JP3365314B2 - ラベル印字装置 - Google Patents

ラベル印字装置

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JP3365314B2
JP3365314B2 JP19074198A JP19074198A JP3365314B2 JP 3365314 B2 JP3365314 B2 JP 3365314B2 JP 19074198 A JP19074198 A JP 19074198A JP 19074198 A JP19074198 A JP 19074198A JP 3365314 B2 JP3365314 B2 JP 3365314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生可能なデ
ィスクに記録されたデータを用いて印字をし、かつその
ディスクカートリッジに貼り付けて使用するラベルを作
成するラベル印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録再生可能なディスクで、記録
された主情報とその主情報に関する属性情報(テキスト
データから成り、主情報に対応した管理情報や、ユーザ
ーが入力するディスク名と主情報に対応した主情報名な
どを含む)を記録再生するディスクシステムの商品化が
相継いでいる。
【0003】この種のディスクシステムとしては、主情
報として主に音楽・音声信号を記録再生する光磁気(M
O)ディスクシステム、書換可能なCD(CD−R等)
システム、主情報として主に動画データを記録再生する
DVDシステム等があり、MOディスクの応用としてソ
ニー株式会社から発売されたミニディスク(以下MDと
記す)システム等が注目され商品化されている。
【0004】以下、このMDシステムを従来例として用
いて、記録再生可能なディスクシステムについて説明す
る。MDには主情報として音楽情報である曲が記録され
る。また、主情報に関する属性情報としてテキストデー
タ(テキストコード)から成る管理情報やその他のテキ
スト情報が記録される。管理情報としては、曲を記録す
るとき自動的に曲番・曲の開始と終了アドレス・曲の記
録日時が、また、ディスク名を記録するとき自動的にデ
ィスク名の記録日時が記録される。また、その他のテキ
スト情報には、ユーザが入力するディスク名・曲名等が
含まれる。この種のMDシステムは、特開平6−325
547、特開平8−36868などに記載されている。
【0005】図18はミニディスク(MD)の外観であ
る。901は直径64mm(2.5インチ)の記録再生
可能な光磁気ミニディスクが収納されたMDカートリッ
ジであり、おもて面にメインラベル903、側面にサイ
ドラベル904を貼り付けることができる。902はM
Dカートリッジ901を収納するMDケースであり、ケ
ースラベル905を貼り付けることができる。おもて面
に貼るメインラベル903は多種のサイズがあり、一番
大きいサイズで36mm×52mm、一番小さいサイズ
で36mm×18mm程度である。サイドラベル904
のサイズは4mm×60mm程度である。また、ケース
ラベル905のサイズは52mm×72mm程度であ
る。またサイドラベル904はMDケースの側面にも貼
り付けて利用される。
【0006】これらのラベルは記録再生用MDの付属品
として供給されており、MDをMD(ディスク)再生装
置で再生させたとき、そのMD再生装置の表示部に表示
される属性情報(ディスク名・曲番・曲名・演奏時間・
記録日時等の文字データ(表示データ))を参考にして
ユーザが各種ラベルに手書きした後、MDカートリッジ
やMDケースの各部分に貼り付けている。また、MD再
生装置には、リモコン通信(有線、無線を含む)により
リモコンと各種データの送受信を行うものがあるが、特
にリモコン側に表示部があるタイプのMD再生装置(M
Dプレーヤ)では、そのリモコンの表示部に表示される
属性情報を参考にして、同様のこと(ラベルへの手書
き)を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の例からも明らか
なように、従来のディスクシステムにおいて、ディスク
カートリッジやそのケース(ディスクケース)に貼り付
けて使用する各種ラベルを、ユーザが作成するために
は、再生時にディスク再生装置またはリモコンの表示部
に表示されるディスク名などの属性情報を確認し、それ
らをわざわざ各種ラベルに手書きしなければならなかっ
た。しかし、この作業は非常に煩雑であるとともに、サ
イズの小さいラベル内に多数の文字を手書きで書き込む
ことは不可能に近く、しかも数種類のラベルを作成しな
ければならないことは非常に根気のいることであった。
【0008】本発明は、リモコン通信可能なディスク再
生装置に装着されたディスク内の主情報に関する属性情
報を用いてディスクカートリッジやディスクケースに貼
り付けて使用するラベルを簡単に作成できるラベル印字
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のラベ
ル印字装置は、リモコンからの要求信号を受信しその応
答データとして前記リモコンの表示部に表示する文字デ
ータを前記リモコンに送信するディスク再生装置を通信
相手として、前記リモコンの代わりに前記要求信号に基
づく既存のリモコン通信が可能なラベル印字装置であっ
て、文字データを記憶する記憶手段と、前記ディスク再
生装置により再生可能なディスクを収容するディスクカ
ートリッジまたはそのディスクカートリッジを収容する
ディスクケースに貼付けるラベルに印字するための印字
手段と、外部から操作可能な外部操作手段と、制御手段
と、を備え、前記制御手段は、前記外部操作手段の単一
操作に基づいて前記既存のリモコン通信にそれぞれ使用
可能な複数の前記要求信号を生成する手段と、生成した
前記複数の要求信号を、前記ディスク再生装置送信す
手段と、送信した前記複数の要求信号に応答する文字
データを前記ディスク再生装置から受信して前記記憶手
段に記憶させる手段と、記憶された文字データの一部ま
たは全部をそのまま又は編集して前記印字手段に印字さ
せる手段とを有することを特徴とする
【0010】このラベル印字装置では、ディスク再生装
置を通信相手としている。ここで通信相手となるディス
ク再生装置は、リモコンから要求信号を受信し、リモ
コンの表示部に表示する文字データを応答データとして
リモコンに送信するように構成されている。このため、
リモコンと同じ要求信号を生成して同様に処理すれば、
ラベル印字装置でも、リモコンと同じ文字データを得る
ことができる。そこで、このラベル印字装置では、リモ
コンの代わりにリモコンの要求信号に基づく既存のリモ
コン通信が可能なように構成されている。このため、既
存のディスク再生装置に新たな機能を付加することな
く、そのリモコン通信機能を利用できる。また、さら
、外部操作手段の単一操作に基づいて複数の要求信号
を生成し、それらをディスク再生装置送信するので、
れらの複数の要求信号に応答する複数の文字データを
単一操作で得ることができる。また、これらの文字デー
タの一部または全部をそのまままたは編集してラベルに
印字できるので、ディスクカートリッジやディスクケー
スに貼り付けて使用するラベルを簡単に作成できる。
【0011】請求項1のラベル印字装置において、前
数の要求信号には、前記ラベルに印字する全ての文字
データを要求する要求信号が含まれることが好ましい。
【0012】このラベル印字装置では、単一操作により
生成される複数の要求信号に、ラベルに印字する全ての
文字データを要求する要求信号が含まれるので、その単
一操作を行うだけで、印字に必要な全ての文字データを
得ることができ、ラベルがさらに簡単に作成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るラ
ベル印字装置について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0014】なお、以下の実施形態では、記録再生可能
なディスクシステムとしてMDシステムを例に説明す
る。
【0015】図1は、本発明のラベル印字装置を組み込
んだ一実施形態である据置型のMD記録再生装置の外観
を示す。据置型のMD記録再生装置1は、MD記録再生
装置(ディスク再生装置)と、ラベル印字装置を備えて
いる。印字用テープ4は、印字が終了して排出された状
態が図示されている。
【0016】印字用テープ4は、おもて面が被印字面で
裏面が粘着加工面であるテープ基材と、粘着加工面を覆
う剥離紙から成る2層構成になっている。さらに印字用
テープ4のテープ基材には、MDカートリッジに貼り付
けるメインラベル5、及びサイドラベル6、7、8がハ
ーフカットで形成されている(以下、このような状態の
ラベルを半抜きラベルという)。このラベル印字装置で
は、属性情報を、ラベルがハーフカット(いわゆる半抜
き)で形成された印字用テープ4用のドットパターンに
変換し印字することにより、ラベルを容易に作成でき、
また、その半抜き部分を剥すだけで、容易に貼り付けら
れるラベルとすることができる。
【0017】9は印字スタートボタン(印字開始手段)
であり、操作すると後述のようにラベル作成が開始され
る。そして、このラベル印字装置では、印字開始が指示
された後に後述の属性情報読出要求を行うので、ラベル
への印字が不要なときにその印字のためだけの処理を行
うなどの無駄を防止できる。
【0018】10はメインラベル5の印字組合せを選ぶ
スライド式の印字選択ボタン(印字選択手段)であり、
11の位置にすること(第1選択指示)により「ディス
ク名と曲名」を併せて印字したメインラベル5の作成、
12の位置にすること(第2選択指示)により「残りの
曲名」を印字したメインラベル5の作成、13の位置に
すること(第3選択指示)により「演奏時間と記録日
時」を併せて印字したメインラベル5の作成、の3種類
の印字組合せを選択して指示できる。14はMDの記
録、再生操作をする記録再生操作ボタン群(ディスク操
作ボタン群)である。15、16はスピーカーである。
【0019】図2は本発明のラベル印字装置を構成する
テープ印字機構であり、以下、簡単に説明する。このテ
ープ印字機構は、印字テープ収納カセット21とプリン
ター部91(図8参照)を備えている。
【0020】印字テープ収納カセット(カセット)21
は、ロール状になった印字用テープ4、供給用ロールと
使用済み巻き取りロールとの間に巻き回されている熱転
写用インクリボン22、およびプラテンローラ23が収
納されている。印字テープ収納カセット21はプリンタ
ー部(ラベル格納手段)91に着脱自在に装着される。
また、印字テープ収納カセット21は、収納された印字
用テープ4に形成された半抜きラベルの形状やその組合
せの種類に応じて、数種類用意されている。
【0021】プリンター部(印字手段)91は、256
個の発熱素子が印字用テープ4の幅方向に200ドット
/インチのピッチで1列に配置されたサーマルヘッド2
4、プラテンローラ23や熱転写用インクリボン22の
使用済み巻き取りロールを回転駆動させるテープ送りモ
ータ25、印字テープ収納カセット21の種類を検出す
るカセット検出スイッチ26などより成る。カセット検
出スイッチ26はその2つの検出レバーに対応した位置
の、印字テープ収納カセット21に形成された穴のある
なしを検出して、印字テープ収納カセット21の種類、
即ち印字用テープ4に形成された半抜きラベルの位置と
形状の種類を検出する。
【0022】ラベル作成時、テープ印字制御機構は、プ
ラテンローラ23に印字用テープ4、熱転写用インクリ
ボン22を介してサーマルヘッド24を押し圧する。さ
らにテープ送りモータ25を回転駆動して印字用テープ
4を送るとともに、フォトインタラプタより成る印字基
準検出スイッチ28で印字テープ4に形成された印字基
準位置を検出した後、サーマルヘッド24の所定の発熱
素子を印字テープ4の基準送りピッチ(200ドット/
インチ)ごとのタイミングで発熱させることにより、熱
転写用インクリボン22のインクを印字用テープ4上に
複数のドット列転写して文字を印字する。
【0023】図3は、数種類ある半抜きラベルの形状と
その組合せの一実施形態である、印字用テープの詳細図
である。4は印字用テープ、5はメインラベル、6、
7、8はサイドラベルである。サイドラベルが3枚形成
されている理由は、MDカートリッジ(ディスクカート
リッジ:例えば図18で前述のMDカートリッジ901
参照)やMDケース(例えば同図のMDケース902参
照)の必要な側面に貼るためである。
【0024】35は印字基準穴であり、印字基準検出ス
イッチ28がこの穴を検出し、これを基準として所定の
位置にディスク名、曲名等を印字する。36は次の組合
せラベルの印字基準穴である。2点鎖線31の内部はメ
インラベル5の最大印字エリア32であり、最大印字幅
Hはサーマルヘッド24の発熱素子256ドット列の幅
に等しく約32.5mmである。最大印字長さLは、左
右に等しい余白長さを確保したうえで、378の基準送
りピッチで構成されており、約48mmとなる。印字文
字1字の高さを16基準送りピッチ、行間隙間を2基準
送りピッチで構成すると、最大印字長さLの中に最大2
1行の印字が可能となる。2点鎖線33の内部はサイド
ラベルの最大印字エリア34であり、メインラベルの最
大印字エリア32と同一サイズである。また、サイドラ
ベルの最大印字エリア34の最大印字長さLの方向の中
心線は、サイドラベルの長さ方向の中心線に一致してい
る。サイドラベルに印字する場合は、サイドラベル6、
7、8とサイドラベルの最大印字エリア34の重なった
位置に文字を配置することになる。
【0025】上述のように、このラベル印字装置では、
ラベルが半抜きで形成された印字用テープ4を着脱自在
に装着でき、その半抜きラベルに印字できるので、印字
用テープ4を交換するだけで、次々と容易にラベルが作
成できる。さらにいえば、印字用テープ4は印字テープ
収納カセット(カセット)21に収容され、印字テープ
収納カセット21に収容された印字用テープ4を着脱自
在に装着でき、その印字用テープ4には、半抜きラベル
が連続して複数形成されているので、印字用テープ4に
形成されている枚数分のラベルを連続して作成できるば
かりでなく、印字テープ収納カセット21を交換するだ
けで、容易にそれを繰り返せるので、多数のラベルを容
易に作成できる。
【0026】また、このラベル印字装置では、印字用テ
ープ4の半抜きラベルには、外形サイズの互いに異なる
複数種類の半抜きラベルが含まれている。すなわち、後
述する種々の属性情報を、外形サイズが互いに異なる複
数種類のラベルが半抜きで形成された印字用テープ4用
のドットパターンに変換し印字することにより、外形サ
イズの異なる複数種類のラベルが容易に作成できる。
【0027】この場合の複数種類の半抜きラベルには、
MDカートリッジ(ディスクカートリッジ:図18参
照)901のおもて面に貼るメインラベル5(図18の
メインラベル903参照)と、MDカートリッジ(ディ
スクカートリッジ)の側面に貼るサイドラベル(図18
のサイドラベル904参照)が含まれるので、属性情報
を、メインラベル5とサイドラベル6等を含む複数種類
の半抜きラベルが形成された印字用テープ4用のドット
パターンに変換し印字することにより、メインラベル5
とサイドラベル6等を同時にかつ容易に作成できる。
【0028】また、図3の例の場合、印字用テープ4に
は、半抜きラベルとしてサイドラベル6〜8の3枚(複
数枚)が形成されている(含まれている)ので、このラ
ベル印字装置では、メインラベル5以外に3枚のサイド
ラベル6等を同時にかつ容易に作成できる。
【0029】このラベル印字装置では、印字対象となる
属性情報には、MD(ディスク)のディスク名、曲番
(主情報番号)、並びに、曲番に対応した曲名(主情報
名)、再生時間および記録日時が含まれている。また、
比較的面積の大きいメインラベル5にディスク内容の詳
細を印字するとともに、サイドラベル6等にはディスク
名等を印字するので、並べて保管する場合などにディス
クの区別がしやすいものとなっている。
【0030】以下、まず、メインラベル5の印字フォー
マット(印字ドットパターン)について説明する。
【0031】図4は印字選択ボタン(印字選択手段)1
0により図1で前述の第1選択指示(11)の「ディス
ク名と曲名」を選択したときのメインラベル5の印字結
果である。
【0032】41はディスク名であり、1行の1列目か
ら印字が開始されている。42は曲番(主情報番号)で
あり、曲番1からの追い番になっている。また1列目か
ら印字されている。43は曲番1の曲名(主情報名)で
ある。曲名は全て同一の曲名開始列から印字開始される
ため、曲名の頭位置はそろっている。44は曲番2の曲
名であり、曲名が長いため次の行に自動的に改行されて
印字されている。45は曲番3の曲名が入力されていな
いため空白になっている。46は21行目である一番下
の行であり、印字しきれない曲番が残っているため、あ
らかじめ決められた残りを表すコメント「その他」と残
り曲数が1列目から印字されている。
【0033】以上で説明したように、メインラベル5に
曲番(主情報番号)42とそれに対応する曲名(主情報
名)43等を同一行に並べて印字するようにすると、曲
番は必ず印字されるため、曲名が記録されているかいな
いかが一目で明らかとなる。
【0034】なお、図4で上述の例では、曲番の後(曲
名の前)に区切りマークの「:」が付されているので、
仮に曲番を省略しても、区切りマークにより曲名の記録
の有無を判別できる(曲名の前のマークという意味で、
プレ曲名(主情報名)マーク)。すなわち曲番(主情報
番号)および/またはプレ曲名マークにより、曲名の記
録の有無を判別できる。また、これにより、長い曲名を
次の行に続けて印字しても、どの曲の曲名であるかわか
らなくなると言うことはない。
【0035】さらに、上述の例のように、たくさんの曲
が記録されている場合、最後の行にまだ曲名が印字され
ていない曲数を印字するため、ユーザーはまだどのくら
い曲があるかを知ることができる。またディスク名も併
せて印字するため、ユーザーはメインラベル5を見れば
MDの内容が全て理解できるのである。またコメント
「その他」はまだ印字されていない曲があることを連想
させるコメントならば何でもよく「残り曲数」や「全・
・曲」などでも良い。またプレ曲名マークとしてなら
ば、「:」ではなく他のマーク(例えば「・」や「.」
等)でも良く、単に曲番と曲名の区切りの意味であれ
ば、スペースでも良い。
【0036】図5は印字選択ボタン10により図1で前
述の第2選択指示(12)の「残りの曲名」を選択した
ときのメインラベル5の印字結果である。51は残りの
曲名の最初の曲番13の曲名である。52は一番最後の
曲名であり、このMDには17曲記録されていることを
示している。
【0037】以上で説明した「残りの曲名」を選択した
ときのメインラベル5と、図4で説明した「ディスク名
と曲名」を選択したときのメインラベル5を、例えば図
18で前述のケースラベル905のかわりにMDケース
902に並べて貼り付けると、全ての曲名がわかるラベ
ルとすることができる。
【0038】図6は印字選択ボタン10により図1で前
述の第3選択指示(13)の「演奏時間と記録日時」を
選択したときのメインラベル5の印字結果である。61
は曲番1の演奏時間、62は曲番1の録音日時を表示し
ており、2行目に印字されている。63は曲番2の演奏
時間、64は曲番2の録音日時を表示している。65は
曲番3の演奏時間、66は曲番3の録音日時を表示して
いる。上の行が1行空白となっているのは、曲番2の曲
名44が2行にわたって印字されているためである。こ
のように各曲番の演奏時間・録音日時の印字行は、図4
で表示された「ディスク名と曲名」を選択したときのメ
インラベル5の曲番表示の印字行と同じになっている。
【0039】以上で説明した「演奏時間と記録日時」を
選択したときのメインラベル5と、図4で説明した「デ
ィスク名と曲名」を選択したときのメインラベル5を、
例えば図18で前述のケースラベル905のかわりにM
Dケース902に並べて貼り付けると、各曲の全ての情
報即ち曲番、曲名、演奏時間、記録日時が同一行に印字
されたラベルとすることができる。また、ディスク名と
同じ行にはなにも印字されていないが、ディスクの全演
奏時間とディスク名の記録日時を並べて印字しても良
い。
【0040】上述のように、このラベル印字装置では、
属性情報を、MDカートリッジ(ディスクカートリッ
ジ:図18参照)901のおもて面に貼るメインラベル
5用の半抜きラベルが形成された印字用テープ4用のド
ットパターンに変換し印字することにより、メインラベ
ル5を容易に作成できる。また、このメインラベル5
は、比較的面積を大きくできるので、ディスク名、曲番
(主情報番号)、曲名(主情報名)など、ディスク内容
の詳細を印字できる。
【0041】また、印字選択ボタン(印字選択手段)1
0により第1選択指示の「ディスク名と曲名」を選択指
示することによって、メインラベル5の一つの行にディ
スク名(もしディスク名が長い場合は次の行に続けて)
を印字し、他の行に曲番(主情報番号)とその曲名(主
情報名)を(もし長い場合は次の行に続けて)印字する
ので、ディスク内容の詳細が一目で理解できる印字レイ
アウトのメインラベル5が作成できる。
【0042】また、メインラベル5の最終行までに全て
の曲番(主情報番号)およびそれに対応する曲名(主情
報名)が印字しきれない場合、その旨を報告するドット
パターンを作成して印字するので、ユーザはそれを見る
ことにより、印字されていない曲番(主情報番号)およ
び曲名(主情報名)の存在を知ることができる。そし
て、それには、印字されていない残りの曲数(主情報
数)が含まれるので、ユーザはそれを見ることにより、
印字された曲名(主情報名)ばかりでなく、印字されて
いない残りの曲数(主情報数)や、MD(ディスク)に
記録されている曲(主情報)の総数を知ることができ
る。
【0043】また、このラベル印字装置では、ディスク
名、曲番(主情報番号)および曲名(主情報名)の組合
せを選択指示する(第1選択指示)以外に、再生時間お
よび記録日時の組合せを選択指示(第3選択指示)でき
るので、より多様なメインラベル5を作成できる。ま
た、第1選択指示および第3選択指示により個別に作成
されたラベルを並べて貼り付けることにより、一般的に
曲(主情報)に関して必要な情報の全てが把握できるラ
ベルとなる。
【0044】また、第3選択指示が選択指示されたとき
に、第1選択指示(ディスク名、主情報番号および主情
報名の印字を行う)が選択指示された場合の各曲番(各
主情報番号)の行に合わせて、各曲番(各主情報番号)
に対応する再生時間と記録日時のドットパターンデータ
を作成して印字するので、第1選択指示および第3選択
指示により個別に作成されたラベルを並べて貼り付ける
ことにより、同一行に曲番(主情報番号)、その曲名
(主情報名)、その再生時間、その記録日時が並んで印
字された、非常に見やすいラベルとなる。
【0045】また、このラベル印字装置では、第1選択
指示においてディスク名、曲番(主情報番号)および曲
名(主情報名)の組合せを選択指示しても、メインラベ
ル5の最終行までに印字しきれない場合の、残りの曲番
(主情報番号)および曲名(主情報名)の組合せを選択
指示(第2選択指示)できるので、さらに多様なメイン
ラベル5を作成できるとともに、第1選択指示および第
2選択指示により個別に作成されたラベルを並べて貼り
付けることにより、曲番(主情報番号)およびそれに対
応する曲名(主情報名)の全てが把握できるラベルとな
る。
【0046】次に、サイドラベル6、7、8(サイドラ
ベル6等)の印字フォーマット(印字ドットパターン)
について説明する。
【0047】図7はサイドラベル6等の印字例である。
71はサイドラベル6等に印字されたディスク名であ
る。本実施形態では、サイドラベル6等には、ディスク
名が印字されるようになっている。またMD内にディス
ク名が記録されていない場合は、記録された曲名のう
ち、一番曲番が若い曲名が印字される。さらに曲名も記
録されていない場合は曲番1の記録日時が印字される。
また印字はサイドラベルの中央に自動的に割り振り印字
される。
【0048】以上で説明したように、ディスク名が印字
されたサイドラベル6等を図18で前述のMDカートリ
ッジ901の側面や、MDケース902の側面に貼り付
けることにより、多数のMDを重ねて置いても、一度で
所望のMDを探し出すことができる。また、一般に最初
の曲から印象の強い順番に曲を記録するため、もしディ
スク名が記録されていなければ曲名の記録されている曲
のうち、一番曲番の早い曲の曲名を印字する。さらに曲
名も全く記録されていなければ、先の理由から必ずMD
内に記録されている曲番1の記録日時を記録する。
【0049】上述のように、このラベル印字装置では、
属性情報を、MDカートリッジ(ディスクカートリッ
ジ)901やMDケース902(MDカートリッジ等)
の側面に貼るサイドラベル6等用の半抜きラベルが形成
された印字用テープ4用のドットパターンに変換し印字
することにより、サイドラベル6等を容易に作成でき
る。また、ディスク名は、通常、そのMD(ディスク)
の特徴を最も良く表現したものであり、サイドラベル6
等によりディスクの区別がしやすくなる。
【0050】また、読み出した属性情報にディスク名が
なく曲名(主情報名)があるときには、ディスク名の代
わりに、そのうちの曲番(主情報番号)が最小の曲名
(主情報名)のドットパターンデータを作成して印字
し、曲名(主情報名)が全てなければ、最小の曲番(最
小の主情報番号:例えば主情報番号1)の曲(主情報)
の記録日時を印字するので、ディスク名がない場合で
も、最もディスク内容を表すサイドラベル6等を作成で
きる。
【0051】また、印字対象の属性情報(例えばディス
ク名、一番曲番の早い曲の曲名または曲番1の記録日
時)のドットパターンデータ長さの中心を、サイドラベ
ル6等の長さ方向の中心線に一致させて作成するので、
いわゆる中心割り振りでディスク名を印字でき、見栄え
の良いサイドラベル6等を作成できる。
【0052】次に、図8は図1で前述の据置型のMD記
録再生装置1のブロック図であり、本発明のラベル印字
装置を内蔵したブロック図である。
【0053】このMD記録再生装置1は、MDの記録再
生に係わる部分(MD記録再生部:ディスク再生装置)
とラベルの印字に係わる部分(テープ印字機構:ラベル
印字装置)から成る。最初にMD記録再生に係わる部分
(ディスク再生装置)を説明する。
【0054】81はMDドライブ部であり、再生時はM
D上にデジタル記録された主情報(音楽情報データ)や
テキストデータ(テキストコードデータ)から成る属性
情報(管理情報データやテキスト情報データ)を読み出
す。記録時はMD上に音楽情報や管理情報をデジタルデ
ータとして記録する。82は信号処理部であり、再生時
にはMDドライブ部81から読み出される管理情報デー
タやテキスト情報データを一時記憶したり、圧縮された
デジタル音楽データをスピーカー15、16を駆動する
アナログ音楽信号に変換したりする。記録時には外部の
音源84からのアナログ音楽信号を圧縮されたデジタル
音楽データに変換して、管理情報データとともにMDド
ライブ部81に転送する。
【0055】85はRAMで構成されたディスク情報記
憶部(記憶手段)であり、ディスク情報(属性情報)と
してのディスク名・曲番・曲名・曲の演奏時間・曲の記
録日時・曲の総数・ディスク名の記録日時・ディスクの
全演奏時間の各データが格納される。このディスク情報
は、再生が開始(主情報読出要求)したとき信号処理部
82に一時記憶された管理情報データやテキスト情報デ
ータを基にして、システムコントローラ(ディスク再生
装置の制御部、印字制御手段、属性情報リクエスト手
段)86の処理動作により格納される。
【0056】これらのディスク情報(属性情報)のう
ち、ディスク名、曲名、曲の記録日時、ディスク名の記
録日時の各データはそのまま格納され、曲番、曲の演奏
時間、曲の総数、ディスクの全演奏時間の各データは管
理情報中の曲の開始と終了アドレス等から演算して格納
される。
【0057】87は記録再生操作ボタン群(ディスク操
作ボタン群)14よりなる記録・再生操作部(外部操作
手段、ディスク操作部)であり、再生(主情報読出要
求、属性情報読出要求)時に使用する再生ボタン・停止
ボタン・選曲ボタン・表示切換ボタン・ディスク名表示
ボタン、及びテキスト情報入力時使用するタイトルボタ
ン・文字選択ボタン・文字確定ボタン等より成る。
【0058】88は表示ドライバーであり、ディスク情
報記憶部85の各データを構成している文字コード(属
性情報、表示情報)を受け取って表示用ドットパターン
に展開し、表示部3である液晶パネルに表示文字を表示
させる。表示部3の液晶パネルには、曲番選択時及び再
生時は曲番が表示される曲番表示エリアと曲名が表示さ
れる曲名表示エリアより成る。記録・再生操作部87の
表示切換ボタンが操作(属性情報読出要求)されるごと
に曲名表示部が、曲名表示から演奏時間、記録日時、再
度また曲名表示の順番にサイクリック表示切換される。
【0059】また再生時、タイトルボタンが操作される
とテキスト入力状態になり、ユーザーは表示部3を見な
がら文字選択ボタンで一文字選択しては文字確定ボタン
で確定することを繰り返してディスク名または曲名を作
成することができる。テキスト情報の入力を終了し、タ
イトルボタンを再び入れるとMD内にテキスト情報が記
録される。
【0060】次にラベル印字装置に関係する部分を説明
する。90はプリンター操作部(属性情報リクエスト手
段、印字操作ボタン群)であり、印字スタートボタン
(印字開始手段)9と印字選択ボタン(印字選択手段)
10より成る。
【0061】92はプリンタードライバーであり、印字
バッファ94などより成る。印字バッファ94は、メイ
ンラベル5(またはサイドラベル6等)の最大印字エリ
ア32(または34)に対応した容量、即ち256×3
78個のメモリセルから成るRAMで構成され、後述の
ように、メインラベル5の作成時にもサイドラベル6等
の作成時にも、共用の印字バッファとして使用される。
【0062】91は図2で説明したプリンター部(印字
手段)であり、サーマルヘッド24(図2参照)、カセ
ット検出スイッチ26、印字基準検出スイッチ28など
よりなる。サーマルヘッド24の発熱素子のうち、印字
バッファ94内に記憶された印字ドットパターンの1が
記憶されたセルに対応した位置の発熱素子が通電され、
印字が行われる。
【0063】93はROMであり、MD記録再生部の制
御プログラム、テープ印字機構の印字制御プログラム、
文字コードに対応した印字ドットパターンデータ、印字
テープ収納カセット21の種類に応じたラベルの形状情
報や図3で前述の最大印字エリア32(または34)の
位置情報(図3参照)などが格納されている。
【0064】図9はディスク情報記憶部85にシリアル
に格納された曲の各種データ(属性情報)の構成図であ
る。101はディスクに記録されている全曲の数を表す
曲の総数、102はディスク名、103は全曲の演奏時
間を表すディスクの全演奏時間、104はディスク名の
記録日時である。105は最初の曲の曲番1、106は
曲番1の曲名1、107は曲番1の演奏時間1、108
は曲番1の記録日時1である。さらに続けて109は曲
番2、110は曲番2の曲名2、111は曲番2の演奏
時間2、112は曲番2の記録日時2である。このよう
に、表示部3で表示される各曲の各種データ(属性情
報、表示情報)が順次全ての曲にわたってシリアルに格
納されている。
【0065】そして、ラベル印字時、プリンター操作部
(属性情報リクエスト手段)90の印字操作ボタン群の
うち、印字スタートボタン(印字開始手段)9を操作す
ると、後述のラベル作成処理(図10参照)が起動さ
れ、システムコントローラ(ディスク再生装置の制御
部、印字制御手段)86は、テープ印字機構の(ラベル
作成処理用の)制御プログラムに従って、ディスク情報
記憶部85から文字コード(属性情報、表示情報)を読
み出し、文字コードに対応した印字ドットパターンデー
タを、印字バッファ94内の所定の位置に格納し、プリ
ンター部(印字手段)91により印字ドットパターンを
印字して、所望のラベル(メインラベル5、サイドラベ
ル6等)を作成する。
【0066】上述のように、ここでのラベル印字装置で
は、MDの記録再生に係わる部分(ディスク再生装置)
の外部操作手段である記録・再生操作部(ディスク操作
部)87と併用されるプリンター操作部(属性情報リク
エスト手段)90により、表示情報を要求する属性情報
読出要求を行い、それに応答して読み出されたディスク
情報(属性情報)である表示情報を、システムコントロ
ーラ(印字制御手段)86により印字用のドットパター
ンデータに変換して、プリンター部(印字手段)91に
より印字する。
【0067】この場合、もともとMDの記録再生に係わ
る部分(ディスク再生装置)が表示部3への表示のため
の読出機能として備えていた機能を使用するので、新た
な機能を付加することなく、表示部3に表示できるディ
スク情報(属性情報)を全て印字できる。すなわち、従
来なら、その表示を確認してラベルに手書きで書き込む
ことにより作製したラベルを、簡単にしかも美しく作成
できる。
【0068】また、この場合、プリンター操作部(属性
情報リクエスト手段)90、プリンター部(印字手段)
91、システムコントローラ(印字制御手段)86は、
MDの記録再生に係わる部分(ディスク再生装置)とと
もに装置本体内に収容されるので、本例のように例えば
据置型のディスク再生装置の装置本体内にラベル印字装
置を一体として内蔵させるような場合に適している。
【0069】また、本例の場合、もともとのMD記録再
生装置1のMDの記録再生に係わる部分(ディスク再生
装置)の制御部が、制御プログラムに従って一般的なデ
ータ処理等ができるシステムコントローラ86なので、
もとのディスク再生装置としての機能ばかりでなく、ラ
ベル印字装置としての制御プログラムを内蔵することに
より、印字制御のための機能を果たせ、印字制御手段を
備えたことになる。したがって、この場合、機能の兼用
により、あまり装置全体を大型化せずにラベル印字装置
内蔵のMD記録再生装置(ディスク再生装置)1とする
ことができる。
【0070】また、本例の場合、ディスク再生装置がデ
ィスク情報(属性情報)を記憶するディスク情報記憶部
(記憶手段)85を有するので、記録・再生操作部(外
部操作手段、ディスク操作部)87の表示切換ボタンの
操作(属性情報読出要求)に応答して即座に表示情報
(属性情報)を読み出せる。したがって、この場合、ラ
ベル印字装置側のプリンター操作部(属性情報リクエス
ト手段)90からの属性記憶読出要求に対する応答も早
くなる。
【0071】なお、このMD記録再生装置1では、基本
的に、システムコントローラ86が割込待機状態となる
メイン(制御)プログラムルーチンに対して、記録・再
生操作部(外部操作手段、ディスク操作部)87の操作
により(主情報読出要求または属性情報読出要求の)割
込が発生して、MDの記録再生に係わる各種割込処理用
の制御プログラムルーチンが起動され、その割込処理が
実行される。
【0072】また、各割込処理ルーチンでは、その主情
報読出要求や属性情報読出要求に応答してディスク情報
記憶部85から文字コード(属性情報、表示情報)を読
み出す処理用の各種制御サブルーチン(以下、属性情報
読出サブルーチン)を起動して、その主情報読出要求や
属性情報読出要求に対応する属性情報を取得する。
【0073】この場合の属性情報読出サブルーチンは、
例えば要求する属性情報の名やその格納アドレス等をパ
ラメータ(引き数)として、ディスク情報記憶部85内
の所望のデータ(属性情報)を検索して読み出すプログ
ラムなど、割込処理(サブ)ルーチン(あるいは組み込
み関数ルーチン等)で実現できる。
【0074】ここで、メイン制御プログラムルーチン実
行時、MD記録再生用の制御プログラムルーチン実行時
および属性情報読出サブルーチン実行時のシステムコン
トローラ86は、もともとのディスク再生装置として備
えられた機能を果たすので、この状態のシステムコント
ローラ86を、ディスク再生装置の制御部としてのシス
テムコントローラ86のように表現する。
【0075】一方、割込待機状態のときに、プリンター
操作部(属性情報リクエスト手段)90の操作によりラ
ベル作成処理用の割込が発生して、図10等で後述する
ラベルの印字に係わる割込処理(ラベル作成処理)用の
印字制御プログラムルーチンが起動され、その割込処理
が実行される。すなわち、この状態のシステムコントロ
ーラ86は、ラベル印字装置としての機能を果たすの
で、印字制御手段としてのシステムコントローラ86の
ように表現する。
【0076】また、この印字制御手段としてのシステム
コントローラ86は、後述の印字制御プログラムルーチ
ン内で上記の属性情報読出サブルーチン(図12のステ
ップ402、403、図14のステップ604、図15
のステップ702、708、711等)を起動するの
で、属性情報読出要求を行う機能、すなわち属性情報リ
クエスト手段としての機能も備えることになる。
【0077】したがって、この場合、このMD記録再生
装置1におけるラベル印字装置では、ラベル印字時、プ
リンター操作部(属性情報リクエスト手段)90の印字
操作ボタン群のうち、印字スタートボタン(印字開始手
段)9を操作すると、ディスク再生装置の制御部として
のシステムコントローラ86が後述のラベル作成処理用
の印字制御プログラムルーチンを起動して(図10参
照)、印字制御手段としてのシステムコントローラ86
に制御を渡す。
【0078】印字制御手段としてのシステムコントロー
ラ86は、ROM93に格納されたテープ印字機構のラ
ベル作成処理用の制御プログラム(印字制御プログラム
ルーチン)に従って、属性情報が必要になった時点で属
性情報読出サブルーチンを起動して、ディスク再生装置
の制御部としてのシステムコントローラ86に制御を渡
す。
【0079】ディスク再生装置の制御部としてのシステ
ムコントローラ86は、属性情報読出サブルーチンを実
行して、ディスク情報記憶部85から文字コード(属性
情報、表示情報)を読み出し、元の印字制御プログラム
ルーチンにリターン(復帰)し、印字制御手段としての
システムコントローラ86に制御を渡す。
【0080】印字制御手段としてのシステムコントロー
ラ86は、上記と同様のことを繰り返して必要な属性情
報を得ることにより、印字制御プログラムルーチンに従
ってラベル作成処理を実行し、文字コードに対応した印
字ドットパターンデータを印字バッファ94内の所定の
位置に格納し、プリンター部(印字手段)91により印
字ドットパターンを印字して、所望のラベル(メインラ
ベル5、サイドラベル6等)を作成する。
【0081】なお、上記の処理では割込処理を基本とし
たが、マルチタスク処理等によっても同様のことが行え
るのは言うまでもない。
【0082】また、上記のディスク再生装置の制御部と
してのシステムコントローラ86と、印字制御手段とし
てのシステムコントローラ86とを別のコントローラに
よって構成しても良い。
【0083】また、そのような場合、プリンター操作部
(属性情報リクエスト手段)90の印字スタートボタン
(印字開始手段)9を操作して印字制御プログラムルー
チンが起動された時点で、ラベル作成のために必要な属
性情報を、ディスク情報記憶部(記憶手段)85から一
度に読み出して記憶するための記憶手段を設ければ、そ
れぞれ個別のコントローラによって構成されたディスク
再生装置の制御部および印字制御手段の相互間の情報伝
達(インタフェース)の頻度が低くなり、その情報伝達
期間以外では、それぞれ独立かつ平行して各処理を実行
可能となるので、処理の高速化等が図れるなど、より好
ましい。
【0084】また、そのような場合、各コントローラを
作動させるための制御プログラムも個別の記憶手段に記
憶しておけば、制御プログラムの読み出しの競合もなく
なるので、さらに好ましい。
【0085】また、上記のラベル印字装置では、MDの
記録再生に係わる部分(ディスク再生装置)の外部操作
手段である記録・再生操作部(ディスク操作部)87と
併用されるプリンター操作部(属性情報リクエスト手
段)90により、表示情報を要求する属性情報読出要求
を行ったが、例えばリモコン等の外部操作手段がある場
合に、そのリモコン(外部操作手段)の代わりに、属性
情報読出要求を行うように構成することもできる。
【0086】そして、上記のいずれの場合も、本発明を
適用したラベル印字装置では、外部操作手段による属性
情報読出要求に応答して属性情報を読み出すディスク再
生装置の制御部に対して、外部操作手段の代わりにまた
は外部操作手段と併用されて属性情報読出要求を行い、
それに応答して読み出された属性情報を印字用のドット
パターンデータに変換して印字する。
【0087】この場合、もともとディスク再生装置が備
えていた読出機能を使用するので、新たな機能を付加す
ることなく、属性情報を読み出すことができる。また、
読み出した属性情報を変換してラベルに印刷できるの
で、ラベルに手書きで書き込む必要がなくなる。したが
って、このラベル印字装置では、ディスクカートリッジ
に貼り付けて使用するラベルを簡単にしかも美しく作成
できる。
【0088】なお、上述した種々のバリエーションにつ
いては、その一部を第2実施形態(図20)等で紹介す
るものとし、次に、本発明を適用したラベル印字装置で
行われるテープ印字機構の(ラベル作成処理用の)印字
制御プログラムルーチンについて、図10のフローチャ
ートに基づいて、具体的に説明する。
【0089】まず、印字スタートボタン9を操作する
と、テープ印字機構の制御プログラムルーチンが起動さ
れ開始される。
【0090】図10に示すように、最初に、印字テープ
収納カセット検出処理が行われ、システムコントローラ
86は、プリンター部91のカセット検出スイッチ26
のデータを読み込む。この結果、あらかじめROM93
に格納されている印字テープ収納カセット21の種類に
対応した半抜きラベルの形状情報と最大印字エリアの位
置情報が確定される(ステップ201)。
【0091】次に図11で詳細に示される印字フォーマ
ット設定処理が行われる。ここではシステムコントロー
ラ86は、印字選択ボタン10の状態(第1〜第3選択
指示のいずれかが選択指示されているか)を読み込むこ
とにより、3種類のメインラベル5の印字フォーマット
(図4、5、6参照)に対応した印字ドットパターンデ
ータ作成処理プログラムが選択される(ステップ20
2)。
【0092】次に図12〜図14で詳細に示されるメイ
ンラベル用印字ドットパターンデータ作成処理により、
システムコントローラ86は、ディスク情報記憶部85
に格納された文字コードに対応した印字ドットパターン
データ(ROM93に格納されている)を印字バッファ
94の所定の位置に格納する(ステップ203)。
【0093】次に印字制御処理が開始され、システムコ
ントローラ86は、テープ送りモータ25を回転駆動し
て印字用テープ4を送るとともに(図2参照)、印字基
準検出スイッチ28で印字テープ4(図3参照)に形成
された印字基準穴35、36等を検出し、これを基準位
置として印字バッファ94に格納されたメインラベル用
印字ドットパターンデータに従い、プリンター部91の
サーマルヘッド24の発熱素子のON、OFFを制御
し、熱転写用インクリボン22のインクを印字テープ4
に転写して、メインラベル5の印字を作成する(ステッ
プ204)。
【0094】次に、サイドラベル用印字ドットパターン
データ作成処理により、システムコントローラ86は、
ディスク情報記憶部85に格納されたディスク名の文字
コードに対応した印字ドットパターンデータ(ROM9
3に格納されている)を印字バッファ94の所定の位置
に格納する(ステップ205)。
【0095】次にメインラベル印字で説明した印字制御
処理が開始されサイドラベル6、7、8の印字を作成す
る(ステップ206)。
【0096】この結果、印字用テープ4に形成された複
数の半抜きラベル上に曲名、ディスク名等が印字され、
テープ印字機構の制御プログラムルーチンが終了する。
【0097】次に印字フォーマット設定処理(ステップ
202)について、図11の印字フォーマット設定処理
フローチャートにより詳細に述べる。
【0098】図11に示すように、印字フォーマット設
定処理がスタートすると、システムコントローラ86は
印字選択ボタン10の状態(第1〜第3選択指示のいず
れかが選択指示されているか)を読み込む(ステップ3
01)。
【0099】次に読み込んだ印字選択ボタン10が第1
選択指示の「ディスク名と曲名」の印字を選択指示する
状態であるかを判断する。もし「ディスク名と曲名」の
印字をする(Yes)ならば、図12で詳細に述べるス
テップ303のメインラベル用印字ドットパターンデー
タ作成処理−1に進む。一方、もし第1選択指示の「デ
ィスク名と曲名」でなければ(No)、ステップ304
の「残り曲名」の印字を選択した状態であるかの判断に
進む(ステップ302)。
【0100】第1選択指示の「残り曲名」の印字を選択
指示した状態であるかの判断が「残り曲名」を印字する
(Yes)であるならば、図13で詳細に述べるステッ
プ305のメインラベル用印字ドットパターンデータ作
成処理−2に進む。もし「残り曲名」を印字しない(N
o)であるならば、図14で詳細に述べるステップ30
6のメインラベル用印字ドットパターンデータ作成処理
−3に進む(ステップ304)。
【0101】次にメインラベル用印字ドットパターンデ
ータ作成処理について、図12〜図14のフローチャー
トにより詳細に述べる。
【0102】図12は第1選択指示時のメインラベル用
印字ドットパターンデータ作成処理−1のフローチャー
トである。
【0103】同図に示すように、スタートすると、シス
テムコントローラ86は、初期設定として、メインラベ
ル5の1行1列目からディスク名を印字するために、印
字ドットパターンデータの最初の格納位置を、印字バッ
ファー94中の1行1列に設定する(ステップ40
1)。
【0104】次に、システムコントローラ86は、ディ
スク情報記憶部85から読み取る最初のデータ(属性情
報)として曲の総数を(例えば「曲の総数」というラベ
ル(名)やそれを示すポインタ(格納アドレス)などに
よるパラメータとして)設定し、(例えばそのパラメー
タにより検索する)属性情報読出サブルーチンを起動す
ること(属性情報読出要求)により、ディスク情報記録
部85からMDに記録されている曲の総数(図9参照:
属性情報、表示情報)を取得する。すなわち、システム
コントローラ86は、要求する属性情報として曲の総数
を設定し、属性情報読出要求により、曲の総数(属性情
報、表示情報)を読み取る(ステップ402)。
【0105】次に、システムコントローラ86は、同様
にして(属性情報読出要求により)、設定された読み取
りデータ(ディスク名および曲番・曲名)の最初の1文
字から1文字づつ(以下、ステップ403〜408また
は409のループ処理)文字コード(図4〜図5および
図9参照)を読み込む(ステップ403)。
【0106】次に、設定された読み取りデータ(ディス
ク名および曲番・曲名)の文字を全て読み込んだかを判
断する(ステップ404)。
【0107】もしデータの読み込みが終了していなけれ
ば(No)、ステップ403で読み込んだ文字コードに
対応するROM93に格納された印字ドットパターンデ
ータを確定する(ステップ405)。
【0108】次に、確定された印字ドットパターンデー
タのドット長さを基にして、同一行内に展開された印字
ドットパターンデータの累積ドット長さを計算する(ス
テップ406)。
【0109】次に、前ステップで計算された累積ドット
長さがメインラベルの最大印字幅Hに入るか否かを判断
する。即ちディスク名または曲番+曲名が1行でラベル
の幅に入りきれるかどうか等を判断する(ステップ40
7)。
【0110】もし、ディスク名または曲番+曲名の1組
を読み込み途中で、かつステップ403で読み込んだ文
字までの累積ドット長さがまだ最大印字幅H内ならば
(Yes)、システムコントローラ86は、ステップ4
05で確定した印字ドットパターンデータを、印字バッ
ファ94中の同一行に続けて格納する(ステップ40
8)。
【0111】もし、ディスク名または曲番+曲名の1組
が終了して次の曲番+曲名の最初の文字を読み込んだと
き(前の文字の最大印字幅内に次の文字を印字しない)
か、ディスク名または曲番+曲名の1組を読み込み途中
でかつ累積ドット長さが最大印字幅Hを超えていれば
(No)、ステップ405で確定した印字ドットパター
ンデータを、印字バッファ94中の次の行に格納する
(ステップ409)。
【0112】このように、印字バッファ94中へ1文字
の印字ドットパターンデータの格納が終了するとステッ
プ403に戻って読み取りデータ中の次の1文字コード
を読み込む。
【0113】一方、ステップ404において、設定され
た読み取りデータ(ディスク名および曲番・曲名)の文
字を全て読み込んだと判断すると(Yes)、それまで
印字バッファ94中に格納された印字ドットパターンデ
ータの累積行数を計算する(ステップ410)。
【0114】次に、ステップ402で読み取った曲の総
数と比較することにより、ディスク情報記憶部85内の
必要とする全てのデータ(ディスク名および曲番・曲
名)を読み取ったかを判断するステップに進む(ステッ
プ411)。
【0115】もし全てのデータの読み取りを終了したな
らば(Yes)、メインラベル用印字ドットパターンデ
ータ作成処理−1を終了して、次の処理に進む。
【0116】もしまだ読み取りをしていないデータがあ
れば(No)、ステップ410で計算した累積行数を用
いて、印字バッファ94内の最終印字行の前まで印字ド
ットパターンデータを展開格納したかの判断に進む(ス
テップ412)。
【0117】ステップ412において、もしまだ格納の
余地があるならば(No)、次の読み取りデータとして
次の曲番の曲番・曲名を設定する(ステップ413)。
この後、ステップ403に戻ってステップ413で設定
した読み取りデータの文字コードを最初から読み込む。
【0118】もし最後の1行分を残して印字バッファ9
4中に印字ドットパターンデータを格納してしまってい
れば(Yes)、ステップ402で読み込んだ曲の総数
を基にして、印字ドットパターンデータの格納がまだな
されていない残り曲数を計算する(ステップ414)。
【0119】次に、最終行に印字するコメント「その
他」を表すROM93に格納されている印字ドットパタ
ーンデータと、残り曲数に対応する印字ドットパターン
データを印字バッファ94中の最終行に格納する(ステ
ップ415)。
【0120】このステップ415の後、メインラベル用
印字ドットパターンデータ作成処理−1を終了して次の
処理に進む。この結果、曲の曲番・曲名に対応した印字
ドットパターンデータが印字バッファ94中に展開格納
される(図3および図4参照)。
【0121】また、このフローチャートに従えばメイン
ラベルサイズが小さくても、メインラベルサイズに応じ
た最大限のディスク名と曲番・曲名の印字ドットパター
ンデータの格納が可能となる。
【0122】図13は第2選択指示時のメインラベル用
印字ドットパターンデータ作成処理−2のフローチャー
トである。
【0123】同図に示すように、スタートすると、シス
テムコントローラ86は、初期設定として、メインラベ
ルの1行1列目から曲番・曲名を印字するために、印字
ドットパターンデータの最初の格納位置を印字バッファ
ー中の1行1列に設定する(ステップ501)。
【0124】次に、ここでは詳述しないが、ほぼ図12
のメインラベル用印字ドットパターンデータ作成処理−
1と同様のフローチャートにより、印字済み曲数を計算
する(ステップ502)。この場合、先に第1選択指示
により図12のメインラベル用印字ドットパターンデー
タ作成処理−1が実行されていれば、その印字済み曲数
を記憶しておいても良い。
【0125】次に、ステップ502で計算した(または
記憶しておいた)印字済み曲数の、次の曲番の曲を読み
取り開始データ(曲番・曲名)として設定する(ステッ
プ503)。
【0126】これらの設定が終わると、図12で前述の
メインラベル用印字ドットパターンデータ作成処理−1
のA以降と全く同じフローチャートにより、残り曲の曲
番・曲名に対応した印字ドットパターンデータが印字バ
ッファ94中に展開格納される(図3および図5参
照)。
【0127】図14は第3選択指示時のメインラベル用
印字ドットパターンデータ作成処理−3のフローチャー
トである。
【0128】同図に示すように、スタートすると、シス
テムコントローラ86は、初期設定として、ディスク情
報記憶部85から読み取る最初のデータ(属性情報)と
して曲番1の演奏時間と記録日時(図6および図9参
照:属性情報、表示情報)を設定する(ステップ60
1)。
【0129】次に、曲番・曲名と同じ行に演奏時間と記
録日時を印字するために、ここでは詳述しないがメイン
ラベル用印字ドットパターンデータ作成処理−1とほぼ
同様のフローチャートにより、設定された読み取りデー
タ(演奏時間と記録日時)に対応した曲番・曲名の印字
行を計算して、印字バッファ94中の印字ドットパター
ンデータの格納行を設定する(ステップ602)。
【0130】なお、ここでは、下記のように、ループ処
理(ステップ602〜607)の1回行う毎に、曲番・
曲名の印字行を計算して、印字バッファ94中の印字ド
ットパターンデータの格納行を設定するが、先に第1選
択指示により図12で前述ののメインラベル用印字ドッ
トパターンデータ作成処理−1が実行され、また、第2
選択指示により図13で前述のメインラベル用印字ドッ
トパターンデータ作成処理−2が実行されていれば、そ
のときの曲番・曲名の印字行(またはその印字ドットパ
ターンデータの格納行)を記憶しておいて、各曲番・曲
名に対応する演奏時間・記録日時の印字ドットパターン
データの格納行を設定するようにしても良い。
【0131】次に、ディスク情報記憶部85内の全曲の
データ(演奏時間および記録日時)の読み取りが終了し
たか、または印字行が印字バッファ94内の最終印字行
の前までとなったかを判断する(ステップ603)。
【0132】全曲のデータの読み取りが終了したか、ま
たは印字行が印字バッファ94の最終印字行の前までに
なってしまえば(Yes)、メインラベル用印字ドット
パターンデータ作成処理−3を終了して次の処理に進
む。
【0133】もしそうでなければ(No)、システムコ
ントローラ86は、設定された読み取りデータ(属性情
報)である演奏時間・記録日時を、前述の図13と同様
に、属性情報読出要求により読み込む(ステップ60
4)。
【0134】次に、ステップ604で読み込んだデータ
コードに対応するROM93に格納された印字ドットパ
ターンデータを確定する(ステップ605)。
【0135】次に、確定した印字ドットパターンデータ
を、ステップ602で設定された印字バッファ94中の
格納行に格納する(ステップ606)。
【0136】次に、読み取りデータとして次の曲番の曲
の演奏時間・記録日時を設定する(ステップ607)。
【0137】その後ステップ602に戻って以上説明し
たステップを繰り返し、演奏時間・記録日時に対応した
印字ドットパターンデータを印字バッファ94に展開格
納する(図3および図6参照)。
【0138】次にサイドラベル用印字ドットパターンデ
ータ作成処理について、図15のフローチャートにより
詳細に述べる。
【0139】サイドラベル用印字ドットパターンデータ
作成処理がスタートすると、同図に示すように、システ
ムコントローラ86は、初期設定として、印字バッファ
94中のメインラベル用に展開格納された印字ドットパ
ターンデータをクリアーする(ステップ701)。
【0140】次に、ディスク情報記憶部85から(要求
する属性情報としてディスク名を設定した属性情報読出
要求により)ディスク名を読み取る(ステップ70
2)。
【0141】次に、ディスク名を読み取った結果、ディ
スク名があるか否かを判断する(ステップ703)。
【0142】ディスク名があった場合(Yes)、ディ
スク名に対応するROM93中の印字ドットパターンデ
ータ列を確定する(ステップ704)。
【0143】次に、確定した印字ドットパターンデータ
列の長さを計算する(ステップ705)。
【0144】次に、印字ドットパターンデータをサイド
ラベル6等の中心に配置させるために、図10で前述の
印字テープ収納カセット検出処理201で確定されたサ
イドラベルの位置情報と、ステップ705で計算された
印字ドットパターンデータの長さより印字バッファ94
内の格納位置を計算して、そこにステップ704で確定
した印字ドットパターンデータを3つのサイドラベル6
等(図3および図7参照)に対応した3カ所に展開格納
する(ステップ706)。この結果、ディスク名に対応
した印字ドットパターンデータが、印字バッファ94中
の所定の位置に展開格納される。
【0145】ステップ703において、もしディスク名
がなかった場合(No)、(要求する属性情報として曲
番の小さい順に曲番・曲名を設定した属性情報読出要求
により)曲番の小さい曲から曲名を読み取る(ステップ
708)。
【0146】次に、ステップ708で読み取った曲名が
あるか否かを判断する(ステップ709)。もし曲名が
あれば(Yes)、ステップ704に戻り、上記で説明
したステップに従い、曲名に対応した印字ドットパター
ンデータが印字バッファ94中の所定の位置に展開格納
される。
【0147】ステップ709において、もし曲名がなけ
れば(No)、全曲の曲名を読み取ったかの判断に進む
(ステップ710)。もし全曲読み取っていなければ
(No)、ステップ708に戻って次の曲番の曲名を
(属性情報読出要求により)読み取る。
【0148】もし全曲読み取ってしまっていれば(Ye
s)、(要求する属性情報として曲番1の記録日時を設
定した属性情報読出要求により)曲番1の記録日時を読
み込む(ステップ711)。この後、ステップ704に
戻り、上記で説明したステップに従い、曲番1の記録日
時に対応した印字ドットパターンデータが印字バッファ
94内の所定の位置に展開格納される。
【0149】以上のように、印字ドットパターンデータ
が印字バッファ94内に展開格納されると、サイドラベ
ル用印字ドットパターンデータ作成処理は終了して次の
処理に進む。
【0150】以上、メインラベル5およびサイドラベル
6等用の印字ドットパターンデータ作成処理で説明した
ように、印字バッファ94をメインラベル作成時とサイ
ドラベル作成時に共用させることにより、印字バッファ
94のメモリー容量を小さくすることができる。
【0151】なお、図16はサイドラベルの他の印字例
である。75はあらかじめ決められたコメント「ディス
ク名:」であり、このコメントに続く印字がディスク名
であることを表す。そしてサイドラベルの先頭位置に印
字される。76はディスク名でありコメント75に続い
て印字される。またコメントはディスク名を連想させる
名称で有ればどんなものでもよく、例えば「タイトル
名」などでも良い。
【0152】図17は図16の印字を得るためのサイド
ラベル用印字ドットパターンデータ作成処理フローチャ
ートであり、図15で説明した第1実施形態のサイドラ
ベル用印字ドットパターン作成処理フローチャートとス
テップ番号を付けた部分のみ異なる。
【0153】この場合、システムコントローラ86は、
ステップ801で「ディスク名:」を表す印字ドットパ
ターンデータをROM93から読み出し、サイドラベル
6等の先頭位置に対応した印字バッファ94内に格納す
る。次のステップ802では読み取ったディスク情報記
憶部85のデータに対応する印字ドットパターンデータ
を印字バッファ94内の「ディスク名:」を表す印字ド
ットパターンデータに続けて格納する。
【0154】上述の場合、ラベル印字装置では、サイド
ラベル6等の最初にディスク名であることを示す定型の
タイトルコメントを印字し、それに続けてディスク名を
印字するので、サイドラベル6等による表示がディスク
名であることを明示できるとともに、印字されるディス
ク名の先頭を揃えられるので、MDカートリッジ(ディ
スクカートリッジ)901やMDケース902(MDカ
ートリッジ等)を多数枚重ねて置いたときに印字の先頭
がそろって見栄えの良いサイドラベル6等になる。
【0155】以上第1実施形態で説明したように、印字
テープ4に形成した形状のことなる半抜きラベル上に、
それぞれ異なった内容の情報を印字することにより、貼
る場所にふさわしい内容が印字されたラベルを一度に数
種類作成できる。
【0156】次に、本発明の第2実施形態に係るラベル
印字装置について説明する。図19は、本発明の第2実
施形態である従来のポータブル型のMD記録再生プレー
ヤに接続したラベル印字装置のシステム外観を示し、図
20は、図19に対応するブロック図である。
【0157】両図に示すMD記録再生プレーヤ911と
ラベル印字装置121は、基本的な構成としては、図8
で前述のMD記録再生装置1のそれぞれディスク再生装
置とラベル印字装置に相当するものであり、該当部分に
は、図8で図示の符号を()内に示してある。
【0158】一方、本実施形態では、図8で前述のディ
スク再生装置の制御部としてのシステムコントローラ8
6と、印字制御手段としてのシステムコントローラ86
とを、個別のコントローラ、すなわちそれぞれシステム
コントローラ937、プリンタコントローラ140によ
って構成する。
【0159】また、ラベル作成のために必要な属性情報
を、ディスク情報記憶部(記憶手段)936(85)か
ら一度に読み出して記憶するための印字情報記憶部(記
憶手段)138(85)を設け、それぞれ個別のコント
ローラ相互間のデータの送受信(インタフェース)の頻
度を低くし、各コントローラを作動させるための制御プ
ログラムも個別の記憶手段(ただし、ラベル印字装置1
21側のROM139のみ図示)に記憶して制御プログ
ラムの読み出しの競合もなくすことにより、インタフェ
ース期間以外では、それぞれ独立かつ平行して各処理を
実行することにより、総合的に処理の高速化を図ってい
る。
【0160】また、リモコンによる外部操作手段がある
場合の、そのリモコン(外部操作手段)の代わりに属性
情報読出要求を行うラベル印字装置として、ラベル印字
装置121を構成している。
【0161】そして、本実施形態は、ラベル印字装置1
21を上述のように構成することにより、ポータブル型
のMD記録再生プレーヤ911をディスク再生装置とし
て、属性情報を要求できる構成となっている。
【0162】まず、従来からの構成を有するポータブル
型のMD記録再生プレーヤ911について説明してお
く。
【0163】図30および図31は、ポータブル型のM
D記録再生プレーヤ911とそれに接続可能な従来のリ
モコン921の外観図とブロック図である。
【0164】両図に示すように、MD記録再生プレーヤ
911は、本体表示部912(3)、本体操作部914
(87:外部操作手段、ディスク操作部)、MDドライ
ブ部932(81)、信号処理部933(82)、音源
935(84)、ディスク情報記憶部936(85:記
憶手段)、本体表示ドライバー939(88)などを備
え、これらは図8で前述のMD記録再生装置1のディス
ク再生装置の各部に相当する。
【0165】ただし、リモコン接続ケーブル925によ
りリモコン921と接続されるリモコン用コネクタ端子
を有するリモコン接続部913を備えている。また、信
号処理部933で変換したアナログ音楽信号で駆動する
対象は、図8の信号処理部82がスピーカ15、16だ
ったのに対して、リモコン接続部913を介してイヤホ
ーン924となっている。
【0166】一方、リモコン921は、再生中の曲番・
曲名などを表示するリモコン表示部922、MD再生の
ための再生用ボタン群より成るリモコン操作部923、
イヤホーン924、リモコン接続ケーブル925、リモ
コン表示ドライバー926、リモコンコントローラ92
7により構成される。MD再生時、リモコン用コネクタ
端子913にリモコン接続ケーブル925を接続させて
再生をコントロールする。
【0167】リモコン操作部923は、本体操作部91
4の再生時使用するボタンと同じ構成をしている。リモ
コン表示ドライバー926は、ディスク情報記憶部93
6(85)の各データを構成している文字コード(属性
情報、表示情報)を受け取って表示用ドットパターンに
展開し、液晶パネル等のリモコン表示部922に表示文
字を表示させる。
【0168】リモコン表示部922は本体表示部912
と同様に、曲番表示エリアと曲名表示エリアより成る。
リモコン操作部923の表示切換ボタンが操作(属性情
報読出要求)されるごとに曲名表示エリアが、曲名表示
から演奏時間、記録日時、再度また曲名表示の順番にサ
イクリック表示切換される。
【0169】リモコンコントローラ927は、リモコン
操作部923からの信号によりポータブル型のMD記録
再生プレーヤ911のシステムコントローラ937を動
作させてMDを再生させたり、ディスク情報記憶部93
6の各文字コードを受け取ってリモコン表示ドライバー
926に格納したりする。再生時、信号処理部933で
変換されたアナログ音楽信号はリモコン接続部913を
介し、リモコン921をスルーに経由してイヤホーン9
24を駆動する。
【0170】次に、リモコン921の動作について詳述
する。曲番nを選択するために、リモコン操作部923
の選曲ボタンを操作(属性情報読出要求)すると、リモ
コンコントローラ927は、ディスク情報記憶部936
から前回再生した曲の次の曲番mと曲番mの曲名mのデ
ータを構成する文字コード(属性情報、表示情報)を読
み出し、リモコン表示ドライバー926に格納する。こ
の結果、リモコン表示部922の曲番表示エリアに数m
と曲名表示エリアに曲名mが表示される。
【0171】さらに選曲ボタンを操作すると、リモコン
コントローラ927はディスク情報記憶部936から曲
番m+1と曲名m+1のデータを構成する文字コードを
読み出し、リモコン表示ドライバー926に格納する。
この結果、リモコン表示部922には曲番m+1と曲名
m+1が表示される。
【0172】ユーザーは希望の曲番nが表示されるまで
上記の動作を繰り返す。曲番nと曲名nが表示された状
態で再生ボタンを操作(主情報読出要求)すると、リモ
コンコントローラ927は、システムコントローラ93
7を動作させて、曲番nが再生される。尚、最後尾の曲
番と曲名が表示された状態で選曲ボタンをさらに操作す
ると、曲番1とその曲名が表示される。このように、リ
モコン操作部923の選曲ボタンを操作するごとに、サ
イクリックに曲番が順次選択される。
【0173】また、曲番nと曲名nが表示された状態で
リモコン操作部923の表示切換ボタンを操作すると、
リモコンコントローラ927はディスク情報記憶部93
6から曲番nの演奏時間nのデータの情報(文字)コー
ドを読み出し、リモコン表示ドライバー926に格納す
る。この結果、リモコン表示部922の曲名表示エリア
に演奏時間nが表示される。
【0174】さらに表示切換ボタンを操作すると、リモ
コンコントローラ927はディスク情報記憶部936か
ら曲番nの記録日時nのデータの文字コードを読み出
し、リモコン表示ドライバー926に格納する。この結
果、リモコン表示部922の曲名表示エリアに記録日時
nが表示される。
【0175】さらにリモコン操作部923の表示切換ボ
タンを操作(属性情報読出要求)すると、リモコンコン
トローラ927はディスク情報記録部936から曲名n
のデータの文字コード(属性情報、表示情報)を読み出
し、リモコン表示ドライバー926に格納する。この結
果、リモコン表示部922の曲名表示エリアに曲名nが
再び表示される。このように、リモコン操作部923の
表示切換ボタンが操作されるごとにこれらの動作がサイ
クリックに繰り返される。
【0176】またリモコン表示部922がどんな表示状
態であっても、リモコン操作部923のディスク名表示
ボタンを操作(属性情報読出要求)すると、リモコンコ
ントローラ927はディスク情報記憶部936から記録
された曲の総数とディスク名データを構成する文字コー
ド(図9参照:属性情報、表示情報)を読み出し、リモ
コン表示ドライバー926に格納する。この結果、リモ
コン表示部922の曲番表示エリアに曲の総数と曲名表
示エリアにディスク名が表示される。
【0177】この状態で表示切換ボタンを操作すると、
リモコンコントローラ927はディスク情報記憶部93
6からディスクの全演奏時間のデータを構成する文字コ
ードを読み出し、リモコン表示ドライバー926に格納
する。この結果、リモコン表示部922の曲名表示エリ
アにディスクの全演奏時間が表示される。
【0178】さらに表示切換ボタンを操作すると、リモ
コンコントローラ927はディスク情報記憶部936か
らディスク名記録日時のデータを構成する文字コードを
読み出し、リモコン表示ドライバー926に格納する。
この結果、リモコン表示部922の曲名表示エリアにデ
ィスク名の記録日時が表示される。
【0179】演奏を停止させたい場合はリモコン操作部
923の停止ボタンを操作すると、リモコンコントロー
ラ927はシステムコントローラ937を動作させて曲
nの演奏を停止させる。
【0180】前述のように、図19および図20は、上
記のリモコン921の代わりにラベル印字装置121を
接続した場合のシステムの外観図およびそのブロック図
である。
【0181】両図に示すように、MD記録再生プレーヤ
911は、図30および図31で上述のものと同一なの
で、説明は省略する。
【0182】ラベル印字装置121は、以下の構成より
成る。128は発光ダイオードであり、電源が入ってい
る状態、データを読み込んでいる状態、印刷中の状態、
の3種類の状態に応じた周波数により点滅する。さらに
印刷中の点滅は印字の残り時間に応じて連続的に変化す
る。129はプリンター接続ケーブルであり、ポータブ
ル型のMD記録再生プレーヤ911のリモコン接続部9
13のリモコン用コネクター端子に接続させてデータの
入出力(送受信)を行う。
【0183】133はプリンター表示部であり発光ダイ
オード128より成る。134は発光ダイオード128
を駆動するトランジスタ等より成る表示ドライバーであ
る。
【0184】139はROMであり、図8で前述のRO
M93と同様に、データ読み込み制御プログラム、テー
プ印字機構の印字制御プログラム、文字コードに対応し
た印字ドットパターンデータ、印字テープ収納カセット
21の種類に応じたラベルの形状情報や最大印字エリア
の位置情報が格納されている。
【0185】138はRAMより成る印字情報記憶部で
あり、ROM139に格納されたデータ読み込み制御プ
ログラムにより、所定のフォーマットに変換されたディ
スク情報記憶部936のデータが格納されている。プリ
ンターコントローラ140は、プリンター接続ケーブル
128によりリモコン接続部913のリモコン用コネク
タ端子を介してシステムコントローラ937とつながっ
ており、データの送受信を行っている。その他は、第1
実施形態の図8で前述のラベル印刷装置と同じ構成をし
ている。
【0186】以上のような構成にすれば、従来のポータ
ブル型のMD記録再生プレーヤ911に接続し、記録再
生可能なMD(ディスク)に記録されたデータを用い
て、MDカートリッジに貼り付けて使用するラベルを簡
単にしかも美しく作成できるという効果を有する。
【0187】すなわち、印字スタートボタン9を操作す
ると、図10で前述のテープ印字機構の制御プログラム
ルーチンが起動され開始されて、図10〜図17等で前
述のように、メインラベル5やサイドラベル6等が作成
される。
【0188】ただし、本実施形態では、プリンターコン
トローラ140は、ROM139に格納されたテープ印
字機構の制御プログラムに従って、図12〜図14で前
述の初期設定のステップ401、501、601におい
て、要求する属性情報として、ラベル作成に必要な属性
情報の全て(図9参照)を設定し、属性情報読出要求に
より、リモコン接続部913を介してディスク情報記憶
部(記憶手段)936(85)から一度に読み出し、印
字情報記憶部(記憶手段)138(85)に記憶する。
【0189】このため、前述の第1実施形態では属性情
報読出サブルーチン(属性情報読出要求)により行った
他の処理(図12のステップ402、403、図14の
ステップ604、図15のステップ702、708、7
11等)は、単に印字情報記憶部138からの読み出し
処理となる。
【0190】上述のように、属性情報を要求する相手の
ディスク再生装置がポータブル型のMD記録再生プレー
ヤ911であり、リモコン921からの属性情報読出要
求に応答した属性情報を出力するリモコン接続部(リモ
コン通信手段)913を有しているので、ラベル印字装
置121では、そのリモコン接続部(リモコン通信手
段)913を介して属性情報読出要求の送信とそれに応
答した属性情報の受信を行う。
【0191】すなわち、もともとMD記録再生プレーヤ
(ディスク再生装置)911が備えていたリモコン接続
部(リモコン通信手段)913を利用するので、新たな
読出機能を付加することなく、属性情報を読み出してラ
ベルに印刷でき、MDカートリッジ(ディスクカートリ
ッジ)901やMDケース902(MDカートリッジ
等)に貼り付けて使用するラベルを簡単にしかも美しく
作成できる。
【0192】また、この場合のリモコン通信は有線であ
り、MD記録再生プレーヤ(ディスク再生装置)911
のリモコン接続部(リモコン通信手段)913がリモコ
ン921との接続を着脱自在に行うためのリモコン用コ
ネクタ端子を有するので、そのリモコン用コネクタ端子
にプリンター接続ケーブル128により接続するだけ
で、そのリモコン機能を利用して属性情報を読み出して
ラベルに印刷でき、ラベルを簡単にしかも美しく作成で
きる。
【0193】すなわち、このラベル印字装置121は、
例えばポータブル型のディスク再生装置に対して属性情
報を要求するのに適している。
【0194】また、上記の場合、リモコン921が自己
のリモコン表示部922に表示する表示情報を要求する
属性情報読出要求を出力可能に構成されているので、そ
れに応答できるリモコン接続部(リモコン通信手段)9
13もその属性情報読出要求に応答して表示情報を属性
情報としてリモコン921に出力できる。
【0195】このラベル印字装置121では、リモコン
921と同一の属性情報読出要求を送信できるので、リ
モコン921を接続したときにそのリモコン表示部92
2に表示できる属性情報を全て印字できる。すなわち、
従来なら、その表示を確認してラベルに手書きで書き込
むことにより作製したラベルを、簡単にしかも美しく作
成できる。
【0196】また、このラベル印字装置121では、内
部の処理状態等を報知するプリンター表示部133を備
えているので、ユーザーに確実な操作等を促せるととも
に、印字中等の状態においてもその印字結果を確認する
までもなく状況(例えばもう少しで印字が終了するな
ど)を把握することができるので、安心して待つことが
できる、などの利点がある。
【0197】なお、前述の図10〜図17では、曲の各
種データ(属性情報)がディスク情報記憶部85(本実
施形態のディスク情報記憶部936に相当)内に図9で
前述のように格納されていること、すなわち曲番1から
シリアルに格納されていることを前提として説明した
が、(例えばリモコン921の説明で使用した前回再生
した曲の次の曲番等の)任意の曲番mから並べて格納す
ることもできる。また、各データの区切りを判別し易い
ように、区切りコードを付すこともできる。
【0198】例えば曲番mを図9の曲番1に対応させ
て、すなわちm=1として同符号を付し、かつ、区切り
コード100を付加して図示(格納)すると、図21に
示すようになるが、この場合、図9の構成と同様の構成
であり、実質的な処理は同等となる(単に曲番mを曲番
1のように扱い、同様に、曲番m+1、m+2、……を
曲番2、3、……のように扱えば良い)ので、前述の図
10〜図17と同様の処理により、容易にラベルを作成
できる。
【0199】また、上述の説明では、属性情報読出サブ
ルーチンの起動(属性情報読出要求)を第1実施形態で
前述の該当処理(図12のステップ402、403、図
14のステップ604、図15のステップ702、70
8、711等)から前述の初期設定のステップ401、
501、601に移して一括で行うこととしたが、一括
して行うのであれば、図10のメインラベル用印字ドッ
トパターンデータ作成処理(ステップ203)の前やさ
らにその前の印字フォーマット設定処理(ステップ20
2)の前で行うようにしても良い。この場合、該当処理
が1つになるので、プログラム効率等が向上する。
【0200】また、本実施形態のラベル印字装置121
は、装置としてはディスク再生装置と分離されているの
で、(例えば単体でまたはリモコン921とともに再生
のために動作している場合など)ディスク再生装置のM
D記録再生プレーヤ911が動作していても、ラベル印
字をしないときには電源をオンにしておく必要がない。
そこで、前述の印字スタートボタン9を電源ボタンと兼
用しても良い。また、同様に、ラベル印字が終了すれば
電源をオンにしておく必要もなくなるので、印字終了と
共に、電源をオフにするようにしても良い。
【0201】以下、念のために、上述の内容を盛り込ん
だ場合のラベル作成処理用の印字制御プログラムルーチ
ンについて、図22のフローチャートに基づいて、具体
的に説明しておく。
【0202】印字スタートボタン9を操作すると、ラベ
ル印字装置121に電源が入り、以下の印字制御プログ
ラムルーチンが起動されて処理が開始(スタート)され
る(ステップ211)。
【0203】次に、図10で前述の印字テープ収納カセ
ット検出処理や、印字情報記憶部138であるRAMの
クリア、最初のデータが格納されるアドレス設定など
の、初期設定が実行される(ステップ212)。
【0204】次に、データ読み込み処理が開始され、M
D記録再生プレーヤ911の表示情報記憶部936に格
納されたMDの表示情報(属性情報)が読み出され、印
字情報記憶部138に格納される(ステップ213)。
【0205】すなわち、要求する属性情報として、ラベ
ル作成に必要な属性情報の全て(図9または図21参
照)を設定し、属性情報読出要求により、リモコン接続
部913を介してディスク情報記憶部936から属性情
報を一度に読み出し、印字情報記憶部138に記憶す
る。
【0206】次に、図10で前述の印字フォーマット設
定処理(ステップ202)〜印字制御処理(ステップ2
06)が実行されて、メインラベル5やサイドラベル6
等が作成される。
【0207】ラベル印字が終了すると印字制御プログラ
ムルーチンを終了して電源を切る終了処理が行われる
(ステップ214)。
【0208】またスタート処理が開始されると印字関係
の処理と平行して表示制御処理が開始され、印字関係の
各処理状態に合わせてプリンター表示ドライバー84を
制御する(ステップ210)。
【0209】なお、上述してきた説明では、前述の初期
設定(ステップ401)等やディスク読み込み処理(ス
テップ213)において、属性情報読出要求により、M
D記録再生プレーヤ911のディスク情報記憶部936
から、属性情報を一度に読み出すものとしたが、ディス
ク情報記憶部936内の各データ(各属性情報)の構成
(並び順、フォーマット)が図9や図21の構成になっ
ていなかったり、各データが分割して格納されていた
り、データ形式が各データごとに異なっていたり、など
の理由により、属性情報を一度に読み出せない場合も想
定し得る。
【0210】そこで、そのような場合に、各データ(属
性情報)を個別に要求(属性情報読出要求)して、図9
や図21の構成(並び順、フォーマット)に整えなが
ら、印字情報記憶部138に格納するためのデータ読み
込み処理の一例について、図23のフローチャートを参
照して説明する。
【0211】同図に示すように、データ読み込み処理が
スタートすると、プリンターコントローラ140は、リ
モコンのディスク名表示ボタンを操作したとき発生する
信号と同一の信号を発生させて、リモコン接続部913
を介してシステムコントローラ937に送信(属性情報
読出要求)する(ステップ1001)。
【0212】その結果、システムコントローラ937
は、ディスク情報記憶部936内に格納されている曲の
総数とディスク名の文字コード(例えば図21参照:属
性情報、表示情報)を、プリンターコントローラ140
に送信して来るので、プリンターコントローラ140
は、このデータ(属性情報、表示情報)を印字情報記憶
部138の所定のアドレスに格納する(ステップ100
2)。
【0213】さらに区切りコード100を曲の総数の後
およびディスク名の後に付加して再格納し直す(ステッ
プ1003)。
【0214】次にディスクの全演奏時間とディスク名の
記録日時の格納が終了したかの判断をする(ステップ1
004)。
【0215】もしディスクの全演奏時間とディスク名の
記録日時の格納が終了していなければ(No)、まずプ
リンターコントローラ140は、リモコンの表示切換ボ
タンを操作したとき発生する信号と同一の信号を発生さ
せ、システムコントローラ937に送信(属性情報読出
要求)する(ステップ1005)。
【0216】その結果、システムコントローラ937は
ディスク情報記憶部936内に格納されているディスク
の全演奏時間の文字コード(属性情報、表示情報)をプ
リンターコントローラ140に送信してくるので、この
データを印字情報記憶部138内の続きのアドレスに格
納する(ステップ1006)。
【0217】さらにデータの区切りコード100を続け
て格納する(ステップ1007)。
【0218】次にまた、ディスクの全演奏時間とディス
ク名の記録日時の格納が終了したかの判断に戻る(ステ
ップ1004)。
【0219】もしディスクの全演奏時間とディスク名の
記録日時の格納が終了していなければ(No)、さらに
同じ動作を繰り返してディスク名の記録日時とその区切
りコード100を印字情報記憶部138の続きのアドレ
スに格納する(ステップ1005、1006、100
7)。
【0220】ディスクの全演奏時間とディスク名の記録
日時の格納が終了すると(Yes)、全曲の各種データ
の格納が終了したかの判断に移る(ステップ100
8)。
【0221】もし格納が終了していなければ(No)、
プリンターコントローラ140は、リモコンの選曲ボタ
ンを操作したとき発生する信号と同一の信号を発生させ
て、リモコン接続部913を介してシステムコントロー
ラ937に送信(属性情報読出要求)する(ステップ1
009)。
【0222】その結果、システムコントローラ937
は、ディスク情報記憶部936内に格納され且つ、直前
に再生されていた曲の次の曲の曲番m(例えば曲番1:
m=1)と曲名mの文字コード(属性情報、表示情報)
をプリンターコントローラ140に送信して来るので、
プリンターコントローラ140は、このデータを印字情
報記憶部138の続きのアドレスから格納する(ステッ
プ1010)。
【0223】さらに区切りコード100を曲番mの後お
よび曲名mの後に付加して再記憶し直す(ステップ10
11)。
【0224】次に曲番mの演奏時間mと記録日時mの格
納が終了したかの判断に入る(ステップ1012)。
【0225】もし演奏時間mと記録日時mが格納されて
いなければ(No)、まずプリンターコントローラ14
0はリモコンの表示切換ボタンを操作したとき発生する
信号と同一の信号を発生させ、システムコントローラ9
37に送信(属性情報読出要求)する(ステップ101
3)。
【0226】この結果、システムコントローラ937
は、ディスク情報記憶部936内に格納されている曲番
mの演奏時間mの文字コード(属性情報、表示情報)を
プリンターコントローラ140に送信して来るので、こ
のデータを印字情報記憶部138内の続きのアドレスか
ら格納する(ステップ1014)。
【0227】さらにデータの区切りコード100を続け
て格納する(ステップ1015)。
【0228】次にまた、曲番mの演奏時間mと記録日時
mの格納が終了したかの判断に戻る(ステップ101
2)。
【0229】曲番mの演奏時間mと記録日時mの格納が
終了していなければ(No)、さらに同じ動作を繰り返
して曲番mの記録日時mとデータの区切りコード100
を印字情報記憶部138に格納する(ステップ101
3、1014、1015)。
【0230】もし曲番mの演奏時間mと記録日時mの格
納が終了してしまえば(Yes)、再度全曲の各種デー
タの格納が終了したかの判断にもどる(ステップ100
8)。
【0231】もし全曲の各種データの格納が終了してい
なければ(No)、この同じ動作を繰り返す(ステップ
1009から1015)。
【0232】もし全曲の各種データの格納が終了してお
れば(Yes)、データ読み込み処理は終了する。この
結果、印字情報記憶部138内には図21に示すシリア
ルのデータが格納される。
【0233】以上説明したように、リモコンの操作手順
に従ってプリンターコントローラ140がMD記録再生
プレーヤ(ディスク再生装置)911内のシステムコン
トローラ937を制御することにより、ディスク再生装
置内の表示用データを読み出すことができる。
【0234】なお、念のために、以下、リモコン操作時
のリモコン(例えば前述のリモコン921)とMD記録
再生プレーヤ911の間の送受信の態様について一例を
示しておく。
【0235】例えば、図24に示すように、ユーザによ
り任意の属性情報を要求する操作がされると(以下、こ
れを仮に「要求キー」を押す操作とする)、リモコン9
21では、割込処理としての要求処理(Q10)を起動
してスタートし、まず、要求信号RQ1を生成して送信
する(Q101)。
【0236】この要求信号RQ1を受信すると、MD記
録再生プレーヤ911では、その要求に対する応答処理
を起動してスタートし、応答処理を実行し(P10、P
101:以下の説明や図示では簡略化してスタート(例
えば上記P10等)は省略)、要求RQ1に対する応答
データ(応答する制御用の信号のみの場合もあるが、こ
こではこれらも含めて応答データという)RP1を送信
する(P102)。
【0237】この応答データRP1を受信すると(Q1
02)、リモコン921では、要求したデータか否か、
すなわち、要求信号RQ1に対する所望の応答データか
否かを判別する(Q103)。この場合、応答データの
1つの送受信単位(例えばパケット)の先頭には(例え
ば1バイトの)識別データがあり、この識別データによ
りそのデータを識別することにより、要求したデータか
否かを判別する。
【0238】そして、応答データRP1が要求したもの
と異なるときには(Q103:No)、再要求する(Q
101)。一方、要求通りのときには(Q103:Ye
s)、要求処理を終了して(Q106)、受信したデー
タを所定の領域に格納したり表示するなどの次の処理に
移行することになる。もちろん、処理終了(Q106)
前にそれらの処理(格納処理や表示処理など)を含めて
も良い。
【0239】ただし、上記の場合、MD記録再生プレー
ヤ911では、連続して送信される応答データがある場
合、例えば応答データRP1を第1応答データRP1と
すると、第2応答データRP2、第3応答データRP
3、……、第k(k=1、2、……)応答データRPk
を送信する(P104〜P105)。
【0240】例えば前述の例の場合、ユーザが、ディス
ク名表示ボタン(ディスク名要求キー)を押すと、上述
の処理により、曲の総数およびディスク名の文字コード
(属性情報、表示情報)を、それぞれ第1応答データR
P1および第2応答データRP2として送信する。
【0241】これに対し、リモコン921では、第1応
答データRP1が要求したものと異なるときには(Q1
03:No)、第1応答データRP1を無視して、再要
求する(Q101)ので、第2応答データRP2も無視
される。一方、要求通りのときには(Q103:Ye
s)、次に、第2応答データRP2、第3応答データR
P3、……、第k応答データRPkを受信してから要求
処理を終了する(Q104〜Q106)。
【0242】上述のように、リモコン921では、操作
された要求キーに応じた要求信号を生成して送信し、M
D記録再生プレーヤ911は、その要求信号に応じた応
答データを送信(返信)できるように構成されているの
で、ラベル印字装置121でも、リモコン921と同じ
要求キーを備えて同様に処理すれば、リモコン921と
同じ機能を果たすことができる。
【0243】また、例えば前述の例のMD記録再生プレ
ーヤ911等の仕様と異なる仕様でも適用できる。ま
た、リモコンの複数の要求キーによる要求信号を組み合
わせて連続する属性情報要求を行うこともできる。前述
の図10全体の処理、図22全体の処理、図23の処理
もこれに該当する。リモコン通信可能なMDプレーヤと
して異なる仕様のものに対して連続的に属性情報要求を
行う具体例については、第4実施形態等でさらに後述す
る。
【0244】また、ディスク再生装置からラベル印字装
置へは文字コードでデータが送信されるシステム例で説
明してきたが、ドットパターンデータで表示用データが
送信されるシステムの場合でも同様にリモコンの操作手
順に従って表示用データを読み出すことができる。
【0245】なお、システムコントローラ937は、前
述のように、基本的には、プリンターコントローラ13
8と独立かつ平行してラベル印字と関係のない処理を実
行することもできるが、ラベル印字中に印字状態の情報
を相互間でやり取りして、本体表示部912にその印字
状態を(メッセージ等により)表示させるようにもでき
る。この場合、ユーザーは状況把握がさらにしやすくな
る。
【0246】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。図25は本発明の第3実施形態であるラベル印字装
置のブロック図である。本実施形態ではMD記録再生装
置とラベル印字装置とのデータの入出力に赤外線(光)
通信を使用している。
【0247】据置型のMD記録再生装置951はリモコ
ン入出力端子としての赤外線送受信部952とスピーカ
ー953を備えており、その他は第2実施形態で説明し
たポータブル型のMD記録再生装置911と同じ構成と
なっている。
【0248】ラベル印字装置141は以下の構成より成
る。142はプリンター操作部であり、印字スタートボ
タン・印字選択ボタンより成るプリンターボタン143
と、再生ボタン・停止ボタン・選曲ボタン・表示切換ボ
タン・ディスク名表示ボタンから成るリモコン再生ボタ
ン144より成る。145は液晶パネルより成るリモコ
ン表示部であり、リモコン表示ドライバー146により
駆動される。
【0249】147は赤外線送受信部であり、MD記録
再生装置951の赤外線送受信部952との間で信号の
入出力を行う。その他は第2実施形態で説明したラベル
印字装置121と同じ構成をしている。
【0250】すなわち、図20で前述のラベル印字装置
121と図31で前述のリモコン921の機能を併せ持
ち、かつリモコン通信手段として赤外線(光)通信を使
用した構成となっている。
【0251】この結果、第2実施形態のラベル印字装置
1の機能に加えてリモコン機能が搭載した構成となって
いるため、ラベル作成が可能であると同時に、離れた場
所からMD記録再生装置951の再生動作が可能とな
る。
【0252】以上のような構成にすれば、従来の据置型
のMD再生装置951をディスク再生装置として、属性
情報を要求でき、かつMDカートリッジに貼り付けて使
用するラベルを簡単にしかも美しく作成できるという効
果を有する。
【0253】上述のように、このラベル印字装置141
では、ディスク再生装置と光通信により送受信可能なの
で、その機能を利用して属性情報を読み出してラベルに
印刷でき、ラベルを簡単にしかも美しく作成できる。ま
た、リモコンのディスク再生装置を操作する機能と同一
の機能を備えることにより、リモコンを別に所有する煩
わしさがない。すなわち、例えば据置型のディスク再生
装置に対して属性情報を要求するのに適している。
【0254】なお、以上の第1〜3実施形態の説明で
は、本発明のラベル印字装置が属性情報を要求するディ
スク再生装置としてMDに記録再生できる装置を用いた
が、再生専用の装置でも良い。
【0255】また、例えば前述の例のMD記録再生装置
1、MD記録再生プレーヤ911、MD記録再生装置9
51等の仕様では、再生ボタン・停止ボタン・選曲ボタ
ン・表示切換ボタン・ディスク名表示ボタン等を有し、
ディスク名表示ボタン(ディスク名要求キー)を押す
と、曲の総数とディスク名が読み出され、表示切換ボタ
ンを押すと、曲名表示→演奏(再生)時間→記録日時→
曲名表示のように切り換えられ、選曲ボタンを押すと、
前回再生した曲の次の曲名(曲番mと曲名m)から順に
表示できたが、これらの仕様と異なる仕様でも適用でき
る。
【0256】そこで、以下、リモコン通信可能なMDプ
レーヤとして異なる仕様のものに対して連続的に属性情
報要求を行う本発明の第4実施形態について説明する。
【0257】本実施形態において想定するMDプレーヤ
は、リモコンで操作可能な機能やその(要求)キーの種
類が第2実施形態のMD記録再生プレーヤ911と異な
り、また、よりコンパクトな構成にするため、前述の本
体操作部(外部操作手段)914に相当する本体操作部
には、リモコン側のキー(と同等の機能のキー)の一部
しか持たないタイプであり、それ以外の構成は、第2実
施形態のMD記録再生プレーヤ911と同様なので、ブ
ロック図の図示およびその説明は省略する。
【0258】また、下記では、説明の都合上、一応、有
線のリモコン通信によるものを想定するが、これを赤外
線による送受信に変えるだけで、第3実施形態のMD記
録再生装置951をベースとして想定しても良い。
【0259】さて、ここでのMDプレーヤは、市販のM
Dプレーヤに類したものであり、上記の要求キーの種類
として、再生キー(PLAYキー)、巻戻し(曲戻し)
キー(REWINDキー:以下、REWキーと略す)、
停止キー(STOPキー)、一時停止キー(PAUSE
キー)、再生モードキー(PLAY−MODEキー:以
下、P−MODキーと略す)、および表示キー(DIS
PLAYキー:以下、DISPキーと略す)を有してい
る。すなわち、リモコン側でこれらの要求キーを有する
ことで、各機能を作動させることができるように、構成
されている。
【0260】また、このMDプレーヤに装着されたMD
には、1トラックに1曲の情報が記憶されていて、トラ
ック番号と曲番が一致している。ここで、PLAYキー
は、再生の他、所定時間押し続けることによって、早送
りキーとしての機能を起動する役目を果たす(早送り信
号を要求信号として送出する)。MDプレーヤは、再生
要求に対しては、再生処理を開始して、再生中にその曲
番と曲名の表示情報をリモコン側に送出するが、早送り
の要求に対しては、要求される度に、トラック番号(曲
番)とそれに対応する曲名を、順次出力する。すなわ
ち、リモコンからの操作により、音楽情報としての再生
を待つまでもなく、早送りによって、次の曲の再生に移
れる。
【0261】REWキーは、押されたときのMDプレー
ヤの状態によって、現在再生中の曲に関する文字データ
(属性情報:トラック番号(曲番)と曲名の文字デー
タ)、またはその前の曲に関する文字データを要求する
要求キーであり、連続して操作すると、MDプレーヤ
は、PLAYキーの場合と同様に、ただし逆方向(曲番
に小さくなる方向)に、トラック番号(曲番)とそれに
対応する曲名を、順次出力する。STOPキーは再生の
停止を要求する要求キー、PAUSEキーは一時停止を
要求する要求キーである。
【0262】P−MODキーは、再生時のモード(再生
モード)を、通常の再生モード、全曲繰り返しの再生モ
ード、1曲繰り返しの再生モード、および、ランダムに
再生する再生モード、に順次切り替える要求キーであ
る。また、DISPキーは、リモコンの表示部の表示モ
ードを切り替えて選択するための要求キーであり、曲名
(曲番+曲名)を表示する曲番表示モード、ディスク名
(曲の総数+ディスク名の場合もある。以下では、この
場合を想定して説明する。)を表示するディスク名表示
モード、時刻を表示する時刻表示モード、再生時間(演
奏時間)を表示する再生時間表示モード、に順次切り替
えられる。
【0263】MDプレーヤは、上記の各要求キーの操作
により生成される各要求信号に応じて、応答データを送
信(返信)できるように構成されているので、ラベル印
字装置でも、リモコンと同じ要求キーを備えて同様に処
理すれば、リモコンと同じ機能を果たすことができる。
【0264】また、リモコンの複数の要求キーによる要
求信号を組み合わせて連続する属性情報要求を行うこと
もできる。すなわち、例えば「読込キー」のような要求
キーを設けて、ディスク名と所望の任意の曲番からの任
意の曲数の曲名を要求するなど、キーの新設や既存のキ
ーによる処理プログラムの変更等により、任意の組み合
わせの要求もできる。
【0265】例えば上記の例の場合、図26に示すよう
に、ユーザが読込キー(新設、あるいは既存のプログラ
ムを変更して単にそのキーの呼び名を「読込キー」と改
称しても良い)を押すと、前述の図24と同様に、ラベ
ル印字装置では、割込処理としての印刷用データ読込処
理(Q20)を起動してスタートし、まず、DISPキ
ー信号を要求信号RQ21として生成して送信する(Q
201)。
【0266】この要求信号RQ21を受信すると、MD
プレーヤでは、その要求に対する応答処理として表示モ
ードを切り替え(P201)、表示モードに対応する文
字データ(属性情報、表示情報)を、応答データRP2
1として送信する(P202)。
【0267】この応答データRP21である文字データ
を受信すると(Q202)、ラベル印字装置では、所望
のデータ、すなわちディスク名表示データか否かを判別
する(Q203)。
【0268】例えば、要求信号RQ21を送信したとき
に(Q201)、MDプレーヤの表示モードがディスク
名表示モードだった場合、表示モードの切り替え(P2
01)によって、時刻表示モードとなるので、このとき
の応答データRP21は、時刻表示のための文字データ
となる。また、要求信号RQ21を送信したときに(Q
201)、時刻表示モードだった場合、応答データRP
21は、再生時間の表示のための文字データとなる。同
様に、再生時間表示モードだった場合、応答データRP
21は、曲名(曲番+曲名)を表示するための文字デー
タとなる。
【0269】これらの場合、所望のディスク名表示デー
タ(曲の総数+ディスク名の文字データ)ではないので
(Q203:No)、再要求することになる(Q20
1)。なお、前述のように、この場合の判別も、応答デ
ータRP21の先頭の識別データの識別により行われ
る。
【0270】一方、要求信号RQ21を送信したときに
(Q201)、MDプレーヤの表示モードが曲名表示モ
ードだった場合、表示モードの切り替え(P201)に
よって、ディスク名表示モードとなるので、このときの
応答データRP21は、ディスク名表示のための(曲の
総数+ディスク名の)文字データとなる。この場合、所
望のディスク名表示データなので(Q203:Ye
s)、受信した文字データをディスク名(曲の総数+デ
ィスク名の)文字データとして所定の領域に格納し(Q
204)、次の処理に移行する(Q205)。
【0271】ディスク名(曲の総数+ディスク名の)格
納が終了すると(Q204、Q205)、ラベル印字装
置では、図27に示すように、次に、DISPキー信号
を要求信号RQ26として生成して送信し(Q20
6)、図26で前述と同様の送受信および判別を行い
(Q206、P206、P207、Q207、Q20
8)、所望の曲名表示データを受信したときに(Q20
8:Yes)、次に、所定の曲番(トラック番号)を設
定し(Q209)、所定の曲数を設定する(Q21
0)。
【0272】この場合の所定の曲番としては、例えば曲
番1、前回再生した曲の曲番、その次の曲番など、自動
的に検出し設定できる曲番でも良いし、キー操作等によ
る何らかの設定手段を設けて、ユーザが任意に設定でき
るようにしても良い。また、所定の曲数としても、例え
ば図26で前述のディスク名と共に得られる曲の総数な
どのように自動的に設定できる値でも良いし、ユーザが
任意に設定できるようにしても良い。以下では、曲番1
から全曲(例えば20曲)、すなわち、所定の曲番I=
1、所定の曲数J=20を例に説明する。
【0273】所定の曲番I=1と所定の曲数J=20
を、最初の曲番i=1(=I)と残りの曲数j=20と
して設定すると(Q209、Q210)、ラベル印字装
置では、次の処理に移行し(Q211)、図28に示す
ように、次に、PLAYキー連続(すなわち早送り)信
号を要求信号RQ2Cとして生成して送信する(Q21
2)。
【0274】この要求信号RQ2Cを受信すると、MD
プレーヤでは、その要求に対する応答処理として再生ト
ラック番号(すなわち曲番)をインクリメント(+1)
し(P212)、そのトラック番号(曲番)の文字デー
タ(属性情報、表示情報)を、第1応答データRP2C
1として送信し(P213)、続いて、そのトラックに
記憶された曲名の文字データを第2応答データRP2C
2として送信する(P215)。
【0275】第1応答データRP2C1として第1文字
データ(曲番)を受信すると(Q213)、ラベル印字
装置では、所望の曲番i(最初はi=1)か否かを判別
し(Q214)、所望の曲番iでないときには(Q21
4:No)、再要求し(Q212)、所望の曲番iのと
きには(Q214:Yes)、次に、第2応答データR
P2C2として第2文字データ(曲名)を受信して(Q
215)、それらのデータを曲名(曲番+曲名)のデー
タとして所定の領域に格納する(Q216)。
【0276】最初の曲名(曲番1およびそれに対応する
曲名の)文字データの格納が終了すると(Q216)、
次に、所定曲数の格納が終了したか否かを判別する(Q
217)。すなわち、残りの曲数j≦1となっているか
否かを判別する。ここでは、まだ最初の(曲番i=1
の)曲名の格納しか終了していない(j=20)ので
(Q217:No)、次に、曲番iをインクリメント
(+1)して所望の曲番i=2(=1+1)とし、また
曲数jをディクリメント(−1)して残りの曲数j=1
9(=20−1)とする(Q218)。
【0277】続いて、所望の曲番i=2、残りの曲数j
=19について、上述と同様の処理(Q212、P21
2、P213、Q213、Q214、P215、Q21
5、Q216)が行われ、次の曲名(曲番2およびそれ
に対応する曲名の)文字データの格納が終了すると(Q
216)、次に、所定曲数の格納が終了したか否か(残
りの曲数j≦1か否か)を判別し、同様に、次に、曲番
iをインクリメント(+1)して所望の曲番i=3(=
2+1)とし、また曲数jをディクリメント(−1)し
て残りの曲数j=18(=19−1)とする(Q21
8)。
【0278】以下、同様に、所望の曲番i=3、4、…
…(残りの曲数j=18、17、……)について処理さ
れ、所望の曲番i=20(残りの曲数j=1)の曲名
(曲番20およびそれに対応する曲名の)文字データの
格納が終了すると(Q216)、次に、所定曲数の格納
が終了したか否か(残りの曲数j≦1か否か)を判別
し、この場合、残りの曲数j=1なので(Q217:Y
es)、全処理を終了する(Q219)。
【0279】そして、この時点では、目的としたディス
ク名(曲の総数+ディスク名)および曲番1から全曲
(20曲)の曲名(曲番+曲名)の文字データ(属性情
報、表示情報)の読み込みおよびそれらの文字データの
所定領域への格納が終了する。
【0280】なお、上述の所望の曲番(のデータ)を得
るための処理では、トラック番号を変化させればよいの
で、図示(Q212の[]内に記載)のように、REW
キー連続(すなわち巻戻し)信号を用いても同様のこと
ができる。また、この場合、次の曲番の設定「i←i+
1」(Q218)を「i←i−1」のように変えること
により、逆の順番(前述の昇順に対して降順)に曲名
(曲番+曲名)のデータを格納することもできる。
【0281】また、図29に示すように、図26に相当
する処理をディスク名要求・格納処理(S201)、図
27に相当する処理を曲名要求準備処理(S202)、
図28に相当する処理を曲名要求・格納処理(S20
3)としてサブルーチン化(モジュール化)して、それ
らを順に起動することにより、印刷用データ読込処理
(S20)として、同様の処理を行うこともできる。ま
た、ここでは、読込キーの押下(読込キー割込)により
起動する割込処理としたが、この処理(S20)全体を
さらにサブルーチン化して、さらに上位の処理ルーチン
から起動できるようにしても良い。
【0282】上述のように、第4実施形態のMDプレー
ヤ(ディスク再生装置)は、リモコンからそのキー操作
により生成される要求信号を受信し、リモコンの表示部
に表示する文字データのうち、要求信号に応答する文字
データをリモコンに送信するように構成されているの
で、リモコンと同じ要求信号を生成するための(要求)
キーを備えて同様に処理すれば、ラベル印字装置でも、
リモコンと同じ文字データを得ることができる。
【0283】これに対し、上述の第4実施形態のラベル
印字装置では、読込(要求)キーを押すだけで(外部操
作手段の単一操作に基づいて)複数の要求信号を生成
し、それらを組み合わせた連続する複数の要求信号を、
MDプレーヤ(ディスク再生装置)に対して送信するの
で、その連続する複数の要求信号に応答する複数の文字
データを単一操作で得ることができる。
【0284】例えば図26〜図29で上述の例では、デ
ィスク名(曲の総数+ディスク名)と曲番1から全曲
(20曲)の曲名(曲番+曲名)の文字データを得た
(受信した、読み込んだ)が、リモコンのキー操作によ
りこれだけの文字データ(表示データ)を得るために
は、最低でも22回(Q201×1回、Q206×1
回、Q212×20回)のキー操作が必要となるが、上
述のように、本発明の第4実施形態のラベル印字装置で
は、読込キーの単一操作で得ることができる。
【0285】そして、この結果、取得した文字データの
一部または全部をそのまままたは編集してラベルに印字
できるので、MD(ディスク)カートリッジ901やM
D(ディスク)ケース902(図18参照)に貼り付け
て使用するラベルを簡単に作成できる。
【0286】また、この場合、連続する複数の要求信号
には、ラベルに印字する全ての文字データを要求する要
求信号が含まれることが好ましい。
【0287】例えば図26〜図29で上述の例では、デ
ィスク名(曲の総数+ディスク名)と曲番1から全曲
(20曲)の曲名(曲番+曲名)の文字データを得た
が、これにより、例えば図4で前述のメインラベルと図
7で前述のサイドラベルに印字するための全ての文字デ
ータを読込キーの1回の操作により得ている。
【0288】すなわち、読込キーの単一操作により生成
される連続する複数の要求信号に、例えば図4および図
7のラベルに印字する全ての文字データを要求する要求
信号が含まれることにより、その単一操作を行うだけ
で、印字に必要な全ての文字データを得ることができ、
例えば図4および図7のラベルがさらに簡単に作成でき
る。
【0289】なお、前述の第1〜第3実施形態における
印字スタートボタン9は、図10で前述の処理を起動し
て連続する複数の属性情報読出要求を行なうための外部
操作手段なので、ここでいう読込(要求)キー(の機能
をさらに向上させたもの)に相当する。
【0290】以上の第1〜第4実施形態では、ディスク
再生装置の対象としてMDを使用したディスクシステム
の例で説明したが、MDシステムに限らず、記録再生可
能なディスクで記録された主情報とそれに対応した属性
情報(管理情報およびテキスト情報等)を読み出すもの
であれば、他のディスクシステムに対しても適用でき
る。
【発明の効果】上述のように、本発明のラベル印字装置
によれば、リモコン通信可能なディスク再生装置に装着
されたディスク内の主情報に関する属性情報を用いてデ
ィスクカートリッジやディスクケースに貼り付けて使用
するラベルを簡単に作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル印字装置を組み込んだ一実施形
態に係る据置型MD記録再生装置の外観図である。
【図2】本発明のラベル印字装置を構成するテープ印字
機構の斜視図である。
【図3】2種類の半抜きラベルが形成された印字用テー
プの詳細図である。
【図4】印字選択ボタンで「ディスク名と曲名」を選択
したときのメインラベルの印字結果である。
【図5】印字選択ボタンで「残りの曲名」を選択したと
きのメインラベルの印字結果である。
【図6】印字選択ボタンで「演奏時間と記録日時」を選
択したときのメインラベルの印字結果である。
【図7】サイドラベルの印字結果である。
【図8】図1に示した本発明のラベル印字装置を内蔵し
た、据置型のMD記録再生装置のブロック図である。
【図9】ディスク情報記憶部にシリアルに格納された曲
の各種データの構成図である。
【図10】本発明のラベル印字装置で行われるテープ印
字機構の印字制御プログラムのフローチャートである。
【図11】印字フォーマット設定処理のフローチャート
である。
【図12】メインラベル用印字ドットパターンデータ作
成処理−1のフローチャートである。
【図13】メインラベル用印字ドットパターンデータ作
成処理−2のフローチャートである。
【図14】メインラベル用印字ドットパターンデータ作
成処理−3のフローチャートである。
【図15】サイドラベル用印字ドットパターンデータ作
成処理のフローチャートである。
【図16】サイドラベルの他の印字例である。
【図17】図16の印字例を得るためのサイドラベル用
印字ドットパターンデータ作成処理のフローチャートで
ある。
【図18】ミニディスク(MD)の外観図である。
【図19】本発明の第2実施形態である、従来のポータ
ブル型のMD記録再生プレーヤに接続したラベル印字装
置のシステムの外観図である。
【図20】図19のシステムのブロック図である。
【図21】別の例で示す図9と同様の構成図である。
【図22】別の例で示す図10と同様のフローチャート
である。
【図23】図22のデータ読み込み処理の別の例を示す
フローチャートである。
【図24】リモコン操作時のラベル印字装置またはリモ
コンとMD記録再生プレーヤの間の送受信の態様の一例
を示す説明図である。
【図25】本発明の第3実施形態であるラベル印字装置
のブロック図である。
【図26】本発明の第4実施形態であるラベル印字装置
により、リモコンの複数の要求キーによる要求信号を組
み合わせて連続する属性情報要求を行う場合のMD記録
再生プレーヤとの間の送受信の態様の一例を示す説明図
である。
【図27】図26に続く説明図である。
【図28】図27に続く説明図である。
【図29】図26に相当するディスク名要求・格納処
理、図27に相当する曲名要求準備処理、図28に相当
する曲名要求・格納処理をそれぞれサブルーチン化して
それらを順に起動する印刷用データ読込処理のフローチ
ャートである。
【図30】従来からのポータブル型のMD記録再生プレ
ーヤのシステムの外観図である。
【図31】図30のシステムのブロック図である。
【符号の説明】
5 メインラベル 6、7、8 …… サイドラベル 9 印字スタートボタン 90 プリンタ操作部 91 プリンタ部 94 印字バッファ 121 ラベル印字装置 129 プリンタ接続ケーブル 133 プリンタ表示部 138 印字情報記憶部 140 プリンタコントローラ 901 MDカートリッジ 902 MDケース 905 ケースラベル 911 MD記録再生プレーヤ 913 リモコン接続部 921 リモコン 922 リモコン表示部 923 リモコン操作部 RP1〜k、RP21、RP26、RP2C1〜2 …
…応答データ RQ1、RQ21、RQ26、RQ2C …… 要求信
フロントページの続き (72)発明者 赤岩 正夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 柳澤 重一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−162251(JP,A) 特開 平6−338179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/38 B41J 5/30 G09F 3/00 G11B 27/00 B65C 9/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコンからの要求信号を受信しその応
    答データとして前記リモコンの表示部に表示する文字デ
    ータを前記リモコンに送信するディスク再生装置を通信
    相手として、前記リモコンの代わりに前記要求信号に基
    づく既存のリモコン通信が可能なラベル印字装置であっ
    て、 文字データを記憶する記憶手段と、 前記ディスク再生装置により再生可能なディスクを収容
    するディスクカートリッジまたはそのディスクカートリ
    ッジを収容するディスクケースに貼付けるラベルに印字
    するための印字手段と、 外部から操作可能な外部操作手段と、制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、 前記外部操作手段の単一操作に基づいて前記既存のリモ
    コン通信にそれぞれ使用可能な複数の前記要求信号を生
    する手段と、 生成した前記 複数の要求信号を、前記ディスク再生装置
    送信する手段と、 送信した前記複数の要求信号に応答する文字データを
    記ディスク再生装置から受信して前記記憶手段に記憶さ
    る手段と、 記憶された文字データの一部または全部をそのまま又は
    編集して前記印字手段に印字させる手段とを有する ことを特徴とするラベル印字装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の要求信号には、前記ラベルに
    印字する全ての文字データを要求する要求信号が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1に記載のラベル印字装
    置。
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