JP3365144B2 - 直送ケーブルによる多重伝送方式 - Google Patents

直送ケーブルによる多重伝送方式

Info

Publication number
JP3365144B2
JP3365144B2 JP11671295A JP11671295A JP3365144B2 JP 3365144 B2 JP3365144 B2 JP 3365144B2 JP 11671295 A JP11671295 A JP 11671295A JP 11671295 A JP11671295 A JP 11671295A JP 3365144 B2 JP3365144 B2 JP 3365144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
contacts
relay
core
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11671295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08316941A (ja
Inventor
昌雄 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP11671295A priority Critical patent/JP3365144B2/ja
Publication of JPH08316941A publication Critical patent/JPH08316941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3365144B2 publication Critical patent/JP3365144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多芯ケーブルの芯線数
より多くの信号を伝送しうるようにした直送ケーブルに
よる多重伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地との信号の伝送にはコンピュータ
技術の発展と共に1対の伝送ケーブルによるHDLC伝
送等が主流になっているが、そう多くない信号の伝送に
ついては1対1のケーブルによる信号伝送が経済的であ
る。
【0003】図2は10芯ケーブルによる信号の伝送例
を示す。Bは送信側1と受信側2を接続する10芯ケー
ブルで、そのうちの1芯は共通線として残りの9芯に対
し、送信用接点S1〜S9を接続し、受信側3には補助
リレーX1〜X9を接続してその接点X1〜X9から受信
信号を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に示したよ
うに、1対1のケーブルによる信号伝送では、多芯ケー
ブルの1芯をコモン線とし、残りの芯線に対し信号を伝
送するので、10芯ケーブルで9項目の信号しか伝送で
きない。
【0005】芯線の多いケーブルを用いれば、多くの項
目の信号を伝送することができるが、遠隔地との間を高
価な芯線数の多いケーブルで接続することは、経済的で
ない。また、送信項目数を増加する場合、その増加に見
合った芯線のケーブルを増設すればよいが、これも経済
的でない。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ケー
ブルの芯線数以上の項目の信号を伝送しうる直送ケーブ
ルによる多重伝送方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における直送ケーブルによる多重伝送方式
は、多芯ケーブルの1線を共通とした複数信号の伝送方
式において、送信側を、多芯ケーブルの芯線数より多い
複数の発信部と、多芯ケーブルの芯線数に近い数の補助
継電器とを設け、各発信部からの信号によりそれぞれ2
つの補助継電器が異なる組み合わせで励磁されるように
マトリックスシーケンス接続し、各補助継電器の接点を
前記異なる組み合わせで多芯ケーブルのそれぞれ2つの
芯線に接続して構成し、受信側を、多芯ケーブルの芯線
にそれぞれ第2の補助継電器を接続し、それぞれ異なる
2つの補助継電器の組み合わせで、前記各発信部からの
信号に対応する出力が得られように補助継電器の接点を
マトリックスシーケンス接続として構成してなるもので
ある。
【0008】
【作用】送信側の伝送しようとする信号で送信側のマト
リックスシーケンス接続されたリレーのうちの2つの補
助リレーが励磁され、多芯ケーブルの2つの芯線を通じ
て受信側の2つの補助リレーを励磁する。受信側のリレ
ーの接点は送信側の伝送しようとする信号に対応する信
号を出力するマトリックスシーケンス回路となっている
ので、伝送しようとする信号に対応する信号が、受信側
の励磁された補助リレーから出力する。この方式によれ
ばケーブルの共通線を除く芯線数Nから2をとる組み合
わせ数の信号を伝送することが可能となるので、ケーブ
ルの芯線数より多い信号の伝送が可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0010】図1において、1は送信側、2は受信側、
3は送,受信側の間を接続する10芯ケーブル、P1,
N1はDC48V制御電源,P2,N2及びP3,N3
はDC24V制御電源、4はDC48V電源からDC2
4V電源を得るDC/DCコンバータ、S1〜S36は
送信用接点、A1〜I8,A〜I,X1〜X36は補助
リレーを示す。
【0011】送信側1について、B1〜I1は接点S1
〜S8のONで付勢される補助リレー、C2〜I2は接
点S9〜S15のONで付勢される補助リレー、D3〜
I3は接点S16〜S21のONで付勢される補助リレ
ー、E4〜I4は接点S22〜S26のONで付勢され
る補助リレー、F5〜I5は接点S27〜S30のON
で付勢される補助リレー、G6〜I6は接点S31〜S
33のONで付勢される補助リレー、H7及びI7は接
点S34及びS35のONで付勢される補助リレー、I
8は接点S36のONで付勢される補助リレー、A1は
リレーB1〜I1の付勢と共に付勢される補助リレー、
B2はリレーC2〜I2の付勢と共に付勢される補助リ
レー、C3はリレーD3〜I3の付勢と共に付勢される
補助リレー、D4はリレーE4〜I4の付勢と共に付勢
される補助リレー、E5はリレーF5〜I5の付勢と共
に付勢される補助リレー、F6はリレーG6〜I6の付
勢と共に付勢される補助リレー、G7はリレーH7又は
I7の付勢と共に付勢される補助リレー、H8はリレー
I8の付勢と共に付勢される補助リレーで、これら接点
S1〜S36及びリレーA1〜I8は電源P1,N2間
に図示のように接続されている。
【0012】A1〜I8はケーブル3に出力するリレーA
1〜I8の出力接点で、接点A1は芯線2に、接点B1
2は芯線3に、接点C1〜C3は芯線4に、接点D1〜D
4は芯線5に、接点E1〜E5は芯線6に、接点F1〜F6
は芯線7に、接点G1〜G7は芯線8に、接点H1〜H8
芯線9に、接点I1〜I8は芯線10に接続されている。
【0013】即ち、送信側回路は、送信用接点S1〜S
36のうちの1つの接点の信号により、リレーA1とB
1〜I1、B1とC2〜I2、…、H8とI8のように
それぞれ2つの補助リレーの励磁を行い、リレー接点A
1、B1,B2、C1〜C3、…、I1〜I8からケーブル3
の芯線2〜10の2つに出力するマトリックスシーケン
ス回路となっている。
【0014】受信側2について、A〜Iはケーブル3の
芯線2〜10と芯線1間に接続され送信側の電源P2,
N2で動作する受信側の補助リレー、A1,B1及び
2,C1〜C3,D1〜D4,E1〜E5,F1〜F6,G1
7,H1〜H8,I1〜I8はそれぞれ補助リレーA〜I
の接点である。
【0015】X1〜X36は受信側出力用補助リレー
で、X1〜X8は接点A1のONを条件に接点B1〜I1
のONにより付勢されるリレー、X9〜X15は接点B
2のONを条件に接点C2〜I2のONにより付勢される
リレー、X16〜X21は接点C3のONを条件に接点
3〜I3のONにより付勢されるリレー、X22〜X2
6は接点D4のONを条件に接点E4〜I4のONにより
付勢されるリレー、X27〜X30は接点E5のONし
ていることを条件に接点F5〜I5のONにより付勢され
るリレー、X31〜X33は接点F6がONしているこ
とを条件に接点G6〜I6のONにより付勢されるリレ
ー、X34,X35は接点G7がONしていることを条
件に接点H7,I7のONにより付勢されるリレー、X3
6は接点H8がONしていることを条件に接点I8のON
により付勢されるリレー、X1〜X36はリレーX1〜X
36の出力接点である。
【0016】即ち、受信側回路は、信号出力用リレーX
1〜X36がリレー接点A1とB1〜I1、リレーX9〜
X15がリレー接点B2とC2〜I2,…,リレーX36
がリレー接点H8とI8のようにそれぞれ2つのリレー接
点を介して付勢されるマトリックスシーケンス回路とな
っている。
【0017】以上のように回路が構成されているので、
送信側において、送信用接点S1〜S36のうちの何れ
かがONすると、送信側の補助リレーA1〜I8のうち
の必ず2つが動作し、接点A1,B1及びB2,C2
3,…I1〜I8の8つの接点回路のうちの2つが必ず
形成されるので、受信側のリレーA〜Iのうちの2つが
付勢される。従ってこの付勢された2つのリレーの接点
が共にONとなった回路のリレーXが動作することにな
り、接点S1〜S16のONに基づく信号が接点X1
36から出力されることになる。
【0018】例えば、接点S9がONしたとすると、リ
レーC2,B2が付勢され、その接点C2,B2がONす
るので、ケーブル3の芯線4と3を介してリCとBが付
勢される。しかしてリレーBの第2接点B2とリレーC
の第2接点C2の回路でリレーX9が付勢され、その接
点X9から接点S9のONに基づく信号が出力する。又
接点S36をONすると、リレーI8,H8が付勢さ
れ、接点I8,H8がONし、リレーIとHが付勢され、
リレーIの第8接点I8及びリレーHの第8接点H
回路でリレーX36が付勢され、接点X36から接点S
36のONに基づく信号が出力する。従って10芯ケー
ブルにて36項目の伝送が可能となる。
【0019】10芯ケーブル使用時のリレー組み合わせ
(36通り)を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】上記実施例は10芯ケーブルを用い36項
目の伝送を行うようにしたものであるが、10芯ケーブ
ルを共通として図1に示したシーケンス回路を2組設
け、両方の電源の+,−極性を互いに逆にすると共に、
各組の回路がそれぞれ、他方の電源では動作しないよう
にダイオードを組み込むことにより、36項目の伝送を
倍の72項目の伝送が可能になる。
【0022】また、上記実施例では10芯ケーブルを用
いているが10芯ケーブルに限定されるものでないこと
はいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、送,受信間を接続するケーブルが10芯程度のケ
ーブルであっても36項目ないし72項目の直引き伝送
が可能となるので、経済的に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す回路図。
【図2】従来例を示す回路図。
【符号の説明】
1…送信側 2…受信側 3…多芯ケーブル S1〜S36…送信用接点 A1〜I8…送信側補助リレー A〜I…受信側補助リレー X1〜X36…受信側出力用補助リレー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多芯ケーブルの1線を共通とした複数信
    号の伝送方式において、 送信側を、多芯ケーブルの芯線数より多い複数の発信部
    と、多芯ケーブルの芯線数に近い数の補助継電器とを設
    け、各発信部からの信号によりそれぞれ2つの補助継電
    器が異なる組み合わせで励磁されるようにマトリックス
    シーケンス接続し、各補助継電器の接点を前記異なる組
    み合わせで多芯ケーブルのそれぞれ2つの芯線に接続し
    て構成し、 受信側を、多芯ケーブルの芯線にそれぞれ第2の補助継
    電器を接続し、それぞれ異なる2つの補助継電器の組み
    合わせで、前記各発信部からの信号に対応する出力が得
    られように補助継電器の接点をマトリックスシーケンス
    接続して構成し、 多数ケーブルの芯線数より多い項目の伝送をなしうるよ
    うにしたことを特徴とした直送ケーブルによる多数伝送
    方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、送信側及び受信側シ
    ーケンス回路を2組設け、各組のシーケンス回路に逆方
    向の電流が通電可能にダイオードを組み込み、それぞれ
    の回路電源の極性を逆にすることにより倍の項目の伝送
    を可能にしたことを特徴とする直送ケーブルによる多数
    伝送方式。
JP11671295A 1995-05-16 1995-05-16 直送ケーブルによる多重伝送方式 Expired - Fee Related JP3365144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11671295A JP3365144B2 (ja) 1995-05-16 1995-05-16 直送ケーブルによる多重伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11671295A JP3365144B2 (ja) 1995-05-16 1995-05-16 直送ケーブルによる多重伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08316941A JPH08316941A (ja) 1996-11-29
JP3365144B2 true JP3365144B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=14693953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11671295A Expired - Fee Related JP3365144B2 (ja) 1995-05-16 1995-05-16 直送ケーブルによる多重伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3365144B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08316941A (ja) 1996-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7835386B2 (en) Local area network for distributing data communication, sensing and control signals
JPS60117832A (ja) 双方向光伝送用送受信インタフエ−ス
JP3365144B2 (ja) 直送ケーブルによる多重伝送方式
KR200488268Y1 (ko) 사물인터넷 디바이스 전원 개별 제어 장치
JPH06338778A (ja) 双方向光カプラ
JPH0243974Y2 (ja)
JPS617746A (ja) コンピユ−タ用双方向デ−タ通信装置
JP2538093Y2 (ja) リモートコントロール受信システム
JPH0416553Y2 (ja)
JPS5826704B2 (ja) ソウホウコウデンソウソウチ
JP2000196482A (ja) 衛星信号切換装置及び衛星信号切換システム
TW201039335A (en) Display and method for transmitting image data therein
JPH11136209A (ja) 機能部品相互接続システム
JPS6014301A (ja) 集中制御装置
JPH0787535A (ja) 光チャネルセレクタ
JPH05136922A (ja) フアクシミリ制御装置
JPS59191955A (ja) デ−タウエイシステム
JP2000270047A (ja) 電話機
JPH09233132A (ja) 電流ループ通信方式
AU2002325955A1 (en) Arrangement and method for combining electric signals
JPS6328151A (ja) 多重ル−プ伝送系の切替装置
KR20020057740A (ko) 릴레이를 이용한 알에스 사이이 통신 회로
JPS60180178A (ja) 双方向光結合器
JPH0614043A (ja) アドレス選択通信制御装置
JPH02186895A (ja) 有線式リモートコントロールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees