JP3364692B2 - 電磁波シールド用成膜方法と装置 - Google Patents
電磁波シールド用成膜方法と装置Info
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Description
生する電磁波からCPU などの電子機器を防護するために
該電子機器に電磁波シールド用の膜を形成する方法と装
置に関する。
ピューター用基体、透明なプラスチック容器等に電磁波
シールド用の薄膜を形成することは行なわれており、そ
の装置の一例を図1に示す。同図示の装置は、Arガス等
の不活性ガスや空気を導入するガス導入口bと真空ポン
プに接続された真空排気口cを有する真空室aと、基体
eを取付けるための電動機kにより該真空室a内で回転
された基体取付治具dと、該真空室a内の下方に設けた
電磁波シールド用材料fを収めた蒸発源gと、該蒸発源
gと基体eとの間にボンバード用DC電源hによりグロー
放電を発生するDCコイルのボンバード機構iとで構成さ
れる。jは該蒸発源gの蒸発用電源である。
磁波シールド膜を基体eに成膜する場合、真空室a内を
10- 4〜10- 5Torrの高真空に排気してから、ガス導
入口bを開いてArガス等を室内に導入し、該真空室a内
を10- 1〜10- 2Torrに圧力調整する。そして基体取
付治具dを回転させながらボンバード機構iにその電源
hから数kvのDC電圧を供給し、発生するグロー放電によ
り基体eをクリーニングする。この後、ガス導入口を閉
じ、ボンバード用の電源hを切り、真空室a内を再び1
0- 4〜10- 5Torrの高真空に排気し、蒸発用電源jを
入れて蒸発源gからAl等の電磁波シールド用材料fを蒸
発させ、基体eに電磁波シールド用の金属膜を堆積させ
ている。
グにDC電源によるボンバード機構iを使用しているの
で、クリーニング時と成膜時では作動圧力(10- 4Tor
r前後ではグロー放電が発生せず、クリーニングを行な
えない)が異なり、そのため圧力調整に時間が掛って作
業効率が悪く、基体eに堆積する膜は単純蒸着状態の膜
で密着性が低く剥がれやすい不都合があった。密着性を
向上させるために基体eに直流電圧を印加して発生した
イオンを基体eに引くことも行なわれているが、そのた
めの電源や治具に複雑な絶縁機構を必要として装置構成
が複雑化する欠点がある。
を行なえ、膜の密着性のよい電磁波シールド膜を簡単に
形成する方法と装置を提供することを目的とするもので
ある。
を有する真空室内に基体と蒸発源及び該基体のクリーニ
ング手段を設け、該クリーニング手段によりクリーニン
グした基体に該蒸発源から蒸発する電磁波シールド用材
料を成膜する方法に於いて、該クリーニング手段をRF電
源に接続されたRFイオン化電極で構成してアノードの該
基体と蒸発源の間に配置し、該真空室内に不活性ガスや
空気を導入して圧力調整したのちRFイオン化電極に通電
してグロー放電により該基体をクリーニングし、続いて
ガス導入口を閉じてその圧力状態で該蒸発源を作動させ
これより蒸発する電磁波シールド用材料の蒸気を該グロ
ー放電内で励起・イオン化して基体に堆積させることに
より、上記の目的を達成するようにした。この方法は、
ガス導入口を有する真空室内に基体と蒸発源及び該基体
のクリーニング手段を備え、クリーニングした基体に該
蒸発源の金属材料を蒸発させて電磁波シールド用薄膜を
成膜する装置に於いて、該クリーニング手段をRF電源に
接続されたRFイオン化電極で構成してこれをアノードの
該基体と蒸発源の間に配置した装置により、簡単な構成
で実施できる。
気してから、ガス導入口を開いてArガス等の不活性ガス
を導入し、室内を10- 3〜10- 5Torrに保った後、基
体を回転させながらRFイオン化電極にRF電源からの高周
波電力を投入する。アノードの基体と蒸発源の間にはグ
ロー放電が発生しこれで基体のクリーニングを数分間行
ない、ガス導入口を閉じ、蒸発源に電力を投入する。該
蒸発源からの電磁波シールド材料の蒸気は、基体と蒸発
源の間で発生しているグロー放電内でイオン化又は励起
され、基体に堆積するが、該RFイオン化電極にはRFグロ
ー放電のためにセルフバイアス電圧が発生するのでグロ
ー放電中で生成するイオン化された蒸気がRFイオン化電
極方向へ移動し、密着性のよい電磁波シールド膜を基体
に形成することができる。
図2に於いて符号1はArガス等の不活性ガス或いは空気
を導入するためのガス導入口2を有する真空室で、該真
空室1内に、半導体デバイス等の電磁波シールド膜を形
成する基体3とAl等の電磁波シールド材料4aを収めた
複数個の蒸発源4及び該基体3のクリーニング手段5が
設けられる。該基体3はその複数個を電動機6により回
転される真空室1内の基体取付治具7に取付け、接地状
態になるようにした。該クリーニング手段5はRF電源8
に接続された1本もしくは複数本の長い蛇行させたRFイ
オン化電極9で構成され、図3に示すように、SUS製の
3/8インチパイプ2本で蒸発源4の周囲に約100mm
のピッチで巻くようにし、アノードの該基体3と蒸発源
4の間に配置した。10は真空ポンプに接続された排気
口、11は蒸発源4の蒸発用電源、12は整合回路であ
る。
ルド膜を形成するには、まず該真空室1内を10- 5〜
10- 6Torrの高真空に排気してから例えばArガスを導
入し、10- 3〜10- 5Torrに圧力調整する。このあと
基体取付治具7を作動させて基体3を10〜50rpm で
自転または自公転させながらRFイオン化電極9にRF電源
8から電力を供給すると、該基体3と蒸発源4の間にグ
ロー放電が発生し、このグロー放電が基体3の表面に触
れて該基体3が高真空中でクリーニングされる。クリー
ニングの時間は数分間である。クリーニングが終わると
ガス導入口2を閉じ、その高真空状態で該蒸発源4を作
動させ、電磁波シールド材料4aの蒸気が蒸発源4と基
体3の間の該グロー放電内で励起・イオン化されて基体
3に堆積し、基体と蒸発物との間に膜の密着性を低下さ
せるような汚れが付着しない。また、該グロー放電はRF
放電であり、RFイオン化電極9にはセルフバイアス電圧
が発生するので、この電圧に引かれてイオン化した蒸発
物が蒸発源4から基体3の方向へ加速されるので、約8
0℃程度の低温の基体3に密着性の良い蒸発物の膜を形
成することができる。
の基体3にAlの電磁波シールド膜を形成する場合につき
説明すると次の通りである。基体3を基体取付治具7に
取付け、真空室1内を5×10- 5Torrまで排気したの
ち、ガス導入口2からArガスを8×10- 4Torrまで導
入する。基体3を30rpm で自公転させながらRFイオン
化電極9に500Wの高周波電力を供給し、発生したグ
ロー放電により基体3を1分間クリーニングした。この
あとガスの導入を止め、該グロー放電を発生させたまま
蒸発源4からAlを約500オングストローム/sec で蒸
発させ基体3にAl膜を約2ミクロンの厚さで堆積させ
た。この膜の密着力は約12kg/mm2 と通常の約6倍の
密着力があった。
源4の周囲を回るように横回転させたが、横置きして縦
回転させる構成としてもよい。基体3の形状に応じて蒸
発源4とRFイオン化電極9の個数を変更することも可能
で、その個数を増やして大面積の基体に電磁波シールド
膜を形成することができる。
ング手段をRF電源に接続されたRFイオン化電極で構成し
てアノードの該基体と蒸発源の間に配置し、該真空室内
に不活性ガス等を導入して圧力調整したのちRFイオン化
電極に通電してグロー放電により該基体をクリーニング
し、続いてガス導入口を閉じてその圧力状態で該蒸発源
を作動させ、蒸発する電磁波シールド用材料を該グロー
放電内で励起・イオン化して低温の基体に堆積させるの
で、真空室内の圧力を変更せずに低い圧力でクリーニン
グしながら密着性の良い電磁波シールド膜の成膜を簡単
な操作で短時間に行なえ、基体に直流電圧を印加する必
要がないので電源および複雑な基体の絶縁機構が不要で
治具の構成も簡単になる等の効果がある。
体 4 蒸発源 4a 電磁波シールド材料 5 ク
リーニング手段 8 RF電源 9 RFイオン化電極
Claims (4)
- 【請求項1】 ガス導入口を有する真空室内に基体と蒸
発源及び該基体のクリーニング手段を設け、該クリーニ
ング手段によりクリーニングした基体に該蒸発源から蒸
発する電磁波シールド用材料を成膜して電磁波シールド
用の薄膜を形成する方法に於いて、該クリーニング手段
を、RF電源から供給される電圧によりグロー放電を発生
させるRFイオン化電極で構成してアノードの該基体と蒸
発源の間に配置すると共に、前記基体を該RFイオン化電
極のグロー放電域内に配置し、該真空室内に不活性ガス
や空気を導入して圧力調整したのちRFイオン化電極に通
電してグロー放電により該基体をクリーニングし、続い
てガス導入口を閉じてその圧力状態で該蒸発源を作動さ
せこれより蒸発する電磁波シールド用材料の蒸気を該グ
ロー放電内で励起・イオン化して基体に堆積させること
を特徴とする電磁波シールド用成膜方法。 - 【請求項2】 前記蒸発源を中心として回転可能に構成
された治具に基体を取り付けるようにし、この治具を回
転させた状態でRFイオン化電極に通電させて、基体のク
リーニング及び電磁波シールド用材料の蒸気の励起・イ
オン化を行うことを特徴とする請求項1に記載の電磁波
シールド用成膜方法。 - 【請求項3】 ガス導入口を有する真空室内に基体と蒸
発源及び該基体のクリーニング手段を備え、クリーニン
グした基体に該蒸発源の金属材料を蒸発させて電磁波シ
ールド用薄膜を成膜する装置に於いて、前記クリーニン
グ手段を、前記蒸発源と前記基体との間に配置され、RF
電源から供給される電圧により蒸発源と基体の間にグロ
ー放電を発生させるRFイオン化電極で構成し、前記基体
は、前記RFイオン化電極によるグロー放電の放電域内に
配置されることを特徴とする電磁波シールド用成膜装
置。 - 【請求項4】 前記蒸発源を中心として回転可能に構成
された治具に基体を取り付けることを特徴とする請求項
3に記載の電磁波シールド用成膜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083393A JP3364692B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電磁波シールド用成膜方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10083393A JP3364692B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電磁波シールド用成膜方法と装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06306578A JPH06306578A (ja) | 1994-11-01 |
| JP3364692B2 true JP3364692B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=14284323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10083393A Expired - Fee Related JP3364692B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電磁波シールド用成膜方法と装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3364692B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000024528A (ko) * | 2000-02-18 | 2000-05-06 | 강정구 | Rf를 이용한 대기압 상온 플라즈마 토치 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10083393A patent/JP3364692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06306578A (ja) | 1994-11-01 |
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