JP3365698B2 - トナー回収装置 - Google Patents
トナー回収装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法により画像
を形成する複写機やプリンタ等において、像担持体に残
るトナーを回収するトナー回収装置に関する。
を形成する複写機やプリンタ等において、像担持体に残
るトナーを回収するトナー回収装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トナーの色毎に分けられた複数の
現像器を備えた複写機やプリンタ等において、像担持体
に残るトナーを回収して再使用するものとして次のよう
な提案がなされている。
現像器を備えた複写機やプリンタ等において、像担持体
に残るトナーを回収して再使用するものとして次のよう
な提案がなされている。
【０００３】実開昭５８−１１３０６１号公報、実開昭
５８−１１５７６３号公報、実開昭５８−１１５７６４
号公報には、色毎に極性の異なるトナーを用いること
で、回収されたトナーを電気的に分離することが記載さ
れている。また、実開昭５８−１８０５６６号公報に
は、２色のトナーの内の一方に光導電性トナーを用い、
その光導電性を利用して回収されたトナーを分離するこ
とが記載されている。さらに、実開昭５８−１３０３７
３号公報には、黒色トナー及びカラートナーの一方に磁
性トナーを用い、他方に非磁性トナーを用い、磁気的に
トナーを分離回収することが記載されている。さらに、
特開平５−１６５３８０号公報には、色別に設けた複数
の回収トナー搬送路にトナーを回収して再使用し、或い
は、黒トナーのみを再使用しカラートナーを廃棄するこ
とが記載されている。
５８−１１５７６３号公報、実開昭５８−１１５７６４
号公報には、色毎に極性の異なるトナーを用いること
で、回収されたトナーを電気的に分離することが記載さ
れている。また、実開昭５８−１８０５６６号公報に
は、２色のトナーの内の一方に光導電性トナーを用い、
その光導電性を利用して回収されたトナーを分離するこ
とが記載されている。さらに、実開昭５８−１３０３７
３号公報には、黒色トナー及びカラートナーの一方に磁
性トナーを用い、他方に非磁性トナーを用い、磁気的に
トナーを分離回収することが記載されている。さらに、
特開平５−１６５３８０号公報には、色別に設けた複数
の回収トナー搬送路にトナーを回収して再使用し、或い
は、黒トナーのみを再使用しカラートナーを廃棄するこ
とが記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、異なる
性質をもつトナーを分離することは物理的に難しい問題
があり、カラートナーに黒色トナーが少量でも混入する
と色が濁り、２色以上の異なるトナーが混ざったまま再
使用すると、混色や地肌汚れ等の原因となる。また、色
別に複数の回収トナー搬送路を設けることは、トナー回
収容器装置の構造が複雑化し、また大型化するという問
題がある。
性質をもつトナーを分離することは物理的に難しい問題
があり、カラートナーに黒色トナーが少量でも混入する
と色が濁り、２色以上の異なるトナーが混ざったまま再
使用すると、混色や地肌汚れ等の原因となる。また、色
別に複数の回収トナー搬送路を設けることは、トナー回
収容器装置の構造が複雑化し、また大型化するという問
題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
像担持体の外周から払拭されたトナーを溜めるトナー回
収容器と、使用頻度の少ない色のトナー及び混色トナー
を収容する廃トナー容器と、排出側が特定の現像器に接
続された現像トナー搬送路と、前記トナー回収容器の底
部に形成された回収トナー搬送路に沿って設けられて一
端が前記トナー回収容器の外側まで突出する回転自在の
トナー搬送部材と、このトナー搬送部材の突出した部分
の周囲を囲繞するように前記トナー回収容器の側面に回
転自在に保持されて前記回収トナー搬送路に常時接続さ
れ、回転動作に応じて前記廃トナー容器の入口又は前記
現像トナー搬送路の入口に選択的に接続される排出口が
外周に形成された円筒形のトナー搬送経路切替部とを備
えたトナー回収装置である。
像担持体の外周から払拭されたトナーを溜めるトナー回
収容器と、使用頻度の少ない色のトナー及び混色トナー
を収容する廃トナー容器と、排出側が特定の現像器に接
続された現像トナー搬送路と、前記トナー回収容器の底
部に形成された回収トナー搬送路に沿って設けられて一
端が前記トナー回収容器の外側まで突出する回転自在の
トナー搬送部材と、このトナー搬送部材の突出した部分
の周囲を囲繞するように前記トナー回収容器の側面に回
転自在に保持されて前記回収トナー搬送路に常時接続さ
れ、回転動作に応じて前記廃トナー容器の入口又は前記
現像トナー搬送路の入口に選択的に接続される排出口が
外周に形成された円筒形のトナー搬送経路切替部とを備
えたトナー回収装置である。
【０００６】請求項２記載の発明は、請求項１記載のト
ナー回収装置において、前記回収トナー搬送路に対する
前記トナー搬送部材の接触部分又は前記トナー搬送部材
に対する前記回収トナー搬送路の接触部分の少なくとも
一方を弾性体により形成したトナー回収装置である。
ナー回収装置において、前記回収トナー搬送路に対する
前記トナー搬送部材の接触部分又は前記トナー搬送部材
に対する前記回収トナー搬送路の接触部分の少なくとも
一方を弾性体により形成したトナー回収装置である。
【０００７】
【作用】請求項１記載の発明によれば、トナー搬送経路
切替部の切替動作により、トナー回収容器の回収トナー
搬送路が、現像トナー搬送路を介して特定の現像器に接
続され、或いは、廃トナー容器に接続される。
切替部の切替動作により、トナー回収容器の回収トナー
搬送路が、現像トナー搬送路を介して特定の現像器に接
続され、或いは、廃トナー容器に接続される。
【０００８】請求項２記載の発明によれば、トナー搬送
経路切替部の切替動作により、トナー回収容器の回収ト
ナー搬送路が、現像トナー搬送路を介して特定の現像器
に接続され、或いは、廃トナー容器に接続される。ま
た、回収トナー搬送路とトナー搬送部材との隙間を無く
した状態でトナー回収容器のトナーを排出することが可
能となる。
経路切替部の切替動作により、トナー回収容器の回収ト
ナー搬送路が、現像トナー搬送路を介して特定の現像器
に接続され、或いは、廃トナー容器に接続される。ま
た、回収トナー搬送路とトナー搬送部材との隙間を無く
した状態でトナー回収容器のトナーを排出することが可
能となる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。１は像担持体としての感光体で、この感光体１の周
囲には、第１の帯電器２、第１の露光器３、第１の現像
器４、第２の帯電器５、第２の露光器６、第２の現像器
７、転写器８、感光体１の外周に接触されたクリーニン
グブレード９を有するトナー回収容器１０、イレーサ１
１等が順次配列されている。
る。１は像担持体としての感光体で、この感光体１の周
囲には、第１の帯電器２、第１の露光器３、第１の現像
器４、第２の帯電器５、第２の露光器６、第２の現像器
７、転写器８、感光体１の外周に接触されたクリーニン
グブレード９を有するトナー回収容器１０、イレーサ１
１等が順次配列されている。
【００１０】前記第１、第２の帯電器２，５は、前記感
光体１の外周に均一な電荷を与えて感光体１の外周を帯
電させる。前記第１，第２の露光器３，６は、感光体１
の帯電された部分に画像信号に対応する光を照射するこ
とにより静電潜像を形成する。この場合、第１，第２の
露光器３，６は、レーザーダイオードから発光されたビ
ームをポリゴンミラーにより走査する偏向走査型の露光
器、ＬＥＤ等の発光素子或いは液晶シャッタを感光体１
の軸方向に配列したライン型の露光器の何れかが用いら
れている。前記第１，第２の現像器４，７は、感光体１
上の静電潜像を異なる色のトナーにより現像する。本実
施例では、第１の現像器４は黒色トナーを用いて黒色の
画像を形成し、第２の現像器７は赤色トナーを用いて赤
色画像を形成するが、印字データによって黒の単色画
像、赤の単色画像、２色画像を選択的に形成する。前記
転写器８は、感光体１の回転運動に同期して給紙される
転写紙（図示せず）に感光体１上のトナー画像を転写す
る。この転写紙上の転写画像は定着ローラ（図示せず）
により定着される。一方、クリーニングブレード９は、
転写時に感光体１に残るトナーを払拭する。そして、イ
レーサ１１は、次の画像形成のために感光体１の電荷を
除電する。
光体１の外周に均一な電荷を与えて感光体１の外周を帯
電させる。前記第１，第２の露光器３，６は、感光体１
の帯電された部分に画像信号に対応する光を照射するこ
とにより静電潜像を形成する。この場合、第１，第２の
露光器３，６は、レーザーダイオードから発光されたビ
ームをポリゴンミラーにより走査する偏向走査型の露光
器、ＬＥＤ等の発光素子或いは液晶シャッタを感光体１
の軸方向に配列したライン型の露光器の何れかが用いら
れている。前記第１，第２の現像器４，７は、感光体１
上の静電潜像を異なる色のトナーにより現像する。本実
施例では、第１の現像器４は黒色トナーを用いて黒色の
画像を形成し、第２の現像器７は赤色トナーを用いて赤
色画像を形成するが、印字データによって黒の単色画
像、赤の単色画像、２色画像を選択的に形成する。前記
転写器８は、感光体１の回転運動に同期して給紙される
転写紙（図示せず）に感光体１上のトナー画像を転写す
る。この転写紙上の転写画像は定着ローラ（図示せず）
により定着される。一方、クリーニングブレード９は、
転写時に感光体１に残るトナーを払拭する。そして、イ
レーサ１１は、次の画像形成のために感光体１の電荷を
除電する。
【００１１】前記トナー回収容器１０の底部には、前記
クリーニングブレード９と平行にトナー搬送部材（スク
リュー）１２が回転自在に設けられている。また、トナ
ー回収容器１０の一側は、その下方に配置された廃トナ
ー容器１３又は現像トナー搬送路１４に選択的に接続さ
れるように構成され、この現像トナー搬送路１４は、特
定の現像器としての前記第１の現像器４に接続されてい
る。
クリーニングブレード９と平行にトナー搬送部材（スク
リュー）１２が回転自在に設けられている。また、トナ
ー回収容器１０の一側は、その下方に配置された廃トナ
ー容器１３又は現像トナー搬送路１４に選択的に接続さ
れるように構成され、この現像トナー搬送路１４は、特
定の現像器としての前記第１の現像器４に接続されてい
る。
【００１２】図１に示すように、前記トナー搬送部材１
２は、前記トナー回収容器１０の底面に形成された回収
トナー搬送路１５に沿って設けられている。そして、回
収トナー搬送路１５に対するトナー搬送部材１２の接触
部分又はトナー搬送部材１２に対する回収トナー搬送路
１５の接触部分の少なくとも一方は弾性体により形成さ
れている。また、トナー搬送部材１２の一端はトナー回
収容器１０の外側まで突出され、その突出された部分
は、トナー回収容器１０の側面に回転自在に保持された
円筒形のトナー搬送経路切替部１６により周囲が囲繞さ
れている。このトナー搬送経路切替部１６の一端には、
トナー回収容器１０の回収トナー搬送路１５の排出側に
接続された接続口１７が形成され、外周には前記廃トナ
ー容器１３の入口１８又は前記現像トナー搬送路１４の
入口側に選択的に接続される排出口１９が形成され、他
端の中心にはモータ（図示せず）に連結される軸２０が
形成されている。さらに、回収トナー搬送路１５の端部
には、トナーをトナー搬送経路切替部１６に効率良く導
くために円筒形のガイド１５ａが形成されている。
２は、前記トナー回収容器１０の底面に形成された回収
トナー搬送路１５に沿って設けられている。そして、回
収トナー搬送路１５に対するトナー搬送部材１２の接触
部分又はトナー搬送部材１２に対する回収トナー搬送路
１５の接触部分の少なくとも一方は弾性体により形成さ
れている。また、トナー搬送部材１２の一端はトナー回
収容器１０の外側まで突出され、その突出された部分
は、トナー回収容器１０の側面に回転自在に保持された
円筒形のトナー搬送経路切替部１６により周囲が囲繞さ
れている。このトナー搬送経路切替部１６の一端には、
トナー回収容器１０の回収トナー搬送路１５の排出側に
接続された接続口１７が形成され、外周には前記廃トナ
ー容器１３の入口１８又は前記現像トナー搬送路１４の
入口側に選択的に接続される排出口１９が形成され、他
端の中心にはモータ（図示せず）に連結される軸２０が
形成されている。さらに、回収トナー搬送路１５の端部
には、トナーをトナー搬送経路切替部１６に効率良く導
くために円筒形のガイド１５ａが形成されている。
【００１３】前記現像トナー搬送路１４は、図２に示す
ように、トナー搬送経路切替部１６の軸心と直交する方
向に延出され、その先の排出側は前記第１の現像器４に
接続されている。なお、現像トナー搬送路１４はパイプ
状に形成され、内部にはトナー搬送部材１２と同様のト
ナー搬送部材（図示せず）が設けられている。
ように、トナー搬送経路切替部１６の軸心と直交する方
向に延出され、その先の排出側は前記第１の現像器４に
接続されている。なお、現像トナー搬送路１４はパイプ
状に形成され、内部にはトナー搬送部材１２と同様のト
ナー搬送部材（図示せず）が設けられている。
【００１４】さらに、トナー搬送経路切替部１６とは反
対側のトナー搬送部材１２の端部は、トナー回収容器１
０の側面から突出され、その突出部分は、図示しない
が、搬送速度変更手段により回転数が制御されるモータ
が連結されている。この搬送速度変更手段は、赤の単色
画像及び２色画像形成モード（トナー回収容器１０のト
ナーを廃トナー容器１３に収納するモード）が設定され
た場合にはモータの回転数を基準値より高め、黒の単色
画像形成モード（トナー回収容器１０のトナーを第１の
現像器４に戻すモード）が設定された場合にはモータを
基準回転数で駆動するように制御するように構成されて
いる。
対側のトナー搬送部材１２の端部は、トナー回収容器１
０の側面から突出され、その突出部分は、図示しない
が、搬送速度変更手段により回転数が制御されるモータ
が連結されている。この搬送速度変更手段は、赤の単色
画像及び２色画像形成モード（トナー回収容器１０のト
ナーを廃トナー容器１３に収納するモード）が設定され
た場合にはモータの回転数を基準値より高め、黒の単色
画像形成モード（トナー回収容器１０のトナーを第１の
現像器４に戻すモード）が設定された場合にはモータを
基準回転数で駆動するように制御するように構成されて
いる。
【００１５】このような構成において、転送される画像
信号に応じて、黒の単色画像形成、赤の単色画像形成、
２色画像形成のモードが自動的に設定される。黒の単色
画像形成モードの場合には、トナー搬送経路切替部１６
はその排出口１９が現像トナー搬送路１４に接続される
位置に駆動され、トナー搬送部材１２は基準回転数で回
転するモータにより比較的低速で駆動される。これによ
り、感光体１からクリーニングブレード９により払拭さ
れたトナーは、トナー搬送部材１２により回収トナー搬
送路１５の一端に向けて送られ、トナー搬送経路切替部
１６の排出口１９から排出され、現像トナー搬送路１４
により第１の現像器４に戻される。
信号に応じて、黒の単色画像形成、赤の単色画像形成、
２色画像形成のモードが自動的に設定される。黒の単色
画像形成モードの場合には、トナー搬送経路切替部１６
はその排出口１９が現像トナー搬送路１４に接続される
位置に駆動され、トナー搬送部材１２は基準回転数で回
転するモータにより比較的低速で駆動される。これによ
り、感光体１からクリーニングブレード９により払拭さ
れたトナーは、トナー搬送部材１２により回収トナー搬
送路１５の一端に向けて送られ、トナー搬送経路切替部
１６の排出口１９から排出され、現像トナー搬送路１４
により第１の現像器４に戻される。
【００１６】赤の単色画像及び２色画像モードの場合に
は、トナー搬送経路切替部１６はその排出口１９が廃ト
ナー容器１３の入口１８に接続される位置に駆動され、
トナー搬送部材１２は基準回転数より高速で回転するモ
ータにより高速で駆動される。これにより、感光体１か
らクリーニングブレード９により払拭されたトナーは、
トナー搬送部材１２により回収トナー搬送路１５の一端
に向けて送られ、トナー搬送経路切替部１６の排出口１
９から廃トナー容器１３に排出される。この場合、赤ト
ナーや、２色混合トナーは、高速で駆動されるトナー搬
送部材１２により搬送されるため、回収トナー搬送路１
５に停滞することなく速やかに排出される。
は、トナー搬送経路切替部１６はその排出口１９が廃ト
ナー容器１３の入口１８に接続される位置に駆動され、
トナー搬送部材１２は基準回転数より高速で回転するモ
ータにより高速で駆動される。これにより、感光体１か
らクリーニングブレード９により払拭されたトナーは、
トナー搬送部材１２により回収トナー搬送路１５の一端
に向けて送られ、トナー搬送経路切替部１６の排出口１
９から廃トナー容器１３に排出される。この場合、赤ト
ナーや、２色混合トナーは、高速で駆動されるトナー搬
送部材１２により搬送されるため、回収トナー搬送路１
５に停滞することなく速やかに排出される。
【００１７】前述のように、黒の単色画像に際しては、
トナーを色別に分離することなく、使用頻度の高い黒ト
ナーを効率よく回収することができる。また、トナー回
収容器１０に形成した一つの回収トナー搬送路１５で全
てのトナーを搬送するため、トナー回収容器１０の構造
を簡略化することができる。
トナーを色別に分離することなく、使用頻度の高い黒ト
ナーを効率よく回収することができる。また、トナー回
収容器１０に形成した一つの回収トナー搬送路１５で全
てのトナーを搬送するため、トナー回収容器１０の構造
を簡略化することができる。
【００１８】さらに、回収トナー搬送路１５に対するト
ナー搬送部材１２の接触部分又はトナー搬送部材１２に
対する回収トナー搬送路１５の接触部分の少なくとも一
方を弾性体で形成することにより、回収トナー搬送路１
５とトナー搬送部材１２との隙間を無くした状態でトナ
ー回収容器１０のトナーを効率よく排出することができ
る。
ナー搬送部材１２の接触部分又はトナー搬送部材１２に
対する回収トナー搬送路１５の接触部分の少なくとも一
方を弾性体で形成することにより、回収トナー搬送路１
５とトナー搬送部材１２との隙間を無くした状態でトナ
ー回収容器１０のトナーを効率よく排出することができ
る。
【００１９】なお、３色以上の画像を形成する場合に
は、帯電器、露光器、現像器をそれぞれ増える色数に応
じて増設すればよい。この場合、黒の単色画像を形成す
る場合にのみ、回収したトナーを第１の現像器４に戻
し、他の色の単色画像及び多色画像を形成する場合は、
クリーニングブレード９で払拭したトナーを全て廃トナ
ー容器１３に搬送する。
は、帯電器、露光器、現像器をそれぞれ増える色数に応
じて増設すればよい。この場合、黒の単色画像を形成す
る場合にのみ、回収したトナーを第１の現像器４に戻
し、他の色の単色画像及び多色画像を形成する場合は、
クリーニングブレード９で払拭したトナーを全て廃トナ
ー容器１３に搬送する。
【００２０】また、各色の現像器の配置は任意であり、
前記実施例における第１，第２の現像器４，７の位置を
入れ替えても差し支えない。この場合には、現像トナー
搬送路１４の位置や経路も第１の現像器４に接続するよ
うに変更する。
前記実施例における第１，第２の現像器４，７の位置を
入れ替えても差し支えない。この場合には、現像トナー
搬送路１４の位置や経路も第１の現像器４に接続するよ
うに変更する。
【００２１】
【発明の効果】請求項１記載の発明は、トナー回収容器
の底部に形成された回収トナー搬送路に沿って回転する
トナー搬送部材を設け、特定の現像器に接続された現像
トナー搬送路と廃トナー容器とに前記回収トナー搬送路
を選択的に接続するトナー搬送経路切替部を設けたの
で、頻度の高い黒の単色画像に際しては、トナー回収容
器の回収トナー搬送路と現像トナー搬送路とをトナー搬
送経路切替部で接続することにより、トナーを色別に分
離することなく、使用頻度の高い黒トナーを効率よく回
収することができる。また、他の色の画像の形成に際し
ては、トナー回収容器の回収トナー搬送路と廃トナー容
器とをトナー搬送経路切替部で接続することにより、ト
ナーを廃トナー容器に排出することができる。さらに、
トナー回収容器に形成した一つの回収トナー搬送路で全
てのトナーを搬送するため、単色の画像形成装置の場合
と同様にトナー回収容器の構造を簡略化することができ
る。
の底部に形成された回収トナー搬送路に沿って回転する
トナー搬送部材を設け、特定の現像器に接続された現像
トナー搬送路と廃トナー容器とに前記回収トナー搬送路
を選択的に接続するトナー搬送経路切替部を設けたの
で、頻度の高い黒の単色画像に際しては、トナー回収容
器の回収トナー搬送路と現像トナー搬送路とをトナー搬
送経路切替部で接続することにより、トナーを色別に分
離することなく、使用頻度の高い黒トナーを効率よく回
収することができる。また、他の色の画像の形成に際し
ては、トナー回収容器の回収トナー搬送路と廃トナー容
器とをトナー搬送経路切替部で接続することにより、ト
ナーを廃トナー容器に排出することができる。さらに、
トナー回収容器に形成した一つの回収トナー搬送路で全
てのトナーを搬送するため、単色の画像形成装置の場合
と同様にトナー回収容器の構造を簡略化することができ
る。
【００２２】請求項２記載の発明は、トナー回収容器の
底部に形成された回収トナー搬送路に沿って回転するト
ナー搬送部材を設け、特定の現像器に接続された現像ト
ナー搬送路と廃トナー容器とに前記回収トナー搬送路を
選択的に接続するトナー搬送経路切替部を設けたので、
頻度の高い黒の単色画像に際しては、トナー回収容器の
回収トナー搬送路と現像トナー搬送路とをトナー搬送経
路切替部で接続することにより、トナーを色別に分離す
ることなく、使用頻度の高い黒トナーを効率よく回収す
ることができる。また、他の色の画像の形成に際して
は、トナー回収容器の回収トナー搬送路と廃トナー容器
とをトナー搬送経路切替部で接続することにより、トナ
ーを廃トナー容器に排出することができる。さらに、回
収トナー搬送路に対するトナー搬送部材の接触部分又は
トナー搬送部材に対する回収トナー搬送路の接触部分の
少なくとも一方を弾性体で形成することにより、回収ト
ナー搬送路とトナー搬送部材との隙間を無くした状態で
トナー回収容器のトナーを効率よく排出することができ
る。さらに、トナー回収容器に形成した一つの回収トナ
ー搬送路で全てのトナーを搬送するため、単色の画像形
成装置の場合と同様にトナー回収容器の構造を簡略化す
ることができる。
底部に形成された回収トナー搬送路に沿って回転するト
ナー搬送部材を設け、特定の現像器に接続された現像ト
ナー搬送路と廃トナー容器とに前記回収トナー搬送路を
選択的に接続するトナー搬送経路切替部を設けたので、
頻度の高い黒の単色画像に際しては、トナー回収容器の
回収トナー搬送路と現像トナー搬送路とをトナー搬送経
路切替部で接続することにより、トナーを色別に分離す
ることなく、使用頻度の高い黒トナーを効率よく回収す
ることができる。また、他の色の画像の形成に際して
は、トナー回収容器の回収トナー搬送路と廃トナー容器
とをトナー搬送経路切替部で接続することにより、トナ
ーを廃トナー容器に排出することができる。さらに、回
収トナー搬送路に対するトナー搬送部材の接触部分又は
トナー搬送部材に対する回収トナー搬送路の接触部分の
少なくとも一方を弾性体で形成することにより、回収ト
ナー搬送路とトナー搬送部材との隙間を無くした状態で
トナー回収容器のトナーを効率よく排出することができ
る。さらに、トナー回収容器に形成した一つの回収トナ
ー搬送路で全てのトナーを搬送するため、単色の画像形
成装置の場合と同様にトナー回収容器の構造を簡略化す
ることができる。
【図１】本発明の一実施例におけるトナー回収容器と廃
トナー容器との接続状態を示す一部の縦断側面図であ
る。
トナー容器との接続状態を示す一部の縦断側面図であ
る。
【図２】トナー回収容器と廃トナー容器との接続状態を
示す一部の分解斜視図である。
示す一部の分解斜視図である。
【図３】全体構成を示す縦断正面図である。
１ 像担持体
４ 現像器
１０ トナー回収容器
１２ トナー搬送部材
１３ 廃トナー容器
１４ 現像トナー搬送路
１５ 回収トナー搬送路
１６ トナー搬送経路切替部
１７ 接続口
１９ 排出口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 沢田 彰
東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株
式会社リコー内
(72)発明者 駒場 厚子
東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株
式会社リコー内
(56)参考文献 特開 平５−241489（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−258276（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−266865（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03G 15/08
G03G 21/10
Claims (2)
- 【請求項１】 像担持体の外周から払拭されたトナーを
溜めるトナー回収容器と、使用頻度の少ない色のトナー
及び混色トナーを収容する廃トナー容器と、排出側が特
定の現像器に接続された現像トナー搬送路と、前記トナ
ー回収容器の底部に形成された回収トナー搬送路に沿っ
て設けられて一端が前記トナー回収容器の外側まで突出
する回転自在のトナー搬送部材と、このトナー搬送部材
の突出した部分の周囲を囲繞するように前記トナー回収
容器の側面に回転自在に保持されて前記回収トナー搬送
路に常時接続され、回転動作に応じて前記廃トナー容器
の入口又は前記現像トナー搬送路の入口に選択的に接続
される排出口が外周に形成された円筒形のトナー搬送経
路切替部とを備えたことを特徴とするトナー回収装置。 - 【請求項２】 前記回収トナー搬送路に対する前記トナ
ー搬送部材の接触部分又は前記トナー搬送部材に対する
前記回収トナー搬送路の接触部分の少なくとも一方を弾
性体により形成したことを特徴とする請求項１記載のト
ナー回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08439795A JP3365698B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | トナー回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08439795A JP3365698B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | トナー回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08286511A JPH08286511A (ja) | 1996-11-01 |
| JP3365698B2 true JP3365698B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=13829453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08439795A Expired - Fee Related JP3365698B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | トナー回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3365698B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100322561B1 (ko) * | 1998-03-10 | 2002-07-02 | 윤종용 | 습식현상기의잉크공급구조체 |
| JP2002365995A (ja) | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP5103883B2 (ja) * | 2006-11-28 | 2012-12-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 回収装置及び画像形成装置 |
| JP5412852B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2014-02-12 | 株式会社リコー | 画像形成装置トナーリサイクル機構 |
| JP5652062B2 (ja) * | 2010-09-02 | 2015-01-14 | コニカミノルタ株式会社 | トナー搬送装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP08439795A patent/JP3365698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08286511A (ja) | 1996-11-01 |
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