JP3357481B2 - ラッチ装置及び蓋開閉防止装置 - Google Patents
ラッチ装置及び蓋開閉防止装置Info
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- JP3357481B2 JP3357481B2 JP26994894A JP26994894A JP3357481B2 JP 3357481 B2 JP3357481 B2 JP 3357481B2 JP 26994894 A JP26994894 A JP 26994894A JP 26994894 A JP26994894 A JP 26994894A JP 3357481 B2 JP3357481 B2 JP 3357481B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ノート型のパ
ーソナルコンピュータ等に用いられるラッチ装置に関す
る。
ーソナルコンピュータ等に用いられるラッチ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ノート型のパーソナルコンピュータで
は、キーボードを奥側でヒンジを介して本体に取り付
け、キーボードの手前側には、コンピュータ本体に設け
たラッチと弾性係合するストライカを取り付けて、キー
ボードを手前側から開閉可能とするものが提案されてい
る。これによれば、誰でも、キーボードの下のコンピュ
ータ本体内にあるハードディスク装置等に当接すること
ができる。
は、キーボードを奥側でヒンジを介して本体に取り付
け、キーボードの手前側には、コンピュータ本体に設け
たラッチと弾性係合するストライカを取り付けて、キー
ボードを手前側から開閉可能とするものが提案されてい
る。これによれば、誰でも、キーボードの下のコンピュ
ータ本体内にあるハードディスク装置等に当接すること
ができる。
【0003】ところで、コンピュータの所有者等(正当
な者)以外の者には不正な操作をさせないように、キー
ボードは簡単には開けられないのがよい。反面、正当な
者がキーボードを開ける場合には、簡単に開けられるの
がよい。
な者)以外の者には不正な操作をさせないように、キー
ボードは簡単には開けられないのがよい。反面、正当な
者がキーボードを開ける場合には、簡単に開けられるの
がよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、通常は簡単にラッチ操作できるとともに、ラッ
チ操作を阻止したいときにはそれを簡単に実現できるラ
ッチ装置を提供することを目的とする。
考慮し、通常は簡単にラッチ操作できるとともに、ラッ
チ操作を阻止したいときにはそれを簡単に実現できるラ
ッチ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明のラッチ装置は、ラッチ体
と、このラッチ体に設けられるラッチ部と、このラッチ
部に係脱自在に弾性的に係合するストライカと、前記ラ
ッチ体に設けられ、ラッチ体に格納される格納位置とラ
ッチ体から引き出される引出位置との間を移動自在とさ
れ、格納位置では、ストライカの係脱を可能とし、引出
位置ではストライカの離脱を阻止する操作部材と、この
操作部材とラッチ体との間に設けられ、操作部材を押し
込む毎に操作部材を格納位置と引出位置とに交互に位置
させるとともに、操作部材の位置を格納位置と引出位置
との間で変更するには操作部材の押し込みを要する作動
手段と、前記操作部材に設けられ、操作部材の引出位置
に置いてロック部材を挿通可能とし、ロック部材が障害
となって操作部材の押し込みを阻止するロック孔と、を
備え、 前記操作部材は、ストライカを貫通させる操作孔
を備え、操作孔は、ストライカの係脱移動を可能とする
大径部と、ストライカの離脱移動を阻止する小径部と
を、操作部材の移動方向に沿って連通して備え、操作部
材の格納位置では、大径部がストライカ係脱移動路に位
置し、操作部材の引出位置では、小径部がストライカ係
脱移動路に位置してなり、 前記ロック孔は、前記大径部
で構成されることを特徴とする。
に、請求項1に係る本発明のラッチ装置は、ラッチ体
と、このラッチ体に設けられるラッチ部と、このラッチ
部に係脱自在に弾性的に係合するストライカと、前記ラ
ッチ体に設けられ、ラッチ体に格納される格納位置とラ
ッチ体から引き出される引出位置との間を移動自在とさ
れ、格納位置では、ストライカの係脱を可能とし、引出
位置ではストライカの離脱を阻止する操作部材と、この
操作部材とラッチ体との間に設けられ、操作部材を押し
込む毎に操作部材を格納位置と引出位置とに交互に位置
させるとともに、操作部材の位置を格納位置と引出位置
との間で変更するには操作部材の押し込みを要する作動
手段と、前記操作部材に設けられ、操作部材の引出位置
に置いてロック部材を挿通可能とし、ロック部材が障害
となって操作部材の押し込みを阻止するロック孔と、を
備え、 前記操作部材は、ストライカを貫通させる操作孔
を備え、操作孔は、ストライカの係脱移動を可能とする
大径部と、ストライカの離脱移動を阻止する小径部と
を、操作部材の移動方向に沿って連通して備え、操作部
材の格納位置では、大径部がストライカ係脱移動路に位
置し、操作部材の引出位置では、小径部がストライカ係
脱移動路に位置してなり、 前記ロック孔は、前記大径部
で構成されることを特徴とする。
【0006】請求項2に係る本発明のラッチ装置は、請
求項1の構成において、前記ロック孔の孔縁が金属材で
補強されてなることを特徴とする。
求項1の構成において、前記ロック孔の孔縁が金属材で
補強されてなることを特徴とする。
【0007】
【0008】請求項3に係る本発明の蓋開閉防止装置
は、請求項1又は2のラッチ装置が情報機器装置に用い
られ、ストライカとラッチ体とのいずれか一方が蓋に取
り付けられ、他方が蓋によって閉じられる機器収容室体
に取り付けられてなることを特徴とする。
は、請求項1又は2のラッチ装置が情報機器装置に用い
られ、ストライカとラッチ体とのいずれか一方が蓋に取
り付けられ、他方が蓋によって閉じられる機器収容室体
に取り付けられてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、操作部材が格納位置にある
とき、ラッチ部へストライカが係脱自在とされる。格納
位置において操作部材を押し込むと、操作部材は、引出
位置へ位置する。引出位置では、ストライカはラッチ部
と離脱できない。
とき、ラッチ部へストライカが係脱自在とされる。格納
位置において操作部材を押し込むと、操作部材は、引出
位置へ位置する。引出位置では、ストライカはラッチ部
と離脱できない。
【0010】引出位置において操作部材を押し込むと、
操作部材は格納位置へ復帰する。格納位置、引出位置
は、操作部材を押し込むことにより、順次得られ、か
つ、操作部材を押し込まない限りは、それら位置がそれ
ぞれ保持される。
操作部材は格納位置へ復帰する。格納位置、引出位置
は、操作部材を押し込むことにより、順次得られ、か
つ、操作部材を押し込まない限りは、それら位置がそれ
ぞれ保持される。
【0011】ここで、操作部材の引出位置では、ロック
孔に、例えば、チェーンロック等のロック部材を通すこ
とにより、ロック部材が障害となって操作部材の押し込
みが阻止され、従って、ストライカは、ラッチ部と離脱
できない。
孔に、例えば、チェーンロック等のロック部材を通すこ
とにより、ロック部材が障害となって操作部材の押し込
みが阻止され、従って、ストライカは、ラッチ部と離脱
できない。
【0012】従って、通常は、操作部材を格納位置へ位
置させておけば、ラッチ部へストライカを係脱させるだ
けで、簡単にラッチ操作できる。
置させておけば、ラッチ部へストライカを係脱させるだ
けで、簡単にラッチ操作できる。
【0013】一方、ラッチ操作を阻止したいときには、
操作部材を押し込んで引出位置へ位置させ、そして、ロ
ック孔にロック部材を通すだけで、簡単にラッチ操作の
阻止を実現できる。また、操作部材の格納位置でストラ
イカの係脱移動を可能とする大径部をロック孔とするこ
とにより、ロック孔を操作孔と共用できる分、効果的で
ある。
操作部材を押し込んで引出位置へ位置させ、そして、ロ
ック孔にロック部材を通すだけで、簡単にラッチ操作の
阻止を実現できる。また、操作部材の格納位置でストラ
イカの係脱移動を可能とする大径部をロック孔とするこ
とにより、ロック孔を操作孔と共用できる分、効果的で
ある。
【0014】請求項2にあるように、ロック孔の孔縁を
金属材で補強することにより、操作部材を合成樹脂等で
形成した場合にも、ロック部材による操作部材の押し込
みの阻止にあたって、操作部材に十分な耐力を与えるこ
とができる。
金属材で補強することにより、操作部材を合成樹脂等で
形成した場合にも、ロック部材による操作部材の押し込
みの阻止にあたって、操作部材に十分な耐力を与えるこ
とができる。
【0015】
【0016】上記ラッチ装置は、請求項3にあるよう
に、情報機器装置に用いて、例えば、ストライカを蓋に
取り付け、ラッチ体を機器収容室体に取り付けることが
可能である。これによれば、正当な者が蓋を開けて機器
に当接する場合に簡単に蓋の開閉を行うことができる一
方、不当な者が不正な操作をなすことを禁ずべく蓋の開
閉を防止することも簡単に実現することができる。
に、情報機器装置に用いて、例えば、ストライカを蓋に
取り付け、ラッチ体を機器収容室体に取り付けることが
可能である。これによれば、正当な者が蓋を開けて機器
に当接する場合に簡単に蓋の開閉を行うことができる一
方、不当な者が不正な操作をなすことを禁ずべく蓋の開
閉を防止することも簡単に実現することができる。
【0017】具体的には、情報機器装置としては、ノー
ト型のパーソナルコンピュータが可能であり、蓋として
キーボードが可能であり、キーボード下のコンピュータ
本体内のハードディスク装置等への不正な操作を禁ずる
ことができる。
ト型のパーソナルコンピュータが可能であり、蓋として
キーボードが可能であり、キーボード下のコンピュータ
本体内のハードディスク装置等への不正な操作を禁ずる
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るラッチ装置の一実施例
を、情報機器装置としてのノート型のパーソナルコンピ
ュータに適用して、図1乃至図8に基づき説明する。
を、情報機器装置としてのノート型のパーソナルコンピ
ュータに適用して、図1乃至図8に基づき説明する。
【0019】図2に示すように、ノート型のパーソナル
コンピュータ10では、外カバー12の内面に液晶表示
部14が設けられ、外カバー12を開けると、キーボー
ド(蓋を構成する)16が臨まれる。キーボード16は
上面に複数のキー18を備え、手前側から開閉(開閉方
向を矢印Aで図示する)するように、奥側がヒンジを介
してコンピュータ本体(機器収容室体を構成する)11
に取り付けられる。キーボード16を開くと、コンピュ
ータ本体11内が覗け、ハードディスク装置13等に当
接できるようになっている。
コンピュータ10では、外カバー12の内面に液晶表示
部14が設けられ、外カバー12を開けると、キーボー
ド(蓋を構成する)16が臨まれる。キーボード16は
上面に複数のキー18を備え、手前側から開閉(開閉方
向を矢印Aで図示する)するように、奥側がヒンジを介
してコンピュータ本体(機器収容室体を構成する)11
に取り付けられる。キーボード16を開くと、コンピュ
ータ本体11内が覗け、ハードディスク装置13等に当
接できるようになっている。
【0020】キーボード16の手前側コーナー部には、
キーボード16と本体11との間に、ラッチ装置が設け
られる。ラッチ装置は、本体11に取り付けられるラッ
チ20と、キーボード16に取り付けられるストライカ
22とを備える。
キーボード16と本体11との間に、ラッチ装置が設け
られる。ラッチ装置は、本体11に取り付けられるラッ
チ20と、キーボード16に取り付けられるストライカ
22とを備える。
【0021】図1に示すように、ラッチ20は、上下方
向(矢印UPは上方を示す)から見て三角形状のラッチ
体24を備える。ラッチ体24には、凹部26が形成さ
れ、凹部26内には、操作部材としての操作プレート2
8が収容可能とされる。凹部26は、ラッチ体24の底
壁30から立ち上げられた一対の側壁32、34と、そ
られ側壁32、34の一端部側に位置する端壁36とで
囲まれ、上側と、端壁36の反対側とが開放され、端壁
36の反対側に開放された開放口から、上記操作プレー
ト28が矢印P方向(水平方向)へ挿入可能とされる。
向(矢印UPは上方を示す)から見て三角形状のラッチ
体24を備える。ラッチ体24には、凹部26が形成さ
れ、凹部26内には、操作部材としての操作プレート2
8が収容可能とされる。凹部26は、ラッチ体24の底
壁30から立ち上げられた一対の側壁32、34と、そ
られ側壁32、34の一端部側に位置する端壁36とで
囲まれ、上側と、端壁36の反対側とが開放され、端壁
36の反対側に開放された開放口から、上記操作プレー
ト28が矢印P方向(水平方向)へ挿入可能とされる。
【0022】側壁32、34にはそれぞれ、枝片33、
35が対向して突出形成され、底壁30との間に、操作
プレート28の両側部を嵌合させて、操作プレート28
を矢印P方向に沿って移動案内するガイド部38、40
を形成している。底壁30には、矢印Pの向きから見て
左側にラッチ部40が設けられる。ラッチ部40は、底
壁30に開口された矩形のラッチ孔42の両脇におい
て、底壁30の下側へ突出した一対のラッチ片44を対
向して備える。ラッチ片44はラッチ片44間が、突出
中間部で狭められて形成され、対向方向に近接離間すべ
く片持ち的に弾性撓み可能とされる。
35が対向して突出形成され、底壁30との間に、操作
プレート28の両側部を嵌合させて、操作プレート28
を矢印P方向に沿って移動案内するガイド部38、40
を形成している。底壁30には、矢印Pの向きから見て
左側にラッチ部40が設けられる。ラッチ部40は、底
壁30に開口された矩形のラッチ孔42の両脇におい
て、底壁30の下側へ突出した一対のラッチ片44を対
向して備える。ラッチ片44はラッチ片44間が、突出
中間部で狭められて形成され、対向方向に近接離間すべ
く片持ち的に弾性撓み可能とされる。
【0023】そのラッチ部40に対応して、操作プレー
ト28には、操作孔46が形成される。操作孔46は、
矢印P方向に沿って長孔とされ、矢印Pの向きから見
て、奥側が幅狭で形成された小径部48とされ、手前側
が幅広とされた大径部50とされ、小径部48と大径部
50とは連通される。操作プレート28がラッチ体24
の凹部26内に格納された格納位置(図3に2点鎖線で
示す位置)では、大径部50が、ラッチ孔42と上下方
向で対向し、操作プレート28がラッチ体24の凹部2
6から引き出された引出位置(図4に2点鎖線で示す位
置)では、小径部48が、ラッチ孔42と上下方向で対
向する。
ト28には、操作孔46が形成される。操作孔46は、
矢印P方向に沿って長孔とされ、矢印Pの向きから見
て、奥側が幅狭で形成された小径部48とされ、手前側
が幅広とされた大径部50とされ、小径部48と大径部
50とは連通される。操作プレート28がラッチ体24
の凹部26内に格納された格納位置(図3に2点鎖線で
示す位置)では、大径部50が、ラッチ孔42と上下方
向で対向し、操作プレート28がラッチ体24の凹部2
6から引き出された引出位置(図4に2点鎖線で示す位
置)では、小径部48が、ラッチ孔42と上下方向で対
向する。
【0024】上記ストライカ22は、取付片52の下面
に板状の係合脚54を垂下した形状とされ、係合脚54
の先端部は、括れ部56を備える。ストライカ22がラ
ッチ片44間に上方から挿入されると、括れ部56が、
ラッチ片44間の幅狭部に位置するようにして弾性係合
される。また、係合脚54は、括れ部56より基端側
に、係合脚54の肉厚方向に張出された張出部58を備
える。ストライカ22の係合脚54の中間部は操作プレ
ート28の操作孔46内を貫通するが、張出部58の部
位では、ストライカ22の係合脚54の肉厚方向の寸法
が、操作孔46の大径部50の幅寸法より小さくされ、
操作孔46の小径部48の幅寸法より大きくされる。従
って、操作プレート28が格納位置にあって大径部50
がラッチ孔42と対向する状態(図8に実線で示す状
態)では、ストライカ22の係合脚54が、上下方向
に、操作プレート28の大径部40内に対して挿入抜去
でき、ストライカ22はラッチ部40と係脱することが
できる。操作プレート28が引出位置にあって小径部4
8がラッチ孔42と対向する状態(図8に2点鎖線で示
す状態)では、張出部58が小径部48の縁に当接する
ことにより、ストライカ22の係合脚54が、操作プレ
ート28の大径部50内に対して挿入抜去できず、スト
ライカ22はラッチ部40と離脱できず、また、係合も
できない。
に板状の係合脚54を垂下した形状とされ、係合脚54
の先端部は、括れ部56を備える。ストライカ22がラ
ッチ片44間に上方から挿入されると、括れ部56が、
ラッチ片44間の幅狭部に位置するようにして弾性係合
される。また、係合脚54は、括れ部56より基端側
に、係合脚54の肉厚方向に張出された張出部58を備
える。ストライカ22の係合脚54の中間部は操作プレ
ート28の操作孔46内を貫通するが、張出部58の部
位では、ストライカ22の係合脚54の肉厚方向の寸法
が、操作孔46の大径部50の幅寸法より小さくされ、
操作孔46の小径部48の幅寸法より大きくされる。従
って、操作プレート28が格納位置にあって大径部50
がラッチ孔42と対向する状態(図8に実線で示す状
態)では、ストライカ22の係合脚54が、上下方向
に、操作プレート28の大径部40内に対して挿入抜去
でき、ストライカ22はラッチ部40と係脱することが
できる。操作プレート28が引出位置にあって小径部4
8がラッチ孔42と対向する状態(図8に2点鎖線で示
す状態)では、張出部58が小径部48の縁に当接する
ことにより、ストライカ22の係合脚54が、操作プレ
ート28の大径部50内に対して挿入抜去できず、スト
ライカ22はラッチ部40と離脱できず、また、係合も
できない。
【0025】矢印Pの向きから見て右側には、端壁36
から手前側へ、係止棒60が突設される。また、図5に
示すように、操作プレート28の下面には、係止片62
が突出形成され、コイルスプリング64(操作プレート
付勢手段)の一端側が係止棒60に嵌合するとともに、
他端が係止片62に係止される。コイルスプリング64
によれば、操作プレート28は、常時、引出位置へ移動
付勢される(矢印Pと反対の向きへ付勢される)。コイ
ルスプリング64に対応して、ラッチ体24の底壁30
には、緩い円弧状の凹部66が形成され、操作プレート
28の下面には、凹部68が形成されて、凹部66、6
8に沿って、コイルスプリング64が延設される。
から手前側へ、係止棒60が突設される。また、図5に
示すように、操作プレート28の下面には、係止片62
が突出形成され、コイルスプリング64(操作プレート
付勢手段)の一端側が係止棒60に嵌合するとともに、
他端が係止片62に係止される。コイルスプリング64
によれば、操作プレート28は、常時、引出位置へ移動
付勢される(矢印Pと反対の向きへ付勢される)。コイ
ルスプリング64に対応して、ラッチ体24の底壁30
には、緩い円弧状の凹部66が形成され、操作プレート
28の下面には、凹部68が形成されて、凹部66、6
8に沿って、コイルスプリング64が延設される。
【0026】また、操作プレート28の上面には矢印P
の向きから見て右側に、案内溝70が形成され、これに
対応して、端壁36からは案内ロッド72が延設され
る。案内ロッド72の一端78は下側に屈曲されて、端
壁36に形成された開口74から外方に出て、端壁36
の外面に形成された係止溝76に嵌合して保持され、案
内ロッド72の軸回りの姿勢を保持し、また、矢印Pの
向きから見て案内ロッド72の軸方向手前側への移動を
阻止する。案内ロッド72の他端は下側に屈曲されて、
案内溝70に係合する案内端80とされる。
の向きから見て右側に、案内溝70が形成され、これに
対応して、端壁36からは案内ロッド72が延設され
る。案内ロッド72の一端78は下側に屈曲されて、端
壁36に形成された開口74から外方に出て、端壁36
の外面に形成された係止溝76に嵌合して保持され、案
内ロッド72の軸回りの姿勢を保持し、また、矢印Pの
向きから見て案内ロッド72の軸方向手前側への移動を
阻止する。案内ロッド72の他端は下側に屈曲されて、
案内溝70に係合する案内端80とされる。
【0027】案内溝70は、矢印Pの向きに沿って延び
るストレート部82と、ストレート部82の矢印Pと反
対側において、高所部86の周りに形成される環状部8
4とを備え、ストレート部82と環状部84とは連通さ
れる。操作プレート28の矢印P方向に沿う移動に伴
い、案内ロッド72の案内端80は案内溝70に沿って
相対的に移動可能とされる。図6に示すように、環状部
84は上から見て時計方向に順に、a−b部、b部、c
部、d部、e部、e−f部、f部との各領域に区画さ
れ、それぞれの領域では溝深さが異なる。ストレート部
82をa部として、上記の各領域における溝深さは、図
7に示すようにされる。
るストレート部82と、ストレート部82の矢印Pと反
対側において、高所部86の周りに形成される環状部8
4とを備え、ストレート部82と環状部84とは連通さ
れる。操作プレート28の矢印P方向に沿う移動に伴
い、案内ロッド72の案内端80は案内溝70に沿って
相対的に移動可能とされる。図6に示すように、環状部
84は上から見て時計方向に順に、a−b部、b部、c
部、d部、e部、e−f部、f部との各領域に区画さ
れ、それぞれの領域では溝深さが異なる。ストレート部
82をa部として、上記の各領域における溝深さは、図
7に示すようにされる。
【0028】操作プレート28の引出位置では、案内ロ
ッド72の案内端80が、ストレート部82の閉塞端
(環状部84と反対側の端)81に当接して、操作プレ
ート28は、それ以上の矢印Pと反対の向きの移動が阻
止されるとともに、コイルスプリング64の付勢力によ
って、その位置が保持される。コイルスプリング64の
付勢力に抗して、その引出位置から操作プレート28を
矢印Pの向きに押し込むと、それに伴い、案内端80
が、ストレート部82を環状部84へ向けて移動し、環
状部84に入る。a−b部は、a部からb部に向かって
次第に浅くされているが、a−b部とf部との境界で
は、a−b部がf部より深いので、操作プレート28を
更に押し込むと、案内端80は、環状部84を時計方向
に移動し、a−b部から、b部を通ってc部に到る。案
内端80がc部に到ると、操作プレート28はそれ以上
の押し込みができなくなる。c部はb部より深く、d部
はc部より深いので、c部で操作プレート28の押し込
みを止めると、案内端80は、コイルスプリング64の
付勢力によって、c部からd部に入る。d部はV字型に
形成されており、案内端80がd部のV字頂点部に当接
することにより、操作プレート28は矢印Pと反対の向
きの移動が阻止されて格納位置へ位置されるとともに、
コイルスプリング64の付勢力によって、その位置が保
持される。
ッド72の案内端80が、ストレート部82の閉塞端
(環状部84と反対側の端)81に当接して、操作プレ
ート28は、それ以上の矢印Pと反対の向きの移動が阻
止されるとともに、コイルスプリング64の付勢力によ
って、その位置が保持される。コイルスプリング64の
付勢力に抗して、その引出位置から操作プレート28を
矢印Pの向きに押し込むと、それに伴い、案内端80
が、ストレート部82を環状部84へ向けて移動し、環
状部84に入る。a−b部は、a部からb部に向かって
次第に浅くされているが、a−b部とf部との境界で
は、a−b部がf部より深いので、操作プレート28を
更に押し込むと、案内端80は、環状部84を時計方向
に移動し、a−b部から、b部を通ってc部に到る。案
内端80がc部に到ると、操作プレート28はそれ以上
の押し込みができなくなる。c部はb部より深く、d部
はc部より深いので、c部で操作プレート28の押し込
みを止めると、案内端80は、コイルスプリング64の
付勢力によって、c部からd部に入る。d部はV字型に
形成されており、案内端80がd部のV字頂点部に当接
することにより、操作プレート28は矢印Pと反対の向
きの移動が阻止されて格納位置へ位置されるとともに、
コイルスプリング64の付勢力によって、その位置が保
持される。
【0029】d部はc部より深く、e部はd部より深い
ので、格納位置から再度、操作プレート28を押し込む
と、案内端80は、e部に入る。e部では、c部と同様
に、操作プレート28はそれ以上の押し込みができなく
なる。
ので、格納位置から再度、操作プレート28を押し込む
と、案内端80は、e部に入る。e部では、c部と同様
に、操作プレート28はそれ以上の押し込みができなく
なる。
【0030】e部はd部より深く、e−f部はe部より
深いので、e部で操作プレート28の押し込みを止める
と、案内端80は、コイルスプリング64の付勢力によ
って、e−f部、f部、更には、a−b部の一部を通っ
て、a部、すなわち、ストレート部82に入り、ストレ
ート部82の閉塞端81に戻る。従って、操作プレート
28は引出位置へ復帰する。
深いので、e部で操作プレート28の押し込みを止める
と、案内端80は、コイルスプリング64の付勢力によ
って、e−f部、f部、更には、a−b部の一部を通っ
て、a部、すなわち、ストレート部82に入り、ストレ
ート部82の閉塞端81に戻る。従って、操作プレート
28は引出位置へ復帰する。
【0031】このように、案内溝70と案内ロッド72
とは、操作プレート28を押し込む毎に操作プレート2
8を格納位置と引出位置とに交互に位置させるととも
に、操作プレート28の位置を格納位置と引出位置との
間で変更するには操作プレート28の押し込みを要する
作動手段を構成する。
とは、操作プレート28を押し込む毎に操作プレート2
8を格納位置と引出位置とに交互に位置させるととも
に、操作プレート28の位置を格納位置と引出位置との
間で変更するには操作プレート28の押し込みを要する
作動手段を構成する。
【0032】図1に示すように、端壁36には、コ字型
の押さえ金具(案内ロッド付勢手段)88が弾性的に嵌
合し、押さえ金具88の上片90の先端部が、案内ロッ
ド72を押さえ、案内端80を、案内溝70の溝底へ圧
接して、案内端80の案内溝70に沿う円滑な移動を可
能としている。押さえ金具88の下片92はラッチ体2
4の底壁30の下面に当接し、下片92に形成された係
止孔94が、これに対応して底壁30に形成された突起
95に係止され、押さえ金具88の保持が強化されてい
る。
の押さえ金具(案内ロッド付勢手段)88が弾性的に嵌
合し、押さえ金具88の上片90の先端部が、案内ロッ
ド72を押さえ、案内端80を、案内溝70の溝底へ圧
接して、案内端80の案内溝70に沿う円滑な移動を可
能としている。押さえ金具88の下片92はラッチ体2
4の底壁30の下面に当接し、下片92に形成された係
止孔94が、これに対応して底壁30に形成された突起
95に係止され、押さえ金具88の保持が強化されてい
る。
【0033】ここで、操作プレート28の引出位置で
は、操作孔46の大径部50は、ラッチ体24から外方
へ露出する。この大径部50に、図2に示すように、ロ
ック部材としてのチェーンロック202を通せば、この
チェーンロック202がラッチ体24との間で挟まれて
障害となり、操作プレート28を押し込むことができな
い。操作孔46の大径部50は、ロック孔とされる。
は、操作孔46の大径部50は、ラッチ体24から外方
へ露出する。この大径部50に、図2に示すように、ロ
ック部材としてのチェーンロック202を通せば、この
チェーンロック202がラッチ体24との間で挟まれて
障害となり、操作プレート28を押し込むことができな
い。操作孔46の大径部50は、ロック孔とされる。
【0034】なお、ラッチ体24には、取付孔96が形
成され、コンピュータ本体11への取り付け用とされ
る。
成され、コンピュータ本体11への取り付け用とされ
る。
【0035】また、上記操作プレート28は、ラッチ体
24と共に、合成樹脂製とされる。図5に示すように、
操作プレート28の下面には、周部に溝98が形成さ
れ、溝98内には、コ字型の金属材としての金属板20
0が嵌合するようにされ、金属板200の内縁が、操作
孔46の孔縁と同一面とされる。金属板200は、主
に、操作孔46の大径部50(ロック孔)に対応して設
けられ、そのロック孔を補強する。
24と共に、合成樹脂製とされる。図5に示すように、
操作プレート28の下面には、周部に溝98が形成さ
れ、溝98内には、コ字型の金属材としての金属板20
0が嵌合するようにされ、金属板200の内縁が、操作
孔46の孔縁と同一面とされる。金属板200は、主
に、操作孔46の大径部50(ロック孔)に対応して設
けられ、そのロック孔を補強する。
【0036】更に、ラッチ体24の端壁36には、開口
204が形成され、操作プレート28が格納位置にある
ときに、操作プレート28の端壁36側の端部の一部
が、その開口204を貫通してラッチ体24の外方へ延
出されるようになっている。
204が形成され、操作プレート28が格納位置にある
ときに、操作プレート28の端壁36側の端部の一部
が、その開口204を貫通してラッチ体24の外方へ延
出されるようになっている。
【0037】上記構成によれば、操作プレート28が格
納位置にあるとき、ラッチ部40へストライカ22が係
脱自在とされる。格納位置において操作プレート28を
押し込むと、操作プレート28は、引出位置へ位置す
る。引出位置では、ストライカ22はラッチ部44と離
脱できない。
納位置にあるとき、ラッチ部40へストライカ22が係
脱自在とされる。格納位置において操作プレート28を
押し込むと、操作プレート28は、引出位置へ位置す
る。引出位置では、ストライカ22はラッチ部44と離
脱できない。
【0038】引出位置において操作プレート28を押し
込むと、操作プレート28は格納位置へ復帰する。
込むと、操作プレート28は格納位置へ復帰する。
【0039】格納位置、引出位置は、操作プレート28
を押し込むことにより、順次得られ、かつ、操作プレー
ト28を押し込まない限りは、それら位置がそれぞれ保
持される。
を押し込むことにより、順次得られ、かつ、操作プレー
ト28を押し込まない限りは、それら位置がそれぞれ保
持される。
【0040】ここで、操作プレート28の引出位置で
は、操作孔46の大径部50(ロック孔)に、チェーン
ロック202を通すことにより、チェーンロック202
が障害となって操作プレート28の押し込みが阻止され
る。ストライカ22は、ラッチ部44と離脱できない。
は、操作孔46の大径部50(ロック孔)に、チェーン
ロック202を通すことにより、チェーンロック202
が障害となって操作プレート28の押し込みが阻止され
る。ストライカ22は、ラッチ部44と離脱できない。
【0041】従って、通常は、操作プレートを格納位置
へ位置させておけば、ラッチ部40へストライカ22を
係脱させるだけで、簡単にラッチ操作できる。
へ位置させておけば、ラッチ部40へストライカ22を
係脱させるだけで、簡単にラッチ操作できる。
【0042】一方、ラッチ操作を阻止したいときには、
操作プレート28を押し込んで引出位置へ位置させ、そ
して、操作孔46の大径部50(ロック孔)にチェーン
ロック202を通すだけで、簡単にラッチ操作の阻止を
実現できる。
操作プレート28を押し込んで引出位置へ位置させ、そ
して、操作孔46の大径部50(ロック孔)にチェーン
ロック202を通すだけで、簡単にラッチ操作の阻止を
実現できる。
【0043】操作孔46の大径部50(ロック孔)の孔
縁を金属板200で補強することにより、操作プレート
28を合成樹脂等で形成した場合にも、チェーンロック
202による操作プレート28の押し込みの阻止にあた
って、操作プレート28に十分な耐力を与えることがで
きる。
縁を金属板200で補強することにより、操作プレート
28を合成樹脂等で形成した場合にも、チェーンロック
202による操作プレート28の押し込みの阻止にあた
って、操作プレート28に十分な耐力を与えることがで
きる。
【0044】また、ロック孔を、操作孔46とは別個に
設けることも勿論可能であるが、操作プレート28の格
納位置でストライカ22の係脱移動を可能とする大径部
50をロック孔とすることにより、ロック孔を操作孔4
6と共用できる分、効果的である。
設けることも勿論可能であるが、操作プレート28の格
納位置でストライカ22の係脱移動を可能とする大径部
50をロック孔とすることにより、ロック孔を操作孔4
6と共用できる分、効果的である。
【0045】上記ラッチ装置を、ノート型のパーソナル
コンピュータに用いれば、正当な者がキーボード16を
開けてコンピュータ本体11内のハードディスク装置1
3等に当接する場合に簡単にキーボード16の開閉を行
うことができる一方、不当な者がハードディスク装置1
3等への不正な操作をなすことを禁ずべくキーボード1
6の開閉を防止することも簡単に実現することができ。
コンピュータに用いれば、正当な者がキーボード16を
開けてコンピュータ本体11内のハードディスク装置1
3等に当接する場合に簡単にキーボード16の開閉を行
うことができる一方、不当な者がハードディスク装置1
3等への不正な操作をなすことを禁ずべくキーボード1
6の開閉を防止することも簡単に実現することができ。
【0046】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく種々の変更が可能である。例えば、上記実施例で
は、ノート型のパーソナルコンピュータに用いられるラ
ッチ装置について説明したが、そのようなパーソナルコ
ンピュータに限定されるものではなく、他の情報機器装
置についても適用可能であり、請求項1乃至3に係る発
明では、情報機器装置以外の他のものについても適用可
能である。
なく種々の変更が可能である。例えば、上記実施例で
は、ノート型のパーソナルコンピュータに用いられるラ
ッチ装置について説明したが、そのようなパーソナルコ
ンピュータに限定されるものではなく、他の情報機器装
置についても適用可能であり、請求項1乃至3に係る発
明では、情報機器装置以外の他のものについても適用可
能である。
【0047】また、上記実施例では、ラッチ体24をコ
ンピュータ本体11に取り付け、ストライカ22をキー
ボード16に取り付けているが、逆に、ラッチ体をキー
ボードに取りつけ、ズトライカをコンピュータ本体に取
り付けてもよいものである。
ンピュータ本体11に取り付け、ストライカ22をキー
ボード16に取り付けているが、逆に、ラッチ体をキー
ボードに取りつけ、ズトライカをコンピュータ本体に取
り付けてもよいものである。
【0048】更に、上記実施例では、操作孔46を小径
部48と大径部50とで構成して、操作部材の格納位置
では、ストライカの離脱を阻止し、操作部材の引出位置
ではストライカの係脱を可能としているが、それに限定
されるものでない。また、操作部材を押し込む毎に操作
部材を格納位置と引出位置とに交互に位置させるととも
に、操作部材の位置を格納位置と引出位置との間で変更
するには操作部材の押し込みを要する作動手段について
も、上記実施例に限定されるものではない。
部48と大径部50とで構成して、操作部材の格納位置
では、ストライカの離脱を阻止し、操作部材の引出位置
ではストライカの係脱を可能としているが、それに限定
されるものでない。また、操作部材を押し込む毎に操作
部材を格納位置と引出位置とに交互に位置させるととも
に、操作部材の位置を格納位置と引出位置との間で変更
するには操作部材の押し込みを要する作動手段について
も、上記実施例に限定されるものではない。
【0049】また、ロック部材としても、チェーンロッ
クに限定されるものではなく、他の種々のロック部材が
可能である。
クに限定されるものではなく、他の種々のロック部材が
可能である。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のラッチ
装置によれば、通常は簡単にラッチ操作できるととも
に、ラッチ操作を阻止したいときにはそれを簡単に実現
できる優れた効果が奏せられる。また、ロック孔を操作
孔と共有できることで、ロック孔が効果的に用いられ
る。
装置によれば、通常は簡単にラッチ操作できるととも
に、ラッチ操作を阻止したいときにはそれを簡単に実現
できる優れた効果が奏せられる。また、ロック孔を操作
孔と共有できることで、ロック孔が効果的に用いられ
る。
【図1】本発明のラッチ装置の一実施例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】本実施例のラッチ装置を適用したノート型のパ
ーソナルコンピュータを示す斜視図である。
ーソナルコンピュータを示す斜視図である。
【図3】本実施例のラッチ装置を見下げて示し、操作プ
レートが格納位置にある状態を示す図である。
レートが格納位置にある状態を示す図である。
【図4】操作プレートが引出位置にある状態を示す、図
3に対応する図である。
3に対応する図である。
【図5】操作プレートを下側から見た斜視図である。
【図6】操作プレートの案内溝を上側から見た図であ
る。
る。
【図7】操作プレートの案内溝の溝深さを示す、縦断面
図である。
図である。
【図8】ストライカのラッチ部との係脱を示す縦断面図
である。
である。
10 パーソナルコンピュータ(情報機器装置) 11 コンピュータ本体(機器収容室体) 16 キーボード(蓋) 22 ストライカ 24 ラッチ体 28 操作プレート(操作部材) 40 ラッチ部 46 操作孔 48 小径部 50 大径部(ロック孔) 70 案内溝(作動手段) 72 案内ロッド(作動手段) 202 チェーンロック(ロック部材) 200 金属板(金属材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/00 E05B 73/00 G06F 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 ラッチ体と、 このラッチ体に設けられるラッチ部と、 このラッチ部に係脱自在に弾性的に係合するストライカ
と、 前記ラッチ体に設けられ、ラッチ体に格納される格納位
置とラッチ体から引き出される引出位置との間を移動自
在とされ、格納位置では、ストライカの係脱を可能と
し、引出位置ではストライカの離脱を阻止する操作部材
と、 この操作部材とラッチ体との間に設けられ、操作部材を
押し込む毎に操作部材を格納位置と引出位置とに交互に
位置させるとともに、操作部材の位置を格納位置と引出
位置との間で変更するには操作部材の押し込みを要する
作動手段と、 前記操作部材に設けられ、操作部材の引出位置に置いて
ロック部材を挿通可能とし、ロック部材が障害となって
操作部材の押し込みを阻止するロック孔と、 を備え、 前記操作部材は、ストライカを貫通させる操作孔を備
え、操作孔は、ストライカの係脱移動を可能とする大径
部と、ストライカの離脱移動を阻止する小径部とを、操
作部材の移動方向に沿って連通して備え、操作部材の格
納位置では、大径部がストライカ係脱移動路に位置し、
操作部材の引出位置では、小径部がストライカ係脱移動
路に位置してなり、 前記ロック孔は、前記大径部で構成される ことを特徴と
するラッチ装置。 - 【請求項2】 前記ロック孔の孔縁が金属材で補強され
てなる請求項1に記載のラッチ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のラッチ装置が情報機器
装置に用いられ、ストライカとラッチ体とのいずれか一
方が蓋に取り付けられ、他方が蓋によって閉じられる機
器収容室体に取り付けられてなる蓋開閉防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26994894A JP3357481B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | ラッチ装置及び蓋開閉防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26994894A JP3357481B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | ラッチ装置及び蓋開閉防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135269A JPH08135269A (ja) | 1996-05-28 |
JP3357481B2 true JP3357481B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17479445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26994894A Expired - Fee Related JP3357481B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | ラッチ装置及び蓋開閉防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3357481B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015247B1 (ko) * | 2003-08-11 | 2011-02-18 | 엘지전자 주식회사 | 테블릿 컴퓨터의 키보드 잠금장치 |
TWI324904B (en) * | 2006-09-05 | 2010-05-11 | Twinhead Int Corp | Hook structure |
JP5700573B2 (ja) * | 2012-11-09 | 2015-04-15 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 電子機器 |
-
1994
- 1994-11-02 JP JP26994894A patent/JP3357481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08135269A (ja) | 1996-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |