JPH1166351A - 3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法および装置とオブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法および装置とオブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH1166351A
JPH1166351A JP9220476A JP22047697A JPH1166351A JP H1166351 A JPH1166351 A JP H1166351A JP 9220476 A JP9220476 A JP 9220476A JP 22047697 A JP22047697 A JP 22047697A JP H1166351 A JPH1166351 A JP H1166351A
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JP
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dimensional virtual
distance
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JP9220476A
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English (en)
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Akihisa Kawanobe
彰久 川野辺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余計な操作手順を必要とすることなく、自然
な動作でオブジェクトを扱うことができる3次元仮想空
間内部におけるオブジェクト動作制御方法および装置と
オブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体を
提供する。 【解決手段】 表示装置に表示された3次元仮想空間表
示画面45においてオブジェクト33をマウスカーソル
41でクリックして選択した場合に該オブジェクト33
がユーザを表すアバタ31から離れている場合には、ア
バタ31がオブジェクト33に近寄る。このように両者
が近寄って、アバタ31とオブジェクト33との距離が
短くなった状態でオブジェクト33をマウスカーソル4
1で選択してクリックすると、該オブジェクト33は目
的の動作が起動されるというようにオブジェクトとアバ
タとの位置関係に応じた動作が起動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元仮想空間維
持システムにおける動作シミュレーションに関し、更に
詳しくは、表示装置上に表示される3次元仮想空間にユ
ーザを表すアイコンであるアバタを表示し、該アバタの
位置を制御し得るとともに、3次元仮想空間に表示され
るオブジェクトをユーザが選択し、この選択したオブジ
ェクトの動作を起動する3次元仮想空間内部におけるオ
ブジェクト動作制御方法および装置とオブジェクト動作
制御プログラムを記録した記録媒体に関する。特に、本
発明は、仮想空間を利用した情報閲覧、共同作業等のア
プリケーションを実現する際に利用される技術に関し、
例えば分散型の共有空間のユーザインタフェースにグラ
フィックスを利用したアプリケーションがあり、対象オ
ブジェクトとの距離や状態に依存した適切な操作しやす
い環境を作り出すことを可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9(a),(b)を参照して、従来の
3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法
について説明する。同図は3次元仮想空間閲覧用クライ
アントの表示装置に表示された画面を示しており、31
は該表示装置に表示されたユーザを表す3次元のアイコ
ンであるアバタを示し、33は該表示装置に表示された
対象オブジェクト、同図では一例として砂時計を示して
いる。また、35は該表示装置に表示されたオブジェク
トの起動可能な動作を示し、35aはアバタ31がオブ
ジェクト33に近寄る動作を示し、35bはオブジェク
ト33である砂時計をひっくり返す動作を示している。
【0003】図9(a)において表示装置に表示される
3次元仮想空間では、アバタ31とオブジェクト33と
の間の距離が離れ、オブジェクト33の表示は小さすぎ
て動作の起動後の様子を確認することができないので、
ユーザは符号35aで示す「近寄る」という動作を表示
画面上で選択して、アバタ31をオブジェクトに近づけ
る。この結果、ユーザはアバタ31を図9(b)に示す
ようにオブジェクト33に十分近づけ、オブジェクト3
3である砂時計は大きく表示される。この状態におい
て、ユーザは符号35bで示す「ひっくり返す」を選択
すると、オブジェクト33の砂時計はひっくり返ること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方
法では、アバタ31をオブジェクト33に近づけるため
の「近寄る」という動作とオブジェクト33に目的の動
作を行わせるべく起動するための「ひっくり返す」とい
う動作の2段階の動作をユーザは選択する必要があるた
め、ユーザは単純な操作で状況に応じた動作を起動でき
ず、その都度動作を選択する必要があり、余計な操作手
順を学ぶ必要があるという煩雑な問題がある。
【0005】また、3次元仮想空間内で操作対象物であ
るオブジェクトを扱う場合には、実世界で自然に対象位
置まで移動して動作を実行するなどの手順が人間が自然
に行うものとギャップがあり、面倒であるという問題が
ある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、余計な操作手順を必要とする
ことなく、自然な動作でオブジェクトを扱うことができ
る3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方
法および装置とオブジェクト動作制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、表示装置上に表示される
3次元仮想空間にユーザを表すアイコンであるアバタを
表示し、該アバタの位置を制御し得るとともに、3次元
仮想空間に表示されるオブジェクトをユーザが選択し、
この選択したオブジェクトの動作を起動する3次元仮想
空間内部におけるオブジェクト動作制御方法であって、
前記選択したオブジェクトと前記アバタとの位置関係に
応じて前記オブジェクト毎に付与されている動作を起動
させることを要旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、ユーザ
が選択した3次元仮想空間のオブジェクトとアバタとの
位置関係に応じてオブジェクト毎に付与されている動作
を起動させるため、ユーザが動作を選択する手間を省略
することができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記位置関係に応じて動作を起動
する処理が、前記オブジェクトと前記アバタとの距離に
応じて動作を起動することを要旨とする。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとアバタとの距離に応じて動作を起動するため、
距離に応じた適切な動作をユーザが選択する手間を省略
することができる。
【0011】更に、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の発明において、前記距離に応じて動作を起動する
処理が、前記オブジェクトと前記アバタとの距離を複数
の区間に分け、区間毎に対応する前記オブジェクトの動
作を設定し、前記距離に対応する区間に応じた動作を起
動することを要旨とする。
【0012】請求項3記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとアバタとの距離を複数の区間に分け、区間毎に
対応するオブジェクトの動作を設定し、距離に対応する
区間に応じた動作を起動するため、オブジェクトとアバ
タとの距離に対応する区間に応じた適切な動作をユーザ
が選択する手間を省略することができる。
【0013】請求項4記載の本発明は、表示装置上でユ
ーザが3次元仮想空間内部のオブジェクトを選択し、こ
の選択したオブジェクトの動作を起動する3次元仮想空
間内部におけるオブジェクト動作制御方法であって、前
記オブジェクトと前記3次元仮想空間内におけるユーザ
の視界を決定するカメラとの位置関係に応じて前記オブ
ジェクト毎に付与されている動作を起動することを要旨
とする。
【0014】請求項4記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトと3次元仮想空間内におけるユーザの視界を決定
するカメラとの位置関係に応じてオブジェクト毎に付与
されている動作を起動するため、ユーザが動作を選択す
る手間を省略することができる。
【0015】また、請求項5記載の本発明は、請求項4
記載の発明において、前記位置関係に応じて動作を起動
する処理が、前記オブジェクトと前記カメラとの距離に
応じて動作を起動することを要旨とする。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとカメラとの距離に応じて動作を起動するため、
ユーザが動作を選択する手間を省略することができる。
【0017】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記距離に応じて動作を起動する
処理が、前記オブジェクトと前記カメラとの距離を複数
の区間に分け、区間毎に対応する前記オブジェクトの動
作を設定し、前記距離に対応した区間に応じた動作を起
動することを要旨とする。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとカメラとの距離を複数の区間に分け、区間毎に
対応するオブジェクトの動作を設定し、距離に対応した
区間に応じた動作を起動するため、ユーザが動作を選択
する手間を省略することができる。
【0019】請求項7記載の本発明は、表示装置上に表
示される3次元仮想空間でアバタの位置を制御し得ると
ともに、3次元仮想空間に表示されるオブジェクトを選
択し、この選択したオブジェクトの動作を起動する3次
元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法であ
って、前記選択したオブジェクトと前記アバタとの位置
関係および前記オブジェクトと前記3次元仮想空間内に
おけるユーザの視界を決定するカメラとの位置関係に応
じて前記オブジェクトに付与されている動作を起動する
ことを要旨とする。
【0020】請求項7記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとアバタとの位置関係およびオブジェクトとユー
ザの視界を決定するカメラとの位置関係に応じてオブジ
ェクトに付与されている動作を起動するため、ユーザが
動作を選択する手間を省略することができる。
【0021】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記動作の起動が、前記オブジェ
クトと前記アバタとの距離および前記オブジェクトと前
記カメラとの距離に応じて動作を起動することを要旨と
する。
【0022】請求項8記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとアバタとの距離およびオブジェクトとカメラと
の距離に応じて動作を起動するため、ユーザが動作を選
択する手間を省略することができる。
【0023】更に、請求項9記載の本発明は、請求項8
記載の発明において、前記動作の起動が、前記オブジェ
クトと前記アバタとの距離および前記オブジェクトと前
記カメラとの距離をそれぞれ複数の区間に分け、区間毎
に対応する前記オブジェクトの動作を設定し、前記距離
に対応する区間に応じて動作を起動することを要旨とす
る。
【0024】請求項9記載の本発明にあっては、オブジ
ェクトとアバタとの距離およびオブジェクトとカメラと
の距離をそれぞれ複数の区間に分け、区間毎に対応する
オブジェクトの動作を設定し、距離に対応する区間に応
じて動作を起動するため、ユーザが動作を選択する手間
を省略することができる。
【0025】請求項10記載の本発明は、表示装置上に
表示される3次元仮想空間でアバタの位置を制御し得る
とともに、3次元仮想空間に表示されるオブジェクトを
ユーザが選択し、この選択したオブジェクトの動作を起
動する3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制
御装置であって、前記3次元仮想空間内部での前記オブ
ジェクトの第1座標と前記アバタの第2座標を格納する
座標記憶手段と、前記第1座標と第2座標との距離を計
算する距離計算手段と、この計算した距離を所定の基準
値と比較する比較手段と、この比較結果に基づき前記オ
ブジェクトに付与されている動作を起動する起動手段と
を有することを要旨とする。
【0026】請求項10記載の本発明にあっては、オブ
ジェクトの第1座標とアバタの第2座標との距離を計算
し、この計算した距離を所定の基準値と比較し、この比
較結果に基づきオブジェクトに付与されている動作を起
動するため、ユーザが動作を選択する手間を省略するこ
とができる。
【0027】また、請求項11記載の本発明は、表示装
置上に表示される3次元仮想空間でユーザがオブジェク
トを選択し、この選択したオブジェクトの動作を起動す
る3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御装
置であって、前記3次元仮想空間内部での前記オブジェ
クトの第1座標と前記3次元仮想空間内におけるユーザ
の視界を決定するカメラの第3座標を格納する座標記憶
手段と、前記第1座標と前記第3座標との距離を計算す
る距離計算手段と、前記距離を所定の基準値と比較する
比較手段と、この比較結果に基づき前記オブジェクトに
付与されている動作を起動する起動手段とを有すること
を要旨とする。
【0028】請求項11記載の本発明にあっては、オブ
ジェクトの第1座標とユーザの視界を決定するカメラの
第3座標との距離を計算し、この計算した距離を所定の
基準値と比較し、この比較結果に基づきオブジェクトに
付与されている動作を起動するため、ユーザが動作を選
択する手間を省略することができる。
【0029】更に、請求項12記載の本発明は、表示装
置上に表示される3次元仮想空間でアバタの位置を制御
し得るとともに、3次元仮想空間に表示されるオブジェ
クトをユーザが選択し、この選択したオブジェクトの動
作を起動する3次元仮想空間内部におけるオブジェクト
動作制御装置であって、前記3次元仮想空間内部での前
記オブジェクトの第1座標、前記アバタの第2座標、お
よび3次元仮想空間内におけるユーザの視界を決定する
カメラの第3座標を格納する座標記憶手段と、前記第1
座標と第2座標との第1の距離を計算する第1の距離計
算手段と、前記第1座標と第3座標との第2の距離を計
算する第2の距離計算手段と、前記第1の距離を第1の
所定の基準値と比較する第1の比較手段と、前記第2の
距離を第2の所定の基準値と比較する第2の比較手段
と、前記第1および第2の比較手段の比較結果に基づき
前記オブジェクトに付与されている動作を起動する起動
手段とを有することを要旨とする。
【0030】請求項12記載の本発明にあっては、オブ
ジェクトの第1座標とアバタの第2座標との第1の距離
およびオブジェクトと第1座標とユーザの視界を決定す
るカメラの第3座標との第2の距離を計算し、この計算
した第1の距離を第1の所定の基準値と比較し、第2の
距離を第2の所定の基準値と比較し、第1および第2の
比較手段の比較結果に基づきオブジェクトに付与されて
いる動作を起動するため、ユーザが動作を選択する手間
を省略することができる。
【0031】請求項13記載の本発明は、請求項10乃
至12のいずれかに記載の発明において、前記起動手段
が、前記オブジェクトに付与されている動作を起動する
起動手順を記述したプログラムを格納した動作記憶手段
を有することを要旨とする。
【0032】請求項13記載の本発明にあっては、プロ
グラムに記述された起動手順に従ってオブジェクトの動
作を起動する。
【0033】また、請求項14記載の本発明は、3次元
仮想空間内のオブジェクトの動作を起動するオブジェク
ト動作制御プログラムを記録した記録媒体であって、前
記オブジェクトとアバタとの位置関係および前記オブジ
ェクトとカメラとの位置関係を測定させ、この測定した
位置関係に応じてオブジェクト毎に付与されている動作
を起動させることを要旨とする。
【0034】請求項14記載の本発明にあっては、オブ
ジェクトとアバタとの位置関係およびオブジェクトとカ
メラとの位置関係を測定させ、この測定した位置関係に
応じてオブジェクト毎に付与されている動作を起動させ
るオブジェクト動作制御プログラムを記録媒体として記
録しているので、該記録媒体を用いて、その流通性を高
めることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施形態に係る3次元
仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法を実施
するオブジェクト動作制御装置の構成を示すブロック図
である。同図に示すオブジェクト動作制御装置は、表示
装置上に表示される3次元仮想空間にユーザを表すアイ
コンであるアバタを表示し、該アバタの位置を制御する
とともに、3次元仮想空間に表示されるオブジェクトを
ユーザが選択し、この選択したオブジェクトの動作を起
動するものであり、表示装置に表示される3次元仮想空
間に示されるユーザを表すアバタの視点の位置を取得す
るユーザ視点位置取得手段1、3次元仮想空間に表示さ
れるオブジェクトの位置データを取得するオブジェクト
位置データ取得手段3、ユーザ視点位置取得手段1から
のユーザ視点位置とオブジェクト位置データ取得手段3
からのオブジェクト位置とからユーザ視点とオブジェク
トとの間の相対距離を算出する相対距離算出手段5、3
次元仮想空間に表示されるオブジェクトを選択するオブ
ジェクト選択手段7、この選択されたオブジェクトおよ
び前記相対距離算出手段5で算出された距離に基づいて
オブジェクトの起動すべき動作を選択するオブジェクト
動作選択手段9、該オブジェクト動作選択手段9で選択
されたオブジェクトの起動すべき動作を受け取り、この
起動すべき動作を表示装置に表示された3次元仮想空間
上でオブジェクトに行わせるべく起動してユーザに提示
するネットワーク管理手段11、表示画面上の3次元仮
想空間に表示されるオブジェクトをマウスによってクリ
ックして選択するマウス・キーボード入力手段13、こ
のマウス・キーボード入力手段13で選択されたオブジ
ェクト情報を入力されるとともに、複数のオブジェクト
のデータ17、該オブジェクトの位置属性19、オブジ
ェクト動作21を記憶管理しているオブジェクト管理手
段15から構成されている。
【0037】このように構成される3次元仮想空間内部
におけるオブジェクト動作制御装置では、例えば図3
(a)に示すように表示装置の画面に表示された3次元
仮想空間45に示されるオブジェクト33をユーザがマ
ウス・キーボード入力手段13の制御によりマウスによ
るユーザのアイコンであるマウスカーソル41でクリッ
クして選択すると、この選択されたオブジェクト情報は
オブジェクト管理手段15に送られ、該オブジェクト管
理手段15で記憶管理している複数のオブジェクトデー
タのうちのマウスでクリックされたオブジェクトのデー
タがオブジェクト選択手段7で選択される。この選択さ
れたオブジェクトのデータはオブジェクト動作選択手段
9およびオブジェクト位置データ取得手段3に供給さ
れ、オブジェクト位置データ取得手段3ではこの選択さ
れたオブジェクトの位置データが取得されて相対距離算
出手段5に入力される。
【0038】相対距離算出手段5はこのオブジェクトの
位置データとユーザ視点位置取得手段1から入力される
オブジェクトの視点位置データとからオブジェクトと視
点位置との相対距離を算出する。この算出した距離情報
をオブジェクト動作選択手段9に入力する。オブジェク
ト動作選択手段9は、選択されたオブジェクトのデータ
と相対距離算出手段5からの距離情報とから、選択され
たオブジェクトが起動されるべき動作を選択し、ネット
ワーク管理手段11に供給する。ネットワーク管理手段
11はこの起動すべき動作を表示装置に表示された3次
元仮想空間上でオブジェクトに行わせるべく起動してユ
ーザに提示する。
【0039】次に、図3(a),(b)に示す3次元仮
想空間の表示画面を参照しながら、図2に示すフローチ
ャートに従って本実施形態のオブジェクト動作制御装置
の作用を説明する。
【0040】図3(a)は本実施形態のオブジェクト動
作制御装置によって表示装置に表示される3次元仮想空
間表示画面45を示しているが、この表示画面45は初
期時刻t=0の初期画面であり、この初期画面にはユー
ザを表すアイコンであるアバタ31、動作を起動すべき
対象であるオブジェクト33、マウス・キーボード入力
手段13のマウスによって表示される矢印であるマウス
カーソル41が表示されており、この初期画面では対象
オブジェクト33はアバタ31から離れていて小さく表
示されている。
【0041】ところで、対象オブジェクト毎に対象オブ
ジェクトとアバタ(または後述するようにオブジェクト
をとらえる視点のカメラ)との位置関係に応じて該オブ
ジェクトが起動されるべき動作が予め設定されて、図1
に示したようにオブジェクト管理手段15に記憶管理さ
れている(図2のステップS11)。
【0042】このような状態において、図3(a)に示
すようにマウス・キーボード入力手段13によるマウス
によりユーザがマウスカーソル41によってオブジェク
ト33を指定して選択すると(ステップS13)、この
選択されたオブジェクト33の情報がオブジェクト管理
手段15に入力され、該オブジェクト33の起動すべき
動作が選択され、オブジェクト選択手段7を介してオブ
ジェクト動作選択手段9に入力されるとともに、また上
述したように相対距離算出手段5により該オブジェクト
33とアバタ31との位置関係もオブジェクト動作選択
手段9に入力される。この結果、アバタ31とオブジェ
クト33との位置関係に応じて予めオブジェクト管理手
段15に設定された動作が自動的に起動される(ステッ
プS15)。
【0043】更に詳しくは、図3(a)に示す3次元仮
想空間表示画面45では、オブジェクト33はアバタ3
1から離れて小さく表示されていて、対象オブジェクト
33の内容および起動の様子をよく確認することができ
ないが、このようにオブジェクト33がアバタ31から
離れて小さい場合には、本実施形態ではアバタ31とオ
ブジェクト33の位置関係から両者が離れていることを
識別し、これによりアバタ31をオブジェクト33に近
寄らせ、図3(b)に示すようにオブジェクト33をア
バタ31に近づけて大きく表示し、この大きく表示され
たオブジェクト33に対して目的の動作を起動するよう
になっている。なお、図3(b)に示すように、アバタ
31がオブジェクト33に近づいた状態においてユーザ
がマウスカーソル41でオブジェクト33の動作を起動
すると、アバタ31とオブジェクト33との近接した位
置関係により、オブジェクト33はオブジェクト管理手
段15に記憶管理されていた「ひっくり返す」という動
作が選択され、図示のようにオブジェクト33である砂
時計がひっくり返る動作が行われる。
【0044】このようにアバタ31とオブジェクト33
との距離に応じてオブジェクト33に目的とする動作を
行わせる処理について図4に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0045】図3(a)に示すように、アバタ31とオ
ブジェクト33とが離れている状態においてユーザが3
次元仮想空間表示画面45上でマウスカーソル41によ
りオブジェクト33をクリックして選択すると(図4の
ステップS21)、パラメータiが0に初期化されると
ともに(ステップS23)、前記相対距離算出手段5に
よりアバタ31とオブジェクト33との距離dが計算さ
れ、この距離dが予め定義された距離Di (D0 )より
小さいか否かチェックされる(ステップS25)。そし
て、アバタ31とオブジェクト33との距離dが所定の
距離Di より小さい場合には、パラメータiを+1イン
クリメントし(ステップS27)、該パラメータiが所
定の値Nより大きいか否かが判定される(ステップS2
9)。パラメータiがNより小さい間は、ステップS2
5に戻って同じ動作を繰り返し、アバタ31とオブジェ
クト33との距離dが所定の距離Di より小さくなるま
で同じ処理を繰り返し行うとともに、この繰り返し動作
の間、アバタ31は「オブジェクト33に接近する」と
いう動作が選択され、これによりアバタ31はオブジェ
クト33に接近すべく移動する動作を行い、アバタ31
は徐々にオブジェクト33に近づき、この結果時刻t=
Tにおいて図3(b)に示すようにオブジェクト33に
接近する。
【0046】このようにして、アバタ31がオブジェク
ト33に接近して、アバタ31とオブジェクト33との
距離dが所定の距離範囲、すなわちDi-1 とDi の間
(Di- 1 ≦d<Di )になると(ステップS31)、こ
の接近した距離に応じた動作として「ひっくり返る」と
いう動作が選択され、オブジェクト33の砂時計は図3
(b)において矢印43で示すようにひっくり返る動作
を行うことになる。
【0047】次に、図5(a),(b)は、本発明の他
の実施形態に係るオブジェクト動作制御方法を説明する
ための3次元仮想空間表示画面47を示す図である。図
5は図3においてユーザを表すアバタ31の代わりに3
次元仮想空間において仮想的に表されているカメラ位置
49を丸印で示している点のみが異なるものであり、図
5(a)はカメラ位置49がオブジェクト33から離れ
ている場合であり、図5(b)はカメラ位置49がオブ
ジェクト33に接近している場合を示している。図5に
おいて、ユーザは表示装置に表示された3次元仮想空間
表示画面47を見ていて、時刻t=0の初期時点ではオ
ブジェクト33の存在する仮想空間にアクセスしてい
る。なお、図5においてはアバタの位置とカメラ位置4
9が一致していて、自アバタは見えないものとする。
【0048】図6に示すフローチャートを参照して、図
5に示す実施形態の作用を説明する。図5(a)に示す
ように、カメラ位置49とオブジェクト33とが離れて
いる状態においてユーザが3次元仮想空間表示画面47
上でマウスカーソル41によりオブジェクト33をクリ
ックして選択し(図6のステップS41)、パラメータ
iが0に初期化され(ステップS43)、相対距離算出
手段5によりカメラ位置49とオブジェクト33との距
離dが計算され、この距離dが予め定義された距離Di
より小さいか否かチェックされる(ステップS45)。
そして、カメラ位置49とオブジェクト33との距離d
が所定の距離Di より小さい場合には、パラメータiを
+1インクリメントし(ステップS47)、該パラメー
タiが所定の値Nより大きいか否かが判定される(ステ
ップS49)。パラメータiがNより小さい間は、ステ
ップS45に戻って同じ動作を繰り返し、カメラ位置4
9とオブジェクト33との距離dが所定の距離Di より
小さくなるまで同じ処理を繰り返し行うとともに、この
繰り返し動作の間、カメラ位置49は「オブジェクト3
3に接近する」という動作が選択され、これによりカメ
ラ位置49はオブジェクト33に接近すべく移動する動
作を行い、カメラ位置49は徐々にオブジェクト33に
近づき、この結果時刻t=Tにおいて図3(b)に示す
ようにオブジェクト33に接近する。
【0049】このようにして、カメラ位置49がオブジ
ェクト33に接近して、カメラ位置49とオブジェクト
33との距離dが所定の距離範囲、すなわちDi-1 とD
i の間(Di-1 ≦d<Di )になると(ステップS5
1)、この接近した距離に応じた動作として「ひっくり
返る」という動作が選択され、オブジェクト33の砂時
計は図5(b)において矢印43で示すようにひっくり
返る動作を行うことになる。
【0050】図7(a),(b)は、本発明の別の実施
形態に係るオブジェクト動作制御方法を説明するための
3次元仮想空間表示画面を示す図である。本実施形態
は、オブジェクトに対するアバタの視野角に応じて動作
を起動する場合を示しており、図7(a),(b)にお
いて3次元仮想空間表示画面45にはユーザを表すアバ
タ31が表示され、このアバタ31の目の位置にカメラ
61が設けられるとともに、アバタ31の前方には同一
形状および機能の消火栓を示す2つのオブジェクト63
および67が位置を異にして表示されている。また、図
7(a)において、65はカメラ61の正面からの角度
を示し、69はアバタ31の視野角を示している。
【0051】ここで、ユーザがカメラ61の正面から角
度65に入るオブジェクト63をマウス・キーボード入
力手段13によるマウスカーソルで選択してクリックす
ると、該オブジェクトの「消火栓を使用する」という動
作が起動される。また、この前段階において、カメラ6
1の正面からの角度65に入られないオブジェクト67
をマウスカーソルで選択してクリックすると、アバタ3
1はこのオブジェクト67の方を向くことになる。
【0052】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、図7に示す実施形態の作用を説明する。図7におい
て、3次元仮想空間表示画面45に表示された消火栓で
あるオブジェクト63または67をマウスカーソルで選
択してクリックすると、この選択したオブジェクトがア
バタ31の視野内に捕らえられ、アバタ31はそのオブ
ジェクトの方向を向く(ステップS61)。この選択し
たオブジェクトの動作を起動するために更にマウスカー
ソルで該オブジェクトをクリックすると(ステップS6
3)、3次元仮想空間45を映し出しているカメラ61
の正面からユーザが選択したオブジェクトまでの角度
(φ)が計算される(ステップS65)。それから、パ
ラメータiおよび比較角度θ0 がそれぞれ0に初期化さ
れる(ステップS67)。
【0053】そして、上述したように計算したカメラ6
1の正面から選択したオブジェクトまでの角度φがθi
と比較されるとともに、またパラメータiが所定の値N
と比較され(ステップS69)、角度φが比較角度θi
より小さい場合には、この比較角度θi に対応する動作
を実施すべくオブジェクトは起動され、例えばユーザが
オブジェクトである消火栓を使用する動作が起動される
(ステップS73)。また、ステップS69の比較にお
いて、パラメータiが所定の値N以上である場合にも、
同様に比較角度θi に対応する動作を実施すべくオブジ
ェクトは起動され、例えばユーザがオブジェクトである
消火栓を使用する動作が起動される(ステップS7
3)。一方、角度φが比較角度θi より小さくなり、ま
たパラメータiが所定の値N以上でない場合には、パラ
メータiが+1インクリメントされるとともに、その都
度アバタ31の向きが移動して、カメラ61の正面から
オブジェクトまでの角度φが計算され、この計算された
角度で同じ動作が繰り返される(ステップS71)。そ
して、この繰り返し動作において、角度φが比較角度θ
i より小さくなるかまたはパラメータiが所定の値N以
上になると、比較角度θi に対応する動作を実施すべく
オブジェクトは起動され、例えばユーザがオブジェクト
である消火栓を使用する動作が起動される(ステップS
73)。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが選択した3次元仮想空間のオブジェクトとアバ
タとの位置関係に応じてオブジェクト毎に付与されてい
る動作を起動させるので、オブジェクトを扱う動作を自
然な動作に近づけることができるとともに、距離や状態
に依存した適切な動作をユーザが選択する手間を省略
し、その手順を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る3次元仮想空間内部
におけるオブジェクト動作制御方法を実施するオブジェ
クト動作制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すオブジェクト動作制御装置の作用を
示すフローチャートである。
【図3】図1の実施形態のオブジェクト動作制御装置に
よって表示装置に表示される3次元仮想空間表示画面を
示す図である。
【図4】図1の実施形態のオブジェクト動作制御装置に
よって表示装置に表示される3次元仮想空間表示画面に
おいてアバタとオブジェクトとの距離に応じてオブジェ
クトに目的の動作を行わせる処理を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るオブジェクト動作
制御方法を説明するための3次元仮想空間表示画面を示
す図である。
【図6】図5の実施形態の作用を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の別の実施形態に係るオブジェクト動作
制御方法を説明するための3次元仮想空間表示画面を示
す図である。
【図8】図7の実施形態の作用を示すフローチャートで
ある。
【図9】従来の3次元仮想空間内部におけるオブジェク
ト動作制御方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ユーザ視点位置取得手段 3 オブジェクト位置データ取得手段 5 相対距離算出手段 7 オブジェクト選択手段 9 オブジェクト動作選択手段 11 ネットワーク管理手段 13 マウス・キーボード入力手段 15 オブジェクト管理手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置上に表示される3次元仮想空間
    にユーザを表すアイコンであるアバタを表示し、該アバ
    タの位置を制御し得るとともに、3次元仮想空間に表示
    されるオブジェクトをユーザが選択し、この選択したオ
    ブジェクトの動作を起動する3次元仮想空間内部におけ
    るオブジェクト動作制御方法であって、前記選択したオ
    ブジェクトと前記アバタとの位置関係に応じて前記オブ
    ジェクト毎に付与されている動作を起動させることを特
    徴とする3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記位置関係に応じて動作を起動する処
    理は、前記オブジェクトと前記アバタとの距離に応じて
    動作を起動することを特徴とする請求項1記載の3次元
    仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法。
  3. 【請求項3】 前記距離に応じて動作を起動する処理
    は、前記オブジェクトと前記アバタとの距離を複数の区
    間に分け、区間毎に対応する前記オブジェクトの動作を
    設定し、前記距離に対応する区間に応じた動作を起動す
    ることを特徴とする請求項2記載の3次元仮想空間内部
    におけるオブジェクト動作制御方法。
  4. 【請求項4】 表示装置上でユーザが3次元仮想空間内
    部のオブジェクトを選択し、この選択したオブジェクト
    の動作を起動する3次元仮想空間内部におけるオブジェ
    クト動作制御方法であって、前記オブジェクトと前記3
    次元仮想空間内におけるユーザの視界を決定するカメラ
    との位置関係に応じて前記オブジェクト毎に付与されて
    いる動作を起動することを特徴とする3次元仮想空間内
    部におけるオブジェクト動作制御方法。
  5. 【請求項5】 前記位置関係に応じて動作を起動する処
    理は、前記オブジェクトと前記カメラとの距離に応じて
    動作を起動することを特徴とする請求項4記載の3次元
    仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法。
  6. 【請求項6】 前記距離に応じて動作を起動する処理
    は、前記オブジェクトと前記カメラとの距離を複数の区
    間に分け、区間毎に対応する前記オブジェクトの動作を
    設定し、前記距離に対応した区間に応じた動作を起動す
    ることを特徴とする請求項5記載の3次元仮想空間内部
    におけるオブジェクト動作制御方法。
  7. 【請求項7】 表示装置上に表示される3次元仮想空間
    でアバタの位置を制御し得るとともに、3次元仮想空間
    に表示されるオブジェクトを選択し、この選択したオブ
    ジェクトの動作を起動する3次元仮想空間内部における
    オブジェクト動作制御方法であって、前記選択したオブ
    ジェクトと前記アバタとの位置関係および前記オブジェ
    クトと前記3次元仮想空間内におけるユーザの視界を決
    定するカメラとの位置関係に応じて前記オブジェクトに
    付与されている動作を起動することを特徴とする3次元
    仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法。
  8. 【請求項8】 前記動作の起動は、前記オブジェクトと
    前記アバタとの距離および前記オブジェクトと前記カメ
    ラとの距離に応じて動作を起動することを特徴とする請
    求項7記載の3次元仮想空間内部におけるオブジェクト
    動作制御方法。
  9. 【請求項9】 前記動作の起動は、前記オブジェクトと
    前記アバタとの距離および前記オブジェクトと前記カメ
    ラとの距離をそれぞれ複数の区間に分け、区間毎に対応
    する前記オブジェクトの動作を設定し、前記距離に対応
    する区間に応じて動作を起動することを特徴とする請求
    項8記載の3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動
    作制御方法。
  10. 【請求項10】 表示装置上に表示される3次元仮想空
    間でアバタの位置を制御し得るとともに、3次元仮想空
    間に表示されるオブジェクトをユーザが選択し、この選
    択したオブジェクトの動作を起動する3次元仮想空間内
    部におけるオブジェクト動作制御装置であって、前記3
    次元仮想空間内部での前記オブジェクトの第1座標と前
    記アバタの第2座標を格納する座標記憶手段と、前記第
    1座標と第2座標との距離を計算する距離計算手段と、
    この計算した距離を所定の基準値と比較する比較手段
    と、この比較結果に基づき前記オブジェクトに付与され
    ている動作を起動する起動手段とを有することを特徴と
    する3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御
    装置。
  11. 【請求項11】 表示装置上に表示される3次元仮想空
    間でユーザがオブジェクトを選択し、この選択したオブ
    ジェクトの動作を起動する3次元仮想空間内部における
    オブジェクト動作制御装置であって、前記3次元仮想空
    間内部での前記オブジェクトの第1座標と前記3次元仮
    想空間内におけるユーザの視界を決定するカメラの第3
    座標を格納する座標記憶手段と、前記第1座標と前記第
    3座標との距離を計算する距離計算手段と、前記距離を
    所定の基準値と比較する比較手段と、この比較結果に基
    づき前記オブジェクトに付与されている動作を起動する
    起動手段とを有することを特徴とする3次元仮想空間内
    部におけるオブジェクト動作制御装置。
  12. 【請求項12】 表示装置上に表示される3次元仮想空
    間でアバタの位置を制御し得るとともに、3次元仮想空
    間に表示されるオブジェクトをユーザが選択し、この選
    択したオブジェクトの動作を起動する3次元仮想空間内
    部におけるオブジェクト動作制御装置であって、前記3
    次元仮想空間内部での前記オブジェクトの第1座標、前
    記アバタの第2座標、および3次元仮想空間内における
    ユーザの視界を決定するカメラの第3座標を格納する座
    標記憶手段と、前記第1座標と第2座標との第1の距離
    を計算する第1の距離計算手段と、前記第1座標と第3
    座標との第2の距離を計算する第2の距離計算手段と、
    前記第1の距離を第1の所定の基準値と比較する第1の
    比較手段と、前記第2の距離を第2の所定の基準値と比
    較する第2の比較手段と、前記第1および第2の比較手
    段の比較結果に基づき前記オブジェクトに付与されてい
    る動作を起動する起動手段とを有することを特徴とする
    3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御装
    置。
  13. 【請求項13】 前記起動手段は、前記オブジェクトに
    付与されている動作を起動する起動手順を記述したプロ
    グラムを格納した動作記憶手段を有することを特徴とす
    る請求項10乃至12のいずれかに記載の3次元仮想空
    間内部におけるオブジェクト動作制御装置。
  14. 【請求項14】 3次元仮想空間内のオブジェクトの動
    作を起動するオブジェクト動作制御プログラムを記録し
    た記録媒体であって、前記オブジェクトとアバタとの位
    置関係および前記オブジェクトとカメラとの位置関係を
    測定させ、この測定した位置関係に応じてオブジェクト
    毎に付与されている動作を起動させることを特徴とする
    オブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体。
JP9220476A 1997-08-15 1997-08-15 3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法および装置とオブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH1166351A (ja)

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