JP2536618Y2 - 車載用埋め込み型スピーカ - Google Patents

車載用埋め込み型スピーカ

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JP2536618Y2
JP2536618Y2 JP1987104608U JP10460887U JP2536618Y2 JP 2536618 Y2 JP2536618 Y2 JP 2536618Y2 JP 1987104608 U JP1987104608 U JP 1987104608U JP 10460887 U JP10460887 U JP 10460887U JP 2536618 Y2 JP2536618 Y2 JP 2536618Y2
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woofer
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JPS6411087U (ja
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憲一 尾沢
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Clarion Co Ltd
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両のリアトレイに埋め込み取り付ける車載
用埋め込み型スピーカに係り、特に低音用スピーカ体と
高音用スピーカ体とを備える車載用埋め込み型スピーカ
に関する。
[従来の技術] カーステレオ装置を自動車に搭載して、個人的に音楽
等を楽しむことのできる車室内空間は格好のリスニング
ルームになり得る。このような観点から最近の乗用車は
カーステレオを搭載することが一般的になり、ユーザが
自分の好みに合わせてカーコンポーネントを取付ける例
が多くなっている。この場合、最も苦労するのがスピー
カシステムの取り付けであって、限られた車室内空間を
有効に利用して良好なステレオ音場を得るためには、そ
れなりに工夫が要求される。
第12図は一般的な車種の乗用車に搭載されるスピーカ
装置の標準的取付例である。通常、乗用車にスピーカ装
置を搭載する場合は、リアシート1とリアガラス3との
間のリアトレイ2に取付ける例が最も多く、また、リア
トレイ2に取付けることを目的に開発されたスピーカ装
置も多数市販されている。このような取付例において、
リアトレイ2には低音用スピーカのウーハー4を埋め込
むように取付ける穴を設け、ウーハー4の音圧放射軸を
車室内の上方に向け、リアトレイ2上に埋め込み、更に
このウーハー4を保護するスピーカグリル6と共にねじ
止め固定される。そして、スピーカグリル6の内部には
高音用スピーカ体であるツイータ5が軸7により放射軸
方向に回動自在に支持されている。つまり、この軸7は
ツイータ5の両側部を軸支、かつツイータ5を回動自在
にスピーカグリル6に懸架すると共に、軸7の両端をス
ピーカグリル6の外部に延長することにより、この軸7
をグリル6の外側から操作して放射軸を上下方向に回動
し、車室内の音場補正を行なうものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、第12図に示す上記従来の埋め込み型スピーカ
装置は、スピーカグリルの内部に高音用スピーカである
ツイータを回動可能に支持しているため、スピーカグリ
ルの高さサイズHが大きくなり、リアトレイ上の空間が
狭い車種によってはスピーカグリルがリアガラスに当接
してしまい、せっかく準備したスピーカ装置が無駄にな
るという問題点があった。
また、車両のリアガラスは一般に湾曲状に形成されて
いるため、リアトレイ上の左右両端部付近のスペースは
中央部よりかなり狭くなる。このため、特にツイータを
回動可能にし一定の高さ寸法を有す左右一対のスピーカ
装置をリアトレイ上の左右両側部付近に、互いに離して
配置することが不可能になる。従って、止むを得ず互い
に近接して配置された一対のスピーカ装置から出力され
る再生音は、運転席のリスニング位置から離れて聴取し
た場合、充分なステレオ感が得られないという問題点が
あった。
従って、本考案の目的とするところは、前述した従来
の欠点を除き、フロントシートにおいても充分なステレ
オ感を得ることができ、かつリアトレイを有す車におい
て、車種を問わず取付けできる車載用埋め込み型スピー
カを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の車載用埋め込み型スピーカは、リアトレイに
埋め込まれる低音用スピーカ体と、該低音用スピーカ体
とは別体の高音用スピーカ体とを備える車載用埋め込み
型スピーカ装置において、上記低音用スピーカ体に軸支
され、水平方向に回動自在なアーム体と、上記アーム体
の回動自由端に軸支され、水平方向に回動自在な高音用
スピーカ体と、を備えたものである。
[実施例] 以下、本考案を図面を参照して詳細に説明する。
第1図乃至第4図は本考案の基本的な実施例で、それ
ぞれ第1図は低音用スピーカ体と高音用スピーカ体から
なるスピーカ装置の前面外形を概略的に示す斜視図、第
2図はこのスピーカを前方からみた側面図、第3図は側
方からみた側面図、及び第4図は上方からみた平面図で
ある。
車室内後部のリアトレイ11に設けられる本考案のスピ
ーカ装置12は低音用のウーハー13と高音用のツイータ14
から構成され、ウーハー13はリアトレイ11の取付穴にス
ピーカ音圧放射軸を車室内上方に向けて埋め込まれる。
そして、このウーハー13はスピーカ体を保護するウーハ
ーグリル15が被せられ、リアトレイ11にねじ止めされて
いる。また、ツイータ14はツイータボックス19内に、放
射軸を斜め上方に向けて収納されている。更に、第4図
に示すようにこのウーハーグリル15の一隅にアーム一6
を水平方向に回動自在に軸支した第1の軸17を植立する
と共に、このアーム16の回動自由端にはツイータボック
ス19の底部に植立された第2の軸を水平方向に回動自在
に軸支している。
従って、ツイータボックス19はアーム16を介して回動
自在にウーハーグリル15上に支持され、第4図に示すよ
うにアーム16は第1の軸17を中心にして図示矢印a−
a′方向に回動し、またツイータボックス19は図示矢印
b−b′方向に回動することができ、第1の軸17と第2
の軸18を介してツイータボックス19を全体的に回動範囲
内の任意の方向へ移動させることができる。
なお、第1の軸17と第2の軸18はそれぞれウーハーグ
リル15とツイータボックス19に植立固定されているが、
これらの2つの軸17,18はアーム16と一体的に形成し、
ウーハーグリル15とツイータボックス19に回動自在に支
持する構成でもよい。
第5図は上述した実施例を乗用車に適用し、車両後部
のリアトレイ11にスピーカ装置12を左右対称となるよう
載置した状態を示す上部平面図で、ツイータボックス19
はアーム16を介して車室内の中心線20に対し対称に任意
方向へ移動させることができる。
また、第6図及び第7図は前記した第1の軸17をリア
シート1側寄りにウーハーグリル15の前方左隅に設けた
場合の右チャネル用スピーカ装置を示す他の実施例であ
る。この実施例によれば、第6図の図示P点にあるツイ
ータボックス19は第7図に示すように、アーム16を介し
て図示矢印方向に回動し、P′点に移動される。この場
合は、スピーカ装置を構成するツイータボックス19が運
転席の聴取位置に対し、より近接した位置に移動可能と
している。
次に、第8図は前記したアーム16を更に改良し、これ
を回動自在に支持されるツイータボックス19に適用した
場合の他の実施例を説明する図で、それぞれ(a)図は
その上部平面図、(b)図はその断面図である。
この実施例におけるウーハーグリル15とツイータボッ
クス19の一隅には前述の第1の軸17と第2の軸18に相当
する円筒状の突起(A)31と突起(B)32を一体的に形
成し、これらの突起31と32には前述のアーム16に相当す
るアームカバー36が軸支され、このアームカバー36によ
りウーハーグリル15とツイータボックス19が連結された
状態に支持されている。そして、アームカバー36の中央
部には一対のギヤ(A)33とギヤ(B)34が互いに歯合
された状態に軸支されている。一方、円筒状の突起
(A)31と突起(B)32の先端部はそれぞれギヤが形成
され、これらの固定ギヤと前記一対の回転ギヤ(A)33
とギヤ(B)34との間にタイミングベルトがそれぞれ懸
架されている。なお、前述のギヤ機構はアームカバー36
の内部に収納され外部から見えないよう遮断される。
従って、上記構成において、ウーハーグリル15の突起
(A)31に軸支されたアームカバー36を図示矢印のE方
向に回動するよう付勢すると、タイミングベルト35を介
してギヤ(A)33が反時計方向に回動し、ギヤ(A)33
に歯合するギヤ(B)34を時計方向に回動する。このた
め、ツイータボックス19はその突起(B)32に形成され
たギヤにベルト35を介して回転が伝達され、ツイータボ
ックス19の突起(B)32を図示矢印F方向の反時計方向
に回動する。
すなわち、アームカバー36を付勢して回動した角度だ
け、ツイータボックス19は逆方向に同一角度回動するこ
とになり、ウーハーグリル15に並行を保ちながら移動す
ることができる。
従って、アームカバー36を回動してツイータボックス
19の位置を変えても、ツイータボックス19から放射され
る音の角度は変化がなく、即ち、ツイータの指向方向を
変化させる事なく、ウーハーグリル15に並行して常に一
定の角度に保持される。
更に、第9図乃至第11図はリアトレイ11に設けられた
低音用スピーカ13のグリル15上にガイドレール40を敷設
し、このガイドレール40にツイータボックス19を並行移
動させることを主旨とする他の実施例を示すものであ
る。なお、図面はスピーカシステムの右チャネルのみを
示し左チャネルは省略している。
この実施例において、ウーハーグリル15上には斜め前
後方向に一対のガイドレール40が敷設される。このガイ
ドレール40の断面は、第11図に示すように略クランク状
を呈しており、一方ガイドレール40に沿って案内される
ツイータボックス19の底部には、上記ガイドレール40を
摺動自在に挟持する断面が略コ字状の金具が取付けられ
ている。
従って、ツイータボックス19をガイドレール40に沿っ
て前後方向に摺動させることにより、ツイータボックス
19はウーハーグリル15上を斜め前後方向に並行して移動
することができる。
[考案の効果] 以上のように本考案の車載用埋め込み型スピーカによ
れば、低音用スピーカ体に軸支され、水平方向に回動自
在なアーム体と、アーム体の回動自由端に軸支され、水
平方向に回動自在な高音用スピーカ体と、を備え、上記
高音用スピーカ体を低音用スピーカ体に対して移動可能
にしたので、操作者の好みに応じて一対の上記高音用ス
ピーカ体がそれぞれ配置される間隔をより外側方向に広
げ、かつフロントシートのリスニング位置に近接するよ
う並行移動することにより、ステレオセパレーション特
性がより一層向上し、明瞭な定位感と、拡がり感のある
ステレオ音場が得られる。
また、車室内リアトレイの上方向に比較的に広い空間
を必要とする高さサイズの大きいツイータボックスを有
す高音用スピーカ体であっても、自由に車室内の前方に
移動できるので、ツイータボックスがリアガラスに当接
する恐れがなくなり、取付車種を問わず取付けることが
可能になり、その産業上の利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の基本的実施例で、それぞれ
第1図はスピーカ装置の概略を示す斜視図、第2図及び
第3図はその側面図、第4図は上部平面図、第5図は車
両への取付例を示す。第6図と第7図はツイータボック
スを車室内の前方に移動可能とした他の実施例を示す
図、第8図はツイータボックスをウーハーグリルに対し
並行移動できるようにした他の実施例、第9図乃至11図
は第8図と同様にツイータボックスを並行移動可能とし
た他の実施例を示す図である。第12図は従来のスピーカ
取付例を説明する図である。 13……ウーハー、14……ツイータ、15……ウーハーグリ
ル、16……アーム、17……第1の軸、18……第2の軸、
19……ツイータボックス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアトレイに埋め込まれる低音用スピーカ
    体と、該低音用スピーカ体とは別体の高音用スピーカ体
    とを備える車載用スピーカ埋め込み型スピーカ装置にお
    いて、 上記低音用スピーカ体に軸支され、水平方向に回動自在
    なアーム体と、 上記アーム体の回動自由端に軸支され、水平方向に回動
    自在な高音用スピーカ体と、を備え、上記高音用スピー
    カ体を上記低音用スピーカ体に対して移動可能にしたこ
    とを特徴とする車載用埋め込み型スピーカ。
JP1987104608U 1987-07-08 1987-07-08 車載用埋め込み型スピーカ Expired - Lifetime JP2536618Y2 (ja)

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JPS6411087U JPS6411087U (ja) 1989-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114237Y2 (ja) * 1979-12-11 1986-05-02
JPS618711U (ja) * 1984-05-18 1986-01-20 株式会社ノーリツ 液体燃料パルス燃焼器
JPH0641435Y2 (ja) * 1986-05-26 1994-10-26 株式会社ケンウッド スピ−カシステム
JP2573896Y2 (ja) * 1992-11-12 1998-06-04 ヤンマー農機株式会社 コンバインの選別装置

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