JP3366152B2 - 火災報知設備の表示装置および火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備の表示装置および火災報知設備

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災受信機、火災表示
機において端末機器等の文字を表示する火災報知設備の
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災報知設備における火災受信
機、火災表示機で表示される文字に対応する文字コード
データには、火災感知器等のように通常使用される端末
機器の種別を示す通常種別の文字コードデータと、防犯
扉等のように特殊な場合に使用される端末機器の種別を
示す特殊種別の文字コードデータとがある。通常種別の
文字コードデータは、システムプログラムを記憶するプ
ログラムROMに格納されるが、特殊種別の文字コード
データは、物件毎の端末マップや連動データを記憶する
データROMに格納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3は、従来の火災報
知設備1aを示すブロック図である。
【0004】火災報知設備1aにおいて、表示機用信号
線LR を介して、火災受信機REaに火災表示機R1
a、R2a、R3a、……が接続され、火災受信機RE
aは、ROM12aとEEPROM14とを有する。R
OM12aには、プログラム領域121aと固定文字領
域122とが具備され、EEPROM14には、データ
ベース領域141と個別文字領域142とが具備されて
いる。
【0005】ROM12aの固定文字領域122には、
通常種別の表示アドレスと固定文字コードデータとが対
応する第1のテーブルが格納され、EEPROM14の
個別文字領域142には、特殊種別の表示アドレスと個
別文字コードデータとが対応する第2のテーブルが格納
されている。
【0006】また、火災表示機R1aは、ROM22a
とEEPROM25とを有し、ROM22aには、プロ
グラム領域221aと固定文字領域222とが具備さ
れ、EEPROM25には、データベース領域251と
個別文字領域252とが具備されている。ROM22a
の固定文字領域222には、通常種別の表示アドレスと
固定文字コードデータとが対応する第1のテーブルが格
納され、EEPROM25の個別文字領域252には、
特殊種別の表示アドレスと個別文字コードデータとが対
応する第2のテーブルが格納されている。
【0007】図4は、従来の火災報知設備1aにおける
火災表示機R1aの動作を示すフローチャートである。
【0008】まず、火災受信機REaから伝送信号を受
け、これが応答信号でなく、表示命令であり(S1、S
2、S4)、その表示命令中の表示アドレスが固定文字
コードデータに関するものであれば(S31)、表示ア
ドレスに対応する固定文字コードデータをROM22a
の固定文字領域222から読み出し(S32)、文字コ
ードデータを信号処理回路28でパターンデータに変換
し(S6)、この変換されたパターンデータに基づく文
字をLCD26で表示する(S7)。
【0009】一方、表示命令中の表示アドレスが個別文
字コードデータに関するものであれば(S31)、表示
アドレスに対応する個別文字コードデータをEEPRO
M25の個別文字領域252から読み出し(S33)、
文字コードデータを信号処理回路28でパターンデータ
に変換し(S6)、この変換されたパターンデータに基
づく文字をLCD26で表示する(S7)。
【0010】上記従来例では、火災感知器等のように通
常使用される端末機器の種別を示す固定文字コードデー
タはROM22aに格納され、それ以外の端末機器の種
別を示す個別文字コードデータはEEPROM25に格
納され、このように文字コードデータによつて格納して
ある場所が異なるので、火災動作時等に表示するために
行うデータ処理に先だって、文字コードデータを読み取
るROMを選択する必要があり、この文字コードデータ
の読取動作が煩雑であるという問題がある。
【0011】上記従来例においては、表示アドレスと文
字コードデータとが対応している第1、2のテーブルが
火災表示機毎に設置される。このために、第2のテーブ
ルに格納されている文字コードデータを変更する場合に
は、この変更に関係がある第2のテーブルを格納してあ
るROM22a、EEPROM25が搭載されている火
災表示機の全てについて交換する必要があり、そのRO
M、EEPROMの交換作業が煩雑であるという問題が
ある。
【0012】本発明は、火災動作時等に表示するために
行うデータ処理に先だつ文字コードデータの読取動作が
容易である火災報知設備の表示装置を提供することを目
的とするものである。
【0013】また、本発明は、火災表示機に表示すべき
文字を変更する作業が容易である火災報知設備を提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の文字コ
ードデータに対応する表示アドレスのうちの所定の表示
アドレスと、表示用の文字コードデータのうちの第1の
文字コードデータとが対応している第1のテーブルを格
納する不揮発性の第1のテーブル格納手段と、所定の表
示アドレス以外の表示アドレスと、表示用の文字コード
データのうちの第2の文字コードデータとが対応してい
る第2のテーブルを格納する書き換え可能な不揮発性の
第2のテーブル格納手段と、第1のテーブルと第2のテ
ーブルとを格納する書き換え可能な第3のテーブル格納
手段と、この第3のテーブル格納手段から読み出された
第1の文字コードデータまたは第2の文字コードデータ
に基づいてパターンデータを出力するパターンデータ出
力手段とを有するものである。
【0015】また、他の発明は、複数の火災表示機が信
号線を介して火災受信機に接続される火災報知設備にお
いて、火災受信機は、電源立ち上げ時に、所定の表示ア
ドレスと表示用の文字コードデータとが対応しているテ
ーブルを格納する不揮発性の第4のテーブル格納手段
と、この第4のテーブル格納手段から読み出された表示
アドレスに対応する所定の文字コードデータを送出する
データ送出手段とを有し、複数の火災表示機は、表示ア
ドレスに対応する所定の文字コードデータを受信する受
信手段と、この受信手段を介して受信した上記表示アド
レスに対応する所定の文字コードデータを格納する書き
換え可能な第5のテーブル格納手段とを有するものであ
る。
【0016】
【作用】本発明は、所定の文字コードデータに対応する
表示アドレスのうちの所定の表示アドレスと、表示用の
文字コードデータのうちの第1の文字コードデータとが
対応している第1のテーブルと、所定の表示アドレス以
外の表示アドレスと、表示用の文字コードデータのうち
の第2の文字コードデータとが対応している第2のテー
ブルとを、1つのテーブル格納手段に格納してあるの
で、火災動作時等に表示するために行うデータ処理に先
だつ文字コードデータの読取動作が容易である。
【0017】また、上記他の発明は、火災受信機が電源
立ち上げ時に、所定の表示アドレスと表示用の文字コー
ドデータとが対応しているテーブルを第4のテーブル格
納手段から読み出し、この第4のテーブル格納手段から
読み出された表示アドレスに対応する所定の文字コード
データを送出するデータ送出手段から送出し、複数の火
災表示機は、受信手段を介して受信した上記表示アドレ
スに対応する所定の文字コードデータを第5のテーブル
格納手段に格納するので、火災発生時に、火災受信機が
表示アドレスを送出するだけで、各火災表示機に必要な
表示を行わせることができ、また、各火災表示機にデー
タを設定する必要がないので、火災表示機に表示すべき
文字を変更する作業が容易である。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である火災報知設
備1を示すブロック図である。
【0019】火災報知設備1において、所定の火災情報
を文字で表示する火災表示機(R型表示機)R1、R
2、R3、……が、表示機用信号線LR を介して、火災
受信機REに互いに並列に接続され、また、火災受信機
REには、監視制御器用信号線LW を介して火災感知器
SE1、SE2、SE3、……が接続されている。
【0020】火災受信機REは、火災受信機REの全体
を制御するMPU(マイクロプロセッサ)11と、火災
受信機REの全体を制御するプログラムを格納するRO
M12と、RAM13と、EEPROM14と、操作用
のキー15と、信号処理回路18によって制御される液
晶ディスプレイであるLCD16と、信号処理回路18
によって制御される火災表示機や試験表示灯等の状態表
示を行う複数の発光ダイオードLED17と、テンキー
や復旧スイッチ、音響停止スイッチ等各種スイッチを有
するキー15からの信号を処理し、LCD16、LED
17へ送る信号を予め処理するとともに、所定の文字コ
ードデータをパターンデータに変換する信号処理回路1
8と、火災感知器SE1〜SE3との間で送受信する送
受信回路TRX1と、火災表示機R1〜R3との間で送
受信する送受信回路TRX2とを有する。
【0021】ROM12には、火災報知設備として必要
な所定のプログラムを格納するプログラム領域121と
固定文字領域122とが具備され、EEPROM14に
は、端末マップ等の物件毎に必要なデータが設定される
データベース領域141と個別文字領域142とが具備
されている。ROM12の固定文字領域122には、火
災感知器等の通常の種別に対応する表示アドレスと文字
コードデータ(固定文字コードデータ)とが対応する第
1のテーブルが格納され、EEPROM14の個別文字
領域142には、防犯扉等の特殊な種別に対応する表示
アドレスと文字コードデータ(個別文字コードデータ)
とが対応する第2のテーブルが格納されている。
【0022】RAM13は、種々のデータを格納するデ
ータベース領域131と、固定文字領域132と、個別
文字領域133とを有する。固定文字領域132には、
上記固定文字領域122と同じく、火災感知器等の通常
の種別に対応する表示アドレスと文字コードデータ(固
定文字コードデータ)とが対応する第1のテーブルが格
納され、個別文字領域133には、個別文字領域142
と同じく、防犯扉等の特殊な種別に対応する表示アドレ
スと文字コードデータ(個別文字コードデータ)とが対
応する第2のテーブルが格納されている。つまり、RA
M13には、第1のテーブルと第2のテーブルとが格納
されている。
【0023】火災表示機R1は、火災表示機R1の全体
を制御するMPU(マイクロプロセッサ)21と、図2
に示すフローチャートのプログラムをプログラム領域2
21に格納するROM22と、RAM23と、火災表示
機R1の自己アドレスを格納してあるROM24と、E
EPROM25と、テンキーや復旧スイッチ、音響停止
スイッチ等各種スイッチを有するキー25aと、信号処
理回路28によって制御される液晶ディスプレイである
LCD26と、信号処理回路28によって制御される火
災表示機や試験表示灯等の状態表示を行う複数の発光ダ
イオードLED27と、キー25aからの信号を処理
し、LCD26、LED27へ送る信号を予め処理する
とともに、所定の文字コードデータをパターンデータに
変換する信号処理回路28とを有する。
【0024】ROM22の固定文字領域222には、火
災感知器等の通常の種別に対応する表示アドレスと文字
コードデータ(固定文字コードデータ)とが対応する第
1のテーブルが格納され、EEPROM25の個別文字
領域252には、防犯扉等の特殊な種別に対応する表示
アドレスと文字コードデータ(個別文字コードデータ)
とが対応する第2のテーブルが格納されている。
【0025】RAM23は、種々のデータを格納するデ
ータベース領域231と、固定文字領域232と、個別
文字領域233とを有する。固定文字領域232には、
上記固定文字領域222と同じく、火災感知器等の通常
の種別に対応する表示アドレスと文字コードデータ(固
定文字コードデータ)とが対応する第1のテーブルが格
納され、個別文字領域233には、個別文字領域252
と同じく、防犯扉等の特殊な種別に対応する表示アドレ
スと文字コードデータ(個別文字コードデータ)とが対
応する第2のテーブルが格納されている。つまり、RA
M23には、第1のテーブルと第2のテーブルとが格納
されている。
【0026】すなわち、送受信回路TRX3は、所定の
文字コードデータに対応する表示アドレスを受信する受
信手段の例であり、固定文字領域222は、表示アドレ
スのうちの所定の表示アドレスと、表示用の文字コード
データのうちの第1の文字コードデータとが対応してい
る第1のテーブルを格納する不揮発性の第1のテーブル
格納手段の例である。個別文字領域252は、所定の表
示アドレス以外の表示アドレスと、表示用の文字コード
データのうちの第2の文字コードデータとが対応してい
る第2のテーブルを格納する書き換え可能な不揮発性の
第2のテーブル格納手段の例である。RAM23は、第
1のテーブルと第2のテーブルとを格納する書き換え可
能な第3のテーブル格納手段の例である。信号処理回路
28は、第3のテーブル格納手段から読み出された第1
の文字コードデータまたは第2の文字コードデータに基
づいてパターンデータを出力するパターンデータ出力手
段の例である。
【0027】また、火災受信機REの固定文字領域13
2や個別文字領域133は、表示アドレスに文字コード
データを対応させたテーブルを格納する不揮発性の第4
のテーブル格納手段の一例であって、送受信回路TRX
2は、データ送出手段の一例である。そして、火災表示
機R1のRAM23は、表示アドレスに対応する所定の
文字コードデータを格納する書き換え可能な第5のテー
ブル格納手段の一例であり、送受信回路TRX3は、受
信手段の一例である。
【0028】さらに、上記実施例は、火災表示機の電源
立ち上げ時に、受信手段を介して、第1のテーブルと第
2のテーブルとを火災受信機REから受信し、この受信
した第1のテーブルを第1のテーブル格納手段に格納
し、受信した第2のテーブルを第2のテーブル格納手段
に格納するようになっている。
【0029】また、火災受信機REに着目すると、固定
文字領域122は、表示アドレスのうちの所定の表示ア
ドレスと、表示用の文字コードデータのうちの第1の文
字コードデータとが対応している第1のテーブルを格納
する不揮発性の第1のテーブル格納手段の例であり、個
別文字領域142は、所定の表示アドレス以外の表示ア
ドレスと、表示用の文字コードデータのうちの第2の文
字コードデータとが対応している第2のテーブルを格納
する書き換え可能な不揮発性の第2のテーブル格納手段
である。RAM13は、第1のテーブルと第2のテーブ
ルとを格納する書き換え可能な第3のテーブル格納手段
の例であり、信号処理回路18は、第3のテーブル格納
手段から読み出された第1の文字コードデータまたは第
2の文字コードデータに基づいてパターンデータを出力
するパターンデータ出力手段の例である。送受信回路T
RX2は、第3のテーブル格納手段から読み出された第
1の文字コードデータと第2の文字コードデータとを、
所定の火災表示機に送出するデータ送出手段の例であ
る。
【0030】火災表示機R2、R3の構成も、火災表示
機R1の上記構成と同様である。
【0031】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0032】図2は、上記実施例における火災表示機R
1の動作を示すフローチャートである。
【0033】まず、火災受信機REから伝送信号を受け
(S1)、それが応答命令であれば(S2)、応答信号
を送出する(S3)。
【0034】受信した伝送信号が応答命令でなく(S
2)、表示命令であれば(S4)、その表示命令中の表
示アドレスに応じた固定文字コードデータ、個別文字コ
ードデータをRAM23から読み出す(S5)。つま
り、表示命令中の表示アドレスが固定文字に関するもの
であれば、固定文字領域232中の第1のテーブルを参
照して該当する固定文字コードデータを読み出し、表示
命令中の表示アドレスが個別文字に関するものであれ
ば、個別文字領域233中の第2のテーブルを参照して
該当する個別文字コードデータを読み出す。そして、読
み出された文字コードデータを信号処理回路28でパタ
ーンデータに変換し(S6)、この変換されたパターン
データに基づく文字をLCD26で表示する(S7)。
【0035】上記実施例においては、固定文字に関する
表示アドレスも、個別文字に関する表示アドレスも、同
一の記憶手段(RAM23)に格納されているテーブル
を使用できるので、火災動作時等に表示するために行う
データ処理に先だつ文字コードデータの読取動作が容易
である。
【0036】また、火災受信機REから受信した伝送信
号が表示命令でなく(S4)、設定命令であれば(S1
1)、火災受信機REのRAM13に格納されている第
1のテーブル、第2のテーブルを火災受信機REから受
信し、RAM23に格納する。つまり、RAM23の固
定文字領域232に、表示アドレスと固定文字コードデ
ータとの第1のテーブルを格納し、RAM23の個別文
字領域233に、表示アドレスと個別コードデータとの
第2のテーブルを格納する(S12)。すなわち、同一
の記憶手段(RAM23)に第1のテーブルと第2のテ
ーブルとを格納する。
【0037】この設定命令は、火災表示機の電源の立ち
上げ時に、火災受信機REが火災表示機R1、R2、R
3、……に送出されるが、電源が立ち上がった後でも、
火災表示機R1、R2、R3、……に表示すべき文字を
変更する場合には、火災受信機REが、火災表示機R
1、R2、R3、……に上記設定命令を送出し、これと
ともに、火災受信機REのRAM13に格納されている
第1のテーブル、第2のテーブルを、火災表示機R1、
R2、R3、……に送出する。したがって、上記実施例
では、火災表示機に表示すべき文字を変更する場合、火
災受信機REにおけるRAM13のみを変更し、その
後、設定命令とともに、RAM13に格納されている第
1のテーブル、第2のテーブルを送出すれば足り、火災
表示機R1、R2、R2、……におけるROM等を個々
に変更する必要がないので、その表示すべき文字の変更
作業が容易である。
【0038】なお、表示命令でなく(S4)、設定命令
でもなければ(S11)、その他の命令に基づく処理を
行う(S13)。また、伝送信号を受信していないとき
に所定のタイミングが到来した場合(たとえば3秒タイ
マが3秒間をカウントした場合)(S21)、キー25
aから入力されていた信号を読み込み、RAM23へ格
納し(S22)、以後の応答信号送出時に備える。
【0039】火災表示機R2、R3の動作も、火災表示
機R1の上記動作と同様である。
【0040】上記説明は、火災表示機についてのもので
あるが、火災受信機REにも、上記説明が当てはまる。
つまり、火災受信機REのLCD16で文字を表示し、
この場合、固定文字に関する表示アドレスも、個別文字
に関する表示アドレスも、同一の記憶手段(RAM1
3)に格納されているテーブルを使用できるので、火災
動作時等に表示するために行うデータ処理に先だつ文字
コードデータの読取動作が容易である。
【0041】なお、EEPROM25に、表示または非
表示に関する情報を格納し、火災表示機ごとに、表示内
容を選択するようにすることも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、従来は互いに別の部分
に格納されていた固定文字コードデータの第1のテーブ
ルと個別文字コードデータの第2のテーブルとを、1つ
の格納領域に格納しているので、火災動作時等に、固定
文字コードデータと個別文字コードデータとを読み出す
動作が簡素になるという効果を奏する。
【0043】また、他の発明によれば、火災発生時に、
火災受信機が表示アドレスを送出するだけで、各火災表
示機に必要な表示を行わせることができ、また、各火災
表示機にデータを設定する必要がないので、設置や変更
が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である火災報知設備1を示す
ブロック図である。
【図2】上記実施例における火災表示機R1の動作を示
すフローチャートである。
【図3】従来の火災報知設備1aを示すブロック図であ
る。
【図4】従来の火災報知設備1aにおける火災表示機R
1aの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 RE…火災受信機、 12…ROM、 122…第1のテーブル格納手段としての固定文字領
域、 13…第3のテーブル格納手段としてのRAM、 132…固定文字領域、 133個別文字領域、 14…EEPROM、 142…第2のテーブル格納手段としての個別文字領
域、 R1、R2、R3…火災表示機、 22…ROM、 222…第1のテーブル格納手段としての固定文字領
域、 23…第3のテーブル格納手段としてのRAM、 232…固定文字領域、 233…個別文字領域、 25…EEPROM、 252…第2のテーブル格納手段としての個別文字領
域。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の表示アドレスに基づいて表示部に
    文字表示を行う火災報知設備における表示装置におい
    て、 上記表示アドレスのうちの所定の表示アドレスと、表示
    用の文字コードデータのうちの第1の文字コードデータ
    とが対応している第1のテーブルを格納する不揮発性の
    第1のテーブル格納手段と;上記所定の表示アドレス以
    外の表示アドレスと、上記表示用の文字コードデータの
    うちの第2の文字コードデータとが対応している第2の
    テーブルを格納する不揮発性の第2のテーブル格納手段
    と;上記第1のテーブルと上記第2のテーブルとを一体
    に格納する書き換え可能な第3のテーブル格納手段と;
    上記第3のテーブル格納手段から上記所定の表示アドレ
    スに基づく上記第1の文字コードデータまたは上記第2
    の文字コードデータをパターンデータに変換して出力す
    るパターンデータ出力手段と;を有することを特徴とす
    る火災報知設備の表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記表示装置は、上記表示アドレスに対応する所定の文
    字コードデータを受信する受信手段を有し、 上記受信手段を介して、上記第1のテーブルと上記第2
    のテーブルとを受信し、この受信した上記第1のテーブ
    ルと上記第2のテーブルとを上記第3のテーブル格納手
    段に格納することを特徴とする火災報知設備の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記表示装置は、信号線を介して火災受信機に接続され
    ている複数の火災表示機であることを特徴とする火災報
    知設備の表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記表示装置は、上記表示アドレスに対応する所定の文
    字コードデータを送出するデータ送出手段を有し、上記
    表示装置の電源立ち上げ時に、上記第3のテーブル格納
    手段から読み出された上記第1のテーブルと上記第2の
    テーブルとを上記データ送出手段を介して送出するもの
    であることを特徴とする火災報知設備の表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項4にお
    いて、 上記表示装置は、複数の火災表示機が信号線を介して接
    続されている受信機であることを特徴とする火災報知設
    備の表示装置。
  6. 【請求項6】 複数の火災表示機が信号線を介して火災
    受信機に接続される火災報知設備において、 上記火災受信機は、所定の表示アドレスと表示用の文字
    コードデータとが対応しているテーブルを格納する不揮
    発性の第4のテーブル格納手段と、上記第4のテーブル
    格納手段から読み出された上記表示アドレスに対応する
    所定の文字コードデータを送出するデータ送出手段とを
    有するものであり、 上記複数の火災表示機は、上記表示アドレスに対応する
    所定の文字コードデータを受信する受信手段と、上記受
    信手段を介して受信した上記表示アドレスに対応する所
    定の文字コードデータを格納する書き換え可能な第5の
    テーブル格納手段とを有するものであることを特徴とす
    る火災報知設備。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記火災受信機は、電源立ち上げ時に、上記第4のテー
    ブル格納手段から読み出された上記表示アドレスに対応
    する所定の文字コードデータを上記データ送出手段から
    送出するものであり、上記複数の火災表示機は、上記受
    信手段を介して受信した上記表示アドレスに対応する所
    定の文字コードデータを上記第5のテーブル格納手段に
    格納するものであることを特徴とする火災報知設備。
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