JP3365507B2 - 車載用情報表示装置及び情報通信システム - Google Patents

車載用情報表示装置及び情報通信システム

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JP3365507B2
JP3365507B2 JP2001120879A JP2001120879A JP3365507B2 JP 3365507 B2 JP3365507 B2 JP 3365507B2 JP 2001120879 A JP2001120879 A JP 2001120879A JP 2001120879 A JP2001120879 A JP 2001120879A JP 3365507 B2 JP3365507 B2 JP 3365507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在位置及びこれ
に関する情報を表示する車載用情報表示装置とこれを用
いる情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPHS(以下、これらを携帯式
電話と称する)やモデム内蔵の所謂ノート・ブック型パ
ソコン,Palm機等(以下、これらをパーソナルデータ通
信機器と称する)と言ったデータ交信手段たる情報端末
機器を利用者が所持して、使用場所を選ばないデータ交
信が急速に普及しており、時と場所に限定されることな
く他者と気軽にコミュニケーションを取れる環境が整備
されつつある。前記情報端末機器を介するデータの形式
の中心は、現在の処、音声情報や文字情報であるが、や
がては静止画像情報や動画情報等の割合が増加し、ま
た、前記データの内容も種々登場することにより、前記
データに関するサービスの多様化が図られるものと予想
される。
【0003】このような多様化を実現するものとして、
例えば特開平10−13961号公報には、前記情報端
末機器を搭載した各移動端末が、位置情報を検出する位
置情報検出手段と、位置情報を情報センタ(サーバ)へ
送信する位置情報送信手段と、アップロードデータを前
記情報センタへ送信するアップロードデータ送信手段
と、前記情報センタからの情報/サービスを利用する情
報・サービス利用手段とを備え、前記情報センタが、前
記情報/サービスを蓄積する蓄積手段と、前記移動端末
からの前記位置情報を受信して前記蓄積手段内の前記情
報/サービスを検索する検索手段と、アップロードデー
タを前記蓄積手段に蓄積する蓄積制御手段と、前記検索
手段にて検索された前記情報/サービスを前記蓄積手段
から取り出して前記移動端末に送信する情報・サービス
送信手段とを備え、前記移動端末の現在位置を示す地図
情報だけでなく、その地図上の施設等の情報も提供でき
るようにする技術が開示されている。
【0004】斯かる技術によれば、前記情報センタ内に
蓄積されている前記位置情報に関連した前記情報/サー
ビスを前記各移動端末において利用することができると
ともに、前記各移動端末が、前記位置情報に関連した前
記情報/サービスをアップロードデータとして前記情報
センタに提供することにより、前記情報センタ内の前記
情報/サービスを、随時、蓄積・更新して、前記移動端
末が必要とする前記情報/サービスを学習的に前記情報
センタ内に保持させることが可能となり、多種多様な情
報又はサービスに関するニーズに対応することができ
る。
【0005】そして、前記各移動端末は、衛星を利用し
て自己の位置情報を検出するようにすれば、前記情報セ
ンタへ送信すべき前記移動端末の前記位置情報を正確に
検出することができるとともに、前記利用者の情報入力
操作等に対する負荷を軽減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記利
用者が前記情報/サービスを受ける場合には、その都度
前記情報センタと交信する操作が必要であり、斯かる操
作を頻繁に行う場合には非常に煩わしいものとなり、例
えば車輌等の移動体に搭乗しながら使用することは困難
であった。
【0007】この発明は、新規な車載用情報表示装置及
びこれを含む情報通信システムの提供を目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の車載用情報表示装置は、請求項1に記載の
通り、利用者である自己の現在位置に関する自己現在位
置データを求める検出手段と、離れた場所にあるサーバ
と交信することにより前記自己現在位置データを前記サ
ーバへ送信及び地図データを受信してこれら受信したデ
ータと前記自己現在位置データとを合成して表示可能な
表示手段と、少なくとも前記検出手段及び前記表示手段
を制御する制御手段と、前記利用者の操作により前記地
図データの任意の地点にアイコンを配置すると共に前記
アイコンに対して前記現在位置が一定の距離に達したと
きに前記サーバとの間で前記アイコンに設定された処理
を自動的に実行するよう前記制御手段へ指示を与える入
力手段とを有するものである。
【0009】また、請求項2に記載の通り、利用者であ
自己の現在位置に関する自己現在位置データを求める
検出手段と、離れた場所にあるサーバと交信することに
より前記自己現在位置データを前記サーバへ送信並びに
前記自己以外の一人以上の特定の利用者である他者の現
在位置に関する他者現在位置データ及び地図データを受
信してこれら受信したデータと前記自己現在位置データ
とを合成して表示可能な表示手段と、少なくとも前記検
出手段及び前記表示手段を制御する制御手段と、前記利
用者の操作により前記地図データの任意の地点にアイコ
ンを配置すると共に前記アイコンに対して自己及び/又
は他者の前記現在位置が一定の距離に達したときに前記
サーバとの間で前記アイコンに設定された処理を自動的
に実行するよう前記制御手段へ指示を与える入力手段
を有するものである。
【0010】特に、請求項1又は請求項2において請求
項3に記載の通り、前記サーバと交信する手段として公
衆電話回線に接続可能な携帯式電話を用いるものであ
る。
【0011】特に、請求項1又は請求項2において請求
項4に記載の通り、前記サーバと交信する手段として公
衆電話回線に接続可能な携帯式電話を用いると共に、前
記検出手段と、前記表示手段と、前記制御手段と、前記
入力手段とを前記携帯式電話に統合するものである。
【0012】特に、請求項1から請求項4において請求
項5に記載の通り、前記アイコンは、前記処理の実行前
と実行後とで表示形態を異ならせるものである。
【0013】これにより、新規な車載用情報表示装置と
なる。
【0014】前記課題を解決するため、本発明の情報通
信システムは、請求項6に記載の通り、一人以上の利用
者で構成されるグループに関するデータを格納するサー
バと、前記利用者の個々が保持しながら公衆電話回線を
介して前記サーバと交信することにより前記サーバとの
間で所望のデータを送受信すると共に前記データに基づ
いて表示する車載用情報表示装置とから成り、この車載
情報表示装置は、前記利用者である自己の現在位置に
関する自己現在位置データを求める検出手段と、前記サ
ーバと交信するデータ交信手段と、このデータ交信手段
を介して前記自己現在位置データを前記サーバへ送信及
び地図データを受信してこれら受信したデータと前記自
己現在位置データとを合成して表示可能な表示手段と、
少なくとも前記検出手段及び前記表示手段を制御する制
御手段と、前記利用者の操作により前記地図データの任
意の地点にアイコンを配置すると共に前記アイコンに対
して前記現在位置が一定の距離に達したときに前記サー
バとの間で前記アイコンに設定された処理を自動的に実
行するよう前記制御手段へ指示を与える入力手段と、を
有するものである。
【0015】また、請求項7に記載の通り、二人以上の
利用者で構成されるグループに関するデータを格納する
サーバと、前記利用者の個々が保持しながら公衆電話回
線を介して前記サーバと交信することにより前記サーバ
との間で所望のデータを送受信すると共に前記データに
基づいて表示する車載用情報表示装置とから成り、この
車載用情報表示装置は、前記利用者である自己の現在位
置に関する自己現在位置データを求める検出手段と、前
記サーバと交信するデータ交信手段と、このデータ交信
手段を介して前記自己現在位置データを前記サーバへ送
信並びに前記自己以外の一人以上の特定の人物の現在位
置に関する他者現在位置データ及び地図データを受信し
てこれら受信したデータと前記自己現在位置データとを
合成して表示可能な表示手段と、少なくとも前記検出手
段及び前記表示手段を制御する制御手段と、前記利用者
の操作により前記地図データの任意の地点にアイコンを
配置すると共に前記アイコンに対して自己及び/又は他
者の前記現在位置が一定の距離に達したときに前記サー
バとの間で前記アイコンに設定された処理を自動的に実
行するよう前記制御手段へ指示を与える入力手段と、を
有するものである。
【0016】特に、請求項6又は請求項7において請求
項8に記載の通り、前記表示手段における表示は、前記
利用者の操作により前記サーバにおける設定を変更する
ことにより変更されるものである。
【0017】特に、請求項6又は請求項7において請求
に記載の通り、前記表示手段における表示は、前記
利用者が保持する前記車載用情報表示装置の設定を変更
することにより、前記サーバの設定を連動させることに
より変更するものである。
【0018】これにより、新規な車載用情報表示装置を
含む情報通信システムとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示した実施
の形態に基づき説明する。
【0020】図1及び図2は、移動体、例えば車両に搭
載して使用する車載用情報表示装置(以下、単に「情報
表示装置」と言う)100の構成を説明する概略図及び
ブロック図であり、利用者である自己の現在位置に関す
る自己現在位置データを求める検出手段10と、離れた
場所にあるサーバ(後述する)と交信するデータ交信手
段20と、このデータ交信手段20を介して前記自己現
在位置データを前記サーバへ送信及び前記自己以外の一
人以上の特定の利用者である他者の現在位置に関する他
者現在位置データ及び地図データを受信してこれら受信
したデータと前記自己現在位置データとを合成して表示
可能な表示手段30と、少なくとも検出手段10及び表
示手段30を制御する制御手段40と、前記利用者の操
作により前記地図データの任意の地点にアイコンを配置
すると共に前記アイコンに対して自己及び/又は他者の
前記現在位置が一定の距離に達したときに前記サーバと
の間で前記アイコンに設定された処理を自動的に実行す
るよう制御手段40へ指示を与える入力手段50と、を
有している。なお、60は、前記データが音声データで
ある場合に読み上げるスピーカから成る音声出力手段で
あり、専用に用意しても良いし、カーオーディオのスピ
ーカ等と兼用することもできる。
【0021】検出手段10は、例えば本体11はトラン
クルームに収納されて、車外に望むアンテナ12でGP
S衛星200からの緯度,経度,高度等の位置信号を受
信する周知なGPSレシーバであり、自己の現在位置を
測定して自己現在位置データを求めるもので、GPS衛
星200からの信号を利用しないで前記車両の走行に応
じて発生するパルス信号等の前記車両移動情報から前記
自己現在位置データを求めるためのセンサで構成するこ
とも可能であり、また、前記センサと前記GPSレシー
バとを組み合わしても良いが、携帯性を考慮すると前記
GPSレシーバを用いることが望ましい。
【0022】データ交信手段20は、例えば公衆電話回
線300に接続し各種のデータを無線によるパケット通
信で送受信可能な携帯式電話(例えば日本移動通信株式
会社の所謂「iモード」が利用可能な携帯電話)であ
り、離れた場所にある前記サーバと交信することによ
り、前記データを送受信するもので、携帯式電話以外で
あっても良く、例えば有線の電話や前記パーソナルデー
タ通信機器のような前記情報端末機器であっても良い
が、携帯性を考慮すると、前記携帯式電話が望ましい。
また、公衆電話回線300ではなく専用の回線を利用す
ることも可能であるが、コストを考慮すると、公衆電話
回線300を利用することが望ましく、特に、位置情報
を交信するために前記サーバと常時接続する必要がある
ことから、接続時間ではなく利用する前記データの量に
応じて利用料金が課金されるパケット通信が望ましい。
【0023】表示手段30は、例えばカラー液晶表示素
子のような携帯性に優れた表示部材31と、これを駆動
する駆動回路32とからなり、表示部材31は、前記車
両の運転者等の利用者の前方個所に設置されて前記デー
タに基づく所定の表示を、実像又は虚像により行う。
【0024】制御手段40は、例えばマイクロコンピュ
ータから成り所定のプログラムに従い所定の処理、少な
くとも検出手段10による前記自己現在位置データの更
新制御あるいは表示手段30における表示切替等を制御
を行う演算部41と、記憶部42と、入力手段50との
間で信号の授受を行う入出力部43とを有し、記憶部4
2は、例えばROM42aやRAM42bから成り、入
出力部43は、演算部41とデータ交信手段20との間
に位置して信号制御するデジタル入出力部43aと、演
算部41と入力手段50及び音声出力手段60との間に
位置して信号制御するアナログ入出力部43bとを有
し、この入出力部43は、演算部41の内部に取り込ん
で構成することも可能である。
【0025】この制御手段40の記憶部42を構成する
ROM42aやRAM42bは、例えばデータ交信手段
20を介して行われる前記データの送受信時における前
記データの保管や表示手段30の表示部材31で表示す
る内容に応じた画像データを保管する。
【0026】入力手段50は、例えばハンドルの近傍に
設置される操作スイッチ51やマイク52から成り、前
記利用者の操作により、制御手段40がデータ交信手段
20を介して前記サーバと交信したり、表示手段30の
表示部材31における表示を所望のものとするための指
示を行う。なお、操作スイッチ51は、制御手段40の
入出力部43に対して無線、例えば赤外線により信号を
送る構成となっているが、有線であっても構わないし、
音声入力による前記指示を必要としない場合、マイク5
2は不要である。
【0027】図3は、情報表示装置100を含む情報通
信システムの構成を説明する概略図であり、公衆電話回
線300に接続され、情報表示装置100との間で交信
することにより前記データの送受信を行うサーバ400
を有し、このサーバ400には、二人以上の前記利用者
で構成される特定のグループだけが共有してアクセス可
能な専用記憶領域411、サーバ400側が予め用意し
てどのグループでも利用可能な標準記憶領域412とを
有しており、図3の例では、二人の前記利用者で構成さ
れるグループを示しており、このグループの一人は移動
体に搭載して利用する情報表示装置100a、他の一人
は固定で利用する情報表示装置100bを使用すること
で個々公衆電話回線300を介してサーバ400と交信
する場合を示しており、情報表示装置100aと情報表
示装置100bとは、データ交信手段20が、前者は携
帯式電話、後者は固定の有線電話である点に差異を有す
るものの、それらの構成は、図1,図2で示した情報表
示装置100と同じである。
【0028】次に、前述した情報表示装置100及び情
報通信システムについての具体的な使用例を説明する。
なお、以下の説明は、図3に基づいて説明するが、同図
で表われていない符号個所については図1,図2を参照
するものとする。
【0029】二人の前記利用者は、一つの特定グループ
を構成し、前記利用者が個々に情報表示装置100a,
100bを所持している。各利用者は、自己の現在位置
に関する自己現在位置データを検出手段10により求
め、データ交信手段20を用いて公衆電話回線300を
介してサーバ400と交信を行い、前記自己現在位置デ
ータを専用記憶領域411に記憶させるもので、前記自
己現在位置データは所定のタイミングで自動的に更新
(アップロード)されるように制御手段40が制御して
いる。
【0030】また、専用記憶領域411には、前記利用
者の個人情報、例えば名前、愛称、住所、自宅電話番
号、携帯電話番号、電子メールアドレス、行動予定等の
「文字データ」、前記利用者の登録したメッセージ等の
「音声データ」、前記利用者や家族の写真、自宅の写真
等の「静止画像データ」、前記利用者が撮影したムービ
等の「動画データ」といった多くのデータが記憶されて
おり、これらは、前記利用者が入力手段50を操作する
ことにより随時更新される。
【0031】個々の前記利用者は、自分の好きな時点に
入力手段50を操作して、データ交信手段20を用いて
公衆電話回線300を介してサーバ400へ交信(アク
セス)して、前記グループを構成している他の前記利用
者の前記データを専用記憶領域411から自己の情報表
示装置100a,100bの記憶部42に取り込む(ダ
ウンロード)。
【0032】個々の前記利用者がダウンロードする前記
現在位置データには、位置を把握するための地図Aが自
動的に添付されており、この地図Aは、サーバ400の
標準記憶領域412に記憶されている地図データベース
から前記現在位置データに応じて必要個所が選択される
ようになっている。
【0033】これにより、表示手段30の表示部材31
には、図4で示すように、地図Aを背景として、自己現
在位置や他者現在位置等の情報が表示されるのである
が、この時点、あるいは、前もって、前記利用者は表示
部材31の表示デザインを、例えばパソコンの画面を自
分好みにカスタマイズするのと同様に、自由に設定する
もので、この設定のため、サーバ400の管理者によっ
て標準記憶領域412に登録されているユーザーインタ
ーフェース(UI)から好みのものを記憶部42に複写
しておく。このUIには、自己現在位置を示すアイコン
B、他者現在位置を示すアイコンC、自己自宅を示すア
イコンD、他者自宅を示すアイコンE、自己宛電子メー
ル自動受信を行う地点を示すアイコンF、グループの行
動予定を表示する際に利用するアイコンG、前記利用者
個々の前記データを表示する際に利用するアイコンH等
の所定の意味を持たせたアイコンが含まれている。
【0034】しかして、地図A上にアイコンB〜Hが表
現されるUIにより、前記グループの前記利用者の位置
関係等が一目で分かり、表示部材31に現れるカーソル
Iを入力手段50で操作して所定の前記アイコンを選択
(クリック/ダブルクリック)することにより、所定の
作業を行わせることも可能である。
【0035】すなわち、カーソルIでアイコンHを選択
すると、他者の電話番号が表示され、この中から希望の
電話番号を選択することにより、自動的に電話を掛ける
ことができる。
【0036】また、前記利用者が地図データAの任意の
地点に設定したアイコンFに対して前記現在位置が一定
の距離に達したときに前記利用者がアイコンFに設定し
た処理を自動的に実行するように入力手段50を操作し
て制御手段40に指示を与えることができ、例えばアイ
コンFを自己の走行予定道路途中に配置し、アイコンB
がアイコンFと一致した時点で自動的にサーバ400あ
るいはインターネットサービスプロバイダー500と交
信して、自己宛の電子メールの受信を行わせることがで
きる。これは、毎朝通勤途中で電子メールをチェックす
る場合等に利用できるもので、日常の定期的行為を自動
化することができて便利である。電子メールに限らず、
前記利用者が地図データAの任意の地点に設定したアイ
コンに対して他者の前記現在位置が一定の距離に達した
ときに前記利用者が前記アイコンに設定した処理を自動
的に実行するように入力手段50を操作して制御手段4
0に指示を与えることができ、例えばインターネットサ
ービスプロバイダー500と交信して、予め設定してあ
る所定のウエブ・サイトを巡回閲覧することにより、前
記各サイトのページ・データ等を記憶部42へダウンロ
ードあるいは前記ページ・データであるニュース等の記
事を表示手段30で表示及び/又は音声出力手段60で
読み上げする等にも利用できる。
【0037】また、自己のみならず、アイコンFを他者
の走行予定道路途中に配置し、アイコンCがアイコンF
と一致した時点で予め設定しておいたメッセージ(例え
ば「○○さんが××に到着しました。」)が自己の情報
表示装置100の表示手段30で表示するように構成す
ることも可能である。これにより、仲間の現在位置を容
易に確認する等の利用に便利となる。
【0038】また、図5で示すように、アイコンFは、
それに予定されている処理(例えば、電子メールをチェ
ック、ウエブ・サイトを巡回閲覧)の実行前と実行後と
で表示形態を異ならせることは、前記利用者の視認容易
性を向上させることに効果があり、例えば電子メールを
チェックするアイコンFの場合には、チェック前(図5
(a))とチェック後(図5(b))のように設定する
ことで、前記利用者は出勤帰宅のため朝晩往復する道路
を通行する際に、帰宅時においてアイコンFが図5
(a)であれば新規電子メールがあることを知ることが
でき、アイコンFが設定されている地点まで到達しなく
とも、手動操作により前記電子メールを早期にチェック
することが可能となる。
【0039】このように、限定されたコミュニティであ
る特定のグループにおける前記利用者同士で、前記各利
用者の前記データをサーバ400の専用記憶領域411
で共有し、この専用記憶領域411と自動又は手動によ
り前記データを自己の情報表示装置100a,100b
へダウンロードすることにより、情報表示装置100
a,100bの表示手段30の表示部材31に前記各利
用者の生活地域地図Aと共に前記各利用者の位置や情報
をアイコンB〜Hで表示することで、前記各利用者は、
属するグループの情報を特定のUIを用いて手軽かつ分
かりやすく使用することができ、しかも、UIは前記グ
ループ特有にカスタマイズ可能であり、実用性だけでな
く、前記各利用者の個性に応じてカスタマイズできるも
ので、利便性が極めて高い。
【0040】なお、表示手段30の表示部材31におけ
る表示は、前記利用者が自己の好みにより自由にカスタ
マイズできることは前述したが、これには、表示させる
アイコンB〜Hの選択のみならず、アイコンB〜H自体
のデザインをも選択することを含み、例えば前記グルー
プで作った固有のデザインからなるアイコンB〜Hをサ
ーバ400に登録して選択,使用できるようにすること
も可能である。
【0041】この場合、前記各利用者の一人の操作によ
りサーバ400における設定を変更することで前記各利
用者の情報表示装置100(100a,100b)の表
示手段30におけるUIを同時に変更あるいは前記各利
用者の一人が保持する情報表示装置100の表示手段3
0におけるUIを変更することにより、サーバ400の
設定を連動させて変更することにするなど、いずれの構
成を採ることもできる。
【0042】これにより、サーバ400あるいは前記利
用者の情報表示装置100の変更がその利用者を含む前
記特定グループにおいて共通に設定され、操作性の均一
化を図る上で効果があり、また、サーバ400あるいは
情報表示装置100の何れか一方の設定が何らかの原因
により消失したとしても他方の設定が残っている限りに
おいては容易に従前の環境へ復旧することが可能とな
り、互いにバックアップし合うことになって、安全性の
向上を図ることも可能となる。
【0043】
【発明の効果】この発明は、新規な情報表示装置及びこ
れを含む情報通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用情報表示装置の実施の形態の概
略図。
【図2】同上のブロック図。
【図3】本発明の情報通信システムの実施の形態の概略
図。
【図4】本発明の利用に係る表示を説明する図。
【図5】同上の他の表示を説明する図。
【符号の説明】
100,100a,100b 車載用情報表示装置 10 検出装置 20 データ交信手段 30 表示手段 31 表示部材 40 制御手段 41 演算部 42 記憶部 50 入力手段 60 音声出力手段 200 GPS衛星 300 公衆電話回線 400 サーバ 411 専用記憶領域 412 標準記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/00 - 1/16 G09B 29/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者である自己の現在位置に関する自己
    現在位置データを求める検出手段と、離れた場所にある
    サーバと交信することにより前記自己現在位置データを
    前記サーバへ送信及び地図データを受信してこれら受信
    したデータと前記自己現在位置データとを合成して表示
    可能な表示手段と、少なくとも前記検出手段及び前記表
    示手段を制御する制御手段と、前記利用者の操作により
    前記地図データの任意の地点にアイコンを配置すると共
    に前記アイコンに対して前記現在位置が一定の距離に達
    したときに前記サーバとの間で前記アイコンに設定され
    た処理を自動的に実行するよう前記制御手段へ指示を与
    える入力手段とを有することを特徴とする車載用情報表
    示装置。
  2. 【請求項2】利用者である自己の現在位置に関する自己
    現在位置データを求める検出手段と、離れた場所にある
    サーバと交信することにより前記自己現在位置データを
    前記サーバへ送信並びに前記自己以外の一人以上の特定
    利用者である他者の現在位置に関する他者現在位置デ
    ータ及び地図データを受信してこれら受信したデータと
    前記自己現在位置データとを合成して表示可能な表示手
    段と、少なくとも前記検出手段及び前記表示手段を制御
    する制御手段と、前記利用者の操作により前記地図デー
    タの任意の地点にアイコンを配置すると共に前記アイコ
    ンに対して自己及び/又は他者の前記現在位置が一定の
    距離に達したときに前記サーバとの間で前記アイコンに
    設定された処理を自動的に実行するよう前記制御手段へ
    指示を与える入力手段とを有することを特徴とする車載
    情報表示装置。
  3. 【請求項3】前記サーバと交信する手段として公衆電話
    回線に接続可能な携帯式電話を用いることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の車載用情報表示装置。
  4. 【請求項4】前記サーバと交信する手段として公衆電話
    回線に接続可能な携帯式電話を用いると共に、前記検出
    手段と、前記表示手段と、前記制御手段と、前記入力手
    段とを前記携帯式電話に統合することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の車載用情報表示装置。
  5. 【請求項5】前記アイコンは、前記処理の実行前と実行
    後とで表示形態を異ならせることを特徴とする請求項1
    から請求項4の何れかに記載の車載用情報表示装置。
  6. 【請求項6】一人以上の利用者で構成されるグループに
    関するデータを格納するサーバと、前記利用者の個々が
    保持しながら公衆電話回線を介して前記サーバと交信す
    ることにより前記サーバとの間で所望のデータを送受信
    すると共に前記データに基づいて表示する車載用情報表
    示装置とから成り、この車載用情報表示装置は、前記利
    用者である自己の現在位置に関する自己現在位置データ
    を求める検出手段と、前記サーバと交信するデータ交信
    手段と、このデータ交信手段を介して前記自己現在位置
    データを前記サーバへ送信及び地図データを受信してこ
    れら受信したデータと前記自己現在位置データとを合成
    して表示可能な表示手段と、少なくとも前記検出手段及
    び前記表示手段を制御する制御手段と、前記利用者の操
    作により前記地図データの任意の地点にアイコンを配置
    すると共に前記アイコンに対して前記現在位置が一定の
    距離に達したときに前記サーバとの間で前記アイコンに
    設定された処理を自動的に実行するよう前記制御手段へ
    指示を与える入力手段と、を有することを特徴とする情
    報通信システム。
  7. 【請求項7】二人以上の利用者で構成されるグループに
    関するデータを格納するサーバと、前記利用者の個々が
    保持しながら公衆電話回線を介して前記サーバと交信す
    ることにより前記サーバとの間で所望のデータを送受信
    すると共に前記データに基づいて表示する車載用情報表
    示装置とから成り、この車載用情報表示装置は、前記利
    用者である自己の現在位置に関する自己現在位置データ
    を求める検出手段と、前記サーバと交信するデータ交信
    手段と、このデータ交信手段を介して前記自己現在位置
    データを前記サーバへ送信並びに前記自己以外の一人以
    上の特定の人物の現在位置に関する他者現在位置データ
    及び地図データを受信してこれら受信したデータと前記
    自己現在位置データとを合成して表示可能な表示手段
    と、少なくとも前記検出手段及び前記表示手段を制御す
    る制御手段と、前記利用者の操作により前記地図データ
    の任意の地点にアイコンを配置すると共に前記アイコン
    に対して自己及び/又は他者の前記現在位置が一定の距
    離に達したときに前記サーバとの間で前記アイコンに設
    定された処理を自動的に実行するよう前記制御手段へ指
    示を与える入力手段と、を有することを特徴とする情報
    通信システム。
  8. 【請求項8】前記表示手段における表示は、前記利用者
    の操作により前記サーバにおける設定を変更することに
    より変更されることを特徴とする請求項6又は請求項7
    に記載の情報通信システム。
  9. 【請求項9】前記表示手段における表示は、前記利用者
    が保持する前記車載用情報表示装置の設定を変更するこ
    とにより、前記サーバの設定を連動させることにより変
    更することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の
    情報通信システム。
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