステップ1
01へ戻る。 【0052】このように、電源供給・遮断を機能単位の
構成で行うことで、観察者が観察を行う場合に、極めて
簡単な操作で、電源の切り忘れ等を気にすることなく、
ブレ補正機能を効果的に使用する事ができる。 【0053】(第2の実施例)第2の実施例は、メイン
スイッチ、スタンバイスイッチ等の電源起動用のスイッ
チ22を第1の実施例に追加したもので、図3は第2の
実施例を示すブロック図であり、図1に示す第1の実施
例と同一構成部分については同一符号を付し、その説明
を省略する。 【0054】図4は、図3のブロック2で示されるマイ
クロコンピュータにおいて行われる処理の一例を示すフ
ローチャートである。 【0055】同図において処理をスタートすると、[ス
テップ401]メインスイッチ22の状態を検出し、O
FFであればステップ418へ進み、ONであればステ
ップ402へ進む。 【0056】[ステップ402]ブレ検出部(ブロック
1)とマイコン(ブロック2)の電源をONにする。 【0057】[ステップ403]ここでは、ブレ補正動
作に入る場合の観察者の違和感緩和等のイニシャル処理
が終了したかをチェックし、終了していなければ、ステ
ップ404へ、終了していれば、ステップ405へ進
む。 【0058】[ステップ404]モード選定手段15の
出力状態により、イニシャル制御手段16において、I
S動作開始時の制御(例えば、経過時間に応じて、HP
F2,5,積分手段6の遮断周波数を高周波数側から低
周波数側へ徐々に推移させる制御)を行う。電源投入直
後か、あるいはそうでないかにより、遮断周波数の推移
の速度、時間軸と遮断周波数の相関曲線等の変更も行
う。例えば、電源投入直後は、比較的時間をかけて遮断
周波数を推移させ、ブレ検出部(ブロック1)に電源が
供給されている状態の時は、短時間で推移を完了させ
る。また、低周波数域の推移では、撮影者の感覚的に影
響し易いので、低周波数域の推移の速度を徐々に落とす
(変化率を小さくする)といった手法も有効である。 【0059】また、これらのイニシャル処理の状態はこ
のステップで判断する。 【0060】[ステップ405]バッテリーチェックス
イッチの状態を検出し、ONであれば次のステップ40
6へ進み、OFFであればステップ410へ進む。 【0061】[ステップ406]LED表示ユニット1
9(ブロック5)の電源をONにする。 【0062】[ステップ407]バッテリーの残量検出
を行う。 【0063】[ステップ408]LED表示ユニット1
9にバッテリーの残量表示を行う。 【0064】[ステップ409]パワーオフタイマをリ
セットする。 【0065】[ステップ410]LED表示ユニット1
9の電源をOFFにする。ステップ411へ進む。 【0066】[ステップ411]ISスイッチ12の状
態を検出し、ONであれば次のステップ412へ進み、
OFFであればステップ415へ進む。 【0067】[ステップ412]像補正部(ブロック
3,4)の電源をONにする。 【0068】[ステップ413]イニシャル制御手段1
6による設定値(HPF積分手段の遮断周波数等)によ
りブレ補正を行う。 【0069】[ステップ414]パワーオフタイマをリ
セットする。 【0070】[ステップ415]像補正部(ブロック
3,4)の電源をOFFにする。 【0071】なお、HPF5、積分手段6は、安定させ
ておくために演算を行い続けさせておく。 【0072】[ステップ416]パワーオフタイマの値
とオートパワーオフ作動させる時間の設定値(例えば、
5分後等)と比較し、その時間が経過していればステッ
プ418へ進む。経過していなければ、次のステップ4
17へ進む。 【0073】[ステップ417]パワーオフタイマをカ
ウントアップする。ステップ401へ戻る。 【0074】[ステップ418]全電源パワーオフに
し、ステップ401へ戻る。 【0075】この第2の実施例の場合、メインスイッチ
22により観察者が意識的に電源をOFFできるので、
バッテリーの消費量を極力抑えることができ、また、I
Sスイッチ12、バッテリーチェックスイッチ13が不
慮の事態により押され続け、バッテリーが消費されてし
まうという事態に対して、スイッチの配し方等により対
策がとれる。 【0076】(第3の実施例)第3の実施例では図1の
実施例と構成的には等しく、追加されたのは、不慮の事
態により、ISスイッチ12、バッテリーチェックスイ
ッチ13が押されたままの状態となって、バッテリーが
消費されてしまうのを防止するための機能を設けたこと
にある。 【0077】例えば、図7の振れ補正スイッチ224を
押圧している間のみブレ補正を行うように構成し、長時
間押されたままの時には電源を落とすようにする。 【0078】図5は、第3の実施例での、図1のブロッ
ク2で示されるマイクロコンピュータにおいて行われる
処理の一例を示すフローチャートである。 【0079】同図において処理をスタートすると、 [ステップ501]バッテリーチェックスイッチ13の
状態を検出し、OFFであれば次のステップ502へ進
み、ONであればステップ503へ進む。 【0080】[ステップ502]ISスイッチ12の状
態を検出し、ONであれば次のステップ504へ進み、
OFFであればステップ525へ進む。 【0081】[ステップ503]ブレ検出部(ブロック
1)とマイコン(ブロック2)の電源をONにする。 【0082】[ステップ504]ここでは、ブレ補正動
作に入る場合の観察者の違和感緩和等のイニシャル処理
が終了したかをチェックし、終了していなければ、ステ
ップ505へ、終了していれば、ステップ506へ進
む。 【0083】[ステップ505]モード選定手段15の
出力状態により、イニシャル制御手段16において、I
S動作開始時の制御(例えば、経過時間に応じて、HP
F2,5,積分手段6の遮断周波数を高周波数側から低
周波数側へ徐々に推移させる制御)を行う。電源投入直
後か、あるいはそうでないかにより、遮断周波数の推移
の速度、時間軸と遮断周波数の相関曲線等の変更も行
う。例えば、電源投入直後は、比較的時間をかけて遮断
周波数を推移させ、ブレ検出部(ブロック1)に電源が
供給されている状態の時は、短時間で推移を完了させ
る。また、低周波数域の推移では、撮影者の感覚的に影
響し易いので、低周波数域の推移の速度を徐々に落とす
(変化率を小さくする)といった手法も有効である。 【0084】また、これらのイニシャル処理の状態はこ
のステップで判断する。 【0085】[ステップ506]バッテリーチェックス
イッチ13の状態を検出し、ONであれば次のステップ
507へ進み、OFFであればステップ513へ進む。 【0086】[ステップ507]LED表示ユニット1
9(ブロック5)の電源をONにする。 【0087】[ステップ508]バッテリーの残量検出
を行う。 【0088】[ステップ509]LED表示ユニット1
9に、バッテリーの残量表示を行う。 【0089】[ステップ510]バッテリーチェックス
イッチ13が押され続けている時間を検出し、所定時間
を越えたならステップ525へ、越えていないならステ
ップ511へ進む。 【0090】[ステップ511]バッテリーチェックタ
イマのカウントアップを行う。 【0091】[ステップ512]パワーオフタイマをリ
セットする。ステップ515へ進む。 【0092】[ステップ513]LED表示ユニット1
9の電源をOFFにする。ステップ514へ進む。 【0093】[ステップ514]バッテリーチェックタ
イマのリセットを行う。 【0094】[ステップ515]ISスイッチ12の状
態を検出し、ONであれば次のステップ516へ進み、
OFFであればステップ521へ進む。 【0095】[ステップ516]像補正部(ブロック
3,4)の電源をONにする。 【0096】[ステップ517]イニシャル制御手段1
6による設定値(HPF積分手段の遮断周波数等)によ
りブレ補正を行う。 【0097】[ステップ518]ISスイッチ12が押
され続けている時間を検出し、所定時間を越えたならス
テップ525へ、越えていないならステップ519へ進
む。 【0098】[ステップ519]ISタイマのカウント
アップを行う。 【0099】[ステップ520]パワーオフタイマをリ
セットする。 【0100】[ステップ521]像補正部(ブロック
3,4)の電源をOFFにする。 【0101】なお、本例では図示していないが、この時
に、ブレ補正スイッチ224に連動して、光学像偏向手
段を光学中心位置に機械的に保持するような機構を設け
ることがよい。この場合、モータを使用して、光学像偏
向手段を光学中心位置に保持しても良い。 【0102】なお、HPF5、積分手段6は、安定させ
ておくために演算を行い続けさせておく。 【0103】[ステップ522]バッテリーチェックタ
イマのリセットを行う。 【0104】[ステップ523]パワーオフタイマの値
とオートパワーオフ作動させる時間の設定値(例えば、
5分後等)と比較し、その時間が経過していればステッ
プ525へ進む。経過していなければ、次のステップ5
24へ進む。 【0105】[ステップ524] パワーオフタイマをカウトンアップする。ステップ
4へ戻る。 【0106】[ステップ525]全電源パワーオフに
し、ステップ501へ戻る。 【0107】なお、当然のことではあるが、ISスイッ
チ12がONの状態で、ブレ検出手段からの信号の変化
がない場合等には、ロックモーターにより光学像偏向手
段を光学中心位置に保持し、その後、電源をOFFする
等の制御方法も考えられる。このような構成を取ること
により、携帯時に不用意に電源が入った場合でも、電力
消費を有効に防止することができる。 【0108】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の観察用光
学機器によれば、電源の消費をできるだけ少なくしなが
ら、像の安定状態を迅速に得ることができる振れ補正装
置を有する観察用光学機器を提供できるという効果があ
る。 【0109】 【0110】更に、観察者に使用操作上の煩わしさを感
じさせることなく、良好な像安定状態を得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1における振れ補正装置の構成
概要を示したブロック図、 【図2】同実施例1における振れ補正装置の制御動作を
説明するためのフローチャート図、 【図3】本発明の実施例2における振れ補正装置の構成
概要を示したブロック図、 【図4】同実施例2における振れ補正装置の制御動作を
説明するためのフローチャート図、 【図5】本発明の実施例3における振れ補正装置の制御
動作を説明するためのフローチャート図、 【図6】本発明が適用される振れ補正装置が搭載された
双眼鏡の一部透視図、 【図7】図6の双眼鏡の斜視外観図、 【図8】本発明の可変頂角プリズム(VAP)ユニット
を構成するVAP素子の構成概要を示した縦断面概要
図、 【符号の説明】 12・・・IS(振れ補正)スイッチ、13・・・バッ
テリー・チェックスイッチ、14・・・ISモード切換
スイッチ、15・・・モード選択手段、16・・・イニ
シャル制御手段、17・・・LEDコントローラ、18
・・・電源供給・遮断コントローラ、19・・・LED
表示ユニット、20・・・電源供給・遮断制御手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−224270(JP,A) 特開 平3−235927(JP,A) 特開 平4−20943(JP,A) 特開 平3−121435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/64 G02B 23/00 G03B 5/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 対物光学系から接眼光学系に光学像を導
    く光学系と、前記 光学像を偏向する像偏向手段と該像偏向手段を駆動
    する駆動手段とを有する像補正手段と、 前記 光学系及び像補正手段を収容した光学機器本体と、前記 光学機器本体の振れを検出し、その検出出力に基づ
    いて前記像補正手段の駆動を制御する駆動制御手段と、前記駆動制御手段による前記像補正手段の動作、非動作
    を切換え操作するための操作手段と、 前記像補正手段 及び駆動制御手段に電源を供給する電源
    供給手段 前記電源供給手段による電源供給を任意に供
    給、遮断制御する電源供給制御手段とを備え、 前記電源供給制御手段は、前記操作手段の操作により前
    記像補正手段が動作状態から非動作状態に切換え操作さ
    れることに応じて、前記像補正手段への電源供給を遮断
    した後、 任意の所定時間、前記駆動制御手段への電源供
    給を継続し、前記任意の所定時間経過後、前記駆動制御
    手段への電源供給を遮断することを特徴とする観察用光
    学機器。
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