JP3365375B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に絶縁膜に溝又はスルーホールを形成
し、そこに銅を主体とする金属を埋め込む構造の配線の
形成方法に関する。
方法に関し、特に絶縁膜に溝又はスルーホールを形成
し、そこに銅を主体とする金属を埋め込む構造の配線の
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線形成方法として、特開平8−
264480号公報に示される埋込配線、或いは、埋込
電極の形成方法について図2を用いて説明する。
264480号公報に示される埋込配線、或いは、埋込
電極の形成方法について図2を用いて説明する。
【0003】まず、半導体基板11上にはゲート電極2
5とそれを覆う層間絶縁膜12を形成し、層間絶縁膜1
2をリソグラフィー・エッチング技術でエッチング除去
して、ソース・ドレイン電極用コンタクトホール13及
びゲート電極用コンタクトホール23を形成する(図2
(a))。
5とそれを覆う層間絶縁膜12を形成し、層間絶縁膜1
2をリソグラフィー・エッチング技術でエッチング除去
して、ソース・ドレイン電極用コンタクトホール13及
びゲート電極用コンタクトホール23を形成する(図2
(a))。
【0004】次に、スパッタリング法を使用して50n
mの密着性補強膜である窒化チタン(TiN)膜14を
堆積し、更にその上にCVD法でタングステン(W)膜
16を堆積してコンタクトホール13及びゲート電極用
コンタクトホール23を上記電極材料膜で埋める。この
配線材料としてはW膜に限られず、銅(Cu)、アルミ
ニウム(Al)等を適宜採用することが出来る(図2
(b))。
mの密着性補強膜である窒化チタン(TiN)膜14を
堆積し、更にその上にCVD法でタングステン(W)膜
16を堆積してコンタクトホール13及びゲート電極用
コンタクトホール23を上記電極材料膜で埋める。この
配線材料としてはW膜に限られず、銅(Cu)、アルミ
ニウム(Al)等を適宜採用することが出来る(図2
(b))。
【0005】次に、この電極材料膜を研磨し、コンタク
トホール以外の部分に層間絶縁膜12を露出させ,埋込
W電極17を得る(図2(c))。この研磨条件として
は250〜500g/cm2の圧力、ウェハーヘッドの
回転数100rpm、テーブルの回転数40〜50rp
mを使用し、研磨布には米国ロデール社製のIC100
0とSUBA400の積層構造か、或いは、SUBA4
00の単層構造パッドを使用する。また、研磨剤にはA
l2O3粒子を用いる研磨剤を使用し、フタル酸アミド
等の添加剤を使用する。
トホール以外の部分に層間絶縁膜12を露出させ,埋込
W電極17を得る(図2(c))。この研磨条件として
は250〜500g/cm2の圧力、ウェハーヘッドの
回転数100rpm、テーブルの回転数40〜50rp
mを使用し、研磨布には米国ロデール社製のIC100
0とSUBA400の積層構造か、或いは、SUBA4
00の単層構造パッドを使用する。また、研磨剤にはA
l2O3粒子を用いる研磨剤を使用し、フタル酸アミド
等の添加剤を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法で
は、電極材料膜としてCu膜、TiN膜を、層間絶縁膜
に酸化膜を使用したときに、バリア膜としてのTiN膜
は、層間酸化膜との密着性が悪く、又、Cu膜から層間
酸化膜へのCuの拡散を防止する力が弱くCuの酸化膜
への拡散が懸念される。そのため、下地酸化膜に対して
密着性が良く、下地酸化膜へのCu拡散の生じない金属
膜構造に対して適切な研磨方法を適用する必要がある。
は、電極材料膜としてCu膜、TiN膜を、層間絶縁膜
に酸化膜を使用したときに、バリア膜としてのTiN膜
は、層間酸化膜との密着性が悪く、又、Cu膜から層間
酸化膜へのCuの拡散を防止する力が弱くCuの酸化膜
への拡散が懸念される。そのため、下地酸化膜に対して
密着性が良く、下地酸化膜へのCu拡散の生じない金属
膜構造に対して適切な研磨方法を適用する必要がある。
【0007】本発明の目的は、層間絶縁膜に設けられた
溝に銅を主体とするバリア性の良い配線を埋め込むため
に、制御性、生産性の両面から最適な製造方法を提供す
ることにある。
溝に銅を主体とするバリア性の良い配線を埋め込むため
に、制御性、生産性の両面から最適な製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、絶縁膜に溝を設け、前記溝を含む前記絶縁膜
上に少なくとも銅を含む金属膜を堆積して、前記溝の中
心部上方における前記金属膜の表面を前記絶縁膜の表面
よりも高くし、銅よりも硬度の高い金属研磨粒子を含む
研磨剤を用いて前記金属膜の表面を前記絶縁膜の表面が
露出するまで研磨し、前記絶縁膜の表面に前記金属研磨
粒子を溶解させる溶媒を供給して研磨を停止させること
を特徴とし、前記金属膜は、下層から順に窒化タンタル
(TaN)、銅(Cu)の順に堆積した積層膜である
か、或いは、前記金属膜は、下層から順に窒化タンタル
(TaN)、タンタル(Ta)、銅(Cu)の順に堆積
した積層膜である、というもので、前記銅は、スパッタ
法により堆積した銅シード膜と、その上に電解メッキ法
により堆積した銅メッキ膜とからなり、前記金属研磨粒
子は、少なくとも窒素原子(N)が添加されたタンタル
(Ta)粒子又はチタン(Ti)粒子からなる、という
ものである。
造方法は、絶縁膜に溝を設け、前記溝を含む前記絶縁膜
上に少なくとも銅を含む金属膜を堆積して、前記溝の中
心部上方における前記金属膜の表面を前記絶縁膜の表面
よりも高くし、銅よりも硬度の高い金属研磨粒子を含む
研磨剤を用いて前記金属膜の表面を前記絶縁膜の表面が
露出するまで研磨し、前記絶縁膜の表面に前記金属研磨
粒子を溶解させる溶媒を供給して研磨を停止させること
を特徴とし、前記金属膜は、下層から順に窒化タンタル
(TaN)、銅(Cu)の順に堆積した積層膜である
か、或いは、前記金属膜は、下層から順に窒化タンタル
(TaN)、タンタル(Ta)、銅(Cu)の順に堆積
した積層膜である、というもので、前記銅は、スパッタ
法により堆積した銅シード膜と、その上に電解メッキ法
により堆積した銅メッキ膜とからなり、前記金属研磨粒
子は、少なくとも窒素原子(N)が添加されたタンタル
(Ta)粒子又はチタン(Ti)粒子からなる、という
ものである。
【0009】又、上記半導体装置の製造方法の主たる構
成要件の一つとして、前記溶媒は、弗酸系溶液である、
というものである。
成要件の一つとして、前記溶媒は、弗酸系溶液である、
というものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の説明にいる前
に、本発明の特徴を簡記しておく。
に、本発明の特徴を簡記しておく。
【0011】酸化膜に溝又はスルーホールを形成して、
そこにCu膜を埋め込むに当たって、主成分がタンタル
またはチタンと同等の硬度を有する粒子の研磨剤をCu
膜及びTa系バリア膜の研磨に使用し、酸化膜が露出し
た時に研磨粒子を溶解させる溶媒を研磨パッド上に供給
して、研磨を停止させると同時に酸化膜表面をクリーニ
ングするものである。
そこにCu膜を埋め込むに当たって、主成分がタンタル
またはチタンと同等の硬度を有する粒子の研磨剤をCu
膜及びTa系バリア膜の研磨に使用し、酸化膜が露出し
た時に研磨粒子を溶解させる溶媒を研磨パッド上に供給
して、研磨を停止させると同時に酸化膜表面をクリーニ
ングするものである。
【0012】研磨剤の主成分はTa粒子のTa系研磨
剤、またはTi粒子のTi系研磨剤(ともに分散剤添加
の純水中、0.2μmサイズで存在可能)を使用し、C
u膜とTa系膜のみの研磨に用いる。トルク検出による
酸化膜が露出した時にTa系研磨剤の供給を停止する。
この時Ta粒子、またはTi粒子である研磨粒子を溶解
させる溶媒を研磨パッド上に供給するが、この溶媒は例
えばフッ酸系溶液が望ましい。
剤、またはTi粒子のTi系研磨剤(ともに分散剤添加
の純水中、0.2μmサイズで存在可能)を使用し、C
u膜とTa系膜のみの研磨に用いる。トルク検出による
酸化膜が露出した時にTa系研磨剤の供給を停止する。
この時Ta粒子、またはTi粒子である研磨粒子を溶解
させる溶媒を研磨パッド上に供給するが、この溶媒は例
えばフッ酸系溶液が望ましい。
【0013】次に、本発明の実施形態について、図1を
用いて説明する。図1(a)〜(d)は、酸化膜に溝を
設けて、そこにCu膜を配線主体とするCu膜ダマシン
配線を形成する製造方法を工程順に示す断面図である。
用いて説明する。図1(a)〜(d)は、酸化膜に溝を
設けて、そこにCu膜を配線主体とするCu膜ダマシン
配線を形成する製造方法を工程順に示す断面図である。
【0014】図1(a)に示すように、半導体基板1上
に形成した層間酸化膜2中にリソグラフィー・エッチン
グ技術で溝3を形成する。次に、スパッタリング法を使
用して30nmの密着性補強及び拡散防止膜であるTa
N膜4、続いてシードCu膜5を成膜後、電解メッキ法
でメッキCu膜6を全面に埋設する。
に形成した層間酸化膜2中にリソグラフィー・エッチン
グ技術で溝3を形成する。次に、スパッタリング法を使
用して30nmの密着性補強及び拡散防止膜であるTa
N膜4、続いてシードCu膜5を成膜後、電解メッキ法
でメッキCu膜6を全面に埋設する。
【0015】次に、図1(b)に示すように、この電極
材料膜をメッキCu膜6、シードCu膜5、TaN膜4
の順に研磨するが、図は、研磨中の様子を示している。
材料膜をメッキCu膜6、シードCu膜5、TaN膜4
の順に研磨するが、図は、研磨中の様子を示している。
【0016】次に、図1(c)に示すように、研磨を溝
3以外の部分に層間酸化膜2の表面が露出するまで行
い、Cu溝配線7を形成する。研磨剤は主成分がTa粒
子のTa系研磨剤8、またはTi粒子のTi系研磨剤を
使用する。この研磨剤はCu膜とTa系膜のみに使用
し、トルク検出により層間酸化膜2表面が露出した時に
Ta粒子、またはTi粒子である研磨粒子を溶解させる
フッ酸系溶液9を研磨パッド上に供給し、Ta系研磨剤
8の供給を停止する。
3以外の部分に層間酸化膜2の表面が露出するまで行
い、Cu溝配線7を形成する。研磨剤は主成分がTa粒
子のTa系研磨剤8、またはTi粒子のTi系研磨剤を
使用する。この研磨剤はCu膜とTa系膜のみに使用
し、トルク検出により層間酸化膜2表面が露出した時に
Ta粒子、またはTi粒子である研磨粒子を溶解させる
フッ酸系溶液9を研磨パッド上に供給し、Ta系研磨剤
8の供給を停止する。
【0017】この研磨パッド上でのリンス効果により、
図1(d)に示すように、Ta粒子で発生したスクラッ
チも除去されたクリーンな表面を有する半導体装置が得
られる。
図1(d)に示すように、Ta粒子で発生したスクラッ
チも除去されたクリーンな表面を有する半導体装置が得
られる。
【0018】Cuと純Taの硬さは同じであるが、Ta
に不純物が添加されると硬さは増大する。例えば重量%
で表すと、C;0.002%、O;0.006%、N;
<0.001%含有されているTaの硬度に比べ、C;
0.003%、O;0.077%、N;0.027%含
有されているTaは2倍の硬度を示す。このことによ
り、硬度はCu<不純物含有Taと推測出来、Ta系粒
子を主成分とした研磨剤でCu膜を研磨することが可能
になる。又、上記の不純物添加をTiに対して行い、T
i系粒子を主成分とした研磨剤を用いてCu膜を研磨す
ることも可能である。
に不純物が添加されると硬さは増大する。例えば重量%
で表すと、C;0.002%、O;0.006%、N;
<0.001%含有されているTaの硬度に比べ、C;
0.003%、O;0.077%、N;0.027%含
有されているTaは2倍の硬度を示す。このことによ
り、硬度はCu<不純物含有Taと推測出来、Ta系粒
子を主成分とした研磨剤でCu膜を研磨することが可能
になる。又、上記の不純物添加をTiに対して行い、T
i系粒子を主成分とした研磨剤を用いてCu膜を研磨す
ることも可能である。
【0019】また、フッ酸に対して、Taは溶解し、C
uは溶解しない性質をもつ。一般に窒素の化合物は単体
金属と異なり、きわめて硬く、高融点であることから、
TaNはTaに比べフッ酸でのエッチングレートが小さ
い。よって、Ta系粒子を用い研磨した後、下地の層間
酸化膜上の傷を除去する目的でパッド上にフッ酸を供給
しても、密着層であるTaN膜はエッチングされない。
uは溶解しない性質をもつ。一般に窒素の化合物は単体
金属と異なり、きわめて硬く、高融点であることから、
TaNはTaに比べフッ酸でのエッチングレートが小さ
い。よって、Ta系粒子を用い研磨した後、下地の層間
酸化膜上の傷を除去する目的でパッド上にフッ酸を供給
しても、密着層であるTaN膜はエッチングされない。
【0020】Cu膜のバリア層であるTaN膜の研磨時
に高研磨速度を維持したまま、絶縁膜にスクラッチの無
いダマシン配線形成が容易になる。なぜなら、Ta系粒
子またはTi系粒子の研磨剤をCu膜とTa系膜に使用
し、層間酸化膜が露出した時に粒子を溶解させる溶媒を
研磨パッドに供給しているからである。
に高研磨速度を維持したまま、絶縁膜にスクラッチの無
いダマシン配線形成が容易になる。なぜなら、Ta系粒
子またはTi系粒子の研磨剤をCu膜とTa系膜に使用
し、層間酸化膜が露出した時に粒子を溶解させる溶媒を
研磨パッドに供給しているからである。
【0021】上記の実施形態においては、バリア膜とし
てTaN膜単層膜を用いたが、TaN膜単層膜に代え
て、TaN膜の上にTa膜を積層させたバリア膜を使用
し、Cu膜/Ta膜/TaN膜(左側が上層を意味す
る)構造の積層膜に対して、第1の実施形態と同様の研
磨方法を適用すれば、Cu膜/Ta膜/TaN膜(左側
が上層を意味する)構造のダマシン配線が得られる。本
発明による研磨方法は、Ta膜をTaN膜とCu膜との
間に挟んでCuの層間酸化膜への拡散防止力を更に強化
させた配線構造にも有効である。
てTaN膜単層膜を用いたが、TaN膜単層膜に代え
て、TaN膜の上にTa膜を積層させたバリア膜を使用
し、Cu膜/Ta膜/TaN膜(左側が上層を意味す
る)構造の積層膜に対して、第1の実施形態と同様の研
磨方法を適用すれば、Cu膜/Ta膜/TaN膜(左側
が上層を意味する)構造のダマシン配線が得られる。本
発明による研磨方法は、Ta膜をTaN膜とCu膜との
間に挟んでCuの層間酸化膜への拡散防止力を更に強化
させた配線構造にも有効である。
【0022】
【発明の効果】上述のように、Cu膜/TaN膜(左側
が上層を意味する)構造のダマシン配線を形成するに当
たって、Cu膜及びTaN膜をCuよりも硬度の高いT
a系研磨剤又はTi系研磨剤を用いて研磨し、下地の酸
化膜表面が露出した時点で研磨剤を溶解するフッ酸系溶
液を研磨パッド上に供給して研磨剤の供給を停止させる
ことにより、研磨を高速に行えると共に、研磨で発生し
たスクラッチもフッ酸系溶液によるリンス効果により除
去できる、という効果がある。
が上層を意味する)構造のダマシン配線を形成するに当
たって、Cu膜及びTaN膜をCuよりも硬度の高いT
a系研磨剤又はTi系研磨剤を用いて研磨し、下地の酸
化膜表面が露出した時点で研磨剤を溶解するフッ酸系溶
液を研磨パッド上に供給して研磨剤の供給を停止させる
ことにより、研磨を高速に行えると共に、研磨で発生し
たスクラッチもフッ酸系溶液によるリンス効果により除
去できる、という効果がある。
【図1】本発明の実施形態の半導体装置の製造方法を工
程順に示す断面図である。
程順に示す断面図である。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す断
面図である。
面図である。
1、11 半導体基板
2 層間酸化膜
3 溝
4 TaN膜
5 シードCu膜
6 メッキCu膜
7 Cu溝配線
8 研磨剤
9 フッ酸系溶液
12 層間絶縁膜
13、23 コンタクトホール
14 TiN膜
16 W膜
17 埋込W電極
25 ゲート電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
H01L 21/3205 H01L 21/88 M
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/3213
H01L 21/28 301
H01L 21/304 621
H01L 21/304 622
H01L 21/3205
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁膜に溝を設け、前記溝を含む前記絶
縁膜上に少なくとも銅を含む金属膜を堆積して、前記溝
の中心部上方における前記金属膜の表面を前記絶縁膜の
表面よりも高くし、銅よりも硬度の高い金属研磨粒子を
含む研磨剤を用いて前記金属膜の表面を前記絶縁膜の表
面が露出するまで研磨し、前記絶縁膜の表面に前記金属
研磨粒子を溶解させる溶媒を供給して研磨を停止させる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記金属膜は、下層から順に窒化タンタ
ル(TaN)、銅(Cu)の順に堆積した積層膜である
請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記金属膜は、下層から順に窒化タンタ
ル(TaN)、タンタル(Ta)、銅(Cu)の順に堆
積した積層膜である請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 前記銅は、スパッタ法により堆積した銅
シード膜と、その上に電解メッキ法により堆積した銅メ
ッキ膜とからなる請求項2又は3記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項5】 前記金属研磨粒子は、少なくとも窒素原
子(N)が添加されたタンタル(Ta)粒子からなる請
求項1、2、3又は4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記金属研磨粒子は、少なくとも窒素原
子(N)が添加されたチタン(Ti)粒子からなる請求
項1、2、3又は4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記溶媒は、弗酸系溶液である請求項
1、2、3、4、5又は6記載の半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30332699A JP3365375B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP30332699A JP3365375B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001127065A JP2001127065A (ja) | 2001-05-11 |
JP3365375B2 true JP3365375B2 (ja) | 2003-01-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30332699A Expired - Fee Related JP3365375B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 半導体装置の製造方法 |
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1999
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---|---|---|---|
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