JP3367593B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、熱交換された空気を下方に吹き出す
際、室内に効果的に行き届かせて快適な空気調和を実現
できるようにしたディフューザの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図3(A)
で示すように、本体1内に形成された吸込口2と吹出口
5とを結ぶ空気通路に、熱交換器3と送風ファン4とを
設け、前記吹出口5に、左右風向板群6と少なくとも一
枚の上下風向板7とを回動自在に軸支し、前記吹出口5
の下部先端に、同吹出口5を構成する略楔状断面のディ
フューザ8を支軸部8aにより回動自在に軸支し、前記熱
交換器3で熱交換された空気を下方に吹き出す際、前記
上下風向板7を略垂直位置に回動するとともに、前記デ
ィフューザ8の先端部を下方に回動して、矢印a'のよう
に吹き出すようにしてなる構成であった。
【0003】しかしながら、熱交換された空気を前記吹
出口5から下方に吹き出した際、図3(B)で示す斜線
部の範囲Aのように、斜め前方に向けて送出された空気
が室内全体に行き届かないため、効果的な空気調和を実
現できないという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、熱交換された空気を下方に吹き出す
際、室内に効果的に行き届かせて快適な空気調和を実現
できるようにした空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交
換器および送風ファンと、前記吹出口に回動自在に軸支
された左右風向板群および上下風向板と、前記吹出口の
下部を構成するベースの延長上に、下方に回動した際、
前記ベースとの間に補助吹出路を形成するよう回動可能
に軸支した略楔状断面のディフューザとからなり、前記
ディフューザを略垂直位置に回動した際、前記補助吹出
路から吹出空気を送出できるようにした構成となってい
る。
【0006】また、前記ベースの先端部に、前記支軸部
との間を曲率半径にした曲面部を形成する一方、これに
対応して前記ディフューザの後端部に曲面部を形成した
構成となっている。
【0007】また、前記両曲面部の上縁に、同両曲面部
間の隙間を遮蔽する重合部を設けた構成となっている。
【0008】また、前記重合部が、前記ディフューザ後
端部の上縁に設けた凹部と、同凹部に対応して、前記ベ
ース先端部をその延長上に延出した延出部とからなり、
同延出部を前記凹部に重合させて前記吹出口に突出しな
いようにした構成となっている。
【0009】また、前記上下風向板に、第一の駆動モー
タを設け、前記ディフューザに第二の駆動モータを設
け、前記第一の駆動モータにより前記上下風向板を略垂
直位置に回動した時、前記第二の駆動モータにより前記
ディフューザを略垂直位置に回動するようにした構成と
なっている。
【0010】また、前記上下風向板を、上下であって前
後に離間した軸受部で軸支して上下に二枚設けるととも
に、同両上下風向板を連係手段により連係し、前記第一
の駆動モータによりこれらを同期して回動するようにし
た構成となっている。
【0011】また、前記連係手段を歯車とした構成とな
っている。
【0012】更に、前記歯車を、潤滑剤を含有した合成
樹脂製により形成した構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、熱交
換された空気を下方に吹き出す際、室内に効果的に行き
届かせることができるようにしたディフューザを有し
て、快適な空気調和を実現できるようにした空気調和機
となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1(A)および図1(B)と、図2とで
示すように、1は空気調和機の室内機本体、2は同本体
1の前面および、または上面に設けられた吸込口、3は
同吸込口2と後述する吹出口とを結ぶ空気通路に設けら
れた熱交換器、4は同熱交換器3により熱交換された空
気を後述する吹出口に向けて送出する送風ファン、5は
同送風ファン4により熱交換された空気を室内に向けて
吹き出す吹出口、6は同吹出口5に回動自在の軸支され
た左右風向板群、7は同左右風向板群6の前方に回動自
在に軸支された上下風向板、8は前記空気通路の下部を
構成するベース5aの延長上に設けられ、前記吹出口5の
下部先端を構成するとともに、先端部両側に支軸部8aを
備えた略楔状断面のディフューザである。
【0015】前記ディフューザ8は、下方に回動した
際、前記ベース5aとの間に補助吹出路5bを形成して、同
補助吹出路5bから吹出空気を送出できるようにした構造
となっており、これによって、図1(A)で示す矢印a
で示すように、前記熱交換器3で熱交換された空気を前
記吹出口5とともに前記補助吹出路5bからも吹き出せる
ようになり、図1(B)で示す斜線部の範囲Aように、
室内全体の下部に行き届かせることができて快適な空気
調和を実現できるようになる。
【0016】また、前記ベース5aの先端部に、前記支軸
部8aとの間を曲率半径にした曲面部5cを形成する一方、
これに対応して前記ディフューザ8の後端部に曲面部8b
を形成したことにより、前記ベース5aの先端部および前
記ディフューザ8の後端部を均等に近接させて、同ディ
フューザ8を円滑に回動できるようにした構成となって
いる。
【0017】また、前記両曲面部5cおよび8bの上縁に、
同両曲面部5cおよび8b間の隙間を遮蔽するための後述す
る重合部を設けたことにより、前記ディフューザ8を回
動しない時は、前記両曲面部5cおよび8b間の隙間から空
気が漏れないよう遮蔽できて、前記吹出口5から吹出空
気を効率よく吹き出すことができるようにした構成とな
っている。
【0018】また、前記両曲面部5cおよび8b間の隙間を
遮蔽するための重合部が、前記ディフューザ8後端部の
上縁に設けた凹部8cと、同凹部8cに対応して、前記ベー
ス8先端部をその延長上に延出した延出部5dとからな
り、同延出部5dを前記凹部8cに重合させて前記吹出口5
に突出しないようにした構成となっており、これによっ
て、吹出口5の空気抵抗を増加させることがないように
した構造となっている。
【0019】また、前記上下風向板7に、第一の駆動モ
ータ9を設け、前記ディフューザ8に第二の駆動モータ
11を設け、前記第一の駆動モータ9により前記上下風向
板7を略垂直位置に回動した時、前記第二の駆動モータ
11により前記ディフューザ8を略垂直位置に回動するよ
うにしたことにより、前記熱交換器3で熱交換された空
気を下方に吹き出す際、前記上下風向板7を略垂直位置
に自動的に回動するとともに、前記ディフューザ8を自
動的に回動して前記補助吹出路5bを形成できるようにな
り、上記に説明したような快適な空気調和を自動的に実
現できるようになる。
【0020】また、前記上下風向板7を、上下であって
前後に離間した軸受部で軸支して上下に二枚設けるとと
もに、同両上下風向板7を後述する連係手段により連係
し、前記第一の駆動モータ9によりこれらを同期させて
回動するようにしたことにより、略水平方向にも風向を
より効果的に調節できるようにした構成となり、下方へ
の吹出時は、上記に説明したのと同様に、前記両上下風
向板7および前記ディフューザ8を自動的に駆動し回動
して、前記補助吹出路5bを形成して快適な空気調和を実
現できるようにした構成となっている。
【0021】また、前記両上下風向板7を連係するため
の連係手段を歯車10としたことにより、前記両上下風向
板7を正確に同期させて回動し、効果的に風向を調節で
きるようにした構成となっている。
【0022】また、前記歯車10を、例えばジュラコンに
ワックス成分を含有させたポリアセタール樹脂などのよ
うに、潤滑剤を含有した合成樹脂製によって形成したこ
とにより、前記両上下風向板7に前記第一の駆動モータ
9の駆動力を円滑に伝達できるようにした構成となって
いる。
【0023】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)と、図2とに基づいて上記に説明したとおり、前
記熱交換器3で熱交換された空気を下方に吹き出す際、
前記上下風向板7を略垂直位置に回動するとともに、前
記ディフューザ8の後端部を下方に回動して、同ディフ
ューザ8の背面により前記吹出口5の下部に斜め後方に
向けた補助吹出路5bを形成し、同補助吹出路5bおよび前
記吹出口5から室内に向けて吹き出すようにしたことに
よって、室内全体の下部に行き届かせることができて快
適な空気調和を実現できるようにした空気調和機とな
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によると、熱交換さ
れた空気を下方に吹き出す際、室内に効果的に行き届か
せることができるようにしたディフューザを有して、快
適な空気調和を実現できるようにした空気調和機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の実施例を示す説明図
で、(A)は断面図であり、(B)は室内に送出された
空気の分布図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部説明図である。
【図3】従来例による空気調和機の実施例を示す説明図
で、(A)は断面図であり、(B)は室内に送出された
空気の分布図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 吸込口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 吹出口 5a ベース 5b 補助吹出路 5c,8b 曲面部 5d 延出部 6 左右風向板群 7 上下風向板 8 ディフューザ 8a 支軸部 8c 凹部 9 第一の駆動モータ 10 歯車 11 第二の駆動モータ A 吹出空気の分布範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401 F24F 13/10 F24F 13/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に設け
    られた熱交換器および送風ファンと、前記吹出口に回動
    自在に軸支された左右風向板群および上下風向板と、前
    記吹出口の下部を構成するベースの延長上に、下方に回
    動した際、前記ベースとの間に補助吹出路を形成するよ
    う回動可能に軸支した略楔状断面のディフューザとから
    なり、 前記ディフューザを略垂直位置に回動した際、前記補助
    吹出路から吹出空気を送出できるようにしたことを特徴
    とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ベースの先端部に、前記支軸部との
    間を曲率半径にした曲面部を形成する一方、これに対応
    して前記ディフューザの後端部に曲面部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記両曲面部の上縁に、同両曲面部間の
    隙間を遮蔽する重合部を設けたことを特徴とする請求項
    2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記重合部が、前記ディフューザ後端部
    の上縁に設けた凹部と、同凹部に対応して、前記ベース
    先端部をその延長上に延出した延出部とからなり、同延
    出部を前記凹部に重合させて前記吹出口に突出しないよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記上下風向板に、第一の駆動モータを
    設け、前記ディフューザに第二の駆動モータを設け、前
    記第一の駆動モータにより前記上下風向板を略垂直位置
    に回動した時、前記第二の駆動モータにより前記ディフ
    ューザを略垂直位置に回動するようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記上下風向板を、上下であって前後に
    離間した軸受部で軸支して上下に二枚設けるとともに、
    同両上下風向板を連係手段により連係し、前記第一の駆
    動モータによりこれらを同期して回動するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項5記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】 前記連係手段を、歯車としたことを特徴
    とする請求項6記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記歯車を、潤滑剤を含有した合成樹脂
    製により形成したことを特徴とする請求項7記載の空気
    調和機。
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CN207422394U (zh) * 2017-09-12 2018-05-29 广东美的制冷设备有限公司 空调器
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