JP3366887B2 - 洗濯物の納品・回収用搬送箱 - Google Patents

洗濯物の納品・回収用搬送箱

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯された衣類な
どの物品を納品し、洗濯が必要となった衣類などの物品
を洗濯するために回収する搬送業務に便利な洗濯物の納
品・回収用搬送箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、病院などで使用された白衣等
は、クリーニング業者、リネンサプライ業者により一括
して回収され、洗濯された後に再び病院に納品される。
この場合、洗濯業者は、洗濯の依頼を受けた大量の白衣
などを籠などにまとめて回収し、籠に入れられた要洗濯
物をクリーニング作業場まで運搬し、洗濯を行ってい
る。そして、洗濯が終わった白衣等は塵埃等によって再
び汚れないように、ビニール袋で包装し、包装された白
衣等をハンガラックに掛けて納品している。あるいはま
た、畳んだ後にビニール袋で包装し、納入先別にまとめ
て束ねたりあるいは箱に仕分けして入れた上で納品して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような洗濯物の回
収・納品方法では、籠の中に回収された白衣等の要洗濯
物が業者によって回収、運搬されるまでの間、一時的に
放置される。使用済の要洗濯物が集積されることは美観
を損ない、衛生上の観点からも望ましくない。また、ク
リーニング業者は洗濯済の物をビニール袋で包装する場
合には、その手間が必要であり、洗濯済の物を受け取っ
た使用者は、ビニール包装の洗濯物を仕分けて一次保管
し、使用時にはビニール袋を破って洗濯物を取り出し、
破れたビニール袋をごみ箱に棄却する手間が必要であ
る。また、破られたビニール袋は、廃棄物として焼却等
により処分することが必要である。
【0004】このような問題を解決するために、要洗濯
物を遮蔽した状態で回収し、洗濯済の物をビニール包装
することなく納品することができる洗濯物の納品・回収
用搬送箱が提案されている(登録実用新案第30316
87号公報参照)。同公報に記載された洗濯物の納品・
回収用搬送箱の構造は、搬送箱の表側に洗濯された物品
を取り出す物品取出口と、この物品取出口に開閉自在に
設けられた扉と、搬送箱の内部に、洗濯済の衣類を吊る
したハンガを掛けるハンガ係止用パイプと、ハンガ係止
用パイプの下方に位置して設けられた揺れ止めパイプ
と、搬送箱の裏側に設けられた洗濯を必要とする衣類を
投入する物品投入口とを備えている。
【0005】この従来の洗濯物の納品・回収用搬送箱に
あっては、図5に示すように、揺れ止めパイプBは、ハ
ンガ係止用パイプAの下方に位置し、ハンガHのフック
Fをハンガ係止用パイプAに掛けたときに、ハンガHの
点Pに近接あるいは接触するように構成されている。そ
して、このように構成された洗濯物の納品・回収用搬送
箱では、衣類を吊るしたハンガHをハンガ係止用パイプ
Aに掛けて搬送する際、搬送車両の揺れ、振動等によっ
てハンガHがフックFを支点として左右に揺動しようと
するが、ハンガHが矢印R方向に揺れたときに揺れ止め
パイプBに衝突して揺れ幅が制限され、フックFのハン
ガ係止用パイプAからの脱落が防止される。
【0006】ところで、前記したようにハンガHの揺動
に起因する、フックFのハンガ係止用パイプAからの脱
落は、防止することができるが、搬送車両の上下動によ
って生ずるフックFの上下動によって、前記フックFは
ハンガ係止用パイプAからの脱落することがあり、脱落
を完全に防止できないという課題があった。また、前記
ハンガHの点Pは、搬送箱の輸送中絶えず揺れ止めパイ
プBの衝撃を受けるため、針金等で形成された変形が生
じ易いハンガでは、次第にハンガ係止用パイプAから脱
落し易い形状に変形し、脱落を完全に防止することはで
きないという課題があった。更に、揺れ止めパイプB
は、ハンガHをハンガ係止用パイプAに着脱するときに
邪魔になり、その着脱作業が煩わしいという課題があっ
た。
【0007】また、搬送された搬送箱が衣類使用者の部
屋に仮置きされる場合、衣類を取り出し易いように物品
取出口を表に向けて仮置きされる。このとき、使用済の
衣類を挿入する物品投入口は裏側になる。仮置き場所が
あまり広くない場合には、裏面の物品投入口は壁際にな
るので、使用済の衣類の挿入する動作が不便である。ま
た、衣類を取り出した後、搬送箱を反転させ、物品投入
口を前面にする場合にも、仮置き場所があまり広くない
場合には、反転させることが困難になるという課題があ
った。特に、搬送箱は搬送車への積込み,積卸しおよび
床面の移動に際し、持ち上げて搬送しなければならず、
移動が困難であるという課題があった。
【0008】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、搬送箱のハンガ係止用パイプにハンガ
を何らの不便を感ずることなく着脱することができ、掛
けられたハンガの搬送中の脱落が防止され、また、使用
済衣類を容易に投入することができる洗濯物の納品・回
収用搬送箱を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯物の納品・回収用搬送箱は、筐体の前
面に設けられた開閉可能な前面扉と、前記筐体内部に設
けられ、ハンガのフックが掛けられる支持パイプと、前
記前面扉を閉扉したときに前記前面扉によって押動さ
れ、支持パイプに掛けられたハンガのフックを押えるレ
バー機構とを備えることを特徴としている。
【0010】本発明によれば、前面扉を開いたときに
は、レバー機構が支持パイプより離れているため、前面
開口から挿入したハンガのフックを簡単容易に支持パイ
プに掛けることができる。一方、前面扉を閉めるとレバ
ー機構がフックを押える状態となり、前記レバー機構と
支持パイプとの間にハンガは保持された状態となるた
め、確実に脱落が防止される。また、衣類を取り出すた
めに前面扉を開くと、レバー機構がフックから離れるの
で、容易に衣類を取り出すことができる。
【0011】ここで、本発明の前記レバー機構は、中間
部を前記筐体の内壁面に枢着され、かつ先端が前記筐体
の前面開口より突出する方向に付勢され、閉扉する前面
扉によって前記先端を押されたときに回動する閉扉感知
レバーと、中間部を前記筐体の内壁面に枢着され、前記
閉扉感知レバーの回動によって押動されて、支持パイプ
に掛けられたハンガのフックを押える押えレバーとによ
り構成されているのが望ましい。
【0012】レバー機構を上記のように構成した場合に
は、筐体の内壁面に枢着される2つのレバーにより構成
されるため、構造が簡単である。しかも、このレバー機
構は、前面扉が開扉状態のときには閉扉感知レバーの先
端が開口より突出し、閉扉感知レバーに押されていない
押えレバーは支持パイプから離れた位置にあるため、ハ
ンガに吊るされた衣類を支持パイプに掛ける作業あるい
は支持パイプから取り外す作業を妨げることはない。ま
た、ハンガを支持パイプに着脱した後に前面扉を閉める
と、前面扉に先端を押された閉扉感知レバーが回動して
押えレバーを押動する。その結果、押えレバーがフック
を押える状態となる。すなわち、閉扉によりレバー機構
は自動的にフックを押える状態となり、ハンガはレバー
機構と支持パイプに間に保持されるので、搬送車両の上
下動によって生ずるフックFの上下動による脱落を防止
することができる。
【0013】また、前記閉扉感知レバーの先端を筐体の
前面開口より突出する方向に付勢する付勢力は、前記閉
扉感知レバーの枢着点から先端側部分の重量と、前記枢
着点から後端側部分の重量との差により生じることが望
ましい。この場合、閉扉感知レバーを付勢するための別
部品を設ける必要がないので、レバー機構全体の構造が
簡単であり、製造費が安価になる等の利点がある。
【0014】また、前記閉扉感知レバーは、弾性部材に
より先端が前記前面開口より突出する方向に回動付勢さ
れることが望ましい。この場合には、前記した場合に比
べてレバー機構全体の部品点数が増加するが、付勢力を
大きくする必要がある場合に便利である。
【0015】また、前記前面扉には、洗濯を必要とする
物を投入する小窓が設られると共に、前記小窓に開閉蓋
が設けられ、前記開閉蓋は閉じる方向に付勢されている
ことが望ましい。この構成により、洗濯された衣類の取
り出しも、洗濯が必要となった衣類の収納も、搬送箱の
前面から行うことができるため、搬送箱の裏面を建物の
壁際に寄せて仮置きすることができ、搬送箱は狭い場所
にも仮置きすることができる。
【0016】また、前記筐体の底壁面に移動用キャスタ
が設けられていることが望ましい。この構成により、積
卸した後の移動は移動用キャスタを利用して容易に行う
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の洗濯物の納品・回収用搬
送箱の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。
なお、図1は洗濯物の納品・回収用搬送箱Cの開扉状態
を示す斜視図、図2は開扉状態におけるレバー機構の回
動位置を示す側面断面図、図3は閉扉状態におけるレバ
ー機構の回動位置を示す側面図、図4は本発明の第2の
実施形態のレバー機構の側面図である。洗濯物の納品・
回収用搬送箱Cの筐体1には、図1、図2に示すよう
に、前面に衣類を出し入れし易い大きさの前面開口2が
設けられ、前面開口2の一方の端部に前面扉3が開閉可
能に枢着されている。
【0018】前記前面扉3の表面の自由端部側には、閉
扉状態の前面扉3を施錠、解錠する施錠部が設けられ
(図1には施錠部の端部に設けられ筐体1の前面開口2
周縁部に係脱する施錠タング4aのみを示す)、前面扉
3の中央部上方には、洗濯を要する使用済の衣類を投入
する小窓5が設けられている。また、図2に示すよう
に、前面扉3の裏面の小窓5の上端にヒンジ6が取り付
けられ、ヒンジ6に開閉蓋7の上端が開閉可能に枢着さ
れている。前記開閉蓋7は自重により小窓5を閉じてい
るが、開閉蓋7を表面から押すことによって開くので使
用済の衣類を投入することができる。
【0019】また、図1に示すように、筐体1の両側壁
の外面に、搬送箱Cを搬送車に積込み、積卸しのハンド
リングに使用する搬送用把手8が設けられていると共
に、積卸した搬送箱Cを移動し易くするために、筐体1
の外底壁面にキャスタ9が取り付けられている。また、
筐体1の両側壁の内面に、ハンガーHのフックFを掛け
るための支持パイプ10の両端が固着され、筐体1の横
方向に支持パイプ10が掛け渡されている。
【0020】また、支持パイプ10の上方に配設される
レバー機構11は、図2に示すように、閉扉感知レバー
12と押えレバー13とにより構成されている。前記閉
扉感知レバー12は、支持パイプ10の長さとほぼ同じ
幅を持った板材より屈曲形成され、屈曲点12cの両側
面に設けられた軸が、筐体1の両側壁内面の前面開口2
側に枢着されている。前記閉扉感知レバー12における
屈曲点12cの一側は長さの短い先端部12aであり、
前面開口2より突出可能に構成されている(図2では実
線位置、図3では2点鎖線位置参照)。また、前記閉扉
感知レバー12における屈曲点12cの他側は長さの長
い後端部12bであり、後端部12bは先端部12aよ
り重量が大であるため、閉扉感知レバー12は、図3に
示すように2点鎖線で示す位置まで回動し、後端部12
bがストッパ14に当接するように構成されている。
【0021】また、前記押えレバー13は、支持パイプ
10の長さとほぼ同じ幅を持った板材より屈曲形成さ
れ、屈曲点13cの両側面に設けられた軸が筐体1の両
側壁内面に枢着されている。前記押えレバー13におけ
る屈曲点13cの一側は、長さの長い先端部13aであ
り、屈曲点13cの他側の後端部13bの先端にフック
押え部13dが屈曲、延設されている。前記押えレバー
13は、先端部13aの方が他方よりも重たいため、先
端部13aが閉扉感知レバー12の上に重なる位置まで
回動し、フック押え部13dは支持パイプ10から離隔
するように構成されている(図3では2点鎖線位置,図
2では実線位置参照)。
【0022】次に、以上のように構成された洗濯物の納
品・回収用搬送箱Cによる衣類の納品ならびに回収方法
を説明する。まず、洗濯業者が衣類を搬送箱Cに挿入す
るときには前面扉2を開く。このとき、前面扉2が開か
れるため、図2において実線で示すように、閉扉感知レ
バー12の先端部12aが前面開口2より突出し、押え
レバー13のフック押え部13dは支持パイプ10から
離隔する。そのため、作業者はハンガHのフックFを支
障なく、容易に支持パイプ10に掛けることができる。
【0023】そして、洗濯された衣類をハンガHに吊る
して、前面開口2を通してフックFを支持パイプ10に
掛けた後に前面扉2を閉めると、図3に示すように、前
面扉2に押された閉扉感知レバー12の先端部12aが
位置12a′まで回動し、後端部12bは押えレバー1
3の先端部13aを持ち上げながら位置12b′まで上
方回動する。そして、押えレバー13の先端部13aは
筐体1の上壁1aに当接する位置13a′まで回動し、
後端部13bは位置13b′まで下降し、フック押え部
13dはハンガHのフックFを上から押える位置13
d′に移動する。
【0024】このように、フックFを支持パイプ10に
掛けた後に前面扉2を閉めると、前記フックFはフック
押え部13dによって押えられる。即ち、前面扉2を閉
めるだけの動作でハンガHの揺動は防止され、搬送箱C
搬送中におけるハンガHの脱落は完全に防止される。
【0025】ハンガHに吊るされた衣類は搬送箱C内に
収納されて搬送されるので、塵埃よけのビニール包装は
不要である。また、搬送された搬送箱Cは搬送車から荷
卸しされ、仮設置場所の床面に仮置きされる。前記搬送
箱Cは前面から衣類を出し入れするので、搬送箱Cの裏
面側には衣類出し入れの空間を必要としない。従って、
狭い場所に搬送箱Cを仮置きしなければならないような
場合に効果的である。そして、仮置きされた搬送箱Cの
前面扉2を開くと、閉扉感知レバー12の先端部12a
が没入位置12a′から突出し、押えレバー13のフッ
ク押え部13dは位置13d′から上方に復帰し、フッ
ク押え部13dと支持パイプ10との間にハンガHを簡
単,容易に取り出すことができる空間が自動的に形成さ
れる。
【0026】また、使用済の衣類を搬送箱C内に収納す
るには、衣類を開閉蓋7に押しつけながらそのままその
まま投入すればよい。特に、従来必要であった搬送箱C
の反転動作を行う必要がなく、全面に形成された開閉蓋
7から、使用済の衣類を搬送箱C内に投入することがで
きる。押された開閉蓋7は筐体1の内側に向けて回動し
て開くが、衣類投入後に自重により閉じられる。使用済
の衣類を投入した搬送箱Cは洗濯場に搬送されるが、使
用済の衣類は搬送箱C内に収容されているので、衛生上
好ましい。
【0027】以上の実施形態では、閉扉感知レバー12
および押えレバー13を自重により回動付勢したが、図
4に示すように自重によらないで、あるいは自重による
回動付勢と併用して弾性部材により回動付勢してもよ
い。なお、図4は、弾性部材の一例としてU字状の板ば
ね材15を設けた第2の実施形態を示すものであり、板
ばね材15の上半分を筐体1の上壁1a内面に固着し、
下半分で押えレバー13の先端部13aを下方に押圧し
た場合を示している。この場合には、板ばね材14設置
スペースの関係上、上壁1aを押えレバー13の先端部
13aの上昇限ストッパとすることができないため、上
昇限ストッパ16を設けるのが良い。
【0028】弾性部材としては、板ばね材15に代えて
コイルばね等を使用してもよく、弾性部材を使用した場
合にはレバー機構11の構成部品が一つだけ増加するこ
とになるが、比較的に大きな任意の付勢力を設定するこ
とができる利点がある。
【0029】また、上記実施形態における押えレバー
は、フックに必ずしも当接(押圧)する必要はなく、ハ
ンガが脱落しない間隙が両者の間に形成されていても良
い。
【0030】更に、上記実施形態において、閉扉感知レ
バー12、押えレバー13が支持パイプ13の長さとほ
ぼ同じ幅を持った板材を屈曲して形成したものについて
説明したが、必ずしも支持パイプ13の長さとほぼ同じ
幅を持った板材を屈曲して形成したものに限定されるも
のではなく、筐体1の一側壁に設けたレバー機構(リン
ク機構)であっても良い。前記レバー機構(リンク機
構)は筐体1の一側壁に設けられ、幅をほとんど有して
いないため、前記板材の場合に比べて筐体1の上部の空
間が広げられるという効果がある。また筐体1の両側壁
に設けたレバー機構(リンク機構)を設け、両者をパイ
プ、バーで連結した機構であっても良い。なお、いずれ
の場合であっても、押えレバー13のフック押え部13
dは、支持パイプ13の長さとほぼ同じ幅に形成される
必要がある。また前記フック押え部13dについても、
板材である必要はなく、支持パイプ13の長さとほぼ同
じ幅を持ったパイプ、バーであっても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上述べたように構成されてい
るので、搬送箱の前面扉を開くとレバー機構と支持パイ
プとの間にハンガのフックを掛け易くする空間が形成さ
れるので、衣類を吊るしたハンガを簡単、容易に支持パ
イプに掛けることができる。しかも、前面扉を閉めると
レバー機構がハンガのフックを上から押えるため、搬送
中の揺れ、上下動によるハンガの脱落を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、洗濯物の納品・回収用搬送箱Cの開扉
状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、開扉状態におけるレバー機構の回動位
置を示す側面断面図である。
【図3】図3は、閉扉状態におけるレバー機構の回動位
置を示す要部側面図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施形態のレバー機構
の側面図である。
【図5】図5は、従来の洗濯物の納品・回収用搬送箱に
掛けられたハンガの説明図である。
【符号の説明】 C 搬送箱 H ハンガ F フック 1 筐体 1a 上壁 2 前面開口 3 前面扉 5 小窓 7 開閉蓋 8 搬送用把手 9 キャスタ 10 支持パイプ 11 レバー機構 12 閉扉感知レバー 12a 先端部 12b 後端部 12c 屈曲点 13 押えレバー 13a 先端部 13b 後端部 13c 屈曲点 13d フック押え部 15 弾性部材(板ばね材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 95/00 A47G 25/20 D06F 58/14 A47B 61/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面に設けられた開閉可能な前面
    扉と、前記筐体内部に設けられ、ハンガのフックが掛け
    られる支持パイプと、前記前面扉を閉扉したときに前記
    前面扉によって押動され、支持パイプに掛けられたハン
    ガのフックを押えるレバー機構とを備えることを特徴と
    する洗濯物の納品・回収用搬送箱。
  2. 【請求項2】 前記レバー機構は、中間部を前記筐体の
    内壁面に枢着され、かつ先端が前記筐体の前面開口より
    突出する方向に付勢され、閉扉する前面扉によって前記
    先端を押されたときに回動する閉扉感知レバーと、中間
    部を前記筐体の内壁面に枢着され、前記閉扉感知レバー
    の回動によって押動されて、支持パイプに掛けられたハ
    ンガのフックを押える押えレバーとにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載された洗濯物の納品・回
    収用搬送箱。
  3. 【請求項3】 前記閉扉感知レバーの先端を筐体の前面
    開口より突出する方向に付勢する付勢力は、前記閉扉感
    知レバーの枢着点から先端側部分の重量と、前記枢着点
    から後端側部分の重量との差により生じることを特徴と
    する請求項2に記載された洗濯物の納品・回収用搬送
    箱。
  4. 【請求項4】 前記閉扉感知レバーは、弾性部材により
    先端が前記前面開口より突出する方向に回動付勢される
    ことを特徴とする請求項2に記載された洗濯物の納品・
    回収用搬送箱。
  5. 【請求項5】 前記前面扉には、洗濯を必要とする物を
    投入する小窓が設られると共に、前記小窓に開閉蓋が設
    けられ、前記開閉蓋は閉じる方向に付勢されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載さ
    れた洗濯物の納品・回収用搬送箱。
  6. 【請求項6】 前記筐体の底壁面に移動用キャスタが設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載された洗濯物の納品・回収用搬送箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3031687U (ja) 1996-05-27 1996-11-29 株式会社伍松惣兵衛商店 クリーニング物品の納品と回収に好適な搬送箱

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