JP3363437B2 - 足掛具 - Google Patents
足掛具Info
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- Japan
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- footrest
- foot
- leg
- synthetic resin
- leg portion
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Description
に位置する側部とコンクリート壁内に挿入される脚部と
を有する足掛具に関するものである。
とコンクリート壁内に挿入される脚部とを有する足掛具
において、足掛具全体を合成樹脂で被覆すると共に、側
部と脚部の境界部近傍に鍔を合成樹脂被覆と一体成形し
た足掛具は例えば実開平6ー71899号公報に示すよ
うに公知である。
ものでは、足掛具全体は合成樹脂で被覆されているため
腐食しにくいものであるが、該足掛具を長期使用するこ
とにより足掛具を取り付ける脚部挿入孔の内周面のコン
クリートがマンホール等内で発生するガス等により脆化
し、このコンクリートの脆化により、挿入孔に対する脚
部の密着が緩み、足掛具がガタ付いてしまう虞がある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、脚部を確実,容易にコンクリート壁面に穿設し
た脚部挿入孔に密着させ、足掛具がマンホール等の内壁
に確実に取付られると共に、マンホール等内からの脚部
挿入孔へのガス等の浸入が防止でき、脚部挿入孔の内周
面のコンクリートの脆化を防止し、足掛具のガタ付きを
防止することで長期使用に耐え得るような安全な足掛具
を提供しようとするものである。
に、本発明における足掛具は、足踏部,側部及び脚部と
を芯金とそれを覆う合成樹脂で形成し、これらの合成樹
脂を一体に成形し、該脚部の合成樹脂の外周面に脚部側
から側部側に向けて複数の拡径された係止用突部を軸線
方向に複数段設けると共に、前記側部と脚部の境界部近
傍にフレキシブルフランジを挿着し、該フランジと前記
複数の係止用突部間に水膨張パッキンを挿着したことを
特徴とするものである。
れを覆う合成樹脂で形成し、これらの合成樹脂を一体に
成形し、該脚部の合成樹脂の外周面に脚部側から側部側
に向けて複数の拡径された係止用突部を軸線方向に複数
段設けると共に、前記側部と脚部の境界部近傍にフレキ
シブルフランジを挿着し、該フランジと前記複数の係止
用突部間に水膨張パッキンを挿着し、前記足踏部の上面
がその中央部から両端側に向けて1度ないし5度の角度
で上方へ傾斜するように変化させ、足踏部の両端近傍に
反射体を設け、足踏部の内側側面の軸線方向に波形の握
り部を形成し、さらに足踏部の下面の軸線方向に波形で
表面に凹凸のある握り部を形成し、足踏部の前側に足掛
具を打ち込む際の打撃受け部を形成したことを特徴とす
るものである。
に関するものであり、図1は本発明に係る足掛具の平面
図、図2はその正面図、図3はその側面図である。
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
側部3,3とコンクリート壁等に取付けられる脚部4,
4とで構成され、これら足踏部2と側部3,脚部4とは
平面視略コ字状をした鉄製の芯金5にポリプロピレン等
の合成樹脂6を防錆被覆してなるものである。そして、
前記足踏部2および側部3,3の表面にはほぼ全域にわ
たって滑り止め模様7が形成されている。
脂6の外周面には脚部4側から側部3側に向けて複数
(例えば4本)の拡径された係止用突部8が軸線方向に
複数段(例えば6段)で合成樹脂6と一体成形されてい
る。
装着されるフレキシブルフランジであり、該フランジ9
はゴム製で、足掛具1に装着される装着部10と先端部
がマンホールの内壁面に当接される椀部11とで構成さ
れている。
部8間に挿着される水膨張パッキンであり、該パッキン
12はリング状で発泡性のゴム或いは発泡樹脂等の材料
からなり、水を含むとパッキン全体が膨張するようにな
っている。
て、脚部4側からフランジ9とパッキン10を挿通し
て、足掛具1の脚部4と側部3の境界部近傍に装着す
る。そして、該足掛具1をマンホール等に設置するに
は、先ずマンホ―ル等の内壁に脚部挿入孔を穿設し、該
孔内にエポキシ樹脂等の接着材を充填した後、足掛具1
の脚部4を孔に対向させて、脚部4を順次孔内に挿入
し、前記フランジ9の椀部11の先端部がコンクリ―ト
内壁面に当接した時点では前記脚部4に形成した複数の
係止用突部8が前記穿設した孔の内周面に密着状態にな
り脚部4の横方向のガタ付きを確実に防止する。そして
フランジ9がコンクリ―ト内壁面に当接して前記係止用
突部8の孔への密着と共働して足掛具1のコンクリ―ト
壁からの抜け出しと垂れ下がりを防止する。さらに、前
記水膨張パッキン12が、孔の入口近傍で足掛具1の設
置時に周囲の湿気を吸収すること等により膨張し、たと
え挿入孔の径が挿着時のパッキンの外径よりも多少大き
くても、該パッキン12は孔の内周面に密着状態になり
より強固に脚部4を孔に固定すると共に、足掛具1の設
置後もマンホール等内からのガス等の浸入も防止でき、
脚部挿入孔の内周面のコンクリートの脆化を防止するの
で、足掛具1のガタ付きを防止することができる。そし
て、前記充填されたエポキシ樹脂等の乾燥を待つことに
より、足掛具1はマンホール等のコンクリ―ト壁に正確
で確実に取り付けられ、足掛具1の使用中も該足掛具1
が垂れ下がることがない。
Sから両端側に向けて1度ないし5度の角度で上方へ傾
斜するように変化させている。これにより、作業者等の
両足が足踏部2の上面に安定して乗せることができ、作
業者等は安全に作業することができる。
体13,13が設置されている。この反射体により、暗
闇等での足掛具1の位置,足踏部2の大きさ等が明確に
することができる。
向に形成した波形の握り部であり、さらに、足踏部2の
下面の軸線方向には波形で表面に凹凸15のある握り部
16が形成されている。この場合、足掛具1を昇降者が
昇降する際に昇降者は両足を乗せている足掛具1の数段
上の足掛具1を両手で握って昇降するのが通常考えられ
るが、足踏部2の内側側面の軸線方向に波形を形成する
ことで握り易くなり、さらに足踏部2の下面の軸線方向
には波形で表面に凹凸15を設けることにより両手の滑
り防止となり、昇降者は安全に足掛具1を昇降すること
ができる。
足掛具1の脚部4をコンクリート壁内に打ち込む際の打
撃受け部17,17が形成されており、足踏部2の前側
面に形成された該打撃受け部17を打撃することによっ
て、足掛具1の脚部4は正確にコンクリート壁内に打ち
込まれ、足掛具1をコンクリートの壁に確実に固定する
ことができる。
ても、上述の足掛具1のようにマンホール等のコンクリ
―ト壁に正確で確実に取り付けられ、足掛具1の使用中
も該足掛具1が垂れ下がることがないことに加えて、足
掛具1の設置の際、脚部4の先端部を前記孔内に少し挿
入した状態で前記打撃受け部17をハンマ―等で打撃す
ることによって、前記脚部4は順次孔内に挿入され、よ
り確実に足掛具1をコンクリートの壁に固定することが
できる。また、足掛具1の使用の際も、作業者は安全に
昇降,作業することができ、足掛具1が長期の使用に耐
え得るような安全なものとなる。
側部及び脚部とを芯金とそれを覆う合成樹脂で形成し、
これらの合成樹脂を一体に成形し、該脚部の合成樹脂の
外周面に脚部側から側部側に向けて複数の拡径された係
止用突部を軸線方向に複数段設けると共に、前記側部と
脚部の境界部近傍にフレキシブルフランジを挿着し、該
フランジと前記複数の係止用突部間に水膨張パッキンを
挿着したので、脚部を確実,容易にコンクリート壁面に
穿設した脚部挿入孔に密着させ、足掛具がマンホール等
の内壁に確実に取付られると共に、マンホール等内から
の脚部挿入孔へのガス等の浸入が防止でき、脚部挿入孔
の内周面のコンクリートの脆化を防止し、足掛具のガタ
付きを防止することで長期使用に耐え得るような安全な
足掛具となる。
び脚部とを芯金とそれを覆う合成樹脂で形成し、これら
の合成樹脂を一体に成形し、該脚部の合成樹脂の外周面
に脚部側から側部側に向けて複数の拡径された係止用突
部を軸線方向に複数段設けると共に、前記側部と脚部の
境界部近傍にフレキシブルフランジを挿着し、該フラン
ジと前記複数の係止用突部間に水膨張パッキンを挿着
し、前記足踏部の上面がその中央部から両端側に向けて
1度ないし5度の角度で上方へ傾斜するように変化さ
せ、足踏部の両端近傍に反射体を設け、足踏部の内側側
面の軸線方向に波形の握り部を形成し、さらに足踏部の
下面の軸線方向に波形で表面に凹凸のある握り部を形成
し、足踏部の前側に足掛具を打ち込む際の打撃受け部を
形成したので、上述の効果に加えて、足掛具をより確実
にコンクリートの壁に固定することができ、この足掛具
を使用する際も、作業者は安全に昇降,作業することが
でき、より長期の使用に耐え得るような安全な足掛具と
なる。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とコンク
リート壁内に挿入される脚部とを有する足掛具におい
て、これら足踏部,側部及び脚部とを芯金とそれを覆う
合成樹脂で形成し、これらの合成樹脂を一体に成形し、
該脚部の合成樹脂の外周面に脚部側から側部側に向けて
複数の拡径された係止用突部を軸線方向に複数段設ける
と共に、前記側部と脚部の境界部近傍にフレキシブルフ
ランジを挿着し、該フランジと前記複数の係止用突部間
に水膨張パッキンを挿着したことを特徴とする足掛具。 - 【請求項2】足踏部とその両側に位置する側部とコンク
リート壁内に挿入される脚部とを有する足掛具におい
て、これら足踏部,側部及び脚部とを芯金とそれを覆う
合成樹脂で形成し、これらの合成樹脂を一体に成形し、
該脚部の合成樹脂の外周面に脚部側から側部側に向けて
複数の拡径された係止用突部を軸線方向に複数段設ける
と共に、前記側部と脚部の境界部近傍にフレキシブルフ
ランジを挿着し、該フランジと前記複数の係止用突部間
に水膨張パッキンを挿着し、前記足踏部の上面がその中
央部から両端側に向けて1度ないし5度の角度で上方へ
傾斜するように変化させ、足踏部の両端近傍に反射体を
設け、足踏部の内側側面の軸線方向に波形の握り部を形
成し、さらに足踏部の下面の軸線方向に波形で表面に凹
凸のある握り部を形成し、足踏部の前側に足掛具を打ち
込む際の打撃受け部を形成したことを特徴とする足掛
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286770A JP3363437B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 足掛具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000286770A JP3363437B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 足掛具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002088790A JP2002088790A (ja) | 2002-03-27 |
JP3363437B2 true JP3363437B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=18770638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000286770A Expired - Lifetime JP3363437B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 足掛具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3363437B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5146740B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2013-02-20 | 日本ステップ工業株式会社 | ステップ取付構造 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000286770A patent/JP3363437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002088790A (ja) | 2002-03-27 |
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