JP3366718B2 - 硬質表面洗浄剤組成物 - Google Patents

硬質表面洗浄剤組成物

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、硬質表面洗浄剤組成
物、詳しくは、特に台所での料理により飛散した油が熱
あるいは経日により変質して、台所まわりのタイル、ホ
ーロー等の硬表面に付着した油脂汚れ等の頑固な汚れを
効果的に完全に除去することができ、且つ、手荒れに対
する影響の少ない安全な硬質表面洗浄剤組成物に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般家
庭における台所の換気扇やガスレンジ等には、油に起因
した落ちにくい汚れ、即ち、変性油脂汚れが付着してい
る。この汚れは、てんぷらや炒めもの等を調理した際
に、油が飛び散ったり、油煙となって飛んだりして換気
扇やガスレンジまわりに付着する汚れである。一般に、
食用油に使われている油には二重結合をもった不飽和の
化学構造のものが多く、このような油は長時間空気にふ
れてしかも熱や光の作用を受けると容易に酸化された
り、重合したりして、大きな分子量のものに変わってい
き樹脂状を呈するするようになる。これが変性油脂汚れ
の中身であり、落ちにくい汚れの原因となる。 【0003】また、一般家庭における換気扇では、手入
れをしないと油がつきはじめてから六カ月ぐらいで油汚
れの付着量も多くなり、外観も見苦しくなってくる。こ
の頃には油の変性もかなり進んできて、基質への付着も
強くなり落ちにくい汚れとなってしまう。このような汚
れを落とすには、ブチルカルブトール等のアルキレング
リコールエーテル系溶剤が配合されている特殊な洗浄剤
等が使用されていた。しかしながら、これらの溶剤は、
安全性、臭い、溶剤性、洗浄効果等の点で問題がある。 【0004】そこで、上記の問題を解決する洗浄剤組成
物として、特開昭51−10808号公報には、アルキ
レングリコールエーテル系溶剤にヘキシレングリコール
を併用することにより、洗浄力を増大させることがで
き、実質的に臭のないようにした安全な洗浄剤組成物が
記載されている。また、特開平1−236300号公報
には、ポリオキシアルキレンの付加モル数が5モル以下
のポリオキシアルキレンモノベンジルエーテルを含有す
る硬質表面洗浄剤が記載されており、この硬質表面洗浄
剤は、該公報の記載によれば、泡立ちの点で優れてい
る。しかしながら、これらの洗浄剤は、しつこい油脂汚
れ、特に温度や湿度、光、酸素、微生物等の影響を受け
て変性した変性油脂汚れに対する洗浄力の点及び手荒れ
に対する影響等の安全性の点については、未だ十分満足
のいくものではなかった。 【0005】従って、本発明の目的は、温度や湿度、
光、酸素、微生物等の影響を受けて変性した油脂汚れ等
の頑固な汚れに対する膨潤作用あるいは溶解作用を有
し、洗浄力に優れ、且つ、手荒れに対する影響の少ない
安全な硬質表面洗浄剤組成物を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、驚くべきことに、溶剤として特定のポリオキ
エチレンモノフェニルエーテルと特定のモノ又はジ
キシアルキレンモノアルキルエーテルとを特定量併用
し、さらに界面活性剤とアルカリ剤とを配合した洗浄剤
組成物が、上記目的を達成し得るものであることを知見
した。 【0007】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、下記成分(a)〜(d)を含有する、台所まわりの
硬質表面に付着した変性油脂汚れを除去するための硬質
表面洗浄剤組成物を提供するものである。 【0008】(a)界面活性剤:1〜10重量% (b)下記〔化3〕(上記〔化1〕と同じ)の一般式
(I)で表わされるアルコール系溶剤:3〜10重量% 【0009】 【化3】 【0010】(c)下記〔化4〕(上記〔化2〕と同
じ)の一般式(II)で表わされるアルコール系溶剤:
〜10重量% 【0011】 【化4】 【0012】(d)アルカリ剤:1〜10重量% 【0013】以下、本発明の硬質表面洗浄剤組成物につ
いて詳細に説明する。 【0014】本発明に用いられる上記成分(a)の界面
活性剤としては、特に制限されるものではないが、好ま
しいものとして、下記の陰イオン性界面活性剤、非イオ
ン性界面活性剤及び両性界面活性剤等が例示され、これ
らの界面活性剤を1種又は2種以上を混合して用いるこ
とができる。 【0015】上記陰イオン性界面活性剤としては、アル
カンスルホン酸塩類、飽和又は不飽和脂肪酸塩類、アル
キル硫酸エステル塩類、アルキルリン酸エステル塩類、
α−スルホ脂肪酸の塩類及びそのエステル類、アルキル
スルホコハク酸塩類、飽和又は不飽和脂肪酸サルコシン
塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルジフ
ェニルエーテルジスルホン酸塩類、アルキレンオキシド
付加アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩類、アルキ
レンオキシド付加アルキル又はアルケニルエーテルカル
ボン酸塩類、アルキレンオキシド付加アルキル又はアル
ケニルフェニルエーテルスルホン酸塩類等が挙げられ
る。 【0016】上記陰イオン性界面活性剤である塩を構成
する対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属イオン又はアンモニア若しくはモノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
のアルカノールアミンを挙げることができる。 【0017】上記陰イオン性界面活性剤の中でも、洗浄
力の点から、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキ
レンオキシド付加アルキル又はアルケニルエーテル硫酸
塩類が特に好ましく、具体例としては、ラウリルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(p=
4)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
これらの陰イオン性界面活性剤は、1種又は2種以上を
混合して用いることができる。 【0018】上記非イオン性界面活性剤としては、ポリ
オキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオ
キシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポ
リオキシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル類、
アルキレンオキシド付加アルキル基又はアルケニル基含
有非イオン性界面活性剤混合物、蔗糖脂肪酸エステル
類、脂肪酸グリセリンモノエステル類、高級脂肪酸アル
カノールアミド類、アミンオキシド類、酸化エチレン縮
合型界面活性剤、及び下記〔化5〕の一般式 (III)で表
わされるアルキルグリコシド類等が挙げられる。これら
の中でも、ポリオキシエチレンアルキル又はアルケニル
エーテル類、高級脂肪酸アルカノールアミド類、一般式
(III)で表わされるアルキルグリコシド類が特に好まし
く、具体例としては、ポリオキシエチレン(p=3)ラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレン(p=12)ラウ
リルエーテル、ドデシルマルトシド、ヤシ脂肪酸ジエタ
ノールアミド、ラウリルジメチルアミンオキシド等が挙
げられる。これらの非イオン性界面活性剤は、1種又は
2種以上を混合して用いることができる。 【0019】 【化5】 【0020】上記〔化5〕の一般式(III) で表されるア
ルキルグルコシド類について更に説明すると、一般式(I
II) 中のxはその平均値が0〜5であるが、この値を変
えることにより、本発明で用いられる硬質表面洗浄剤組
成物の水溶性及び結晶性を調整できる。つまり、xの値
が大きいもの程、水溶性が高くなり且つ結晶性が低くな
る傾向にある。好ましいxの値は0〜2であり、特に好
ましくは0である。一方、yは、その平均値が1より大
きい場合、つまり2糖類以上の糖鎖を親水性基とする一
般式(III) で表されるアルキルグリコシド類を含有する
場合、糖鎖の結合様式が1−2、1−3、1−4、1−
6結合のもの、更にα−、β−ピラノシド結合又はフラ
ノシド結合及びこれらの混合された結合様式を有する任
意の混合物を含むことが可能である。また、一般式(II
I) 中のyの平均値は1〜10、好ましくは1〜1.
5、より好ましくは1.1〜1.4である。尚、yの測
定法はプロトンNMR法によるものである。 【0021】また、一般式(III) 中のR1 は、溶解性及
び洗浄性の点から炭素数10〜14のアルキル基が好ま
しい。また、R2 は、水溶性の点から炭素数2〜3のア
ルキレン基が好ましい。更に、Gは単糖類若しくは2糖
類以上の原料によってその構造が決定されるが、このG
の原料としては、単糖類ではグルコース、フルクトー
ス、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソー
ス、アラビノース、及びこれらの混合物等が挙げられ、
2糖類以上ではマルトース、キシロビオース、イソマル
トース、セロビオース、ゲンチビオース、ラクトース、
スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラフィノース、
ゲンチアノース、メレジトース、及びこれらの混合物等
が挙げられる。これらのうち、好ましい原料は、それら
の入手容易性及びコストの点から、単糖類ではグルコー
ス及びフルクトースであり、2糖類以上ではマルトース
及びスクロースである。この中でも特に入手容易性の点
からグルコースが好ましい。 【0022】上記両性界面活性剤としては、アルキルカ
ルボベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒド
ロキシスルホベタイン、アルキルアミドカルボベタイ
ン、アルキルアミドスルホベタイン、アルキルアミドヒ
ドロキシスルホベタイン、アルキルアミドアミン型ベタ
イン、アルキルイミダゾリン型ベタイン等が挙げられ、
具体例としては、アルキルアミドプロピル−N,N−ジ
メチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピル−N,N
−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、
アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−プロピル
スルホベタイン、ドデシル−N,N−ジメチル酢酸ベタ
イン、ドデシル−N,N−ジメチル−プロピルスルホベ
タイン、ドデシル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシ
プロピルスルホベタイン、ミリスチル−N,N−ジメチ
ル−2−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、パルミチ
ル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホ
ベタイン、ドデカン酸アミドエチル−N−ヒドロキシエ
チル−プロピオン酸、テトラデカン酸アミドエチル−N
−ヒドロキシエチル−プロピオン酸、ヤシ酸アミドエチ
ル−N−ヒドロキシエチル−プロピオン酸及びそのアル
カリ金属塩若しくはアンモニウム塩若しくはアルカノー
ルアミン塩、2−ヤシアルキル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2
−ドデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエ
チルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油アルキル−N−
カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタイン等が挙げられる。これらの中でも、洗浄
力、起泡力という点で、ラウリン酸アミドプロピル−
N,N−ジメチル−酢酸ベタイン、ミリスチン酸アミド
プロピル−N,N−ジメチル−酢酸ベタイン、コカミド
アミドプロピル−N,N−ジメチル−酢酸ベタイン等が
特に好ましい。これらの両性界面活性剤は、1種又は2
種以上を混合して用いることができる。 【0023】上記成分(a)の配合量は、本発明の組成
物中1〜10重量%(以下、配合量における重量%は、
単に「%」で示す)である。 【0024】本発明に用いられる上記成分(b)は、上
記一般式(I)で表わされるアルコール系溶剤である
が、これらの中でも、nの値が2又は3で表わされるポ
リオキシエチレン誘導体が好ましい。これらのアルコー
ル系溶剤は、1種又は2種以上を混合して用いることが
できるが、特に2種以上を混合して用いることが好まし
い。 【0025】上記成分(b)の配合量は、本発明の組成
物中3〜10%である。 【0026】本発明に用いられる上記成分(c)は、上
記一般式(II)で表わされるアルコール系溶剤である
れらのアルコール系溶剤は、1種又は2種以上を混合
して用いることができる。 【0027】上記成分(c)の配合量は、本発明の組成
物中3〜10%である。 【0028】 【0029】上記成分(b)と上記成分(c)とを配合
することにより、それぞれ単独で用いる場合に比べて、
洗浄力をより増大させることができる。その結果、界面
活性剤(上記成分(a))又はアルカリ剤(上記成分
(d))の配合量を少なくすることができるので、実質
的に臭のない安全な洗浄剤組成物とすることができる。 【0030】本発明に用いられる上記成分(d)のアル
カリ剤としては、特に制限されるものではないが、好ま
しいものとしてアンモニア又はアミン化合物等が挙げら
れ、具体的には下記〔化6〕の一般式(IV)〜(VII) で
表わされる化合物等が挙げられる。 【0031】 【化6】【0032】一般式(IV)で表わされる化合物:アンモ
ニア、モノエタノールアミン及びジエタノールアミン等
のアルカノールアミン、N−メチルプロパノール等。一
般式(V)で表わされる化合物:N−(β−アミノエチ
ル)エタノールアミン等。一般式(VI)で表わされる化
合物:ジエチレントリアミン等。一般式(VII) で表わさ
れる化合物:モルホリン、N−エチルモルホリン等。 【0033】これらのうち、モノエタノールアミン及び
ジエタノールアミン等のアルカノールアミンが洗浄力の
点から好ましい。これらのアルカリ剤は、1種又は2種
以上を混合して用いることができる。 【0034】上記成分(d)の配合量は、1〜10%で
ある。 【0035】本発明の硬質表面洗浄剤組成物には、必要
に応じて以下の任意成分を配合することができる。粘度
調整剤として、膨潤性粘土鉱物として知られるモンモリ
ロナイト、ヘクトライト、バーミキュライト、アタパル
ジャイト、セピオラクト及びこれらの混合物を主成分と
するスメクタイト型粘土鉱物、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、架橋剤ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アルキルエ
ステル等のアクリル系のホモポリマー又はコポリマー、
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
無水マレイン酸ポリマー等を通常0.01〜5%配合す
ることができる。更に、製品の付加価値を増大させるた
めに香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤等を配合
することもできる。本発明の硬質表面洗浄剤組成物の特
に好ましい配合系としては、成分(a)2〜5%、成分
(b)3〜10%、成分(c)3〜10%及び成分
(d)のアルカノールアミン1〜7%を含有する配合系
が挙げられる。 【0036】本発明の硬質表面洗浄剤組成物は、常法に
従い、上記必須成分(a)〜(d)、さらに必要に応
じ、上記任意成分を配合することにより水溶液として調
製することができる。 【0037】 【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げ、本発明の硬
質表面洗浄剤組成物を更に詳細に説明するが、本発明は
これらの実施例によって制限されるものではない。 【0038】実施例1〜3、参考例1〜3及び比較例1
〜3 下記〔表1〕に示す組成(組成比単位は重量%)の各種
洗浄剤組成物を調製し、これらの洗浄剤組成物につい
て、それぞれ下記の〔洗浄力試験〕及び〔膨潤度試験〕
を行った。それらの結果を下記〔表1〕に示す。 【0039】〔洗浄力試験〕天ぷら油を鉄板に均一に塗
布し、180℃の温度で10時間焼き付け、殆ど乾いた
膜を形成させてモデル汚染板を作り、これを用いて洗浄
力試験を行った。即ち、洗浄剤組成物を垂直に固定した
モデル汚染板に滴下し、40秒間放置した後、浮き上が
った汚れを脱脂綿で軽く除去し、その洗浄の程度(洗浄
力)を肉眼で評価した。尚、評価基準は以下の通りであ
る。 ◎:完全な汚れ落ち ○:80%程度の汚れ落ち ○〜△:60%程度の汚れ落ち △:50%程度の汚れ落ち △〜×:30%程度の汚れ落ち ×:全く汚れが落ちない 【0040】〔膨潤度試験〕ナタネ油14mgを、テフロ
ンプレート上で180℃の温度で10時間焼き付け、変
性油滴をつくり、これを洗浄剤組成物2mlに5時間浸漬
し、膨潤度の測定を行った。尚、膨潤度(Q)の計算式
は、以下の通りである。 【0041】Q=1 +Dp /Ds (Wb /Wa −1) Dp ;変性油密度 Ds ;洗浄剤組成物密度 Wa ;未処理変性油重量 Wb ;膨潤後サンプル重量 【0042】 【表1】 【0043】以上の結果より、本発明の硬質表面洗浄剤
組成物は、変性油脂に対する膨潤(溶解)作用を有し、
洗浄力に優れるものであることが判る。また、実施例1
で得られた本発明の硬質表面洗浄剤組成物につい
て、手荒れに対する影響を調べたところ、何れも、手荒
れに対する影響の少ない安全なものであった。 【0044】 【発明の効果】本発明の硬質表面洗浄剤組成物は、温度
や湿度、光、酸素、微生物等の影響を受けて変性した油
脂汚れ等の頑固な汚れに対する膨潤作用あるいは溶解作
用を有し、洗浄力に優れ、且つ、手荒れに対する影響の
少ない安全なものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 3:30) (72)発明者 佃 一訓 栃木県宇都宮市下栗町1545−8 カワマ タハイツ203号 (56)参考文献 特開 平5−51599(JP,A) 特表 平5−500675(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/60 C11D 3/44 C11D 3/30 C11D 3/28 C11D 3/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記成分(a)〜(d)を含有する、台
    所まわりの硬質表面に付着した変性油脂汚れを除去する
    ための硬質表面洗浄剤組成物。 (a)界面活性剤:1〜10重量% (b)下記〔化1〕の一般式(I)で表わされるアルコ
    ール系溶剤:3〜10重量% 【化1】 (c)下記〔化2〕の一般式(II)で表わされるアルコ
    ール系溶剤:3〜10重量% 【化2】(d)アルカリ剤:1〜10重量%
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