JP3361075B2 - 車載オーディオ装置 - Google Patents

車載オーディオ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のコンソー
ルパネル等に搭載されて、音響を出力するラジオやテレ
ビ、CD、MD、DVDプレーヤ、ナビゲーション装置
などを含む車載オーディオ装置の補助スピーカとして使
用されるセンタースピーカ付車載オーディオ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の車載オーディオ装置の補助
スピーカとして設置されるセンタースピーカの配置状態
を示す車内の平面図である。図6において、301は運
転席、302は助手席、303は後部席、304はコン
ソールパネルに搭載された車載オーディオ装置、30
5、306はフロントスピーカ、307、308はリア
スピーカ、309は車載オーディオ装置304に配線3
10で接続されたセンタースピーカである。
【0003】センタースピーカ309は、フロントスピ
ーカ305、306のほぼ中央位置に配置されるもので
あり、ボーカル音声などが聴覚的にフロントスピーカ3
05、306のほぼ中央位置から聞こえるようにするた
めのものである。このセンタースピーカ309は、予め
車に搭載される車載オーディオ装置304と異なり、後
付部品として車内のダツシュボード等に設置し、音声処
理を行うDSP(Digital Signal Processor)装置を介
して配線310によって車載オーデイオ装置304に接
続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、車内に予め搭載された車載オーデ
ィオ装置304に、後付部品として配線接続し、ダツシ
ュボード等に取り付けなければならないので、その配線
並びに取り付けが面倒であったり、取り付け状態の見栄
えが悪くなったりするという問題があった。また、高価
なDSP装置が必要となったり、専門業者に取り付けを
依頼した場合、取り付け工賃が必要となったりするた
め、取り付けにかかる費用が高くなるという問題があっ
た。
【0005】このような問題をなくすためには、車載オ
ーディオ装置304の操作パネルににセンタースピーカ
を回転動作可能に取り付け、さらにこのセンタースピー
カをオープン/クローズ動作させて、音楽等を聴くとき
は回転動作によりオープン状態にし、音楽等を聴かない
ときはクローズ状態にするようにすることが考えられ
る。しかし、このような構造にすると、通常車載オーデ
ィオ装置304は車両のコンソールに対して所定の寸法
奥側へ後退した位置に設置されているから、センタース
ピーカをオープン動作させるとき、このセンタースピー
カが車両のコンソールに突き当たり充分にオープンでき
なくなる虞が生じる。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、センタースピーカの取り付けを容易に、かつ見
栄え良く、安価に行うことができるセンタースピーカ付
車載オーディオ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車載オーディ
オ装置の操作パネルに、センタースピーカを支持手段に
よって回動可能に一体に取り付けると共に、センタース
ピーカをモータ等の駆動手段により操作パネルに沿う格
納位置からスピーカ前面が前方に向けられる使用位置
での間を任意に回動、停止させるようにしたものであ
る。したがって、本発明によれば、センタースピーカか
ら出力される音声の音像定位の左右方向の自由度を大き
くすることができ、また、取り付けのための面倒がな
く、かつ見栄えもよく、安価なセンタースピーカ付車載
オーディオ装置を実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、操作パネルの手前側に配置されるセンタースピーカ
と、前記センタースピーカを前記操作パネルに対して回
動可能に支持する支持手段と、前記センタースピーカ
前面が前記操作パネルに沿う格納位置から前記センター
スピーカの前面が前方に向く使用位置までの間を任意に
回動、停止させる駆動手段とを備えた車載オーディオ装
置であり、センタースピーカが操作パネルと一体に取り
付けられるため、取り付けのための面倒がなく、かつ見
栄えもよく、安価なセンタースピーカ付車載オーディオ
装置を実現できるという作用を有する。また、センター
スピーカを駆動手段により操作パネルに沿う格納位置か
らスピーカ前面が前方に向けられる使用位置へ任意に回
動できるため、センタースピーカから出力される音声等
の音像定位の自由度を大きくできるという作用を有す
る。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、センタ
ースピーカを回動可能に支持する第1の支持手段と、前
記第1の支持手段を回動可能に支持するとともに、車載
オーディオ装置の操作パネルに固定された第2の支持手
段と、前記第1の支持手段およびセンタースピーカを回
動させるための駆動手段とを備えた車載オーディオ装置
であり、センタースピーカが第1の支持手段と第2の支
持手段を介して操作パネルに取り付けられるため、車載
オーディオ装置の操作パネルがコンソールパネルに対し
て凹状に奥まって取り付けられている場合でも、センタ
ースピーカを駆動手段により操作パネルに沿う格納位置
からスピーカ前面が前方に向けられる使用位置へ任意に
回動できるという作用を有する。このため、センタース
ピーカから出力される音声等の音像定位の自由度を大き
くできるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、センタ
ースピーカを回動可能に支持する第1の回転軸を有する
第1の支持手段と、前記第1の支持手段を回動可能に支
持する第2の回転軸を有するとともに、車載オーディオ
装置の操作パネルに固定された第2の支持手段と、前記
第2の支持手段に組み込まれて、前記第1および第2の
回転軸をギヤ列を介して駆動するモータとを備えた車載
オーディオ装置であり、センタースピーカが第1の支持
手段と第2の支持手段を介して1つのモータにより駆動
することができ、車載オーディオ装置の操作パネルがコ
ンソールパネルに対して凹状に奥まって取り付けられて
いる場合でも、センタースピーカを1つのモータにより
操作パネルに沿う格納位置からスピーカ前面が前方に向
けられる使用位置へ任意に回動できるという作用を有す
る。このため、センタースピーカから出力される音声等
の音像定位の自由度を大きくできるという作用を有す
る。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、駆動手
段における過負荷を吸収するためのクラッチを備えた請
求項1から3のいずれかに記載の車載オーディオ装置で
あり、過負荷がかかった場合の装置の破壊を防止できる
という作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、センタ
ースピーカが、所定の角度以上回動するのを規制する手
段を備えた請求項1から4のいずれかに記載の車載オー
ディオ装置であり、センタースピーカを所定の位置で停
止させることができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から5のいずれかに記載の車載オーディオ装置におい
て、操作パネルは、当該操作パネルの下縁部が前方へせ
りだすとともに、上縁部が下方へ移動して傾倒するよう
に、チルト機構によって車両のコンソールパネルに取り
付けられているようにしたものであり、センタースピー
カを使用位置P2へオープンさせ、且つ操作パネルをチ
ルト動作させることにより、センタースピーカから出力
されるボーカル音声等の音像定位の上下方向の自由度を
大きくすることができという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
センタースピーカ付車載オーディオ装置の構成を示す概
略平面図である。図1に示すセンタースピーカ付車載オ
ーディオ装置は、車内のコンソールパネルに搭載された
車載オーディオ装置の操作パネル101に、センタース
ピーカ102を支持部材104を介して回動可能に一体
に取り付けて構成したものである。センタースピーカ1
02は、アーム103の一端部に固定され、アーム10
3の他端部には回転軸105が固定され、この回転軸1
05が支持部材104に回動可能に取り付けられてい
る。そして、回転軸105には、図示されないギヤ列お
よびクラッチを介してモータ106の回転軸に連結さ
れ、モータ106は支持部材104に固定されている。
なお、操作パネル101は、車両のコンソールパネル
(後出の図2中の202に相当する)への取り付け位置
において、操作パネル101の下縁部が前方すなわち車
室側へせりだすとともに、これにともなって上縁部が徐
々に下方へ移動して最終的に仰向けの姿勢に傾倒するよ
うに、チルト機構によって車両のコンソールパネルに取
り付けられている。
【0015】センタースピーカ102へ音声信号を出力
するためのDSP機能は、車載オーディオ装置に予め内
蔵されたDSP等で実現されている。また、モータ10
6を駆動するための回路も車載オーディオ装置に内蔵さ
れており、操作パネル101に設けられた操作スイッチ
により正転および逆転が可能になっている。したがっ
て、その操作スイッチを操作してモータ106を正転さ
せることにより、センタースピーカ102は、操作パネ
ル101に沿う格納位置P1からスピーカ前面が前方に
向く使用位置P2まで回動させることができる。モータ
106は、操作スイッチを押している間だけ駆動される
ので、途中の位置で操作スイッチを押すのを止めれば、
センタースピーカ102はその位置で停止する。したが
って、運転者または同乗者の中央付近にボーカル音声が
位置するように、センタースピーカ102の位置を調整
することができる。また、センタースピーカ102が位
置P2に到達した後も操作スイッチを押しつづけた場合
は、ギヤ列の途中に設けられたクラッチの作用によりモ
ータ106が空転するので、センタースピーカ102が
周辺部材に当たって破壊されるのを防止することができ
る。センタースピーカ102を使用位置P2から格納位
置P1へ回動させる場合は、操作スイッチによりモータ
106を逆転させる。
【0016】このように、本実施の形態1によれば、車
載オーディオ装置の操作パネル101に、センタースピ
ーカ102を支持部材104を介して回動可能に一体に
取り付けると共に、センタースピーカ102をモータ1
06により操作パネル101に沿う格納位置P1からス
ピーカ前面が前方に向けられる使用位置P2へ回動させ
るようにしたので、従来のようなセンタースピーカ取り
付けのための面倒がなく、かつ見栄えもよく、安価なセ
ンタースピーカ付車載オーディオ装置を実現することが
できる。また、センタースピーカ102を格納位置P1
から使用位置P2の間で任意に停止させることができる
ので、センタースピーカ102から出力されるボーカル
音声等の音像定位の左右方向の自由度を大きくすること
ができる。さらに、操作パネル101が車両のコンソー
ルパネルにチルト機構によって取り付けられているた
め、センタースピーカ102を使用位置P2へオープン
させ、且つ操作パネル101をチルト動作させると、セ
ンタースピーカ102から出力されるボーカル音声等の
音像定位の上下方向の自由度までも大きくすることがで
きる。
【0017】(実施の形態2) 図2は本発明の実施の形態2におけるセンタースピーカ
付車載オーディオ装置の構成を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図である。本実施の形態2が図1に示した
実施の形態1と異なる点は、図2(a)に示すように、
車載オーディオ装置の操作パネル201がコンソールパ
ネル202に対して凹状に奥まって取り付けられている
場合でも、センタースピーカ203を操作パネル201
に沿う格納位置P1からスピーカ前面が前方に向けられ
る使用位置P2へ任意に回動できるようにしたことであ
る。
【0018】センタースピーカ203は第1支持部材2
04の一端部に第1回転軸205を介して回動可能に支
持され、第1支持部材204の他端部は第2回転軸20
6を介して第2支持部材207に回動可能に支持され、
第2支持部材207は、操作パネル201に固定されて
いる。第2支持部材207に固定されたモータ208か
らの回転力は、ギヤ列およびクラッチを介して第2回転
軸206から第1回転軸205へ伝達され、センタース
ピーカ203は、操作パネル201に沿う格納位置P1
から第1支持部材204とともに90度回転した中間位
置P3、さらにセンタースピーカ201が90度回転し
てスピーカ前面が前方に向けられる使用位置P2へ任意
に回動することができる。
【0019】図3から図5は本実施の形態2におけるセ
ンタースピーカ付車載オーディオ装置のより具体的な構
成を示し、図3(a)はセンタースピーカ201が格納
位置P1に位置する状態の平面図、(b)はその正面
図、図4(a)はセンタースピーカ201が使用位置P
2に位置する状態の平面図、(b)はその正面図、図5
(a)はセンタースピーカ201が格納位置P1に位置
する状態の内部構造を示す断面平面図、(b)はその断
面側面図である。
【0020】以下、図5を参照してセンタースピーカ2
01を駆動する機構について説明する。図5において、
モータ208は、フレーム状の第2支持部材207に固
定され、モータ208の回転軸にはウオームギヤ209
が固定されている。ウオームギヤ209には第2支持部
材207に回転可能に取り付けられたウオームホイール
210が噛み合っており、このウオームホイール210
と一体成形されたウオームギヤ211が、第3回転軸2
12に固定されたウオームホイール213に噛み合って
いる。第2支持部材207に回転可能に取り付けられた
第3回転軸212には、駆動ギヤ214が回動可能と挿
入され、その両側をコイルばね215、ワッシャ21
6、217、フェルト218からなるクラッチにより圧
接されることにより、第3回転軸212と一体に回転で
きるように構成されている。駆動ギヤ214は、第2支
持部材207と第1支持部材204とを回動可能に結合
する第2回転軸206に固定された従動部分ギヤ219
に噛み合っている。また第2回転軸206には駆動部分
ギヤ220が固定されており、この駆動部分ギヤ220
は、アイドルギヤ221、222を介して、第1回転軸
205に固定された従動ギヤ223に噛み合っている。
また第1回転軸205には、がたつき防止のためのコイ
ルばね224が挿入され、従動ギヤ223を第1支持部
材204に圧接している。
【0021】次に、上記機構の動作について説明する。
センタースピーカ203が格納位置P1に位置する状態
でモータ208を正転させると、その回転力が、ウオー
ムギヤ209、ウオームホイール210、ウオームギヤ
211、ウオームホイール213を通じて第3回転軸2
12に伝えられる。さらにその回転力は、第3回転軸2
12にクラッチを介して固定された駆動ギヤ214から
第2回転軸206の従動部分ギヤ219に伝えられ、従
動部分ギヤ219が駆動ギヤ214の周囲を回転するこ
とにより、第1支持部材204が第2支持部材207の
周囲を回転し、中間位置P3まで移動する。さらに第2
回転軸206の駆動部分ギヤ220からアイドルギヤ2
21、222を介して第1回転軸205の従動ギヤ22
3を回転させることにより、第1回転軸205が回転
し、この第1回転軸205に固定されたセンタースピー
カ203が使用位置P2まで移動する。従動部分ギヤ2
19および駆動部分ギヤ220は、360度の一定領域
のみに歯が形成されており、センタースピーカ203が
使用位置P2に達した後にモータ208が回転を続けて
も、センタースピーカ203がそれ以上外側に回転しな
いようになっている。また、センタースピーカ203が
何かに当たってギヤ列に過大な負荷が加わった場合に
は、上記したクラッチの作用によりモータ208が空転
するようになっている。
【0022】このように、本実施の形態2によれば、セ
ンタースピーカ203を第1支持部材204に回動可能
に支持するとともに、この第1支持部材204を第2支
持部材207に回動可能に支持し、第2支持部材207
に固定されたモータ208により、ギヤ列およびクラッ
チを介して第1支持部材204およびセンタースピーカ
203を回動させるようにしたので、車載オーディオ装
置の操作パネル201がコンソールパネルに対して凹状
に奥まって取り付けられている場合でも、センタースピ
ーカ203を1つのモータ208により操作パネル20
1に沿う格納位置P1からスピーカ前面が前方に向けら
れる使用位置P2へ任意に回動させることができる。ま
た、センタースピーカ203を格納位置P1から使用位
置P2の間で任意に停止させることができるので、セン
タースピーカ203から出力されるボーカル音声等の音
像定位の自由度を大きくすることができる。
【0023】なお、上記実施の形態2において、センタ
ースピーカ203を所定の角度以上回動するのを規制す
る手段として部分ギヤを使用したが、リミットスイッチ
などの位置検出センサを使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車載オーディ
オ装置の操作パネルに、センタースピーカを支持手段に
よって回動可能に一体に取り付けると共に、センタース
ピーカをモータ等の駆動手段により操作パネルに沿う格
納位置からスピーカ前面が前方に向けられる使用位置
での間を任意に回動、停止させるようにしたので、セン
タースピーカから出力される音声の音像定位の左右方向
の自由度を大きくすることができ、また、従来のような
取り付けのための面倒がなく、かつ見栄えもよく、安価
なセンタースピーカ付車載オーディオ装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるセンタースピー
カ付車載オーディオ装置の構成を示す平面図
【図2】( a) 本発明の実施の形態2におけるセンター
スピーカ付車載オーディオ装置の構成を示す平面図 ( b) (a)に示すセンタースピーカ付車載オーディオ
装置の正面図
【図3】( a) 本発明の実施の形態2におけるセンター
スピーカ付車載オーディオ装置のより具体的な構成を示
し、センタースピーカが格納位置P1に位置する状態の
平面図 ( b) (a)に示すセンタースピーカ付車載オーディオ
装置の正面図
【図4】( a) 本発明の実施の形態2におけるセンター
スピーカ付車載オーディオ装置のより具体的な構成を示
し、センタースピーカが使用位置P2に位置する状態の
平面図 ( b) (a)に示すセンタースピーカ付車載オーディオ
装置の正面図を示す左側面図
【図5】( a) 本発明の実施の形態2におけるセンター
スピーカ付車載オーディオ装置のより具体的な構成を示
し、センタースピーカが格納位置P1に位置する状態の
内部構造を示す断面平面図 ( b) (a)に示すセンタースピーカ付車載オーディオ
装置の断面正面図
【図6】従来の車載オーディオ装置の補助スピーカとし
て設置されるセンタースピーカの配置状態を示す車内の
平面図
【符号の説明】
101 カーオーディオ装置の操作パネル 102 センタースピーカ 103 アーム 104 支持部材 105 回転軸 106 モータ 201 カーオーディオ装置の操作パネル 202 コンソールパネル 203 センタースピーカ 204 第1支持部材 205 第1回転軸 206 第2回転軸 207 第2支持部材 208 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 芳信 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 大谷 政巳 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小林 弘弥 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 橋詰 政典 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−298381(JP,A) 実開 平3−109500(JP,U) 実開 昭62−139849(JP,U) 実公 昭43−27041(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/02 102 B60R 11/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルの手前側に配置されるセンタ
    ースピーカと、前記センタースピーカを前記操作パネル
    に対して回動可能に支持する支持手段と、前記センター
    スピーカの前面が前記操作パネルに沿う格納位置から前
    記センタースピーカの前面が前方に向く使用位置までの
    間を任意に回動、停止させる駆動手段とを備えた車載オ
    ーディオ装置。
  2. 【請求項2】 センタースピーカを回動可能に支持する
    第1の支持手段と、前記第1の支持手段を回動可能に支
    持するとともに、車載オーディオ装置の操作パネルに固
    定された第2の支持手段と、前記第1の支持手段および
    センタースピーカを回動させるための駆動手段とを備え
    た車載オーディオ装置。
  3. 【請求項3】 センタースピーカを回動可能に支持する
    第1の回転軸を有する第1の支持手段と、前記第1の支
    持手段を回動可能に支持する第2の回転軸を有するとと
    もに、車載オーディオ装置の操作パネルに固定された第
    2の支持手段と、前記第2の支持手段に組み込まれて、
    前記第1および第2の回転軸をギヤ列を介して駆動する
    モータとを備えた車載オーディオ装置。
  4. 【請求項4】 駆動手段における過負荷を吸収するため
    のクラッチを備えた請求項1から3のいずれかに記載の
    車載オーディオ装置。
  5. 【請求項5】 センタースピーカが、所定の角度以上回
    動するのを規制する手段を備えた請求項1から4のいず
    れかに記載の車載オーディオ装置。
  6. 【請求項6】 操作パネルが、当該操作パネルの下縁部
    が前方へせりだすとともに、上縁部が下方へ移動して傾
    倒するように、チルト機構によって車両のコンソールパ
    ネルに取り付けられていることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の車載オーディオ装置。
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