JP3358592B2 - キャラクタを用いた電子プレゼンテーション装置 - Google Patents
キャラクタを用いた電子プレゼンテーション装置Info
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Description
いてプレゼンテーションを行う装置に関する。
料を電子的なツールを利用してプレゼンテーションする
電子プレゼンテーションシステムが用いられている。こ
の電子プレゼンテーションシステムにおいては、発表者
はその手元にあるコンピュータの画面に表示された資料
等のプレゼンテーションデータをマウス等で操作するこ
とで、コンピュータに接続されたプロジェクター装置等
の画面上に表示される資料等のプレゼンテーションデー
タの説明を聴取者に対して行う。
配設されているコンピュータの表示画面に表示されてい
る資料中の文字や絵の箇所にマウスカーソル等を持って
きて指示をしたり、複数回続けて同じところを指示して
強調したり、グラフなどの線に沿ってマウスカーソルを
動かして(ドラッグ操作して)変化を様子を示したり、
ページめくりボタンを押下して画面を遷移させたりして
プレゼンテーションを行い、この画面と同一の内容がプ
ロジェクターなどに表示され、聴衆者は、プロジェクタ
ーなどに表示されたプレゼンテーション資料及びマウス
カーソルを見て、発表者の説明を受けることになる。
ィックスで生成した人物像を利用する技術として、例え
ば文献1(「仮想環境における自動プレゼンテーション
システム」、情報処理学会グループウェア研究会報告15
-16、p.91-p.96、1996年)の記載が参照される。該文献
1には、三次元コンピュータグラフィックスで生成した
仮想環境内に、人物像を登場させ、画面上に表示される
人物像が、発表者自身の代わりに、プレゼンテーション
を行う方式が提案されている。発表者がプレゼンテーシ
ョンを行う時に、下準備として作成する説明文を使い、
この説明文から、「この」、「あの」等の指示代名詞
や、「大きい」「丸い」などの形容詞を抽出し、仮想環
境内の対象物を特定して、人物像の動作を生成する。
ーションとは相違しているが、コンピュータ上に人物像
を登場させユーザの操作によってその人物像を動作させ
るものとして、例えば特開平7-168666号公報には、ユー
ザが身振り手振りで行った複数回の命令状態に従って、
犬キャラクタの「お手」や「お座り」などの動作をする
画像を選択的に表示する装置が提案されている。
た従来のシステムは下記記載の問題点を有している。
プロジェクター画面上で、発表者は指示棒や指を使って
指示を行ったり、強調動作を行うことができず、その結
果、聴衆者にとって、効果の低いプレゼンテーションに
なってしまう、ということである。
レゼンテーションを行うことによって、発表者は資料中
の文字や図形を、マウスカーソルによってポインティン
グして指示したり、ページめくりボタンを押下して画面
を切り替えたりするなどプレゼンテーション中にコンピ
ュータ操作を行い、該コンピュータの表示画面に対応し
た画面が、プロジェクター装置の画面に表示され、聴衆
者はプロジェクター画面の表示画面と該プロジェクター
画面上に表示されるマウスカーソルを見て説明を受ける
ことになり、発表者の指示棒や指を使って指示を行う動
作をプロジェクター装置の画面上で表示することができ
ないためである。
にコンピュータグラフィックスで生成した人物像を利用
する技術において、プレゼンテーション中の聴衆者の反
応や質問に応じて説明の流れや指示項目を変更した場合
に、資料を説明するキャラクタの動作は元々のシナリオ
に従ったままでプレゼンテーションの変更に応じた対応
ができない、ということである。前記文献1(「仮想環
境における自動プレゼンテーションシステム」、情報処
理学会グループウェア研究会報告15-16、p.91-p.96、19
96年)等に記載された方法では、あらかじめ用意してお
いた説明文に従って、キャラクタの動作が生成されるた
め、毎回同じプレゼンテーション内容となり、発表者が
聴衆者に合わせて指示する箇所や強調する箇所を変えて
も、これに合わせた動作をキャラクタに行わせることは
出来ない。
中にキャラクタの動作を入力する場合に、発表者が資料
を説明するときに行っている自然な動作以外の特別な手
段を用いなければならない、ということである。
赤外線スイッチの前に手をおいて反射させる回数を入力
手段としており、プレゼンテーション中に行う、資料中
の図や文字をマウスカーソルでポインティングしたり、
複数回続けて同じところをポインティングして強調した
り、グラフなどの線に沿ってマウスカーソルをドラッグ
して変化の様子を示したりするような自然な動作とは別
に、キャラクタを動作させるための特別な手の動き(操
作)が必要となり、余計な動作に気を取られ、本来のプ
レゼンテーションに集中できないことになり、不都合で
ある。
なされたものであって、その目的は、発表者が会議など
で電子プレゼンテーションを行っている際に、画面に人
物像などのキャラクタを登場させ、発表者が自分のコン
ピュータ画面で資料中の文字や図形を指示したり強調し
たりするときに行う自然な動作に連動してキャラクタが
動作を行い、聴衆者に効果的なプレゼンテーションを行
うことを可能とする装置を提供することにある。
手段を用いることなく、聴衆者の反応に沿った効果的な
プレゼンテーションを行うことを可能とする電子プレゼ
ンテーション装置を提供することにある。
明の電子プレゼンテーション装置は、会議などで説明用
の資料を電子的なツールを利用してプレゼンテーション
する際に、画面に人物像などのキャラクタが登場して、
発表者の操作に応じてキャラクタが動作し、プレゼンテ
ーションを効果的に行うようにしたものである。
ンテーション画面にキャラクタを表示させるシステムで
あって、発表者の操作を入力する手段と、プレゼンテー
ションデータを入力する手段と、発表者の入力命令に応
じて、前記プレゼンテーションデータ画面を制御し、プ
レゼンテーションデータに関する画面情報を算出するプ
レゼンテーションデータ制御手段と、発表者の入力操作
をキャラクタの動作に関連付けするための対応表を記憶
したプレゼンテーション方式記憶部と、前記プレゼンテ
ーション方式記憶部を参照して、前記キャラクタの動作
の種類を決定し、前記キャラクタの動作表示に必要な情
報を算出する制御手段と、前記キャラクタのモデルデー
タ及び動作データを記憶しているキャラクタデータ記憶
部と、前記キャラクタの動作、及び必要に応じて表情の
生成を制御するキャラクタ制御手段と、前記プレゼンテ
ーション画面及び前記キャラクタを表示する表示手段
と、を備える。
段と、前記プレゼンテーション画面及び前記キャラクタ
を表示する表示手段とが互いに離間して配設されるとと
もに通信接続され、前記プレゼンテーション画面及び前
記キャラクタを表示する前記表示手段上では、前記キャ
ラクタが画面上でプレゼンテーションを行う。
する。本発明の電子プレゼンテーション装置は、マウス
等の発表者入力部(1)と、フロッピーディスクドライ
ブ(FDD)等のプレゼンテーションデータ入力部
(2)と、発表者のマウスクリックやボタン押下などの
入力命令によりプレゼンテーションデータ画面を制御
し、キャラクタの動作に必要な数値を算出するプレゼン
テーションデータ制御部(3)と、発表者の入力命令を
キャラクタの動作に関連づけるための対応表を記憶した
プレゼンテーション方式記憶部(6)と、プレゼンテー
ション方式記憶部(6)を参照してキャラクタの動作の
種類を決定する全体制御部(7)と、キャラクタのモデ
ルデータや動作データを記憶しているキャラクタデータ
記憶部(4)と、キャラクタの動作や表情の生成を制御
するキャラクタ制御部(5)と、プレゼンテーション画
面とキャラクタを表示するプロジェクターなどの表示部
(8)を備える。
は、プレゼンテーションデータ入力部(2)から入力さ
れたプレゼンテーション用のデータを表示し、このデー
タに対して、発表者入力部(1)から入力される入力デ
ータを解析してオブジェクトの画面上の座標位置などの
情報を算出する。
キャラクタが行う動作の対応を記述したプレゼンテーシ
ョン方式記憶部(6)を参照して、キャラクタの動作の
種類を決定し、また、プレゼンテーションデータ制御部
(3)から送られたオブジェクトの座標などの情報か
ら、動作に必要な目標座標などの情報を算出する。
(7)から送信されたキャラクタの動作の種類と数値か
ら、キャラクタの動作や表情を生成する。
絵や図形オブジェクトに対するポインティングや、ペー
ジめくりボタン押下等の操作を行うと、キャラクタがプ
レゼンテーション資料を指示したり、ページをめくった
りする。
装置のように、発表者が手元のコンピュータの表示画面
で絵や図形オブジェクトに対するポインティングや、ペ
ージめくりボタン押下等の操作を行っても、聴衆者が見
ている見ている画面上では、単にマウスカーソルだけで
指示や強調が行われるだけであり、結果として、プレゼ
ンテーション効果が低くなってしまうという問題点を解
消している。
う操作に従ってキャラクタが動作するため、あらかじめ
作ったシナリオ通りにしかキャラクタを動かせずに聴衆
者の反応に応じたプレゼンテーションができないという
問題点も解消している。
ンデータに対するポインティングやボタン押下という通
常プレゼンテーション時に行う操作のため、キャラクタ
の動作入力のために特別な操作が必要とされ、本来のプ
レゼンテーションに集中できないという問題点も解消し
ている。
キャラクタ制御部(5)、全体制御部(7)はコンピュ
ータ上で実行されるプログラムによりその処理・機能が
実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒
体、もしくは通信媒体から該プログラムを読み出してコ
ンピュータで該プログラムを実行することで本発明を実
施することができる。
更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の
構成を示す図である。
マウス、スライドパッド、トラックボールなど画面の位
置を入力するためのポインティングデバイスよりなる発
表者入力部1と、フロッピードライブ等のプレゼンテー
ションデータ入力部2と、発表者のマウスクリックやボ
タンを押下などの入力命令によりプレゼンテーションデ
ータ画面を制御し、プレゼンテーションデータに関する
数値を算出するプレゼンテーションデータ制御部3と、
キャラクタのモデルデータや動作データを記憶している
キャラクタデータ記憶部4と、キャラクタデータ記憶部
4を参照してキャラクタの動作や表情の生成を制御する
キャラクタ制御部5と、発表者の入力命令とキャラクタ
が行う画面指示や強調などの動作を関連づけた対応表を
記憶したプレゼンテーション方式記憶部6と、プレゼン
テーションデータ制御部3から送られる発表者入力命令
や座標等のデータと、プレゼンテーション方式記憶部6
を対応付けて、発表者が指示したプレゼンテーション画
面中のオブジェクトをキャラクタが指示するような命令
を前記キャラクタ制御部5に送信する全体制御部7と、
プレゼンテーション画面とキャラクタを表示するプロジ
ェクターなどの表示部8と、を備えて構成されている。
なお、マウス等の発表者入力部1および、プレゼンテー
ションデータ入力部2は、発表者の手元等に配置される
コンピュータに接続され、発表者はコンピュータ上の表
示画面に表示されたプレゼンテーションデータに対し
て、発表者入力部1を用いて操作を行い、該コンピュー
タ上の表示画面に表示されたプレゼンテーションデータ
は、聴取者がみるプロジェクターなどの表示部8に表示
され、表示部8に人物等のキャラクタが表示される。
細に説明する。
ーディスク等に記録したプレゼンテーション用の電子デ
ータをプレゼンテーションデータ入力部2から入力す
る。
用しているコンピュータのディスプレイと、聴衆者が見
るプロジェクタ等の表示部8に、例えば図2に示すよう
に、文字や絵や図形の入った説明資料として表示され
る。図2は、本発明の一実施例における表示画面の一例
を模式的に示す図である。
ータには、例えば、文字オブジェクト201やイメージ
オブジェクト202や図形オブジェクト203やページ
めくりボタン204等が含まれている。
ュータ画面上に表示されたカーソルで、プレゼンテーシ
ョンデータの文字オブジェクト201や図形オブジェク
ト203をポインティングしたり、丸で囲って強調した
り、ページめくり用のコマンドボタン204を押下して
ページをめくったりすることで、プレゼンテーションを
行う。
す流れ図である。本発明の一実施例におけるプレゼンテ
ーションデータ制御部3と、全体制御部7と、キャラク
タ制御部5の動作の流れについて、図1及び図3を参照
して説明する。
レゼンテーションデータ入力部2から入力されたプレゼ
ンテーション用の電子データを表示し、このデータに対
して発表者入力部1から入力される入力データを解析す
る(ステップ301)。
ック、オブジェクトのダブルクリック、オブジェクトの
ドラッグ、ページめくりボタン押下、プレゼンテーショ
ンツールの起動などがある。
ト201の「重要項目」を説明するために、このオブジ
ェクト201にマウスカーソールを移動させて、発表者
入力部1のマウスをクリックし、ポインティング入力を
行ったものとする(図3のステップ302)。
字オブジェクトの画面情報として、文字オブジェクト2
01の左上座標(x、y)205と、オブジェクトの高
さ(h)206と、オブジェクトの幅(w)207の数
値情報を算出する(ステップ303)。
ブジェクトの左上座標と高さと幅の数値情報と、オブジ
ェクトをクリックしたという発表者の入力命令を全体制
御部7に送信する(ステップ304)。
記憶部6に記憶された、発表者の入力命令とキャラクタ
が行う動作を関連付けたプレゼンテーション方式対応表
を参照して、キャラクタの動作の種類を決定する(ステ
ップ305)。
から送られたオブジェクト201の座標位置情報から、
キャラクタの動作に必要な目標位置の座標等の数値を算
出する(ステップ306)。
ンテーション方式対応表記憶部6の内容を模式的に示し
た図である。
式対応表は、発表者入力命令と、該発表者入力命令に対
するキャラクタの動作内容とを関連付けして表形式で記
憶したものであり、例えば発表者の入力命令がオブジェ
クトのクリックならば、キャラクタがクリックされたオ
ブジェクトに近づくように歩いてきて、オブジェクトの
代表座標に向かって指示動作を行う。
発表者の入力命令がオブジェクトを複数回クリック(ダ
ブルクリック)している場合には、図5に示すように、
キャラクタがクリックされたオブジェクトの代表座標に
向かって複数回も手を打ち付けて、クリックされたオブ
ジェクトを強調して説明する。
グしている場合は、図6に示すように、キャラクタがド
ラッグしている座標位置に追随して指示動作を行う。
面のページめくりボタン押下ならば、キャラクタは図7
に示すように、プレゼンテーション画面のページを手で
めくるような動きをすることや、入力方式がプレゼンテ
ーションの起動の場合、プレゼンテーションデータの表
示と共にキャラクタが画面の外側から画面上に歩いて登
場すること、などが挙げられる。
オブジェクト201をクリックした場合、全体制御部7
は、キャラクタの動作を、「重要項目」オブジェクトに
近づくように歩いてきて、「重要項目」オブジェクトの
代表座標に対する指示動作を行うと決定する。
いう目標位置の座標(m,n)と、どこを指示するかと
いうオブジェクトの代表座標(a,b)を算出する。
レゼンテーションデータ制御部3から送信されたオブジ
ェクトの左上座標(x、y)と、オブジェクトの高さh
と、オブジェクトの幅wの値と、プレゼンテーション方
式対応表に定義されている算出式(a=x+w,b=y+h/2)か
ら求め、この座標をキャラクタが近づいてきて指示する
位置として決定する。
ェクトの代表座標(a,b)とキャラクタデータ記憶部
4に記憶されているキャラクタの上腕の長さlの数値を
使って、プレゼンテーション方式対応表に規定されてい
る算出式(m=a+l,n=b)から求める。
標をキャラクタが指示するため、図8に示すように、発
表者がオブジェクトのクリックを、803や804等の
オブジェクト上のどの位置で行っても、キャラクタが指
示する場所は、802のオブジェクトの代表座標(a,
b)となり、オブジェクトの最も適切な位置に固定され
ている。
n)と、オブジェクトの代表座標(a,b)と、キャラ
クタ動作の種類が指示であることを、キャラクタ制御部
5に送信する(ステップ307)。
や関節構造を記述したモデルデータや、各関節の回転や
移動を記述したアニメーションデータや、表情データが
記憶されているキャラクタデータ記憶部4を参照し、全
体制御部7から送信されたキャラクタ動作の種類と、歩
行の目標座標(m,n)と、オブジェクトの代表座標な
どの数値データによって、キャラクタの動作や表情を生
成する(図3のステップ308)。
や指示棒で指示する動作や、ページをめくる動作、歩く
動作などがあり、それぞれの動作に対して、関節の回転
角度や移動や動作時間の数値を対応付けておく。
体制御部7から送られる座標位置も使って、関節の回転
角度や移動や動作時間を決定する。
オブジェクト201をクリックした場合、キャラクタ制
御部5は、キャラクタが目標座標(m、n)まで歩く動
作を生成する。
タオブジェクトの代表座標(a,b)を指示する動作、
具体的には「重要項目」という文字オブジェクト201
の右端の上下2分の1あたりの位置を指や指示棒で指示
する動作を生成する。
タ制御部3で生成されたプレゼンテーションデータとキ
ャラクタ制御部で5で生成されたキャラクタとを重ね
て、表示部8に送信する(図3のステップ309)。
ータ画面と、聴衆者が見るプロジェクタ等の二系統より
なる。
行っている部屋と同一又は別の場所に設置され、全体制
御部7と表示部8をネットワーク回線でつなぎ、遠隔地
でのTV会議として用いてもよい。
子的なツールを使ってプレゼンテーションを行う際に、
発表者が手元のコンピュータ上でプレゼンテーションツ
ールを操作して実際に聴衆者が見ているプロジェクタ画
面の説明資料を指示することができなくても、キャラク
タがかわりに指示や強調動作を行っているので、効果的
なプレゼンテーションが行うことができる。
料の操作に伴ってキャラクタが動作するので、あらかじ
め作成しておいたシナリオ通りにキャラクタが動作する
のではなく、聴衆者の反応や質問に応じたプレゼンテー
ションの変更と、キャラクタの動作の変更を行うことが
できる。
ーション資料のオブジェクトをクリックしたりボタン押
下したりするという通常プレゼンテーション時に行う自
然な動作とされており、キャラクタを動作させるための
特別な入力手段の操作に邪魔されることなく、本来のプ
レゼンテーションに集中することができる。
記載の効果を奏する。
テーション画面上に、キャラクタを登場させ、発表者は
手元のコンピュータ画面上でプレゼンテーションデータ
の操作を行っていても、発表者のかわりにキャラクタが
図形オブジェクトなどの指示や強調動作を行うことで、
効果的なプレゼンテーションを行うことができる、とい
うことである。
反応や質問に応じて、指示する箇所や強調する箇所を変
えると、これに応じてキャラクタが動作するため、自由
なプレゼンテーションを行うことができる、ということ
である。
がプレゼンテーション中に自然に行うマウスクリックや
ページめくり操作にキャラクタの動作が対応付けられて
生成され、発表者がキャラクタの動作生成のために特別
な入力操作を行わずにすみ、発表者は、本来のプレゼン
テーションに集中することができる、ということであ
る。
データの一例を模式的に示す図である。
ゼンテーションデータ制御部、キャラクタ制御部の動作
を説明するための流れ図である。
方式記憶部に記憶されている、発表者の入力命令とキャ
ラクタが行う動作を対応表の一例を模式的に示す図であ
る。
画面上でキャラクタがプレゼンテーションデータを強調
する動作の例を示す図である。
画面上でキャラクタがプレゼンテーションデータの線オ
ブジェクトに沿って指示する動作の例を示す図である。
画面上でキャラクタがプレゼンテーションデータのペー
ジめくりする動作の例を示す図である。
キャラクタがオブジェクトの代表座標を指示する例を示
す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】電子的なプレゼンテーション画面にキャラ
クタを表示させる装置であって、 発表者の操作を入力する手段と、 プレゼンテーションデータを入力する手段と、 発表者の入力命令に応じて、前記プレゼンテーションデ
ータ画面を制御し、プレゼンテーションデータに関する
画面情報を算出するプレゼンテーションデータ制御手段
と、 発表者がプレゼンテーション中に行う、オブジェクトを
指示するための操作やページを移動するための操作を含
む通常の入力操作と、前記プレゼンテーション画面上の
キャラクタが行う動作とを対応付けた対応表を記憶した
プレゼンテーション方式記憶部と、 前記プレゼンテーション方式記憶部を参照して、前記キ
ャラクタの動作の種類を決定し、前記キャラクタの動作
表示に必要な情報を算出する制御手段と、 前記キャラクタのモデルデータ及び動作データを記憶し
ているキャラクタデータ記憶部と、 前記キャラクタの動作、及び必要に応じて表情の生成を
制御するキャラクタ制御手段と、 前記プレゼンテーション画面及び前記キャラクタを表示
する表示手段と、 を備えたことを特徴とする電子プレゼンテーション装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載の電子プレゼンテーション
装置において、 前記発表者用の表示手段と、前記プレゼンテーション画
面及び前記キャラクタを表示する表示手段とが互いに離
間して配設されるとともに、相互に通信接続され、前記
プレゼンテーション画面及び前記キャラクタを表示する
前記表示手段上では、前記キャラクタが画面上でプレゼ
ンテーションを行う、ことを特徴とする電子プレゼンテ
ーション装置。 - 【請求項3】電子的なプレゼンテーション画面にキャラ
クタを表示させる装置であって、 発表者の操作を入力する手段と、 プレゼンテーションデータを入力する手段と、 発表者の入力命令に応じて、前記プレゼンテーションデ
ータ画面を制御し、プレゼンテーションデータに関する
画面情報を算出するプレゼンテーションデータ制御手段
と、 発表者の入力操作をキャラクタの動作に関連付けするた
めの対応表を記憶したプレゼンテーション方式記憶部
と、 前記プレゼンテーション方式記憶部を参照して、前記キ
ャラクタの動作の種類を決定し、前記キャラクタの動作
表示に必要な情報を算出する制御手段と、 前記キャラクタのモデルデータ及び動作データを記憶し
ているキャラクタデータ記憶部と、 前記キャラクタの動作、及び必要に応じて表情の生成を
制御するキャラクタ制御手段と、 前記プレゼンテーション画面及び前記キャラクタを表示
する表示手段と、 を備え、 前記発表者が手元のコンピュータの表示画面で、絵や図
形オブジェクトに対するポインティング、ページめくり
ボタン押下操作を行うと、前記発表者の操作に連動し
て、前記プレゼンテーション画面上に表示された前記キ
ャラクタがプレゼンテーション資料の指示をしたり、ペ
ージをめくる動作を行なうように制御することを特徴と
する電子プレゼンテーション装置。 - 【請求項4】発表者の操作を入力する入力部と、 プレゼンテーションデータを入力する入力部と、 キャラクタのモデルデータ及び動作データを記憶してい
るキャラクタデータ記憶部と、 発表者がプレゼンテーション中に行う、オブジェクトを
指示するための操作やページを移動するための操作を含
む通常の入力操作と、前記キャラクタが行う動作とを対
応付けた対応表を記憶したプレゼンテーション方式記憶
部と、 前記プレゼンテーション画面及び前記キャラクタを表示
する表示部と、 を備え、前記プレゼンテーション画面にキャラクタを表
示させる装置であって、 (a)発表者の入力命令に応じて、前記プレゼンテーシ
ョンデータ画面を制御し、プレゼンテーションデータに
関する画面情報を算出する処理と、 (b)前記プレゼンテーション方式記憶部を参照して、
前記キャラクタの動作の種類を決定し、前記キャラクタ
の動作表示に必要な情報を算出する処理と、 (c)前記キャラクタの動作、及び必要に応じて表情の
生成を制御する処理と、 の前記(a)乃至(c)の処理をコンピュータで実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項5】発表者の表示端末におけるプレゼンテーシ
ョンデータに対するポインティング操作入力を解析し、
前記発表者がプレゼンテーション中に行う、オブジェク
トを指示するための操作やページを移動するための操作
を含む通常の入力操作と、プレゼンテーション画面上の
キャラクタが行う動作とを予め対応させて記憶した記憶
部を参照してキャラクタの動作の種類を決定し、前記プ
レゼンテーション画面上に表示されるキャラクタが、前
記発表者の操作入力に対応した動作を行なうように制御
する手段を備えたことを特徴とする電子プレゼンテーシ
ョン装置。 - 【請求項6】発表者の表示端末におけるプレゼンテーシ
ョンデータに対するポインティング操作入力を解析し、
前記発表者の操作入力とキャラクタが行う動作を予め対
応させて記憶した記憶部を参照してキャラクタの動作の
種類を決定し、プレゼンテーション画面上に表示される
キャラクタが、前記発表者の操作入力に対応した動作を
行なうように制御する手段を備え、 前記発表者がプレゼンテーションデータの所定のオブジ
ェクトをクリックした場合、前記プレゼンテーション画
面に表示されるキャラクタを、前記オブジェクトに近づ
くように動作させるとともに、前記オブジェクトの代表
座標に対する指示動作を行うように動作させる、ことを
特徴とする電子プレゼンテーション装置。 - 【請求項7】発表者の表示端末におけるプレゼンテーシ
ョンデータに対するポインティング操作入力を解析し、
前記発表者の操作入力とキャラクタが行う動作を予め対
応させて記憶した記憶部を参照してキャラクタの動作の
種類を決定し、プレゼンテーション画面上に表示される
キャラクタが、前記発表者の操作入力に対応した動作を
行なうように制御する手段を備え、 前記発表者がプレゼンテーションデータの所定のオブジ
ェクトを連続クリックした場合、前記プレゼンテーショ
ン画面に表示されるキャラクタが、前記オブジェクトの
代表座標に対して複数回たたく動作を行うように動作さ
せる、ことを特徴とする電子プレゼンテーション装置。 - 【請求項8】発表者の表示端末におけるプレゼンテーシ
ョンデータに対するポインティング操作入力を解析し、
前記発表者の操作入力とキャラクタが行う動作を予め対
応させて記憶した記憶部を参照してキャラクタの動作の
種類を決定し、プレゼンテーション画面上に表示される
キャラクタが、前記発表者の操作入力に対応した動作を
行なうように制御する手段を備え、 前記発表者がプレゼンテーションデータの所定のオブジ
ェクトをドラッグした場合、前記プレゼンテーション画
面に表示されるキャラクタがドラッグされた画面座標を
追随して指示するように動作させ、前記発表者がページ
めくり操作を行なった際には、前記プレゼンテーション
画面に表示されるキャラクタがページめくりを行なう、
ことを特徴とする電子プレゼンテーション装置。
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JP18847799A JP3358592B2 (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | キャラクタを用いた電子プレゼンテーション装置 |
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1999
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