JP3358661B2 - 排気空気ダンパを通して外部空気がユニットに入るのを防止する制御システムを有する空気取り扱いユニット - Google Patents
排気空気ダンパを通して外部空気がユニットに入るのを防止する制御システムを有する空気取り扱いユニットInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/0001—Control or safety arrangements for ventilation
- F24F2011/0002—Control or safety arrangements for ventilation for admittance of outside air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般に、空気取り扱いユニットを制御する
制御システム(装置)および方法に関し、特に、外部空
気ダンパ、循環空気ダンパおよび排気空気ダンパの制御
により排気空気ダンパを通して外部空気が空気取り扱い
ユニットに入るのを防止する空気取り扱いユニットを制
御する制御システムおよび方法に関する。
制御システム(装置)および方法に関し、特に、外部空
気ダンパ、循環空気ダンパおよび排気空気ダンパの制御
により排気空気ダンパを通して外部空気が空気取り扱い
ユニットに入るのを防止する空気取り扱いユニットを制
御する制御システムおよび方法に関する。
2.関連技術の説明 商業用ビルディング(ビル)および事務所用ビルのよ
うな多くの公共用のビルばかりでなく住居用ビルは、所
望の加熱、冷却、ビル内の空気環境の空気品質維持を与
えるようにビルを通して制御した空気を循環させる1つ
またはそれ以上の空気取り扱いユニット(AHUs)を含
む。ビルはその大きさによって任意の適切な数のAHUsを
含んでもよい。図1はそのようなビルに対する代表的な
可変空気量(VAV)空気取り扱いユニット10の平面配置
図である。AHU10は、AHU10の種々の部品に電気制御出力
信号を与え、AHU10を通って移動する空気を制御するよ
うに種々の温度、湿度、空気流量および圧力センサから
の電気入力信号に応答する空気取り扱いコントローラ12
を含む。図1は代表的なAHUの全体的な図面であり、他
のAHUは他の構成をとりうるものである。
うな多くの公共用のビルばかりでなく住居用ビルは、所
望の加熱、冷却、ビル内の空気環境の空気品質維持を与
えるようにビルを通して制御した空気を循環させる1つ
またはそれ以上の空気取り扱いユニット(AHUs)を含
む。ビルはその大きさによって任意の適切な数のAHUsを
含んでもよい。図1はそのようなビルに対する代表的な
可変空気量(VAV)空気取り扱いユニット10の平面配置
図である。AHU10は、AHU10の種々の部品に電気制御出力
信号を与え、AHU10を通って移動する空気を制御するよ
うに種々の温度、湿度、空気流量および圧力センサから
の電気入力信号に応答する空気取り扱いコントローラ12
を含む。図1は代表的なAHUの全体的な図面であり、他
のAHUは他の構成をとりうるものである。
AHU10は、外部からAHU10に放出される空気の量を制御
する外部空気ダンパ14と、AHU10から外部に放出される
排気空気の量を制御する排気空気ダンパ16と、AHU10と
通して循環される空気の量を制御する循環空気ダンパ18
を含む。公知の空気取り扱いユニットでは、これらのダ
ンパ14、16、18の各々は互いに連結されており、それら
の位置は空気取り扱いコントローラ12からの制御信号を
受ける3つのダンパモータ20によって制御される。
する外部空気ダンパ14と、AHU10から外部に放出される
排気空気の量を制御する排気空気ダンパ16と、AHU10と
通して循環される空気の量を制御する循環空気ダンパ18
を含む。公知の空気取り扱いユニットでは、これらのダ
ンパ14、16、18の各々は互いに連結されており、それら
の位置は空気取り扱いコントローラ12からの制御信号を
受ける3つのダンパモータ20によって制御される。
外部空気ダンパ14を通して放出される外部空気および
(または)循環空気ダンパ18を通して放出される循環空
気は供給空気としてAHU10を通して供給ファン22によっ
て引き込まれる混合空気室24に入れられる。外部空気ダ
ンパ14を通して入ってくる外部空気の流量は流量センサ
26によって測定される。供給空気量Qsはフィルタ28、加
熱コイル30および冷却コイル32を通して引き込まれる。
次に、供給空気は流量を測定する流量ステーション34を
通り、公知技術から十分に理解できるように取り付けら
れたダクト製品(図示せず)を通してビルの種々の部屋
(図示せず)に入る。
(または)循環空気ダンパ18を通して放出される循環空
気は供給空気としてAHU10を通して供給ファン22によっ
て引き込まれる混合空気室24に入れられる。外部空気ダ
ンパ14を通して入ってくる外部空気の流量は流量センサ
26によって測定される。供給空気量Qsはフィルタ28、加
熱コイル30および冷却コイル32を通して引き込まれる。
次に、供給空気は流量を測定する流量ステーション34を
通り、公知技術から十分に理解できるように取り付けら
れたダクト製品(図示せず)を通してビルの種々の部屋
(図示せず)に入る。
ダクト製品からの戻り空気は、戻り空気の流量を測定
する出力流量ステーション38を通して戻りファン36によ
って引き込まれ、戻り空気室40に入る。戻り空気は、部
分的にまたは完全に排気空気ダンパ16を通して排気され
るか、またはダンパ16と18の位置によって、循環空気と
して循環空気ダンパ18を通して循環される。センサ42は
供給空気の温度と湿度を測定し、センサ44は戻り空気の
温度と湿度を測定し、センサ46は外部空気ダンパ14を通
して空気取り扱いユニット10に入る空気の温度と湿度を
測定する。
する出力流量ステーション38を通して戻りファン36によ
って引き込まれ、戻り空気室40に入る。戻り空気は、部
分的にまたは完全に排気空気ダンパ16を通して排気され
るか、またはダンパ16と18の位置によって、循環空気と
して循環空気ダンパ18を通して循環される。センサ42は
供給空気の温度と湿度を測定し、センサ44は戻り空気の
温度と湿度を測定し、センサ46は外部空気ダンパ14を通
して空気取り扱いユニット10に入る空気の温度と湿度を
測定する。
一般的には、供給ファン22はコントローラ12によって
制御されてAHU10内に特定の静圧を与えてその静圧を維
持する。静圧センサ(図示せず)はAHU10のダクト製品
内の適切な位置に位置決めされ静圧の表示を与える。戻
りファン36は一般に供給空気流量と戻り空気流量との間
に一定の差を維持するのに用いられる。このことは流量
整合と呼ばれる。
制御されてAHU10内に特定の静圧を与えてその静圧を維
持する。静圧センサ(図示せず)はAHU10のダクト製品
内の適切な位置に位置決めされ静圧の表示を与える。戻
りファン36は一般に供給空気流量と戻り空気流量との間
に一定の差を維持するのに用いられる。このことは流量
整合と呼ばれる。
公知のVAVは、一般に、通常55゜Fまたは約55゜Fで供
給空気の一定の目標値温度を維持するように制御され
る。このことは所望の空気温度を与えるように加熱コイ
ル30、冷却コイル32およびダンパ14、16、18を制御する
ことによって達成される。目標値温度は供給ファン22に
隣接した温度センサ42によって測定される。代表的に、
外部空気温度に依存して4つの制御状態がある。これら
の状態には、(1)換気に要する最少外部空気を伴った
加熱、(2)外部空気を伴った冷却、(3)最大外部空
気を伴った機械的な冷却、(4)換気に要する最少外部
空気を伴った機械的冷却がある。外部が冷たいとき、制
御は一般に状態(1)である。外部温度が上昇している
とき、制御は状態(2)、(3)、(4)の順に切り替
わる。図2は外部空気温度に対する外部空気/供給空気
のグラフとしてこれらの状態のシーケンスである。
給空気の一定の目標値温度を維持するように制御され
る。このことは所望の空気温度を与えるように加熱コイ
ル30、冷却コイル32およびダンパ14、16、18を制御する
ことによって達成される。目標値温度は供給ファン22に
隣接した温度センサ42によって測定される。代表的に、
外部空気温度に依存して4つの制御状態がある。これら
の状態には、(1)換気に要する最少外部空気を伴った
加熱、(2)外部空気を伴った冷却、(3)最大外部空
気を伴った機械的な冷却、(4)換気に要する最少外部
空気を伴った機械的冷却がある。外部が冷たいとき、制
御は一般に状態(1)である。外部温度が上昇している
とき、制御は状態(2)、(3)、(4)の順に切り替
わる。図2は外部空気温度に対する外部空気/供給空気
のグラフとしてこれらの状態のシーケンスである。
最近の空気取り扱いユニットは、一般には、排気空気
ダンパ16、循環空気ダンパ18および外部空気ダンパ14の
位置をリンクしている。排気空気ダンパ16および外部空
気ダンパ14は通常閉じられており、循環空気ダンパ18は
通常開いている。公知のAHUでは、外部空気ダンパ14と
排気空気ダンパ16の位置は一緒に位置決めされており、
その結果、外部空気ダンパ14が閉じられるとき、排気空
気ダンパ16は同量だけ閉じられ、排気空気ダンパ16が開
かれるとき、外部空気ダンパ14は同量だけ開かれる。循
環空気ダンパ18は外部空気ダンパ14と排気空気ダンパ16
の位置に依存して移動させられる。機械的なリンク機構
または電子制御システムのいずれかがダンパ14、16、18
の間にそのような関係を維持する。
ダンパ16、循環空気ダンパ18および外部空気ダンパ14の
位置をリンクしている。排気空気ダンパ16および外部空
気ダンパ14は通常閉じられており、循環空気ダンパ18は
通常開いている。公知のAHUでは、外部空気ダンパ14と
排気空気ダンパ16の位置は一緒に位置決めされており、
その結果、外部空気ダンパ14が閉じられるとき、排気空
気ダンパ16は同量だけ閉じられ、排気空気ダンパ16が開
かれるとき、外部空気ダンパ14は同量だけ開かれる。循
環空気ダンパ18は外部空気ダンパ14と排気空気ダンパ16
の位置に依存して移動させられる。機械的なリンク機構
または電子制御システムのいずれかがダンパ14、16、18
の間にそのような関係を維持する。
伝統的なAHUに対して、以下の等式はダンパ位置の間
の関係を述べるものである。
の関係を述べるものである。
θex=1−θre (1) θout=1−θre (2) ここで、θexは排気空気ダンパ16の完全に開いた位置に
対する割合であり、 θreは循環空気ダンパ18の完全に開いた位置に対する
割合であり、 θoutは外部空気ダンパ14の完全に開いた位置に対す
る割合である。
対する割合であり、 θreは循環空気ダンパ18の完全に開いた位置に対する
割合であり、 θoutは外部空気ダンパ14の完全に開いた位置に対す
る割合である。
前述のAHUの最近の構成と操作には1つの問題があ
る。戻りファン36が一般に供給空気の流量と戻り空気の
流量の間に一定の差を維持するように用いられるので、
戻り空気室40内の放出空気はときには外部空気温度と制
御の状態によってはビルの外部の大気圧以下になること
である。この状態では、外部空気が排気空気ダンパ16を
通してAHU10に入ることを試験が実証している。多くの
場合、排気空気出口は駐車場やガレージ、生ゴミ捨て
場、または他の悪い質の空気の地域に配置されている。
したがって、この地域の外部空気の質はときには劣悪の
ものである。この空気が排気空気ダンパ16を通してAHU1
0に入るので、低品質の空気はビルの中に循環され、病
気、頭痛、他の健康上の徴候、または作業性の損失のよ
うな問題を生じさせる潜在性がある。
る。戻りファン36が一般に供給空気の流量と戻り空気の
流量の間に一定の差を維持するように用いられるので、
戻り空気室40内の放出空気はときには外部空気温度と制
御の状態によってはビルの外部の大気圧以下になること
である。この状態では、外部空気が排気空気ダンパ16を
通してAHU10に入ることを試験が実証している。多くの
場合、排気空気出口は駐車場やガレージ、生ゴミ捨て
場、または他の悪い質の空気の地域に配置されている。
したがって、この地域の外部空気の質はときには劣悪の
ものである。この空気が排気空気ダンパ16を通してAHU1
0に入るので、低品質の空気はビルの中に循環され、病
気、頭痛、他の健康上の徴候、または作業性の損失のよ
うな問題を生じさせる潜在性がある。
要請されているものは、空気が排気空気出口を通して
ユニットに放出される潜在性をなくすように今までの空
気取り扱いユニットを制御する制御システムと方法であ
る。
ユニットに放出される潜在性をなくすように今までの空
気取り扱いユニットを制御する制御システムと方法であ
る。
発明の要約 本発明の教示によると、空気取り扱いユニットを制御
する制御システムが開示される。制御システムは、排気
空気ダンパが開かれたとき循環空気ダンパが同量だけ閉
じられるように、また循環空気ダンパが開かれたとき排
気空気ダンパが同量だけ閉じられるように、排気空気ダ
ンパと循環空気ダンパの位置をリンクしている。外部空
気ダンパは常に完全に開いたままである。したがって、
外部空気を伴った加熱、冷却、最大外部空気を伴った機
械的冷却、最少外部空気を伴った機械的冷却の制御状態
の各々に対して、外部空気ダンパは完全に開いたままで
あり、排気空気ダンパおよび循環空気ダンパの位置が特
定の状態に基づいて制御される。
する制御システムが開示される。制御システムは、排気
空気ダンパが開かれたとき循環空気ダンパが同量だけ閉
じられるように、また循環空気ダンパが開かれたとき排
気空気ダンパが同量だけ閉じられるように、排気空気ダ
ンパと循環空気ダンパの位置をリンクしている。外部空
気ダンパは常に完全に開いたままである。したがって、
外部空気を伴った加熱、冷却、最大外部空気を伴った機
械的冷却、最少外部空気を伴った機械的冷却の制御状態
の各々に対して、外部空気ダンパは完全に開いたままで
あり、排気空気ダンパおよび循環空気ダンパの位置が特
定の状態に基づいて制御される。
これらのダンパの位置を利用する制御状態間の移行
(遷移)に対する順序(シーケンス)技術が用いられて
いる。他の順序方法が、測定するこれらのシステムと組
み合わされて、容量整合に基づく空気取り扱いユニット
に対して用いられて、リアルタイムで外部空気流量を測
定しない。
(遷移)に対する順序(シーケンス)技術が用いられて
いる。他の順序方法が、測定するこれらのシステムと組
み合わされて、容量整合に基づく空気取り扱いユニット
に対して用いられて、リアルタイムで外部空気流量を測
定しない。
本発明のこの制御技術は多数の利点を提供する。これ
らの利点には、外部空気ダンパを通る所定の流量に対す
る圧力降下が低いのでファン電力の減少に起因したエネ
ルギー節約があり、また排気空気ダンパに入る外部空気
が調整されないので、即ち、冷却水で冷却されず、高温
水で加熱されないで、エネルギー節約がある。
らの利点には、外部空気ダンパを通る所定の流量に対す
る圧力降下が低いのでファン電力の減少に起因したエネ
ルギー節約があり、また排気空気ダンパに入る外部空気
が調整されないので、即ち、冷却水で冷却されず、高温
水で加熱されないで、エネルギー節約がある。
本発明の他の目的、利点、特徴は添付図面に関連した
以下の説明から明らかになる。
以下の説明から明らかになる。
図面の簡単な説明 図1は空気取り扱いユニットの平面配置図である。
図2は外部空気温度に対する外部空気/供給空気を示
す、図1の空気取り扱いユニットの異なった制御状態の
グラフである。
す、図1の空気取り扱いユニットの異なった制御状態の
グラフである。
図3は外部空気流量のリアルタイム測定でなく容量整
合制御でVAV空気取り扱いユニットを制御する状態移行
ダイアグラムである。
合制御でVAV空気取り扱いユニットを制御する状態移行
ダイアグラムである。
図4は飽和状態を決定する方法を示す時間に対するコ
ントローラ出力のグラフである。
ントローラ出力のグラフである。
図5は容量整合制御と外部空気流量のリアルタイム測
定を伴ったVAV空気取り扱いユニットを制御する状態移
行ダイアグラムである。
定を伴ったVAV空気取り扱いユニットを制御する状態移
行ダイアグラムである。
図6は基本のケースのシミュレーションのために従来
の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空気ダン
パの位置に対する排気空気流量位置のグラフである。
の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空気ダン
パの位置に対する排気空気流量位置のグラフである。
図7は基本のケースのシミュレーションのために従来
の制御技術と本発明の制御技術に比べた、排気空気ダン
パに関する外部空気流量に対する供給流量のグラフであ
る。
の制御技術と本発明の制御技術に比べた、排気空気ダン
パに関する外部空気流量に対する供給流量のグラフであ
る。
図8は修正した基本のケースのシミュレーションの従
来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空気ダ
ンパの位置に対する排気空気流量のグラフである。
来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空気ダ
ンパの位置に対する排気空気流量のグラフである。
図9は他の修正した基本のケースのシミュレーション
の従来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空
気ダンパの位置に対する排気空気流量のグラフである。
の従来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、排気空
気ダンパの位置に対する排気空気流量のグラフである。
図10はさらに他の修正した基本のケースのシミュレー
ションの従来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、
排気空気ダンパの位置に対する排気空気流量のグラフで
ある。
ションの従来の制御技術と本発明の制御技術を比べた、
排気空気ダンパの位置に対する排気空気流量のグラフで
ある。
好ましい実施例の詳細な説明 空気取り扱いユニットに対する制御方法に向けられた
好ましい実施例の以下の説明は当然例示的なものであ
り、本発明またはその適用な用途に決して限定するもの
ではない。
好ましい実施例の以下の説明は当然例示的なものであ
り、本発明またはその適用な用途に決して限定するもの
ではない。
本発明は、外部空気が排気空気ダンパ16を通して空気
取り扱いユニット10に放出することが発生することを防
止する新規なAHU制御技術を提供することを提案するも
のである。この技術は、異なった制御状態の全てに対し
て、排気空気ダンパ16と循環空気ダンパ18の位置を互い
にリンクし、常に外部空気ダンパ14を完全に開いておく
ことを含む。排気空気ダンパ16および循環空気ダンパ18
の位置が空気取り扱いユニット10内に外部空気ダンパ14
を通して引き込まれる外部空気の量を制御するように互
いに対して制御される。もし循環空気ダンパ18が完全に
開いており、排気空気ダンパ16が完全に閉じられている
ならば、外部空気ダンパ14を通して放出される外部空気
の量は最大であり、供給流量−戻り流量である。もし排
気空気ダンパ16が完全に開かれており、循環空気ダンパ
18が完全に閉じられているならば、外部空気ダンパ14を
通して放出される外部空気の量は最大であり、供給流量
と等しい。
取り扱いユニット10に放出することが発生することを防
止する新規なAHU制御技術を提供することを提案するも
のである。この技術は、異なった制御状態の全てに対し
て、排気空気ダンパ16と循環空気ダンパ18の位置を互い
にリンクし、常に外部空気ダンパ14を完全に開いておく
ことを含む。排気空気ダンパ16および循環空気ダンパ18
の位置が空気取り扱いユニット10内に外部空気ダンパ14
を通して引き込まれる外部空気の量を制御するように互
いに対して制御される。もし循環空気ダンパ18が完全に
開いており、排気空気ダンパ16が完全に閉じられている
ならば、外部空気ダンパ14を通して放出される外部空気
の量は最大であり、供給流量−戻り流量である。もし排
気空気ダンパ16が完全に開かれており、循環空気ダンパ
18が完全に閉じられているならば、外部空気ダンパ14を
通して放出される外部空気の量は最大であり、供給流量
と等しい。
異なった制御状態に対する排気空気ダンパ16と循環空
気ダンパ18の間の関係を説明するために、最初に、AHU1
0の空気の流れを模擬するための等式を復習することが
必要かもしれない。以下の等式は質量とエネルギーの保
存則に基づくものである。
気ダンパ18の間の関係を説明するために、最初に、AHU1
0の空気の流れを模擬するための等式を復習することが
必要かもしれない。以下の等式は質量とエネルギーの保
存則に基づくものである。
混合空気室24と戻り空気室40に対する質量バランスを
行うと等式が与えられる。
行うと等式が与えられる。
Qr=Qex+Qre (3) Qs=Q0a+Qre (4) ここで、Qrは戻り空気流量である。
Qexは排気空気ダンパ16を通してAHU10から放出される
空気の流量である。
空気の流量である。
Qreは循環空気流量である。
Qsは供給空気流量である。
Q0aは外部空気ダンパを通してAHU10に入る空気の流量
である。
である。
これらの空気の流れが図1に示されている。空気流量
は以下の等式によって空気速度とダンパ面積に関連す
る。
は以下の等式によって空気速度とダンパ面積に関連す
る。
Qex=VexAex (5) Q0a=VoaAoa (6) Qre=VreAre (7) ここで、Aexは排気空気ダンパ16の面積である。
Aoaは外部空気ダンパ14の面積である。
Areは循環空気ダンパ18の面積である。
Vexは排気空気ダンパ16を通ってAHU10に入る空気の速
度である。
度である。
Voaは外部空気ダンパ14を通ってAHU10に入る空気の速
度である。
度である。
Vreは循環空気ダンパ18を通って戻り空気室40から混
合空気室24に出る空気の速度である。
合空気室24に出る空気の速度である。
もし戻り空気室40内の静圧が大気圧(Pa)より大きい
ならば、戻り空気は排気空気ダンパ16を通してAHU10を
出る。排気空気ダンパ16を通してAHU10を出る戻り空気
に対するエネルギー等式は以下の式で与えられる。
ならば、戻り空気は排気空気ダンパ16を通してAHU10を
出る。排気空気ダンパ16を通してAHU10を出る戻り空気
に対するエネルギー等式は以下の式で与えられる。
ここで、P1は戻り空気室40内の静圧であり、ρは空気の
密度である。
密度である。
Paは大気圧である。
Cexdは排気空気ダンパ16に対する損失係数である。
Cexitは出口損失係数である。
Cscreenはスクリーンに対する損失係数である。
空気密度は一定であると仮定する。ダンパの損失係数
はダンパ位置の関数である。対向する平行なダンパに対
しては、損失係数は以下の式によって概算される。
はダンパ位置の関数である。対向する平行なダンパに対
しては、損失係数は以下の式によって概算される。
ここで、a0、a1、a2は非線型回帰から決定される定数で
あり、θはダンパが完全に開かれている場合の割合であ
る。例えば、もしダンパが半分開いているならば、θは
0.5である。
あり、θはダンパが完全に開かれている場合の割合であ
る。例えば、もしダンパが半分開いているならば、θは
0.5である。
もし大気圧(Pa)が戻り空気室40内の静圧より大きけ
れば、空気は排気空気ダンパ16を通ってAHU10に入るこ
とになる。排気空気ダンパ16を通ってAHU10に入る外部
空気に対するエネルギー等式は以下で与えられる。
れば、空気は排気空気ダンパ16を通ってAHU10に入るこ
とになる。排気空気ダンパ16を通ってAHU10に入る外部
空気に対するエネルギー等式は以下で与えられる。
ここで、Cenは入口損失係数である。外部空気ダンパ14
を通しAHU10に入るエネルギー等式は以下で与えられ
る。
を通しAHU10に入るエネルギー等式は以下で与えられ
る。
ここで、P2は混合空気室24内の静圧である。
Coadは外部空気ダンパ14に対する損失係数である。戻
り空気室40から混合空気室40への空気に対するエネルギ
ー等式は以下で与えられる。
り空気室40から混合空気室40への空気に対するエネルギ
ー等式は以下で与えられる。
ここで、Credは循環空気ダンパ18に対する損失係数であ
る。
る。
排気空気ダンパ16と循環空気ダンパ18の相対位置を制
御する空気取り扱いコントローラ12用のコントローラロ
ジック(論理)は、外部空気を伴った加熱、冷却、最大
外部空気を伴った機械的冷却、最少外部空気を伴った機
械的冷却の異なった制御状態の間のシーケンス中それら
の位置を変化することが要求される。種々の方法が異な
った制御状態の間のシーケンスに対して用いられる。提
案された制御技術とともに用いられる2つのシーケンス
方法を以下に説明する。もちろん、他のシーケンス方法
が本発明の範囲内で用いられてもよい。これらの方法の
両方は戻りファン36を制御する容量整合を用いるAHUと
ともに働く。方法の1つは、例えば、流量センサ26によ
って、リアルタイムで外部空気流量を測定する制御技術
に対して特に用いられ、他の方法はリアルタイムで外部
空気流量を測定しない技術に対して特に用いられる。
御する空気取り扱いコントローラ12用のコントローラロ
ジック(論理)は、外部空気を伴った加熱、冷却、最大
外部空気を伴った機械的冷却、最少外部空気を伴った機
械的冷却の異なった制御状態の間のシーケンス中それら
の位置を変化することが要求される。種々の方法が異な
った制御状態の間のシーケンスに対して用いられる。提
案された制御技術とともに用いられる2つのシーケンス
方法を以下に説明する。もちろん、他のシーケンス方法
が本発明の範囲内で用いられてもよい。これらの方法の
両方は戻りファン36を制御する容量整合を用いるAHUと
ともに働く。方法の1つは、例えば、流量センサ26によ
って、リアルタイムで外部空気流量を測定する制御技術
に対して特に用いられ、他の方法はリアルタイムで外部
空気流量を測定しない技術に対して特に用いられる。
最近、AHUの大部分はリアルタイムで外部空気流量を
測定しない。これらの制御システムに対して、戻りファ
ン36が容量整合に対して制御される。このタイプのAHU
に対する異なった状態の間のシーケンスを示す状態移行
ダイアグラムが図3に示されており、異なった制御状態
の間の切り替えを行うのに用いられる。制御状態のすべ
てに対して単一入力−単一出力(SISO)比例積分(PI)
フィードバックコントローラが供給ファン22および戻り
ファン36を制御するのに用いられる。SISOフィードバッ
クコントローラはAHU10の種々の部品を能動的に制御す
る公知のコントローラであり、空気取り扱いコントロー
ラ12の中に配置されている。公知の空気取り扱いコント
ローラは、多数の部品を制御するために単一のフィード
バックコントローラを一般に組み込んでいる。本発明に
よると、空気取り扱いコントローラ12は、ダンパモータ
20を制御するフィードバックコントローラ50、加熱コイ
ル30を制御するフィードバックコントローラ52、冷却コ
イル32を制御するフィードバックコントローラ54、供給
ファン22を制御するフィードバックコントローラ56、戻
りファン36を制御するフィードバックコントローラ58を
含む。一般的には、このタイプのフィードバックコント
ローラは入力の状態によって0%と100%の間の特定の
出力に設定されており、その場合、0%は信号なしであ
り、100%は最大信号である。供給ファン22は供給空気
ダクト内の静圧を維持するように制御され、戻りファン
36は供給空気流量と戻り空気流量との間を一定の差に維
持するように制御される。
測定しない。これらの制御システムに対して、戻りファ
ン36が容量整合に対して制御される。このタイプのAHU
に対する異なった状態の間のシーケンスを示す状態移行
ダイアグラムが図3に示されており、異なった制御状態
の間の切り替えを行うのに用いられる。制御状態のすべ
てに対して単一入力−単一出力(SISO)比例積分(PI)
フィードバックコントローラが供給ファン22および戻り
ファン36を制御するのに用いられる。SISOフィードバッ
クコントローラはAHU10の種々の部品を能動的に制御す
る公知のコントローラであり、空気取り扱いコントロー
ラ12の中に配置されている。公知の空気取り扱いコント
ローラは、多数の部品を制御するために単一のフィード
バックコントローラを一般に組み込んでいる。本発明に
よると、空気取り扱いコントローラ12は、ダンパモータ
20を制御するフィードバックコントローラ50、加熱コイ
ル30を制御するフィードバックコントローラ52、冷却コ
イル32を制御するフィードバックコントローラ54、供給
ファン22を制御するフィードバックコントローラ56、戻
りファン36を制御するフィードバックコントローラ58を
含む。一般的には、このタイプのフィードバックコント
ローラは入力の状態によって0%と100%の間の特定の
出力に設定されており、その場合、0%は信号なしであ
り、100%は最大信号である。供給ファン22は供給空気
ダクト内の静圧を維持するように制御され、戻りファン
36は供給空気流量と戻り空気流量との間を一定の差に維
持するように制御される。
加熱状態では、フィードバックコントローラ56が供給
ファン22を制御するのに用いられ、フィードバックコン
トローラ58が戻りファン36を制御するのに用いられ、フ
ィードバックコントローラ52が加熱コイル30を制御する
のに用いられる。フィードバックコントローラ52は加熱
コイル30のコイルを通る加熱した水の量を制御して供給
空気温度を設定点に維持する。排気空気ダンパ16は完全
に閉じられており、循環空気ダンパ18および外部空気ダ
ンパ14は100%開いている。コントローラ12は、加熱コ
イル30からの制御信号が零加熱位置で飽和した後、外部
空気状態に関する冷却に進む。このことは、フィードバ
ックコントローラ52からの出力が所定の飽和時間に等し
い時間の間零加熱位置に留まるときに生じる。飽和時間
は制御されるフィードバックループのタイプに基づいて
選択される。例えば、飽和時間は5分である。しかし、
当業者にとって明らかなごとく、他の飽和時間が等しく
有効である。
ファン22を制御するのに用いられ、フィードバックコン
トローラ58が戻りファン36を制御するのに用いられ、フ
ィードバックコントローラ52が加熱コイル30を制御する
のに用いられる。フィードバックコントローラ52は加熱
コイル30のコイルを通る加熱した水の量を制御して供給
空気温度を設定点に維持する。排気空気ダンパ16は完全
に閉じられており、循環空気ダンパ18および外部空気ダ
ンパ14は100%開いている。コントローラ12は、加熱コ
イル30からの制御信号が零加熱位置で飽和した後、外部
空気状態に関する冷却に進む。このことは、フィードバ
ックコントローラ52からの出力が所定の飽和時間に等し
い時間の間零加熱位置に留まるときに生じる。飽和時間
は制御されるフィードバックループのタイプに基づいて
選択される。例えば、飽和時間は5分である。しかし、
当業者にとって明らかなごとく、他の飽和時間が等しく
有効である。
図4は、飽和した状態をチェックするのに用いられる
方法を実証する、時間に対するフィードバックコントロ
ーラ出力のグラフである。時間t1の間、フィードバック
コントローラの出力は連続的に零である。もしt1が飽和
時間より大きいならば、制御出力は零で飽和していると
考えられ、制御入力は飽和しているとは考えられない。
時間t1に続いて、コントローラの出力が零より大きいが
100%より小さく、したがって、飽和ではない。ある時
間の後、コントローラの出力は零に戻り、t2に等しい時
間零に留まる。もしt2が飽和時間より大きいならば、コ
ントローラの出力は零で飽和されると考えられる。最後
に、コントローラの出力は100%信号に達し、t3に等し
い時間100%に留まる。もしt3が飽和時間より大きいな
らば、コントローラ12の出力は100%信号おいて飽和さ
れていると考えられる。
方法を実証する、時間に対するフィードバックコントロ
ーラ出力のグラフである。時間t1の間、フィードバック
コントローラの出力は連続的に零である。もしt1が飽和
時間より大きいならば、制御出力は零で飽和していると
考えられ、制御入力は飽和しているとは考えられない。
時間t1に続いて、コントローラの出力が零より大きいが
100%より小さく、したがって、飽和ではない。ある時
間の後、コントローラの出力は零に戻り、t2に等しい時
間零に留まる。もしt2が飽和時間より大きいならば、コ
ントローラの出力は零で飽和されると考えられる。最後
に、コントローラの出力は100%信号に達し、t3に等し
い時間100%に留まる。もしt3が飽和時間より大きいな
らば、コントローラ12の出力は100%信号おいて飽和さ
れていると考えられる。
外部空気を伴った冷却状態では、フィードバックコン
トローラ56は供給ファン22を制御するのに用いられ、フ
ィードバックコントローラ58は戻りファン36を制御する
のに用いられ、フィードバックコントローラ50は排気空
気ダンパ16および循環空気ダンパ18の位置を変更するの
に用いられて、供給空気内の外部空気の割合を調整して
設定温度に供給空気温度を維持する。排気空気ダンパ16
と循環空気ダンパ18に対する位置は等式(2)で与えら
れた関係を維持するようにソフトウエアおよび(また
は)ハードウエアで互いにリンクされている。供給空気
に対する外部空気の割合は、循環空気ダンパ18が閉じ、
排気空気ダンパ16が開くと、増加する。この状態では、
外部空気ダンパ14は完全に開いており、機械的冷却はな
い。循環空気ダンパ18に対する完全に開いた位置で飽和
した後、即ち、ダンパ18が飽和時間より長く開いたまま
であると、加熱状態への移行が生じる。循環空気ダンパ
18に対する制御信号が閉じた位置で飽和した後、最大外
部空気を伴った機械的冷却状態への移行が生じる。ダン
パ18の飽和時間は5分であり、特定の適用に対しては他
の適切な飽和時間である。
トローラ56は供給ファン22を制御するのに用いられ、フ
ィードバックコントローラ58は戻りファン36を制御する
のに用いられ、フィードバックコントローラ50は排気空
気ダンパ16および循環空気ダンパ18の位置を変更するの
に用いられて、供給空気内の外部空気の割合を調整して
設定温度に供給空気温度を維持する。排気空気ダンパ16
と循環空気ダンパ18に対する位置は等式(2)で与えら
れた関係を維持するようにソフトウエアおよび(また
は)ハードウエアで互いにリンクされている。供給空気
に対する外部空気の割合は、循環空気ダンパ18が閉じ、
排気空気ダンパ16が開くと、増加する。この状態では、
外部空気ダンパ14は完全に開いており、機械的冷却はな
い。循環空気ダンパ18に対する完全に開いた位置で飽和
した後、即ち、ダンパ18が飽和時間より長く開いたまま
であると、加熱状態への移行が生じる。循環空気ダンパ
18に対する制御信号が閉じた位置で飽和した後、最大外
部空気を伴った機械的冷却状態への移行が生じる。ダン
パ18の飽和時間は5分であり、特定の適用に対しては他
の適切な飽和時間である。
最大外部空気を伴った機械的冷却状態では、フィード
バックコントローラ56は供給ファン22を制御し、フィー
ドバックコントローラ58は戻りファン36を制御し、フィ
ードバックコントローラ54は冷却のための冷却コイル32
を通る冷却した水の流量を調整する。冷却コイル32を制
御することにより供給空気を設定温度に維持する。この
状態では、循環空気ダンパ18が閉じられ、排気空気ダン
パ16と外部空気ダンパ14の両方は完全に開かれる。もし
外部空気温度が低下し、フィードバックコントローラ54
から冷却コイル32への制御信号が非冷却位置(0%信
号)で飽和すると、コントローラ12は外部空気を伴った
冷却状態に移行させる。外部空気温度が切り替え温度プ
ラス不感帯温度より高いとき、制御は最大外部空気を伴
った機械的冷却状態から最少外部空気を伴った機械的冷
却状態に移行される。切り替え温度は特定の地方の気候
によって選ばれた所定の外部温度である。不感帯温度は
外部空気温度内の小さい変化に起因するこれらの状態の
間の移行を防止する。一般に、不感帯温度は1/2−1゜F
程度である。この移行のために温度に基づくエコノマイ
ザロジックを用いることもできる。エンタルピーに基づ
くエコノマイザロジックが状態間の切り替えの時期を決
定するために用いられてもよい。エコノマイザ制御シス
テムを提供する説明は、著者Dixon Daleの1986年9月
発行、ASHRAEジャーナルVol.28,No.9,pp32−36の“Econ
omizer Control Systems"の文献に見い出される。
バックコントローラ56は供給ファン22を制御し、フィー
ドバックコントローラ58は戻りファン36を制御し、フィ
ードバックコントローラ54は冷却のための冷却コイル32
を通る冷却した水の流量を調整する。冷却コイル32を制
御することにより供給空気を設定温度に維持する。この
状態では、循環空気ダンパ18が閉じられ、排気空気ダン
パ16と外部空気ダンパ14の両方は完全に開かれる。もし
外部空気温度が低下し、フィードバックコントローラ54
から冷却コイル32への制御信号が非冷却位置(0%信
号)で飽和すると、コントローラ12は外部空気を伴った
冷却状態に移行させる。外部空気温度が切り替え温度プ
ラス不感帯温度より高いとき、制御は最大外部空気を伴
った機械的冷却状態から最少外部空気を伴った機械的冷
却状態に移行される。切り替え温度は特定の地方の気候
によって選ばれた所定の外部温度である。不感帯温度は
外部空気温度内の小さい変化に起因するこれらの状態の
間の移行を防止する。一般に、不感帯温度は1/2−1゜F
程度である。この移行のために温度に基づくエコノマイ
ザロジックを用いることもできる。エンタルピーに基づ
くエコノマイザロジックが状態間の切り替えの時期を決
定するために用いられてもよい。エコノマイザ制御シス
テムを提供する説明は、著者Dixon Daleの1986年9月
発行、ASHRAEジャーナルVol.28,No.9,pp32−36の“Econ
omizer Control Systems"の文献に見い出される。
最少外部空気を伴った機械的冷却状態では、フィード
バックコントローラ56は供給ファン22を制御し、フィー
ドバックコントローラ58は戻りファン36を制御し、フィ
ードバックコントローラ54は冷却コイル32を通る冷却さ
れた水の流量を調整して温度設定点を維持する。加熱が
なく、排気空気ダンパ16は閉じられ、循環空気ダンパ18
が完全に開いている。外部空気温度が切り替え温度マイ
ナス不感帯温度より低いとき、コントローラ12は最少外
部空気を伴った機械的冷却状態から最大外部空気を伴っ
た機械的冷却状態に移行する。
バックコントローラ56は供給ファン22を制御し、フィー
ドバックコントローラ58は戻りファン36を制御し、フィ
ードバックコントローラ54は冷却コイル32を通る冷却さ
れた水の流量を調整して温度設定点を維持する。加熱が
なく、排気空気ダンパ16は閉じられ、循環空気ダンパ18
が完全に開いている。外部空気温度が切り替え温度マイ
ナス不感帯温度より低いとき、コントローラ12は最少外
部空気を伴った機械的冷却状態から最大外部空気を伴っ
た機械的冷却状態に移行する。
以下の表1は、容量整合制御を伴うが外部空気量のリ
アルタイム測定を伴わないでAHUに対する制御技術の前
記の説明を要約する全体的な記述を与える。
アルタイム測定を伴わないでAHUに対する制御技術の前
記の説明を要約する全体的な記述を与える。
図5は本発明の提案した制御技術に従ってリアルタイ
ムで外部空気流量を測定するAHUに対する状態移行ダイ
アグラムを示す。この状態ダイアグラムは前述の図3の
状態ダイアグラムに似ている。しかし、内部空気の質
(IAQ)に対する適切な換気を保証するために、外部空
気流量がリアルタイムで測定されるので、加熱、冷却お
よび空調技術の米国学会(ASHRAE)はビルの中の占有者
当たりの空気の最少流量を設定している。この最少空気
流量は今のところ15ft3/分である。このため、状態
(1)は加熱および換気制御状態に変更され、状態
(4)はこの最少流量を制御し維持するために機械的な
冷却および換気制御状態である。したがって、加熱およ
び換気制御状態では、前述の加熱状態では不必要な付加
的なフィードバックコントローラが組み込まれている。
このフィードバックコントローラは排気空気ダンパ16お
よび循環空気ダンパ18を伴った外部空気流量を制御する
ためのフィードバックコントローラ50である。さらに、
機械的冷却および換気制御に対して、フィードバックコ
ントローラ50はこの目的のためにも用いられる。前述の
加熱状態では循環空気ダンパ18は完全に開いた状態で維
持されていた。加熱および換気制御状態、機械的冷却お
よび換気制御状態では、循環空気ダンパおよび排気空気
ダンパの位置は等式(2)に関連して制御される。さら
に、もしコントローラ12が冷却および外部空気状態であ
るならば、コントローラ12は、もし前述のごとく循環空
気ダンパが完全に開いた位置で飽和したならば、または
もし外部空気流量が所望の外部空気流量より下に落ちた
ならば、加熱および換気制御状態に戻る。
ムで外部空気流量を測定するAHUに対する状態移行ダイ
アグラムを示す。この状態ダイアグラムは前述の図3の
状態ダイアグラムに似ている。しかし、内部空気の質
(IAQ)に対する適切な換気を保証するために、外部空
気流量がリアルタイムで測定されるので、加熱、冷却お
よび空調技術の米国学会(ASHRAE)はビルの中の占有者
当たりの空気の最少流量を設定している。この最少空気
流量は今のところ15ft3/分である。このため、状態
(1)は加熱および換気制御状態に変更され、状態
(4)はこの最少流量を制御し維持するために機械的な
冷却および換気制御状態である。したがって、加熱およ
び換気制御状態では、前述の加熱状態では不必要な付加
的なフィードバックコントローラが組み込まれている。
このフィードバックコントローラは排気空気ダンパ16お
よび循環空気ダンパ18を伴った外部空気流量を制御する
ためのフィードバックコントローラ50である。さらに、
機械的冷却および換気制御に対して、フィードバックコ
ントローラ50はこの目的のためにも用いられる。前述の
加熱状態では循環空気ダンパ18は完全に開いた状態で維
持されていた。加熱および換気制御状態、機械的冷却お
よび換気制御状態では、循環空気ダンパおよび排気空気
ダンパの位置は等式(2)に関連して制御される。さら
に、もしコントローラ12が冷却および外部空気状態であ
るならば、コントローラ12は、もし前述のごとく循環空
気ダンパが完全に開いた位置で飽和したならば、または
もし外部空気流量が所望の外部空気流量より下に落ちた
ならば、加熱および換気制御状態に戻る。
以下の表2は前述の容量整合制御および外部空気流量
のリアルタイム測定を伴ったAHUの制御を要約したもの
である。
のリアルタイム測定を伴ったAHUの制御を要約したもの
である。
図6は、公知の制御技術(従来)と本発明の制御技術
の両方を比較するための基本ケースシミュレーションに
対する、排気空気ダンパに対する排気空気ダンパを通る
空気の流量を示すグラフである。基本ケースシミュレー
ションは前述の等式に対する以下のパラメータに基づく
ものであった。定数a0、a1、a2は対向するブレードダン
パのものである。
の両方を比較するための基本ケースシミュレーションに
対する、排気空気ダンパに対する排気空気ダンパを通る
空気の流量を示すグラフである。基本ケースシミュレー
ションは前述の等式に対する以下のパラメータに基づく
ものであった。定数a0、a1、a2は対向するブレードダン
パのものである。
a0=5768 a1=−9453 a2=0 Aoa=25ft2 Aex=16ft2 Are=16ft2 Cen=0.5 Cexit=1.0 Cscreen=0.32 Qs=10,000CFM Qr=Qs−2000CFM Pa=14.7psia ρ=0.075lbm/ft3 空気が排気空気ダンパ16を通して入るとき、排気空気
の流量は負である。公知の制御技術では、外部空気は、
排気空気ダンパ16の位置が30%以下に開いているとき、
排気空気ダンパ16を通してAHU10に入る。本発明の制御
技術では、外部空気は排気空気ダンパ16を通してはAHU1
0に決して入らない。
の流量は負である。公知の制御技術では、外部空気は、
排気空気ダンパ16の位置が30%以下に開いているとき、
排気空気ダンパ16を通してAHU10に入る。本発明の制御
技術では、外部空気は排気空気ダンパ16を通してはAHU1
0に決して入らない。
図7は、公知の制御技術と本発明の提案した制御技術
を比べるために、基本ケースに対する、排気空気ダンパ
16の位置に対する空気流量を供給する外部空気流量の割
合を示すグラフである。低い排気空気ダンパ位置では、
従来の制御技術での外部空気の割合では一定である。
を比べるために、基本ケースに対する、排気空気ダンパ
16の位置に対する空気流量を供給する外部空気流量の割
合を示すグラフである。低い排気空気ダンパ位置では、
従来の制御技術での外部空気の割合では一定である。
前述の基本シミュレーションに対する3つの案に対し
て公知の制御技術と提案した制御技術を比較するシミュ
レーションが行われた。図8は、循環空気ダンパ18が16
ft2から5.33ft2に変化されたときの両方の制御技術に対
して排気空気ダンパ16の位置に対する排気空気ダンパ16
を通る排気空気流量を示すグラフである。
て公知の制御技術と提案した制御技術を比較するシミュ
レーションが行われた。図8は、循環空気ダンパ18が16
ft2から5.33ft2に変化されたときの両方の制御技術に対
して排気空気ダンパ16の位置に対する排気空気ダンパ16
を通る排気空気流量を示すグラフである。
図9は、供給空気流量(Qs)が10,000CFMから5,000CF
Mに変化されたときの制御技術を比較するために排気空
気ダンパ16の位置に対する排気空気流量を示すグラフで
ある。
Mに変化されたときの制御技術を比較するために排気空
気ダンパ16の位置に対する排気空気流量を示すグラフで
ある。
図10は、平行ブレードダンパが対向ブレードダンパの
代わりに用いられるときの制御技術を比較するために排
気空気ダンパ16の位置に対する排気空気流量を示すグラ
フである。低い排気ダンパ位置では、排気空気ダンパ16
を通る空気流量は公知の制御技術に対しては負である。
このことは空気が排気空気ダンパ16を通してAHU10に入
ることを意味する。
代わりに用いられるときの制御技術を比較するために排
気空気ダンパ16の位置に対する排気空気流量を示すグラ
フである。低い排気ダンパ位置では、排気空気ダンパ16
を通る空気流量は公知の制御技術に対しては負である。
このことは空気が排気空気ダンパ16を通してAHU10に入
ることを意味する。
前述の説明は本発明の実施例を単に開示するものであ
る。当業者は、種々の変更、変形および修正が本発明の
範囲を逸脱することなくなされうることを容易に認識で
きる。
る。当業者は、種々の変更、変形および修正が本発明の
範囲を逸脱することなくなされうることを容易に認識で
きる。
Claims (31)
- 【請求項1】複数の制御状態に対して空気取り扱いユニ
ットを制御する方法において、 空気取り扱いユニット内で供給空気を与えるように供給
ファンを制御する工程と、 空気取り扱いユニット内の戻り空気を与えるように戻り
ファンを制御する工程と、 空気取り扱いユニットから放出される戻り空気の量を制
御するように排気空気ダンパの開閉位置を制御する工程
と、 空気取り扱いユニット内で循環する戻り空気の量を制御
するように循環空気ダンパの開閉位置を制御する工程
と、 空気取り扱いユニット内に放出される外部空気の量を制
御するように排気空気ダンパおよび循環空気ダンパの開
閉位置を制御し、かつ排気空気ダンパを通して空気取り
扱いユニットに外部空気が入るのを防止するように複数
の制御状態のすべてに対して外部空気ダンパの開閉位置
をほぼ完全に開いた位置に維持する工程と、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】請求の範囲第1項に記載の方法において、
複数の制御状態は加熱状態と、外部空気を伴った冷却状
態と、最大外部空気を伴った機械的冷却状態と、最少外
部空気を伴った機械的冷却状態とを含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項3】請求の範囲第2項に記載の方法において、
加熱装置を制御する工程をさらに有し、制御が加熱状態
にあるとき、排気空気ダンパの開閉位置を制御する工程
は排気空気ダンパをほぼ完全に閉じた位置に維持するこ
とを含み、循環空気ダンパの開閉位置を制御する工程は
循環空気ダンパをほぼ完全に開いた位置に維持すること
を含み、加熱装置を制御する工程は特定の温度に供給空
気を維持するように加熱装置を制御することを含むこと
を特徴とする方法。 - 【請求項4】請求の範囲第2項に記載の方法において、
制御が外部空気を伴った冷却状態であるとき、排気空気
ダンパおよび循環空気ダンパの開閉位置を制御する工程
は供給空気内の外部空気の割合を調整して供給空気を特
定の温度に維持するように排気空気ダンパおよび循環空
気ダンパの開閉位置を調整することを含むことを特徴と
する方法。 - 【請求項5】請求の範囲第2項に記載の方法において、
冷却装置を制御する工程をさらに有し、制御が最大外部
空気を伴った機械的冷却状態にあるとき、循環空気ダン
パの開閉位置を制御する工程は循環空気ダンパをほぼ完
全に閉じた状態に維持することを含み、排気空気ダンパ
の開閉位置を制御する工程は排気空気ダンパをほぼ完全
に開いた状態に維持することを含み、冷却装置を制御す
る工程は供給空気を特定の温度に維持するために冷却装
置を制御することを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項6】請求の範囲第2項に記載の方法において、
冷却装置を制御する工程をさらに有し、制御が最少外部
空気を伴った機械的冷却状態にあるとき、排気空気ダン
パを制御する工程は排気空気ダンパをほぼ完全に閉じた
状態に維持し、循環空気ダンパを制御する工程は循環空
気ダンパをほぼ完全に開いた状態に維持し、冷却装置を
制御する工程は供給空気を特定の温度に維持するように
冷却装置を制御することを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項7】請求の範囲第2項に記載の方法において、
加熱装置が所定の飽和時間の間零加熱を与えた後、制御
状態を加熱制御状態から外部空気を伴った冷却状態に変
更する工程をさらに有することを特徴とする方法。 - 【請求項8】請求の範囲第2項に記載の方法において、
循環空気ダンパを制御する工程が循環空気ダンパを所定
の飽和時間の間完全に閉じた状態に維持しているとき、
制御状態を外部空気を伴った冷却状態から最大外部空気
を伴った機械的冷却状態に変更する工程をさらに有し、
循環空気ダンパを制御する工程が循環空気ダンパを所定
の飽和時間の間完全に開いた位置に維持しているとき、
制御状態を外部空気を伴った冷却状態から加熱状態に変
更する工程をさらに有することを特徴とする方法。 - 【請求項9】請求の範囲第2項に記載の方法において、
外部空気温度が所定の切り替え温度プラス所定の不感帯
温度より高いとき、制御状態を最大外部空気を伴った機
械的冷却状態から最少外部空気を伴った機械的冷却状態
に変更する工程をさらに有し、冷却装置が所定の飽和時
間の間零冷却を与えているとき制御状態を最大外部空気
を伴った機械的冷却状態から外部空気を伴った冷却状態
に変更する工程をさらに有することを特徴とする方法。 - 【請求項10】請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、複数の制御状態は加熱および換気制御状態と、外部
空気を伴った冷却状態と、最大外部空気を伴った機械的
冷却状態と、機械的冷却および換気制御状態とを含むこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項11】請求の範囲第10項に記載の方法におい
て、循環空気ダンパを制御する工程が所定の飽和時間の
間完全に開いた位置に維持しまたは外部空気の流量が所
定の外部空気の流量以下であるとき、制御状態を外部空
気を伴った冷却状態から加熱および換気制御状態に変更
する工程をさらに有することを特徴とする方法。 - 【請求項12】請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、供給ファンを制御する工程は、空気取り扱いユニッ
トに取り付けられた供給空気ダクト内に特定の静圧を維
持するように供給ファンを制御することを特徴とする方
法。 - 【請求項13】請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、戻りファンを制御する工程は容量整合を与えるよう
に供給ファンからの供給空気流量と戻り空気流量の間を
一定差に維持するように戻りファンを制御することを含
むことを特徴とする方法。 - 【請求項14】請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、排気空気ダンパの開閉位置を制御する工程および循
環空気ダンパの開閉位置を制御する工程は、排気空気ダ
ンパがある量閉じられたとき循環空気ダンパはその量だ
け開かれ、排気空気ダンパがある量開かれたとき循環空
気ダンパがその量だけ閉じられるように排気空気ダンパ
および循環空気ダンパをリンクしていることを特徴とす
る方法。 - 【請求項15】空気取り扱いユニットを通って流れる空
気流量を複数の制御状態にわたって制御する制御システ
ムにおいて、 空気取り扱いユニット内に供給空気を与える供給ファン
と、空気取り扱いユニット内に戻り空気を与える戻りフ
ァンと、空気取り扱いユニットから放出された戻り空気
の量を制御するように開閉位置決め可能な排気空気ダン
パと、 空気取り扱いユニット内で循環される戻り空気の量を制
御するように開閉位置決め可能な循環空気ダンパと、 空気取り扱いユニットに外部空気を入れられるように開
閉位置決め可能な外部空気ダンパと、 外部空気ダンパを通して空気取り扱いユニットに放出さ
れる外部空気の量を制御するように排気空気ダンパおよ
び循環空気ダンパの開閉位置を互いに制御し、かつ排気
空気ダンパを通して空気取り扱いユニットに外部空気が
入るのを防止するために複数の制御状態のすべてに対し
て外部空気ダンパをほぼ完全に開いた位置にあるように
制御するためのコントローラ手段と、 を有することを特徴とする制御システム。 - 【請求項16】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、複数の制御状態は、加熱状態と、外部空気を
伴った冷却状態と、最大外部空気を伴った機械的冷却状
態と、最少外部空気を伴った機械的冷却状態と、を含む
ことを特徴とする制御システム。 - 【請求項17】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、加熱装置をさらに有し、制御が加熱状態にあ
るとき、コントローラ手段は排気空気ダンパを完全に閉
じた位置に維持し、循環空気ダンパを完全に開いた位置
に維持し、供給空気を特定の温度に維持するように加熱
装置を制御することを特徴とする制御システム。 - 【請求項18】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、制御が外部空気を伴って冷却状態にあると
き、コントローラ手段は、外部空気および供給空気の割
合が供給空気を特定の温度を維持するように、排気空気
ダンパおよび循環空気ダンパの開閉位置を制御すること
を特徴とする制御システム。 - 【請求項19】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、冷却装置をさらに有し、制御が最大外部空気
を伴った機械的冷却状態にあるとき、コントローラ手段
は循環空気ダンパを完全に閉じた位置に、排気空気ダン
パを完全に開いた位置に維持することを特徴とする制御
システム。 - 【請求項20】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、冷却装置をさらに有し、制御が最少外部空気
を伴った機械的冷却にあるとき、コントローラ手段は排
気空気ダンパを完全に閉じた位置に、循環空気ダンパを
完全に開いた位置に維持し、供給空気を所定の温度に維
持するように冷却装置を制御することを特徴とする制御
システム。 - 【請求項21】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は、加熱装置が所定の飽和
時間の間零加熱を与えた後、制御状態を加熱状態から外
部空気を伴った冷却状態に変更することを特徴とする制
御システム。 - 【請求項22】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は、循環空気ダンパは所定
の飽和時間の間完全に閉じた位置に維持された後、制御
状態を外部空気を伴った冷却状態から最大外部空気を伴
った機械的冷却状態に変更し、コントローラ手段は、循
環空気ダンパが所定の飽和時間の間完全に開いた位置に
維持された後、制御状態を外部空気を伴った冷却状態か
ら加熱状態に変更することを特徴とする制御システム。 - 【請求項23】請求の範囲第16項に記載の制御システム
において、冷却装置をさらに有し、コントローラ手段
は、外部空気温度が所定の切り替え温度プラス所定の不
感帯温度より高いとき、制御状態を最大外部空気を伴っ
た機械的冷却状態から最少外部空気を伴った機械的冷却
状態に変更し、コントローラ手段は、冷却装置が所定の
飽和時間の間零冷却を与えたとき、制御状態を最大外部
空気を伴った機械的冷却状態から外部空気を伴った冷却
状態に変更することを特徴とする制御システム。 - 【請求項24】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は、複数のフィードバック
コントローラを含み、第1フィードバックコントローラ
は供給ファンを制御し、第2フィードバックコントロー
ラは戻りファンを制御し、第3フィードバックコントロ
ーラは排気空気ダンパと循環空気ダンパの開閉位置を制
御することを特徴とする制御システム。 - 【請求項25】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は特定の静圧を空気取り扱
いユニットで維持するように供給ファンを制御すること
を特徴とする制御システム。 - 【請求項26】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は容量整合を与えるために
供給ファンからの供給空気流量と戻り空気流量の間を一
定差に維持するように戻りファンを制御することを特徴
とする制御システム。 - 【請求項27】請求の範囲第15項に記載の制御システム
において、コントローラ手段は排気空気ダンパがある量
閉じられたとき循環空気ダンパはその量だけ開かれ、排
気空気ダンパがある量開かれたとき循環空気ダンパがそ
の量だけ閉じられるように排気空気ダンパおよび循環空
気ダンパの開閉位置をリンクさせていることを特徴とす
る制御システム。 - 【請求項28】空気取り扱いユニットを通って流れる空
気流量を複数の制御状態にわたって制御する制御システ
ムにおいて、 空気取り扱いユニット内に供給空気を与える供給ファン
と、空気取り扱いユニット内に戻り空気を与える戻りフ
ァンと、空気取り扱いユニットから放出された戻り空気
の量を制御するように開閉位置決め可能な排気空気ダン
パと、 空気取り扱いユニット内で循環される戻り空気の量を制
御するように開閉位置決め可能な循環空気ダンパと、 空気取り扱いユニットに外部空気を入れられるように開
閉位置決め可能な外部空気ダンパと、 複数のフィードバック制御装置を含むコントローラであ
って、第1フィードバック制御装置は供給ファンを制御
し、第2フィードバック制御装置は戻りファンを制御
し、第3フィードバック制御装置は排気空気ダンパと循
環空気ダンパの開閉位置を互いに対して制御し、複数の
制御状態のすべてにわたって外部空気ダンパをほぼ完全
に開いた位置に維持するコントローラと、を有すること
を特徴とする制御システム。 - 【請求項29】請求の範囲第28項に記載の制御システム
において、コントローラは外部空気ダンパを通って空気
取り扱いユニットに放出される外部空気の量を制御する
ように排気空気ダンパおよび循環空気ダンパの相対位置
を制御することを特徴とする制御システム。 - 【請求項30】請求の範囲第28項に記載の制御システム
において、コントローラは排気空気ダンパがある量閉じ
られたとき循環空気ダンパはその量だけ開かれ、排気空
気ダンパがある量開かれたとき循環空気ダンパがその量
だけ閉じられるように排気空気ダンパおよび循環空気ダ
ンパの開閉位置を制御することを特徴とする制御システ
ム。 - 【請求項31】請求の範囲第28項に記載の制御システム
において、複数の制御状態は、加熱状態と、外部空気を
伴った冷却状態と、最大外部空気を伴った機械的冷却状
態と、最少外部空気を伴った機械的冷却状態とを含むこ
とを特徴とする制御システム。
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