JP3362389B2 - 導電バー支持部材およびこれを用いた分電盤 - Google Patents

導電バー支持部材およびこれを用いた分電盤

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JP3362389B2
JP3362389B2 JP35302197A JP35302197A JP3362389B2 JP 3362389 B2 JP3362389 B2 JP 3362389B2 JP 35302197 A JP35302197 A JP 35302197A JP 35302197 A JP35302197 A JP 35302197A JP 3362389 B2 JP3362389 B2 JP 3362389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の導電バーを
厚み方向に並設させた状態で支持する導電バー支持部材
及びこれを用いた分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の導電バー支持部材とし
て、実公昭56−5453号公報に示されるように、主
幹バー(第1の導電バー)が挿通される複数の挿通孔が
主幹バーの厚み方向で複数個形成された支持部材基部
(支持本体)を備え、これらの挿通孔にそれぞれ主幹バ
ーを挿通させて各主幹バーを支持するものがある。
【0003】上記公報に記載の導電バー支持部材を用い
た分電盤では、前記挿通孔から挿通された主幹バーの挿
通孔から突出する長さを、前方の主幹バーほど長くし、
後方の主幹バーほど短くして、各主幹バーをそれぞれ送
りバー(第2の導電バー)を介して主幹開閉器に接続し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
導電バー支持部材では、前方の主幹バーの方が後方の主
幹バーよりも支持部材基部から突出している長さが長い
ので、後方に位置する主幹バーを先に送りバーと接続す
る必要があるが、前方の主幹バーが邪魔となって主幹バ
ー(第1の導電バー)と送りバー(第2の導電バー)と
の接続が難しいという問題があった。また、一番前の主
幹バーが支持部材基部から一番突出しているので、他の
主幹バーにテスト棒を接触させることが難しく、各種の
特性試験の実施が難しいという不具合があった。
【0005】また、通電状態での試験を容易にするため
に、支持部材基部からの主幹バーの突出量を前方ほど小
さくすることも考えられるが、挿通孔に挿入された各主
幹バーの先端部が露出しているので、各導電バーにテ
ト棒を接触させたときに隣り合う導電バーに接触する恐
れがあり、通電状態での試験が難しくなるという問題が
あった。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、第1の導電バーと第2の導電バーと
の接続作業が容易になるとともに、通電状態での試験が
容易に行える導電バー支持部材およびこれを用いた分電
盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、複数の第1の導電バーの挿通さ
れる複数の挿通孔が第1の導電バーの厚み方向に並設さ
れた支持本体と、該支持本体に連設され各挿通孔から挿
入した第1の導電バーそれぞれの一端部に形成され第2
の導電バーとの接続を行う締め付けねじの挿通孔が締め
付けねじの挿入方向から見て重ならない位置となるよう
に各挿通孔から挿入される第1の導電バーの一端部の長
さを後方に位置する第1の導電バーほど長くするととも
に前記一端部それぞれの裏面側から一端面にかけて第1
の導電バー間を隔離する位置決め隔離部とを備えて成る
ことを特徴とするものであり、複数の第1の導電バーの
一端部を支持本体に並設された複数の挿通孔から挿入し
て第1の導電バーに締め付けねじによって第2の導電バ
ーを接続することができ、第1の導電バーと第2の導電
バーとの接続作業が容易になるとともに導電バーの収納
性を高めることができる。また、第1の導電バーの一端
部は位置決め隔離部により互いに隔離されるので、テス
ト棒を第1の導電バーに接触させるときに隣の第1の導
電バーに接触するのを防止することができ、通電状態で
の試験を容易に行うことができる。
【0008】また、前記位置決め隔離部に、挿通孔から
挿入された第1の導電バーの一端が当接して第1の導電
バーの挿入方向における第1の導電バーの位置決めを行
う第1の位置決め隔壁を設けたので、各挿通孔から挿入
される第1の導電バーの位置決めを容易に行うことがで
きる。さらに、前記位置決め隔離部に、前記第1の位置
決め隔壁に連設され、前記第1の導電バーに直交方向で
あり且つ第1の導電バーの幅方向に平行な方向から第1
の導電バーの前記一端部に接続される第2の導電バーの
一端が当接して第2の導電バーの位置決めを行う第2の
位置決め隔壁を設けたので、第2の導電バーの位置決め
を容易に行うことができ、第1の導電バーと第2の導電
バーとの接続作業が容易になる。
【0009】しかも、前記第1の位置決め隔壁と前記第
2の位置決め隔壁とのうちの少なくとも一方を、互いに
接続される第1の導電バー及び第2の導電バーのうちの
前方に位置する導電バーと略面一にしたので、第1の導
電バーと第2の導電バーとの接続位置に、外部引き出し
用のバーを容易に接続することができる。
【0010】請求項の発明は、請求項1の発明におい
て、前記位置決め隔離部のうち第1の導電バーの裏面側
の面と前記第1の位置決め用隔壁との第2の導電バーの
延出方向の幅を第1の導電バーの幅よりも広く形成して
いるので、第1の導電バーと該第1の導電バーに接続さ
れる第2の導電バーに平行な他の第2の導電バーとの絶
縁距離を大きくすることができ、絶縁性を高めることが
できる。
【0011】請求項の発明は、主幹開閉器と、この主
幹開閉器の二次側に接続される複数の送りバーと、これ
らの送りバーに接続されて厚み方向で複数段に配設され
る主幹バーと、これらの主幹バーの延出方向に並設され
て主幹バーに接続される複数の分岐開閉器とを備え、主
幹バーが前記第1の導電バーを構成するとともに送りバ
ーが前記第2の導電バーを構成し、これら第1の導電バ
ーと第2の導電バーとを請求項1若しくは請求項2記載
の導電バー支持部材により支持して成ることを特徴とす
るものであり、主幹バーを厚み方向で複数段並設し、こ
の主幹バーの長手方向の一端部を導電バー支持部材の挿
通孔から挿通させ、主幹バーに締め付けねじによって送
りバーを接続することができ、主幹バーと送りバーとの
接続作業が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図8を参照して説明する。図4及び図5は本実施形態
における分電盤30を示しており、前面が開口するとと
もに前面に扉32が開閉自在に取り付けられた筐体31
内には金属製の取付ベース3が筐体31の奥面より一定
高さ位置となるように配設されている。この取付ベース
3は、前面部の上部の片側に、回路遮断器からなる主幹
開閉器5が設置されている。該主幹開閉器5には、各一
端が接続されL字状に屈曲形成された例えば銅製の平角
導体からなる2本の電圧極バーである送りバー6,8
と、中性極バーである送りバー7とが、分電盤30の前
後方向に間隔を開け且つ並行に配置されている。また、
各送りバー6,7,8(第2の導電バー)の他端は、後
述する導電バー支持部材10において、筐体30の中央
部の中程より下方に向けて配設されている夫々に対応す
る各主幹バー26,27,28(第1の導電バー)の上
端部と接続されている。
【0013】これら各主幹バー26,27,28の配設
されている両側には複数の分岐開閉器2が配設され、各
主幹バー26,27,28に接続されている。ところ
で、上記主幹バー26,27,28は図7及び図8に示
すように一定の厚みで、電流容量に応じた幅の例えば銅
製の平角導体からなり、上端を導電バー支持部材10に
て支持固定され且つ下端両側を左右に配置した支持台2
1,21(図4及び図7及び図8参照)にて支持される
ことにより、筐体30の開口を前側として前後方向に間
隔を置いて設置されているとともに、前から順に主幹バ
ー26、主幹バー27、主幹バー28となるようにされ
ている。そして、筐体30内の左右方向のほぼ中央に配
された上記主幹バー26,27,28に対して回路遮断
器からなる各分岐開閉器2は、左右両側の取付ベース3
の前面部に直接的に設置固定されるとともに主幹バー2
6,27,28に対して接続されている。
【0014】導電バー支持部材10は、図1乃至図3に
示すように、側方からの送りバー8,7,6の端部と、
下方からの主幹バー28,27,26の上端部との対応
するもの同士を重ねて締め付けねじ9により結合する部
位を支持するためのもので、夫々の結合部を分離絶縁す
るための3つの隔離部18,17,16を奥の方向から
順次前方にかけて前後方向に3つ形成してある。これら
隔離部18,17,16は側断面が逆L字状の壁からな
り、その縦壁18a,17a,16aで送りバー8,
7,6の端部の裏面を支え、縦壁18a,17a,16
aの上端から前方へ突出した横壁18b,17b,16
bで、送りバー8,7,6の端部の上面及び主幹バー2
8,27,26の上端面を当接するものであり、各縦壁
18a,17a,16aの下端を連設した支持部材基部
10a(支持本体)には、各隔離部18,17,16内
に対応する主幹バー28,27,26の上端を挿入する
ための挿通孔48,47,46を設けてある。各隔離部
18,17,16の各縦壁18a,17a,16aの高
さは、隔離部18、隔壁部17、隔壁部16の順番で高
く形成され(隔離部18が一番高く形成されている)、
夫々に対応する主幹バー28,27,26の長さを順次
長くしてある。
【0015】而して、導電バー支持部材10は、その支
持部材基部10aの両側に沿って設け後方へ延設した脚
片10bの後端に形成した取付片10cを取付ベース3
前面に載せて、取付片10cに形成された切欠10dに
挿通した取付ねじ19により図4及び図6及び図8に示
すように取付ベース3に締め付け固定される。ところ
で、支持台21は主幹バー28,27,26の下端部の
左右両側の取付ベース3にねじ固定されて配置されるも
ので、合成樹脂製の成形品からなり、各主幹バー28,
27,26に対応して内側壁を蛇腹状に屈曲させて形成
した嵌合溝58,57,56に各主幹バー28,27,
26の下端部の両側部を圧入して主幹バー28,27,
26の下端部を支持固定するようになっている。嵌合
58,57,56は上記のように蛇腹状に形成した内側
壁の凹部により構成されているため溝壁が撓んで主幹バ
ー28,27,26を圧入することができるようになっ
ている。
【0016】図4中の21aは支持台21を取付けベー
ス3に固定するための取付けねじ24の挿通孔21b
(図7参照)を形成した取付片である。而して、上記導
電バー支持部材10で送りバー8,7,6の端部と、主
幹バー28,27,26の上端を支持固定するに際して
は、送りバー8,7,6の端部を夫々の隔離部18,1
7,16の側方開口から夫々の縦壁18a,17a,1
6a及び横壁18b,17b,16bに沿うようにして
各隔離部18,17,16に挿入する。この挿入方向に
は各隔離部18,17,16と連続一体に形成された側
壁14,13,12があり、各側壁14,13,12が
送りバー8,7,6の端部の位置決め手段(第1の位置
決め隔壁)を構成している。
【0017】一方、導電バー支持部材10の下方から各
隔離部18,17,16に、主幹バー28,27,26
の上端部を横壁18b,17b,16bに当たるまで、
各送りバー8,7,6の前面に重なるように挿入する。
つまり横壁18b,17b,16bが主幹バー28,2
7,26の上端の位置決め手段(第2の位置決め隔壁)
となる。この挿入した状態では、主幹バー28,27,
26の上端部に形成した各ねじ挿通孔29は重ねた送り
バー8,7,6の端部に形成したねじ孔4に対向するこ
とになる。そして各ねじ挿通孔29が夫々の高さ位置の
異なる隔離部18,17,16の前面開口から臨むこと
になり、前面側から夫々の締め付けねじ9をねじ挿通孔
29を介してねじ孔4に螺合締結することができるので
ある。
【0018】ここで、横壁18b,17b,16bの基
端から先端に至る長さは送りバー8,7,6の厚さ寸法
と主幹バー28,27,26の厚さ寸法を足した寸法と
等しくなっており、送りバー8,7,6に重ねた各主幹
バー28,27,26の上端部の前面は図3に示すよう
にそれぞれの隔離部18,17,16の前面開口面と略
面一となるとともに平行する主幹バー28,27,26
は一定間隔の絶縁距離を確保することになる。
【0019】また、各隔離部18,17,16の左右幅
は図2に示すように主幹バー28,27,26の幅より
も広く形成しており(図2の左方へ延出形成されてお
り)、主幹バー28,27,26を図示するように側壁
14,13,12側に寄せて配置することによって隔離
部18,17,16の側面開口側縁と、該側縁側の主幹
バー28,27,26の側端との間の距離を十分に大き
くして絶縁距離の確保を図っている。
【0020】しかして、本実施形態における導電バー支
持部材10では、主幹バー28,27,26(第1の導
電バー)の一端部を支持部材基部10a(支持本体)に
並設された挿通孔48,47,46から挿入して主幹バ
ー28,27,26に締め付けねじ9によって送りバー
8,7,6(第2の導電バー)を接続することができ、
主幹バー28,27,26と送りバー8,7,6との接
続作業が容易になるとともに各導電バーの収納性を高め
ることができる。また、主幹バー28,27,26の一
端部は位置決め隔離部18,17,16により互いに隔
離されるので、テスト棒を主幹バー28,27,26に
接触させるときに隣の主幹バー28,27,26に接触
するのを防止することができ、通電状態での試験を容易
に行うことができる。
【0021】ところで、主幹バー28,27,26の下
端部は上述のように両側を、図7及び図8に示すように
両側に配置される支持台21,21の嵌合溝58,5
7,56に夫々挿入して支持台21に支持されることに
なる。上記主幹バー28,27,26の取付けに当たっ
ては、主幹バー26の前方側に主幹バー26と平行する
ように硬質の合成樹脂材から形成された支点部材50を
導電バー支持部材10と、支持台21、21との間に架
橋配設する。
【0022】この支点部材50は回路遮断器からなる分
岐開閉器2を主幹バー28,27,26の両側に着脱配
置する際の支点となる部材であって、上端に設けた横バ
ー51を導電バー支持部材10の支持部材基部10aの
前端部に形成した凹部10eに係止し、下端部に設けた
幅広の横片52の両端を支持台21,21に設けた溝4
3,43に挿入して下端部を支持台21,21間に配置
されるようになっており、横片52の下端が溝43,4
3内に設けたストッパ(図示せず)に照合して位置決め
され、支点部材50の下端が支持台21,21の下端と
一致するように配置される。
【0023】さて上記のように取付ベース3の前面にお
いて、支持台21,21と導電バー支持部材10との間
に配設した主幹バー28,27,26の両側には回路遮
断器からなる分岐開閉器2を配設して主幹バー28,2
7或いは主幹バー28,27,26を接続したり或いは
主幹バー28,26を接続する。分岐開閉器2は、図5
に示すように本体200と、この本体200の一方の側
端側に装着されるカバー201とからなるもので、カバ
ー201内は2つの隔壁によって前後3つの部屋に区画
され、各部屋に面する側壁に切り溝203を備えてい
る。また、分岐開閉器2のカバー201内に配設された
2つの接続端子板(図示せず)は、いずれも一端に受刃
(図示せず)を備えたもので、切り溝203から刃受の
一部が露出している。
【0024】このように構成された分岐開閉器2は、図
1に示すように前から電圧極の主幹バー26、中性極の
主幹バー27、そして電圧極の主幹バー28の順で前後
に間隔をおいて設置された単相三線の電源ラインに接続
されるのであるが、これらの主幹バー26,27,28
の側方から各カバー201の切り溝23に主幹バー2
6,27,28の片側半分を嵌め込めば、各受刃がそれ
ぞれ主幹バー26,27,28に接続される。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の第1の導電バ
ーの挿通される複数の挿通孔が第1の導電バーの厚み方
向に並設された支持本体と、該支持本体に連設され各挿
通孔から挿入した第1の導電バーそれぞれの一端部に形
成され第2の導電バーとの接続を行う締め付けねじの挿
通孔が締め付けねじの挿入方向から見て重ならない位置
となるように各挿通孔から挿入される第1の導電バーの
一端部の長さを後方に位置する第1の導電バーほど長く
するとともに前記一端部それぞれの裏面側から一端面に
かけて第1の導電バー間を隔離する位置決め隔離部とを
備えているので、複数の第1の導電バーの一端部を支持
本体に並設された複数の挿通孔から挿入して第1の導電
バーに締め付けねじによって第2の導電バーを接続する
ことができ、第1の導電バーと第2の導電バーとの接続
作業が容易になるとともに導電バーの収納性を高めるこ
とができるという効果がある。また、第1の導電バーの
一端部は位置決め隔離部により互いに隔離されるので、
テスト棒を第1の導電バーに接触させるときに隣の第1
の導電バーに接触するのを防止することができ、通電状
態での試験を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0026】また、前記位置決め隔離部に、挿通孔から
挿入された第1の導電バーの一端が当接して第1の導電
バーの挿入方向における第1の導電バーの位置決めを行
う第1の位置決め隔壁を設けたので、各挿通孔から挿入
される第1の導電バーの位置決めを容易に行うことがで
きるという効果がある。
【0027】さらに、前記位置決め隔離部に、前記第1
の位置決め隔壁に連設され、前記第1の導電バーに直交
方向であり且つ第1の導電バーの幅方向に平行な方向か
ら第1の導電バーの前記一端部に接続される第2の導電
バーの一端が当接して第2の導電バーの位置決めを行う
第2の位置決め隔壁を設けたので、第2の導電バーの位
置決めを容易に行うことができ、第1の導電バーと第2
の導電バーとの接続作業が容易になるという効果があ
る。
【0028】しかも、前記第1の位置決め隔壁と前記第
2の位置決め隔壁とのうちの少なくとも一方を、互いに
接続される第1の導電バー及び第2の導電バーのうちの
前方に位置する導電バーと略面一にしたので、第1の導
電バーと第2の導電バーとの接続位置に、外部引き出し
用のバーを容易に接続することができるという効果があ
る。
【0029】請求項の発明は、請求項1の発明におい
て、前記位置決め隔離部のうち第1の導電バーの裏面側
の面と前記第1の位置決め用隔壁との第2の導電バーの
延出方向の幅を第1の導電バーの幅よりも広く形成して
いるので、第1の導電バーと該第1の導電バーに接続さ
れる第2の導電バーに平行な他の第2の導電バーとの絶
縁距離を大きくすることができ、絶縁性を高めることが
できるという効果がある。
【0030】請求項の発明は、主幹開閉器と、この主
幹開閉器の二次側に接続される複数の送りバーと、これ
らの送りバーに接続されて厚み方向で複数段に配設され
る主幹バーと、これらの主幹バーの延出方向に並設され
て主幹バーに接続される複数の分岐開閉器とを備え、主
幹バーが前記第1の導電バーを構成するとともに送りバ
ーが前記第2の導電バーを構成し、これら第1の導電バ
ーと第2の導電バーとを請求項1若しくは請求項2記載
の導電バー支持部材により支持するので、主幹バーを厚
み方向で複数段並設し、この主幹バーの長手方向の一端
部を導電バー支持部材の挿通孔から挿通させ、主幹バー
に締め付けねじによって送りバーを接続することがで
き、主幹バーと送りバーとの接続作業が容易になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示し、導電バー支持部材及び導電バ
ーの斜視図である。
【図2】同上を示し、導電バー支持部材に導電バーを支
持した状態の正面図である。
【図3】同上を示し、導電バー支持部材に導電バーを支
持した状態の側面図である。
【図4】同上の導電バー支持部材を用いた分電盤の要部
の正面図である。
【図5】図上の導電バー支持部材を用いた分電盤の横断
面図である。
【図6】図上の導電バー支持部材を用いた分電盤の要部
正面図である。
【図7】図上の導電バー支持部材を用いた分電盤の要部
分解斜視図である。
【図8】図上の導電バー支持部材を用いた分電盤の要部
断面図である。
【符号の説明】
4 ねじ孔 6〜8 送りバー 9 締め付けねじ 10 導電バー支持部材 10a 支持部材基部 16〜18 隔離壁 26〜28 主幹バー 29 ねじ挿通孔 46〜48 挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−129114(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/40 - 1/42 H01H 73/06,73/08,73/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の導電バーの挿通される複数
    の挿通孔が第1の導電バーの厚み方向に並設された支持
    本体と、該支持本体に連設され各挿通孔から挿入した第
    1の導電バーそれぞれの一端部に形成され第2の導電バ
    ーとの接続を行う締め付けねじの挿通孔が締め付けねじ
    の挿入方向から見て重ならない位置となるように各挿通
    孔から挿入される第1の導電バーの一端部の長さを後方
    に位置する第1の導電バーほど長くするとともに前記一
    端部それぞれの裏面側から一端面にかけて第1の導電バ
    ー間を隔離する位置決め隔離部とを備え、前記位置決め
    隔離部に、挿通孔から挿入された第1の導電バーの一端
    が当接して第1の導電バーの挿入方向における第1の導
    電バーの位置決めを行う第1の位置決め隔壁を設けると
    ともに、前記位置決め隔離部に、前記第1の位置決め隔
    壁に連設され、前記第1の導電バーに直交方向であり且
    つ第1の導電バーの幅方向に平行な方向から第1の導電
    バーの前記一端部に接続される第2の導電バーの一端が
    当接して第2の導電バーの位置決めを行う第2の位置決
    め隔壁を設け、前記第1の位置決め隔壁と前記第2の位
    置決め隔壁とのうちの少なくとも一方を、互いに接続さ
    れる第1の導電バー及び第2の導電バーのうちの前方に
    位置する導電バーと略面一にしたことを特徴とする導電
    バー支持部材。
  2. 【請求項2】 前記位置決め隔離部のうち第1の導電バ
    ーの裏面側の面と前記第1の位置決め用隔壁との第2の
    導電バーの延出方向の幅を第1の導電バーの幅よりも広
    く形成して成ることを特徴とする請求項1記載の導電バ
    ー支持部材。
  3. 【請求項3】 主幹開閉器と、この主幹開閉器の二次側
    に接続される複数の送りバーと、これらの送りバーに接
    続されて厚み方向で複数段に配設される主幹バーと、こ
    れらの主幹バーの延出方向に並設されて主幹バーに接続
    される複数の分岐開閉器とを備え、主幹バーが前記第1
    の導電バーを構成するとともに送りバーが前記第2の導
    電バーを構成し、これら第1の導電バーと第2の導電バ
    ーとを請求項1若しくは請求項2記載の導電バー支持部
    材により支持して成ることを特徴とする分電盤。
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