JP3367739B2 - リフロー済基板の冷却装置 - Google Patents
リフロー済基板の冷却装置Info
- Publication number
- JP3367739B2 JP3367739B2 JP03877094A JP3877094A JP3367739B2 JP 3367739 B2 JP3367739 B2 JP 3367739B2 JP 03877094 A JP03877094 A JP 03877094A JP 3877094 A JP3877094 A JP 3877094A JP 3367739 B2 JP3367739 B2 JP 3367739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- substrate
- conveyor
- chamber body
- cooling chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
はエアリフロー装置等のリフロー炉体内によりリフロー
はんだ付け処理された高温の基板を冷却するためのリフ
ロー済基板の冷却装置に関するものである。
済基板冷却装置は、冷却室本体1内に基板搬送コンベヤ
2が挿入され、冷却室本体1の上部にファン3およびフ
ァン駆動モータ4が設けられ、基板搬送コンベヤ2の上
側および下側に水平に冷却コイル5が配置されたもので
ある。
発生した風は、冷却コイル5で冷却されて冷風となり循
環または撹拌されている。この冷却装置の前段に位置す
るリフロー装置でのはんだ付け処理により高温となった
部品実装プリント配線基板(以下、単に基板Pという)
を、コンベヤ2により冷却室本体1内に搬入すると、そ
の冷風により基板Pが冷却される。
れたソルダペースト中から発生したフラックスガスがリ
フロー炉体内に満ちているので、このフラックスガスが
リフロー炉体と連続的に設置された冷却室本体1内にも
侵入する。
ックスガスは冷却コイル5に接触すると凝縮されて液化
するが、その冷却コイル5を基板搬送コンベヤ2の上下
に配置しているため、上側の冷却コイル5にて液化され
たフラックスが基板P上にたれ落ちるという問題があ
る。
って一種の障害物となり、基板Pに吹付けられる冷風の
風速を下げるため、その分冷却効果を低下させる問題が
ある。
の内壁面で液化したフラックスは冷却室本体1の底面部
にたれ落ちて溜るが、このフラックスの回収処理は容易
でなく、清掃等のメンテナンスを困難にしている問題が
ある。
ので、冷却コイルなどで液化するフラックスを基板にか
からないように回収できるとともに、冷却効果の向上を
図れる構造のリフロー済基板の冷却装置を提供すること
を目的とするものである。
は、リフロー装置によりリフローはんだ付け処理された
高温の基板を、冷却室本体内で循環される冷風により冷
却するためのリフロー済基板の冷却装置において、冷却
室本体内で基板を搬送するコンベヤと、冷却室本体内で
コンベヤの少なくとも一側にて縦方向に配置された立形
冷却コイルと、コンベヤの下方空間に対し前記立形冷却
コイルの下部の反対側にて吸込口を対向させたシロッコ
ファンと、このシロッコファンにて発生した風をコンベ
ヤの上方空間に連なる立形冷却コイルの上部に対面する
吹出口まで案内するファンケーシングと、冷却室本体の
底面部に傾斜して設けられた傾斜底面部と、この傾斜底
面部の最低レベル箇所に設けられたフラックス回収容器
とを具備した構成に特徴を有するリフロー済基板の冷却
装置である。
リフロー済基板の冷却装置において、コンベヤの上側に
冷風増速ノズルが設けられた構成である。
から立形冷却コイルの下部を通してシロッコファンの吸
込口に風を吸込むことで、加熱後の高温基板により温度
上昇した風を冷却し、さらに、このシロッコファンの周
面より吐出された冷風をファンケーシングにより立形冷
却コイルの上部に対面する吹出口まで案内し、立形冷却
コイルの上部を通してコンベヤの上方空間に吐出するこ
とで再度冷却する。この冷風は冷却室本体内を下降しな
がらコンベヤにより搬送中の基板を冷却してコンベヤの
下方空間へと循環する。この冷風中に含まれていて冷却
室本体内の立形冷却コイルおよびファンケーシング内壁
面にて液化されたフラックスは、それらに沿って冷却室
本体の傾斜底面部まで自重で流れ落ちる。立形冷却コイ
ルやファンケーシング内壁面に沿って冷却室本体の傾斜
底面部に自重落下したフラックスを、さらに冷却室本体
の傾斜底面部の傾斜によりフラックス回収容器まで自重
で移動させて回収する。
により冷風を増速して基板に吹付けることにより冷却効
果を高める。
例を参照して詳細に説明する。
し、図1において、冷却室本体11内に基板Pを搬送する
基板搬送コンベヤ12が挿入され、このコンベヤ12の左右
両側にて縦方向に偏平状の立形冷却コイル13が配置され
ている。この立形冷却コイル13には熱吸収用のフィン14
が多数設けられている。このフィン14は風を整流する機
能も有する。
コイル13の下部13a を介して反対側に、遠心式ファンの
一種であるシロッコファン15が配置され、その吸込口16
が対向されている。
ン15にて発生した風を上方へ案内するファンケーシング
17は冷却室本体11の左右両側面部に設けられている。こ
の冷却室本体11と別体に形成されたファンケーシング17
は、シロッコファン15の送風効率を高めるために必要で
ある。
駆動モータ18が設けられている。このファン駆動モータ
18の回転数を調整することにより、冷却室本体11内で循
環される風の風量を調整する。
設けられ、この吹出口19は立形冷却コイル13の上部13b
に対面し、この立形冷却コイル13の上部13b を経てコン
ベヤ12の上方空間に連なっている。
ズル21が設けられている。この冷風増速ノズル21は、図
2に示されるように通風開口22を有する枠部材23の下部
内に、多数の逆V形部材24を基板搬送方向に所定間隔を
介して配列することにより、各逆V形部材24の間に冷風
噴出口25を設けたものであり、各逆V形部材24は、図1
に示されるようにコンベヤ12の最大調整幅に対応できる
ように長尺に形成されている。
11の底面部11a には中央より左右両側に向かって下降す
る傾斜が設けられ(以下、底面部11aを「傾斜底面部11
a」という)、この傾斜底面部11a の最低レベル部(左
右両側部)にフラックス回収口31が設けられ、このフラ
ックス回収口31にフラックス回収容器32が外部より着脱
自在に嵌着されている。
の冷却装置の前段に位置するリフロー装置でのリフロー
はんだ付け処理により高温となった基板Pを、コンベヤ
12により冷却室本体11内に搬入し、冷却室本体11内で循
環される冷風によりリフロー済基板Pを冷却する。
が、コンベヤ12の下方空間から立形冷却コイル13の下部
13a を通ってシロッコファン15の吸込口16に吸込まれる
とき、比較的高温の風が立形冷却コイル13により冷却さ
れ、冷風となる。
風はファンケーシング17により集められ、このファンケ
ーシング17を冷却しながら上部の吹出口19まで案内さ
れ、立形冷却コイル13の上部13b を経てコンベヤ12の上
方空間に吐出する際に、この風は再度立形冷却コイル13
により冷却されるとともに、立形冷却コイル13のフィン
14により整流される。
は、冷風室本体11内の上部に位置する冷風増速ノズル21
に入り、この冷風増速ノズル21により絞られて増速され
る。このようにして風速の上がった冷風は、コンベヤ12
により搬送中の基板上面に吹付けられ、この基板Pを効
果的に冷却してコンベヤ12の下方空間へと循環する。以
上の繰返しにより風を循環させて基板Pを冷却する。
られてくる基板Pは、冷却室本体11内に入るときにリフ
ロー炉体内の気体状フラックスを含有する不活性ガス
(窒素ガス)を冷却室本体11内に持込む。このフラック
ス含有ガスがシロッコファン15により立形冷却コイル13
の下部13a を経て吸込まれる段階でおよびファンケーシ
ング17内を上昇する段階で液化する。
ケーシング17の内壁面にて液化されたフラックスは、そ
れらに沿って冷却室本体11の傾斜底面部11a まで自重で
流れ落ち、さらに傾斜底面部11a の傾斜によりフラック
ス回収容器32まで自重で移動し、このフラックス回収容
器32内に回収される。このフラックス回収容器32を定期
的に取外して内部のフラックスを処理する。
つ左右で計4個設けた例であるが、図3は、このシロッ
コファン15を片側に1個ずつ左右で計2個設けた例であ
り、基板Pのサイズに応じてこのような構成の変更を行
うとよい。
送コンベヤの少なくとも一側にて縦方向に立形冷却コイ
ルを配置したから、この冷却コイルで液化されたフラッ
クスは基板上にたれ落ちるおそれがない。また、風はシ
ロッコファンの吸込口および吹出口で立形冷却コイルに
より効率良く冷却され、この風により高い冷却効果が得
られる。さらに、冷却室本体内の立形冷却コイルや冷却
室本体の内壁面にて液化されたフラックスを、それらに
沿って冷却室本体の傾斜底面部へと、さらに傾斜 底面部
の傾斜によりフラックス回収容器へと、フラックスの自
重により簡単に回収できる。
上側の冷風増速ノズルにより冷風を増速して基板に吹付
けることができるから、冷却効果を高めることができ
る。
を示す幅方向の断面図である。
面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 リフロー装置によりリフローはんだ付け
処理された高温の基板を、冷却室本体内で循環される冷
風により冷却するためのリフロー済基板の冷却装置にお
いて、冷却室本体内で 基板を搬送するコンベヤと、 冷却室本体内でコンベヤ の少なくとも一側にて縦方向に
配置された立形冷却コイルと、 コンベヤの下方空間に対し前記立形冷却コイルの下部の
反対側にて吸込口を対向させたシロッコファンと、 このシロッコファンにて発生した風をコンベヤの上方空
間に連なる立形冷却コイルの上部に対面する吹出口まで
案内するファンケーシングと、 冷却室本体の底面部に傾斜して設けられた傾斜底面部
と、 この傾斜底面部の最低レベル箇所に設けられたフラック
ス回収容器と を具備したことを特徴とするリフロー済基
板の冷却装置。 - 【請求項2】 コンベヤの上側に冷風増速ノズルが設け
られたことを特徴とする請求項1記載のリフロー済基板
の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03877094A JP3367739B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | リフロー済基板の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03877094A JP3367739B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | リフロー済基板の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249859A JPH07249859A (ja) | 1995-09-26 |
JP3367739B2 true JP3367739B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=12534537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03877094A Expired - Fee Related JP3367739B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | リフロー済基板の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3367739B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060029530A (ko) * | 2004-10-02 | 2006-04-06 | 삼성전자주식회사 | 인-시튜 열처리 장치 및 이에 채용되는 액정표시패널 냉각장치 |
JP5247060B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2013-07-24 | 株式会社タムラ製作所 | リフロー装置およびフラックスの除去方法 |
JP2008080404A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-04-10 | Senju Metal Ind Co Ltd | リフロー炉 |
JP5150457B2 (ja) * | 2008-11-11 | 2013-02-20 | 株式会社タムラ製作所 | リフロー済基板の冷却装置 |
JP5540680B2 (ja) * | 2009-12-11 | 2014-07-02 | 千住金属工業株式会社 | リフロー炉 |
JP5565071B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-08-06 | 千住金属工業株式会社 | リフロー装置 |
WO2013150488A1 (en) * | 2012-04-05 | 2013-10-10 | Tek-Mak S.R.L. | Cooling apparatus |
ITMO20120091A1 (it) * | 2012-04-05 | 2013-10-06 | Tek Mak S R L | Apparato di raffreddamento |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP03877094A patent/JP3367739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07249859A (ja) | 1995-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5579981A (en) | Reflow apparatus | |
EP0753370B1 (en) | Reflow apparatus and method | |
JP3367739B2 (ja) | リフロー済基板の冷却装置 | |
CA1289759C (en) | Electronic enclosure cooling system | |
JP4319646B2 (ja) | リフロー炉 | |
US6382500B1 (en) | Solder reflow furnace with flux effluent collector and method of preventing flux contamination | |
TWI804011B (zh) | 焊接裝置 | |
JP3527272B2 (ja) | 基板冷却装置 | |
JP2794352B2 (ja) | リフロー半田付け装置 | |
JP2883263B2 (ja) | 半田付け装置における排煙装置 | |
JP3083035B2 (ja) | はんだ付け装置 | |
CN214735973U (zh) | 用于轴承零件正火炉的冷却装置 | |
JP3250079B2 (ja) | リフロー半田付け装置 | |
JP3404768B2 (ja) | リフロー装置 | |
JPS62148082A (ja) | ベ−パ−リフロ−式はんだ付け装置 | |
CN216292025U (zh) | 一种五金零件分检机 | |
JP4017388B2 (ja) | リフローはんだ付け装置 | |
JP2579181Y2 (ja) | リフロー炉 | |
JPH029906B2 (ja) | ||
WO2023200611A1 (en) | Furnace chamber | |
JP2902467B2 (ja) | リフロー装置 | |
JPS62148085A (ja) | ペ−パ−リフロ−式はんだ付け装置 | |
JP2000140502A (ja) | 液冷式フラックス回収装置 | |
JPH11298135A (ja) | はんだ付け用加熱炉 | |
JPH1168303A (ja) | リフローはんだ付け装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071108 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081108 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091108 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101108 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111108 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |