JP3363836B2 - ズームレンズおよびカメラシステム - Google Patents

ズームレンズおよびカメラシステム

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JP3363836B2
JP3363836B2 JP16266299A JP16266299A JP3363836B2 JP 3363836 B2 JP3363836 B2 JP 3363836B2 JP 16266299 A JP16266299 A JP 16266299A JP 16266299 A JP16266299 A JP 16266299A JP 3363836 B2 JP3363836 B2 JP 3363836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ等に
使用されるズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズのズーム部を制御してレン
ズ位置を移動させることにより撮影画角を増減させるこ
とができるが、フォーカス部が制御されたときも、同様
にレンズ位置が移動することにより画角が変化してしま
う。つまり、ズーム部により所望の画角を設定しても、
フォーカス部の制御によってその設定画角が変動してし
まう。このため、フォーカス部が制御されたときに、画
角変動が生じないようにズーム部を制御する、いわゆる
画角変動補正機能を有するズームレンズが提案されてい
る。
【0003】図8には、レンズの位置を制御する方式の
ズームレンズにおける画角補正動作を含むズーム動作の
フローチャートを示している。このズームレンズでは、
ズームデマンドやフォーカスデマンドからデータを入力
し(ステップ104,105)、画角変動補正モードが
ONで(ステップ111)、フォーカスデマンドからの
データ入力があった場合には、画角変動補正のためのズ
ーム指令位置を演算する(ステップ117)。そして、
この演算結果に基づいてズーム部を駆動するモータを駆
動する(ステップ119)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画角変動補正制御を行う場合、フォーカス部の駆
動量に比べて画角変動補正のためのズーム部の駆動量が
小さいために、ズーム部が制御系の不感帯の影響を受け
て、ズーム部が全く駆動されなかったり画角変動を補正
するために必要な駆動量だけ駆動されなかったりするこ
とがある。このため、フォーカスデマンドの操作を開始
した場合やフォーカスデマンドを反転操作した場合など
において、フォーカス駆動による画角変動に対してズー
ム部による画角変動補正動作が適正に追従せず、画角が
変化してしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、フォーカス部の駆動開
始や反転時においてズーム部を画角変動補正のために適
正に追従駆動させ、画角変動を防止できるようにしたズ
ームレンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、ズーム制御指令情報に応じた位置に
駆動制御されるズーム部と、ズームデマンドからの信号
に応じて形成されたズーム制御指令情報に応じた位置に
ズーム部を駆動制御するとともに、フォーカス部の駆動
制御に伴う画角変動を補正するためにズーム部を駆動制
御する画角変動補正モードにおいて画角変動を補正する
ためのズーム制御指令情報を演算し、ズームレンズを駆
動制御する制御手段とを有するズームレンズにおいて、
制御手段に、画角変動補正モードにおいてフォーカス部
の駆動制御が指令されていない状態から指令された状態
になったとき又は画角変動補正モードにおいてフォーカ
ス部の駆動制御方向が反転したときに、ズーム部の実駆
動(実際の位置の変化)を開始させるのに必要なオフセ
ット情報を上記演算したズーム制御指令情報に加算して
ズームレンズの画角変動補正駆動に用いるズーム制御指
令情報を形成させ、このオフセット情報が加算されたズ
ーム制御指令情報によりズームレンズを駆動制御させる
ようにしている。ここで、制御手段に、フォーカス部の
駆動制御方向が反転したときに、この反転前のズーム制
御指令情報に対応する目標駆動位置と位置検出器によっ
て検出された実駆動位置との差を用いてオフセット情報
を算出させるようにしてもよい。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】すなわち、ズームデマンドからの信号が入
力されたときはこの信号に応じて形成されたズーム制御
指令情報に応じた位置にズーム部を駆動制御する一方、
画角変動補正モードにおいては、フォーカス部の駆動開
始指令が指令されることに応じて又はフォーカス部の駆
動方向の反転が指令されることに応じて画角変動補正の
ために演算されるズーム制御指令情報に、制御系の不感
帯の影響を打ち消すことのできるオフセット情報を加算
し、この加算後のズーム制御指令情報によりズーム部を
駆動制御する。これにより、従来のように制御系の不感
帯の影響を受けてフォーカス部が駆動されたにもかかわ
らず画角変動補正のためにズーム部が全く駆動されなか
ったり、画角変動を補正するために必要な駆動量が得ら
れなかったりすることを防止でき、フォーカス駆動によ
る画角変動に対してズーム部の画角変動補正動作を適正
に追従されることが可能となる。
【0011】
【発明の実施形態】(第1実施形態)図1には、本発明
の第1実施形態であるズームレンズの構成を示してい
る。このズームレンズ101は、ズームデマンド1およ
びフォーカスデマンド2が装着されてズームレンズシス
テムを構成するとともに、カメラ103に通信可能に接
続されてカメラシステムを構成する。
【0012】5はCPU(制御手段)であり、このCP
U5には、ズームデマンド1およびフォーカスデマンド
2が接続されている。ズームデマンド1からは、その操
作速度に対応するズーム速度データ(ズーム制御情報)
が入力される。また、フォーカスデマンド2からは、そ
の操作量に対応するフォーカス位置データ(フォーカス
制御情報)が入力される。
【0013】CPU5の出力の1つは、増幅器6を介し
てズーム部Zを構成するレンズを駆動するモータ8に接
続されている。ズーム部Zには、レンズの位置を検出す
るための位置検出器9が設けられている。この位置検出
器9内には、レンズの所定の基準位置からの移動量(相
対位置)をカウントするカウンタが含まれており、CP
U5はこのカウンタの出力値を利用してレンズの位置を
検知する。
【0014】CPU5の他の出力は、増幅器13を介し
てフォーカス部Fを構成するレンズを駆動するモータ1
5に接続されている。フォーカス部Fには、レンズの位
置を検出するための位置検出器16が設けられている。
この位置検出器16内には、レンズの所定の基準位置か
らの移動量(相対位置)をカウントするカウンタが含ま
れており、CPU5はこのカウンタの出力値を利用して
レンズの位置を検知する。
【0015】また、CPU5の他の出力は、D/A変換
器20を介してテレビカメラ103に接続されている。
これにより、ズーム部Zのレンズ位置を示すズームフォ
ローデータや、不図示の絞りの状態を示すアイリスフォ
ローデータ等、ズームレンズ101の各種状態を示すフ
ォロー信号がカメラ103に通信される。
【0016】また、CPU5には、画角変動補正機能
(画角変動補正モード)をON/OFF切り換えするた
めの画角補正モード切換スイッチ4が接続されている。
【0017】さらに、また、CPU5には、ズーム部Z
およびフォーカス部Fをそれぞれ構成するレンズの位置
(以下、ズーム位置およびフォーカス位置という)と画
角との関係を求めるためのデータを記憶している不揮発
性メモリ18が接続されている。ここで、メモリ18に
記憶されているデータについて簡単に説明する。
【0018】ズーム部Zの広角側の端点から望遠側の端
点までのレンズ駆動範囲を任意の数nに分割するととも
に、フォーカス部Fの無限側の端点から至近側の端点ま
でのレンズ駆動範囲も同様に任意の数mに分割して、位
置検出器9,16内のパルス計測カウンタの出力データ
をそれぞれ演算しておく。また、ズームi番目の分割点
とフォーカスj番目の分割点における画角を光学的な演
算により求めておくとともに、同様にズームのi、フォ
ーカスのj+1番目の分割点、ズームのi+1、フォー
カスのj番目の分割点、ズームのi+1、フォーカスの
j+1番目の分割点での画角を光学的な演算により求め
ておき、この4点で囲まれる領域におけるズーム位置、
フォーカス位置および画角の関係を4点のうちの3点を
含む平面の方程式で近似する。この近似平面の方程式を
応用して、画角をズーム位置およびフォーカス位置を変
数とする関数(1)式で示すことができる。
【0019】 ω=Cz×Zoom+Cf×Focus+D …(1) ここでωは画角の大きさを表し、Czは近似平面のズー
ム位置に対する係数、Zoomはズーム位置指令、Cf
は近似平面のフォーカス位置に対する係数、Focus
はフォーカス位置指令、Dは近似平面の定数項である。
このようにして求めた係数Cz,Cf,Dの値をマップ
化したデータをメモリ18に記憶しておく。
【0020】図2および図3のフローチャートには、上
記ズームレンズにおける電源投入直後からの一連の動作
を示している。なお、これらの図中、同じ丸囲みの数字
が付されている部分は、相互につながっていることを示
す。
【0021】CPU5は電源投入の直後に、ステップ1
に進み、CPU5の内部を初期化する。また、位置検出
器9,16からの出力を用いてズーム部Zを構成するレ
ンズの初期化を行うとともにフォーカス部Fを構成する
レンズの初期化を行う。
【0022】次に、ステップ2で、フォーカス方向が至
近側から無限側か無限側から至近側かを示すフォーカス
方向フラグバッファと、ズーム位置指令を補正するため
のオフセットデータと、基準となる画角データとをクリ
アする。
【0023】次に、ステップ3でズームデマンド1およ
びフォーカスデマンド2とのシリアル通信の初期化を行
う。ここで初期化動作を終了し、ズームデマンド1およ
びフォーカスデマンド2からの出力に応じてズーム部Z
およびフォーカス部Fを制御する通常動作に移行する。
【0024】ステップ4では、ズームデマンド1から正
規化されたズーム速度データZsppedを入力し、ス
テップ5ではフォーカスデマンド2から正規化されたフ
ォーカス位置データFdataを入力する。さらに、ス
テップ6では、ズーム速度データZspeedを(2)
式を用いて積分し、ズーム位置データZdataを演算
する。
【0025】 Zdata=Zbuf+K×Zspeed …(2) Zbuf:前サンプリング時のズーム位置データ K:任意の積分定数 Zspeed:ズーム速度データ さらに、ステップ7では、正規化されたズーム位置デー
タを(3)式を用いて、位置検出器9内のカウンタの出
力に相当するズーム位置指令(ズーム制御指令情報)Z
oomに変換する。
【0026】 Zoom=Wide+(Tele−Wide)×Zdata/NOM…(3) Wide:ワイド端のズーム位置指令 Tele:テレ端のズーム位置指令 Zdata:正規化されたズーム位置データ NOM:正規化されたズーム位置データの最大値 また、ステップ8では、正規化されたフォーカス位置デ
ータFdataを(4)式を用いて、位置検出器16内
のカウンタの出力に相当するフォーカス位置指令Foc
usに変換する。
【0027】 Focus=Far+(Near−Far)*Fdata/NOM …(4) Far:無限端のフォーカス位置指令 Near:至近端のフォーカス位置指令 Fdata:正規化されたフォーカス位置データ NOM:正規化されたフォーカス位置データの最大値 次に、ステップ9で、位置検出器9,16内のカウンタ
の値を入力し、それぞれカウンタバッファZfolおよ
びFfolに設定する。
【0028】次に、ステップ10では、画角補正モード
切換スイッチ4の状態を入力し、ステップ11で画角補
正モード切換スイッチ4の状態を判断する。ステップ1
1で画角補正モード切換スイッチ4がONの場合は、ス
テップ12に進み、ズームデマンド1から受信したズー
ム速度データを判断する。
【0029】ステップ12では、ズーム速度データが0
の場合、つまりズームデマンド1が操作されていない場
合は、ステップ13に進み、基準となる画角データωo
rgが設定されているか否かを判断する。
【0030】一方、ステップ11において画角補正モー
ド切換スイッチ4がOFFの場合又はステップ12にお
いてズーム速度データが0以外の場合(つまり、ズーム
デマンド1が操作されている場合)は、ステップ21に
ジャンプし、基準画角データωorgをクリアして、ス
テップ22に進む。
【0031】ステップ13において、基準画角データω
orgがクリアされている場合は、ステップ18に進
み、カウンタバッファZfolおよびFfolが駆動範
囲を任意の数で分割して得た領域のどこにあたるかを演
算し、この演算で得られた領域に応じた近似1次平面方
程式の係数Cz,Cf,Dをメモリ18から入力する。
【0032】そして、ステップ19で、カウンタバッフ
ァZfolおよびFfol、係数Cz,Cf,Dを
(5)式に代入し、基準画角データωorgを演算す
る。
【0033】 ωorg=Cz×Zfol+Cf×Ffol+D …(5) Zfol:ズーム位置指令 Ffol:フォーカス位置指令 ωorg:基準画角データ Cz,Cf,D:係数 そして、ステップ20に進み、フォーカス方向フラグバ
ッファおよびオフセットデータをクリアし、ステップ2
2に進む。
【0034】一方、ステップ13において、基準画角デ
ータωorgが設定されている場合は、ステップ14に
進み、ズーム位置指令Zoomおよびフォーカス位置指
令Focusが、それぞれ駆動範囲を任意の数で分割し
て得た領域のどこにあたるかを演算し、この演算で得ら
れた領域に応じた係数Cz’,Cf’,D’をメモリ4
から入力する。
【0035】続いて、ステップ15で、フォーカス位置
指令Focus、基準画角データωposおよび係数C
z’,Cf’,D’を(6)式に代入して画角の変動を
補正するためのズーム位置指令Zcorrectを演算
する。
【0036】 Zcorrect=(ωorg−Cf’×Focus−D’)/Cz’ …(6) Zcorrect:画角変動を補正するためのズーム位
置指令 Focus:フォーカス位置指令 ωpos:基準画角データ Cz’,Cf’,D’:係数 そして、ステップ16で、フォーカス始動時およびフォ
ーカス方向反転時の画角変動を防止するための演算処理
を行う。この始動反転補正処理では、ズーム位置指令Z
correctに加算するオフセットデータOffse
tを演算するが、その詳細については後述する。
【0037】次に、ステップ17で、画角補正演算後の
ズーム位置指令ZcorrectにオフセットデータO
ffsetを加算し、補正ズーム位置指令Zoffse
tを演算する。そして、ステップ22にジャンプする。
【0038】ステップ22では、補正ズーム位置指令Z
offsetとカウンタバッファZfolとを用いてズ
ーム部Zの位置制御演算を行うとともに、フォーカス位
置指令FocusとカウンタバッファFfolとを用い
てフォーカス部Fの位置制御演算を行う。
【0039】さらに、ステップ23では、ステップ22
において得られたズーム位置制御演算結果を増幅器6に
出力し、モータ8を駆動する。また、ステップ22にお
いて得られたフォーカス位置制御演算結果を増幅器13
に出力し、モータ15を駆動する。以後、電源が切られ
るまでステップ4からステップ25を繰り返し実行す
る。
【0040】次に、図4に示すフローチャートを用いて
上記始動反転補正処理について説明する。まず、ステッ
プ31で補正フラグを読み込む。この補正フラグは、後
述するステップ45,46にてセットされるものであ
り、この補正フラグがFAR−NEARに設定されてい
る場合、つまりフォーカスデマンド2が無限側から至近
側(至近方向)に操作されている場合は、ステップ32
に進み、フォーカス位置指令Focusを前サンプリン
グ時のフォーカス位置指令と比較する。
【0041】ステップ32においてフォーカス位置指令
Focusが前サンプリング時のフォーカス位置指令よ
りも無限側の位置を示している場合、つまりフォーカス
デマンド2の操作方向が至近方向から無限方向に反転し
た場合は、ステップ33に進み、補正データ用バッファ
NEAR_FARを判断する。
【0042】また、ステップ33においてバッファNE
AR_FARがクリアされている場合は、ステップ34
で(7)式のFollowにカウンタバッファZfo
l、すなわち前サンプリング時(フォーカス方向反転
前)のズーム位置を、Controlに前サンプリング
時のズーム位置指令Zoomを代入して、オフセットデ
ータOffsetを演算する。そして、この演算結果を
バッファNEAR_FARに設定し、ステップ35に進
む。
【0043】 Offset=L×(Follow−Control) (7) Offset:オフセットデータ Follow:位置検出器9から入力したカウンタデー
タ Control:ズーム位置指令 L:任意定数 ステップ33において、データNEAR_FARが既に
セットされている場合は、ステップ35にジャンプす
る。ステップ35では、オフセットデータOffset
としてバッファNEAR_FARを設定し、ステップ4
4にジャンプする。
【0044】一方、ステップ32においてフォーカス位
置指令Focusが前サンプリング時のフォーカス位置
指令より至近側に変化した場合および前サンプリング時
のフォーカス位置指令と等しい場合は、何もせずにステ
ップ44にジャンプする。
【0045】ステップ31において補正フラグがNEA
R−FARの場合、つまりフォーカスデマンド2が至近
側から無限側(無限方向)に操作されている場合は、ス
テップ36に進み、フォーカス位置指令Focusを前
サンプリング時のフォーカス位置指令と比較する。
【0046】ステップ36においてフォーカス位置指令
Focusが前サンプリング時のフォーカス位置指令よ
り至近側の位置を示している場合、つまりフォーカスデ
マンド2の操作方向が無限方向から至近方向に反転した
場合は、ステップ37に進み、補正データ用バッファF
AR_NEARを判断する。
【0047】ステップ37においてバッファFAR_N
EARがクリアされている場合は、ステップ38で
(7)式のFollowにカウンタバッファZfol、
すなわち前サンプリング時(フォーカス方向反転前)の
ズーム位置を、Controlに前サンプリング時のズ
ーム位置指令Zoomを代入して、オフセットデータO
ffsetを演算する。そして、この演算結果をバッフ
ァFAR_NEARに設定し、ステップ39に進む。
【0048】また、ステップ37において、バッファF
AR_NEARがセットされている場合は、ステップ3
9にジャンプする。ステップ39では、オフセットデー
タOffsetとしてバッファFAR_NEARを設定
し、ステップ44にジャンプする。
【0049】ステップ44では、フォーカス位置指令F
ocusを判断し、フォーカス位置指令Focusが前
サンプリング時のフォーカス位置指令より至近側に変化
している場合は、ステップ45に進み、補正フラグをF
AR−NEARに設定して反転処理を終了する。また、
ステップ44においてフォーカス位置指令Focusが
前サンプリング時のフォーカス位置指令より無限側に変
化している場合は、ステップ46に進み、補正フラグバ
ッファをNEAR−FARに設定し、反転補正処理を終
了する。さらに、ステップ44においてフォーカス位置
指令Focusが前サンプリング時のフォーカス位置指
令と等しい場合は何もせずに反転補正処理を終了する。
【0050】一方、ステップ36においてフォーカス位
置指令Focusが前サンプリング時のフォーカス位置
指令より無限側に変化した場合および前サンプリング時
のフォーカス位置指令と等しい場合は、何もせずにステ
ップ44にジャンプする。
【0051】このように、本実施形態では、フォーカス
位置指令を監視してフォーカスデマンド2の操作方向を
判断し、フォーカスデマンド2の操作方向が反転したと
きには、メインフローのステップ17にて、画角補正演
算後のズーム位置指令Zcorrectに、上記反転補
正処理にて演算したオフセットデータOffsetを加
算し、補正ズーム位置指令Zoffsetを演算する。
【0052】図7には、フォーカス方向反転時における
フォーカス位置指令と、位置検出器9のカウンタ値(カ
ウンタバッファZfolの値)と、ズーム位置指令との
関係を示している。
【0053】この図から分かるように、本実施形態で
は、フォーカス位置指令Focusの反転時(Ts=1
0)の前におけるズーム位置指令とカウンタ値との差分
を制御系の不感帯とみなし、フォーカス位置指令の反転
後にズーム位置指令Zcorrectにこの不感帯分に
相当するオフセットデータOffsetを加算すること
により、補正ズーム位置指令Zoffsetを設定して
いる。
【0054】これにより、フォーカス部Fの反転指令が
なされた際に、ズーム制御系の不感帯の影響を打ち消し
て、ズーム部Zを画角変動補正のために適正に駆動する
ことができ、画角変動をなくすることができる。
【0055】また、ステップ31において補正フラグが
クリアされている場合、つまり画角補正モードがOFF
からONに変化して画角補正が機能し始める際には、ス
テップ40でフォーカス位置指令Focusと前サンプ
リング時のフォーカス位置指令とを比較する。
【0056】そして、ステップ40においてフォーカス
位置指令Focusが前サンプリング時のフォーカス位
置指令より至近側に変化している場合は、ステップ41
で、(7)式のFollowにカウンタバッファZfo
l、すなわち前サンプリング時(前回のズーム駆動時)
のズーム位置を、Controlに前サンプリング時の
ズーム位置指令Zoomを代入して、オフセットデータ
Offsetを演算し、演算した結果をバッファFAR
_NEARおよびオフセットデータOffsetに設定
する。
【0057】また、ステップ40においてフォーカス位
置指令Focusが前サンプリング時のフォーカス位置
指令より無限側に変化している場合は、ステップ42
で、(7)式のFollowにカウンタバッファZfo
l、すなわち前サンプリング時(前回のズーム駆動時)
のズーム位置を、Controlに前サンプリング時の
ズーム位置指令Zoomを代入して、オフセットデータ
Offsetを演算し、演算した結果をバッファNEA
R_FARおよびオフセットデータOffsetに設定
する。
【0058】さらに、ステップ40においてフォーカス
位置指令が前サンプリング時から変化していない場合
は、ステップ43で、オフセットデータOffset、
バッファNEAR_FARおよびバッファFAR_NE
ARをクリアし、ステップ44に進む。
【0059】このように、本実施形態では、補正フラグ
がクリアされていて、フォーカス位置指令が変化した場
合、つまり画角補正モードがOFFからONになり、フ
ォーカスデマンド2が操作され、フォーカス部Fが動き
出すとともに、画角補正機能によりズーム部Zが動き出
すときに、前サンプリング時におけるズーム位置の検出
結果とフォーカス位置指令とを用いて、オフセットデー
タOffsetを演算する。そして、メインフローのス
テップ17にて、画角補正演算後のズーム位置指令Zc
orrectに、上記始動処理にて演算したオフセット
データOffsetを加算し、補正ズーム位置指令Zo
ffsetを演算する。このようにズーム位置指令を補
正することにより、制御系の不感帯の影響を打ち消し、
画角補正動作の立ち上がり時(フォーカス操作開始時)
の画角変動をなくすことができる。
【0060】(第2実施形態)図6には、本発明の第2
実施形態であるズームレンズにおける始動反転補正処理
を示すフローチャートである。なお、この始動反転補正
処理は、第1実施形態にて説明した図2および図3の全
体動作のフローチャートにおけるステップ16にて行わ
れるものである。
【0061】図2および図3に示したの一連の処理を行
い、ステップ16に進むと、図6のステップ51にジャ
ンプし、補正フラグを判断する。このステップ51にお
いて、補正フラグがFAR−NEARの場合、ステップ
52に進み、フォーカス位置指令Focusを前サンプ
リング時のフォーカス位置指令と比較する。
【0062】フォーカス位置指令Focusが前サンプ
リング時のフォーカス位置指令より無限側を示す場合
は、ステップ53に進み、フォーカス位置指令Focu
sと位置検出器16内のカウンタの出力とを比較する。
【0063】そして、ステップ53において、フォーカ
ス位置指令Focusが位置検出器16内のカウンタの
出力より無限側の場合は、ステップ54に進み、補正フ
ラグにNEAR−FARを、オフセットデータOffs
etに定数Kをそれぞれ設定し、反転補正処理を終了す
る。
【0064】また、ステップ52においてフォーカス位
置指令Focusが前回のフォーカス指令より至近側の
場合か等しい場合、およびステップ53においてフォー
カス位置指令Focusが位置検出器16内のカウンタ
の出力より至近側の場合か等しい場合は、何もせずに反
転補正処理を終了する。
【0065】一方、ステップ51において、補正フラグ
がNEAR−FARの場合は、ステップ55に進み、フ
ォーカス位置指令Focusを前サンプリング時のフォ
ーカス位置指令と比較する。フォーカス位置指令Foc
usが前サンプリング時のフォーカス位置指令より至近
側を示す場合は、ステップ56に進み、フォーカス位置
指令Focusと位置検出器16内のカウンタの出力と
を比較する。
【0066】ステップ56において、フォーカス位置指
令Focusが位置検出器16内のカウンタの出力より
至近側の場合は、ステップ57に進み、補正フラグにF
AR−NEARを、オフセットデータOffsetに定
数−Kをそれぞれ設定し、反転補正処理を終了する。
【0067】また、ステップ55においてフォーカス位
置指令Focusが前サンプリング時のフォーカス指令
より無限側の場合か等しい場合、およびステップ56に
おいてフォーカス位置指令Focusが位置検出器16
内のカウンタの出力より無限側の場合か等しい場合は、
何もせずに反転補正処理を終了する。
【0068】このように、本実施形態では、フォーカス
位置指令Focusと位置検出器16内のカウンタの出
力とを監視することで、至近側への操作から無限側へ、
あるいは無限側への操作から至近側への操作へフォーカ
ス方向が反転したことを検知する。
【0069】また、ステップ51において、補正フラグ
がクリアされている場合は、ステップ58でフォーカス
位置指令Focusと前サンプリング時のフォーカス位
置指令とを比較する。フォーカス位置指令Focusが
前サンプリング時のフォーカス位置指令より至近側の場
合はステップ59に進み、フォーカス位置指令Focu
sと位置検出器16内のカウンタの出力とを比較する。
フォーカス位置指令Focusが位置検出器16内のカ
ウンタの出力より至近側の場合は、ステップ60に進
み、補正フラグにFAR−NEARを、オフセットに定
数−Kをそれぞれ設定し、反転補正処理を終了する。
【0070】ステップ58において、フォーカス位置指
令Focusが前サンプリング時のフォーカス位置指令
より無限側か等しい場合、およびステップ59でフォー
カス位置指令Focusが位置検出器16内のカウンタ
の出力より無限側か等しい場合は、ステップ61にジャ
ンプする。
【0071】ステップ61では、フォーカス位置指令F
ocusを前サンプリング時のフォーカス位置指令と比
較する。フォーカス位置指令Focusが前サンプリン
グ時のフォーカス位置指令よりも無限側の場合は、ステ
ップ62に進み、フォーカス位置指令Focusと位置
検出器16内のカウンタの出力とを比較する。フォーカ
ス位置指令Focusが位置検出器16内のカウンタの
出力よりも無限側の場合は、ステップ63に進み、補正
フラグにNEAR−FARを、オフセットにKをそれぞ
れ設定し、始動補正処理を終了する。
【0072】ステップ61およびステップ62におい
て、フォーカス位置指令Focusが前回のフォーカス
位置指令かカウンタ19の出力より無限側か等しい場合
は何もせず始動補正処理を終了する。
【0073】このように、ステップ51で補正フラグが
クリアされていて、フォーカス位置指令が変化したこと
を検知することにより、画角補正モードがOFFからO
Nになり、フォーカスデマンド2が操作され、フォーカ
ス部Fが動き出すことを検知する。
【0074】こうして始動反転補正処理が終了すると、
図2および図3に示すフローチャートのステップ17に
進み、始動反転補正処理にて設定したオフセットデータ
Offset、すなわち定数Kを画角補正演算後のズー
ム位置指令Zcorrectに加算し、補正ズーム位置
指令Zoffsetを演算する。
【0075】すなわち、本実施形態では、図7のグラフ
により示したのと同様に、フォーカス位置指令Focu
sの反転後に、ズーム位置指令Zcorrectに制御
系の不感帯分に相当するオフセットデータOffset
(=定数K)を加算することにより、補正ズーム位置指
令Zoffsetを設定する。
【0076】そしてこのようにズーム位置指令を補正す
ることにより、制御系の不感帯の影響を打ち消し、画角
補正動作の立ち上がり時(フォーカス操作開始時)およ
びフォーカス操作の反転時における画角変動をなくすこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ズームデマンドからの信号が入力されたときはこの信号
に応じて形成されたズーム制御指令情報に応じた位置に
ズーム部を駆動制御する一方、画角変動補正モードにお
いては、フォーカス部の駆動開始指令が指令されること
に応じて又はフォーカス部の駆動方向の反転が指令され
ることに応じて画角変動補正のために演算されるズーム
制御指令情報に、制御系の不感帯の影響を打ち消すこと
のできるオフセット情報を加算し、この加算後のズーム
制御指令情報によりズーム部を駆動制御するため、従来
のように制御系の不感帯の影響を受けてフォーカス部が
駆動されたにもかかわらず画角変動補正のためにズーム
部が全く駆動されなかったり、画角変動を補正するため
に必要な駆動量が得られなかったりすることを防止で
き、フォーカス駆動による画角変動に対してズーム部の
画角変動補正動作を適正に追従されることができる。し
たがって、画角補正動作の立ち上がり時(フォーカス操
作開始時)およびフォーカス操作の反転時における画角
変動をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるズームレンズの構
成図である。
【図2】上記第1実施形態のズームレンズの全体動作の
フローチャートである。
【図3】上記第1実施形態のズームレンズの全体動作の
フローチャートである。
【図4】上記第1実施形態のズームレンズの始動反転処
理動作のフローチャートである。
【図5】上記第1実施形態のズームレンズの始動反転処
理動作のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態であるズームレンズの始
動反転処理動作のフローチャートである。
【図7】上記各実施形態でのフォーカス反転時における
ズーム位置指令信号の変化を概念的に示すグラフ図であ
る。
【図8】従来のズームレンズの動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ズームデマンド 2 フォーカスデマンド 4 画角補正モードスイッチ 5 CPU 6,13 増幅器 8,15 モータ 9,16 位置検出器 18 不揮発性メモリ F フォーカス部 Z ズーム部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−201676(JP,A) 特開 平8−29661(JP,A) 特開 平10−282396(JP,A) 特開 平8−334673(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/11 G02B 15/00 G03B 3/00 H04N 5/232

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズーム制御指令情報に応じた位置に駆動
    制御されるズーム部と、ズームデマンドからの信号に応
    じて形成されたズーム制御指令情報に応じた位置に前記
    ズーム部を駆動制御するとともに、フォーカス部の駆動
    制御に伴う画角変動を補正するために前記ズーム部を駆
    動制御する画角変動補正モードにおいて前記画角変動を
    補正するためのズーム制御指令情報を演算し、前記ズー
    ムレンズを駆動制御する制御手段とを有するズームレン
    ズであって、 前記制御手段は、前記画角変動補正モードにおいて前記
    フォーカス部の駆動制御が指令されていない状態から指
    令された状態になったとき又は前記画角変動補正モード
    において前記フォーカス部の駆動制御方向が反転したと
    きに、前記ズーム部の実駆動を開始させるのに必要なオ
    フセット情報を前記演算したズーム制御指令情報に加算
    して前記ズームレンズの画角変動補正駆動に用いるズー
    ム制御指令情報を形成し、このオフセット情報が加算さ
    れたズーム制御指令情報により前記ズームレンズを駆動
    制御することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記フォーカス部の駆
    動制御方向が反転したときに、この反転前のズーム制御
    指令情報に対応する目標駆動位置と位置検出器によって
    検出された実駆動位置との差を用いて前記オフセット情
    報を算出することを特徴とする請求項1に記載のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のズームレンズ
    と、前記ズームレンズが装着されるカメラとを有するこ
    とを特徴とするカメラシステム。
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