JP3361213B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各表示電極に非線
形素子を介して電気信号が与えられる構造を有する液晶
表示装置製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】液晶表示装置の高コントラスト化、大表
示容量化の要請に応えるべく、従来より種々の能動素子
を有する液晶表示装置が提案されている。 【0003】そのうち、金属―絶縁膜―金属構造を有す
る非線形素子(以下、二端子非線形素子と略称する)を
組み込んだ液晶表示装置の製造工程が、比較的簡単であ
ることから注目されている。 【0004】上記二端子非線形素子は、ガラス基板上に
タンタル(Ta)からなる下部電極を形成し、該下部電
極上に五酸化タンタル(Ta25)からなる絶縁膜を介
してチタン(Ti)、クロム(Cr)、アルミニウム
(Al)などからなる上部電極が形成されてなるもので
ある。この二端子非線形素子の非線形特性の双極性の対
称性を考慮した場合には、下部電極と上部電極とは同一
材料を用いて形成することが望ましい。 【0005】しかし、下部電極と上部電極とに同一材料
が使用された場合には、上部電極のパターニングの際に
下部電極が浸食されることがあるので、フォトリソグラ
フィ法によるパターニングを行うことができない。 【0006】このため、上部電極を形成する材料として
は、該上部電極のパターニングの際に下部電極が浸食さ
れず、且つ二端子非線形素子の非線形特性の双極性の対
称性が損なわないように、上記のような材料が用いられ
ている。 【0007】上記二端子非線形素子をスイッチング素子
として用いた従来の液晶表示装置は特公平5―1065
2号公報に開示されたものが知られている。 【0008】この液晶表示装置の各画素の拡大図を図8
に、また図8におけるC−C断面図を図9に示す。図9
において、素子側基板21は、ガラス基板22上にベー
スコート絶縁膜23を形成し、該膜上にタンタルからな
る信号配線24及び該信号配線24の支線(下部電極)
25が形成されており、該信号配線24若しくは下部電
極25の表面に陽極酸化法により五酸化タンタルからな
る陽極酸化絶縁膜26が形成されている。 【0009】そして、上記陽極酸化絶縁膜26上にチタ
ンからなる上部電極27が形成されて、二端子非線形素
子28が構成されており、該上部電極27の端部はガラ
ス基板22上に形成されたITO(Indium―Ti
n―Oxide)等からなる画素電極29と電気的に接
続されている。 【0010】一方、上記素子側基板21と対向する対向
側基板(図示せず)は、ガラス基板上にITO等からな
るストライプ状の対向電極が形成されており、該対向電
極と該信号配線24とが直交するように両基板が貼り合
わされて液晶表示装置が構成されている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の液晶表示装置において、高品位、高精細な液晶
表示装置を実現するためには、二端子非線形素子28の
容量を液晶の容量に対して十分小さくし、且つ各画素毎
の二端子非線形素子と液晶との容量比を等しくさせる必
要がある。該二端子非線形素子28の容量を小さくする
ためには、微細化、つまり二端子非線形素子28の寸法
を小さくする必要がある。 【0012】しかしながら、二端子非線形素子28の寸
法は、製造工程で使用する露光装置及びエッチング方法
によって制約され、しかも数ミクロン程度の線幅を安定
してパターニングするには限界があった。 【0013】特に二端子非線形素子28の上部電極27
は、基板の面積に比べてかなり微細なパターンであり、
エッチングされるパターンの密度が低い(単位面積当た
りのエッチングされる面積が大きい)ため、エッチング
レートが速くなってしまい、図8に示すように、所望の
パターン(点線で示した部分)よりも過度にエッチング
されてしまうという、いわゆるオーバーエッチングが進
行する。これは、パターンの角(コーナー部分)から徐
々に進行し、ついには二端子非線形素子28を形成する
部分にまで及んでしまう。 【0014】このため、二端子非線形素子28となる部
分の電極幅が安定せず、素子容量がばらつき、液晶との
容量比に誤差が生じて表示むらが発生し、著しく歩留ま
りが低下するという問題点があった。 【0015】上記の問題は、上部電極としてアルミニウ
ム,クロム,チタンのいずれを用いたときにも生じる
が、チタンを用いたときに特に顕著に表れてしまう。ま
た、上部電極にアルミニウムを用いたときには、クロム
やチタンを用いた場合に比べてI−V特性の対称性及び
非線形性が悪く、コントラストが低いという問題点を有
しており、上部電極にクロムを用いたときには、エッチ
ングの際六価クロム等の有害なイオン物質が生成するの
で、処理するための工程や処理施設を有し、コストアッ
プを招くという問題点を有している。 【0016】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、各上部電極の寸法精度を向上させることによって、
液晶層と二端子非線形素子との容量比がばらつかず、歩
留まりよく製造することのできる液晶表示装置製造方
法を提供することを目的とするものである。 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】本発明の液晶表示装置の製造方法は、一対
の対向する基板内に電気光学物質が封入され、少なくと
も一方の基板上には、配線導電膜により形成される信号
配線と、該信号配線の支線である下部電極と、該下部電
極を少なくとも被覆してなる絶縁膜と、該絶縁膜に接し
てなる上部電極と、該上部電極の他方の端部に接続され
た画素電極とを有し、該下部電極−絶縁膜−上部電極に
より非線形素子が形成されてなる液晶表示装置の製造方
法において、前記上部電極のエッチングレートを遅くす
べく、前記上部電極と同一材料からなる島状部全体を、
前記下部電極と前記上部電極との重なった部分を包囲す
るように、前記画素電極の形成領域の一部を含んで前記
上部電極と同一工程で形成することを特徴としている。 【0023】 【0024】本発明構成により、各二端子非線形素子
の上部電極が該上部電極と同一材料の島状部と共にパタ
ーニングされ、該上部電極近傍のパターン密度が大きく
なっており、該上部電極近傍のエッチングレートが遅く
なるので、該上部電極が過度にエッチングされることが
なく、該二端子非線形素子の容量を決定づける該上部電
極を精度よくパターニングすることができる。 【0025】また各二端子非線形素子の上部電極の両
端部太くパターニングすれば、コーナー部からオーバ
ーエッチングが進行しても、二端子非線形素子を形成す
る上部電極にまでは及ばず、該上部電極が過度にエッチ
ングされることがなく、該二端子非線形素子の容量を決
定づける該上部電極を精度よくパターニングすることが
できる。 【0026】このため、上記各二端子非線形素子の容量
にばらつきがなく、表示画面全面にわたって表示ムラの
ない液晶表示装置を歩留まり良く得ることができる。 【0027】 【0028】 【0029】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図1な
いし図4、図6、図7を用いて詳細に説明する。 【0030】まず、図1ないし図4に示すように、ガラ
ス基板2上にベースコート絶縁膜3を形成し、該べース
コート絶縁膜3上にタンタルからなる信号配線4及び信
号配線4の支線(下部電極)5を形成し、該信号配線4
及び下部電極5の表面に陽極酸化法によって陽極酸化絶
縁膜6を形成する。 【0031】そして、陽極酸化絶縁膜6上に上記下部電
極5と重なる部分を持つように、アルミニウム、クロ
ム、チタン等からなる上部電極7を、図2に示すように
島状部10と共に形成する或いは図6に示すように島
状部10と共に形成し、且つ両端部を下部電極と上部電
極との重なった部分より太く形成することによって二端
子非線形素子8を構成しており、該上部電極7の端部は
ITOなどからなる画素電極9と電気的に接続し、素子
側基板1を作製する。 【0032】このように上部電極を形成することによっ
て、エッチングによる上部電極のパターニングの際に、
オーバーエッチングを防止することができ、二端子非線
形素子8の容量を均一にすることができる。また、上部
電極7を島状部10と共に形成する場合には、これらを
同一工程にて形成することによって、工程数を増加させ
ることがないので、コストアップを招くことがなくな
る。 【0033】次に、ガラス基板14上にベースコート膜
15を形成し、該ベースコート膜15上に、ITOなど
からなる透明導電膜をストライプ状にパターニングして
対向電極16を形成し、対向側基板13を作製する。 【0034】そして、それぞれの基板1,13上に配向
膜11,17を形成した後、上記配向膜11,17にラ
ビング処理を行い、一方の基板に熱硬化性シール剤を塗
布し、他方の基板にスペーサーを散布し、両基板1,1
3の配線が形成された側を、互いの配線が直行するよう
に対向させて加熱圧着して貼り合わせ、両基板1,13
の間隙に液晶12を注入して封止し、液晶セルの前面と
背面に透過型偏光板を配置することによって、液晶表示
装置が完成する。 【0035】以下に、本発明の具体的な実施例を示す。
なお、以下の実施例においては、液晶セルの仕様を12
80×960ドット、画素ピッチ0.22mmの透過型
モノクロTN液晶、ノーマリーホワイトモードとし、さ
らに信号配線4の幅を40μm,1個の二端子非線形素
子8のサイズを4×4μmとし、二端子非線形素子8と
液晶の容量比が略1:10となるように条件設定した。 【0036】[実施例1]本発明の第一実施例は、ま
ず、素子側基板1として、ガラス基板2上に直流(D
C)スパッタリング法などにより五酸化タンタル等から
なる厚み3000Åのべースコート絶縁膜3を形成す
る。該ガラス基板2としては、例えば石英ガラス、ホウ
ケイ酸ガラス、又はソーダライムガラスなどからなるガ
ラス基板2を用いる。本実施例では、コーニング社製#
7059のフュージョンパイレックスガラスを用いた。 【0037】このガラス基板2上にDCスパッタリング
法により信号配線4及び下部電極5となるタンタル薄膜
を厚み3000Åに形成する。 【0038】このとき、窒素濃度を2〜10mol%含
有する焼結体ターゲットを使用し、反応ガスは流量10
0sccmでアルゴンを使用し、スパッタガス圧は0.
4Pa,DC−POWERは2.6W/cm2 ,基板加
熱は100℃で3分間、基板搬送速度は100mm/m
in,基板−ターゲット間の距離は77mmの条件で成
膜した。 【0039】次に、上記タンタル薄膜をフォトリソグラ
フィ法により、液晶表示装置の端子部に外部駆動回路
(図示せず)と接続を行う配線と、図1に示すような線
状にパターニングされた線幅40μmの信号配線4を形
成する。 【0040】次に1%酒石酸アンモニウム溶液を電解液
として用い、信号配線4の外部駆動回路との接続を行う
端子部分を除いた表面を陽極酸化して陽極酸化絶縁膜6
を形成する。この一実施例では、電解液の液温を約25
℃、化成電圧を31V,化成電流を約10mA/枚とし
た条件で陽極酸化を行い、厚み約600Åの五酸化タン
タルからなる陽極酸化絶縁膜6を形成した。 【0041】次に、スパッタリング法により上部電極7
となる金属薄膜を、厚み約4000Åに形成する。本実
施例では該上部電極7としてチタンを用いた。上部電極
としては、チタンの他にアルミニウム、クロム等を用い
ても本実施例と同様の効果が得られるが、アルミニウム
を用いた場合は、チタンの場合と比べて非線形素子の対
称性が悪いためにコントラストの低下を招いてしまい、
クロムを用いた場合は、エッチング工程の際に六価クロ
ム等の有毒なイオン物質を生成するためにそれらを処理
するための処理施設等を要してしまう。よって、上部電
極としてはチタンを用いることが望ましい。 【0042】次に、上記チタン薄膜をフォトリソグラフ
ィ法により、線幅4μmの上部電極7と島状部10を同
一工程で形成する。本実施例においては、島状部10
は、図2に示すように上部電極7の近傍に、該上部電極
を包囲するようにL字状及び線状にパターニングして上
部電極7と同一工程で形成した。 【0043】そして、ITOなどからなる透明導電膜を
積層し、これをパターニングして画素電極9を形成し、
素子側基板1が作製される。 【0044】次に、対向側基板13は、ガラス基板14
上にベースコート膜15を形成し、該ベースコート膜1
5上に、ITOなどからなる透明導電膜を厚み1000
Åに形成し、0.22mmピッチとなるようにストライ
プ状にパターニングして形成する。さらにカラーフィル
タ層を併せて形成しておくとカラー表示を行うことが可
能となる。 【0045】そして、これら二枚の基板1,13上に配
向膜11,17を焼成温度を約200℃として形成し、
上記配向膜11,17に90度ねじれとなるようにラビ
ング処理を行う。 【0046】次に、一方の基板に熱硬化性シール剤を塗
布し、他方の基板にスペーサーを散布し、両基板1,1
3の配線が形成された側を、互いの配線が直行するよう
に対向させて貼り合わせ、加熱圧着する。このときの処
理温度は約150℃〜200℃とした。その後、両基板
1,13の間隙に液晶12を注入して封止する。 【0047】次に、液晶セルの前面と背面に単体透過率
44.5%、偏光度96.5%の透過型偏光板18,1
9を配置することによって、液晶表示装置が完成する。
さらに、該液晶セルの背面に、Al反射板またはAg反
射板を設けた反射板付き偏光板20を配置することによ
り、図4に示すような反射型液晶表示装置が得られる。 【0048】本実施例の液晶表示装置は、二端子非線形
素子の上部電極近傍のパターン密度を大きくすることに
よって該素子の上部電極を精度よく形成することができ
たので、該素子の容量にばらつきがなく、表示画面全面
にわたって表示ムラのない均一な表示が得られた。 【0049】[参考例] 次に本発明の参考例を以下に説明する。まず、素子側基
板1は、第一実施例と同じ手順で作製する。ただし、二
端子非線形素子8の上部電極7は、両端部が太くなるよ
うにパターニングして形成した。具体的には図5に示さ
れるように、上部電極7をI字状に形成した。 【0050】次に、対向側基板13も第一実施例と同じ
手順で作製し、さらに第一実施例と同じように該両基板
を貼り合わせ、該両基板の間隙に液晶を注入し、液晶表
示パネルを作製した。 【0051】参考例の液晶表示装置は、各二端子非線形
素子の上部電極の両端部が太くパターニングされている
ため、コーナー部からオーバーエッチングが進行して
も、二端子非線形素子を形成する上部電極にまでは及ば
ず、該上部電極が過度にエッチングされることがなく、
該素子の容量を決定づける該上部電極を精度よく形成す
ることができたので、該素子の容量にばらつきがなく、
表示画面全面にわたって表示ムラのない均一な表示が得
られた。 【0052】[実施例] 次に本発明の第の実施例を以下に説明する。まず、素
子側基板1は、第一実施例と同じ手順で作製する。ただ
し、二端子非線形素子8の上部電極7は、両端部が太く
なるようにパターニングして形成し、該上部電極7の近
傍には島状部10を形成した。具体的には図6に示され
るように、上部電極7をI字状に形成し、該上部電極7
を囲むように島状部10をパターニングし、形成した。 【0053】次に、対向側基板を第一実施例と同じ手順
で作製し、さらに第一実施例と同じように該両基板を貼
り合わせ、該両基板の間隙に液晶を注入し、液晶表示パ
ネルを作製した。 【0054】本実施例の液晶表示装置もまた、二端子非
線形素子の上部電極近傍のパターン密度を大きくするこ
と、及び該上部電極の両端部を下部電極と上部電極との
重なった部分より太く形成することによって該素子の上
部電極を精度よく形成することができたので、該素子の
容量にばらつきがなく、表示画面全面にわたって表示ム
ラのない均一な表示が得られた。 【0055】以上、つの実施例を用いて本発明の詳細
な説明を行ってきたが、本発明の液晶表示装置内の二端
子非線形素子の上部電極の形状は上記の例にとどまら
ず、例えば図7(a)、(b)に示されるような形状で
あっても上記実施例と同様の効果が得られる。 【0056】以上説明したように、本発明においては、
二端子非線形素子の上部電極を島状部とともに形成する
こと、または二端子非線形素子の上部電極の両端部を、
上部電極と下部電極とが重なった部分より太く形成する
ことによって、素子特性を決定づける上部電極の寸法を
精度よく形成することができるので、表示画面内の各二
端子非線形素子の形状が均一となり、表示画面全面にわ
たって表示ムラのない液晶表示装置を歩留まり良く得る
ことができる。 【0057】 【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、二端子非線形素子の上部電極を島状部とともに形成
すること、または二端子非線形素子の上部電極の両端部
を、上部電極と下部電極とが重なった部分より太く形成
することによって、素子特性を決定づける上部電極の寸
法を精度よく形成することができるので、表示画面内の
各二端子非線形素子の形状が均一となり、表示画面全面
にわたって表示ムラのない液晶表示装置を歩留まり良く
得ることができる。 【0058】また、該上部電極をチタンにて形成するこ
とにより、非線形特性の双極性の対称性がよく、かつ有
害物質対策のための処理設備を必要としない。 【0059】また、二端子非線形素子の上部電極をエッ
チングにてパターニングするときに、該上部電極のエッ
チングレートを遅くすべく、該上部電極の近傍に該上部
電極と同一材料からなる島状部形成する場合において
は、該上部電極と同一工程で形成することにより、製造
工程が従来より増加することがなく、該液晶表示装置を
効率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の液晶表示装置の第一実施例を示す素子
基板側の要部平面図である。 【図2】図1に示すA部の拡大図である。 【図3】図2に示すB−B断面図である。 【図4】第一実施例の要部断面図である。 【図5】本発明の液晶表示装置の参考例を示す素子基板
側の要部拡大図である。 【図6】本発明の液晶表示装置の第実施例を示す素子
基板側の要部拡大図である。 【図7】本発明の液晶表示装置のその他の実施例を示す
素子側基板の要部拡大図である。 【図8】従来の液晶表示装置の素子側基板の要部拡大図
である。 【図9】図8に示すC−C断面図である。 【符号の説明】 1 素子側基板 2 ガラス基板 3 ベースコート絶縁膜 4 信号配線 5 下部電極 6 陽極酸化絶縁膜 7 上部電極 8 二端子非線形素子 9 画素電極 10 島状部 11 配向膜 12 液晶 13 対向側基板 14 ガラス基板 15 ベースコート絶縁膜 16 対向電極 17 配向膜 18、19 透過型偏向板 20 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1365

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の対向する基板内に電気光学物質が
    封入され、少なくとも一方の基板上には、配線導電膜に
    より形成される信号配線と、該信号配線の支線である下
    部電極と、該下部電極を少なくとも被覆してなる絶縁膜
    と、該絶縁膜に接してなる上部電極と、該上部電極の他
    方の端部に接続された画素電極とを有し、該下部電極−
    絶縁膜−上部電極により非線形素子が形成されてなる液
    晶表示装置の製造方法において、前記 上部電極のエッチングレートを遅くすべく、前記上
    部電極と同一材料からなる島状部全体を、前記下部電極
    と前記上部電極との重なった部分を包囲するように、前
    記画素電極の形成領域の一部を含んで前記上部電極と同
    一工程で形成することを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
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